手軽に真空状態にできると評判の真空パック機、フードセーバー ポータブル FS1190/FS1191。「小型ながらパワーがある」と高く評価されていますが、口コミのなかには「吸引力はやや物足りない」といった気になる声もみられ、購入をためらっている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の4つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
鮮度の保ちやすさ
使いやすさ
真空にかかる時間
ランニングコストの低さ
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の真空パック機とも比較 。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、真空パック機選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
7,190円
おすすめスコア
鮮度の保ちやすさ
使いやすさ
真空にかかる時間
ランニングコストの低さ
本体タイプ | ハンディタイプ |
---|---|
専用袋不要 | |
ロールカッターあり | |
モード種類 | 脱気(手動)、キャニスター |
良い
気になる
真空度合いを調節できる手動モードやキャニスターもついているため、柔らかい食材や汁物の保存にも活躍します。また「吸引力がやや物足りない」との口コミに反して、性能はパワフルです。実際に真空するのにかかる時間は10.66秒と、比較した全商品の平均である15.08秒(※2024年10月時点)よりスピーディでした。忙しい人にも使いやすいでしょう。
一方で、食材の種類によって保存後の鮮度に差がみられたのは気になるところ。実際に野菜類を真空状態で3日間保存したところ、もやしはシャキシャキ感を維持できていましたが、アボカドは断面が黒く変色してしまいました。鮮度キープ力を重視する人には不向きです。
専用袋は洗えば繰り返し使えますが、価格はSサイズで1枚あたり110円と高め。比較したほかの商品には20円ほどと安いものがあったことをふまえると、ランニングコストがかかります。とはいえ、コンパクトサイズかつ操作も簡単なため、屋外での使用を考えている人はぜひ購入を検討してみてください。
<おすすめの人>
<おすすめできない人>
実際にフードセーバー ポータブル FS1190/FS1191と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。
フードセーバー ポータブル FS1190/FS1191よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。
サクセスアジア
忙しい人におすすめ!素早く手軽に真空にできるのが魅力
Zwilling J.A.Henckels
鮮度保持力と使い勝手が優秀。幅広い食材に使えるのも美点
フードセーバーは、2022年時点で世界38か国・累計3,700万台以上販売された真空パック機(参照:フードセーバー公式サイト)。今回ご紹介するフードセーバー ポータブル FS1190/FS1191は、シリーズのなかでもとくに小型かつ軽量に設計しているのが特徴です。
サイズは幅5.88×奥行5.68×高さ12cm・重量は0.218kgと手のひらに収まる大きさのため、収納場所にも困りません。食材の鮮度を長く保てるよう、真空時に空気や湿気の侵入を防ぐ独自技術を採用しているのも魅力です。食材の保存だけでなく、料理の下ごしらえや真空調理にも活躍します。
本体カラーは、ブラック・ホワイトの2色。消費電力は2.5Wの充電式なので、キッチン以外の場所でも使えます。セット内容は、以下のとおりです。
<セット内容>
別売りのボトルストッパーを使えば、ワインやオリーブオイルの酸化防止もできますよ。
今回は、フードセーバー ポータブル FS1190/FS1191を含む人気の真空パック機を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
コンパクトサイズで持ち運び時に負担がかからないのも強み。比較した同じハンディタイプの商品には高さが20cm近いものもあったなか、サイズは幅5.88×奥行5.68×高さ12cmと小型です。重量も0.218kgと軽く、外出先でも手軽に使えます。なお、詳しい結果は以下のとおりです。
手動モードを搭載しており、食材の硬さにあわせて真空の加減を調整できます。セットには専用袋に加えてキャニスターも付属しているため、カレー・スープなど汁物の保存にも活躍しますよ。
真空にかかる時間は、実測値で10.66秒とスピーディ。比較した全商品の平均15.08秒(※2024年10月時点)よりも短時間で真空パックにでき、食材の下処理作業をサクサク進められます。
釣りのときに使えば魚をその場で真空保存できるため、鮮度を保ったまま持ち帰れるでしょう。
本体を専用袋の吸引穴に密着させると、「吸引力はやや物足りない」との口コミに反して、満足できるパワーを発揮しました。事前に本体の充電を行い、空気を抜く前には専用袋のジッパーがしっかり閉まっているかを確認してくださいね。
小型で手軽に使えますが、肝心の食材の鮮度はあまり長持ちしません。実際にアボカドを真空パックにしたところ、3日後には断面が黒く変色していました。
比較したほかの商品には断面をきれいな状態に保てたものがあったことをふまえると、色が変わりやすい食材の保存にはやや頼りないといえます。
真空パックにしてから3日後のにんじんは、元の状態よりも少し反ってしまいました。比較した多くの商品で同様の結果でした(※2024年10月時点)が、切るなどの下ごしらえをした食材を保存する場合は早め調理したほうがよいでしょう。
ただし、もやしは3日間経過しても検証スタート時に近い状態をキープ。シャキシャキ感が残っており、香りの劣化も感じませんでした。
今回の検証では食材によって鮮度の持ちに差がみられたため、鮮度の保ちやすさを重視する人には不向きでしょう。
ランニングコストが高いのも気になるところ。比較した商品内では専用袋が約20円と安いものもあったなか、付属しているSサイズの専用袋は1枚あたり110円と高めでした。市販の袋では代用できないため、必要なときにすぐ買い足せないのもネックです。
専用袋は洗って繰り返し使えますが、大量の食材を保存したい・真空パック機の使用頻度が高い人は出費が大きくなる可能性があります。
本体タイプ | ハンディタイプ |
---|---|
専用袋不要 | |
ロールカッターあり | |
モード種類 | 脱気(手動)、キャニスター |
良い
気になる
幅 | 5.88cm |
---|---|
奥行 | 5.68cm |
高さ | 12cm |
本体重量 | 0.218kg |
袋の繰り返し使用可能 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
7,190円
(最安)
販売価格:7,190円
ポイント:0円相当
送料無料
(84件)
8,109円
(+919円)
販売価格:8,109円
ポイント:0円相当
送料無料
(100件)
8,109円
(+919円)
販売価格:8,109円
ポイント:0円相当
送料無料
(174件)
8,430円
(+1,240円)
販売価格:8,507円
ポイント:77円相当
送料無料
8,502円
(+1,312円)
販売価格:8,580円
ポイント:78円相当
送料別
8,621円
(+1,431円)
販売価格:8,700円
ポイント:79円相当
送料無料
8,666円
(+1,476円)
販売価格:8,745円
ポイント:79円相当
送料無料
8,681円
(+1,491円)
販売価格:8,760円
ポイント:79円相当
送料別
8,720円
(+1,530円)
販売価格:8,800円
ポイント:80円相当
送料無料
8,720円
(+1,530円)
販売価格:8,800円
ポイント:80円相当
送料無料
9,087円
(+1,897円)
販売価格:9,170円
ポイント:83円相当
送料無料
9,087円
(+1,897円)
販売価格:9,170円
ポイント:83円相当
送料無料
9,277円
(+2,087円)
販売価格:9,362円
ポイント:85円相当
送料無料
9,662円
(+2,472円)
販売価格:9,750円
ポイント:88円相当
送料無料
10,058円
(+2,868円)
販売価格:10,150円
ポイント:92円相当
送料別
12,391円
(+5,201円)
販売価格:12,504円
ポイント:113円相当
送料無料
12,391円
(+5,201円)
販売価格:12,504円
ポイント:113円相当
送料無料
16,904円
(+9,714円)
販売価格:17,059円
ポイント:155円相当
送料別
17,598円
(+10,408円)
販売価格:17,759円
ポイント:161円相当
送料別
ここでは、フードセーバー ポータブル FS1190/FS1191よりも鮮度の保ちやすさ・使いやすさで高評価を獲得した商品をご紹介します。あわせてチェックしてみてください。
DOMO コードレス真空パック器は、鮮度キープ力に優れています。実際に真空パックにして3日間保存したところ、アボカドは変色せず、もやしもシャキシャキ感が残っていました。見た目・香りの劣化を防げ、食材をおいしく食べ切れるでしょう。
真空にかかる時間がわずか3.4秒と、待ち時間が少ないのも強み。ハンディタイプで使いやすいうえに手動モードもあり、柔らかい食材も潰さず真空状態にできます。ECサイトでの販売価格は2,000円弱とリーズナブル(※2024年10月時点)なので、はじめの1台にもぴったりです。
ツヴィリング フレッシュ&セーブ 真空保存スターターセットは、さまざまな食材を保存したい人におすすめです。専用袋・キャニスターが付属しており、野菜類はもちろん、水気の多い食材や汁物も保存できます。
ハンディタイプで使い勝手もよく、専用袋のバルブに本体を当ててボタンを押すだけと操作は簡単でした。3日間真空保存したアボカド・もやしに劣化もみられなかったため、食材の鮮度も長持ちさせられるでしょう。
フードセーバー ポータブル FS1190/FS1191は、公式オンラインショップのほか、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトにて購入できます。なお、公式オンラインショップでの販売価格は税込11,000円です(※2024年10月時点)。
専用袋・キャニスターは以下のような価格で別売りされているので、追加購入もできますよ。
<専用アクセサリー>
価格はすべて2024年10月時点のもの
ここでは、フードセーバー ポータブル FS1190/FS1191の使い方をご紹介します。使用する容器によって手順が異なるので、購入前に確認しておきましょう。
<ジッパーバッグ>
①食材を入れて、ジッパーを閉じる
②袋の吸引口に本体を設置し、空気が抜けるまで吸引ボタンを押し続ける
③真空状態になったらボタンを離す
<真空キャニスター>
①食材を入れて、フタをする
②フタについている緑のバルブの三角を右に回して「吸引・保管」に合わせる
①吸引口と本体を合わせて、空気が抜けるまで吸引ボタンを押し続ける
②フタについている真空サインが凹んだあと、吸引ボタンを約10秒押し続ける
吸引ボタンをオフにしても数秒間は吸引が続くので、柔らかい食材を保存するときは早めに吸引ボタンから手を離すようにしましょう。
(参照:フードセーバー公式サイト)
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。