ワインや日本酒も真空保存できる真空パック機、フードセーバー V2240。インターネット上では「簡単に真空パックができる」「鮮度が落ちない」などと評判ですが、実際のところ口コミどおりか気になりますよね?
そこで今回は、フードセーバー V2240を含む真空パック機全9商品を実際に使って、真空後のおいしさ・使いやすさ・袋1枚あたりのコストを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
すべての検証は
マイベストが行っています
フードセーバー V2240は、はじめての人でも簡単に使えて、しっかり鮮度も保てる真空パック機を探している人におすすめです。比較した商品には脱気中にシールを貼る作業が必要なものもあったなか、ボタン1つで脱気からシールまで自動で行えます。フタのロックもレバーを下げるだけで簡単にかけられました。
フタの裏に手順がかかれているのもうれしいポイント。比較したほかの商品のように説明書を読みながら操作する必要はありません。「簡単に真空パックができる」という口コミどおり、初心者でも扱いやすいでしょう。
実際に肉と野菜を真空後に冷凍・冷蔵保存したところ、「鮮度が落ちない」との口コミも納得の結果に。冷凍保存した肉は、柔らかさや旨みをキープできていました。試食したスーパーエコごはん研究家からも「味つけしなくてもおいしい」と好評です。冷蔵だと臭みや酸味が気になったため、肉はかならず冷凍してくださいね。
野菜の鮮度も、比較したなかでトップクラスです。冷凍・冷蔵どちらでもおいしさを保ち、専門家からは「シャキシャキ感がある」と絶賛されました。比較したほかの商品にはしんなりしてしまうものもあったなか、買ったときの新鮮さを長く保てるでしょう。
唯一惜しかったのは、専用袋1枚あたりのコストが高いこと。Sバッグ81円・28cmロールタイプ98.8円と、比較した全商品の平均コスト46円(※執筆時点)を大きく上回りました。頻繁に使うのであれば、ランニングコストの高さがネックになるかもしれません。
価格は執筆時点で1万円前後。安い買い物ではありませんが、ワインや汁気のある料理も真空状態にできるうえ、食材のおいしさを保つ力も優れていて買って損はないでしょう。まとめ買い食材や作り置きおかずを冷凍保存して、いつでもおいしく食べたい人はぜひ検討してみてくださいね。
ニューウェルブランズ・ジャパン合同会社が手がけるフードセーバー。同シリーズは2022年までに累計3,700万台以上も販売実績を誇り、アメリカ・ヨーロッパを中心に人気を博しています。
今回ご紹介するフードセーバー V2240は、レバーを下ろすだけで空気の吸引と自動密封が可能な吸引溝タイプ。大きな特徴は、食品だけでなく日本酒やワインなども真空状態にできることです。付属のボトルストッパーを使えば飲みかけのワインなどの酸化を防げます。汁気を含む食品の設定ボタンも搭載しているので、さまざまなシーンに使えますよ。
付属品が充実している点も魅力。ロールタイプとバッグタイプの専用袋のほか、柔らかい食材や汁物の保存に便利なキャニスターつきです。つぶれやすい食材も形を保ったまま真空状態をキープできますよ。
専用袋だけでなく、菓子袋などの密閉に対応しているのもうれしいポイント。食べかけのスナック菓子や海苔・わかめなどを再度密封し、鮮度を保てます。
サイズは幅41.3×奥行16.4×高さ10cmで、重さは約2kg。フードセーバーのロゴを連想させる、グリーンのデザインです。
今回はフードセーバー V2240を含む、真空パック機全9商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、真空後のおいしさの検証です。
10日間冷凍保存したもの・5日間冷蔵保存した食材それぞれ用意し、スーパーエコごはん研究家の桃世真弓さんに食感や味を評価してもらいました。食材は肉とミックス野菜を使用しています。
真空後に10日間冷凍保存した肉は、柔らかさや旨みをキープできており、冷めてもジューシーさが残っていました。比較した商品には臭みが出てしまったものもあるなか、専門家からも「味つけしなくてもおいしい」と好評です。「鮮度が落ちない」との口コミにも頷けます。
野菜の状態も比較したなかではトップクラスの高評価です。専門家は「シャキシャキ感と水分がほどよく残っている」と絶賛。繊維感がない柔らかさで、おいしく食べられました。
食材をぴったりと真空できる吸引溝タイプなだけあり、比較したノズルタイプのものより時間が経過しても空気が入らず。おいしさを長持ちさせたい人にうってつけでしょう。
5日間冷蔵保存した肉には、パサつきと臭みが出ました。冷凍時とは異なり空気が入ってしまい、専門家からは「旨味が流れ出てしまっている」と指摘されています。少し酸っぱい匂いもするため、真空パックした肉は必ず冷凍で保存してくださいね。
一方、野菜は冷蔵保存でも鮮度を保てました。比較した商品にはしんなりしてしまうものもあったのに対し、専門家からは「フレッシュ感やみずみずしさがある」と好印象。冷凍・冷蔵どちらでも買ったときの状態を保てるでしょう。
続いて、使いやすさの検証です。
脱気からシールまで自動で行えるか・ボタンや本体に操作手順が記載されているか・ロールカッターの有無などに注目し、初心者でも簡単に使えるかを評価しました。
使い方は、袋の端をセットしてフタを閉め「脱気・自動密封」ボタンを押すだけと簡単です。フタはレバーを下げるだけで、楽にロックをかけられました。
比較した商品には脱気中にシールを貼らなければならないものもあったなか、放置できるため初心者でも簡単に扱えるでしょう。「簡単に真空パックができる」という口コミが寄せられるのにも頷けます。
終了の合図はランプの点滅が消えることで把握できる仕様です。比較した音が鳴る仕様の商品より、完了したことがパッと見てわかりにくいのが気になりました。
ロールタイプの袋に対応しているものの、ロールカッターは非搭載。ロールタイプは袋の大きさを自由に決められるメリットがありますが、いちいちハサミで袋を切るのがわずらわしく感じる人は、バッグ状の袋を使ってくださいね。
フタの裏に手順がかかれているのは親切です。比較したほかの商品のように説明書を読みながら操作する必要がないため、はじめての人でも迷わず使いこなせるでしょう。
最後は、袋1枚あたりのコストの検証です。付属の袋1枚当たりの価格が20円以下であれば高評価としています。
結果、Sバッグ81円・28cmロールタイプ98.8円と高めでした。比較した全商品の平均コスト46円(※執筆時点)を大きく上回っています。頻繁に使うのであれば、ランニングコストの高さがネックになるかもしれません。
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
11,568円
(最安)
販売価格:11,674円
ポイント:106円相当
送料無料
11,568円
(最安)
販売価格:11,674円
ポイント:106円相当
送料無料
12,642円
(+1,074円)
販売価格:12,900円
ポイント:258円相当
送料無料
(32件)
13,069円
(+1,501円)
販売価格:13,188円
ポイント:119円相当
送料別
15,488円
(+3,920円)
販売価格:15,630円
ポイント:142円相当
送料別
19,340円
(+7,772円)
販売価格:19,517円
ポイント:177円相当
送料無料
19,340円
(+7,772円)
販売価格:19,517円
ポイント:177円相当
送料無料
フードセーバー V2240は、楽天市場・Amazon・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトで購入できます。値段は執筆時点で1万円前後。取扱店舗によって値段が異なるため、お得に購入できるサイトをチェックしてみてくださいね。
別売りの専用アダプタを購入すると、ジッパーバッグでも使用できます。必要な分だけ取り出せるので、食材を大量に保存したい人におすすめですよ。
最後に、ランニングコストがかかりにくい商品を紹介します。
VERYMODELの全自動真空パック機は、専用袋以外の袋も使える商品。専用袋も1枚33円ほどと安く、エンボス加工であれば市販の袋にも対応しています。使いやすい価格の袋を選べばコストを抑えられますよ。ボタン1つで簡単に真空パックが作れ、肉や野菜のおいしさもキープできていました。
本体価格も抑えたいなら、Adoinの真空パック機がおすすめ。執筆時点で5,000円前後で購入できるうえ、専用袋も1枚あたり33円で使用できます。吸引溝にセットするだけの簡単操作で、モードも丁寧に記載されているため、初心者でも迷わず使えます。肝心の食材の鮮度も十分保てていました。
サイズ | 幅40.6×奥行19.8×高さ10.2cm |
---|---|
本体タイプ | 吸引溝タイプ |
幅 | 40.6cm |
奥行 | 19.8cm |
高さ | 10.2cm |
本体重量 | 1.26kg |
容器タイプ | バッグ |
集水タンク搭載 | 不明 |
ロールカッターあり | |
ロック操作 | 片手でロック可能 |
専用袋サイズ | 不明 |
モード種類 | 脱気・シール(自動)、脱気(手動)、シールのみ |
シール時間調整機能 | |
専用袋幅 | 不明 |
専用袋長さ | 不明 |
専用袋素材 | 不明 |
シール可能幅. | |
液体対応 | |
粉物対応 | |
油物対応 | 不明 |
脱気力 | -65kPa |
シール可能幅 | 不明 |
袋1枚あたりのコスト | 約33円 |
操作音 | 不明 |
特徴 | 不明 |
Verymodel 全自動真空パック機をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ | 幅39.5×奥行14.5×高さ7.2cm |
---|---|
本体タイプ | 吸引溝タイプ |
幅 | 39.5cm |
奥行 | 144.5cm |
高さ | 7.2cm |
本体重量 | 1.2kg |
容器タイプ | バッグ、ロール、キャニスター |
集水タンク搭載 | 不明 |
ロールカッターあり | |
ロック操作 | 両手でロックする必要あり |
専用袋サイズ | 20×600cm、25×600cm、28×600cm |
モード種類 | 脱気・シール(自動)、脱気(手動)、シールのみ、キャニスター、乾燥物、汁気物 |
シール時間調整機能 | |
専用袋幅 | 不明 |
専用袋長さ | 不明 |
専用袋素材 | ポリエチレン |
シール可能幅. | |
液体対応 | |
粉物対応 | 不明 |
油物対応 | 不明 |
脱気力 | -60Kpa |
シール可能幅 | 30cm |
袋1枚あたりのコスト | 33円(ロール3本セットの場合) |
操作音 | 65dB |
特徴 | 不明 |
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。