製品ラインナップが充実しており、高品質かつ比較的低価格であることが評判の「キオクシアのSSD」。世界に先駆けて新しい技術を開発してきた、実績を持つ国産SSDの1つです。しかし、キオクシアのSSDは、内蔵型や外付け型などさまざまな種類があるうえ、それぞれ処理速度や容量など特徴が異なるほか価格も異なるため、一体どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のSSDを比較して、最もおすすめのキオクシアのSSDを決定します。果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?キオクシアのSSDの選び方のポイントもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
キオクシアのSSDは、国産でありながらコストパフォーマンスに優れ、品質・信頼性・コストのすべてを両立させたSSDを求めるユーザーにうってつけ。AI技術を用いた徹底した品質管理体制のもとで生産される品質の高さが魅力で、実際に検証でもランダムアクセスの速さが高評価でした。
キオクシアは、2017年に東芝から独立して「東芝メモリ」から社名変更を行い誕生した企業。2007年には、世界に先駆けて3次元フラッシュメモリ技術を開発し、コスト低減と大容量化を実現した確かな技術力が強みです。現在販売されているキオクシアのすべてのSSDにもこの技術が引き継がれています。
また、ユーザーのさまざまなニーズに応え、製品のラインナップが豊富であることも特徴です。用途に合ったキオクシアのSSDを選べば、システムのパフォーマンス向上が目指せるでしょう。
キオクシアのSSDを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
キオクシアのSSDでコスパが良いものを選びたいなら「EXCERIA PLUS G3」に注目。PCIe Gen 4.0×4が採用され、快適な処理性能と温度上昇が少ないうえ、価格が約10,000円と比較的低価格であることが特徴です。特に気になる点がほとんどないため、幅広いユーザーに使いやすいSSDといえます。
今回検証したところ、ほかのSSDと比べても処理速度は速く、日常使いで不満を感じることはほとんどないでしょう。また、内部温度の上昇は44℃と低く、ほかの商品よりも発熱が抑えられていたため、発熱が気になる人や長時間の使用を考えている人におすすめです。
ただし、EXCERIA PLUS G3にはDRAMキャッシュがないため、200GB程度の大容量ファイルを書き込むと速度が低下する可能性も。通常使用やWindowsをインストールしてゲーミングPCとして使用する場合は問題はないものの、大容量ファイルを頻繁に書き込む場合にはEXCERIA G2も選択肢入れるとよいでしょう。
EXCERIA G2は、転送速度や熱のこもりにくさではEXCERIA PLUS G3に劣りますが、DRAMキャッシュを搭載しているため大容量ファイルの書き込みに適しています。プロの動画編集者や写真家で大容量ファイルを頻繁に書き込む人やDRAMキャッシュ搭載のものがほしい人におすすめです。
PS5や高負荷なゲーム用途には、ヒートシンク付きの「SSDCKN4HSJシリーズ」もおすすめです。特に、KIOXIA EXCERIA with Heatsinkシリーズは優れた放熱性能を備えており、PlayStation® 5やデスクトップPCでの熱管理がしやすく、ゲーミング環境でも安定した性能を発揮できるでしょう。
キオクシアの内蔵型SSDには、250GB〜2TBとさまざまな容量のSSDがそろっているため、用途に合わせて適切な容量のSSDを選択することが大切。同じシリーズでも、容量が大きいほど処理速度は速くなるため、速度を重視するなら予算の範囲でできる限り大容量のものを選ぶのも1つの手です。
例えば、OSの保存やドキュメント・PDFの保存など事務作業程度なら250GB、ほかにソフトや画像・動画データを保存するなら500GB以上あれば十分でしょう。また、ゲームデータの保存や動画編集をする人は1TB以上が目安。1TBあれば、60fpsの4K動画を約17時間、大型3Dゲームを5〜7本程度保存できます。
ただし、容量が大きいほど価格もあがることに注意してください。例えば、EXCERIA PLUS G3なら、1TBが約10,000円、2TBでは約20,000円とおよそ倍の価格に。容量と価格のバランスを考慮し、目的や予算に合ったものを選びましょう。
SSDが長すぎるとマザーボードに接続できない場合があるため、「Type2280」などと表記されるSSDのサイズを確認してください。Type2280の場合は、SSDの幅が22mm、長さが80mmであることを表します。M.2スロット搭載マザーボードの多くはType2280に対応しているため、Type2280を選べば基本的に問題ありません。
とくに、自作したパソコンで大きなグラフィックボードを取り付けている場合、一度取り外してからSSDを装着するという手間がかかります。そのため、事前に取り付け位置や対応サイズを確認することが大切です。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
シーケンシャルアクセスの速さ | ランダムアクセスの速さ | 各種アプリの処理速度 | 内部温度の低さ | インターフェース | 容量 | NANDタイプ | 読み込み速度(公称値) | 書き込み速度(公称値) | 読み込み速度(検証時) | 書き込み速度(検証時) | TBW | シリーズ容量 | 幅 | 奥行 | 高さ | PS5対応 | ヒートシンク付き | |||||||
1 | キオクシア KIOXIA|EXCERIA PLUS G4|SSD-CK1.0N5PLG4J | ![]() | 4.61 | 編集も起動もサクサク快適。速度重視なら選択肢に | 4.79 | 5.00 | 4.77 | 3.93 | PCIe Gen 5.0×4 | 1TB | BiCS FLASH TLC | 10000MB/s | 7900MB/s | 平均6994.64MB/s | 平均6493.84MB/s | 600TBW | 1TB、2TB | 22.15mm | 80.15mm | 2.38mm | 不明 | |||
2 | キオクシア KIOXIA|EXCERIA PLUS G3|SSD-CK1.0N4PLG3N | ![]() | 4.58 | 1位 | 温度上昇が少ない快適性能。処理速度も申し分なし | 4.42 | 4.93 | 4.49 | 4.60 | PCIe Gen 4.0×4 | 1TB | TLC | 5,000MB/s | 3,900MB/s | 平均5,060.86MB/s | 平均3,977.86MB/s | 600TBW | 960GB~1TB、2TB | 22.15mm | 80.15mm | 2.63mm | |||
3 | キオクシア KIOXIA|EXCERIA PRO|SSD-CK1.0N4P/N | ![]() | 4.41 | 2位 | 高性能な処理能力を求める人に。ランダムアクセスが速い | 4.78 | 5.00 | 4.21 | 4.00 | PCIe Gen 4.0×4 | 1TB | TLC | 7,300MB/s | 6,400MB/s | 平均7029.96MB/s | 平均6243.04MB/s | 400TBW | 960GB〜1TB、2TB | 22.15mm | 80.15mm | 2.23mm | 不明 | ||
4 | キオクシア KIOXIA|SSDCKN4HSJシリーズ SSD-CK1.0N4HS/J | ![]() | 4.28 | 上位商品にはおよばないが、読み書きどちらも高速 | 4.63 | 4.93 | 4.11 | 3.85 | PCIe Gen 4.0×4 | 1TB | TLC | 6,200MB/s | 4,900MB/s | 平均6,485.70MB/s | 平均5,040.96MB/s | 600TBW | 2TB、4TB | 24.7mm | 80.65mm | 11.2mm | ||||
5 | キオクシア KIOXIA|EXCERIA G2|SSD-CK1.0N3G2/N | ![]() | 3.97 | 3位 | ランダムアクセスは高速であるものの、シーケンシャルは遅い | 3.94 | 5.00 | 3.63 | 3.98 | PCIe Gen 3.0×4 | 1TB | TLC | 2,100MB/s | 1,700MB/s | 平均2,112.00MB/s | 平均1,690.79MB/s | 400TBW | 480~512GB、960GB~1TB、2TB | 22.15mm | 80.15mm | 2.23mm | 不明 |
良い
気になる
キオクシアは、東芝メモリ株式会社から独立した日本の半導体メーカーで、NAND型フラッシュメモリの分野において世界的なシェアを誇ります。「EXCERIA PLUS G4」は、同社M.2 SSDラインのなかでもパフォーマンスを重視した上位モデルとして展開されており、高速な読み書き性能を必要とするユーザー向けに設計された製品です。価格帯はミドルレンジで、性能とコストのバランスを重視する人に適しています。
ランダムアクセス性能は非常に優れており、ランダムリードは平均868.90MB/s、ライトは約684.46MB/sを記録。ゲームや動画編集、画像処理など、細かいファイルの読み書きが多い作業でもスムーズに動作し、快適なレスポンスが得られるでしょう。さらに、シーケンシャルアクセスも高水準で、リードは平均6994.64MB/s、ライトは平均6493.84MB/sという結果に。大容量データの転送やバックアップといった処理も効率的にこなせます。
アプリケーションの処理速度にも優れており、アプリの起動や動画編集に加え、保存済みプロジェクトを開いて再処理するような重たい作業においても、動作がもたつくことなく快適に進められます。複数のソフトを同時に立ちあげて作業することが多い人にも頼れる性能です。
作業スピードを重視しつつ、コストとのバランスも取りたい人におすすめのモデルです。ゲームやクリエイティブ作業、ビジネス用途まで幅広く対応できるSSDを探している人に適しています。
インターフェース | PCIe Gen 5.0×4 |
---|---|
容量 | 1TB |
NANDタイプ | BiCS FLASH TLC |
読み込み速度(公称値) | 10000MB/s |
書き込み速度(公称値) | 7900MB/s |
読み込み速度(検証時) | 平均6994.64MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6493.84MB/s |
TBW | 600TBW |
シリーズ容量 | 1TB、2TB |
幅 | 22.15mm |
奥行 | 80.15mm |
高さ | 2.38mm |
PS5対応 | 不明 |
ヒートシンク付き |
良い
気になる
各種アプリの処理速度も速く、日常使いで速度に不満を感じることはほとんどないでしょう。内部温度の上昇も44℃と、今回比較した商品のなかではかなり抑えられていました。発熱が気になる人や、長期間使い続けることを前提とする場合には大きなメリットとなるでしょう。
快適な処理性能と温度上昇の少なさを両立させており、気になる点もほとんどないので幅広いユーザーにとって使いやすい商品といえます。
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
容量 | 1TB |
NANDタイプ | TLC |
読み込み速度(公称値) | 5,000MB/s |
書き込み速度(公称値) | 3,900MB/s |
読み込み速度(検証時) | 平均5,060.86MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均3,977.86MB/s |
TBW | 600TBW |
シリーズ容量 | 960GB~1TB、2TB |
幅 | 22.15mm |
奥行 | 80.15mm |
高さ | 2.63mm |
PS5対応 | |
ヒートシンク付き |
良い
気になる
各種アプリの処理速度も速めで、3Dグラフィックのゲームもサクサクロードできる範囲ではありますが、より処理速度の高いものを求める人はほかの選択肢から選ぶのがよいでしょう。
内部温度の上昇の検証では、50℃まで上昇。適正温度内ではありますが今回検証したなかではやや高温だったため、長期的な使用を考えている人は発熱による故障のリスクを抑えられるよう工夫して使いましょう。
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
容量 | 1TB |
NANDタイプ | TLC |
読み込み速度(公称値) | 7,300MB/s |
書き込み速度(公称値) | 6,400MB/s |
読み込み速度(検証時) | 平均7029.96MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均6243.04MB/s |
TBW | 400TBW |
シリーズ容量 | 960GB〜1TB、2TB |
幅 | 22.15mm |
奥行 | 80.15mm |
高さ | 2.23mm |
PS5対応 | 不明 |
ヒートシンク付き |
良い
気になる
シーケンシャルアクセスはリードが平均6,485.70MB/s、ライトが平均5,040.96MB/sを記録。上位商品にはおよびませんが、どちらも優秀な結果でした。ランダムアクセスはリードが速く平均762.39MB/s、ライトが平均562.49MB/sと高速といえる結果に。各種アプリの処理速度は今回検証したなかでは平均的であるものの良好で、ゲーム用途でも十分スムーズな動作が期待できます。
しかし、内部温度の検証では適正温度の60℃にかなり近い56℃まで上昇しました。商品付属のヒートシンクのみを使用した結果なのである程度放熱はできていますが、長時間使用する際は注意が必要なほか、パソコンを風とおしのよい場所に置くなどして対策しましょう。
容量は1TBのほか、2TB・4TBも展開されています。温度はやや気になりますが大きな不満は見当たらないため、サポートを重視する人なら検討してもよいでしょう。
インターフェース | PCIe Gen 4.0×4 |
---|---|
容量 | 1TB |
NANDタイプ | TLC |
読み込み速度(公称値) | 6,200MB/s |
書き込み速度(公称値) | 4,900MB/s |
読み込み速度(検証時) | 平均6,485.70MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均5,040.96MB/s |
TBW | 600TBW |
シリーズ容量 | 2TB、4TB |
幅 | 24.7mm |
奥行 | 80.65mm |
高さ | 11.2mm |
PS5対応 | |
ヒートシンク付き |
良い
気になる
各種アプリの処理速度は今回検証したほかの商品と比べると遅めです。文書作業や動画視聴など軽度の作業であれば快適に使用できるでしょう。
とはいえ、ランダムアクセスのみを重視する人にとっては手頃な価格なので選択肢に入る商品といえます。
インターフェース | PCIe Gen 3.0×4 |
---|---|
容量 | 1TB |
NANDタイプ | TLC |
読み込み速度(公称値) | 2,100MB/s |
書き込み速度(公称値) | 1,700MB/s |
読み込み速度(検証時) | 平均2,112.00MB/s |
書き込み速度(検証時) | 平均1,690.79MB/s |
TBW | 400TBW |
シリーズ容量 | 480~512GB、960GB~1TB、2TB |
幅 | 22.15mm |
奥行 | 80.15mm |
高さ | 2.23mm |
PS5対応 | 不明 |
ヒートシンク付き |
以下のコンテンツでは、外付けSSDの人気ランキングやおすすめの1~4TBのSSD、PS5をはじめとしたゲーム機やiphone対応のSSDを紹介しています。容量別にSSDを選びたい人や、接続デバイスに応じたおすすめのSSDを知りたい人は、ぜひあわせてチェックしてくださいね。
1位: キオクシア|KIOXIA|EXCERIA PLUS G4|SSD-CK1.0N5PLG4J
2位: キオクシア|KIOXIA|EXCERIA PLUS G3|SSD-CK1.0N4PLG3N
3位: キオクシア|KIOXIA|EXCERIA PRO|SSD-CK1.0N4P/N
4位: キオクシア|KIOXIA|SSDCKN4HSJシリーズ SSD-CK1.0N4HS/J
5位: キオクシア|KIOXIA|EXCERIA G2|SSD-CK1.0N3G2/N
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