互換性が高いうえに耐久性にも優れていると評判のSAMSUNG 860 PRO(MZ-76P512B/IT)。転送スピードの速さも魅力ですが、インターネット上では高評価のレビューばかりが並び、本当に口コミ通りの商品なのかと不安で購入に踏み切れない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、SAMSUNG 860 PROを含むSSD全10商品を実際に使ってみて、実使用速度・ベンチマークテストを比較してレビューしたいと思います。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
本コンテンツに記載の検証結果は2022年04月までの情報です
SAMSUNGの860 PROは、作業の効率化を重視する人におすすめです。
実際に使用してみると写真300枚では約4秒・10GBの動画データは約29秒とすばやく転送が完了しました。全商品のなかでもトップクラスの速度を備えており、データ転送時の時間のロスを省けます。
またベンチマークテストにおいても、まずまずです。検証での読み込み速度は約462MB/s・書き込み速度は373MB/sと、いずれも公称値の7〜8割程度の数値を記録しました。高速転送が可能なうえに、読み込み・書き込み速度も十分にあります。
また容量は250GB〜4TBとラインナップが豊富に展開されているので、仕事から趣味までさまざまな用途にて活用できるでしょう。
半導体事業を中心にスマートフォンやテレビなどさまざまな製品を手がける、韓国の大手電子メーカーSAMSUNG。
今回ご紹介する860 PROは、通信に負荷のかかる大容量データを高速で処理できるよう、独自のV-NANDテクノロジ・アルゴリズムを用いたコントローラを搭載しました。
メーカーが公称している性能の目安数値は、読み取り速度560MB/s・書き込み速度530MB/sです。
耐久性にもこだわり、4K動画や3Dデータも旧モデルにあたる850 PROの最大8倍のTPW(総書き込みバイト数)で保存できます。
インターフェースは、6Gbpsの最大転送速度をもつSATA3.0接続。
デスクトップやノートパソコンをはじめ、ゲーム機器の内蔵HDDをSSDへ換装できます。PS4に対応しているのも、うれしいポイントです。
サイズは2.5インチ、厚みは6.8mm。
購入から5年もしくは、4,800TBWまでのメーカー保証が付いています。
容量は4TB・2TB・1TB・500GB・250GBの5種類が販売されているので、仕事から普段使いまで幅広く活用できますよ。
今回は、SAMSUNG 860 PRO MZ-76P512B/ITを含むSSD全10商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
検証①:実使用速度
検証②:ベンチマークテスト
まずは、実使用速度の検証です。
各商品に大容量データをコピーし、転送完了までにかかる時間を計測します。同様の作業を全部で5回行って平均値を割り出し、全商品で比較して5段階の評価をつけました。なお、検証で使用したデータは以下のとおりです。
他社SSDと比較しても、実使用速度は非常に優秀。
写真300枚を転送するのにかかった平均時間は約4秒、1000枚の転送には約14秒と非常に速くコピーが完了しました。
さらに動画データにおいても、転送速度は申し分ありません。データごとの平均速度は5GBで約14秒、10GBで約29秒を記録。10GBの大容量データの転送に50秒近くかかった商品もあったなかで、実使用速度はトップクラスです。
スピーディに転送できるため、効率よく作業を進められます。
次は、ベンチマークテストの検証です。
ベンチマークソフトのCrystal Disk Markを使用して、読み込み・書き込み速度を5回にわたって測定し平均値を算出します。平均値とメーカーの公称値を比較しました。
ベンチマークテストの結果も良好です。
5回の測定における読み込み速度の平均は、公称値560MB/sに対して約462MB/sを記録。また書き込み速度の平均は公称値530MB/sに対し、約373MB/sでした。
メーカー公称値の7〜8割程度の速度は出せており、問題なく使用できるでしょう。
最後に、ほかの魅力的な商品をご紹介します。
容量の少ないSSDをお探しの人は、シリコンパワーのAce A55をチェックしてみてください。64GB〜2TBと幅広い容量が展開されており、容量を絞れば価格を抑えて購入できます。さらに写真300枚を約4.5秒、10GBの大容量データも約29.7秒で転送が完了。実際に使用するうえでの速度も良好です。
Western DigitalのWD BLUEは、仕事・趣味のどちらでも作業の効率化を図れます。ベンチマークテストでは、読み込み速度は約462MB/s・書き込み速度は約366MB/sを記録。公称値の7〜8割程度の速度を、安定して発揮しました。転送もそれなりにすばやくでき、ストレスなく使えますよ。
インターフェース | SATA3 6Gb/s |
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容量 | 512GB |
読み込み速度(公称値) | 560MB/s |
書き込み速度(公称値) | 530MB/s |
TBW | 不明 |
クローンソフト付き | 不明 |
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MTBF(平均故障間隔) | 150万時間 |
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