PS5公式ライセンスに対応している、Western Digital WD_BLACK SN850 NVMe™ SSD。インターネット上でも「PS5で問題なく使える」と評判です。しかし、なかには「起動時間があまり速くならない」「ロード時間が標準SSDと変わらない」などの口コミもあり、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、Western Digital WD_BLACK SN850 NVMe™ SSDを含むPS5対応SSD全9商品を実際に使ってみて、ベンチマークテスト・起動時間・ロード時間・冷却性能を比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
WD BLACK SN850 NVMe SSDは、65GB以上の重いゲームを素早く読み込み、長時間プレイしても壊れにく商品を探している人におすすめです。性能を測るベンチマークテストをしてみたところ、ほぼ公称値どおり速度を記録。読み込みが6,537.84MB/s・書き込みは5,290.38MB/s出ており、今回検証したなかでもトップクラスの速さでした。
実測値もなかなかに高速で、65GBを超える「Apex Legends」のゲームデータを約50秒で読み込むほど。大容量ゲームのインストールやデータ移動も快適にできるでしょう。
実際に「エルデンリング」をプレイしてみると、起動時間が12.64秒・ロード時間は10.82秒とかなり高速。検証したなかにはもっと速い商品があったものの、本商品でも十分なスピードです。これだけ速ければ、ロードが頻繁に挟まるゲームでも快適に遊べますよ。
冷却性能の検証では、ヒートシンクを搭載しているためか、最高温度が57℃とかなり低め。今回検証したなかでもトップクラスに冷却性能が高く、ゲームを長時間ハードにプレイする場合でも故障のリスクは低いといってよいでしょう。
価格は執筆時点で1TBが税込16,700円(公式サイト参照)。トップクラスの読み書き速度と冷却性能を両立しているのは大きな魅力といえます。またPS5公式ライセンスを受けているのもポイント。内蔵SSDの増設を考えているならまず検討してほしい、おすすめの1台です。
PS5の内蔵SSDは、ソフトを10本程度入れただけで満杯になってしまいます。外付けSSDからはゲームの保存はできるものの起動ができないため、快適に遊びたいなら内蔵SSDの増設はほぼ必須。本商品はPS5公式ライセンスを受けたモデルなので、使える条件や相性などは気にしなくてもOKですよ。
接続規格には、高速なPCIe Gen4を搭載。PCIeはPCなどで採用されている転送速度の速い規格で、本商品はその第4世代を搭載しています。
速度は従来の第3世代と比べて2倍にアップ。これにより最大7,000MB/sという非常に速い読み込み速度を実現しています。第3世代との下位互換があるのも特徴ですよ。
本体サイズは、長さ80×幅23.4×高さ8.8mm。ヒートシンクを搭載しているぶん厚みはありますが、PS5対応商品なので問題なく入ります。接続端子はPS5に対応したM.2 M Keyで、接続時にケーブルは不要ですよ。
PS5への増設方法も簡単。PS5のフタを開けて、拡張スロット部分のカバーを外し、あとはSSDをセットしてネジ留めするだけです。専門知識はいらないので、初心者でもスムーズにできますよ。
まずは、ベンチマークテストの検証です。ストレージの転送速度を計測するソフト、「CrystalDiskMark」を使って、SSDの性能をチェックしました。
起動やゲームのロードに関わる速さも読み込み766MB/s・書き込み558.06MB/sと、今回検証した10商品のなかでもっとも早い数値を記録(執筆時点)。かなり性能の高いSSDといってよいでしょう。
次に、実際にPS5本体にSSDをセットし、ゲームの読み込み・書き込みにかかった時間を計測しました。
その結果、60GB以上のゲームデータが約50秒で読み込み完了。書き込みも4分33秒で完了し、かなり高速です。今回検証したほかの商品と比べると若干遅めではありますが、たった1秒ほどしか差がないのでほとんど変わりません。これだけの速度が出ていれば、かなり快適に使えるといってよいでしょう。
結果は、起動時間が12.64秒と高速。全商品で最も速かった商品の11.75秒と比べると遅めですが、その差は1秒程度とそこまで気になるほどではありません。
ロード時間も10.82秒と速く、快適にプレイできました。なかには10.78秒を記録した商品もありましたが、ゲーム中に体感するのは難しいレベルの僅差。ロードが多いゲームでも快適に遊べるでしょう。
64GBのデータを読み書きしたところ、かなり最高温度は57℃と低め。今回検証したなかでもトップクラスの冷却性能でした。発熱が低ければ故障リスクが軽減するため、長時間ゲームをプレイする人におすすめといえます。
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(181件)
インターフェース | PCIe 4.0 x4 NVMe |
---|---|
容量 | 1000GB |
NANDタイプ | 3D TLC |
読み込み速度(公称値) | 7300MB/s |
書き込み速度(公称値) | 6000MB/s |
読み込み速度(検証時) | 6453.85MB/s |
書き込み速度(検証時) | 5939.11MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 1.0PBW |
MTBF(平均故障間隔) | 1,800,000時間 |
セキュリティ | 不明 |
対応OS | 不明 |
設置方式 | 内蔵 |
DWPD | 不明 |
シリーズ容量 | 500GB、1TB、2TB、4TB |
幅 | 24mm |
奥行 | 80mm |
高さ | 11mm |
PS5対応 | |
PS4対応 | 不明 |
PS4Pro対応 | 不明 |
ヒートシンク付き |
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インターフェース | NVMe PCIe Gen4.0 x4 |
---|---|
容量 | 1000GB |
NANDタイプ | 3D TLC |
読み込み速度(公称値) | 7000MB/s |
書き込み速度(公称値) | 5500MB/s |
読み込み速度(検証時) | 6421.09MB/s |
書き込み速度(検証時) | 4251.34MB/s |
メーカー保証期間 | 5年 |
TBW | 700TBW |
MTBF(平均故障間隔) | 不明 |
セキュリティ | 不良ブロック管理、SRAMエラー処理 |
対応OS | 不明 |
設置方式 | 内蔵 |
DWPD | 0.38 |
シリーズ容量 | 1TB、2TB |
幅 | 22.0mm |
奥行 | 80.0mm |
高さ | 2.15mm |
PS5対応 | |
PS4対応 | 不明 |
PS4Pro対応 | 不明 |
ヒートシンク付き |
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