学校や街のテニスコートでよく見かけるのが、表面に砂がまかれた「オムニコート」と土でできた「クレーコート」。いくつか種類があるコートのなかでもとくに身近でよくプレイするからこそ、適したテニスシューズを履いてパフォーマンスを向上させたいですよね。しかし、ヨネックス・アシックス・ミズノなど多くのメーカーから販売されており、どのシューズを選べばよいのか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のオムニ・クレーコート用テニスシューズ10商品を比較して、最もおすすめのオムニ・クレーコート用テニスシューズを決定します。
比較検証は以下の3点について行いました。
果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?オムニ・クレーコート用テニスシューズの選び方のポイントもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
テニスプロショップラフィノ浦安店 店長。テニスは高校生からスタートし、プレイ歴は25年。テニスコーチを経てテニスショップに勤務し、現在はラケットに限らずさまざまなテニス用品を実際に使用したインプレ動画を発信。動画やSNSでの情報発信とあわせ、実店舗でも丁寧なヒアリング・接客を通して個別にマッチするアイテムを紹介している。
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
とくにシングルスでのプレイ中に多い前後移動。ネット際に返されたボールを追ったり、コートの後方にロブを打たれて下がったりする際に、前後への動きがしやすいとよいですよね。そこで今回は実際に、オムニコートでモニター5人にオムニ・クレーコート用テニスシューズを履いてもらい、前後移動のしやすさを評価しました。<チェックしたポイント>・前後に動いたときに足に違和感がないか・アッパーが屈曲して前後にスムーズな足運びができるか
ダブルスのプレイ中、前衛と後衛の位置交換のために左右移動は必須。試合のなかでペアの選手と何度も位置が入れ替わります。左右に動いたとき足の側面に痛みがなく、足運びがスムーズなものだとサイドに返されたボールも追いやすくなりますよね。そこで今回は実際に、オムニコートでモニター5人にオムニ・クレーコート用テニスシューズを履いてもらい、左右移動のしやすさを評価しました。<チェックしたポイント>・左右に動いたときに足に違和感がないか・アッパーが屈曲して左右に足の切り返しがしやすいか
砂が多く滑りやすいオムニ・クレーコートで、パフォーマンスを最大限発揮するために、グリップ力はかなり重要なポイント。転倒してケガすることを防ぐためにも、しっかりとブレーキがかかるシューズがほしいですよね。そこで今回は実際に、オムニコートでモニター5人がオムニ・クレーコート用テニスシューズを履いて、グリップ力を評価しました。<チェックしたポイント>・急ブレーキをかけたときに、狙ったタイミングで停止するか
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マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
テニスをはじめたばかりだと「テニスシューズはランニングシューズで代用できないの?」と考える人が多いと思いますが、テニスをするときは必ずテニス専用のシューズを履いてください。
ランニングシューズは前に進む運動をしやすいように作られています。しかし、テニスでは前後左右の動きも多いため、ランニングシューズでテニスをすると、転倒やケガのリスクに繋がることも…。
一方、テニスシューズはソールの構造が前後左右の動きに強いので、パフォーマンスの向上やケガのリスクの軽減ができるでしょう。楽しくテニスを続けるためにも、専用シューズを購入してくださいね。
オムニ・クレーコートでプレイする場合は、コート専用のシューズを使用してください。
砂が使われているオムニ・クレーコートは、地面とシューズの摩擦が起こりにくく、非常に滑りやすいのが特徴。そのため、アウトソール(シューズの足裏部分)に地面を掴むような細かい溝がある専用シューズを履くことが重要なポイントです。
オムニ・クレーコート用テニスシューズは、ほかのコート用のテニスシューズと比べてグリップ力が強いので、砂の多いコートでもブレーキのコントロールや、足の切り返しをスムーズに行えます。
一方で、アウトソールがほぼフラットに近いカーペットコート用テニスシューズや、溝が粗いオールコート用テニスシューズをオムニ・クレーコートで使用すると、グリップ力が足りず足を滑らせてしまい、プレイ中の足の切り返しが思うようにできません。
ハードコートやカーペットコートでのプレイが多い人は、以下のリンクからオールコート用テニスシューズ・カーペットコート用テニスシューズのランキングもチェックしてみてくださいね。
オムニ・クレーコート用テニスシューズをハードコートで使用するのはできるだけ避けたほうがよいでしょう。
ハードコートは地面との摩擦が強いので、オムニ・クレーコート用テニスシューズだとグリップが効きすぎて足が引っかかりやすくなります。
さらに、摩擦の影響でアウトソールが削れやすく、シューズの消耗が早くなるのも難点。長期間使用し続けるためにも、コートに合わせたテニスシューズを購入するようにしてくださいね。
オムニ・クレーコート用テニスシューズを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
シングルス・ダブルス2つの試合形式があるテニス。それぞれの試合形式で多い動きをうまくできるシューズを履いてテニスを上達させたいですよね。以下では動きやすいシューズに見られた傾向をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。
シングルスでプレイする機会が多く、とくに前後移動のしやすさでシューズを選びたい人は、シューズを上から見たときにかかとがV字型のものを選びましょう。
検証で、V字型のシューズは足全体にホールド感があり、前後移動をしたときに足がカパカパと浮きにくいことがわかりました。一方、U字型のシューズは前に足を踏み出したときにかかとが浮いてしまい、前後に動きにくいことが判明。
かかとが固定されることでより足が蹴り出しやすくなるので、ボールを拾う際のスタートダッシュもうまくいくでしょう。
シューズの中で足が動いてしまうと、足がしっかり止まらずシューズの動きに合わせて足の動きを調節する必要があります。思いどおりの足の切り返しができず、サイドにきたボールを追えない可能性も…。足幅がぴったり収まっていると、プレイ中に足が動くことがないため足に負担がかかりにくく、素早い左右移動がしやすくなりますよ。
とくに足幅が狭いと自覚のある人は、ワイドモデルのテニスシューズを購入しないことをおすすめします。
グリップ力を活かして、コート内で機敏な動きをしたい人はアッパー(シューズのボディ部分)が柔軟かつ、アウトソール素材がゴム底のみのシューズを選びましょう。
検証で、とくにグリップ力を発揮したのはシューズを手で曲げたときに簡単に曲がるものでした。モニターからも「地面を掴む感覚でブレーキをかけられた」というよいコメントが多くあがっていたので、グリップ力を重視する人はアッパーの柔軟性をチェックするとよいでしょう。
また、アウトソールがゴム底のみだとグリップ力が高いことが判明しました。テニスシューズのアウトソールは、ゴム底・合成底が使用されているものがほとんどですが、ゴム底のみでできているもののほうが思いどおりにブレーキがかかりますよ。
グリップ力が気になる人は購入の際、アッパーの柔軟性とアウトソールの素材にも注目してみてください。
今回の検証で扱ったシューズの重さは、片足で241〜390gとさまざまでした。
前後左右の移動のしやすさの検証で、26.5cmのシューズでは片足300g台前半のものが足への負担が少なく足運びしやすいことが判明。ほどよい重さで安定感があるため、グリップ力をしっかり発揮するうえ、ブレーキ時にも足をコントロールしやすいでしょう。
一方、200g台のシューズは軽すぎるためか安定感が足りず、ブレーキ時に滑りやすいことがわかりました。また、300g台後半のシューズはかかとが重く足に違和感があると感じたモニターの声も寄せられ、重すぎても動きやすさに影響が出ることが判明。ただし、シューズの重さはサイズによって変わってくるので、目安として選び方の参考にしてくださいね。
テニスシューズは、同じサイズ表記でもブランドやシリーズによって実際のサイズが異なります。人によってサイズの感じ方もまちまちなので、誰にでもあてはまる基準はありません。自分に合ったシューズを見つけたら、次は足のサイズをしっかり確認してシューズ選びをしましょう。
ここで紹介するのはネットで購入する場合のサイズの基準です。基本的には店頭で実際に履き心地を確認してから購入してくださいね。
サイズを選ぶ際は、かかとからつま先までの長さを表す「足長」にプラス0.5cm、どんなに大きくてもプラス1cm以内のシューズを選んでください。
つま先に余裕があったほうがよい普段の靴やランニングシューズとは違い、テニスシューズはつま先部分に無駄な余裕のないものを選ぶのが理想です。まずは足長を測り、目安となるサイズのシューズにぴったり足が収まるかを確認しましょう。
普段の靴と同じようにつま先に余裕があるサイズを選ぶと、プレイ中にシューズの中でサンダルのようにカパカパと足が浮いて重い履き心地になってしまうことも…。足の切り替え時やブレーキ時に思うように踏ん張りが効かなくなる可能性もあるので、できる限りぴったりサイズのものを選んでくださいね。
テニスシューズのサイズ表記でよく見るのが、2E・3E・4EというE表記。E表記は、親指の付け根から小指の付け根にかけてメジャーで1周測ったときの長さ(足囲)を指しており、数字が大きいものほど足幅が広いシューズというわけではありません。
なかには、2Eと表記されていても足幅が広く甲の低いシューズもあれば、4Eと表記されていても足幅が狭く甲の高いシューズもあります。そのため足幅だけに合わせてE表記の選択をしてしまうと、いざ履いてみたときに足に合わないということも…。
足幅が広い人でも、E表記はあくまで目安として参考にしてくださいね。足囲を測る際、基準を知るためにも周りの人と長さを比べてみるのもよいでしょう。
テニスシューズは、メーカーやシリーズによって特徴がさまざま。ここからは、検証で上位になったメーカーの特徴を紹介します。
なお、あくまで今回検証した商品のなかで見られた特徴のため、各メーカーの商品すべてに共通しているわけではありません。たとえ同じメーカーでもシリーズごとに違った特徴があるので、実際に店舗で確認してみるのもよいでしょう。
数多くのテニス用品を販売しているヨネックスのテニスシューズは、前後移動・左右移動・グリップ力の全検証で高評価を獲得。テニスをはじめたばかりの初心者から、プレイ歴の長い上級者まで幅広い人におすすめできるメーカーです。
柔軟なアッパーは、足にフィットしプレイ中の足の動きにもしっかり沿うのが魅力。そのため、足にストレスなく思いどおりのプレイができるでしょう。シューズにクッション性もあるため、スムーズな足運びも可能です。
また、アウトソールに刻まれた細かい溝があることによってグリップ力が向上する点も魅力だといえます。
テニス用品以外にもさまざまなスポーツ用品を取り扱うアシックス。今回の検証では選定した全商品が上位にランクインしました。
アシックスのシューズは、ホールド感が強くランニングシューズのような履き心地が特徴。足への密着度が高く、プレイ中足に違和感を覚えた人もいたため、甲高の人や足幅が広めの人は注意してくださいね。
またグリップ力の検証では、グリップ力をしっかり感じるモニターがほとんどでしたが、なかには「足に入れる力の加減を調節する必要がある」というモニターもいたため、人によってはグリップの物足りなさを感じる場合があります。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||
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前後移動のしやすさ | 左右移動のしやすさ | グリップ力 | 対応コート | 丈長さ | ワイズ | ヒール高さ | アッパー素材 | ミッドソール素材 | アウトソール素材 | 重量(片足) | 固定方法 | インソール取り外し可能 | 対象 | 検証で使用したサイズ | |||||||
1 | ヨネックス YONEX|パワークッションエクリプション4メンGC | ![]() | 4.43 | 1位 | 前後左右に動きやすく、グリップ力も高いベストバイシューズ | 4.29 | 4.32 | 4.65 | オムニコート、クレーコート | ローカット | 3E | 3cm | 合成繊維、合成樹脂 | 合成樹脂 | ゴム底 | 348g | 紐 | ユニセックス | 26.5cm | ||
2 | ヨネックス YONEX|パワークッション ソニケージ2 メン GC|SHTS2MGC | ![]() | 4.38 | 3位 | 足幅にしっかりフィット!柔軟なアッパーが動きやすさを向上 | 4.25 | 4.43 | 4.43 | クレーコート、砂入り人工芝コート | ローカット | 3E | 4.5cm | 合成繊維、合成樹脂 | 合成樹脂 | ゴム底 | 301g | 紐 | ユニセックス | 26.5cm | ||
3 | アシックス SOLUTION SPEED FF 2 OC|1041A188.003 | ![]() | 4.30 | 2位 | ホールド感が強くグリップもよく効くが、足幅の広い人には不向き | 4.36 | 4.18 | 4.36 | オムニコート、クレーコート | ローカット | STANDARD | 4cm | 合成樹脂、合成繊維、人工皮革 | 不明 | ゴム底 | 324g | 紐 | メンズ | 26.5cm | ||
4 | アシックス GEL-GAME 8 CLAY/OC|1041A327.960 | ![]() | 4.29 | かかとがしっかりフィット!グリップ力は力の調節が必要 | 4.22 | 4.29 | 4.36 | オムニコート、クレーコート | ローカット | STANDARD | 4cm | 合成樹脂、合成繊維、合成皮革 | 不明 | ゴム底 | 325g | 紐 | メンズ | 26.5cm | |||
5 | ニューバランスジャパン New Balance |MCO796 S2|MCO796S2 | ![]() | 4.19 | ランニングシューズのような感覚だが、左右移動で足に違和感が残る | 4.40 | 3.97 | 4.22 | オムニコート、クレーコート | ローカット | 2E | 3.7cm | 合成繊維、合成樹脂 | 合成底 | ゴム底 | 265g | 紐 | メンズ | 26.5cm | |||
6 | Wilson KAOS SWIFT OC|WRS327800 | ![]() | 4.18 | 思いどおりにストップできるが、大きめのつくりが難点 | 4.22 | 3.93 | 4.36 | オムニコート | ローカット | E | 3.7cm | Ripstop mesh、Sensifit™、Endofit™ | R-DST+®、MEDIAL FLEX&LATERAL DYNAMIC CHASSIS | DURALAST® | 318g | 紐 | メンズ | 26.5cm | |||
7 | ダンロップ ダンロップ|LAUNCHARGE OMNI & CLAY|DTS-1063 | ![]() | 4.11 | 5位 | ずっしりした安定感があるが、アッパーが硬く足に負担がかかる | 4.22 | 4.07 | 4.07 | オムニコート、クレーコート | ローカット | 不明 | 5.3cm | 合成樹脂、合成繊維 | EVA、TPU | ゴム底 | 382g | 紐 | ユニセックス | 26.5cm | ||
8 | ミズノ ブレイクショット3 OC|61GB2141 | ![]() | 4.10 | 取扱なし | 柔らかいアッパーで足の負担は少ないが、左右に足を切り返しにくい | 4.25 | 4.07 | 4.00 | クレーコート、オムニコート | ローカット | 2E | 4cm | 人工皮革、合成繊維 | 不明 | 合成底 | 241g | 紐 | ユニセックス | 26.5cm | ||
9 | プリンス prince|BASIC(クレー&グラスサンド用シューズ)|DPS10420725021 | ![]() | 4.03 | 4位 | ブレーキの効きは十分だが、アッパーの緩さが気になる | 4.04 | 3.97 | 4.07 | クレーコート、グラスサンド | ローカット | 3E | 3cm | 人工皮革 | モールデッドEVA | ゴム底 | 293g | 紐 | メンズ | 26.5cm | ||
10 | LOTTO(ロット) MIRAGE 300 II OMNI|214809 | ![]() | 3.72 | アッパーが硬く足に痛みを感じ、プレイ中にかかとが浮いてしまう | 3.72 | 3.82 | 3.65 | オムニコート | ローカット | 不明 | 4cm | 合成樹脂 | 不明 | 合成底、ゴム底 | 390g | 紐 | メンズ | 26.5cm |
アッパー素材 | 合成繊維、合成樹脂 |
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アウトソール素材 | ゴム底 |
重量(片足) | 348g |
ヨネックスの「パワークッションエクリプション4メンGC」は、かかとにTPUパーツが備わっており、方向転換の際、足の踏み込みをサポートします。
前後移動のしやすさの検証では、モニターから「かかとのフィット感があり足運びがスムーズだった」「ソールにクッション性があり動きやすい」といったプラスのコメントが目立ち、弾むような足運びが好印象でした。
左右移動のしやすさの検証でも「シューズの側面に体重がかけやすかった」と、シューズに安定感があることで、左右に足を切り返しやすいと感じるモニターが多く、ボールを逆サイドに返されたときにも対応しやすいことが判明。
また「前後左右にグリップが効いてブレーキがかけやすかった」とグリップ力に関してもプラスの声が。止まりたいタイミングで止まれるので、急な方向転換にも対応できるでしょう。
全方向への動きやすさ・グリップ力ともに優れており、初心者から上級者まで幅広い人におすすめできる1足です。
丈長さ | ローカット |
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ヒール高さ | 3cm |
ミッドソール素材 | 合成樹脂 |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | ユニセックス |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
ヨネックス パワークッションエクリプション4メンGC SHTE4MGCをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパー素材 | 合成繊維、合成樹脂 |
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アウトソール素材 | ゴム底 |
重量(片足) | 301g |
ヨネックスの「パワークッションソニケージ 2ワイドGC」は、地面からの衝撃を吸収するソールの構造で反発性も備わっているため、蹴り出しのスピードアップが期待できますよ。
前後移動のしやすさの検証では「足に密着して動きやすい」「アッパーが屈曲し、つま先で地面を掴む感覚がある」とモニターからの声があったため、柔軟なアッパーが動きやすさを向上させていることがわかりました。
またアッパーの両側面が柔らかいため、左右に動く際も足を切り返しやすいことが判明。左右移動しているときもしっかりと地面を捉えられるので、ダブルスの試合中、コートの両脇にボールを返されてもしっかり追えるでしょう。
グリップ力の検証では「急ブレーキをかけてもサイドのラインでブレーキがしっかりかかる」とモニターからプラスのコメントが多くあがり、砂のあるコートでも思いどおりにブレーキをかけられました。
足幅にフィットする感覚を求める人はチェックしてみてくださいね。
丈長さ | ローカット |
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ヒール高さ | 4.5cm |
ミッドソール素材 | 合成樹脂 |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | ユニセックス |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
アッパー素材 | 合成樹脂、合成繊維、人工皮革 |
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アウトソール素材 | ゴム底 |
重量(片足) | 324g |
アシックスの「SOLUTION SPEED FF 2 OC」は、プレイ中の走りのスピード感を重視して設計されています。
前後移動のしやすさの検証では「ホールド感が強いため軽く感じて足運びがしやすかった」とプラスのコメントが目立った一方で、「アッパーが少し硬くやや違和感があった」と足の窮屈さを感じるモニターも。そのため、足幅が広めの人には向かないでしょう。
左右移動のしやすさの検証では、足の切り返しがしやすいことがわかりました。しかし、アッパーの硬さから足に痛みを感じる場合があり、まずまずの結果に。
またグリップ力の検証では、どの方向でもブレーキの効きがよく高評価に。モニターからも「無駄な動きがなくしっかり止まった」とコメントがあがっていました。いつも履いているシューズの幅が広くて足の遊びが気になる人はチェックしてみてくださいね。
丈長さ | ローカット |
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ヒール高さ | 4cm |
ミッドソール素材 | 不明 |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | メンズ |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
アシックス SOLUTION SPEED FF 2 OCをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパー素材 | 合成樹脂、合成繊維、合成皮革 |
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アウトソール素材 | ゴム底 |
重量(片足) | 325g |
アシックスの「GEL-GAME 8 CLAY/OC」は、アッパーがオープンメッシュ設計のため、通気性と柔軟性があるのが魅力。耐久性にも配慮して設計されているので、週に何回もテニスをする人にうってつけのシューズです。
前後移動したときに「かかとにホールド感があり足に違和感なく動きやすい」と、よいコメントが目立ちました。
左右移動の検証では「サイドのラインで足の切り返しがしやすかった」とモニターから好印象。アッパーのほどよい柔軟性が足の安定感を向上させることがわかりました。
グリップ力の検証では「急ブレーキをかけてもしっかり止まった」とコメントするモニターがほとんどでしたが、なかにはブレーキの効きの甘さを感じたモニターもいたので、ブレーキを強くかけたい場合は力加減が必要です。
足のホールド感を重視し、動いたときの安定感を求める人におすすめします。
丈長さ | ローカット |
---|---|
ヒール高さ | 4cm |
ミッドソール素材 | 不明 |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | メンズ |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
アシックス GEL-GAME 8 CLAY/OCをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパー素材 | 合成繊維、合成樹脂 |
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アウトソール素材 | ゴム底 |
重量(片足) | 265g |
ニューバランスの「MCO796 S2」は、ミッドソールに軽量でクッション性のある素材を使用しています。
前後移動のしやすさの検証では「アッパーがしっかり屈曲するため前に動きやすい」「つま先からかかとまでクッション性があって足運びがスムーズ」とプラスのコメントが集まりました。ランニングシューズのような履き心地を感じるシューズで、高評価を獲得しています。
その一方で、左右移動のしやすさでは「足の締め付けを感じた」と違和感を覚えるモニターが多く見られました。プレイ中足の側面に痛みを感じる可能性があるため、足幅が広い人には向かないでしょう。
グリップ力の検証では「ブレーキをかけたときに停止しやすかった」とモニターからプラスのコメントが多く集まりました。しかしなかには、シューズの滑りが気になるモニターもいたため、自分でブレーキの強弱を調節する必要があるでしょう。
丈長さ | ローカット |
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ヒール高さ | 3.7cm |
ミッドソール素材 | 合成底 |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | メンズ |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
ニューバランス MCO796をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
アッパー素材 | Ripstop mesh、Sensifit™、Endofit™ |
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アウトソール素材 | DURALAST® |
重量(片足) | 318g |
Wilsonの「KAOS SWIFT OC」は、ミッドソールとアウトソールがつま先からかかとまでの体重移動をスムーズにする設計をしています。アッパーとシュータン(ベロ)が繋がっているのも特徴ですよ。
前後移動のしやすさの検証では「アッパーに柔軟性があり、前後に足運びしやすかった」とプラスのコメントがあがりましたが、一方で「全体的に大きいつくりのためシューズの中で足が動いて安定感に欠けた」との意見も。
また、左右移動のしやすさの検証でも大きめのつくりが影響し、足の横ずれが気になったモニターが目立ちました。アッパーが柔らかく、サイドラインでブレーキをかけたときに足が一緒に流れてしまうため、そこそこの評価に。
一方、グリップ力の検証では「思いどおりにブレーキがかかる」とコメントするモニターが多く、シューズでしっかり地面を掴みグリップを効かせられることがわかりました。そのため、グリップ力を活かしたプレイを好む人におすすめといえます。
丈長さ | ローカット |
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ヒール高さ | 3.7cm |
ミッドソール素材 | R-DST+®、MEDIAL FLEX&LATERAL DYNAMIC CHASSIS |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | メンズ |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
アッパー素材 | 合成樹脂、合成繊維 |
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アウトソール素材 | ゴム底 |
重量(片足) | 382g |
ダンロップの「LAUNCHARGE OMNI & CLAY」は、プレイ中の足に対する安定性・サポート性を重視して設計されたシューズで、耐久性も考慮されています。
前後移動のしやすさの検証では「かかとがしっかりホールドされるため走り込みやすい」とプラスのコメントがあがった一方で、「つま先にかけて圧迫される感覚がある」とつま先のつくりの狭さを気にする意見も。
左右移動のしやすさの検証では「サイドに足をスライドさせたときに安定感がある」とプラスのコメントがあがりました。一方で「アッパーが硬いつくりで足が痛かった」というモニターの声もあがり、アッパー素材が硬く足に負担がかかってしまうことも判明。
重さがあるものの、ブレーキをかけたときの止まり具合が物足りず、グリップ力も高評価とはなりませんでした。
丈長さ | ローカット |
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ヒール高さ | 5.3cm |
ミッドソール素材 | EVA、TPU |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | ユニセックス |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
アッパー素材 | 人工皮革、合成繊維 |
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アウトソール素材 | 合成底 |
重量(片足) | 241g |
ミズノの「ブレイクショット3 OC」はユニセックスでサイズが19〜30cmまで展開されており、241gと軽量なのが特徴です。
前後移動のしやすさの検証では、アッパー素材が柔らかく履き心地のよさを感じる商品ということが判明。シューズがしっかり屈曲するため機敏な動きが可能です。しかし「コートを広く使用したときに安定感が物足りない」と感じたモニターも見られました。
左右移動のしやすさの検証では、アッパーが柔らかいのは好印象でしたが、「足がコートサイドに流れてしまうため、切り返しが困難だった」との意見も。切り返し時は足に入れる力加減を自分で調整する必要があるでしょう。
グリップ力の検証では「ブレーキをかけても滑ってしまう」という意見があがったため、グリップを活かしたプレイには向きません。幅広い足型に対応するアッパーの柔らかさですが、扱いにくさを感じる可能性があります。
丈長さ | ローカット |
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ヒール高さ | 4cm |
ミッドソール素材 | 不明 |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | ユニセックス |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
アッパー素材 | 人工皮革 |
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アウトソール素材 | ゴム底 |
重量(片足) | 293g |
プリンスの「BASIC(クレー&グラスサンド用シューズ)」は、衝撃吸収性を考慮したエントリーモデルです。
前後移動のしやすさの検証では、移動時に足の踏ん張りにくさを感じるモニターが見られました。「アッパーが屈曲しにくい」との意見もあがっていたので、前後への走り出しがうまくいかない可能性も…。
また、左右移動のしやすさの検証では「アッパーが緩く足がカパカパしてしまう」「横幅が広いつくりで足を踏ん張りにくい」といった意見が目立ち、シューズが足にフィットしにくく左右に機敏な動きができないことがわかりました。
一方、グリップ力については「シューズは軽量だがしっかりブレーキがかかった」とプラスのコメントが多くあがっています。なかには「適度な滑りやすさがある」と回答したモニターもいたので、滑りを活かしたプレイスタイルの人にも向いているといえるでしょう。
丈長さ | ローカット |
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ヒール高さ | 3cm |
ミッドソール素材 | モールデッドEVA |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | メンズ |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
アッパー素材 | 合成樹脂 |
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アウトソール素材 | 合成底、ゴム底 |
重量(片足) | 390g |
ロットの「MIRAGE 300 II OMNI」は、安定性と耐久性を重視して作られたモデルです。
前後移動のしやすさの検証では「かかとが浮く感覚に違和感があった」「つま先・かかとが硬いつくりでアッパーもあまり屈曲しない」との意見があがり、シューズが足の動きに対応しにくいことがわかりました。
また、左右移動のしやすさの検証でも「アッパーの両側面が硬く痛みを感じた」というマイナスの意見があがっています。そのため、コートサイドに返されたボールを取りに行く際、足の切り返しが遅れてしまう可能性も…。
グリップ力の検証では、アッパーの柔軟性が足りず地面を掴んでブレーキをかけられないため、低評価となりました。初心者はもちろん、上級者でも扱いにくさを感じるシューズなので、最初の1足には向かないでしょう。
丈長さ | ローカット |
---|---|
ヒール高さ | 4cm |
ミッドソール素材 | 不明 |
固定方法 | 紐 |
インソール取り外し可能 | |
対象 | メンズ |
検証で使用したサイズ | 26.5cm |
今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のオムニ・クレーコート用テニスシューズ10商品をすべて集めて比較し、どれが最も優れたオムニ・クレーコート用テニスシューズなのかを検証しました。なお、mybestでは前後左右に動きやすく、コート内で滑りにくいグリップ力も兼ね備えた商品を優れたオムニ・クレーコート用テニスシューズと定義しています(26.5cmのテニスシューズを履いている人・普段のシューズのサイズが26cmの人がモニターとして検証しました)。
選び方のポイントをふまえ、検証項目は以下の3点としました。
検証①:前後移動のしやすさ
検証②:左右移動のしやすさ
検証③:グリップ力
今回検証した商品
とくにシングルスでのプレイ中に多い前後移動。ネット際に返されたボールを追ったり、コートの後方にロブを打たれて下がったりする際に、前後への動きがしやすいとよいですよね。
そこで今回は実際に、オムニコートでモニター5人にオムニ・クレーコート用テニスシューズを履いてもらい、前後移動のしやすさを評価しました。
<チェックしたポイント>
・前後に動いたときに足に違和感がないか
・アッパーが屈曲して前後にスムーズな足運びができるか
ダブルスのプレイ中、前衛と後衛の位置交換のために左右移動は必須。試合のなかでペアの選手と何度も位置が入れ替わります。左右に動いたとき足の側面に痛みがなく、足運びがスムーズなものだとサイドに返されたボールも追いやすくなりますよね。
そこで今回は実際に、オムニコートでモニター5人にオムニ・クレーコート用テニスシューズを履いてもらい、左右移動のしやすさを評価しました。
<チェックしたポイント>
・左右に動いたときに足に違和感がないか
・アッパーが屈曲して左右に足の切り返しがしやすいか
砂が多く滑りやすいオムニ・クレーコートで、パフォーマンスを最大限発揮するために、グリップ力はかなり重要なポイント。転倒してケガすることを防ぐためにも、しっかりとブレーキがかかるシューズがほしいですよね。
そこで今回は実際に、オムニコートでモニター5人がオムニ・クレーコート用テニスシューズを履いて、グリップ力を評価しました。
<チェックしたポイント>
・急ブレーキをかけたときに、狙ったタイミングで停止するか
テニスシューズを、水で丸洗いをすると変形の原因になってしまいます。変形したシューズを履いてプレイしていると、足に余計な負担をかけるリスクも…。
そのためケアするときは水洗いするのではなく、市販の靴用消臭スプレーをかけたり、シューズの中に入れるタイプの消臭剤を使ったりしましょう。
また、履いているうちに表面の汚れが気になってくることも。その際は、水で濡らした布で表面を拭いて陰干ししましょう。このとき、洗剤は使わないようにしてくださいね。
シューズを買い替えるタイミングは、テニスをする頻度によります。週に1〜2回程度のペースで練習する場合は、目安として1年ほどで買い替えるのがおすすめ。
シューズが変形しているかどうかも、買い替えの際にチェックしてみてください。変形を見極めるポイントとして、以下3点を確認してみてくださいね。
<確認ポイント>
・甲部分の過剰なシワや変形
・履き口の広がり
・シューズ内側のかかと部分の広がり
どれかひとつでも当てはまる場合は、買い替えどきのサインですよ。
使っている本人はシューズの変形になかなか気づきにくいので、新品のシューズと自分の履いているシューズを店頭で見比べてみてください。
自分のシューズがどのくらい変形しているかわかりやすくおすすめですよ。
足に合うシューズを見つけたら、ラケットやボールなど、ほかのグッズもチェックしてみましょう!さまざまなメーカーから販売されているので、お気に入りの商品を見つけてみてくださいね。
1位: ヨネックス|YONEX|パワークッションエクリプション4メンGC
2位: ヨネックス|YONEX|パワークッション ソニケージ2 メン GC|SHTS2MGC
3位: アシックス|SOLUTION SPEED FF 2 OC|1041A188.003
4位: アシックス|GEL-GAME 8 CLAY/OC|1041A327.960
5位: ニューバランスジャパン|New Balance |MCO796 S2|MCO796S2
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