金属の切断や石材・木材の研磨に使用する電動工具、ディスクグラインダー。アタッチメントを交換すればコンクリートやレンガも加工できます。しかし、マキタ・ハイコーキ(HiKOKI)・ボッシュなどの多くのメーカーやブランドから様々な商品が販売されており、どれを選べばよいのか迷う人も多いのではないでしょうか。
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のディスクグラインダー12商品を比較して、最もおすすめのディスクグラインダーを決定します。
比較検証は以下の5点について行いました。
果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?ディスクグラインダーの選び方のポイントもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
東京工業大学大学院修了 工学修士。専門は金属工学。大手鉄鋼メーカーにて7年間、研究開発から製造現場まで幅広く従事した後、実家である宮本工業所にて溶接の修行を行う。2012年、独自のものづくりを発信する場としてCreative Worksを立ち上げ、2022年より株式会社Creative Worksの代表取締役に。東京都内の金属加工会社が協働する「東京町工場ものづくりのワ」に、立ち上げから事務局・技術支援役として参画。東京都立城東職業能力開発センター溶接科講師、宮本溶接塾塾長として職人の育成や企業単位での技術の向上を支援する。
モノづくりを軸としたフリーランス活動を行う、DIYアドバイザー。2013年から徳島県の家具メーカーで木工全般のノウハウを培ったあと、東京の体験型DIYショップで店長として勤務。その後、2023年3月まで神戸芸術工科大学にて実習助手としてデザインや設計指導に加え、工房にて工具や工作機械の指導をおこなった。現在は、DIYアドバイザーとして造作家具・木製グッズのデザイン製作やワークショップ、シェア工房の運営をしている。
DIYアドバイザー・DIY工作アドバイザー・日曜大工士。乙種第4類危険物取扱者免状を取得しているほか、フォークリフト運転技能講習を修了。2023年まで、ホームセンターの資材館の販売員として電動工具・建築資材・農機具などの接客に従事。現在はマイベストにて、インパクトドライバーや丸ノコなどの電動工具を中心に徹底的に検証。メーカーや価格を問わず、ユーザーが「買ってよかった」と感じられるようなコンテンツ制作に日々努めている。
切断や研磨に時間がかかると、作業効率が落ちるうえ疲労感も増します。そこで、まずは切断・研磨のしやすさをチェックしてパワーを検証しました。切断のしやすさ<検証方法>切断砥石の当たり方に違いが出ないようスタンドにディスクグラインダーを装着して、太さ10mmの鉄の丸棒を切断。なお、変速型は最大の回転数に調節し、切断にかかった時間を計測しました。<評価基準>切断をした際にスムーズだと感じた、切断時間が7秒以内だったものを最高評価としています。研磨のしやすさ<検証方法>粒度が#120の多羽根ディスクを装着して、30秒間1×4材を研磨。30秒後の木材の削り具合をチェックしました。<評価基準>短時間で大きく形を変えられる研磨力があった、10mm以上の深さで削れたものを最高評価としています。
効率的かつ安全に作業を進めるためには、パワフルなだけでなく思いどおりに使えるものを選ぶ必要があります。そこで、操作性の検証を実施しました。<検証方法>ディスクグラインダーを手で持った状態で、鉄の丸棒を切断と1×4材の研磨を行いました。<評価基準>4つの要素について、以下の観点を設けて評価を行いました。持ちやすさ:疲れにくい重さで握ったときのフィット感がよく、滑りづらい工夫があるか動かしやすさ:コードが邪魔にならず、小回りが効くコンパクトな形状か電源スイッチの押しやすさ:スイッチがすぐに操作できる位置にあり、適切な力で押せるか振動の少なさ:切断・研磨中手に負担がかかりづらい振動か
次に安全機能の検証を実施。安全性の向上に繋がる4つの項目について加点方式で評価しました。<評価項目>ブレーキ機能の有無:スイッチを切ったあと、すぐに研磨ディスクや切断砥石の回転が止まるか過負荷保護機能の有無:過剰に負荷がかかったときに、自動で回転が停止するか再起動防止機能の有無:スイッチが入っている状態でコードやバッテリーを差しても、回転しないかソフトスタート機能の有無:スイッチを入れたときに、研磨ディスクや切断砥石がゆっくりと回転して起動時の反動が少ないかなお、ブレーキ機能はスイッチを切ってから回転が止まるまでの時間を計測し、時間が短かったものほど高評価としています。
続いて便利機能の検証を実施。利便性の向上に繋がる3つの項目について加点方式で評価しました。<評価項目>変速型:回転数を調節できるダイヤルがついているかサイドグリップがあるか:両手で本体を支えるのに必要なサイドグリップがついているかオートモードの有無:負荷に応じて回転数が自動で切り替わるオートモードがついているか
住宅街で作業する場合、作業中の騒音が気になる人もいるのではないでしょうか。そこで、最後に静音性を検証しました。<検証方法>ディスクグラインダーが回転しているときに作業者の耳元で聞こえる音を騒音計で計測しました。金属の切断時はどの商品も100dB程度の非常に大きな音がしたため、研磨作業や磨き作業を想定して無負荷で回転させたときの音を評価しています。<評価基準>静音といえる商品はなかったものの、そのなかでも騒音レベルが小さかったものほど高評価としました。<使用した騒音計>TASI TA8000 SERIES
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
ディスクグラインダーとは、円盤状の砥石や刃を回転させて材料を切ったり削ったりする電動工具のこと。砥石や刃などのアタッチメントを付け替えれば金属や石材、木材など幅広い材料を加工できることが大きな魅力です。
たとえば、切断砥石を装着すれば金属を切断してアイアン雑貨が作れたり、研磨ディスクを取り付ければフェンスのサビや塗装を剥がせたりします。ほかにも、ダイヤモンドカッターを装着すればコンクリートやレンガなどをカットすることも可能。花壇作りや庭作りなどガーデニングで役に立ちます。
さらに、木材用の研磨ディスクを取り付ければ、椅子の角を丸くしたり座面に凹みを作ったりもできます。似た工具にサンドペーパーで研磨する電動サンダーがありますが、ディスクグラインダーのほうがパワフルに研磨できることが特徴。短時間で材料を大きく変形させたい作業で重宝します。
一方で、平面にディスクを密着させられないため、テーブルの天板や扉など広範囲の平面を均等に研磨するときは電動サンダーがおすすめ。気になる人は、以下のコンテンツを参考にしてくださいね。
幅広い作業に対応できるディスクグラインダーですが、木材を切断してはいけません。丸ノコの刃を使って切断したことによる死亡事故も起きており、厚生労働省でも丸ノコの刃を取り付けて木材を切断することは禁止されています(参照:厚生労働省)。
パワフルなだけに扱いを間違えると非常に危険です。必ず正しい使い方で作業しましょう。
ディスクグラインダーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
趣味でディスクグラインダーを使うなら、サイズは100mmまたは125mmのものを選びましょう。ディスクグラインダーには、取り付けられるアタッチメントのサイズによって100mm・125mm・150mm・180mmの4種類があります。
サイズが大きいものは重量があり小回りが利かない傾向があるものの、接地面が広いので広範囲を効率的に研磨できることが魅力。しかし、趣味で使うなら100mmや125mmのもののほうが軽量で扱いやすいうえ、大抵の作業は十分スピーディに進められます。
それぞれのサイズに互換性はないため、150mmのディスクグラインダーに別のサイズの砥石は取り付けられません。大は小を兼ねるわけではないので、趣味で使いやすい100mmまたは125mmの商品を選びましょう。
ディスクグラインダーのサイズを選ぶときは、加工したいものの大きさに合わせて選ぶことも重要です。たとえば小物を研磨するときは細かい部分が研磨しやすく取り回しもよい、100mm・125mmのものがおすすめです。
ディスクグラインダーは研磨・切断するときに粉塵や火花が舞うため、屋外で作業する人も多いのではないでしょうか。予算に余裕があるなら、給電方式は屋外でも気軽に使えるバッテリー式がおすすめです。
バッテリー式ならコンセントがない場所でも作業できることが大きな魅力。バッテリーを含めた価格が10,000円以上と高価ではあるものの、コードのわずらわしさがなく電源の確保も不要な点を考慮すると、バッテリー式を選ぶのがよいでしょう。
一方で、コード式は電源さえ確保できれば長時間作業できることが魅力。エクステリアの切断や大型の家具の研磨など、作業量が多い場合におすすめです。しかし、作業場所が限られるうえ、作業中コードが邪魔になりやすい点がデメリットです。
なお、今回の検証で太さ10mmの鉄の丸棒を切断したところ、バッテリー式とコード式で切断時間の違いはありませんでした。木材を削っても研磨力の違いはなかったことから、バッテリー式とコード式のパワーは互角といえます。快適に作業するなら、まずはバッテリー式の購入を検討してくださいね。
バッテリー式の場合、使用できる時間の短さが気になる人もいるでしょう。そのような人は、2つのバッテリーを交互に充電しながら使うと長時間でも作業しやすいですよ。
コード式は取り回しがよいだけでなく、作業中に誤ってコードを切断するリスクもありません。安全性が高い点もおすすめのポイントです。
ディスクグラインダーは回転数によって「変速型」「低速型」「高速型」の3つにタイプが分かれます。タイプごとに向いている作業内容が違うことはもちろん、使いやすさにも違いがあるため習熟度を考慮して選ぶのがおすすめです。
ディスクグラインダーの使用経験がない人は、変速型を第一候補にしましょう。変速型とは、回転数を調節できるタイプのこと。本体のダイヤルを操作することで、低速から高速まで回転数を切り替えられることが特徴です。
効率的で仕上がりのよい作品を製作するには、材料や加工方法によって適切な回転数で作業することが重要。変速型なら「石材の切断・金属のツヤ出しでは低速にする」「木材の荒削り・金属の切断では高速にする」といったように、作業内容に合わせた使い方ができる点が魅力です。
なお、ディスクグラインダーは使い方に慣れていないと、木材・金属などの材料を焦がしたり削りすぎたりする場合も。変速型は低速にすると動きがコントロールしやすくなるので、ディスクグラインダーを使ったことがない人でも思いどおりに操作しやすいといえるでしょう。
作業内容が明確で、すでにディスクグラインダーを使ったことがある人は低速型か高速型を選びましょう。作業内容は限定されますが、変速型よりも効率的に作業できたり価格を抑えられたりします。
たとえばレンガやコンクリートを切断することが多い人は、消費電力が700W以上の低速型を選びましょう。消費電力が700W以上の低速型は回転する力(トルク)が強いため、レンガやコンクリートなどの硬い材料をスムーズに切断しやすい傾向があります。
金属を切断することが多い人なら、高速型を選びましょう。高速型は変速型よりも安価なモデルが多いため、変速型より2,000円以上は価格を抑えられますよ。
変速型は幅広い作業に対応できることが魅力ですが、作業内容に合わせて砥石や刃を交換するのは意外と手間がかかります。
効率的に作業を進めるなら、高速型・低速型を両方購入するのがおすすめです。作業内容によってディスクグラインダーを使い分ければ、砥石や刃を交換する手間がかかりませんよ。
電動工具のなかでも危険度が高いディスクグラインダー。習熟度を問わず安全に使えるものを選ぶことが重要です。安全に配慮された機能や仕様がある、使いやすいものを選んでください。
安全性に配慮されたものを選ぶなら、以下の3つのポイントを備えたものを選んでください。
まずマストで押さえるべきなのは「サイドグリップ」の有無。サイドグリップがあると、両手で本体を支えられるため作業中の安定感が増すことはもちろん、万が一キックバック(作業者に向かって刃が跳ね返る現象)が起こったときでも反動に対処しやすくなります。もしサイドグリップがないものを選ぶなら、必ず別途購入してください。
付加機能のなかで必須ともいえるのが「再起動防止機能」。再起動防止機能とは、電源がONの状態でコードを差したりやバッテリーを装着したりしても、アタッチメントが回転しない機能のことです。
机や床の上で回転がはじまると、回転力で本体が暴れ回り非常に危険です。再起動防止機能がないものは、コードを差す・バッテリーを装着する前に電源がOFFになっていることを必ず確認してください。
最後に、より安全性に配慮されたものを選ぶなら「過負荷保護機能」があるものを選んでください。過負荷保護機能とは、回転に負荷がかかってキックバックしそうなときに自動でモーターが停止する機能のこと。材料にディスクグラインダーを押し付けすぎて回転に負荷がかかったときでも、キックバックが起こる可能性を下げられます。
使いやすいものを選ぶことは、安全性だけでなく作業効率や快適性を向上させることにも繋がります。今回の検証では、ハンドルの太さが40mmでスイッチがスライド式のものは、研磨中・切断中の安定感がある印象でした。
ハンドルが太いものは研磨中・切断中に握力が必要だった一方、ハンドルの太さが40mm以下と細身なものなら、握ったとき手にフィットしやすく軽い力で支えられました。持ちづらいものは手がすべって本体が落下する危険性もあるため、細身で握りやすいものを選んでください。
また、スイッチの仕様はスライド式のものを選びましょう。スイッチの種類は3つ。本体の底面のレバーを操作するレバー式、ハンドル部分のトリガーを引いて操作するトリガー式、親指でスイッチをスライドさせるスライド式があります。
レバー式とトリガー式は、ハンドルを持ち直してスイッチを操作する必要があり、スムーズに電源のON・OFFを切り替えられませんでした。一方で、スライド式は両手でハンドルを握ったまま、親指だけでスムーズにスイッチを操作できました。
スライド式ならディスクグラインダーを落とす可能性が低いだけでなく、ハンドルを持ち直す必要がないため作業効率も向上するといえます。
使いやすさに関わるほかの要素に重量があります。軽いほどよいと思われがちですが、ある程度重量があるもののほうが材料にディスクグラインダーを押し付けやすく、振動も抑えやすい傾向がありますよ。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||||
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パワー | 操作性 | 安全機能 | 便利機能 | 静音性 | サイズ(砥石外径) | 砥石内径 | 幅 | 奥行 | 高さ | 給電方式 | タイプ | 回転数 | 最大出力 | 消費電力 | 電圧 | 電流 | 総重量(実測値) | ハンドルの太さ | スイッチの仕様 | コードの長さ | サイドグリップ付き | 過負荷保護機能 | 再起動防止機能 | ソフトスタート機能 | ブレーキ機能 | 付属品 | |||||||
1 | Abeden コードレスディスクグラインダー|HY-3011 | ![]() | 4.55 | 9位 | はじめて使う人に!細身の形状と豊富な安全機能で使いやすい | 5.00 | 4.50 | 4.73 | 4.65 | 3.46 | 100mm | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | バッテリー式 | 変速型 | 9,800min-1 | ‐ | 860W | 18V | 不明 | 1,994g | 約40mm | トリガー式 | 不明 | 不明 | 不明 | |||||
2 | コメリ UBERMANN|18V充電式ディスクグラインダー|UB18VAGBLBFS | ![]() | 4.47 | 切断がスムーズ。細身のハンドルで慣れてなくても操作しやすい | 5.00 | 4.77 | 4.73 | 4.29 | 3.77 | 100mm | 15mm | 約113mm | 約313mm | 約128mm | バッテリー式 | 低速型 | 8,500min-1 | 不明 | 不明 | 18V | 2.5Ah | 2,110g | 約37mm | スライド式 | 不明 | 不明 | 安全カバー、ダストカバー左右各1個、ロックナットレンチ、ゴム付きインナーフランジ、ロックナット、オフセット砥石、サイドハンドル、取扱説明書 | ||||||
3 | 藤原産業 SK11|コード式変速ディスクグラインダー|SDG-1050VS | ![]() | 4.42 | 3位 | ハンドルは太いがパワーがある。変速できて幅広い用途に対応 | 5.00 | 4.15 | 4.29 | 4.65 | 3.26 | 100mm | 15mm | 205mm | 275mm | 72mm | コード式 | 変速型 | 3,100~10,000min-1 | ‐ | 1,050W | AC100V | 11A | 2128g | 約55mm | スライド式 | 約2m | 不明 | 不明 | ハンドル、研削砥石、ロックナットレンチ、カーボンブラシ | ||||
4 | 高儀 EARTH MAN|EARTH MAN 変速ディスクグラインダー|DGR-110SCA | ![]() | 4.41 | 5位 | スイッチは操作しづらいが、変速可能でパワーも十分 | 5.00 | 4.11 | 3.40 | 4.65 | 3.93 | 100mm | 15mm | 100mm | 280mm | 120mm | コード式 | 変速型 | 約5,500~11,000min-1 | ‐ | 500W | AC100V | 5.3A | 1709g | 約57mm | レバー式 | 約2.3m | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 補助ハンドル、ディスクスパナ、鉄工用オフセット砥石、ソフトパッドφ100mm、サンディングペーパーディスクφ100mm(#40・80)×各5枚、交換用カーボンブラシ | ||
5 | BOSCH ディスクグラインダー|GWS7-100E | ![]() | 4.38 | 7位 | 安全機能が少ないが、スイッチはクイックに切り替えられた | 5.00 | 4.54 | 4.11 | 4.65 | 3.05 | 100mm | 15mm | 不明 | 305mm | 103mm | コード式 | 変速型 | 2,800~11,000min-1 | 960W | 720W | AC100V | 7.3A | 2,001g | 約55mm | スライド式 | 2.5m | 不明 | 不明 | 不明 | サイドハンドル、化粧箱 | |||
6 | マキタ 充電式ディスクグラインダ|GA402DZ | ![]() | 4.37 | 1位 | ハンドルが太くサイドグリップも別売りだったが、安全機能は充実 | 5.00 | 4.43 | 4.91 | 4.11 | 3.83 | 100mm | 15mm | 118mm | 317mm | 118mm | バッテリー式 | 高速型 | 11,000min-1 | ‐ | ‐ | 18V | 3.0Ah/6.0Ah | 2,212g | 約52mm | スライド式 | 不明 | 研削砥石36P、ロックナットレンチ20 | ||||||
7 | 工機ホールディングス HiKOKI|コードレスディスクグラインダ|G18DSL2(NN) | ![]() | 4.36 | 4位 | 安全機能は豊富だが、ハンドルが太くやや持ちづらかった | 5.00 | 4.36 | 4.65 | 4.11 | 3.95 | 100mm | 15mm | 不明 | 303mm | 60mm | バッテリー式 | 低速型 | 9,000min-1 | ‐ | ‐ | 36V/18V | 2.5Ah/5.0Ah | 2,000g | 約55mm | スライド式 | 不明 | 不明 | 不明 | 100mmフレキシブルトイシ、スパナ、急速充電器(冷却機能付)、ケース、電池カバー | ||||
8 | アイリスオーヤマ 充電式ディスクグラインダ | ![]() | 4.34 | 6位 | 最低限の研磨力はあったが、重量バランスが悪く機能も少なめ | 4.82 | 4.59 | 4.29 | 4.29 | 3.53 | 100mm | 15mm | 128mm | 365mm | 113mm | バッテリー式 | 低速型 | 8,500min-1 | 不明 | 不明 | 18V | 2.0Ah | 1,993g | 約35mm | トリガー式 | 不明 | 不明 | 充電式リチウムイオン電池、充電器、ディスク交換用レンチ、ワッシャー、ロックナット、補助ハンドル、一般鋼材用オフセット砥石 | |||||
9 | カインズ Kumimoku|ACディスクグラインダー|KT-05 | ![]() | 4.20 | 10位 | 電源を切ったあと、回転が止まるまでに時間がかかった | 5.00 | 4.16 | 3.22 | 4.29 | 3.73 | 100mm | 15mm | 120mm | 270mm | 103mm | コード式 | 高速型 | 13,500min-1(最高回転数) | 不明 | 550W | AC100V | 5.7A | 1,756g | 約59mm | レバー式 | 1.8m | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 補助ハンドル、ディスクスパナ、鉄工用オフセット砥石、交換用カーボンブラシセット | ||
9 | DCMホールディングス DCMブランド|ディスクグラインダー|T-DG-2 | ![]() | 4.20 | ハンドルが太いうえ、レバー式のスイッチが操作しづらい | 5.00 | 4.16 | 3.22 | 4.29 | 3.75 | 100mm | 15mm | 約120mm | 約250mm | 約103mm | コード式 | 高速型 | 13,500min-1(最高回転数) | 不明 | 550W | AC100V | 5.7A | 1,752g | 約58mm | レバー式 | 約1.8m | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 鉄工用オフセット砥石 |
サイズ(砥石外径) | 100mm |
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給電方式 | バッテリー式 |
タイプ | 変速型 |
回転数 | 9,800min-1 |
良い
気になる
中国に本社を置き主に充電式の電動工具を販売している、Abedenの「コードレスディスクグラインダー」は、回転数を3段階に調節できることが特徴。別売りの18Vバッテリーを装着して使用します。
今回の検証では、太さ10mmの鉄の丸棒を4.76秒の短時間で切断できました。粗大ゴミの解体や鉄製の家具製作でも活躍するといえるでしょう。1×4材を30秒間研磨すると、約4mmの深さまで削ることができたため、木工作業はもちろんサビ取りや塗装剥がしもスピーディに進められるでしょう。
ハンドルの太さは40mmと非常に細身で、握ったときのフィット感が良好です。トリガー式のスイッチなので片手で電源のON・OFFを切り替えられなかったものの、軽い力で操作できた点は好印象。加えて研磨中・切断中の振動が小さく、長時間でも腕に負担はかかりづらいと感じました。
スイッチを切るとすぐに回転が停止するブレーキ機能や、スイッチを入れた状態でバッテリーを装着しても回転がはじまらない再起動防止機能を搭載。起動時の反動を抑えるソフトスタート機能もあり、安全機能が充実しています。回転数を調節できるので、金属のツヤ出しや石材の切断にも対応できる点も魅力です。
なお、騒音レベルは起動時に91.6dB、鉄を切断したときに99.3dBを記録。今回検証した商品のなかでは起動時の騒音レベルが比較的大きかったことから、金属を加工するときだけでなく木材を研磨するときも耳栓やイヤーマフを装着したほうがよいといえます。
細身のハンドルが握りやすいうえ、安全性や利便性に配慮された機能が充実したディスクグラインダー。価格も手頃なため、はじめてディスクグラインダーを購入する人におすすめの1台です。
砥石内径 | 不明 |
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幅 | 不明 |
奥行 | 不明 |
高さ | 不明 |
最大出力 | ‐ |
電圧 | 18V |
電流 | 不明 |
総重量(実測値) | 1,994g |
ハンドルの太さ | 約40mm |
コードの長さ | 不明 |
ソフトスタート機能 | |
ブレーキ機能 | |
付属品 | 不明 |
サイズ(砥石外径) | 100mm |
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給電方式 | バッテリー式 |
タイプ | 低速型 |
回転数 | 8,500min-1 |
良い
気になる
コメリのオリジナルブランド、UBERMANNの「18V充電式ディスクグラインダー」は、回転数が8,500min-1の低速型のディスクグラインダー。サイドグリップを左右と上部の3か所に取り付けられることが特徴です。
今回の検証では、太さ10mmの鉄の丸棒を3.37秒で切断できました。検証した商品のなかでは最短のスピードで切断できたため、アングル材の切断や粗大ゴミの解体も軽快に作業を進められるでしょう。また、1×4材を30秒間研磨すると約5mmの深さまで削れました。木工作業はもちろん、サビ取りや塗装剥がしもスムーズに作業できる印象です。
ハンドルの太さが37mmと非常に細くグリップもついているため、握ったときのフィット感が良好。研磨中・切断中の振動も抑えられており、長時間の作業でも疲労感が少ない印象でした。
負荷がかかったときにモーターを自動で止める過負荷保護機能は搭載していません。しかし、スイッチをOFFにすると回転がすぐに止まるブレーキ機能や、スイッチがONの状態でバッテリーを装着しても回転しない再起動防止機能があり、事故のリスクを軽減できる機能は十分搭載されている印象です。
なお、回転数の調節はできませんが、両手で本体を支えるためのサイドグリップがついています。起動時の騒音レベルは87.3dB、鉄を切断しているときの騒音レベルは97.4dBでした。今回検証した商品のなかでは鉄を切断したときの稼働音は比較的落ち着いていたものの、可能であれば聴覚保護具の着用をおすすめします。
安全機能が充実しているうえ、細身のハンドルで安定感のある作業ができる、はじめてディスクグラインダーを使う人におすすめの1台です。
砥石内径 | 15mm |
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幅 | 約113mm |
奥行 | 約313mm |
高さ | 約128mm |
最大出力 | 不明 |
電圧 | 18V |
電流 | 2.5Ah |
総重量(実測値) | 2,110g |
ハンドルの太さ | 約37mm |
コードの長さ | 不明 |
ソフトスタート機能 | |
ブレーキ機能 | |
付属品 | 安全カバー、ダストカバー左右各1個、ロックナットレンチ、ゴム付きインナーフランジ、ロックナット、オフセット砥石、サイドハンドル、取扱説明書 |
コメリ ウーバマン 18V充電式ディスクグラインダー UB18VAGBLBFSをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ(砥石外径) | 100mm |
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給電方式 | コード式 |
タイプ | 変速型 |
回転数 | 3,100~10,000min-1 |
良い
気になる
藤原産業のオリジナルブランド、SK11の「コード式変速ディスクグラインダー」は3,100〜 11,000min-1で回転数を調節できる変速型のディスクグラインダー。消費電力が1,050Wとハイパワーなことを特徴として謳っています。
今回の検証では、太さが10mmの鉄の丸棒を4.71秒で切断できました。非常にスムーズな切り心地で、アングル材や単管パイプも簡単に切断できる印象です。また1×4材を30秒間研磨すると、約5mmの深さまで削ることができました。サビ取りや塗装剥がしもスピーディに進められるでしょう。
ハンドルを握ったまま電源を操作できるスライド式のスイッチを採用していますが、スイッチが固くスムーズさに欠ける印象。またハンドルが55mmと太く、握ったとき手にフィットしづらいと感じました。グリップもついていないため、作業するときは革手袋ではなくゴム製の作業用手袋を装着するとよいでしょう。
安全性に繋がる機能は、スイッチがONの状態でコードを接続しても回転がはじまらない再起動防止機能を搭載。起動時の反動を抑えるソフトスタート機能もあるため、最低限安全性には配慮されているといえます。また、回転数をダイヤルで調節できるため、レンガやコンクリートの切断にも対応しやすいことが大きな魅力です。
なお、騒音レベルは起動時に94.4dB、鉄の切断中に101.6dBを記録しました。今回検証した商品のなかでは比較的稼働音が大きかった印象があるため、金属を切断するときはもちろん木材を研磨するときも聴覚保護具の装着をおすすめします。ハンドルは少々握りづらいものの、回転数を調節することで幅広い作業に対応しやすい変速型のディスクグラインダーです。
砥石内径 | 15mm |
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幅 | 205mm |
奥行 | 275mm |
高さ | 72mm |
最大出力 | ‐ |
電圧 | AC100V |
電流 | 11A |
総重量(実測値) | 2128g |
ハンドルの太さ | 約55mm |
コードの長さ | 約2m |
ソフトスタート機能 | |
ブレーキ機能 | 不明 |
付属品 | ハンドル、研削砥石、ロックナットレンチ、カーボンブラシ |
藤原産業 SK11 変速ディスクグラインダー SDG-1050VSをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ(砥石外径) | 100mm |
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給電方式 | コード式 |
タイプ | 変速型 |
回転数 | 約5,500~11,000min-1 |
良い
気になる
高儀のオリジナルブランド、EARTH MANの「変速ディスクグラインダー」は、回転数を5,500〜11,000min-1に切り替えられる変速型のディスクグラインダー。安定したパワーでスムーズに作業できることを特徴として謳っています。
今回の検証では、太さ10mmの鉄の丸棒を6.57秒で切断できました。スムーズな切断で金網やトタンであれば、十分スピーディにカットできるといえます。また、1×4材を研磨すると深さ約4mmまで削れました。木材を荒削りしたり成形したりする際も十分効率的に作業できる印象です。
スイッチがレバー式だったため、万が一のとき電源をすぐに切れないことがある印象。また研磨中・切断中の振動が大きく、長時間作業すると疲労感が残るといえるでしょう。しかし、重量が1,709gと比較的軽量なうえ、ハンドルがマットな質感で革手袋をしていても滑りにくかった点は好印象でした。
回転数を調節できるダイヤルが搭載されており、材料や状況に応じた使い方ができる点は大きなメリット。また、サイドグリップがついているため別途購入する必要はありません。しかし、安全性機能は、起動時の反動を抑えるソフトスタート機能のみと物足りない印象。電源がONの状態でコードをコンセントに差すと非常に危険なため、コードを差す前に必ず電源がOFFになっていることを確認してください。
なお、起動時の騒音レベルは85dB、鉄を切断しているときの騒音レベルは100.9dBでした。今回検証した商品のなかではある程度騒音は抑えられていたものの、金属を加工するときはイヤーマフや耳栓などの聴覚保護具を装着するのがおすすめです。
砥石内径 | 15mm |
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幅 | 100mm |
奥行 | 280mm |
高さ | 120mm |
最大出力 | ‐ |
電圧 | AC100V |
電流 | 5.3A |
総重量(実測値) | 1709g |
ハンドルの太さ | 約57mm |
コードの長さ | 約2.3m |
ソフトスタート機能 | 不明 |
ブレーキ機能 | 不明 |
付属品 | 補助ハンドル、ディスクスパナ、鉄工用オフセット砥石、ソフトパッドφ100mm、サンディングペーパーディスクφ100mm(#40・80)×各5枚、交換用カーボンブラシ |
高儀 EARTH MAN 変速ディスクグラインダー DGR-110SCAをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ(砥石外径) | 100mm |
---|---|
給電方式 | コード式 |
タイプ | 変速型 |
回転数 | 2,800~11,000min-1 |
良い
気になる
BOSCHの「ディスクグラインダー」は、回転数を2,800〜11,000min-1で調節できる変速型のディスクグラインダー。最大出力が960Wとハイパワーなことを特徴として謳っています。
今回の検証では、太さが10mmの鉄の丸棒を5.62秒で切断できました。スムーズな切り心地で、粗大ゴミの解体や鉄製の家具の製作もスピーディに進められる印象です。また、1×4材を30秒間研磨すると約4mmの深さまで削れたことから、木工の荒削りはもちろんサビ取りや塗装剥がしでも効率的に作業できるといえるでしょう。
ハンドルにくびれがあり握ったときのフィット感はまずまず。またスライド式のスイッチが本体の側面にあり、親指で簡単に電源のON・OFFを切り替えられました。しかし、ハンドルにグリップがないため、革手袋をして作業するとやや滑りやすい印象。ゴム製の作業用手袋を使うことをおすすめします。
ダイヤルで回転数を調節できるので、金属の鏡面仕上げやツヤ出しにも対応できます。しかし、搭載している安全機能はスイッチを切ると回転がすぐに停止するブレーキ機能のみで、再起動防止機能は搭載していません。スイッチがONの状態でコードを繋ぐと非常に危険なため、コードを繋ぐ前にスイッチが切れていることを必ず確認してください。
なお、起動時の騒音レベルは97.4dB、鉄を切断しているのときの騒音レベルは100.7dBと、今回検証した商品のなかで最も大きな騒音レベルを記録。金属を加工するときはもちろん、木材を研磨するときもイヤーマフや耳栓を装着しましょう。
砥石内径 | 15mm |
---|---|
幅 | 不明 |
奥行 | 305mm |
高さ | 103mm |
最大出力 | 960W |
電圧 | AC100V |
電流 | 7.3A |
総重量(実測値) | 2,001g |
ハンドルの太さ | 約55mm |
コードの長さ | 2.5m |
ソフトスタート機能 | 不明 |
ブレーキ機能 | |
付属品 | サイドハンドル、化粧箱 |
BOSCH ディスクグラインダー GWS7-100Eをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
サイズ(砥石外径) | 100mm |
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給電方式 | バッテリー式 |
タイプ | 高速型 |
回転数 | 11,000min-1 |
良い
気になる
マキタの「充電式ディスクグラインダ」は、回転数が11,000min-1の高速型ディスクグラインダー。パワフルなモーターを採用していることで、作業をスピーディに進められると謳っています。
今回の検証では、太さ10mmの鉄の丸棒を4.21秒で切断できました。スピーディな切断スピードでアングル材や鉄板もスムーズに切断できる印象。また1×4材を30秒間研磨すると、約3mmの深さまで削ることができたため、サビ取りや塗装剥がしにも対応できる研磨力があるといえます。
スライド式のスイッチで電源のON・OFFがスムーズ。ハンドルにグリップがついているので、革手袋をしていても滑りにくい印象です。しかし、ハンドルの幅が52mmと少し太く、5.0Ahのバッテリーを装着すると重量感があり少々疲れやすいと感じました。
安全性が向上する機能には、スイッチがONのときにバッテリーを装着しても回転しない再起動防止機能や、回転中に大きな負荷がかかると自動でモーターを停止する過負荷保護機能を搭載しています。しかし、サイドグリップがないため、両手で本体を支えるには別売りのサイドグリップの購入が必要でした。
なお、騒音レベルは起動時に86.4dB、鉄を切断しているときに101.1dBを記録しました。今回検証した商品のなかでは比較的控えめな騒音レベルでしたが、金属を加工する際の音は大きくイヤーマフや耳栓などが必要な印象でした。
砥石内径 | 15mm |
---|---|
幅 | 118mm |
奥行 | 317mm |
高さ | 118mm |
最大出力 | ‐ |
電圧 | 18V |
電流 | 3.0Ah/6.0Ah |
総重量(実測値) | 2,212g |
ハンドルの太さ | 約52mm |
コードの長さ | 不明 |
ソフトスタート機能 | |
ブレーキ機能 | |
付属品 | 研削砥石36P、ロックナットレンチ20 |
サイズ(砥石外径) | 100mm |
---|---|
給電方式 | バッテリー式 |
タイプ | 低速型 |
回転数 | 9,000min-1 |
良い
気になる
工機ホールディングスの「コードレスディスクグラインダ」は、回転数が9,000min-1の低速型ディスクグラインダー。1回の充電で太さ10mmの鉄筋を約66本切断できると謳っています。
今回の検証では、太さ10mmの鉄の丸棒を5.77秒で切断でき、アングル材や単管パイプもスムーズにカットできる印象です。また、1×4材を30秒間で2.5mmの深さまで削れたことから、サビ取りや塗装剥がしでもスピーディに作業を進められるといえるでしょう。
ハンドルが55mmと太くフィット感にも欠けると感じました。しかし、グリップがあることで革手袋をしていても滑りやすさが軽減されていたうえ、少し動きの固さはあるもののハンドルを握ったまま操作できるスライド式のスイッチが好印象です。
サイドグリップはついていないため、両手で使うには別途サイドグリップを購入する必要があります。しかし、スイッチをOFFにするとブレーキがすぐに止まるブレーキ機能やスイッチがONの状態でバッテリーを装着しても回転しない再起動防止機能があり、安全性に配慮した機能は充実しているといえます。
なお、起動時の騒音レベルは84.7dB、鉄を切断しているときの騒音レベルは96.0dBでした。起動時の騒音レベルは今回検証した商品のなかで最も静かでしたが、鉄の切断時は大きな騒音レベルを記録したため、イヤーマフや耳栓などの聴覚保護具を装着したほうがよいといえます。
砥石内径 | 15mm |
---|---|
幅 | 不明 |
奥行 | 303mm |
高さ | 60mm |
最大出力 | ‐ |
電圧 | 36V/18V |
電流 | 2.5Ah/5.0Ah |
総重量(実測値) | 2,000g |
ハンドルの太さ | 約55mm |
コードの長さ | 不明 |
ソフトスタート機能 | 不明 |
ブレーキ機能 | |
付属品 | 100mmフレキシブルトイシ、スパナ、急速充電器(冷却機能付)、ケース、電池カバー |
サイズ(砥石外径) | 100mm |
---|---|
給電方式 | バッテリー式 |
タイプ | 低速型 |
回転数 | 8,500min-1 |
良い
気になる
アイリスオーヤマの「充電式ディスクグラインダ」は、回転数が8,500min-1の低速型のディスクグラインダー。ハイパワーでありながら、軽量で疲れにくいことを特徴としています。
今回の検証では、太さ10mmの鉄の丸棒を切断するのに8.19秒の時間がかかりました。ほかの商品と比べるとやや時間はかかりましたが、金網やトタン板などの材料なら切断しやすいといえるでしょう。また1×4材を30秒間研磨すると約4mmの深さまで削れたことから、木工作業や家具の荒削りならスピーディに研磨作業を進められる印象です。
ハンドルの太さが35mmと細身なうえグリップがあることで、握ったときのフィット感が良好でした。スイッチはトリガー式だったため電源の操作自体は簡単だったものの、片手ですぐに緊急停止はできませんでした。本体が長く重量バランスも悪かったため、細かい部分や狭いところでは取り回しに欠けるといえるでしょう。
安全性を向上する機能としては、スイッチを切るとすぐに回転が止まるブレーキ機能とスイッチを入れた際に回転が少しずつ速くなるソフトスタート機能を搭載。しかし、再起動防止機能はついていなかったため、トリガーを握りながらバッテリーを装着しないように注意してください。サイドグリップがある点は好印象でしたが、変速はできないので作業内容は限定されるといえるでしょう。
なお、起動時の騒音レベルは90.6dB、鉄を切断しているときの騒音レベルは99.4dBでした。起動時・切断時ともに騒音レベルが大きかったことから、金属を切断するときはもちろん木材を研磨するときもイヤーマフや耳栓を装着することをおすすめします。
砥石内径 | 15mm |
---|---|
幅 | 128mm |
奥行 | 365mm |
高さ | 113mm |
最大出力 | 不明 |
電圧 | 18V |
電流 | 2.0Ah |
総重量(実測値) | 1,993g |
ハンドルの太さ | 約35mm |
コードの長さ | 不明 |
ソフトスタート機能 | |
ブレーキ機能 | |
付属品 | 充電式リチウムイオン電池、充電器、ディスク交換用レンチ、ワッシャー、ロックナット、補助ハンドル、一般鋼材用オフセット砥石 |
サイズ(砥石外径) | 100mm |
---|---|
給電方式 | コード式 |
タイプ | 高速型 |
回転数 | 13,500min-1(最高回転数) |
良い
気になる
カインズのオリジナルブランド、Kumimokuの「ACディスクグラインダー」は最高回転数が13,500min-1の高速型ディスクグラインダー。インバーター発電機やDC電源からの給電では使用できないため、家庭用コンセントに接続して使用してください。
今回の検証では、太さ10mmの鉄の丸棒を5.13秒で切断できました。金属製の粗大ゴミの解体やアイアン家具を作るときも効率的に作業を進められるといえるでしょう。また、1×4材を30秒間で約6mmの深さまで削ることができ、木製家具を作る際の荒削りや成形で重宝する印象です。
本体が1,756gと比較的軽量なうえ、ハンドルは少しくびれていて手にフィットしやすい印象。グリップ付きで滑りやすさも軽減できていると感じました。一方で、レバー式のスイッチを操作する空間が狭く、革手袋をした状態ではスムーズにスイッチを操作できませんでした。作業効率はレバー式のなかでも、やや劣るといえるでしょう。
両手で操作できるサイドグリップはついているものの、過負荷保護機能や再起動防止機能は搭載していません。またブレーキ機能もないため、スイッチをOFFにしてから回転が停止するまでに時間がかかりました。作業の開始前は必ず電源がOFFになっていることを確認し、作業を終えるときは回転が完全に止まったことを確認してから本体を置いてください。
なお、起動時の騒音レベルは87.8dB、鉄の丸棒を切断しているときの騒音レベルは98.8dBでした。今回検証した商品のなかでは比較的騒音レベルは落ち着いていたものの、金属を切断するときは、耳栓やイヤホンなどの聴覚保護具を装着するほうが耳への負担を軽減できる印象でした。
砥石内径 | 15mm |
---|---|
幅 | 120mm |
奥行 | 270mm |
高さ | 103mm |
最大出力 | 不明 |
電圧 | AC100V |
電流 | 5.7A |
総重量(実測値) | 1,756g |
ハンドルの太さ | 約59mm |
コードの長さ | 1.8m |
ソフトスタート機能 | 不明 |
ブレーキ機能 | 不明 |
付属品 | 補助ハンドル、ディスクスパナ、鉄工用オフセット砥石、交換用カーボンブラシセット |
サイズ(砥石外径) | 100mm |
---|---|
給電方式 | コード式 |
タイプ | 高速型 |
回転数 | 13,500min-1(最高回転数) |
良い
気になる
DCMホールディングスの「ディスクグラインダー」は、無負荷回転数が約10,500min-1、最高回転数が約13,500min-1の高速型ディスクグラインダー。ハンドルに滑り止め用のソフトグリップがついていることが特徴です。
今回の検証では、太さ10mmの鉄の丸棒を4.63秒で切断できました。粗大ゴミを解体するときや鉄製の家具を製作するときもスピーディに作業を進められるでしょう。また、1×4材は30秒間で約6mmの深さまで研磨でき、サビ取りや塗装剥がしなどの作業も効率的に進められる印象です。
スイッチがレバー式なのでスイッチを操作するときは片手で本体を支える必要があり、キックバックした際に緊急停止しづらいといえます。ハンドルも58mmと太くフィット感に欠けた印象はありましたが、ハンドルにグリップがあることで滑りにくさは軽減。重量が1,752gと比較的軽く、長時間作業しても腕に負担はかかりづらいと感じました。
変速はできませんが、サイドグリップがついているので両手で研磨・切断作業ができた点は好印象。一方で、安全機能が搭載されていませんでした。とくに再起動防止機能がないため、電源がONの状態でコンセントにコードを差すと回転が開始して非常に危険。コードを差す前にスイッチの電源が入っていないか必ず確認してください。
なお、起動時の騒音レベルは87.5dB、金属を切断中の騒音レベルは100.5dBを記録。起動時の騒音レベルは比較的落ち着いていましたが、鉄の切断時は大きな音がしたため、金属を加工するならイヤーマフや耳栓などを装着しましょう。
砥石内径 | 15mm |
---|---|
幅 | 約120mm |
奥行 | 約250mm |
高さ | 約103mm |
最大出力 | 不明 |
電圧 | AC100V |
電流 | 5.7A |
総重量(実測値) | 1,752g |
ハンドルの太さ | 約58mm |
コードの長さ | 約1.8m |
ソフトスタート機能 | 不明 |
ブレーキ機能 | 不明 |
付属品 | 鉄工用オフセット砥石 |
サイズ(砥石外径) | 100mm |
---|---|
給電方式 | コード式 |
タイプ | 高速型 |
回転数 | 11,000min-1 |
良い
気になる
コーナン商事の「ディスクグラインダー」は、砥石外径が100mmの高速型ディスクグラインダー。初心者でも操作しやすい軽さを特徴として謳っています。
今回の検証では、太さ10mmの鉄の丸棒を5.04秒で切断できました。スムーズに切り進めることができ、厚みのある金属でも手軽に切断できるといえるでしょう。また、1×4材を30秒間で約5mmの深さまで削ることができ、木工作業であれば十分効率的に作業を進められる印象です。
ハンドルにグリップがなく滑りやすいうえ、ハンドルが52mmと太くフィット感は欠ける印象。加えてスイッチがレバー式なので、操作するときは片手で本体を支える必要があり、作業の開始時と終了時の安定感が低いと感じました。しかし、重量は1,729gと比較的軽量。振動も少なかったので、長時間作業しても腕に負担はかかりづらいでしょう。
変速はできませんが、サイドグリップがついているので両手で操作できた点は好印象。しかし、安全性を向上させる機能はついていませんでした。とくに再起動防止機能を搭載していないことから、コンセントにコードを差すときは、スイッチがOFFになっていることを必ず確認してください。
なお、起動時の騒音レベルは88.2dB、金属の切断中は100.5dBの騒音レベルを記録しました。起動時は比較的控えめな騒音レベルでしたが、鉄の切断時は大きな音がしたため、金属を加工するときはイヤーマフや耳栓などの聴覚保護具を装着しましょう。
砥石内径 | 15mm |
---|---|
幅 | 116mm |
奥行 | 270mm |
高さ | 90mm |
最大出力 | ‐ |
電圧 | AC100V |
電流 | 5.8A |
総重量(実測値) | 1,729g |
ハンドルの太さ | 約52mm |
コードの長さ | 2m |
ソフトスタート機能 | 不明 |
ブレーキ機能 | 不明 |
付属品 | 補助ハンドル、フランジ、ロックナット、カニ目スパナ、鉄工用オフセット砥石、交換用カーボンブラシ1セット |
サイズ(砥石外径) | 100mm |
---|---|
給電方式 | コード式 |
タイプ | 高速型 |
回転数 | 12,000min-1 |
良い
気になる
京セラインダストリアルツールズの「ディスクグラインダー」は、回転数が12,000min-1の高速型ディスクグラインダー。握りやすさを向上させるために、ハンドルにソフトグリップがついていることを特徴として謳っています。
今回の検証では、太さ10mmの鉄の丸棒を切断するのにかかった時間が7.78秒でした。やや抵抗感のある切り心地ではあったものの、粗大ゴミの解体や小規模なDIYであれば十分な切断力がある印象。1×4材を30秒間研磨すると約3.5mmの深さに削ることができたため、サビ取りや塗装剥がしにも対応できるといえるでしょう。
ハンドルの太さは53mmと太めで握ったときのフィット感に欠ける印象がありましたが、グリップがあることで滑りにくく、サイドグリップがあるので安定感は良好。しかし、スイッチがレバー式なので瞬時に電源のON・OFFを切り替えられないうえ、回転による振動が手に伝わりやすい傾向がありました。長時間の作業には不向きといえるでしょう。
変速はできませんがサイドグリップがあるので、別途購入する手間が少ない点は好印象でした。しかし、安全性が向上する過負荷保護機能や再起動防止機能は搭載していません。とくに再起動防止機能がないので、スイッチがONの状態でコードを差すと非常に危険。コードを差す前に必ずスイッチがOFFになっていることを確かめてください。
起動時の騒音レベルは88.7dB、金属を切断中の騒音レベルは100.0dBを記録。起動時・切断時ともに稼働音が比較的大きいため、作業中はイヤーマフや耳栓を着用しましょう。
砥石内径 | 15mm |
---|---|
幅 | 120mm |
奥行 | 257mm |
高さ | 104mm |
最大出力 | 850W |
電圧 | AC100V |
電流 | 6.6A |
総重量(実測値) | 1,986g |
ハンドルの太さ | 約53mm |
コードの長さ | 2m |
ソフトスタート機能 | 不明 |
ブレーキ機能 | |
付属品 | 100mmレジノイド砥石(#36)、カニ目スパナ、補助ハンドル |
今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のディスクグラインダー12商品をすべて集めて検証を実施。どれが最も優れた商品かを決定しました。
なお、mybestではDIYをするのに十分なパワーがあるうえ使いやすく、安全性・利便性が向上する機能が豊富で、音が静かな商品を優れたディスクグラインダーと定義しています。
検証項目は以下の5項目としました。
検証①:パワー
検証②:操作性
検証③:安全機能
検証④:便利機能
検証⑤:静音性
今回検証した商品
切断や研磨に時間がかかると、作業効率が落ちるうえ疲労感も増します。そこで、まずは切断・研磨のしやすさをチェックしてパワーを検証しました。
<検証方法>
切断砥石の当たり方に違いが出ないようスタンドにディスクグラインダーを装着して、太さ10mmの鉄の丸棒を切断。なお、変速型は最大の回転数に調節し、切断にかかった時間を計測しました。
<評価基準>
切断をした際にスムーズだと感じた、切断時間が7秒以内だったものを最高評価としています。
<検証方法>
粒度が#120の多羽根ディスクを装着して、30秒間1×4材を研磨。30秒後の木材の削り具合をチェックしました。
<評価基準>
短時間で大きく形を変えられる研磨力があった、10mm以上の深さで削れたものを最高評価としています。
効率的かつ安全に作業を進めるためには、パワフルなだけでなく思いどおりに使えるものを選ぶ必要があります。そこで、操作性の検証を実施しました。
<検証方法>
ディスクグラインダーを手で持った状態で、鉄の丸棒を切断と1×4材の研磨を行いました。
<評価基準>
4つの要素について、以下の観点を設けて評価を行いました。
次に安全機能の検証を実施。安全性の向上に繋がる4つの項目について加点方式で評価しました。
<評価項目>
なお、ブレーキ機能はスイッチを切ってから回転が止まるまでの時間を計測し、時間が短かったものほど高評価としています。
続いて便利機能の検証を実施。利便性の向上に繋がる3つの項目について加点方式で評価しました。
<評価項目>
住宅街で作業する場合、作業中の騒音が気になる人もいるのではないでしょうか。そこで、最後に静音性を検証しました。
<検証方法>
ディスクグラインダーが回転しているときに作業者の耳元で聞こえる音を騒音計で計測しました。金属の切断時はどの商品も100dB程度の非常に大きな音がしたため、研磨作業や磨き作業を想定して無負荷で回転させたときの音を評価しています。
<評価基準>
静音といえる商品はなかったものの、そのなかでも騒音レベルが小さかったものほど高評価としました。
<使用した騒音計>
TASI TA8000 SERIES
ディスクグラインダーを使うときは、材料を手で支えるのではなく万力やクランプなどで固定しましょう。そして、回転の反動や振動で滑らないようにディスクグラインダーを両手でしっかりと持ちます。
研磨作業では、材料に強く押し付けずに本体の自重を利用して当てる程度の力で十分加工できます。金属を切断するときは、火花が顔や体に当たらない体勢や方向で作業しましょう。また、動かすときは奥から手前にゆっくりと引くように動かします。切断面は高温になることもあるため、素手で直接触れないように注意してください。
なお、ディスクグラインダーを使用する際は、保護メガネの着用を徹底しましょう。砥石や切断する材料の破片が目に入ってケガをする事故も発生しているため、使用中の目の保護は必須です。また、粉塵が舞う作業では防塵マスク、騒音の大きい作業ではイヤーマフや耳栓を着用してください。
また、手を保護するための手袋は軍手ではなく、革製手袋やゴム製の作業用手袋を装着しましょう(参照:厚生労働省)。軍手はすべりやすいうえ繊維が回転に巻き込まれやすく、大ケガに繋がる場合があります。必ず正しい使用方法と保護具の装備を徹底して作業しましょう。
準備するものが多くなかなか始められないのがDIY、どんなものを準備すればよいかわからない人も多いでしょう。マイベストおすすめのアイテムを紹介しているので、気になる人は確認してくださいね。
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1位: Abeden|コードレスディスクグラインダー|HY-3011
2位: コメリ|UBERMANN|18V充電式ディスクグラインダー|UB18VAGBLBFS
3位: 藤原産業|SK11|コード式変速ディスクグラインダー|SDG-1050VS
4位: 高儀|EARTH MAN|EARTH MAN 変速ディスクグラインダー|DGR-110SCA
5位: BOSCH|ディスクグラインダー|GWS7-100E
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