高儀 EARTH MAN 変速ディスクグラインダー DGR-110SCAをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
しっかり握れるスリムなボディが特徴で、スムーズに作業できると謳う、高儀 EARTH MAN 変速ディスクグラインダー DGR-110SCA。「金属の切断から研磨まで問題なく使えた」「音が静か」と評判です。しかし「パワーが物足りない」などの口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
- パワー
- 操作性
- 安全機能
- 便利機能
- 静音性
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のディスクグラインダーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ディスクグラインダー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

日用品・ガーデニング用品・DIY向け電動工具・喫煙具・家事代行サービス・クリーニングなど、暮らしや生活に関わる幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「一人ひとりが選んでよかったと感じる選択肢を提供すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています

はじめに結論!変速機能つきで、材料に合わせて効率的に使える。切断・研磨のパワーも十分
高儀 EARTH MAN 変速ディスクグラインダー DGR-110SCAは、シーンに応じて細かく設定できるパワフルなものがほしい人におすすめ。太さ10mmの鉄の丸棒を6.57秒で切断、1×4材を30秒間で4mm研磨でき、「パワーが物足りない」との口コミに反してサクサク作業できました。比較した商品内にはより速くカットできたものもありますが、DIYには十分な性能といえます。
便利な機能も豊富で、回転数は約5,500~11,000min-1の間で6段階に調節可能。負荷に応じて回転数が変わるオートモードはないものの、比較した回転数を変えられない商品とは異なり、材料の種類や加工方法に合わせて使い分けできるのがメリットです。安定感が高まるサイドグリップも付属しますよ。
操作性も良好です。本体は太めですがハンドルはマットな質感で持ちやすく、手袋をしていても滑りませんでした。比較したなかには2kg超えの商品が多かったなか、約1.7kgと軽め。コード式のため取り回しやすさはバッテリー式に及ばないものの、コードの長さが2.3mあり狭い範囲であればさほど困らないでしょう。
一方、電源スイッチがレバー式で本体底面にあり、押しにくいのはネック。作業中はモーターの振動が伝わる点も気になりました。安全機能は、ゆるやかな回転で起動するソフトスタート機能のみ。再起動防止機能はないため、コンセントに差す前に必ずスイッチがOFFになっていることを確認してください。
騒音値は、起動時は85dBと比較した商品内では控えめです。しかし金属の切断時は100.9dBと非常に大きな音がするので、イヤーマフや耳栓など聴覚保護具を併用しましょう。切断・研磨能力が高く、金網・トタンの切断や木材の荒削りなどに重宝しますが、パワーも安全性も譲れないなら上位商品も要チェックです。
高儀 EARTH MAN 変速ディスクグラインダー DGR-110SCAとは?

そもそディスクグラインダーとは、円盤状の砥石・刃を搭載した電動工具で、材料を切ったり削ったりするのに使用します。金属・石材・木材など幅広い材料の加工に使用でき、サンドペーパーや電動サンダーに比べて、パワフルに研磨できる点が魅力。作業を効率化し、短時間で終わらせたい場合にも重宝します。
今回ご紹介する変速ディスクグラインダー DGR-110SCAもそのひとつ。金属・木工に対応し、スリムなボディでしっかり握れると謳っています。ICトルク制御によりパワーが安定し、スムーズに作業できるともアピールしていますよ。
販売元の高儀は、新潟県に本社を構える創業150年以上の歴史を持つ企業。DGR-110SCAは、電動工具を中心としたラインナップを扱うブランド「EARTH MAN(アースマン)」から販売されています。
AC100Vのコード式モデル。変速ダイヤルで回転数を調整可能
家庭用コンセントで使えるAC100Vのコード式モデルで、消費電力は500W。サイズは約長さ280×高さ120×幅100mm、付属品を除いた重さは約1.7kg、コードの長さは約2.3mです。外径100mmの砥石を使用します。
ディスクグラインダーには変速型・低速型・高速型の3種類があり、本品はダイヤルで回転数を約5,500〜11,000 min-1の間で調整できる変速型。低速~高速まで幅広く対応し、材料やシーンに合わせて使い分けらるのが魅力です。
付属品として、補助ハンドルや鉄工用オフセット砥石などが同梱されています。補助ハンドルは左右につけ替え可能で、自分の握りやすい位置に調整できますよ。
<付属品>
- 補助ハンドル
- ディスクスパナ
- 鉄工用オフセット砥石
- ソフトパッド直径100mm
- サンディングペーパーディスク直径100mm #40・#80×各5枚
- 交換用カーボンブラシ
実際に使ってみてわかった高儀 EARTH MAN 変速ディスクグラインダー DGR-110SCAの本当の実力!

検証のポイント
すべての検証は
マイベストが行っています

パワーは十分。切断・研磨ともにスムーズ

まずは、パワーの検証です。切断・研磨のしやすさをチェックしました。
切断のしやすさは、砥石の当たり方に差が出ないようスタンドにディスクグラインダーを装着し、太さ10mmの鉄の丸棒を切断して検証。切断にかかる時間が少なく、スムーズに切断できたものを高評価とします。
研磨のしやすさは、粒度#120の多羽根ディスクを装着し、1×4材を研磨してチェック。30秒後の木材の削り具合を確認し、深く研磨できたものを高評価としました。

検証したところ、太さ10mmの鉄の丸棒を6.57秒で切断でき、高評価基準の7秒を下回りました。比較した3秒台でカットできた商品には届かないものの、「パワーが物足りない」との口コミに反し、金網やトタンであればスムーズに切断できるでしょう。
研磨力も高く、1×4材を30秒間で4mm研磨できました。なお、比較したどの商品も30秒間で2.5〜6mm削れており、商品による大差はありません。「金属の切断から研磨まで問題なく使えた」との口コミどおり、金属の切断・木材の荒削り・成形まで幅広くこなせますよ。
持ちやすく、手袋をつけても滑りにくい。スイッチを押しにくいのが惜しい

次は、操作性の検証です。
ディスクグラインダーを手に持った状態で、鉄の丸棒の切断と1×4材の研磨をして検証。持ちやすさ・動かしやすさ・電源スイッチの押しやすさ・振動の少なさをチェックし、思いどおりに使えるものを高評価としました。
マットな質感で持ちやすい。電源スイッチが本体底面にあるのはネック

持ちやすさは良好です。本体がやや太くガシッとは握れないものの、ハンドルがマットな質感で手袋をしていても滑りにくいのが利点。比較した商品内には総重量が2kgを超えるものが多かったなか、約1.7kgと軽めで作業に支障が出るほどの負担は感じませんでした。
一方で、電源スイッチの押しやすさはいまひとつ。レバー式なうえ本体底面に配置されているため、片手で操作できず万が一の場合にすぐにOFFにできないのが難点です。スイッチの動き自体はスムーズですが、比較したスライド式の商品や本体上部や側面に配置された商品と並ぶと、操作はしにくいでしょう。
コード式だが狭い範囲での作業なら問題なし。作業中は振動を感じやすい

動かしやすさは優秀です。電源はコンセントを使うコード式ですが、コードの長さは約2.3mと長め。比較したバッテリー式に比べると使用範囲は限られますが、狭い範囲であれば取り回しにそれほど困らないといえます。
材料に当てた瞬間の反動や振動が小さめなのも利点です。ただ研磨中・切断中はモーター回転による振動が強めなので、長時間作業していると疲れる可能性があるでしょう。なお比較した商品内では、ある程度重さがある商品のほうが、材料に本体を押しつけやすく振動を抑えやすい傾向がありました。
回転数を調節でき、目的に合わせた使い分けが可能。ケガには要注意

次は、安全機能の検証です。ブレーキ機能の有無・過負荷保護機能の有無・再起動防止機能の有無・ソフトスタート機能の有無を確認し、評価しました。
続けて便利機能の検証です。回転数を調節できるダイヤルがついているか、サイドグリップがあるか、オートモードを搭載しているかをチェックし、加点方式で評価しました。
安全機能は物足りない。コンセントを差す前に、電源がOFFか確認を

安全機能は十分とはいえず。起動時に研磨ディスクや切断砥石がゆっくり回転して反動を抑える、ソフトスタート機能は搭載していました。ただスイッチを切ってから回転が完全に停止までの時間は4.08秒と、ブレーキの性能はあと一歩。比較した約半数の商品が3秒以下で停止した点を考えると、やや物足りない結果です。
再起動防止機能がない点もネック。スイッチがONになっている状態でコードをコンセントに差すと、刃が回転してしまい非常に危険なので注意が必要。コンセントを差す前に、電源がOFFになっていることを必ず確認しましょう。
また過剰に負荷がかかったときに自動で回転が停止する、過負荷保護機能もありません。ただ比較した商品で過負荷保護機能に対応したものは1商品のみ(※執筆時点)でした。ケガのリスクを下げたいなら、安全機能の充実度にも着目してください。
- ブレーキ機能|◯
- 過負荷保護機能|×
- 再起動防止機能|×
- ソフトスタート機能|◯
便利な機能は豊富。回転数を調節でき、サイドグリップも付属

便利な機能は豊富で、高評価を獲ました。回転数を調節できるダイヤルがあり、約5,500~11,000min-1の間で6段階に回転数を調節可能。材料や加工方法に合わせて細かく設定を変えられる点が魅力です。金属のツヤだし・木材の塗料剥がし・金属の切断など、幅広い作業に活躍しますよ。
なお負荷に応じて回転数が変わるオートモードは、比較した多くの商品同様にありません。サイドグリップが付属し、別途購入の必要がない点はうれしいポイントです。
- 回転数調節|◯(6段階)
- サイドグリップ|付属
- オートモード|×
起動時の騒音は85dB。聴覚保護具を装着するのがおすすめ

最後は、静音性の検証です。研磨作業や磨き作業を想定して無負荷で回転させたときに作業者の耳元で聞こえる音を騒音計で計測。騒音の小さなものを高評価としました。
結果、起動時の騒音は85dBを記録。全体平均値の89.13dB(※執筆時点)を下回り、比較した商品のなかでは小さめでした。とはいえ、金属を切断する際の騒音値は100.9dBとパチンコ店内より大きく(参照:環境省)、使用する時間帯には注意が必要。比較したほかの商品と同様に、イヤーマフや耳栓など聴覚保護具を装着するのがベターです。
高儀 EARTH MAN 変速ディスクグラインダー DGR-110SCAの詳細情報
高儀EARTH MAN | EARTH MAN 変速ディスクグラインダー | DGR-110SCA
| サイズ(砥石外径) | 100mm |
|---|---|
| 給電方式 | コード式 |
| タイプ | 変速型 |
| 回転数 | 約5,500~11,000min-1 |
- 消費電力
- 500W
- スイッチの仕様
- レバー式
- サイドグリップ付き
- 再起動防止機能
- 不明
| 砥石内径 | 15mm |
|---|---|
| 幅 | 100mm |
| 奥行 | 280mm |
| 高さ | 120mm |
| 最大出力 | ‐ |
| 電圧 | AC100V |
| 電流 | 5.3A |
| 総重量(実測値) | 1709g |
| ハンドルの太さ | 約57mm |
| コードの長さ | 約2.3m |
| ソフトスタート機能 | 不明 |
| ブレーキ機能 | 不明 |
| 付属品 | 補助ハンドル、ディスクスパナ、鉄工用オフセット砥石、ソフトパッドφ100mm、サンディングペーパーディスクφ100mm(#40・80)×各5枚、交換用カーボンブラシ |
高儀 EARTH MAN 変速ディスクグラインダー DGR-110SCAの価格比較
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
- 66,439円(+920円)販売価格:6,439円ポイント:0円相当送料無料グラントマトYahoo!ショッピング店(2,904件)4.64グラントマトYahoo!ショッピング店(2,904件)4.64
高儀 EARTH MAN 変速ディスクグラインダー DGR-110SCAはどこで買える?
高儀 EARTH MAN 変速ディスクグラインダー DGR-110SCAは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで購入可能。取扱店舗によって送料・値段・ポイントなどが異なるので、お得に購入できるショップを選びましょう。
ECサイトでの価格は執筆時点で約5千円。高儀からはイヤーマフなどの聴覚保護具も販売されているので、あわせて購入するのもおすすめです。
ディスクグラインダーの使い方は?

ディスクグラインダーを使うときは、万力やクランプを利用して材料を固定しましょう。ディスクグラインダーは両手でしっかり持ち、滑らないよう注意します。研磨作業では本体の自重を利用し、金属切断は火花から顔と体を守る体勢や方向で行いましょう。奥から手前にゆっくり引くように操作してくださいね。
また、保護具も必ず着用してください。保護メガネ・防塵マスク・イヤーマフ・耳栓などを用意しておくのがおすすめです。手袋は革製やゴム製を使います。滑りやすく回転に巻き込まれやすい、軍手の使用は避けましょう。
安全機能が充実したこちらもおすすめ
最後に、安全機能が豊富で、DIY初心者にもおすすめのモデルをご紹介します。
操作性に優れたモデルなら、Abeden コードレスディスクグラインダー HY-3011がおすすめ。ハンドルの太さが40mmとスリムで、握った際には手にしっかりフィットしました。再起動防止機能・ソフトスタート機能を備え、安全性も考慮されています。振動・反動も少なく、腕への負担も少ないでしょう。
コメリ UBERMANN 18V充電式ディスクグラインダー UB18VAGBLBFSは、パワーの強さが魅力。太さ10mmの鉄の丸棒を切断する時間は、比較したなかでも最短(※執筆時点)の3.37秒と非常にスピーディでした。再起動防止機能を搭載し、事故のリスクを軽減できます。細身で操作性も優秀です。
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