【頭皮のニオイ予防に】加齢臭対策シャンプーのおすすめ人気ランキング12選【徹底比較】

一般的に、カキタンニン・緑茶エキスがニオイ対策成分として挙げられます。1つの指標として参考にするのはよいですが、ニオイ対策成分が入っているから必ずしもニオイを抑えられるとは限りません。

今回検証した全商品にニオイ対策成分が配合されていましたが、ニオイ対策成分が入っていてもメーカーごとに配合が異なるため、マスキング⼒に差が出る結果でした。

ニオイを抑えたい人は、防臭・マスキング力検証で3.5～5点を獲得した商品に注目してみるとよいでしょう。

ニオイの原因となる皮脂を落とすために重要なのが、洗浄力。

皮脂が多くベタつきやすい人は、高級アルコール系のシャンプーが好適です。洗浄力の高さと泡立ちのよさが特徴で、皮脂汚れもしっかりと洗い流せるでしょう。以下の成分を選ぶときの参考にしてみてください。

＜高級アルコール系の成分＞

・ラウレス/ラウリル硫酸Na

・オレフィン（C14-C16）スルホン酸Na

・スルホコハク酸ラウレス2Na

ただし、洗浄力の高さと肌へのやさしさは両立が難しいため、自分の肌質を考慮することも忘れないようにしましょう。

皮脂が多いとニオイが発生しやすくなったり、酸化した皮脂に菌が繁殖したりします。ニオイを抑えるだけでなく、頭皮をすこやかに保つためにも、抗菌・殺菌作用に注目してみましょう。

代表的な成分として、ピロクトンオラミン・ミコナゾール硝酸塩・イソプロピルメチルフェノールがあります。

薬用シャンプーと書いてあるものは、ほとんどが抗菌・殺菌成分が配合されているので、選ぶ際にチェックしてください。

香料が配合されたシャンプーを使って加齢臭を抑えようとすると、かえって不快なニオイになる場合もあります。頭皮のニオイと相性が悪いと逆効果になるので、無理に香りで抑えるのではなく、香料だけに頼りすぎずニオイ対策成分とプラスで考えるとよいでしょう。

検証では、メンソール系のさっぱりと爽快感のある香りが多く、とくに柑橘系の香りが好評でした。特別不快な香りはありませんでしたが、ハーブ系の香りは好みが分かれる印象です。