オートバイ・原付・スクーターのハンドルに取り付けてスマホをマウントする、バイク用スマホホルダー(携帯ホルダー)。ハンズフリーでスマホのナビを見られる便利アイテムです。しかし、ワンタッチ・ポーチ・クランプなど、スマホの固定方法の違いもあり、どれが使いやすいのかわからず選びにくいですよね。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
振動吸収性が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「走行時の振動をほとんどカットできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
着脱のしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「モニターがグローブをした状態で着脱しやすいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
スマホの使いやすさが優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「炎天下でも画面が見やすく操作しやすいうえ充電もできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
保持力が優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「走行中にスマホが落下したりズレたりすることがない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
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近年スマホカメラは高性能化が進んでおり、光学式手振れ補正やオートフォーカスなど繊細な構造のものが増えています。それらは振動に弱いため、バイクに取り付けて長期間使用を続けていると壊れることがしばしば(参照:Apple)。
振動の対策のため、最近のバイク用スマホホルダーは振動吸収ダンパーを搭載しているモデルが多く販売されています。とはいえどの程度振動を吸収できているのかはよく分かりませんよね。
そこで、今回は振動試験機を使用して実際のバイクの振動を再現し、各商品を使ってスマホに伝わる振動がどれだけ減らせたかを計測しました。ぜひ選ぶ際の参考にしてください。
バイク用スマホホルダーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
せっかくスマホをバイクに取り付けても、着脱が面倒だったりスマホが使いにくかったりするとストレスになります。以下を参考にスマホが使いやすいものを選んでください。
スマホの固定方法は様々な種類がありますが、検証でもっとも着脱しやすかったのは、スマホを置くだけでホールド~ロックまでできるタイプ。外すときは両脇のレバーを押し込むことでロック解除とスマホの開放を同時に行います。取り付け~取り外しまでを片手で完結できるので、誰でも扱いやすいですよ。
一般的なスマホホルダーは、着脱の際に力が必要だったり、小さなロックレバーを操作したりする必要があります。素手であれば問題なく着脱できますが、グローブをしている状態では操作は難しいでしょう。
走行中にスマホが外れる原因のひとつとして、ロックのかけ忘れが挙げられます。自動ロックであれば、ロックのかけ忘れの心配がないので、スマホの落下防止にもつながりますよ。
ワイヤレス充電機能付きのスマホを使用している人は、スマホホルダーもワイヤレス充電に対応したものがおすすめ。コード充電の場合は、バイクを乗り降りする際にコードの抜き差しの必要がありますが、ワイヤレス充電ならスマホを置くだけ・とるだけです。また、充電コードを持ち歩く必要がないので荷物がスッキリしますよ。
今回検証した結果、振動吸収ダンパーがついていてもあまり効果がない商品が多くありましたが、クアッドロックはとびぬけて優秀な結果でした。
QUAD LOCKの衝撃吸収ダンパーは別売り
今回は、4ストローク4気筒エンジンで3000rpm~12000rpmで走行した場合の振動を想定し、100~400Hzの振動をどれだけ減らせたかを見て評価。その結果、ほとんどのスマホホルダーは60%前後しか振動をカットできかったのに対し、クアッドロックは91.9%も振動をカットできました。
実際のところ、この結果がスマホカメラにどう影響するかは不明ですが、少しでも振動が気になるならクアッドロックを選ぶのがベターです。
通勤や配達業で毎日バイクに乗る人は、防水ケースがおすすめ。防水ケースのなかにもハードタイプとソフトタイプがありますが、選ぶならハードタイプ一択です。
防水フィルムでスマホを覆う以上、どうしても画面が見にくくなったり操作がしにくくなったりします。しかし、ハードタイプであれば防水フィルムがある程度画面に密着するので、画面の見やすさ・操作のしやすさともにソフトタイプよりも優れていました。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||
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振動吸収性 | 着脱のしやすさ | スマホの使いやすさ | 保持力 | タイプ | 対応する充電方法 | 角度調整可能 | 材質 | サイズ調整可能 | 対応ハンドル径 | 防振ダンパー | 防水機能 | 防塵・防水レベル(IPコード) | 日除け | ホルダーの着脱方法 | |||||||
1 | Kaedear クイックホールド|KDR-M11C | ![]() | 4.73 | 1位 | スマホの着脱がとにかく簡単!定番スマホホルダー | 4.47 | 5.00 | 4.63 | 5.00 | ユニバーサル | コード | アルミニウム合金、ステンレス、ポリカーボネート、ABS | 32mm/径変換アタッチメント使用時:12mm、22mm、25.4mm | 別売り | なし | 別売り | ボルト止め | ||||
2 | Kaedear クイックホールド ビートル QI USB|KDR-M14A | ![]() | 4.71 | 2位 | ワンタッチで簡単着脱!ワイヤレス充電にも対応 | 4.32 | 4.93 | 4.88 | 4.88 | ユニバーサル | Qi、コード | アルミニウム合金、ステンレス、ポリカーボネート、ABS | 32mm/径変換アタッチメント使用時:12mm、22mm、25.4mm | 別売り | なし | IP66 | 別売り | ボルト式 | |||
3 | Kaedear バイク スマホホルダー|KDR-M11CPJ-BK | ![]() | 4.55 | 4位 | ワンタッチで着脱簡単!保持力も高く、落下リスクが少ない | 4.27 | 4.70 | 4.63 | 4.75 | ユニバーサル | コード | アルミ、ポリカーボネート、ABS | 12mm、22mm、25.4mm、28.6mm | 標準装備 | なし | 別売り | ボルト止め | ||||
4 | QUAD LOCK ハンドルバーマウント PRO | ![]() | 4.40 | 9位 | 驚異的な振動吸収性能!振動の少なさを重視する人におすすめ | 4.84 | 3.93 | 4.25 | 5.00 | 専用ケース | コード、Qi(別売り) | ステンレス鋼、アルミニウム、ナイロン | 35mm/調整用スペーサー使用時:22.2mm、25.4mm、28.6mm、31.8mm | 別売り | なし | なし | ボルト止め | ||||
5 | Lamicall バイク スマホホルダー | ![]() | 4.38 | 簡単につけ外しが行える。振動吸収ダンパーが標準装備 | 4.35 | 4.25 | 4.38 | 4.75 | ユニバーサル | コード | アーム:ステンレス/ボディ:ABS樹脂 | 15~40mm | 標準装備 | なし | なし | ワンタッチ | |||||
6 | デイトナ スマートフォンホルダー3+|IH-2100 | ![]() | 4.36 | 5位 | 特殊な形状のスマホにも合わせやすいスマホホルダー | 4.46 | 4.08 | 4.38 | 4.75 | ユニバーサル | コード、Qi(別売り) | アルミ | 22~29mm | 標準装備 | なし | なし | ボルト止め | ||||
7 | Kaedear クイックホールド手裏剣 |KDR-M22C | ![]() | 4.33 | 8位 | ワンタッチで着脱可能。カメラが出っ張っているスマホも対応 | 3.54 | 4.95 | 4.63 | 5.00 | ユニバーサル | コード | アルミニウム合金、ステンレス、ポリカーボネート、ABS | 12mm、22mm、25.4mm、32mm | なし | なし | 別売り | ボルト止め | ||||
8 | デイトナ バイク用 スマホホルダー|99490 | ![]() | 4.32 | 3位 | 振動の少なさが魅力。シンプルなデザインが好みなら候補に | 4.56 | 3.92 | 4.25 | 5.00 | ユニバーサル | コード、Qi(別売り) | アルミ | 22.2mm、25.4mm、28.6mm、31.7mm | 別売り | なし | なし | ボルト止め | ||||
9 | Kaedear オートアジャスト ケース | ![]() | 4.27 | 防水ケースとしては、スマホの使いやすさに優れている | 4.58 | 3.95 | 4.00 | 5.00 | 専用ケース | コード | アルミニウム合金、ステンレス、ポリカーボネート、ABS | 32mm/径変換アタッチメント使用:12.7mm、22mm、25.4mm | 別売り | 防水ハードケース | IP66 | 別売り | ボルト止め | ||||
10 | National Products RAM MOUNTS|Xグリップ(S)&タフクロー(S)セット|RAM-HOL-UN7-400U | ![]() | 4.26 | 7位 | スマホ画面の視認性は良好。待ち乗りメインなら選択肢に | 4.18 | 4.38 | 4.38 | 4.00 | ユニバーサル | コード | 高強度複合材、ステンレス | 16~38mm | 別売り | なし | なし | ボルト止め |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード |
防振ダンパー | 別売り |
防水機能 | なし |
良い
気になる
Kaedearの「クイックホールド KDR-M11C」はとにかく簡単に着脱したい人におすすめ。スマホを置くだけ・取るだけで着脱が可能なので、グローブをしていても簡単に作業できますよ。また、自動ロックなのでロックのかけ忘れによるスマホの脱落の心配がありません。
ワイヤレス充電機能はありませんが、その他の機能は十分。特にうれしいのは別売りのサンシェードです。屋外でスマホの画面を見ると反射で見えにくい場合がありますが、サンシェードを取り付けるだけで画面の見やすさが向上しますよ。
また、別売りの振動吸収ダンパーを取り付けて検証を行ったところ、100~400Hzの振動のカット率は73.5%と高めで、それなりの効果が見られました。少しでも振動が気になる人は衝撃吸収ダンパーを取りつけておくとよいでしょう。
材質 | アルミニウム合金、ステンレス、ポリカーボネート、ABS |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | Qi、コード |
防振ダンパー | 別売り |
防水機能 | なし |
良い
気になる
Kaedearの「クイックホールド ビートル QI USB KDR-M14A」は、ワイヤレス充電機能のあるスマホを使っている人におすすめ。対応スマホならコードレスで充電できますよ。
スマホはワンタッチで取りつけ〜ロックまで行えるため、クローブをしていても簡単に作業できます。取り外す際も側面のボタンを押すだけなので、取り付けも取り外しも片手で完結できる点はメリット。ロックは自動でかかるため、ロックのかけ忘れによるスマホの脱落の心配がありません。
また、サンシェードのオプションが別売りで用意されている点も嬉しいポイント。晴れた日は画面に光が反射してスマホが見にくいことがありますが、サンシェードをつければ、画面の見やすさが向上しますよ。
また、別売りオプションで用意されている振動吸収ダンパーを取りつけて振動吸収性能を検証したところ、ある程度の効果があることがわかりました。スマホに対する振動が気になる人は振動吸収ダンパーを取りつけることをおすすめします。
とにかく着脱しやすくて、ワイヤレス充電可能なスマホホルダー。振動吸収性能は引っかかりますが、総合的に見てとても使いやすいので、是非ご検討ください。
材質 | アルミニウム合金、ステンレス、ポリカーボネート、ABS |
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防塵・防水レベル(IPコード) | IP66 |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード |
防振ダンパー | 標準装備 |
防水機能 | なし |
良い
気になる
Kaedearの「バイク スマホホルダー KDR-M11CPJ-BK」は、着脱が簡単でしっかり固定される商品を探している人におすすめ。実際にスマホの着脱を行ったモニターからは、「スマホを押しつけるだけで取りつけられた」「ロックを解除したら両サイドを押すだけで取り外せた」といった声が挙がりました。グローブを着用していても難なく着脱できるワンタッチ式で、扱いやすさに優れています。
背面のロックレバーを手動で操作する必要があるものの、揺れてもズレにくいところは魅力的。実際に5分間振動を与えてもスマホは動かず、走行中にスマホが落下するリスクは少ないでしょう。
画面がホルダーに隠れることなく隅まで確認でき、角度も自由に調節可能。別売りのサンバイザーを取りつけると、日差しの強い日でも画面が見やすくなりますよ。
防振ダンパーも標準で備わっており、振動吸収性も悪くありません。着脱のしやすさと高い保持力を兼ね備えた商品で、手軽に使いやすいスマホホルダーをお探しの人にぴったりです。
材質 | アルミ、ポリカーボネート、ABS |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
タイプ | 専用ケース |
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対応する充電方法 | コード、Qi(別売り) |
防振ダンパー | 別売り |
防水機能 | なし |
良い
気になる
スマホの保持力は一切問題なく、振動を与えてもズレることはありませんでした。スマホを固定する際に自動でロックがかかるので、ロックのかけ忘れによるスマホの脱落の危険もありません。ワイヤレス充電機能はついていませんが、別売りのワイヤレスチャージヘッドを取り付ければ、ワイヤレス充電にも対応しますよ。
とにかく振動吸収性能が優秀なスマホホルダー。スマホの着脱しにくさはネックですが、スマホカメラを壊したくないならおすすめです。
材質 | ステンレス鋼、アルミニウム、ナイロン |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード |
防振ダンパー | 標準装備 |
防水機能 | なし |
良い
気になる
Lamicallの「バイク スマホホルダー」は、スマホホルダーのつけ外しが簡単にできることが特徴。ハンドルクランプ部分のボタンを押すだけで簡単に取り外せます。旅先でバイクの写真を撮るときに、スマホホルダーが邪魔に感じる人にはおすすめですよ。
振動を与えてもクランプやスマホがズレることはなく、スマホの保持力は十分に高い印象。また、スマホホルダー背面のボールジョイントは自由な角度で固定できるので、スマホの角度調整が容易で画面を見やすい位置に固定できます。また、スマホの着脱は特に難しい作業はなく、簡単に着脱できる印象。ただし背面のロックレバーが小さく、グローブをした状態では操作しにくい場合がありました。
振動吸収ダンパーが標準装備で追加購入の必要がない点はメリット。振動吸収の効果もある程度見られました。
材質 | アーム:ステンレス/ボディ:ABS樹脂 |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード、Qi(別売り) |
防振ダンパー | 標準装備 |
防水機能 | なし |
良い
気になる
検証では振動を与えてもクランプやスマホがズレることはありませんでした。ロックレバーが手動なので、ロックのかけ忘れには注意が必要ですが、ロックさえすればガッチリ固定できますよ。ワイヤレス充電には対応していませんが、後づけ可能なワイヤレス充電のユニットが別売りで販売されています。ワイヤレス充電をしたい人は一緒に購入することをおすすめします。
100~400Hzの振動のカット率は73.4%と高めで、スマホへの振動をそれなりにカットできました。一方、着脱の際は力を込めて行う必要がある点はネック。ロックは手動ですがロックレバーが大きく、グローブをしていても操作しやすい点はメリットです。
材質 | アルミ |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード |
防振ダンパー | なし |
防水機能 | なし |
良い
気になる
自動ロックつきで、検証で5分間振動を与えてもクランプやスマホはズレず、走行中でもスマホが落ちるリスクは少ないでしょう。押しつけが足りないと装着が緩くなる可能性もあるので、しっかり装着するようにしてください。
スマホの操作もしやすく、ケーブル充電にも対応しています。同じメーカーの「クイックホールド KDR-M11C」はカメラ部分が出っ張っているスマホは使えない形状だったのに対し、カメラ部分に干渉しにくい構造になっているのも魅力です。
振動吸収ダンパーはついておらず、衝撃吸収性は低めで走行中の振動はあまりカットできないのはデメリット。とはいえスマホを簡単に着脱でき、スマホ操作もしやすいのが魅力の商品です。スマホをこまめに着脱する人はぜひチェックしてみてください。
材質 | アルミニウム合金、ステンレス、ポリカーボネート、ABS |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
Kaedear クイックホールド手裏剣 KDR-M22Cをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード、Qi(別売り) |
防振ダンパー | 別売り |
防水機能 | なし |
良い
気になる
デイトナの「バイク用 スマホホルダー 99490」は、シンプルなデザインと振動の少なさが魅力。スマホの背面1点のみで固定する仕様で、四隅を固定するタイプよりもすっきりとしたデザインです。
検証では振動吸収性が高評価に。スマホへの振動の少なさに期待できます。また、5分間振動を加えてもクランプやスマホはズレず、走行中にスマホが落下するリスクは少ないでしょう。
Qi充電オプションがあり、ワイヤレス充電できる点がうれしいポイント。ホルダーが重ならないため、画面も見やすさも申し分ありません。一方、角度調整できるポイントが2つだけなのであらかじめ見やすい角度に調整する必要がありました。
着脱も簡単とはいえず、裏側のフックに合わせてスマホをはめるのが少々手間に感じました。グローブをして使用したモニターからは「ひねるだけで簡単に外せるが、取りつけが難しい」「両手を使わないと装着しにくい」などの声が集まりました。
シンプルな見た目と振動の少なさが魅力の本商品。装着のしやすさに目をつぶれば、候補のひとつに入るでしょう。
材質 | アルミ |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
タイプ | 専用ケース |
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対応する充電方法 | コード |
防振ダンパー | 別売り |
防水機能 | 防水ハードケース |
良い
気になる
Kaedearの「オートアジャスト ケース」は、雨のなかでも走る人におすすめの防水ケースつきスマホホルダー。
スマホの画面が防水フィルムに密着しやすい構造になっているので、画面のみやすさ・操作のしやすさは許容できる範囲です。反射で画面が見にくい場合は別売りのサンシェードを取り付けることをおすすめします。スマホの保持力に関しても問題なく、振動を与えてもクランプがズレることはありませんでした。また、万が一落下してもスマホは防水ケースに保護されているので破損のリスクは低いといえるでしょう。
別売りの振動吸収ダンパーを取りつけて振動吸収性を検証したところ、しっかりと振動をカット出来ました。スマホカメラの故障を防ぐため、振動吸収ダンパーを取りつけて使用することをおすすめします。
懸念点はスマホの着脱のしにくさ。防水ケースの3箇所の留め具は、グローブをした状態では指が引っ掛かりにくく、非常に開けにくい印象です。
材質 | アルミニウム合金、ステンレス、ポリカーボネート、ABS |
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防塵・防水レベル(IPコード) | IP66 |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード |
防振ダンパー | 別売り |
防水機能 | なし |
良い
気になる
スマホの着脱は「つまむだけ」の構造で直感的に操作でき、多くのモニターから「グローブを着けたままでもスムーズ」という声が挙がりました。両手の使用は前提となるものの、慣れれば力もあまりいらず、ストレスの少ない設計といえます。画面を遮らないXグリップ構造のため、ナビの視認性も確保されており、走行中の確認もしやすい点が魅力です。
一方で、ロック機構がないため、走行中にスマホがズレる可能性がある点は注意が必要。振動も大きくカットできているとはいえないため、長距離走行や荒れた路面ではスマホへの影響が懸念されます。安定性を最優先する場合は、別のモデルを検討してもよいでしょう。
バイクの使用頻度が低い人や、街乗りメインの人には選択肢のひとつとして検討できるモデルです。
材質 | 高強度複合材、ステンレス |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード |
防振ダンパー | なし |
防水機能 | なし |
良い
気になる
日本国内で手頃な価格帯のバイク用品を展開するブランド、OLAVENTの「バイク スマホホルダー」は、シリーズのなかでも装着の手軽さと保持力に特化したモデルで、街乗り用途を中心に展開されています。
グローブをつけたままでも片手でスマホをパチッと装着可能。押し込むだけでしっかりスマホがハマる構造は、モニターから「グローブでもストレスなく扱えた」という声もあり、停車中の着脱が多い人にとってはかなり快適といえます。さらに、スマホ画面とホルダーが重ならず、地図アプリを使用する場合でも視認性良好です。
反面、路面からの振動はスマホにやや伝わりやすく、長距離走行や荒れた路面では注意が必要な結果でした。角度調整もややしづらく、細かくポジションを変えたい人には不向き。とはいえ、保持力は非常に高く、自動ロック付きであるため走行中もズレにくいでしょう。
スマホを片手で簡単に着脱したい人や、主に街乗りでの使用を想定している人におすすめです。
材質 | プラスチック、ステンレス |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード |
防振ダンパー | 標準装備 |
防水機能 | なし |
良い
気になる
装着中のスマホの使いやすさも優秀で、背面のボールジョイントで自由に角度調節が可能。本体とスマホが干渉しにくい構造で、画面操作がしやすいでしょう。別売りのサンバイザーを取り付ければ、まぶしくて画面が見にくい晴れの日でも画面が見やすくなりますよ。
スマホの着脱のしやすさはもう1歩。グローブをつけた状態では片手で着脱しにくく、外す際は力を入れてスマホを押しあげる必要があります。実際に使ったモニターからは「気を抜くとスマホの位置がズレてしまう」「スマホがひっかかって外しにくい」という指摘がありました。
防振ダンパーは標準で備わっているものの、検証ではあまり振動をカットできませんでした。スマホを着脱する頻度が少なめで、スマホをしっかりロックしたい人には候補に入る商品です。
材質 | 強化プラスチック、アルミ |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード、Qi(オプション) |
防振ダンパー | なし |
防水機能 | なし |
良い
気になる
アンデックス・ユウが展開する「REC-MOUNT25 Moto マウント13 ハンドルバーマウント PRO」は、拡張性の高いREC MOUNT+(レックマウントプラス)シリーズに対応したスマホホルダーです。カスタマイズ性が高く、走行スタイルに応じた構成が選べます。使用には専用ケースが必須なので注意しましょう。
全方向にしっかりと固定され、5分間振動試験機で振動を与えてもスマホがズレることはありませんでした。振動吸収性も悪くはなかったため、荒れた路面を走ったり、長時間走ったりする場合でもスマホをしっかり支えたいという人には頼もしい一台といえます。また、ホルダーがスマホの画面と干渉しないため、視認性もしっかり保たれていました。
一方、スマホの着脱のしづらさは明確な難点。グローブを着用したままではかなり苦戦し、モニターからは「ケースがきつくて力が必要」との意見も挙がりました。可動範囲がやや限定的で、角度調整の自由度もそこまで高くありません。Qi充電にはオプションパーツが用意されており、必要に応じて機能拡張できる点はうれしい特徴のひとつです。
スマホの視認性や保持力を重視しつつ、頻繁な着脱を求めない使い方に適したモデルといえます。
材質 | アルミ |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード |
防振ダンパー | なし |
防水機能 | なし |
良い
気になる
JOYROOMの「バイク スマホホルダー」は、スマホホルダーのつけ外しが工具不要で簡単に行えることが特徴。スマホホルダーを頻繁につけ外しする人には向いています。
スマホの保持力は問題ないレベルで、振動を与えてもスマホやクランプがズレませんでした。ただし、ロックが手動なので、ロックのかけ忘れには注意が必要。ロックをしないまま走行するとスマホが脱落する危険があります。背面にはボールジョイントがあり、自由な角度設定が可能。簡単に画面を見やすい角度に調整できますよ。
一方でスマホの着脱はやや面倒な印象。ボタンやレバーが固く、着脱の際に力が必要な点が懸念です。また背面にあるロックレバーが小さいため、グローブをした状態では操作が難しいでしょう。
振動吸収ダンパーは付属しておらず、今回の検証ではあまり振動を吸収できませんでした。
材質 | 不明 |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード |
防振ダンパー | 標準装備 |
防水機能 | 防水ハードケース |
良い
気になる
すぐつけ外しできるうえ、保持力が高く、検証で5分間振動を与えてもスマホがズレることはありませんでした。ロックは自動ではなく手動なので、ロックのかけ忘れには気をつけましょう。装着したスマホと本体は干渉しにくい構造で、スマホ操作がしやすいのもメリット。ボールジョイントで簡単に角度調節も可能です。
一方、着脱は行いづらく、実際に使ったモニターからは「カバー部分を押し開くのに力が必要」「ロックのレバーが小さくて解除しにくい」という指摘が。グローブをつけている状態では着脱のしにくさを感じやすいでしょう。
振動吸収性は低く、走行中の振動をカットしたい人には不向き。本体のつけ外しやすさは魅力ですが、スマホの着脱のしやすさにもこだわるなら、ほかの商品も検討してみてください。
材質 | EVA樹脂、ステンレス |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
タイプ | ユニバーサル |
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対応する充電方法 | コード |
防振ダンパー | なし |
防水機能 | 防水ソフトケース |
良い
気になる
ウミネコ商事の「UMINEKO スマホホルダー」は、ソフトタイプの防水ケース。ポーチにもなっていて、工具や財布などちょっとした荷物を収納できますよ。荷物の多い人にはおすすめです。
スマホの着脱の際は、ジッパーを開けてから内部の面ファスナーも開かなければならないので、手順が多くやや面倒な印象。また、ソフトタイプの防水ケースなので、光の反射で画面が見にくい点も懸念です。スマホの画面に対して防水フィルムが浮いているので、画面のタッチ感度も悪く、スマホを使いやすいとはいえません。ケースの固定にはロック機構がないので、経年劣化すると衝撃で外れやすくなるおそれがあります。あまり激しい走行には向かないでしょう。
振動吸収ダンパーはついていませんが、今回の検証では振動をしっかりカットできていました。他の商品に比べてケース自体が柔らかいことが影響していると思われます。
総合的に見てつかいやすいスマホホルダーではありませんが、スマホの振動が気になる人・ちょっとした荷物を収納したい人はご検討ください。
材質 | ゴム |
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防塵・防水レベル(IPコード) |
検証④:保持力
今回検証した商品
振動試験機にセットしたバイク用ハンドルにスマホホルダー・スマホをセット。実走行時の振動を再現し、スマホに伝わる100~400Hzの振動加速度をどれだけカットできたかを評価。100%を最高スコアとし、より多くカットできたものをおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
各商品をモニターが実際にグローブを付けた状態でスマホを着脱して着脱のしやすさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
高頻度で長距離ツーリングをする人には、バイク用ナビがおすすめ。バイク用ナビはオフラインでも使用できるため、スマホの電波が届かないトンネルや山奥でも正確にナビゲートできますよ。一方で地図データの更新にお金がかかったり、そもそもの初期費用が高額だったりするので、予算と相談しながら導入を考えてくださいね。
原付やスクーターなどは、ハンドルにスマホホルダーを取りつけるスペースがない場合があります。ミラーマウントが付属しているスマホホルダーであれば、ハンドルにスペースがなくてもミラーに取りつけられますよ。
セパハンを装備したバイクはハンドルにクランプするスペースがなく、スマホホルダーの取りつけに困りますよね。ステムホール用のアダプターやマウントがあればセパハンでもスマホホルダーを取りつけられますよ。
バイクにスマホホルダーをつけても違法ではありません。ただし運転中の「ながらスマホ」は禁止されているため、走行中に画面を注視したり、スマホの使用により事故を起こしたりした場合は罰則が発生します。スマホを見たり操作したりする際は、必ず停車しましょう。
マイベストではバイク用品を多数紹介しています。気になる人は以下のコンテンツもチェックしてくださいね。
1位: Kaedear|クイックホールド|KDR-M11C
2位: Kaedear|クイックホールド ビートル QI USB|KDR-M14A
3位: Kaedear|バイク スマホホルダー|KDR-M11CPJ-BK
4位: QUAD LOCK| ハンドルバーマウント PRO
5位: Lamicall|バイク スマホホルダー
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ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他