大切な愛車の保管に欠かせない「バイクカバー」。とくにガレージがない集合住宅の場合は、雨よけ・防犯対策としても必要なアイテムです。そんなバイクカバーは、価格もサイズもさまざまで、装着が楽にできるタイプや耐熱性に優れたもの、カギ穴つきのものなど種類が豊富。どれを選んだらよいか悩んでしまいますね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のバイクカバー8商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのバイクカバーをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなバイクカバーは「愛車を濡らすことがなく、耐久性が高い商品」。徹底検証してわかったバイクカバーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
16歳で免許取得後、バイクに魅了されツーリングにモトクロス、ミニバイクレースなどにも参加。自動車専門学校を卒業後、大手二輪販売店へ就職。入社年に新人賞を含むいくつかの賞を授与し、翌年過去最短で工場長へ就任。計4年半勤め2005年に27歳でオートバイ業として独立。その後、居酒屋・BARなどを出店し、現在は各分野の経営相談等にものっている。バイクの販売・整備をメインに、「バイクで楽しむ」をモットーとしたアクティビティの提供にも力を入れており、バイク×キャンプなどを推進している。ホームページにはキャンプBLOGも多数。 HP: https://www.moto-factory-ban.com/ ブログ: https://www.moto-factory-ban.com/blog/
大手アパレルメーカー、繊維商社にてデザイナー・マーチャンダイザーとして、ブランド立ち上げやリブランディングに携わり、2013年横浜で地産地消を目的としたファッションプロジェクト立ち上げを契機にデザインラボ創業。2019年デザインラボ株式会社設立。同社の代表取締役/クリエイティブ/ディレクター/デザイナー。企業向けファッション・スポーツ・ユニフォーム・サイクル製品等のブランディング、マーケティング・デザイン支援を行う。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
防水性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「雨によって濡れることがない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
耐熱性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「エンジン停止数分後にカバーをかけても生地が傷まない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
蒸れにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「多少濡れた状態でカバーをかけても、蒸れずにそのうち乾く商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
耐久性に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「つくりがよく頑丈で5年以上使っても壊れない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
便利な機能が豊富な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「バタつきから盗難対策まで満足にできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
検証ロジックをアップデートし、あわせてコンテンツの記載内容・ランキングを刷新しました。
大切な愛車を守るために、バイクカバーは必要です。紫外線による塗装面やアルマイトの劣化を防いだり、雨による金属パーツのサビを予防したりできます。
また、バイクカバーは愛車の劣化を防ぐだけでなく盗難防止にも役立つでしょう。カバーが目隠しになることでバイクを狙う泥棒の目に留まりにくくなりますよ。
愛車の劣化や盗難を防ぐバイクカバーですが、台風など風の強い日につかうと風を受けやすくなり、バイクが倒れる原因にもなります。
台風の際には壁際に駐輪したり、カバーごと柵に固定したりするなど対策をしておくとよいでしょう。
バイク本体のサイズが原付から大型まで多様なので、バイクカバーにもそれに合わせた多くのサイズがあります。サイズの合わないバイクカバーを購入すると、小さすぎてバイクにかけられなかったり、大きすぎてバタついたりする可能性が。購入前に必ずサイズを確認するようにしましょう。
大手国内メーカーのバイクカバーは、メーカーサイトや商品パッケージに適合車種を記載していることが多いので、それを参考に購入すれば問題ありません。安価な海外メーカーのバイクカバーは車種適合を記載していないことがほとんどですが、各部寸法は記載されているので、愛車の寸法より少し大きめのサイズを購入しましょう。
バイクカバーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
バイクのマフラーは、エンジン停止直後は200~300℃と非常に高温になります。そのため、エンジン停止直後にバイクカバーをかけるとカバーが熱されて溶けることも。カバーが溶けてマフラーやエキパイ(エキゾーストパイプ)に付着するとなかなか落とせません。カバーを溶かさないためには、エンジン停止直後にカバーをかけないことはもちろん、カバー自体の耐熱性が高いことが重要です。
今回マイベストでは、熱した鉄パイプでバイクカバーを実際に溶かす検証を実施。その結果、普通のバイクカバーは150℃前後で生地に穴が開いたのに対し、耐熱素材を使用したバイクカバーは250℃を超えても溶けないことがわかりました。耐熱素材のバイクカバーでもエンジン停止直後にバイクにかけられないことは変わりませんが、マフラーを冷ます時間を減らせたり、うっかりカバーを溶かすリスクを減らせたりしますよ。
マフラーの温度は200~300℃ですが、エキパイの温度はそれ以上に高温になります。基本的にはマフラーの温度が下がればバイクカバーをかけられますが、車種によってはエキパイがカバーに触れやすい形状をしている場合があるので、そのような車種に乗っている人は気をつけましょう。
せっかくバイクカバーを使っても、浸水して愛車が濡れるようでは意味がありません。愛車を濡らさないために、シームテープがついていて耐水圧9,800mm以上のバイクカバーがおすすめですよ。
シームテープは浸水しやすいカバーの縫い目を保護するためのもので、防水性において大きな効果があります。また、激しい雨の場合は生地から水が浸み込む場合も。耐水圧9,800mm以上であれば大雨でも浸水しないだけの防水性が期待できますよ。
とはいえ耐水圧を公表しているメーカーは稀。そこで今回は専門機関に依頼し、9,800mmを上限に各商品の耐水圧を実測しました。ページ下部のランキング表に実測の耐水圧を記載しているので、参考にしてくださいね。
今回の検証では、ほとんどの商品が耐水圧1,000mm以下で、あまりよい結果とはいえませんでした。唯一耐水圧9,800mmを超えたのは「デイトナ ブラックカバーウォーターレジスタント ライト」。今回は耐水圧9,800mmまでしか計測していませんが、公称では20,000mmなので台風のなかでも防水性に期待できるでしょう。
長く使って買い替えの頻度を抑えたいなら、生地の厚みに注目するとよいでしょう。おすすめは300D(デニール)以上の厚手の生地。摩擦に強く、バイクのパーツに引っかけても破けにくいですよ。
一方で薄手の生地は摩擦に弱く破れやすい傾向がありますが、収納時にコンパクトになるというメリットもあります。ツーリング先でも愛車にカバーをかけたい人にはおすすめです。
バイクカバーで雨から愛車を守っても、カバー内部が蒸れているようでは金属パーツがサビるリスクがあります。蒸れを防ぐためにもベンチレーション(通気口)の有無には注目しましょう。ベンチレーションがあれば内部の蒸れを逃がしやすいので、サビのリスクを軽減できますよ。
また、蒸れにくさをより重視するなら透湿素材のバイクカバーを選ぶのも選択肢のひとつ。透湿素材の生地は水蒸気を逃がしやすいため、より蒸れにくさに期待できます。
今回の検証で透湿度を測定したところ、1,000g/m2・24h前後の商品が多かったなか、「平山産業透湿防水バイクカバーVer2」は6,384g/m^2・24hと優秀な結果でした。カバー内部の蒸れが気になる人にはおすすめですよ。
バイクカバー内部の蒸れやすさは、バイクの保管環境にも左右されます。地面が土の場合は蒸れやすい傾向があるので、地面にコンクリートブロックを敷くかコンクリートの地面の上で保管するとよいでしょう。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||
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防水性 | 耐熱性 | 蒸れにくさ | 耐久性 | 便利な機能の豊富さ | 厚さ | 耐水圧(実測値) | ベンチレーション付き | 耐熱温度(実測値) | 透湿性(実測値) | 耐熱性 | 収納袋付き | チェーンロック用の穴あり | 止水テープ付き | |||||||
1 | デイトナ ブラックカバーウォーターレジスタント ライト|97941 | ![]() | 4.59 | 2位 | 自宅保管用ならコレ。防水性・耐熱性に優れ、長く使える | 4.80 | 4.50 | 4.31 | 4.50 | 4.67 | 150D | 9,800mm以上 | 250度 | 840g/m2・24h | ||||||
2 | 平山産業 透湿防水バイクカバーVer2|706106 | ![]() | 4.20 | 4位 | 蒸れが気になる人必見。透湿力が高くサビの発生を防ぎやすい | 3.71 | 4.50 | 4.60 | 4.40 | 4.50 | 不明 | 684mm | 200度 | 6,384g/m2・24h | ||||||
3 | 平山産業 バイクカバー 絆 | ![]() | 4.16 | バイクを盗難から守りたい人に。カギ穴部分の補強も十分 | 3.67 | 4.17 | 4.44 | 4.60 | 4.67 | 不明 | 548mm | 250度 | 1,128g/m2・24h | |||||||
4 | Homwarm バイクカバー |M-2XL | ![]() | 4.11 | ある程度の防水性を求める人に。低価格で買えるバイクカバー | 4.28 | 3.50 | 4.16 | 4.50 | 4.50 | 300D | 565mm | 150度 | 600g/m2・24h | |||||||
5 | フォンゾ barrichello|バイクカバー | ![]() | 4.04 | 1位 | 防水性と耐久性を求める人向き。丁寧な縫製で長く使いやすい | 4.20 | 3.25 | 4.31 | 4.80 | 4.00 | 300D | 250mm | 150度 | 840g/m2・24h | ||||||
6 | デイトナ ブラックカバー コンパクトハーフカバー|22133 | ![]() | 3.93 | 3位 | ツーリングに最適な携帯用バイクカバー。薄手だが縫製はきれい | 3.42 | 4.34 | 4.08 | 4.20 | 4.00 | 不明 | 711mm | 150度 | 1,272g/m2・24h | ||||||
7 | ワイズギア ヤマハ|バイクカバー E+タイプ|90793-64448 | ![]() | 3.92 | 5位 | ヤマハユーザーなら選択肢に。防水性や耐熱性は高くない | 3.81 | 3.50 | 4.06 | 4.40 | 4.00 | 不明 | 1,020mm | 150度 | 1,176g/m2・24h | ||||||
8 | LIHAO バイクカバー | ![]() | 3.67 | 持ち運びやすいが、薄手で耐久性に懸念がある | 3.69 | 3.50 | 4.00 | 3.70 | 4.00 | 不明 | 622mm | 150度 | 不明 |
厚さ | 150D |
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耐水圧(実測値) | 9,800mm以上 |
ベンチレーション付き | |
耐熱温度(実測値) | 250度 |
耐熱性 | |
止水テープ付き |
良い
気になる
検証では実測の耐水圧が9,800mm以上と高く、シームテープもしっかりついています。素材の透湿度は840g/m^2・24hと低いものの、ベンチレーションで弱点をカバー。風の通り道は確保でき、カバー内は蒸れにくいためサビの防止にも期待できます。
自由に貼り付けられる耐熱生地が付属しており、カバー内側のマフラーが当たる部分に貼れば、カバーが熱で溶けることを予防できます。エンジンを切って少し待てばカバーをかけられるでしょう。カバー本体は150Dの生地でつくられていますが、専門家の肌感覚では300Dに感じられるほどしっかりとした張りのある生地で、耐久性にも期待できます。
また、カギを通す穴がついており、盗難対策も兼ねられるのがうれしいところ。バックルつきで裾も絞れるので、風でめくれる心配も少なめです。機能性も豊富で、防水性・耐熱性は比較した商品内でトップクラスでした。バイクの劣化を防ぎたいなら、まず候補に入れてほしいベストバイ・バイクカバーといえます。
厚さ | 不明 |
---|---|
耐水圧(実測値) | 684mm |
ベンチレーション付き | |
耐熱温度(実測値) | 200度 |
耐熱性 | |
止水テープ付き |
良い
気になる
平山産業の「透湿防水バイクカバーVer2 706106」は、カバー内部の蒸れが気になる人におすすめ。今回比較した商品のなかで、唯一透湿性の高さを謳っているバイクカバーです(2024年9月時点)。
検証では、謳い文句どおり6,384g/m^2・24hと非常に高い透湿度を発揮。蒸れによるサビの発生を予防しやすいでしょう。さらに耐熱性も高く、生地は200℃で溶け、付属の耐熱シートは250度の熱に耐えられました。エンジンを止めてから長時間待つことなくカバーを装着できます。
生地には毛羽立った不織布が使われていますが、かなりの厚みがあり耐久性は十分。力がかかりやすいバックル部分にはあて布を使い、縫製の強度を高めているところも好印象です。破れにくく長く愛用しやすいといえます。
裾はゴムですが、バックルで固定できるので風でめくれる心配も少ないでしょう。盗難防止のカギを通すための穴も前後についています。ただし、耐水圧は684mmと低いうえに、シームテープもついていないのが惜しいところ。蒸れから守るにはぴったりの商品ですが、大雨の日には屋根のある場所に保管するのがベターです。
厚さ | 不明 |
---|---|
耐水圧(実測値) | 548mm |
ベンチレーション付き | |
耐熱温度(実測値) | 250度 |
耐熱性 | |
止水テープ付き |
良い
気になる
平山産業の「バイクカバー 絆」は、バイクを盗難から守りたい人におすすめです。前後にカギを通す穴があり、カギ穴部分の縫製はしっかり補強されています。
バックルつきで裾も絞れるため、風でめくれる可能性は低め。また、耐久性も申し分ありません。分厚いしっかりとした生地を使用し、縫製に使われている糸も太めです。バックルのテープにも補強が施されているため、すぐにほつれたり破れたりするリスクは低いといえます。
透湿度は1,128g/m^2・24hと比較的高いうえに、通気のためのベンチレーションつき。蒸れによるサビは発生しにくいでしょう。生地に熱を加えたところ、200度で生地が縮みはじめ、250度で溶けました。今回検証したなかでは比較的耐熱性が高いものの、マフラーが冷めるまで長めに待つことをおすすめします。
耐水圧の実測値は548mmとふるわず、シームテープもついていないので防水性はあまり期待できません。大雨には注意が必要ですが、大切なバイクを蒸れによるサビや盗難から守りたい人は、検討してみてくださいね。
厚さ | 300D |
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耐水圧(実測値) | 565mm |
ベンチレーション付き | |
耐熱温度(実測値) | 150度 |
耐熱性 | |
止水テープ付き |
良い
気になる
耐水圧は565mmと高くありませんが、シームテープが貼られているのである程度の防水性は見込めます。透湿度は600g/m^2・24hと高くなく、ベンチレーションも設けられていないため、蒸れにくいとはいえない点はデメリットです。
また、耐久性に期待できる点もうれしいところ。生地には300D程度のしっかりした厚みがあり、しっかりした縫製で仕上げてあります。バックルの強度も申し分なく好印象です。
裾はゴムですがバックルで固定できるので、風でめくれる心配は少ないといえます。盗難防止のためのカギを通す穴も便利です。一方で、耐熱性は150℃と低いため、マフラーがしっかり冷えるまで待たなければなりません。熱には弱いものの、雨や蒸れによるサビから守れるバイクカバーを低価格で購入したいのであれば、十分検討の余地あるアイテムです。
厚さ | 300D |
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耐水圧(実測値) | 250mm |
ベンチレーション付き | |
耐熱温度(実測値) | 150度 |
耐熱性 | |
止水テープ付き |
良い
気になる
フォンゾの「barrichello バイクカバー」は、ある程度の防水性があるものを安く購入して長く使いたい人におすすめです。耐水圧は実測で250mmと低いものの、シームテープが貼られており、一定の防水性に期待できます。
透湿度は840g/m^2・24hとあまり高くありませんが、風の通り道を確保するためのベンチレーションつき。さらに、耐久性は比較した商品内でもトップクラスです。生地は肌感覚で300Dほどのしっかりした厚みがあり、丁寧に縫製されています。補強も施されているので、長く使用できるでしょう。
裾はゴムですがバックルがついており、風でめくれる心配は少なめ。ただし、カギを通す穴が前輪側にしかついていないので、前後についているものと比較して盗難防止の面で物足りなさを感じるかもしれません。
耐熱性の検証では150度で生地が溶けるほど低く、エンジンを切ったあとはカバーをかける前に、マフラーを冷ます必要があります。とはいえ、5,000円台と比較的リーズナブルながら水にも蒸れにもある程度強いため、価格を抑えたい人にはよいでしょう。
厚さ | 不明 |
---|---|
耐水圧(実測値) | 711mm |
ベンチレーション付き | |
耐熱温度(実測値) | 150度 |
耐熱性 | |
止水テープ付き |
良い
気になる
耐熱温度は低めですが生地がマフラーに当たらない構造なので、停車したあとそれほど待たなくてもカバーを被せられます。生地は薄いものの、太めの糸で丁寧に縫製されており耐久性に大きな問題はなさそうです。シームテープの縫い目もきれいなので、すぐにほつれることはないでしょう。
裾を絞れるので、風でめくれる心配も少なめです。しかし、留め具にバックルではなく劣化しやすいプラスチック製のパーツを使用している点はネック。カギを通す穴もないため、盗難対策の面ではやや懸念が残ります。また、耐水圧が実測で711mmと低いうえ、バイクを半分しか覆えないため防水性には期待できないでしょう。
ベンチレーションは設けられていませんが、バイクの下半分は露出する構造なので、蒸れの心配は少ないといえます。大雨には注意が必要ですが、ツーリング先などで短時間使うバイクカバーとしては便利に使えるでしょう。
厚さ | 不明 |
---|---|
耐水圧(実測値) | 1,020mm |
ベンチレーション付き | |
耐熱温度(実測値) | 150度 |
耐熱性 | |
止水テープ付き |
良い
気になる
しかし耐水圧は実測で1,020mmとあまり高くなく、シームテープもないので、大雨の日には別途対策が必要でしょう。透湿度は実測で1176g/m^2・24hと低くはありませんが、ベンチレーションがついていないので、通気性の高さは期待できません。
検証では150度まで熱すると生地が溶けたため耐熱性も低く、エンジンを切ったあとは時間を置いてからカバーをかける必要があります。一方で、耐久性は好印象。しっかりした分厚い生地で、縫い目もきれいでした。すぐにヘタることはないでしょう。
前後にカギを通す穴がついており、盗難防止に期待できます。裾が絞れるので風でめくれる心配は少ないものの、バタつき防止のバックルはついていません。雨や熱に対してはやや懸念がありますが、ヤマハユーザーであれば選択肢に入れてもよいでしょう。
厚さ | 不明 |
---|---|
耐水圧(実測値) | 622mm |
ベンチレーション付き | |
耐熱温度(実測値) | 150度 |
耐熱性 | |
止水テープ付き |
良い
気になる
LIHAOの「バイクカバー」は、出先で使うためのバイクカバーとしてであれば、選択肢に入るでしょう。薄手の生地を使用しており、付属の収納袋に入れるとコンパクトになるので持ち運びに便利です。
しかし耐久性はあまり見込めません。生地が薄いうえに縫製も甘い印象を受けたため、破れたりほつれたりする可能性があります。さらに耐熱性が150℃と低いのもネック。エンジンを切ったらマフラーの熱が下がるまで待ちましょう。
耐水圧も実測で622mmと低いうえにシームテープもなく、雨の日の保管には注意が必要です。また、ベンチレーションはついていないため、通気性の高さには期待できません。生地の透湿度の測定も試みましたが、試験と生地の相性が悪く正しく測定できなかったため、透湿度は不明です。
裾はゴムですがバックルがついているので、風でめくれるリスクは低いでしょう。カギを通す穴は片側にのみついています。薄手でコンパクトな点は魅力ですが、防水性や耐熱性などのスペックは振るわない結果となりました。
検証④:耐久性
検証⑤:便利な機能の豊富さ
今回検証した商品
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
JIS L 1092 A法(低水圧法)に基づいた試験を実施
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マフラーに見立てた鉄パイプを熱し、生地に押し当てて検証
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
JIS L 1099 B-1法に基づく試験を実施
アパレル・服飾雑貨の専門家が各商品の生地・縫製・仕様の3観点からつくりをチェックし、耐久性が高い商品かどうかを評価しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
バイクの駐車時に気になるいたずらや盗難。バイクカバーでもある程度の抑止力はありますが、やはりしっかりロックしておくことが大前提です。また、少しの間であっても、ヘルメットや買い物袋などをバイクのグリップ部に掛けたままにしない意識も大切。以下のコンテンツも参考になりますので、チェックしてみてくださいね。
1位: デイトナ|ブラックカバーウォーターレジスタント ライト|97941
2位: 平山産業|透湿防水バイクカバーVer2|706106
3位: 平山産業| バイクカバー 絆
4位: Homwarm|バイクカバー |M-2XL
5位: フォンゾ|barrichello|バイクカバー
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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