スマホを車に固定しながら急速充電もできる機能性の高さが売りの、IMDEN CHARGE スマホホルダー。「取り付けるまでが簡単で、10分くらいで設置できる」と評判ですが、「ガタガタして安定感が悪い」「可動域に柔軟性が乏しい」など気になる口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の車用スマホホルダーとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、車用スマホホルダー選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
IMDEN CHARGE スマホホルダーは、車用スマホホルダーを探しているすべての人におすすめです。60回振動を与えても、スマホが縦方向にズレたのはわずか0.3度。横方向に関しては0度と微動だにしない結果でした。謳い文句どおり凹凸した道でもスマホが落ちないだけでなく、角度調整をする手間も少ないでしょう。「ガタガタして安定感が悪い」という口コミを払拭しました。
比較したなかで約1割しか対応していないワイヤレス充電ができることも見逃せません。ワイヤレス充電に対応していないスマホも、ホルダー下部にある隙間からケーブルに繋げられます。アームは高さ12〜19cm・角度は200度の範囲で調整でき、視野の確保のしやすさも良好。「可動域に柔軟性が乏しい」という口コミに反してスマホは360度回転し、画面の見やすさも追求できますよ。
片手でスムーズに着脱できるのも魅力。装着は置くだけで自動でロックでき、解除もボタンを押すだけで完了します。蓄電機能が搭載されているため、エンジンを切っても4〜6回程度なら自動開閉操作が可能です。車を完全に止めたあとでも、落ち着いてスマホを取り出せますよ。
ダッシュボードとエアコンの吹き出し口両方に設置できるのも利点です。さらに、半数以上の商品になかった吸盤補助シートが付属されているため、様々な車に対応できるでしょう。ホルダーの組み立ては、リングを取り外すのがやや面倒ですが複雑な作業はありません。工程数も6工程と少なめ・工具も必要ないので、はじめての人でも戸惑うことは少ないでしょう。
販売価格は、執筆時点で4,000円前後と高価格帯ですが、最大15Wのワイヤレス充電・ホールドアームの自動開閉・豊富な設置方法・自由自在動くアームなど値段に見合った機能性の高さを誇る商品です。これから車用スマホホルダーを購入する人はもちろん、今持っている商品に満足できない人もぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
車用スマホホルダーは、持つことなく車内でスマホを確認できるハンズフリーアイテム。カーナビアプリを使うときに便利ですが、運転中にスマホを注視することは違法ですので注意しましょう。また、設置場所も前方の視界を十分に確保することが大切です。妨げになると罰金の対象になる恐れがあります。
今回紹介するのは、ワイヤレス充電ができるIMDEN CHARGE スマホホルダーです。ワイヤレス充電に対応したスマホなら、装着するだけで最大15Wの急速充電を開始。カーナビアプリなどを使用しながら充電でき、目的地についたころにスマホの電池が少なくて困ることが減らせるでしょう。
販売元は、「IT時代におけるお客様の利便性向上」を目標とし様々なワイヤレス充電機を販売するIMDEN CHARGEです。10か国以上で事業を展開し、約10万人もの人に愛用されています。
設置場所はダッシュボードとエアコンの吹き出し口の両方に対応しています。真空ゲル吸盤は従来型より吸着力が10倍アップし、スマホを置く場所には上質なシリコン製クッションを採用。メーカーでは「スマホが落ちる心配がない」と謳っています。
アームは長さ調整ダイヤルがあり12〜19cmまで変更が可能。位置も200度の範囲で変えられて、自由に調整できるのが魅力です。さらに、スマホは360度回転できるため、スマホを横向き・縦向き両方で自分の好みにあわせて使えます。
取り付けられるスマホのサイズは幅55~95mm・厚さ10mmです。スマホの設置場所に奥行きがあるので、手帳型のスマホケースをつけたままでも装着ができます。また、厚さ3cm未満のスマホケースならそのまま充電も可能ですが、金属や磁気を帯びたケースの場合は利用できません。金属や磁気を帯びたケースを使用している場合は、ケースを外してから使いましょう。
<スペック詳細>
今回はIMDEN CHARGE スマホホルダーを含む、車用スマホホルダー全14商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、ホールド力の高さの検証です。
実際に振動試験機を利用してスマホホルダーに1分間(約60回)大きな振動を与え、固定したスマホの角度がX軸の横方向・Y軸の縦方向でそれぞれ何度ズレたか計測しました。ダッシュボードとエアコンの吹き出し口両方に設置できる場合は、ダッシュボード上で検証しています。
比較したうち、落ちる商品はほとんどないものの、ズレが縦・横どちらの方向も1度以下だったのは4割ほどしかありません。なかには30度以上ズレて何度も角度調整が必要なものも。運転中にスマホを触る・注視するなどの危険な行為をするリスクを減らすためにも、本商品のようにしっかり固定できるものがおすすめです。
次は、ホルダーの組み立てやすさ・ホルダー取りつけ位置の豊富さの検証です。
工具なしで組み立てや設置ができるか・設置が完了するまでに要する工程を確認し、少ない工程で簡単にできるかチェック。また、取り付け方法の数や吸盤補助シートの有無などに着目して、幅広い車に対応するかどうかも評価しました。
結果、組み立ても設置も比較した多くの商品と同様に工具が不要で、気軽に準備ができるレベルでした。ただし、急速充電を利用する場合、QC2.0または3.0の車用USB充電器とUSBtype-Cのケーブルを自分で用意する必要があります。
設置完了するまでの工程も6工程と多くはありません。リングを取り外すのがやや面倒ですが、複雑な作業はなく、はじめて利用する人も戸惑うことは少ないでしょう。工程の詳細が気になる人は、Amazonに掲載されているので確認してみてください。
比較した商品には、本商品とは違い組み立てが完了した状態で販売されている商品が半数ほどありました。工程数が半分ほど少なくなるので、組み立てや設置のしやすさを重視したい人はほかの商品と比較検討しましょう。
設置場所はダッシュボードとエアコンの吹き出し口両方に対応し、車に合わせて選択できるのもうれしいポイント。比較した商品で設置場所を両方選べるものは、3割ほどしかありませんでした。
半数以上の商品になかった吸盤補助シートが付属されているのもメリット。ダッシュボードの素材が特殊でも取り付けやすいでしょう。幅広い車に対応できるため、所有している車に合いやすく、あとから使えないことがわかったというリスクは少ないといえます。プレゼントに検討している人にもぴったりです。
最後に、スマホの着脱のしやすさ・スマホの使いやすさの検証です。
スマホの着脱のしやすさでは、固定方式に注目。また、スマホが360度回転できるか・高さや角度が調整できるか・充電のしやすさなど、使いやすいように工夫がされているか評価しました。
さらに、ロック解除はボタンを押すだけ。車から降りるときもわずらわしく感じることはないでしょう。ボタンはセンサー式ではないため、触れただけならホールドアームは開きません。間違って触れたとしても、反動でスマホが落ちる心配はありません。
また、蓄電機能が搭載されているのでエンジンを切っても4〜6回程度なら自動開閉操作が可能です。車が完全に止まったあとに落ち着いてスマホを取り出せますよ。
高さや位置、角度の調整のしやすさも優秀です。アームの高さは12〜19cmまで変えられ、角度調節できる範囲も200度と広いので、自分が見やすいぴったりな位置を見つけられるでしょう。運転時に視野の確保もしやすく、スマホに直射日光が当たるのを避けられるのも利点です。
「可動域に柔軟性が乏しい」という口コミもありましたが、それに反してスマホの向きは360度回転できるとわかりました。自分がより画面を見やすいように、柔軟な調整ができるでしょう。カーナビは横向きで、音楽アプリは縦向きなどアプリに合わせてスマホの向きを使い分けたい人にも向いています。
端末の最大対応サイズ | 7インチ |
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取りつけ可能な端末の幅 | 55~95mm |
取りつけ可能な端末の厚さ | ~10mm |
スマホの固定方式 | センサー開閉式 |
設置場所 | 吸盤式、エアコン取りつけ式 |
位置調節可能 |
良い
気になる
対応機種(メーカー発表) | iPhone15/Plus/Pro/Pro Max、iPhone14/14Plus/14Pro/Pro Max、iPhone13/Pro/Pro Max/mini、iPhone12/Pro/Pro Max/mini、iPhone11/X/XS/XR/、iPhone8など |
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充電中に使用可能 | |
位置調整アーム付き |
IMDEN CHARGE スマホホルダーは、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどのECサイトで販売されています。販売価格は税込4,000円前後(※執筆時点)です。取扱い店舗によって値段が異なるので、複数の店舗をリサーチしてから購入してくださいね。
スマホホルダーを利用し続けていると、吸盤の吸着力は落ちていきます。そのままにしていると、使い心地が悪いだけでなく運転の支障になることも。吸着力の強さが気になってきたら、次の対処法を試してください。
まずは設置したい場所をきれいに掃除することが大切。大きな原因のひとつには、ほこりや汚れが考えられます。その後、吸盤はお湯で温め柔らかくしたあとに自然乾燥を行い、吸着力の回復を待ちましょう。タオルやティッシュで水分を拭き取ると、吸盤に繊維がつくことがあるため自然乾燥がベターです。
この方法を試しても改善しない場合は、吸盤の寿命が近い可能性があります。吸盤の取替えができる場合は新しい吸盤と交換するか、新たなスマホホルダーの購入を検討してみましょう。
最後に、高いホールド力でスマホが落ちにくく、使いやすさを向上する機能が豊富な商品をご紹介します。
振動を与えてもまったくズレない商品がほしいなら、withBambiのスマホ車載ホルダーがおすすめ。ガタガタする砂利道などを走行しても、スマホを落として傷つける心配は少ないでしょう。ホールド力が高いのに着脱しやすい点も魅力。スマホを置くだけで自動でロックでき、ボタンを押すだけで簡単にロックを解除できますよ。
アームが自由に動き、視界を確保しやすいのがACMEZINGのスマホホルダーです。アームは伸縮可能で3軸調整が可能。設置場所もダッシュボードとエアコンの吹き出し口両方に対応し、さまざまな車で利用できます。ホールド力も高く、60回振動を加えても落ちないうえ角度もほとんどズレませんでした。
端末の最大対応サイズ | 7インチ |
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取りつけ可能な端末の幅 | 100mm |
取りつけ可能な端末の厚さ | ~80mm |
スマホの固定方式 | オートホールド式 |
設置場所 | 吸盤式 |
位置調節可能 |
良い
気になる
対応機種(メーカー発表) | iPhone15/Pro Max、iPhone14、iPhone13/mini、iPhone12、iPhone11/Pro/Pro MAX/XR/XS、iPhone8、iPhone7/Plus、iPhone6/s Plus、AQUOS、Xperia、HUAWEI mate 60 pro、各種Androidなど |
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充電中に使用可能 | |
位置調整アーム付き |
withBambi スマホ車載ホルダーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
端末の最大対応サイズ | 7インチ |
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取りつけ可能な端末の幅 | 60~105mm |
取りつけ可能な端末の厚さ | ~20mm |
スマホの固定方式 | ネジ式 |
設置場所 | クリップ式、吸盤式、エアコン取りつけ式 |
位置調節可能 |
良い
気になる
対応機種(メーカー発表) | Apple iPhone15/Plus/Pro/Pro Max、iPhone14/Plus/Pro/Pro Max、iPhone13/Mini/Pro/Pro Max、iPhone12/Pro/Pro Max/Mini、iPhone11 Pro Max/11 Pro、iPhone8/Plus、iPhone7/ Plus、iPhone6S/SE2/SE3、SAMSUNG Galaxy S9/Plus、Note8/S8/S8 Plus、Sony、Huawei、Google Pixelなど |
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充電中に使用可能 | |
位置調整アーム付き |
ACMEZING スマホホルダーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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