




レーザー光源により、「鮮やかでリアルな映像を体験できる」と謳う天井投影向きプロジェクター、BenQ GV50。インターネット上では「画質が飛び抜けてよい」「画質や音質がとてもよい」などと評判ですが、本当に口コミどおりなのか気になりますよね。
今回はその実力を確かめるため、以下の5つの観点で検証・レビューを行いました。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の天井投影向きプロジェクターとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、天井投影向きプロジェクター選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ・ビジュアル機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
99,434円
おすすめスコア
画質
音質
映像の映しやすさ
ネット機能の使いやすさ
静音性の高さ
| 解像度 | フルHD |
|---|---|
| 映像の明るさ(ANSIルーメン) | 467ANSIルーメン |
| スピーカー出力 | 4W×2+サブウーファー10W |
| オートフォーカス |
良い
気になる
BenQ GV50は、簡単に設置できて高画質・高音質なプロジェクターがほしい人におすすめです。付属の台座に載せて本体をコロコロと回転させるだけで角度調節でき、天井や壁への投影が可能。自動台形補正・障害物回避機能があるため、映像は自動できれいな長方形に調整されます。比較した商品の半数ほどは非対応だったオートフォーカス機能があるので、ピント調節の手間もかかりません。
実際に投影すると、レーザー光源ならではの明るく美しい映像でした。最大輝度は467ANSIルーメンと、比較した商品内でもトップクラス。色鮮やかでメリハリがあり、明るいシーンの眩しさや暗がりの細部まで表現できていました。スポーツの素早い動きも滑らかだったので、幅広いコンテンツを高画質で楽しめるでしょう。
スピーカーの音質もよく、部屋全体を音で満たすような臨場感がありました。比較したなかには声のこもりが気になった商品もありましたが、こちらは声がしっかり分離していてスッと耳に入ってきます。音楽のライブ映像では、リズム感や響きを細やかに鳴らし、重低音の迫力や音の広がりを感じられました。
Google TVを搭載しており、ネット配信サービスへ簡単にアクセスできることも魅力です。リモコンのショートカットボタンにはYouTube・Netflixボタンなどがあり、ワンプッシュで起動。音声操作に対応しているので、声だけでも動画の検索ができます。Android・iPhoneからのミラーリングも可能です。
総合的にみても、119,800円(※2025年7月時点・公式サイト参照)という価格に見合った性能・機能を備えています。バッテリーを内蔵していて設置の手間も少ないので、持ち運んで好きな場所で大画面を堪能できるでしょう。映像美と高音質なサウンドによって映画館のような没入感を得たい人は、ぜひチェックしてみてくださいね!
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
GV50は、台湾のPC周辺機器メーカーであるBenQから2024年11月に発売された天井モバイルプロジェクターです。GVシリーズでは初となるレーザー光源を採用していることが特徴。明るさの公称値は従来モデルGV31の300ANSIルーメンよりも向上し、500ANSIルーメンに。より明るく投影できるように進化しています。
解像度はフルHD(1920×1080)に対応し、投影サイズは30~120インチまで。投影に必要な距離は、30インチだと約80cm、120インチだと約300cmです。本体サイズは幅130×奥行191.4×高さ211.2mm・重量は2.1kgで、設置面積は約13×12.5cmとコンパクトに設計されています。
バッテリーを内蔵しており、電源のない場所でも2.5時間動画を再生できるとのこと。インターフェースは、HDMI・USB Type-A・USB Type-C・オーディオ端子を1つずつ備えています。パソコンやゲーム機、スピーカー・サウンドバーなどとの接続が可能です。なお、付属品は以下のとおりです。
<付属品>
オーディオ・ビジュアル評論家/ライターの折原一也氏とマイベストが以下の方法で各商品の検証を行い、ポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
オーディオ・ビジュアル評論家/ライターの折原一也氏が、以下の検証方法で各商品の評価を行いました。
マイベストでは「三脚なしできれいな長方形を簡単に投影できるもの」をユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「Wi-Fiに繋ぐだけで見たい動画がすぐ見られて操作も簡単なもの」をユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「緊迫感のある静かなシーンでも、ファンの音が一切気にならず映画の臨場感を壊さないもの」をユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
人気の天井投影向きプロジェクターを比較検証したところ、BenQ GV50には4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
投影のしやすさを検証した結果、比較した商品内でもトップクラスの評価を獲得。比較した商品内には、別途三脚を用意しないと天井に投影できないものもありましたが、付属の台座に乗せてコロコロと転がすだけで、天井や壁の好きなところへ投影できます。
障害物回避機能を備えていることもうれしいポイントです。投影したい場所と本商品との間にものが置いてあっても、映像に映り込まないように画面サイズが自動調整されます。付属のリモコンはBluetooth接続できるので、離れた場所からでも操作しやすいでしょう。
映画は輪郭が強調され、見やすく投影されていました。鮮やかな色合いで、色の再現性にも優れています。比較した一部商品は輝度不足によって暗所の色が潰れて見えたのに対して、本品では暗いシーンの細部まで再現。明るいシーンの眩しさもリアルに映し出せています。
非常に明るく投影でき、間接照明をつけていても映像をくっきり映し出せるレベルです。Calmanを使って最大輝度を測定すると、比較した商品の半数以上は60~150ANSIルーメン程度だったなか、467ANSIルーメンを記録しました。輝度のムラも少なく、画面の中央から端までほぼ同じ明るさで表示されます。
色の明暗差を示すコントラスト比も良好です。ANSIチェッカーパターン 4×4を表示し、白の輝度と黒の輝度を測定して算出したところ、コントラスト比は68:1でした。比較したなかには50:1以下の商品もありましたが、本品は肉眼でも明暗の差がくっきりしており、メリハリの効いた立体感ある映像でした。
BT.2020の色域のカバー率は59.1%と、比較したなかには35~70%まで幅があったなか、悪くない結果です。また、色温度D65・色域BT.709・ガンマBT.1886の基準からどれだけ色味がズレているかチェックした結果も、ΔE7.8にとどまっています。制作者の意図に近い映像を映し出せるため、違和感を抱きにくいでしょう。
比較した結果、スピーカーの出力が3W以下など低い商品ほど音が小さかったり、声がこもって聴こえたりする傾向がありましたが、本商品は4W×2のスピーカーと10Wのサブウーファーを備えています。声がクリアなだけでなく、建物が崩れる音や轟音などの低音が空間に響き、音の定位感も非常に優れていました。
静音性の評価も良好です。映画を消音で再生した際の動作音を測定したところ、41.8dBでした。比較した商品内には40~60dB程度まで差が大きかったなか、小さいほうです。動作音があまり気にならず、映像の世界に集中しやすいでしょう。
ネット機能が充実しており、Wi-Fiに繋ぐと見たい映像を手軽に視聴できます。OSにGoogle TVを搭載し、複数のアプリを横断して動画のおすすめ表示・検索が可能。比較した商品の約半数は非対応だった音声操作が可能なので、文字入力の手間も省けます。見たい作品を見つけやすく、スムーズにアクセスできるでしょう。
リモコンにはショートカットボタンがあり、YouTube・Netflix・Amazon Prime Videoはワンプッシュで起動できます。Android・iPhoneのミラーリングにも対応しているので、スマホの画面を大きく投影して楽しむことも可能です。見たい映像を投影できずに困る可能性は低いといえます。
デメリットはないのか確認したところ、とくに気になる点はありませんでした。マイベストが自信を持っておすすめできる天井投影向きプロジェクターなので、ぜひ購入を検討してみてください。
| 解像度 | フルHD |
|---|---|
| 映像の明るさ(ANSIルーメン) | 467ANSIルーメン |
| スピーカー出力 | 4W×2+サブウーファー10W |
| オートフォーカス |
良い
気になる
| 投影方式(光源) | DLP方式 |
|---|---|
| 音声操作 | |
| 障害物自動回避 | |
| 映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、TVer、Disney+、U-NEXT |
| ゲームモード | |
| HDR対応 | HDR 10 |
| 稼動時騒音 | 41.8dB |
| スタンド一体型 | |
| 三脚付き | |
| Google TV搭載 | |
| Android TV搭載 |
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BenQ GV50は、BenQの公式サイトから購入できます。価格は119,800円(※2025年7月時点)です。時期によってはセールが行われたり、クーポンが配布されたりする場合もあるので、見逃さないようにしましょう。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトでも販売しています。取扱店舗によっては、ポイント・セール期間などを活用することでよりお得に買えることもあるのでぜひリサーチしてみてくださいね。
最後に、BenQ GV50とは異なる魅力を持つ商品をご紹介します。
音楽コンテンツを視聴することが多いなら、XGIMI MoGo 3 Proにも注目。世界的な音響ブランドであるHarman/Kardon製の5W×2のスピーカーを備え、迫力ある重低音が再現されていました。部屋全体を包むように音が広がったので、臨場感を楽しめるでしょう。映像も明るく、色鮮やかかつ精細に投影されました。
コスパで選ぶなら、Anker Nebula Capsule 3がぴったり。価格は69,990円(※2025年7月時点・公式サイト参照)と手頃ながら画質がよく、人の表情や肌の質感まで描写できていました。音質もよく、セリフがクリアに聞こえ、低音は空間に響くような迫力があります。バッテリーを内蔵しているのでコードレスでも使えますよ。
| 解像度 | フルHD |
|---|---|
| 映像の明るさ(ANSIルーメン) | 417ANSIルーメン |
| スピーカー出力 | 5W×2 |
| オートフォーカス |
良い
気になる
| 投影方式(光源) | DLP方式 |
|---|---|
| 音声操作 | |
| 障害物自動回避 | |
| 映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、DAZN、Hulu、TVer、Disney+、U-NEXT |
| ゲームモード | |
| HDR対応 | HDR 10 |
| 稼動時騒音 | 41.3dB |
| スタンド一体型 | |
| 三脚付き | |
| Google TV搭載 | |
| Android TV搭載 |
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| 解像度 | フルHD |
|---|---|
| 映像の明るさ(ANSIルーメン) | 200ANSIルーメン |
| スピーカー出力 | 8W |
| オートフォーカス |
良い
気になる
| 投影方式(光源) | DLP方式 |
|---|---|
| 音声操作 | |
| 障害物自動回避 | |
| 映像配信サービス | YouTube、Amazon Prime Video、Netflix、Disney+ |
| ゲームモード | |
| HDR対応 | HDR 10 |
| 稼動時騒音 | 28dB |
| スタンド一体型 | |
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