ポータブルクーラーのおすすめ人気ランキング【車中泊に！2025年】

ポータブルクーラーを選ぶ際は、冷房能力を確認することが大切。ポータブルクーラーの冷房能力は「◯kW」で表され、◯の数字が大きいほどパワフルであることを示します。設置スペースをしっかり冷やしたいなら、できるだけ数値が高い商品を選びましょう。

ただし、冷房能力が高いモデルほど本体のサイズ・重量が大きくなる点には注意が必要。一般的に、0.3kW以下の商品はパワーが弱くて冷えづらい傾向があります。車内やテント内で使う場合は0.3kW以上の冷房能力を目安とし、スペースに無理なく置けて手で持てるサイズ・重量の商品を選ぶのがおすすめです。

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消費電力もポータブルクーラーを選ぶ際の重要なポイント。ポータブルクーラーはAC電源対応の商品が多く、アウトドアで使用する場合は基本的にポータブル電源から給電します。ポータブル電源の定格出力を超える消費電力のポータブルクーラーは使用できないので、両者の数値をチェックするのが大切です。

たとえば、消費電力が500Wのポータブルクーラーは、定格出力が300Wのポータブル電源に接続しても使えません。稼働するには、定格電力が500W以上のポータブル電源が必要です。手持ちのポータブル電源を使用する場合は、定格電力の範囲内の消費電力の商品を選びましょう。

また、ポータブル電源を用意したくない人には、バッテリー搭載で電源不要なコードレスタイプの商品がおすすめ。ソーラー・シガーソケットなど複数の電源で充電できるものが多く、アウトドアで使いやすいのもメリットです。予備バッテリー付きの商品を選べば、長時間の使用にも対応できますよ。

車中泊やテント泊で使うなら、排熱ダクトや排水ホースの長さが十分な商品を選びましょう。室内機と室外機が一体化したポータブルクーラーを使う場合には、発生する熱と水をダクトやホースで外に排出する必要があります。ダクトやホースが短すぎると、熱のこもりや水漏れの原因になるので注意しましょう。

排熱ダクト・排熱ホースの長さは、30～300cm程度と商品によってさまざま。あくまで目安ですが、少なくとも100cm以上の商品を選べば車やテントの窓の外に伸ばしやすいでしょう。スペースが広いなら、200～300cmの商品をチョイスすれば窓から離れた場所に本体を設置しやすく、レイアウトの自由度も高まりますよ。

また、排水処理の手間を省きたい人には、発生した水を蒸発させて熱とともに排気口から放出するノンドレン方式の商品もおすすめ。ノンドレン方式の商品は排水ホースの設置やメンテナンスが不要なので、手軽に使えるのがメリットです。

冷風以外の運転モードも、商品を選ぶ際に注目したいポイント。ポータブルクーラーには、冷房以外の機能を備えた商品がたくさんあります。用途に合わせてプラスの運転モードを選べば、ポータブルクーラーの活用の幅が広がるでしょう。

たとえば、除湿・送風モードが付いた商品は、部屋干しの洗濯物乾燥などに便利。室内でもポータブルクーラーを使いたい人にぴったりです。梅雨時のアウトドアの快適性アップにも役立ちますよ。

また、寒い時期にもキャンプに出かける機会が多い人には、暖房モード付きの商品がおすすめ。ヒーターを別に用意しなくても、1台で冷暖房がまかなえるのがメリットです。車中泊やテント泊を1年中行う人は、チェックしましょう。

就寝中にポータブルクーラーを稼働するなら、静音性の確認も大切。とくに外部の音が少ないテント泊や車中泊ではクーラーの運転音が目立ちやすく、眠りの妨げになる可能性があります。睡眠中の快適性をアップしたい人は、できるだけ静音性が高いモデルを選びましょう。

ただし、ポータブルクーラーは室内機と室外機が一体化した構造なので、運転音が60dB前後と大きい傾向があります。就寝中の運転音を軽減したいなら、睡眠モードやスリープモードを搭載した商品を選ぶのがおすすめ。ファンの回転数を落として50dB前後に動作音が抑えられるのが、睡眠モードのメリットです。

また、就寝中に使うならタイマー機能の有無もチェックしたいポイント。自動で電源が切れる設定があれば、冷えすぎによる体調不良のリスクが減らせます。節電効果も期待できるので、深夜のバッテリー切れが心配な人にもぴったりですよ。

ポータブルクーラーを選ぶときは、便利に使えるプラスαの機能にも注目しましょう。たとえば、持ち手付きのモデルは、キャンプサイト・車・自宅などの間を移動する際に便利。本体が10kgを超える商品も多いため、しっかりとにぎりやすい持ち手があると運搬時の負担が軽減できます。

また、可動式のルーバーで上下左右に風向きが調整できるモデルは、狙った場所に風が送れるのがメリット。集中的に冷気を浴びて体を冷やしたい人にぴったりです。風が直接当たるのが苦手な人も使いやすいでしょう。

さらに、リモコン付きのモデルは就寝中に起き上がらずに操作したい人におすすめ。運転モードの変更やタイマー設定が、手元で簡単に行えるのが魅力です。最近は、スマホアプリで操作できる商品も増えていますよ。