ビデオカメラや一眼カメラを滑らかに動かせるビデオ雲台。ジンバル雲台よりも動きに安定感があり、野鳥撮影にも向いています。アルカスイス互換のクイックシューを採用したものや、カウンターバランス機能つきなど種類が豊富ですが、マンフロット・スリックなどメーカーが様々で迷いますよね。
そこで今回は、ビデオ雲台のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。ビデオ雲台を取りつけたあとの使い方が気になる人も注目です。ポイントを押さえて、撮影に適したビデオ雲台を見つけてくださいね。
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ビデオ雲台とは、長めのパン棒でビデオカメラや一眼カメラを滑らかに動かせる雲台のことです。油より粘土が高いグリスを採用したオイルフリュード機構を搭載しているモデルもあり、一定の速度を保ちつつ安定して動かせる点が魅力。ガタつきも少ないので、カメラのおじぎやあおりも防止できます。
ビデオ雲台は、望遠の単焦点レンズによるスポーツ撮影や、ブレの影響が大きい超望遠レンズを使った野鳥撮影で活躍。カメラのおじぎやあおりも防ぎながら、鳥を追いかけられるので試してみてください。もちろん、一定の速度でフレームを動かしながら動画を撮影したい人にもおすすめです。
なお、ビデオ雲台は速度を一定に保てるぶん動きに抵抗があるため、カメラを素早く動かすことに不向き。またカメラを縦に配置できないため、静止画を縦位置で撮りたい人にはあまり向いていません。素早くカメラを動かしたい人は、自由な速度で動かせるジンバル雲台を選択するのもひとつの手です。
ビデオ雲台を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
ビデオ雲台はモデルによって搭載している機能が異なるため、撮影の目的に合うものを選ぶことが重要です。具体的な撮影シーンごとに、どんなスペックのモデルが適しているのか確認しましょう。
ビデオカメラで子どもの運動会などを撮るなら、オイルフリュード機構を搭載したモデルをチョイスしましょう。内部パーツに粘度の高いグリスを仕込んだもので、一定の速度を保ちつつ滑らかに動かせる点が強み。10,000円以下の手頃な商品も販売されています。
オイルフリュード機構搭載のビデオ雲台は、撮影した映像を大きなテレビで見たい人におすすめです。グリスの粘度を利用して雲台の動きに制限をつけられるため、動き回る子どもの姿を追いかけながら撮影しても画面がガタつきません。大きな画面で見ても映像酔いしにくいでしょう。
一眼カメラで本格的な動画撮影をするなら、オイルフリュード機構の性能をチェック。10,000円以下の安価なモデルでも搭載している機能ですが、滑らかさや操作性の高さに違いがある点は認識しておきましょう。
家庭用ビデオカメラより重い一眼カメラを載せても滑らかに動くものが理想的です。耐荷重を参考に検討しましょう。例えばマンフロットのMVH500AHは、8kgまでならスムーズなコントロールが可能です。一眼カメラだけでなく、レンズやマイクなど総機材重量を確認してください。
カメラの傾きを制御したい人は、カウンターバランスを搭載しているモデルにも注目。重いカメラやレンズを載せたときに下向きに傾くおじぎを防止できます。カウンターバランスはカメラの重さに合わせて選ばないと、機能を十分に活かせないため、調整可能なモデルを選ぶとよいでしょう。
野鳥撮影に使うなら、オイルフリュード機構に加えてカウンターバランス機能が必須。カウンターバランス機能とは、雲台の内部にバネが仕込まれており、反発力で重い機材を支える仕組みです。
超望遠レンズや重い一眼レフを使う野鳥撮影では、カウンターバランスがないと機材を支えられない可能性があります。ノブをロックすればカメラを固定できますが動きが制限されるので、カウンターバランスを搭載したモデルが必要です。
機材の総重量に合わせて、バネの強さをチェックしましょう。野鳥撮影の場合、レンズだけで2kgを超えることもあります。バネが強力なマンフロットやザハトラーなどの大型ビデオ雲台を中心に探してみてください。
取りつけ方法はクイックシューのモデルを選択しましょう。カメラにつけた専用プレートを雲台にはめ込んで固定します。ビデオ雲台用のクイックシュープレートは長いものが多く、雲台上でカメラをスライドさせることで重心の調節が可能です。
カメラの重心のズレが原因で発生する、意図しない傾きを防ぎたい人にもぴったり。カメラが勢いよく傾くと三脚ごと転倒することもあるので注意してください。超望遠レンズをつける野鳥撮影では、さらに長さがあるロングプレートを用意しましょう。
写真用の雲台と共用する場合は、アルカスイス互換のモデルがおすすめ。規格が同じであればメーカーが異なる商品も装着できるため、使う機材に合わせて雲台やクイックシュープレートをつけ替えずにそのまま撮影が可能です。アルカスイス互換のビデオ雲台は種類が少ないものの、プレートを統一したい人は検討してください。
携帯性を重視するなら、パン棒が取り外せるかも確認しましょう。パン棒とは、雲台を操作する際に握るものでパンハンドルとも呼ばれます。ビデオ雲台のパン棒は大きくて邪魔になりがちですが、取り外せればコンパクトに収納可能。電車など公共交通機関で撮影場所に行く人にも向いています。
三脚につけたまま持ち運べるため、スムーズに撮影の準備ができることもメリットです。パン棒は右側についているものが多いので、左利きの人は左右につけ替えができるかもチェックしてください。
雲台を選ぶときは、三脚のネジと雲台のネジ穴の規格が一致しているか確認しましょう。スリックなどの国内メーカーは1/4インチの小ネジ、マンフロットなどの海外メーカーは3/8インチの大ネジを使っている三脚が多い傾向があります。
三脚のネジの大きさがわからない場合は、ネジの変換アダプターつきの雲台をチョイスしましょう。片方のネジしか付属していないと、規格が合わなかったときに装着できません。ネジ変換アダプターはAmazonなどECサイトで数百円で販売されているので、購入後に気づいた人は確認してください。
望遠レンズをつけたカメラなど重い機材を載せるなら、頑丈な3/8インチネジの雲台・三脚がベター。1/4インチのモデルは三脚・雲台ともに小型で軽量なカメラ用のものが多く、重い機材は固定できない可能性があります。ネジの規格が載せる機材に合うかも、あわせて確認しておくことが重要です。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||||
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幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | 雲台タイプ | 取付部分 | 最大耐荷重 | |||||
1 | Ulanzi フルード ビデオ雲台|2895 | ![]() | 10kgの耐荷重で、多くのカメラに対応可能 | 40mm(底面の直径) | 不明 | 77mm | 353g | ビデオ雲台、自由雲台 | クイックシュー | 10kg | |
2 | マンフロット プロフルードビデオ雲台 フラットベース|MVH502AH | ![]() | 可変フルードドラッグシステムを採用 | 21.6cm、ベース径75mm | 39.9cm | 21.6cm | 1.7kg | ビデオ雲台 | クイックシュー | 4kg | |
3 | ワイドトレード Leofoto|ビデオ雲台|BV-10 | ![]() | 軽量コンパクトで、多くのカメラ互換性がある | 122mm | 388mm | 98mm | 700g | ビデオ雲台 | クイックシュー | 5kg | |
4 | INNOREL フルード ビデオ雲台|F60 | ![]() | ハンドルは、自由な長さ調節と左右どちらでも取り付け可能 | 94mm | 79mm | 104mm | 860g | ビデオ雲台 | クイックシュー | 10kg | |
5 | マンフロット プロフルード ビデオ雲台 60mm フラットベース|MVH500AH | ![]() | パン・ティルト動作ができるプロ仕様 | 14.7cm、ベース径60mm | 14.7cm | 35.6cm | 900g | ビデオ雲台 | クイックシュー | 5kg | |
6 | Videndum Media Solutions Manfrotto|XPROフルードビデオ雲台|MHXPRO-2W | ![]() | 動画撮影を始めるのにおすすめの2WAYタイプ | 100mm | 340mm | 130mm | 760g | ビデオ雲台 | クイックシュー | 5kg | |
7 | ベルボン Velbon|フリュード雲台|FHD-43M | ![]() | パン・ティルト同軸機構で扱いやすい操作性 | 不明 | 不明 | 75mm | 285g | ビデオ雲台 | クイックシュー | 1.5kg | |
8 | Videndum Media Solutions Manfrotto|小型フルードビデオ雲台|MVH400AH | ![]() | 軽量コンパクトなビデオ・フルード雲台 | 不明 | 不明 | 97mm | 380g | ビデオ雲台 | 不明 | 4kg | |
9 | NEEWER ビデオ雲台 | ![]() | デザイン性と耐久性を兼ね備えたメタルデザイン | 37mm(ベース直径) | 不明 | 74mm | 310g | ビデオ雲台 | クイックシュー | 3kg | |
10 | ワイドトレード Leofoto| VTR用雲台|BV-15 | ![]() | 撮影機材の重さによって操作性を調節できる | 不明 | 不明 | 130mm | 1,300g | ビデオ雲台 | クイックシュー | 10kg |
パンとティルト動作をサポートする可変フルードドラッグシステムを採用した商品です。ティルト動作に対して、変更可能なカウンターバランスシステムを搭載。スピーディにカメラを取り付け、セットアップできるスライディングプレートが付いています。
幅 | 21.6cm、ベース径75mm |
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奥行 | 39.9cm |
高さ | 21.6cm |
重量 | 1.7kg |
雲台タイプ | ビデオ雲台 |
取付部分 | クイックシュー |
最大耐荷重 | 4kg |
パン・ティルト動作ができる、プロフェッショナル仕様のフルードドラッグシステム。ティルト動作に対して変更可能なカウンターバランスシステム・外部アクセサリー接続に便利なイージーリンクコネクターを搭載しています。スピーディにカメラを取り付け、セットアップできるスライディングプレートが付属されています。
幅 | 14.7cm、ベース径60mm |
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奥行 | 14.7cm |
高さ | 35.6cm |
重量 | 900g |
雲台タイプ | ビデオ雲台 |
取付部分 | クイックシュー |
最大耐荷重 | 5kg |
ティルトの動きのフルードを2段階で調整できるフルードシステムを採用しています。フラットベースで、多くの三脚に取付けができ、素早く簡単にセットアップが可能です。滑らかなフレーミングで、動画・静止画のどちらにも使用できます。
幅 | 100mm |
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奥行 | 340mm |
高さ | 130mm |
重量 | 760g |
雲台タイプ | ビデオ雲台 |
取付部分 | クイックシュー |
最大耐荷重 | 5kg |
8kgまでの範囲で、カメラとアクセサリーを正確に制御できる連続カウンターバランスシステムを備えています。カメラ機材の重さに関わらず、いかなる傾斜角度にも一定の制御が可能。可変連続フルードドラッグシステムで、パンとティルトの操作性を高めます。
幅 | 不明 |
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奥行 | 不明 |
高さ | 150mm |
重量 | 不明 |
雲台タイプ | ビデオ雲台 |
取付部分 | クイックシュー |
最大耐荷重 | 8kg |
アルミニウムデザインを採用し、さらなる小型化・軽量化を実現しています。可変フルードには、最新のマンフロットフルードテクノロジーを採用し、パン・ティルトの操作性が向上。カウンターバランスは4段階切替式で、様々なカメラシステムに対応可能です。
幅 | 75mm(ベース側直径) |
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奥行 | 不明 |
高さ | 不明 |
重量 | 2,000g |
雲台タイプ | ビデオ雲台 |
取付部分 | クイックシュー |
最大耐荷重 | 12kg |
ワンタッチ着脱プレートを搭載しているので、カメラを素早くセッティングが可能。ヘッド側面には1/4、3/8インチのネジ穴があり、モニターやライトをアクセサリーアームなどで取り付けられます。75mmボール三脚とフラットベース三脚、どちらにも取り付けできるデュアルヘッド仕様です。
幅 | 不明 |
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奥行 | 不明 |
高さ | 不明 |
重量 | 1,800g |
雲台タイプ | ビデオ雲台 |
取付部分 | クイックシチュー |
最大耐荷重 | 10kg |
どのティルト角度でも確実にカメラがしっかりと止まる、完全バランス機能を搭載。寄りの場面など繊細さが求められる操作において、バネの跳ね返りに伴うストレスから解放され、直感的なカメラワークが可能です。バネの強さが一目でわかるカウンターバランスメーターを採用しています。
幅 | 不明 |
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奥行 | 不明 |
高さ | 不明 |
重量 | 2,800g |
雲台タイプ | ビデオカメラ雲台 |
取付部分 | クイックシチュー |
最大耐荷重 | 5kg |
自由雲台と、ムービー用雲台を兼ねた動画機能付き一眼レフカメラ用雲台です。高性能フォト雲台と、フル装備のビデオ雲台の長所を1台で実現。ムービーモードではフル装備のビデオ雲台になり、パン・ティルト方向の滑らかな動きをサポートします。
幅 | 不明 |
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奥行 | 不明 |
高さ | 不明 |
重量 | 1,300g |
雲台タイプ | ビデオ雲台、自由雲台 |
取付部分 | クイックシチュー |
最大耐荷重 | 7kg |
5段階のカウンターバランス、無段階のトルク調整に対応したビデオ雲台です。7kgまでのカメラに対応し、カメラに合った適切なカウンターバランスを調整することで、安定したティルト操作が可能。クイックリリースプレートを採用し、簡単でスピーディーにカメラを取り付けられます。
幅 | 92mm |
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奥行 | 不明 |
高さ | 138.5mm |
重量 | 1950g |
雲台タイプ | ビデオ雲台 |
取付部分 | クイックシュー |
最大耐荷重 | 7kg |
剛健性と軽量さを両立した、最大5kgまでのカメラをサポートするビデオ雲台です。航空機素材クラスのアルミ合金を採用し、高精細なベアリングシステムにより、 -83°から +90°の稼動範囲を実現。クイックリリース機能はドロップインタイプなので、安全かつ素早く機材の取り付けが出来ます。
幅 | 60mm |
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奥行 | 不明 |
高さ | 98mm |
重量 | 760g |
雲台タイプ | ビデオ雲台 |
取付部分 | クイックシュー |
最大耐荷重 | 5kg |
一般的にビデオ雲台を三脚に取りつけたあとの使い方は、カメラが水平になったことを確認し、トルクとカウンターバランスを調整することからスタートします。トルクとは摩擦を与えて動きを制限するためのものです。カウンターバランスは縦方向の動きを制御して、急な角度変更を防ぎます。
カメラを取りつけたら、縦方向の動きを制御するトルクを0にしてカメラの中心点を確認しましょう。カメラの急な傾きを避けるため、カウンターバランスは2や3に設定します。カメラを固定したあとパン棒を上下に動かしてもピタッと止まる位置を探り、カウンターバランスの目盛りを調整しましょう。
カウンターバランスの調整が終わったら、縦方向と水平方向のトルクの目盛りを0から2や3などへ少しずつ変更します。カラーバランスの目盛りを調整する際にやや止まり方が甘く感じた場合も、トルクの調整で解決できることがあるので試してみてください。
三脚ごと買い替えを検討するなら、ビデオ雲台とセットのビデオ三脚がおすすめです。気軽に使える軽量なモデルや、本格的な撮影に適した頑丈なモデルなどバリエーションが豊富なので、チェックしてください。
運動会や発表会など、撮影スペースが限られる学校行事にはコンパクトな一脚をチョイスするのもよいでしょう。以下のコンテンツで選び方やおすすめ商品をご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
1位: Ulanzi|フルード ビデオ雲台|2895
2位: マンフロット|プロフルードビデオ雲台 フラットベース|MVH502AH
3位: ワイドトレード|Leofoto|ビデオ雲台|BV-10
4位: INNOREL|フルード ビデオ雲台|F60
5位: マンフロット|プロフルード ビデオ雲台 60mm フラットベース|MVH500AH
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