すっきりマイルドな味わいが魅力の水出しコーヒー。コールドブリューコーヒーとも呼ばれ、麦茶のようにバッグを水に浸けておくだけで手軽に飲めるのが魅力です。しかし、キーコーヒー・澤井珈琲・カルディ・UCCといったメーカーから多くの商品が販売されているうえ、コスパも気になるところ。どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の水出しコーヒー10商品を集め4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの水出しコーヒーをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな水出しコーヒーは「抽出時間が短くても長くてもおいしい水出しコーヒーが作れる商品」。徹底検証してわかった水出しコーヒーの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
数々のチャンピオンシップ出場を経て、現在ではジャッジを務める。2006年ジャパンバリスタチャンピオンシップサイフォンの部優勝、2013年ジャパンコーヒーイングッドスピリッツチャンピオンシップ準優勝。 主宰するコーヒー教室・コーヒーアカデミー ドンマイスターでの指導のほか、書籍監修・飲料プロデュースなどもこなす。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
4時間抽出したときにおいしい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「週3回以上コーヒーを飲み、コンビニのような苦味の強いコーヒーが好きなモニターがよりおいしいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
8時間抽出したときにおいしい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「週3回以上コーヒーを飲み、コンビニのような苦味の強いコーヒーが好きなモニターがよりおいしいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
4時間抽出したときにおいしい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「週3回以上コーヒーを飲み、ブルーボトルのような酸味の強いコーヒーが好きなモニターがよりおいしいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
8時間抽出したときにおいしい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「週3回以上コーヒーを飲み、ブルーボトルのような酸味の強いコーヒーが好きなモニターがよりおいしいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新たに以下の商品の検証を行い、ランキングをアップデートしました。
検証ロジックのアップデートを行い、あわせてランキング・コンテンツの内容を刷新しました。
水出しコーヒーとは、水で抽出したコーヒーのこと。アイスコーヒーと混合されがちですが、水出しコーヒーとアイスコーヒーは別物です。大きな違いは「作り方」。アイスコーヒーがお湯で抽出したコーヒーを氷で急冷するのに対して、水出しコーヒーは最初から水で抽出します。
また、味わいにも違いがあり、水でゆっくり抽出するためアイスコーヒーに比べて、コーヒー豆の油分が溶け出しにくいのが特徴です。雑味が出にくく、クセの少ないすっきりとしたマイルドな味わいになる傾向がありますよ。ただし、抽出時間が長く、平均4〜8時間ほどかかります。
アイスコーヒーの場合、お湯で抽出するため、コーヒー豆の油分に含まれる香りやコクなどがしっかり抽出されるのが特徴。抽出時間も約2〜3分と短く、コーヒーの油分や成分を短時間で出し切ることが可能です。コーヒーのおいしさが際立つ一方、苦味や渋みが出やすく、雑味を感じることもあります。
水出しコーヒーは自分で豆を挽いて作れますが、今回検証した商品は「バッグに詰められた水出しコーヒー」のみ。手軽で簡単に淹れられるのが魅力です。一方、コーヒーポットを使って粉から抽出する方法もあるため、こだわりの豆や粉を使って水出ししたい人は、以下のコンテンツをチェックしてくださいね。
水出しコーヒーはすっきり飲めるため、夏におすすめです。マイルドな味わいでごくごく飲めるため、熱った体を冷やせます。冬に飲むなら、ボディがしっかり出たドリップコーヒーがおすすめ。コクのある深い味わいを楽しめますよ。
水出しコーヒーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
味わいの好みはわからないけど、とにかくおいしいコーヒーを飲みたいなら、苦味タイプがおすすめ。コンビニやスターバックスのアイスコーヒーに近く、なじみのある味わいで飲みやすいのが特徴です。
しかし、ひとくちに苦味タイプといっても、商品によって味わいはさまざま。検証では、水出しらしいすっきりしたものもあれば、しっかりコクのある濃いめのものもありました。マイベストでは実際に飲んでおいしさを比較しているので、自分の好みにあった味わいを選びましょう。
迷ったら、総合1位を獲得したイノダコーヒがおすすめ。ほどよい苦味とすっきり感がありながら、クセが少なく飲みやすいのが魅力です。しかも、水出しなら雑味・渋みが抑えられるため、心地よい苦味やコクを感じやすいといえます。
いつも飲んでいるコーヒーとは違う味わいにトライしたいなら、酸味タイプがおすすめ。
カフェならブルーボトルコーヒーのアイスコーヒーが近く、フレッシュでキレのある酸味とフルーティーな味わいを感じられるのが特徴です。酸味タイプの商品は少なく、今回の検証では、「ROKUMEI COFFEE CO.」のみでした。
味わいのタイプはパッケージなどには記載されていないため、実際に飲んでみないとわかりません。今回の検証ではすべての商品を飲み比べたうえで、苦味と酸味を分類。酸味タイプが気になる人は、ランキングの「酸味の強いコーヒーが好きな人向け」をチェックしてください。
次に、ライフスタイルにあわせて抽出時間をチェックしましょう。抽出時間を守らないと、渋みや雑味が強く出すぎてしまうことも。水出しコーヒーの抽出時間は一般的に4〜8時間。抽出時間は、普段飲みたくなるタイミングから逆算して選ぶようにしましょう。
4時間抽出の商品は、抽出時間を待つストレスが少ないため、頻繁に飲む人におすすめです。4時間後にはバッグを出す必要があるので、日中家にいる人に向いています。味わいについては、水出しらしくすっきりとした味わいを楽しめる一方、濃いめが好みなら物足りないかもしれません。
8時間抽出の商品は、夜に準備をしておけば朝にできあがっているのが魅力。しかし、すぐ飲みたいというときはストレスを感じるかもしれません。味わいについては、コーヒーの風味を楽しめる濃さがある一方、苦味や渋みを強く感じることもあります。
リモートワーク中や休日にコーヒーを飲みたいなら4時間抽出・朝にコーヒーを飲みたいなら8時間抽出など、自分のライフスタイルに合わせて用意できると便利ですよ。
抽出時間は基本、メーカーの指定時間に沿えばおいしく飲めます。時間を逆算して、メーカー指定の抽出時間をチェックしましょう。
また、注水量を変えることで味わいが変わる商品もあります。水が多いほどすっきりとした味わいになるので、その日の気分によって違う味わいを楽しめるのが魅力です。
今回の検証では、価格が高いからといっておいしいとは限らないことがわかりました。できるだけ安くコーヒーを飲みたいなら、1杯(180mL)あたりのコストが45円以下のものがおすすめです。
45円以下のものを選べば、コンビニのアイスコーヒーやペットボトルコーヒーと比較してもおいしく、安く飲めます。1杯あたり約280円と、120円のコンビニコーヒーと比べても高い商品もありましたが、コスパ重視の人には不向きといえるでしょう。
また、抽出量の多さにも注目しましょう。1パックあたりの抽出量が多い商品なら、1回で作れる量が多いぶん飲める量も多くなります。単に価格だけでなく、抽出量・価格を比較して選ぶのがおすすめです。
とくに夏は冷たいコーヒーをたくさん飲むため、1杯あたりのコストが低い商品のなかから好みの味わいを選ぶのもひとつの手。コーヒーを頻繁に飲む人は、これを機にコストを見直してみてはいかがですか?
価格はすべて執筆時点のものです
1回の抽出量が多い商品は、都度作る手間が省けて楽です。たとえば、1回で700mL作れるものなら、3〜4杯分飲める計算になります。ただし、酸化して酸味が強くなることがあるため、3日以内に飲むようにしてくださいね。
また、コストを抑えるために1回の抽出量を増やそうと水を多く入れると、味が薄くなってしまいます。濃いめの味わいが好きな人は注意しましょう。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||
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4時間抽出したときのおいしさ(苦味好き) | 8時間抽出したときのおいしさ(苦味好き) | 4時間抽出したときのおいしさ(酸味好き) | 8時間抽出したときのおいしさ(酸味好き) | 原産地 | 焙煎度 | 味わい | 抽出目安時間 | 1パックの抽出目安量 | パッケージタイプ | ジッパー付き | |||||||
1 | イノダコーヒ INODA COLD BREW COFFEE | ![]() | 4.56 | 苦味好きにおすすめ。まろやかな味わいながら苦味も強い | 4.55 | 4.64 | 4.14 | 4.00 | タンザニア、ブラジル、ほか | 深煎り | 苦味タイプ | 8時間 | 300mL | アルミバッグ | |||
2 | キーコーヒー KEY DOORS+香味まろやか水出し珈琲 | ![]() | 4.54 | 5位 | 苦味派におすすめ。苦味が際立っていて、酸味と調和している | 4.65 | 4.15 | 4.10 | 3.85 | ブラジル、コロンビア他 | 深煎り | 苦味タイプ | 4時間 | 500〜1,000mL | 個包装、袋 | ||
3 | 澤井珈琲 水出し珈琲 | ![]() | 4.47 | 4時間の抽出ですっきりキレのある苦味、8時間の抽出で濃厚な苦味に | 4.55 | 4.15 | 4.10 | 3.85 | ブラジル、ベトナム | 深煎り | 苦味タイプ | 5時間 | 500mL | アルミバッグ | |||
4 | ブルックス 水出し珈琲 無糖 | ![]() | 4.35 | 2位 | 濃厚な苦味と甘味を楽しめる。8時間抽出でも渋みは出にくい | 4.40 | 4.15 | 4.35 | 4.15 | ブラジル、グアテマラ他 | 深煎り | 苦味タイプ | 3時間以上 | 250mL | アルミバッグ | ||
5 | タカムラ DRIP COFFEE FACTORY|水出しコーヒー | ![]() | 4.14 | 1位 | 指定時間より短く抽出すれば、さっぱりしていて飲みやすい | 4.20 | 3.90 | 4.20 | 4.15 | ブラジル、ベトナム | 中煎り | 苦味タイプ | 8~12時間 | 500mL | アルミバッグ | ||
6 | キャメル珈琲 カフェカルディドリップ| ウォータードリップコーヒー | ![]() | 4.12 | 味の好みを問わずおすすめ。苦味と酸味のバランスがよい | 4.05 | 4.40 | 4.30 | 4.00 | ブラジル、コロンビア他 | 深煎り | バランスタイプ | 8時間以上 | 400mL | 袋、個包装 | |||
7 | ROKUMEI COFFEE CO. 水出しアイスコーヒー コーヒーバッグ | ![]() | 4.05 | 3位 | 酸味が好きな人におすすめ。濃いめが好きな人は長めに抽出して | 4.00 | 4.25 | 4.50 | 4.35 | エルサルバドル、ブラジル、インドネシア、エチオピア | 浅煎り | 酸味タイプ | 8~12時間 | 700mL | コーヒー専用バルブつき袋 | ||
7 | UCC上島珈琲 UCC ゴールドスペシャル|コーヒーバッグ 水出しアイスコーヒー | ![]() | 4.05 | 6位 | 苦味・渋みが強く、好みが分かれる味わい | 4.05 | 4.05 | 4.45 | 4.10 | ブラジル、ベトナム他 | 深煎り | 苦味タイプ | 4~8時間 | 500mL | 袋、個包装 | ||
9 | ウッドベリーコーヒー 水出しコーヒーパック | ![]() | 3.69 | レモンティのような軽やかな酸味。コーヒーらしい苦味は少ない | 3.68 | 3.73 | 4.28 | 4.55 | エチオピア | 深煎り | 酸味タイプ | 15時間 | 600mL | 袋 | |||
10 | 共栄フーズ MJB|水出しアイスコーヒー COLD BREW | ![]() | 3.53 | 4位 | 味が薄くて水っぽい。渋みやざらつきが舌に残る点も気になる | 3.50 | 3.65 | 4.25 | 4.25 | インドネシア、エチオピア | 中煎り | バランスタイプ | 4時間 | 500mL | アルミバッグ |
味わい | 苦味タイプ |
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抽出目安時間 | 8時間 |
1パックの抽出目安量 | 300mL |
良い
気になる
4時間抽出したコーヒーを試飲したところ、まろやかな味わいながら苦味をしっかり強く感じる仕上がりで、苦味好きのモニターから絶賛されました。バリスタからも「濃度・苦味がしっかりあり、コーヒーらしい味わいを感じられる」と好評です。酸味好きからは満足の声はそこまで挙がらなかったものの、「味わいのバランスがよい」という声が挙がりました。
抽出目安時間の8時間では、さらに味わいが濃くなりおいしく感じるモニターが増える結果に。苦味好きからは、「コクがかなりあり飲みごたえがある」「コーヒーの苦味と旨味を感じられる」といった好意的な声が多く挙がりました。酸味好きからも「カフェで出てくるような馴染みのあるおいしさ」と一定の評価が得られています。
しっかりした苦味があり、馴染み深い味わいの本商品。苦味好きにはもちろん、味わいのバランスがとれているので酸味好きでも比較的飲みやすいといえます。苦味のあるコーヒーが好きな人はぜひチェックしてみてください。
焙煎度 | 深煎り |
---|---|
パッケージタイプ | アルミバッグ |
ジッパー付き |
味わい | 苦味タイプ |
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抽出目安時間 | 4時間 |
1パックの抽出目安量 | 500〜1,000mL |
良い
気になる
キーコーヒーの「KEY DOORS+香味まろやか水出し珈琲」は、苦味が際立ったコーヒーが好きな人におすすめです。しっかりとした苦味がありながらも、酸味もうまく調和した飲みやすさが特徴。実際に試飲したバリスタからは、雑味の少なさを称賛するコメントが挙がりました。
4時間抽出したコーヒーを苦味好きのモニターが試飲したところ、「苦味とともに爽やかな酸味も感じられ、クセがない」というポジティブな声が多数。酸味好きのモニターが飲んでも、「まろやかな味わいで飲みやすく、苦味・酸味のバランスがよい」と、味わいのバランスのよさに関する声が寄せられました。
一方、メーカーが指定している抽出時間が4時間ということもあり、8時間抽出したコーヒーは苦味が強め。酸味好きのモニターが飲んだところ、「酸味が弱まり、苦味が強すぎる」という意見が出ました。抽出時間が長くなるほど苦味が強く出やすいため、コーヒーの苦味が得意でない人は、4時間以上抽出しないように気をつけましょう。
焙煎度 | 深煎り |
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パッケージタイプ | 個包装、袋 |
ジッパー付き |
キーコーヒー 香味まろやか水出し珈琲をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
味わい | 苦味タイプ |
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抽出目安時間 | 5時間 |
1パックの抽出目安量 | 500mL |
良い
気になる
澤井珈琲の「水出し珈琲」は、あっさりとしたコーヒーの苦味が好きな人におすすめです。
指定されている抽出時間は5〜8時間ほど。4時間で抽出すると、すっきりキレのある苦味を楽しめました。バリスタが試飲したところ、「果実味が強く、雑味がない」と、水出しコーヒーの魅力が際立つ味わいを称賛しました。苦味好きのモニターからも好評の声が多く、「なめらかな苦味で、味の濃さもしっかりしている」と寄せられています。
今回検証したほかの商品同様、指定時間を守って8時間抽出するとさらに渋みや焦げっぽさを感じるように。苦味好きのモニターからは「酸味と苦味のバランスが取れていて、香り高い」と称賛の声が挙がった一方、「おいしいけど濃すぎてたくさんは飲めない」という声もあり、評価が分かれました。
酸味も控えめなので、爽やかな味わいが好きな人にはあまり向いていません。ひたすら苦味を楽しむより、酸味とのほどよいバランスを楽しみたい人は、指定されている抽出時間よりも短くしたほうがよさそうです。
焙煎度 | 深煎り |
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パッケージタイプ | アルミバッグ |
ジッパー付き |
味わい | 苦味タイプ |
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抽出目安時間 | 3時間以上 |
1パックの抽出目安量 | 250mL |
良い
気になる
ブルックスの「水出し珈琲 無糖」は、コーヒーの複雑な味わいを楽しみたい人におすすめ。しっかりと苦いなかに甘味もありつつ、渋みをあまり感じないのが特徴です。
苦味好きのモニターが4時間抽出したコーヒーを試飲したところ、「ビターチョコレートのような苦味とコクのある甘味が口に広がる」という声が寄せられました。バリスタからは「やや味わいが弱く、口あたりのまろやかさが足りない」という指摘もあった一方、「大きなデメリットはなく、全体のバランスがよい」と評されています。
8時間抽出すると苦味がより強く出るものの、苦味好きのモニターからは「雑味がない苦味に華やかな酸味が合わさっておいしい」という声が、酸味好きのモニターからは「まろやかな酸味でバランスのよい味わい」という声が挙がりました。
ただし、人によってはすっきりしすぎているぶん物足りなさを感じることも。メーカーが指定する抽出時間は3時間以上ですが、より長めに抽出したほうが好みを選ばない味わいになりそうです。
チョコレートのような濃厚な苦味がありながら、渋みを感じにくい味わいが魅力。甘味や酸味とのバランスもよく、苦味派はもちろん、コーヒー好きなら幅広い人が楽しめる商品ですよ。
焙煎度 | 深煎り |
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パッケージタイプ | アルミバッグ |
ジッパー付き |
味わい | 苦味タイプ |
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抽出目安時間 | 8~12時間 |
1パックの抽出目安量 | 500mL |
良い
気になる
タカムラの「DRIP COFFEE FACTORY 水出しコーヒー」は、さっぱりとした味わいの飲みやすいアイスコーヒーが好きな人におすすめです。試飲したバリスタからは「細かい粉っぽさがある」という指摘があった一方、味わいについては「苦味がほどよく、酸味もほんのりと感じられる」と、バランスのよさを称賛するコメントが寄せられました。
抽出目安時間は8〜12時間と長め。4時間抽出したコーヒーを苦味好きのモニターが試飲したところ、「苦さと香ばしさをしっかり感じられる」という声が挙がっています。苦味の強さがちょうどよく、ほのかな酸味がアクセントになっていますよ。一方、8時間抽出してみると、ほかの商品同様に味が濃く出過ぎてしまい、「まったり過ごしたいときには向いてなさそうな濃さ」と不満げな声が多い印象でした。
酸味好きのモニターからも「苦味が強烈で酸味がわからなかった」という声が。抽出時間が増えると渋みも感じるようになるため、コーヒーの酸味が好きな人は抽出時間を短めにするのがよいでしょう。
抽出時間には注意が必要ですが、爽やかな口あたりが魅力の水出しコーヒーです。コーヒーの苦い味わいが苦手な人でも、飲み方を工夫すればおすすめできます。
焙煎度 | 中煎り |
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パッケージタイプ | アルミバッグ |
ジッパー付き |
味わい | バランスタイプ |
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抽出目安時間 | 8時間以上 |
1パックの抽出目安量 | 400mL |
良い
気になる
キャメル珈琲の「カフェカルディドリップ ウォータードリップコーヒー」は、味の好みを問わず飲みやすいコーヒーがほしい人におすすめです。苦味や酸味、甘味がバランスよく調和していて、クセがなく飲みやすいのが特徴。その分自分のコーヒーの好みがしっかりと確立している人だと物足りなく感じるかもしれませんが、ブラックコーヒーが苦手な人やコーヒー初心者には向いています。
抽出目安時間は8時間以上です。4時間抽出した時点でバリスタが試飲したところ、「雑味が少なく、果実味と苦味のバランスが絶妙だった」とコメント。後味の粉っぽさやキシキシ感が気になったものの、濃度もほどよく満足できる結果になりました。
8時間抽出しても、酸味と苦味のバランスは良好。苦味好きのモニターが飲んだところ、「苦味とコクがあり、飲みごたえと満足感がある」と好評でした。酸味好きのモニターからも「酸味と苦味のバランスがよい」という声が挙がっています。とはいえ抽出時間を4時間に短縮したコーヒーのほうが評価がよかったため、コーヒーの酸味が好きな人は抽出時間を短めにするのがよいでしょう。
焙煎度 | 深煎り |
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パッケージタイプ | 袋、個包装 |
ジッパー付き |
味わい | 酸味タイプ |
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抽出目安時間 | 8~12時間 |
1パックの抽出目安量 | 700mL |
良い
気になる
ROKUMEI COFFEE CO.の「水出しアイスコーヒー コーヒーバッグ」は、コーヒーの酸味が好きな人におすすめ。キリッとした酸味が効いており、試飲したバリスタは「フルーティな酸味で飲みやすく、飽きずに楽しめるおいしさ」とコメントしています。抽出時間にかかわらず酸味好きのモニターからの支持が厚く、「すっきりとした酸味のなかにもコクやキレを感じた」「毎日でも飲みたい」と絶賛する声が多く聞かれました。
一方、苦味好きのモニターからの評価は伸び悩みました。抽出時間の目安は8〜12時間で、4時間時点では「水っぽさが目立ち苦味を感じられなかった」「味が薄い」といった声が挙がっています。
とはいえ、指定どおり8時間抽出すれば「キレもよくすっきりとおいしく飲み続けられる」と高評価をつけたモニターが増加。酸味が際立つ反面、苦味は控えめなので、コーヒーの苦味をしっかり堪能したい人は長めに抽出するのがよさそうです。
苦味派の人にはあまり向きませんが、水出しコーヒーでは珍しいほどの酸味を楽しめるのが本商品の魅力。暑い夏にキリッとさわやかなコーヒーを飲みたいなら、おすすめの商品ですよ。
焙煎度 | 浅煎り |
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パッケージタイプ | コーヒー専用バルブつき袋 |
ジッパー付き |
味わい | 苦味タイプ |
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抽出目安時間 | 4~8時間 |
1パックの抽出目安量 | 500mL |
良い
気になる
UCC上島珈琲の「ゴールドスペシャル コーヒーバッグ 水出しアイスコーヒー」は、ガツンとパンチのある苦味とほのかな酸味が好きな人におすすめ。とはいえ独特の苦味があるぶん、検証では評価が割れました。
抽出目安時間は4〜8時間です。バリスタが4時間抽出したコーヒーを飲んだところ、「渋みが目立つ」と指摘。苦味好きのモニターからも「後味にコクが足りなかった」という声が挙がっています。一方、酸味好きのモニターからは「苦味が強いが酸味とのバランスはよい」とおおむね好評。鼻を抜ける香りがさわやかで、「毎日飲みたい」と絶賛するモニターもいました。
しかし8時間抽出したコーヒーを飲んだところ、「後味が苦く感じた」という声が聞かれるように。苦味が好きなモニターからは、「本格的なコーヒーに負けず劣らずな上質な苦味」といった声があった一方で「渋すぎる」という声も。バリスタも「甘味はあるが雑味も感じられる」とコメントしました。酸味が好きな人は抽出時間を4時間に抑え、苦味が好きな人は上位のほかの商品を選ぶのがよさそうです。
強い苦味が際立つ味わいで、好みが分かれやすいコーヒー。朝や仕事の合間にすっきりキレのある苦味でリフレッシュしたい人は、検討してみてくださいね。
焙煎度 | 深煎り |
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パッケージタイプ | 袋、個包装 |
ジッパー付き |
味わい | 酸味タイプ |
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抽出目安時間 | 15時間 |
1パックの抽出目安量 | 600mL |
良い
気になる
レモンティーのような軽やかでフルーティな酸味をしっかり感じられ、試飲したバリスタからも「味わいのバランスが取れており、飲みやすい」と評価されました。抽出目安が15時間ということもあり、4時間だと濃さに不満を覚えるモニターもいましたが、8時間では濃さがしっかりあります。酸味好きのモニターからも「苦味・酸味・コクのバランスがよい」と好評でした。
その一方、苦味好きのモニターは飲み慣れないためか評価が伸び悩みました。4時間抽出したコーヒーを飲んだところ、「コーヒーらしい苦味・味わいを感じられない」という声が挙がっています。8時間抽出した際は濃さが十分と評価するモニターがいたものの、「コクや奥深さを感じられない」という声が相次ぎました。
コーヒーらしくないフルーティな酸味があり、モニターの好みははっきり分かれる結果に。苦味好きや酸味タイプのコーヒーに飲み慣れていない人には向きませんが、酸味好きの人は候補となるでしょう。
焙煎度 | 深煎り |
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パッケージタイプ | 袋 |
ジッパー付き |
味わい | バランスタイプ |
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抽出目安時間 | 4時間 |
1パックの抽出目安量 | 500mL |
良い
気になる
共栄フーズの「MJB 水出しアイスコーヒー COLD BREW」は、コーヒーの味わいにこだわる人にはあまり向いていません。渋みやざらつきが舌に残り、雑味を感じました。
4時間抽出したコーヒーを試飲したモニターからは、苦味派・酸味派を問わず、マイナスな意見が挙がっています。「全体の味わいがかなり弱い」「ビターチョコレートを薄く溶かしたような味」と、水っぽさを指摘する声が多い印象でした。バリスタも「コーヒーの成分がしっかり抽出されていない印象」とコメントしています。
8時間じっくり抽出しても、「濃さが物足りない」という意見が多く、コーヒーならではの味わいはあまり感じられません。抽出時間が長くなるほど雑味が出やすいため、抽出時間を前後させても味の調整が難しいでしょう。
水っぽさが目立つうえに、渋みや雑味が残りやすい点も気になります。コーヒーの味わいを重視する場合はほかの商品を検討するのがよいでしょう。
焙煎度 | 中煎り |
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パッケージタイプ | アルミバッグ |
ジッパー付き |
マイベストではベストな水出しコーヒーを「抽出時間が短くても長くてもおいしい水出しコーヒーが作れる商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の水出しコーヒー10商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。
検証①:4時間抽出したときのおいしさ(苦味好き)
検証②:8時間抽出したときのおいしさ(苦味好き)
検証③:4時間抽出したときのおいしさ(酸味好き)
検証④:8時間抽出したときのおいしさ(酸味好き)
今回検証した商品
4時間抽出したときにおいしい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「週3回以上コーヒーを飲み、コンビニのような苦味の強いコーヒーが好きなモニターがよりおいしいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
4時間抽出した水出しコーヒーを、苦味好きモニターが実際に飲んでおいしさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
8時間抽出したときにおいしい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「週3回以上コーヒーを飲み、コンビニのような苦味の強いコーヒーが好きなモニターがよりおいしいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
8時間抽出した水出しコーヒーを、苦味好きモニターが実際に飲んでおいしさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
4時間抽出したときにおいしい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「週3回以上コーヒーを飲み、ブルーボトルのような酸味の強いコーヒーが好きなモニターがよりおいしいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
4時間抽出した水出しコーヒーを、酸味好きモニターが実際に飲んでおいしさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
8時間抽出したときにおいしい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「週3回以上コーヒーを飲み、ブルーボトルのような酸味の強いコーヒーが好きなモニターがよりおいしいと評価したもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
8時間抽出した水出しコーヒーを、酸味好きモニターが実際に飲んでおいしさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
バッグタイプの水出しコーヒーは、容器にコーヒーバッグと指定の分量の水を入れて浸けるだけ。常温もしくは冷蔵庫で、規定時間もしくはお好みの時間抽出したらできあがりです。手軽で簡単に作れます。
また、最近ではミルクブリューと呼ばれるミルクに浸けるコーヒーもトレンドです。ミルクブリューの作り方も簡単。水の代わりにミルクを注ぎ、12〜20時間浸ければ完成です。1バッグ(30g)に対してミルク500mLが目安で、浸ける時間は焙煎度や好みによって変えるとよいでしょう。
水で抽出することから、一見カフェインが少ないように感じる水出しコーヒー。熱湯で抽出したものと比べるとカフェイン量が少ないといわれています。一方、抽出時間などを考慮した場合、水出しのほうが長時間じっくり抽出しているため、必ずしも水出しコーヒーのカフェインが少ないとはいい切れません。
抽出する温度や時間以外にも、使われるコーヒー豆の種類や分量といった、カフェインの含有量を左右する要素はさまざまです。「水で抽出=カフェインが少ない」というわけではないので、間違えないようにしましょう。
コーヒーを飲みたいけどカフェインが気になる人は、以下のカフェインレスコーヒーのコンテンツをチェックしてくださいね。
1位: イノダコーヒ|INODA COLD BREW COFFEE
2位: キーコーヒー|KEY DOORS+香味まろやか水出し珈琲
3位: 澤井珈琲|水出し珈琲
4位: ブルックス|水出し珈琲 無糖
5位: タカムラ|DRIP COFFEE FACTORY|水出しコーヒー
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
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