炊き立てご飯を手軽に冷凍できる「ご飯冷凍容器」。ラップのように破れる心配がなく、ランニングコストもかかりません。マーナ・クレハなどのメーカーやニトリ・100円ショップなど身近な店舗でも販売されているうえ、商品によって形や構造に違いがあり、どれを選べばよいか悩んでしまいますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のご飯冷凍容器19商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのご飯冷凍容器をランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなご飯冷凍容器は「温めムラが少なく炊きたての味わいが楽しめ、使いやすく手入れもしやすい商品」。徹底検証してわかったご飯冷凍容器の本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
消費者視点からお米をテーマに取材・発信・研究する農政ジャーナリスト。著書は『稲作SDGsをお米のプロに学ぶ』『大人のおむすび学習帳』。米穀専門新聞にコラムを長期連載中。その他、講演活動、企業や行政の”消費者向け”販促イベントやワークショップの企画・サポートなどを行う。おこめみらいラボ主宰。食の検定1級有資格。
毎日のごはん作りがムリなく楽しい時間になるよう、ムダを省き、本当に必要な作業だけで作る、おいしくてお財布にも優しい料理を提案。簡単・節約・時短レシピに定評があり、主婦、家事・仕事に忙しい方から支持されており、テレビや雑誌をメインに、web、執筆、企業講師など、多岐に渡り活躍中。年間1000種類以上の食品の食べ比べ、キッチン家電・キッチンツール、また、100円雑貨やキッチン収納などの比較検証まで幅広く検証を行う。
製菓・コーヒーの専門学校卒業後、スペシャルティコーヒー専門店にてバリスタとして7年間勤務。店舗ではハンドドリップやラテアートの講師も務め、味や香りへの繊細な感覚を磨く。マイベスト入社後はカフェで勤務していたこれまでの経験を活かし、コーヒー器具をはじめ、調理器具やキッチン雑貨、食品・ドリンク、ギフトアイテムなど、食まわり全般の商材の比較検証を担当。「ユーザーの立場に立って考える」をモットーに、日々の業務に取り組んでいる。また、焙煎士・バリスタとして現在も現場に立ち、実体験に基づいたリアルなレビューを届けている。
ご飯をおいしく保存できる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「日常的に冷凍したご飯を食べているモニターが、炊き立てのご飯に近いと評価した商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
ムラなく加熱できる商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「全体が均一に温められる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
洗いやすい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「スポンジで簡単に手洗いでき、食洗機でも洗える商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
収納しやすい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「容器の数が多くてもかさばらず、冷凍庫内にすっきりと収納できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
使いやすい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「容器を見れば温め時間をすぐに設定でき、簡単にお茶碗に移し替えやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新たに以下の商品の検証を行い、ランキングをアップデートしました。
新たに以下の商品の検証を行い、ランキングをアップデートしました。
ラップではなく、ご飯冷凍容器でご飯を保存するメリットは、大きく分けて3つあります。
1つ目は、炊き立てのようなおいしさを味わえるところ。ムラなく温められ、容器内で蒸気を循環させながら解凍することで、ふっくらした食感に仕上がります。今回、ご飯冷凍容器・ラップ・タッパー型保存容器それぞれで冷凍保存したご飯を、数名のモニターで食べ比べたところ、ご飯冷凍容器で冷凍保存したご飯は「ラップで冷凍したごはんより米粒がほぐれやすかった」「タッパー型保存容器で冷凍したご飯より柔らかく、ふっくらしていた」と好評でした。
2つ目は冷凍保存が簡単なところです。ご飯の保存方法としてラップを使う人もいると思いますが、ラップの場合、平らな場所に広げてからご飯を包む必要があります。一方、ご飯冷凍容器なら容器によそってフタをするだけで手間いらず。数食分を一気に冷凍する場合も、スムーズに冷凍できます。
3つ目は、1食分の量が調節しやすいところ。容量が決まっているので、食べ過ぎを防ぐのにも役立ちます。また、小さめのタイプや1食分以上のサイズ展開がある商品なら、朝食・夕食のごはんの量を調整したり、食べる人に合わせて量を調整できたりしますよ。
また、一般的なタッパー型容器の場合、加熱時はフタを外す必要があるものも多く見られますが、ご飯冷凍容器はフタをしたまま加熱できるので、解凍時の手間も少ないといえます。ご飯をまとめ炊きしてストックしている人におすすめのアイテムです。
注意すべき点として、ご飯冷凍容器はどれを選んでもメリットが得られるわけではないということ。検証したところ、容器の構造に違いがあり、おいしさの評価に影響しました。
熱や蒸気が全体に行き渡るよう工夫を施した商品が多いなか、商品によっては一般的なタッパー型保存容器や弁当箱と同じ形状の商品もあるので、構造を確認して購入する必要があります。
炊き立てのご飯に近いおいしさと評価された商品もあれば、冷凍ご飯特有の硬さが気になった商品もあるため、メリットを十分に得るために、以下の選び方を参考に商品を選んでくださいね。
ご飯は冷める段階で水分が失われていくので、冷凍保存する際は炊き立てのご飯を熱々の状態で詰めるように心がけましょう。ラップで保存する際にも同様です。
また、力をいれて詰めてしまうと米粒が潰れて食感が悪くなります。フタが無理なく閉まるよう、ふんわりと詰めてくださいね。なるべく平らに広げて冷凍すると、冷凍したときに加熱ムラも起きにくくなりますよ。
それではさっそく、ご飯冷凍容器の選び方をご紹介していきます。
おいしいご飯を食べたいなら、とくにおすすめがKOKOBI・パール金属のご飯冷凍容器。以下ではその理由を説明します。
KOKOBI・パール金属のご飯冷凍容器は、容器の中にザル型の内容器がついた二重構造。加熱時に外容器と内容器の間を蒸気が循環することで、ご飯全体がふっくら仕上がります。
また、内容器には穴が空いており余分な水分が落ちるので、べしゃっとした食感になったり水っぽい味わいになったりするのを防ぐ効果も。試食したモニターからは「炊き立てに近いふっくら感」「噛むごとに甘みを感じた」と評価されました。
今回の検証で、モニターからとくに評価されたザル型のご飯冷凍容器がこの2つ。冷凍でもおいしいご飯を味わいたい人におすすめといえます。また、加熱のムラが少ないものとして、容器の底が盛り上がっている凸型構造のものも挙げられます。凸型は熱を受ける面積が広く、均一に温めることができますよ。
冷凍ご飯は賞味期限を気にしない人も多いのではないでしょうか?便利なアイテムですが、長期保存すればするほど、ご飯の水分が失われて劣化し、温め直してもボソボソした食感になる傾向があります。炊き立てのようなおいしい状態で味わうなら、1週間程度で食べきるのが望ましいでしょう。
容器に加熱時間が記載されているのはとても便利な機能です。パッケージを捨ててしまっても、容器を見ればすぐに加熱時間がわかります。使い慣れていない人でも、悩むことなく手軽に加熱できるでしょう。
この機能は、家族の分も一緒に冷凍保存する場合に特に重宝します。子どもが自分で温めて食べる際にも、加熱時間がわかるので安心です。大人が不在の時でも、子どもが適切な加熱時間を把握できます。
KOKOBI・パール金属のご飯冷凍容器は、このような便利な工夫が施されています。日常使いはもちろん、家族みんなで使う場合にも適しているため、ご飯冷凍容器を選ぶ際は、ぜひチェックしてみてください。
複数個を冷凍保存したいなら、並べて収納しやすい角型がおすすめ。冷凍室は四角形が多く、角型であればデッドスペースが生まれにくく、たくさん収納できますよ。
また、同じ容量でも丸型のほうが高さが出やすく、角型のほうが薄型商品が多い印象でした。角型タイプを選べば、冷凍スペースが狭くても庫内を圧迫しにくいでしょう。
今回検証した商品はすべてスタッキングが可能で、フタにわずかに凹みがあることでぴったり重なるように作られていました。
解凍してそのまま食べることもできるご飯冷凍容器ですが、茶碗に移し替えて食べるなら丸型のパール金属がおすすめ。どんぶりのような形状で、ひっくり返すだけで茶碗に移し替えられます。
角型の場合、茶碗に移し替えようとするとはみ出すため、しゃもじやカトラリーが必要でした。食卓に出す際にお茶碗を使いたい人は、丸型を選ぶと手間がないでしょう。
また、丸型は角型と比べて熱が全体に行き渡りやすく、温めムラのなさの検証ではどれもまんべんなく加熱されました。ただし、角型も外側の温度が中心よりやや低い程度で大きな温度差はなかったため、使いにくさはないでしょう。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
炊き立てのおいしさに近いか | 温めムラのなさ | 洗いやすさ | 収納のしやすさ | 使いやすさ | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | 耐冷温度 | 耐熱温度 | 容量 | 本体素材 | フタ素材 | 形状 | セット数 | ザル型 | スタッキング可能 | 食洗機対応 | |||||||
1 | KOKOBI 冷凍ごはん容器 | ![]() | 4.50 | 3位 | 炊き立てに近いふっくら感!おいしいご飯を手軽に食べられる | 4.46 | 4.50 | 4.75 | 4.34 | 4.50 | 15.3cm | 13cm | 5cm | 79g | -20℃ | 140℃ | 450mL | ポリプロピレン | ポリプロピレン | 四角型 | 6個 | ||||
2 | パール金属 PEARL LIFE|冷凍ごはん容器|HC-5 | ![]() | 4.42 | 8位 | かさばりやすい点は惜しいが、ご飯の甘みを保てた | 4.19 | 5.00 | 4.75 | 3.50 | 5.00 | 14.5cm | 15.5cm | 6.5cm | 77g | -20℃ | 140℃ | 550mL | ポリプロピレン | ポリプロピレン | 丸型 | 1個 | ||||
3 | クレハ キチントさん|ごはん冷凍保存容器 | ![]() | 4.36 | 6位 | ご飯は甘みを感じられたが、食感の硬さが気になった | 4.04 | 5.00 | 5.00 | 4.00 | 4.00 | 11.5cm | 11.5cm | 5.4cm | 30g | -20℃ | 140℃ | 250mL | ポリプロピレン | ポリプロピレン | 丸型 | 2個 | ||||
4 | サナタ精工 冷凍保存容器(ごはん一膳、二重構造) | ![]() | 4.30 | ムラなく加熱できるが、解凍後の食感は好みが分かれた | 4.09 | 5.00 | 4.25 | 3.50 | 5.00 | 14cm | 12cm | 5.7cm | 70g | -20℃ | 140℃ | 355mL | ポリプロピレン | ポリプロピレン | 丸型 | 1個 | |||||
5 | ニトリ ごはん保存容器エアータイト|8930874 | ![]() | 4.29 | 温めムラが起きにくいが、ご飯は柔らかすぎる食感がネック | 3.90 | 5.00 | 5.00 | 4.00 | 4.00 | 11cm | 11cm | 5cm | 170g | -20℃ | 140℃ | 250mL | ポリプロピレン | ポリプロピレン | 丸型 | 5個 | |||||
6 | マーナ marna|極 冷凍ごはん容器|K745 | ![]() | 4.28 | 噛むほどに甘み・旨みを感じたが、食感は惜しい評価に | 3.96 | 4.50 | 4.75 | 4.34 | 4.50 | 12.1cm | 12.1cm | 4.6cm | 91g | -20℃ | 140℃ | 280mL | ポリプロピレン | ポリプロピレン | 四角型 | 1個 | |||||
6 | イノマタ科学 すのこ付き ごはん容器|1772 | ![]() | 4.28 | 7位 | 炊き立てに近い味わいだが、加熱時間はパッケージで確認 | 4.25 | 5.00 | 4.25 | 3.50 | 4.00 | 11cm | 11.6cm | 6.3cm | 48.5g | -20℃ | 140℃ | 270mL | ポリプロピレン | ポリプロピレン | 丸型 | 1個 | ||||
8 | タケヤ化学工業 レンジでふっくらごはん | ![]() | 4.27 | 4位 | 茶碗サイズで使いやすいが、加熱時間はパッケージにのみ記載 | 4.38 | 4.50 | 4.50 | 3.50 | 4.00 | 11.5cm | 11cm | 5.5cm | 27g | -20℃ | 140℃ | 250mL | ポリプロピレン | ポリプロピレン | 丸型 | 5個 | ||||
9 | 旭化成ホームプロダクツ Ziploc|ごはん保存容器 | ![]() | 4.21 | 1位 | 薄型で収納に便利だが、人によってはご飯の硬さが気になった | 4.17 | 4.50 | 5.00 | 5.00 | 3.00 | 15.6cm | 11.7cm | 3.7cm | 33g | -20℃ | 140℃ | 290mL | ポリプロピレン | ポリプロピレン | 四角型 | 5個 | ||||
10 | エビス 絶品ごはん保存容器 | ![]() | 4.20 | 5位 | 温めムラなく加熱できたが、ご飯はややパサつきを感じた | 3.88 | 5.00 | 4.25 | 3.50 | 5.00 | 13.6cm | 13.3cm | 9.4cm | 61g | -20℃ | 140℃ | 250mL | ポリプロピレン | ポリプロピレン | 丸型 | 2個 |
容量 | 450mL |
---|---|
ザル型 |
内容器がついた二重構造の、KOKOBIの「冷凍ごはん容器」。6個で1セットの商品です。
炊き立てのご飯と比べてもおいしいと評価するモニターが多く、「炊き立てのご飯のようなふっくら感で、硬すぎず柔らかすぎずバランスがよい」「一粒一粒の粒立ちが感じられ、水分量も炊き立てのようだった」と好印象。食べる部分によって硬さを感じることがあったという声もあったものの、噛むごとに米の甘みが広がったという声もあり、今回検証した商品のなかでは最も炊き立てに近いレベルのおいしさを保てました。
容器の裏面に加熱時間の記載があるので、加熱時間がわからず困ることはないでしょう。パーツには凹凸が少なく、食洗機に対応しているので手入れも楽な印象です。
解凍直後にサーモカメラで撮影すると、中心と比べて外側の温度がやや低かったものの冷たさはなく、比較的温めムラも起こりにくいといえます。角型なので整頓して収納できますが、2段重ねると高さは約9.8cmで、冷凍庫のサイズによっては重ねて入れにくいかもしれません。
とはいえ、ふっくら食感を楽しめて、使い勝手もよい本商品。おいしいご飯をいつでも手軽に食べたいという人におすすめのごはん冷凍容器です。
幅 | 15.3cm |
---|---|
奥行 | 13cm |
高さ | 5cm |
重量 | 79g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 550mL |
---|---|
ザル型 |
キッチン雑貨・調理用品を扱う、パール金属の「冷凍ごはん容器」。内容器がついた二重構造のごはん冷凍容器です。
フタに加熱時間の記載があるので、解凍したいときにひと目で確認できるのが利点。パーツには凹凸が少なく、食洗機で洗えて手入れの手間も少ない印象です。解凍直後にサーモカメラで撮影すると、中心と比べて外側の温度がやや低かったものの冷たさはなく、食べる際にはさほど気にならないでしょう。
炊き立てのご飯と食べ比べたところ、モニターから「米の甘みをしっかり感じられる」「みずみずしくて、炊き立てといわれても疑わない」と味わいのよさは評価された一方、一部のモニターからは「炊き立てのご飯と比べると粒がやや硬い」という声もあり、食感は炊き立てに及ばなかった印象。
また、容器は2段重ねると約12.3cmと高さが出るので、冷凍スペースが狭いと収納しにくいかもしれません。ワンサイズ小さい180gサイズもあるので、収納のしやすさを考える人は検討してみるとよいでしょう。大きめのどんぶりのような形状なので、たっぷり食べたい人は満足できる商品です。
幅 | 14.5cm |
---|---|
奥行 | 15.5cm |
高さ | 6.5cm |
重量 | 77g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 250mL |
---|---|
ザル型 |
キチントさんシリーズでおなじみの、クレハの「ごはん冷凍保存容器」。底面が凸型構造のため熱が容器内に行き渡りやすく、加熱ムラを防ぐと謳っています。
解凍直後にサーモカメラで見ると、全体が均一に加熱されており、温めムラは起こりにくい印象。フタと容器のみのシンプルな形状で、食洗機にも対応しているので手入れの手間も少ないといえます。一方、2段重ねると高さが約9.5cmになり薄型とはいえず、複数個収納しようとすると冷凍庫のサイズによっては収納の仕方に悩むかもしれません。
おいしさの検証では、モニターから「噛むと甘みをしっかりと感じられた」「冷凍しても味が落ちていなかった」と味わいが評価された一方、「炊き立てのご飯と比較すると硬さが気になる」「ご飯の舌触りがパサパサしている」という声もあり、炊き立ての食感を保つのは難しい印象を受けました。
また、加熱時間はパッケージにのみ記載されており、容器には記載がないのも利便性に欠ける点。小ぶりな茶碗ほどのサイズで移し替えやすいという利点はありますが、ご飯冷凍容器としてはやや物足りない点も目立つ結果となりました。
幅 | 11.5cm |
---|---|
奥行 | 11.5cm |
高さ | 5.4cm |
重量 | 30g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 355mL |
---|---|
ザル型 |
ダイソーで販売されている、サナタ精工の「冷凍保存容器(ごはん一膳、二重構造)」。内容器がついた二重構造の商品です。
フタに加熱時間の記載があるので、解凍したいときにひと目で確認できるのも利点です。解凍直後にサーモカメラで見ると、全体が均一に加熱されており、温めムラも起こりにくい印象。
炊き立てのご飯と比べると、「米粒が立っているうえ、ふんわりと柔らかい」「炊き立てのようなみずみずしさと甘みを感じられた」と高評価をつけるモニターがいた一方、「柔らかすぎて、水の量を多くして炊いたような食感」という声もあり、好みが分かれる結果に。しゃっきりした食感が好みの人には向いていないかもしれません。
パーツには凹凸が少なく手洗いしやすい印象ですが、食洗機には対応していないので注意。容器は2段重ねると高さが約11.2cmなので、冷凍スペースが狭いと収納しにくい可能性があります。
幅 | 14cm |
---|---|
奥行 | 12cm |
高さ | 5.7cm |
重量 | 70g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 250mL |
---|---|
ザル型 |
ニトリの「ごはん保存容器エアータイト」は5個セットの商品。底面が凸型になっており、ムラなく加熱できると謳っています。
解凍直後にサーモグラフィーで見ると、全体に熱が行き渡っており、温めムラは起こりにくい印象。容器とフタのみのシンプルな形状で、食洗機にも対応しているので手入れの手間は少ないでしょう。
一方、容器には加熱時間の記載がないので、パッケージを見ないと加熱時間の目安がわからなかったのは不便に感じました。また、2段重ねると高さ約9.4cmで薄型とはいえず、冷凍スペースが狭いと収納の仕方に悩むかもしれません。
炊き立てのご飯と比較すると、モニターから「水分量が多く柔らかすぎる」「炊き立てよりべちゃっとしていた」という声が多く挙がり、柔らかすぎる食感がネックに。ほんのりと甘みは感じられるものの、炊き立てと比べると物足りないという声もあり、評価を伸ばせませんでした。
幅 | 11cm |
---|---|
奥行 | 11cm |
高さ | 5cm |
重量 | 170g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 280mL |
---|---|
ザル型 |
お米マイスターの徳永真悟さんと共同開発した、マーナの「極 冷凍ごはん容器」。容器内にすのこが付属した二重構造の商品です。
容器の裏面に加熱時間の記載があるので、加熱時間がわからず困ることはないでしょう。冷凍庫に収納しやすい角型で、2段重ねた高さは約9.2cm。複数個入れても、比較的収納スペースを圧迫しにくい印象です。
解凍直後にサーモグラフィーで見ると中心と比べて外側の温度がやや低かったものの、冷たさは感じず、食べていて気になるほどではないといえます。容器には洗いにくい溝はなく、食洗機にも対応しているので手入れの手間は少ない印象。
おいしさの検証では、モニターから「噛めば噛むほど口の中に甘み・旨みが広がり、炊き立ての味に近いと感じた」「炊き立て同様のおいしさで、冷凍しても味が落ちていない」と味わいが評価されました。しかし、食感に関しては「表面は潤っているが芯は硬い」「炊き立てと比較すると粒の硬さを感じた」という声も。炊き立てのふんわりした食感を保つには一歩及ばず、惜しい評価となりました。
幅 | 12.1cm |
---|---|
奥行 | 12.1cm |
高さ | 4.6cm |
重量 | 91g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 270mL |
---|---|
ザル型 |
良い
気になる
イノマタ科学の「すのこ付き ごはん容器」は、茶碗に移してふっくらとしたご飯を食べたい人におすすめのご飯冷凍容器。フタ・すのこ・容器の3つのパーツで構成されており、すのこの下に余分な水分が抜けることで、ふっくらとしたご飯に仕上がると謳っています。
解凍したご飯は炊き立てに近い味わいをキープできており、おいしさの評価は良好。実食したモニターからは、「炊き立てのご飯と遜色ない」「甘みは劣るが、炊き立てのようなみずみずしさがある」と好評でした。ふっくらとして粒立ちもよく、食感もそれほど損なわれていません。
温めムラができにくいのも魅力で、解凍直後の状態をサーモグラフィーで見ると、全体が均一に加熱されていました。小ぶりな丸型の容器で、ひっくり返すだけで茶碗に移せるのも利点。また、容器に米粒が入り込む凹凸がないので、洗うのも簡単です。洗浄が必要なパーツも本体・フタ・すのこの3つのみで、手間はかからないでしょう。ただし、食洗機には非対応なので必ず手洗いしてくださいね。
重ねると高さが約12cmになりかさばる印象。また、加熱時間はパッケージにのみ記載されているため、加熱時間を覚えておかなければなりません。やや利便性に欠けますが、炊きたての食感や味を大切にする人、茶碗で食べたい人にはおすすめです。
幅 | 11cm |
---|---|
奥行 | 11.6cm |
高さ | 6.3cm |
重量 | 48.5g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
良い
気になる
タケヤ化学工業の「レンジでふっくらごはん」は、食卓で使いやすいものを探している人におすすめ。小ぶりで持ちやすく、そのまま茶碗として使いやすいサイズです。丸い形状なので、別の茶碗を使いたいならひっくり返すだけで簡単に移せます。
パーツが2つと少なく、米粒が入り込むような小さな凹凸はありません。スポンジ面でサッときれいに洗えるうえに、食洗機にも対応しており、手入れの手間は少なめです。ご飯をサーモグラフィーで撮影するとわずかに温度差があったものの、食べるのに支障が出るほどの熱ムラはありませんでした。
解凍したご飯は、口に含んだ瞬間ご飯の甘みを感じられる仕上がりで、モニターからも「冷凍による風味落ちは感じられなかった」「ご飯の甘さを十分に感じられた」と好印象。一方、食感は「炊き立てのご飯とほとんど変わらない」という声もあれば、「ほんの少しだけべたつく」という声もあり、意見が分かれる結果になりました。
また、温め時間は容器に記載されていないため、パッケージを確認する必要があり手間がかかります。2個重ねるとフタと底部の凹凸がぴったりハマるためスタックしやすい形状ですが、高さは10cm以上とかさばるのはネック。コンパクトで使いやすいものを探している人は候補に入れてもよいでしょう。
幅 | 11.5cm |
---|---|
奥行 | 11cm |
高さ | 5.5cm |
重量 | 27g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 290mL |
---|---|
ザル型 |
Ziploc(ジップロック)でおなじみの、旭化成ホームプロダクツの「ごはん保存容器」。容器側面の溝を蒸気が通ることでムラなく加熱でき、底面の凹凸に水滴が溜まることでご飯がベタつかないと謳っています。
本体の高さが低く、2段重ねても約6.8cmと冷凍庫の上の段にすっきり収納できるのが魅力。フタ・容器のみとシンプルなつくりかつ、食洗機に対応しているので手入れの手間も少ないでしょう。
解凍直後にサーモグラフィーで見ると中心と比べて外側の温度がやや低かったものの、冷たさは感じず、食べていて気になるほどではないといえます。一方、容器には加熱時間の記載がないので、パッケージを見ないと加熱時間の目安がわからなかったのは利便性に欠ける印象です。
二重構造ではないものの、容器の形状にご飯をおいしく解凍する工夫が施されており、モニターの評価は「見た目にも艶がありパサつきがなかった」「炊き立てご飯の味わいをキープしている」と上々。しかし、モニターによっては「炊き立てと比べるとお米の中心が硬い」「あまり水分が含まれていなかった」と回答し、水分が抜けたことによる硬さが気になりました。
幅 | 15.6cm |
---|---|
奥行 | 11.7cm |
高さ | 3.7cm |
重量 | 33g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 250mL |
---|---|
ザル型 |
プラスチック製品の製造・販売を行う、エビスの「絶品ごはん保存容器」。容器は二重構造で、底面が凸型になっていることで温めムラが起きにくいと謳っています。
解凍直後にサーモグラフィーで見ると、全体がまんべんなく加熱されており、温めムラは起こりにくい印象です。フタに加熱時間の記載があるので、解凍したいときにパッと確認できるのも利点。
一方、容器には洗いにくい溝はないものの、食洗機には非対応なので手洗いする必要があります。また、2段重ねると高さが約12.2cmで、冷凍スペースが狭いと収納の仕方に悩むかもしれません。
おいしさの検証では、一部のモニターは「水分がほどよく残っている」「炊き立てに近い弾力」と評価した一方、「米の表面にはややパサつきを感じた」「あっさりしていて甘みは物足りない」という声もあり、評価が分かれました。
幅 | 13.6cm |
---|---|
奥行 | 13.3cm |
高さ | 9.4cm |
重量 | 61g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 180mL |
---|---|
ザル型 |
AGCテクノグラスが運営する保存用器・キッチン用品のブランド、iwakiの「パックぼうる」。4個1セットの商品です。
手のひらサイズのコンパクトなつくりで、2段重ねても約8.1cmなので小型冷凍庫にも収納しやすいでしょう。解凍直後にサーモグラフィーで見ると、均一に熱が広がっており、温めムラも起こりにくい印象です。フタと容器のみのシンプルな形状で、食洗機にも対応しているので手入れの手間も少ないといえます。
一方、炊き立てのご飯と比較すると、硬さや粒同士がくっついた仕上がりに難点に挙げるモニターが多数いました。とくに多かったのが「ひと塊になっていてふっくら感がない」「部分によって、もちのような食感」と硬さを指摘する声。ボウル状の容器で熱や蒸気が循環する仕組みが見当たらず、ご飯のおいしさは評価が伸び悩みました。
また、容器や説明書に加熱時間の記載がなかったので、パッケージにある加熱時間を覚えておく必要があります。検証とは別に使ってみたところ、容器全体が熱くなるうえ持ち手がついていないので、電子レンジから取り出す際に気を遣いました。使用時は布巾や鍋つかみを用いて取り出すと安心でしょう。
幅 | 9.9cm |
---|---|
奥行 | 9.9cm |
高さ | 4.3cm |
重量 | 136g |
耐冷温度 | 不明 |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | 耐熱ガラス |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 340mL |
---|---|
ザル型 |
セリアで販売されている、ナカヤ化学産業の「ふっくらぱっくA」 。内容器がついた二重構造の商品です。
角型かつ薄型で、2段重ねても高さは約7.8cmと低く、冷凍スペースに収納しやすい印象。解凍直後にサーモグラフィーで見るとご飯はムラなく温まっており、温めムラも起きにくいといえます。
一方、容器に解凍時間の記載がなく、パッケージを見ないと加熱時間の目安がわからなかった点は不便に感じました。容器に洗いにくい溝はなかったものの、食洗機には対応していなので、手入れの際は手洗いする必要があります。
おいしさの検証では、モニターから「ふっくらしていて、かなり炊き立てに食感が近かった」「柔らかさも硬さもちょうどいい塩梅でとても食べやすい」と食感が好評だった一方、「炊き立てのごはんより薄味になった印象」「噛み続けると米の味はするものの、少し水っぽさがあり薄まっている感じ」と味わいに関しては物足りなさを感じる声が挙がりました。
幅 | 15.5cm |
---|---|
奥行 | 13.1cm |
高さ | 3.9cm |
重量 | 89g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 200mL |
---|---|
ザル型 |
良い
気になる
ニトムズの「ごはん冷凍パック」は、薄型で重ねて収納しやすいのが利点。冷凍庫にすっきり収納したい人におすすめです。
フタ上と底面の凹凸がハマり、スタックが可能。重ねても高さが約6.7cmしかないため、収納場所を取りません。本体はフタと容器のみで米粒が挟まる隙間や溝がなく、洗う手間も最小限。しかし、加熱時間はパッケージにのみ記載されており、覚えておかなければならないのは難点です。
また、加熱時に端まで熱が行き渡りにくく、サーモグラフィーで確認すると若干温度差が見られました。横長の形なので、均一な加熱が難しい印象です。とはいえ、大きな温度差ではないので気になるほどではありませんでした。
炊きたてのおいしさに近いかの検証では、モニターから「酸化した味・ニオイはなく、噛むごとに甘みを感じられた」と評価された一方、人によっては「水分が抜けてやや硬いと感じた」「少し表面が硬くなっていた」と回答し、ふっくら柔らかなご飯とはいえませんでした。収納のしやすさと洗いやすさは魅力ですが、おいしさを求める人には向かない印象です。
幅 | 9cm |
---|---|
奥行 | 14cm |
高さ | 3.05cm |
重量 | 11g |
耐冷温度 | -30℃ |
耐熱温度 | 130℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 270mL |
---|---|
ザル型 |
良い
気になる
アスベルの「フードコンテナ」は、コンパクトで使い勝手がよいものがほしい人におすすめ。フタには持ち手と蒸気を逃がすエア弁・容器には容量を測るための目盛りがついています。丸型の小ぶりな形状で、ひっくり返すだけで簡単に茶碗へ移し替えられるのもうれしいところです。
食洗器には非対応ですがパーツが2つと少ないうえ凹凸もほぼなく、スポンジ面だけできれいに洗えます。解凍したご飯をサーモグラフィーで撮影すると、まばらな温度差はありましたが十分に温まっていて熱ムラは少なめ。しかし、温め時間は本体にもパッケージにも記載されておらず、目安がわからない点はネックです。慣れるまでは加熱不足や温めすぎに注意して使用しましょう。
実際に解凍したご飯を食べたモニターからは「甘さがしっかりある」との声が挙がったものの、「炊きたてと比べると風味が薄い」との声も。また、米粒同士がくっつき、「粒立ちを感じられない」との声も挙がりました。
また、2個重ねると高さが10.5cmあり、すっきり収納しにくいのはネック。1〜2人暮らし向きの小さな冷蔵庫だとスペースを圧迫するかもしれません。
幅 | 12.5cm |
---|---|
奥行 | 11cm |
高さ | 5.3cm |
重量 | 27g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 200mL |
---|---|
ザル型 |
弁当箱や保存用容器を多く取り扱う、スケーターの「ごはん冷凍作りおき容器」。
薄型で2段重ねても高さ約6.7cmと低く、すっきり収納できるのが魅力です。フタ・容器のみとシンプルなつくりで、食洗機にも対応しているので手入れの手間も少ない印象。
解凍直後にサーモグラフィーで見ると全体にまんべんなく熱が行き渡っており、温めムラも起きにくいといえます。一方、容器に加熱時間の記載がないので、パッケージを見ないと加熱時間の目安がわからなかったのはネック。
また、炊き立てのご飯と比べたところ、モニターからは「炊き立てのふっくら感はまったくなく、全体的に硬い」「ご飯の風味は感じられず、冷凍臭が気になる」という声が挙がり、食感の硬さや風味の弱さが気になる印象。一般的なタッパー型保存容器と変わらない形状で、ご飯冷凍容器のメリットは得られない結果となりました。
幅 | 9.5cm |
---|---|
奥行 | 12.4cm |
高さ | 3.5cm |
重量 | 60g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 270mL |
---|---|
ザル型 |
良い
気になる
収納のしやすさの検証では、薄型で2個重ねても高さが約8.3cmしかない点で評価を伸ばしました。フタと底面の凸凹がぴったりはまり、スタックも可能です。また、熱が均一に行き渡り、温めムラが少ない点もポイント。容器に米粒が入り込む凸凹はなく、洗うのにも手間はかかりませんでした。ただし、食洗機は非対応なので、使用後は手洗いしましょう。
肝心の味わいについては、多少旨味は落ちるものの、冷凍によって味わいが大きく変化することはなさそうな印象。「噛めば噛むほど甘みが出る」と回答したモニターもいました。一方で、食感は「ところどころ硬くなっていた」「炊き立てに比べると水分量が少なく硬めに感じた」と硬さを気にする声が多数寄せられ、炊き立てのふっくら感は損なわれやすい印象です。
また、加熱時間はパッケージにのみ記載があり、覚えておかなければならない点は不便に感じました。おいしさや使いやすさの面で課題は残りますが、省スペースに収納できるのは魅力。限られた冷凍庫のスペースを有効活用したい人なら、候補のひとつになるでしょう。
幅 | 14.5cm |
---|---|
奥行 | 13.1cm |
高さ | 4.2cm |
重量 | 86g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
容量 | 270mL |
---|---|
ザル型 |
良い
気になる
3COINSで販売されている、パルの「ごはん保存容器すのこ付き2個セット KITINTO」は、ご飯茶碗に移して食べたい人に重宝されるであろう商品です。
コンパクトな丸型で、ひっくり返すだけで簡単に茶碗に移せます。しかし、フタに凹みはあるものの底面とは噛み合わないので、スタック不可。重ねると高さ約12cmになり、冷凍スペースが低いと収納しにくいかもしれません。また、加熱時間はパッケージにのみ記載があり、覚えておかなければならない点が不便です。
加熱直後にサーモグラフィーで見てみると、容器側面の温度がわずかに低かったものの、ほとんど気にならないレベルで、温めムラは気にならないでしょう。フタ・本体・すのこの3パーツで、入り組んだところはなく、洗う手間も少ない印象です。
味わいは、ご飯の甘みをしっかり感じられるという声が多かったものの、一部のモニターからは「炊き立てのふわっとした甘みは感じられない」という声も。また、「食感が柔らかすぎる」「粒立ちを感じられず、冷凍ご飯だとわかりやすい」と、噛みごたえのなさを指摘する声もありました。
幅 | 11.6cm |
---|---|
奥行 | 11cm |
高さ | 6.3cm |
重量 | 41g |
耐冷温度 | -20℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
良い
気になる
大橋量器の「COBITSU」は、日本で古くから愛用されているおひつの調湿効果を参考に開発された商品。ご飯が高湿時は容器が吸湿、乾燥時は放湿すると謳っています。
解凍したご飯はしっとりと柔らかく、炊き立て同様のふっくら感がありました。モニターからも「水分と粘り気がほどよく、炊き立てといわれてもわからない」「一粒一粒ツヤがあり、おいしさを感じられる」と好評。一方、ご飯に木の香りが移るため、人によってはご飯本来の味わいを感じられないと評価しました。モニターのなかには「高級感がある」と答えた人もいるので、木の芳香に抵抗がなく、ふっくらしたご飯が食べたいなら検討の余地ありです。
米粒が入り込むような凸凹がなく、洗いやすさは良好。食洗機非対応なので手洗いが必須ですが、パーツは少ないのでそこまで負担にならないでしょう。しかし、2個重ねると高さが12cm近くになり、冷凍庫内で場所を取りやすいのは難点です。スタックできないので重ねて収納するのも向かないでしょう。
温めムラの検証では、電子レンジで加熱したご飯の一部が冷たいままの状態だったことから低評価に。全体が均一に温まりにくいので、メーカーが推奨するとおり加熱後は箸で混ぜる必要があります。また、容器に加熱時間が記載されていないため説明書を確認しなければならず、いそがしいシーンで使いたい人には不向きな印象です。
幅 | 12.3cm |
---|---|
奥行 | 12.34cm |
高さ | 5.8cm |
重量 | 147g |
耐冷温度 | 不明 |
耐熱温度 | 不明 |
本体素材 | 国産ヒノキ |
フタ素材 | 国産ヒノキ |
容量 | 540mL |
---|---|
ザル型 |
良い
気になる
森井の「竹炭入りごはん用スチーマー保存容器」は、受け皿に水またはお湯を入れて解凍することで、蒸気でふっくら温められると謳う商品です。
フタ上と底面の凹凸がハマりスタックが可能ですが、重ねると高さ約13cmになり、冷凍スペースが低いと収納しにくいかもしれません。また、容器内や底プレートに凹凸があり、スポンジの角を使って溝や蒸気口を洗う必要がありました。
温めムラの検証では、一部温まりきっていないところが見られ、均一に熱が行き渡らない点がネック。また、容器に加熱時間が記載されていないので、パッケージに記載の加熱時間を覚えておかなければならない点も不便です。
ご飯はほどよく水分を含んでおり、モニターからも「炊き立てに近いもちもち感」「水分と甘みを感じられて食べやすい」と評価されました。しかし、一部のモニターからは「硬いところと柔らかいところがあり、ムラがあった」「たまにべちゃっとする部分があった」という指摘もあり、温めムラが食感にも影響した印象。加熱後は全体をほぐすと、食感のムラを軽減できるかもしれません。
幅 | 11.4cm |
---|---|
奥行 | 7.3cm |
高さ | 6.3cm |
重量 | 200g |
耐冷温度 | -30℃ |
耐熱温度 | 140℃ |
本体素材 | ポリプロピレン |
フタ素材 | ポリプロピレン |
マイベストではベストなご飯冷凍容器を「温めムラが少なく炊きたての味わいが楽しめ、使いやすく手入れもしやすい商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のご飯冷凍容器19商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。
検証①:炊き立てのおいしさに近いか
検証②:温めムラのなさ
検証③:洗いやすさ
検証④:収納のしやすさ
検証⑤:使いやすさ
今回検証した商品
ご飯をおいしく保存できる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「日常的に冷凍したご飯を食べているモニターが、炊き立てのご飯に近いと評価した商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
炊き立てのご飯を各商品に入れて冷凍庫で一晩冷凍保存。電子レンジで解凍したご飯をモニターが実食しておいしさを評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
ムラなく加熱できる商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「全体が均一に温められる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
加熱した直後のご飯冷凍容器ををサーモグラフィーで撮影して、全体が均一に温まっているものほどおすすめとしてスコア化しました。
洗いやすい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「スポンジで簡単に手洗いでき、食洗機でも洗える商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
収納しやすい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「容器の数が多くてもかさばらず、冷凍庫内にすっきりと収納できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
使いやすい商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「容器を見れば温め時間をすぐに設定でき、簡単にお茶碗に移し替えやすい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
多く炊きすぎてしまったご飯を冷凍してもどれくらい持つのか気になったことはありませんか?また、冷凍したご飯を炊き立てのようにおいしく食べられたら嬉しいですよね。
一般的に、冷凍ご飯の保存期間の目安は、1ヶ月とされています。ただし、おいしく食べられるのは1週間程度といわれており、それを超えると徐々に劣化して味が落ちてくるでしょう。冷凍した日付をメモで残しておき古いものからできる限り早く食べるのがおすすめです。
冷凍ご飯をおいしく保存するコツは、炊き立ての熱々の状態でご飯冷凍容器に詰めてフタをすること。詰めた後は、冷凍庫の説明書に記載されているとおりのタイミングで冷凍庫に入れてください。そうすることで、ご飯の水分が逃げないので、解凍後のご飯がふっくらしますよ。
今回はさまざまなご飯冷凍容器をまとめて紹介しましたが、冷凍容器は種類が豊富です。以下のコンテンツでは、タッパー型・スープ・カレー・真空冷凍保存容器などさまざまな保存容器を紹介しています。こちらも一緒にチェックしてくださいね。
離乳食の小分け冷凍に便利な保存容器を知りたい人はこちらもチェック。
ガラスや陶器でできたおしゃれな保存容器を探している人はこちらもチェックしてみてくださいね。
こちらのページでは、冷凍容器の素材別ごとにランキングをご紹介しています。
1位: KOKOBI|冷凍ごはん容器
2位: パール金属|PEARL LIFE|冷凍ごはん容器|HC-5
3位: クレハ|キチントさん|ごはん冷凍保存容器
4位: サナタ精工|冷凍保存容器(ごはん一膳、二重構造)
5位: ニトリ|ごはん保存容器エアータイト|8930874
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他