フライフィッシングにおいて欠かせないフライライン。軽量なフライを扱って釣果につなげるには、ライン選びが重要です。しかし、フローティングとシンキングの2種類があり、テーパーもダブル・ウェイトフォワード・シューティングとさまざま。メーカーの選択肢も豊富なので、どれがよいのか迷いますよね。
そこで今回は、フライラインのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。フライラインを扱う主要メーカーの特徴も解説。フライラインの使い方やメンテナンス方法も説明します。熟練度や釣り場所に適したフライラインを見つけて、フライフィッシングを楽しみましょう。
モデル、タレントとしてTV・CMなどで活躍する他、海好きの趣味がこうじて、釣り業界でも活躍。釣り具ブランドのイメージモデルや「週刊つりニュース」の専属ライターを務める他、執筆者として釣果情報サイト「カンパリ」連載、ソルトルアーフィッシングの専門誌「SALT WORLD」、「夕刊フジ」「スポニチ」「オフショアマガジン」等の雑誌や新聞に多数掲載。公認釣りインストラクター、スキューバダイビングライセンス(AOW)の資格を持つ。 「とっても♡めーこ」のブログ:https://ameblo.jp/megu-u11
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
フライフィッシングとは、重めのラインを使ってフライといわれる毛ばりを投げ、ヤマメ・イワナなどを狙う釣り方のことです。ラインの自重を利用して仕掛けを遠くに投げるフライキャスティングというスタイルで行うので、専用のフライラインが必要。一般的な釣り用ラインとは、形状・太さ・重さなどに違いがあります。
フライフィッシングのラインシステムは、フライリールに下巻きしたバッキングラインにフライラインを結束し、ショックリーダーを連結するのが基本。ショックリーダーには、フライを結ぶためのティペットを繋ぎます。釣りを行う場所や狙う魚に適したフライラインを選び、釣果につながるシステムを構築しましょう。
フライラインを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
釣り場の状況や釣りのスタイルに合わせて、ラインの種類を選びましょう。フライラインには水に浮くフローティングラインと、水に沈むシンキングラインの2種類があります。状況に合わせて使い分けることで、より釣果に繋げられるでしょう。
水深の浅い渓流などでフライを水に浮かせて魚を誘う場合は、フローティングラインが適しています。基本的なフライフィッシングで使用する浮力の高いラインで、「F」の表記が目印です。フローティングラインは操作しやすいので、初心者にもうってつけ。ドライ・ウェット・ニンフといったフライをつけて使用します。
魚がヒットするのを見たい人にも、フローティングラインがおすすめ。水に浮いているフライに魚が食いつく瞬間をとらえられます。少しだけフライを沈ませて誘いたい場合には、先端だけが沈むシンクトップラインがぴったりです。狙う魚や釣り場の状況に合わせて使い分けるとよいでしょう。
大きな河川や湖など、深さがある場所でのフライフィッシングでは、シンキングラインがおすすめです。パッケージには「S」と表示されています。ラインがゆっくり沈むので、フライを底まで漂わせられるのが利点。魚が中層から底にいる場面での使用に適しています。
フローティングで釣れない場所で使う場合は、ゆっくり沈むタイプⅠを選択しましょう。シンキングラインは沈む速度によって、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲとタイプ分けされています。数が大きいほど速く沈み、より水深の深い場所にアプローチが可能。魚の活性や釣り場の状況に合わせて、各タイプを使い分けるのがおすすめです。
水深が3〜5m程の深場では、タイプⅡ・Ⅲが使いやすいでしょう。速く沈められるとテンポよく魚を探れます。魚が活発なときにまとめて釣果を上げたい場合などにぴったりです。
テーパーの種類を把握して、扱いやすいラインを選択しましょう。テーパーとはラインの形状のこと。フライラインには、ダブルテーパー・ウェイトフォワードテーパー・シューティングテーパーの3種類があります。釣りのスタイルや釣り場に合わせて選んでください。
渓流釣りなど近距離の釣りには、ダブルテーパー(DT)が適しています。重さが均等で両端が徐々に細くなっているので、狙ったところへ投げやすいのがメリット。狭いエリアでピンポイントに狙う釣りにうってつけです。先端が細い構造上、重くて大きいフライは飛ばしにくいので、小さな河川で楽しむのに向いています。
ダブルテーパーのラインはコスパよく使える点にも注目しましょう。ラインの太さが変わるテーパー部分が両サイドにあるので、片側が消耗しても前後を逆にすることで2回使用できます。できるだけコストをかけずにフライフィッシングを楽しみたい人にもぴったりです。
遠投して楽しむなら、ウェイトフォワードテーパー(WF)をチョイスしましょう。ライン先端の9mほどが太くフライ側が重いため、遠くまで投げられるのが強み。大きくて重いフライを遠投して釣るスタイルに適しています。大規模な河川や湖などの大きめのフィールドにぴったりです。
遠方の大物を狙う際にも、ウェイトフォワードテーパーが活躍します。頭がよくて警戒心が強い大物は、人の影に敏感です。遠投できると、賢い大きな魚に気づかれないようにアプローチがしやすくなります。遠くに魚がいそうな岩場などの障害物を見つけたときにうってつけです。
とにかく遠くにフライを投げたい人は、シューティングテーパー(ST)がおすすめ。ウェイトフォワードよりも短い範囲を太くした10mほどのラインで、ランニングラインを連結させて使用します。遠投性能に優れているため、広範囲を探ることが多い海でのフライフィッシングにおすすめです。
シューティングテーパーは投げるのが難しくコツがいるので、中・上級者向き。これから投げるのを練習して、フライフィッシングを極めたい人にも適しています。ランニングラインを魚の活性や釣り場の状況に合わせて長くしたり、細くしたりと工夫できるので、自分のスタイルで楽しみたい人にはうってつけです。
使用するロッドの番手に合わせて、フライラインの番手を決めましょう。番手とは、アメリカの団体で決められた重さの規格のこと。1番のロッドには1番のラインなど、ロッドとラインの番手を合わせておけば、正確にフライを投入できます。ロッドと異なる番手のラインを使うと、操作しにくいので注意しましょう。
フライラインの番手は0〜15番まであり、数字が大きくなるほど重くなります。重いフライを投げるなら、番手が大きなラインがマッチ。番手が大きいラインは強度が高いため、大型の魚とのやりとりが可能です。
これからロッドを含めて一式そろえる初心者には、扱いやすく汎用性が高い3〜5番がおすすめ。渓流・管理釣り場でのヤマメ・イワナ・ニジマス釣りにうってつけです。バス釣りなら、遠投しやすい6〜7番が向いています。海でシーバスを狙いたい人には、遠投性能に優れた6〜10番がおすすめです。
フローティングラインには、視認性が高い明るい色がぴったり。オレンジ・イエロー・ピンクなどがおすすめです。明るく目立つ色のほうがフライとラインの位置を把握しやすくなり、適切にアクションできます。より簡単に把握したい場合は、マーキングシステムを取り入れて色分けしているラインも狙い目です。
シンキングラインには、暗めのカラーをチョイスしましょう。グレー・ダークグリーンなどが向いています。シンキングラインは水中に沈むので、水中で魚が見えにくいといわれるダークカラーがおすすめです。晴れた日の日中でも目立ちにくく、水中に馴染みやすい落ち着いた色がよいでしょう。
柔らかくて扱いやすいフライラインがよいなら、リバーピークを選択しましょう。寒い状況でも硬くなりにくいラインが多数。ナチュラルにフライを着水でき、魚に警戒心を与えにくいのがメリットです。なかでもシューティングヘッドシリーズは投げやすいテーパーデザインで、初心者から上級者までおすすめできます。
ラインを結ぶのが苦手な初心者には、ティムコのエアセルがぴったり。フロントループがあるので、簡単に仕掛けを作れます。テレキャストバンプとよばれる出っ張りがあるため、投げるタイミングがわかりやすい点も強み。これからフライフィッシングにトライする人には狙い目です。
フライフィッシング用のランニングラインがほしいなら、バリバスがよいでしょう。バリバスのランニングラインは、独自のVEP製法により耐摩耗性を高くしているので、長く使用したい人に適しています。遠投性能にも優れているため、海や湖で遠投する釣りにぴったりです。
一部の商品データはAIで自動入力しており、現在のデータ正解率は平均約90%です。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイトで内容をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||||
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全長 | 素材 | 号数 | 編み数 | 釣種 | |||||
1 | river peak ウェイトフォワード フローティング | ![]() | ダクロンブレイデッドコアによるスムーズなキャスティング性能 | 30.5m | コア:ダクロンのブレイド/コーティング:PVC | 不明 | 不明 | フライ | |
2 | ティムコ SAエアセル フローティング | ![]() | ノットもラクラクなエントリーモデル | 25m | 不明 | 不明 | 不明 | フライ | |
3 | ティムコ 3M Scientific Anglers スープラ EXPフローティング|0090108115004 | ![]() | スムーズなロードとキャストアウトが可能 | 27.4m | 不明 | 不明 | 不明 | フライ、トラウト | |
4 | ティムコ スープラ Jストリーム DTT | ![]() | 中流域から源流まで幅広く対応するストレスフリーな渓流用ライン | 27.4m | コア:ブレイデッドマルチフィラメント/コーティング:AST | 不明 | 不明 | フライ | |
5 | ティムコ SA OH&D ダブル | ![]() | スムーズな攻めにつながるインテグレイテッドライン | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | フライ | |
6 | river peak フリースタイル WF-2/3〜7/8 | ![]() | どんなキャスト方法にも対応できて初心者にぴったり | 30.5m | コア:ブレイド/コーティング:PVC | 不明 | 不明 | フライ | |
7 | ティムコ OH&Dリーダーシンキングシングル | ![]() | フロロカーボンと同等の沈みを実現。湖や本流におすすめ | 約3.4m | ナイロン | 1号 | 不明 | フライ | |
8 | river peak ウェイトフォワード シンキング|RP-SL-WF3SB | ![]() | 水になじむブラウンカラーで警戒心を与えにくい | 30.5m | コア:ダクロンのブレイド/コーティング:PVC | 不明 | 不明 | フライ | |
9 | river peak ダブルテーパー|RP-SL-DT3FY | ![]() | 寒冷地でも柔らかさをキープ。静かな着水で魚を刺激しにくい | 30.5m | コア:ダクロンのブレイド/コーティング:PVC | 不明 | 不明 | フライ | |
10 | river peak シューティングヘッド フローティング|RP-SL-SH6FLB | ![]() | キャスト時のターン性能にこだわったデザイン | 9.14m | コア:ダクロンのブレイド/コーティング:PVC | 不明 | 不明 | フライ |
バッキングラインに使われることの多いダクロンのブレイデッドをコアに採用し、スムーズなキャスティングを実現しています。プロがデザインした、ターン性能にこだわり優れた操作性をもたらすテーパー仕様も特徴。浮力・耐久性を両立させる、独自のPVC加工も魅力です。
手返しのいいアプローチをしたいなら、検討してみてください。
全長 | 30.5m |
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素材 | コア:ダクロンのブレイド/コーティング:PVC |
号数 | 不明 |
編み数 | 不明 |
釣種 | フライ |
スイッチロッドとシングルハンドロッドのどちらにも合うように設計されています。6~8m付近に設定されたウェイトポイントにより、スムーズなロードとキャストアウトが可能です。キャスティングスタイルを選ばない、バーサタイルなWFラインですよ。
全長 | 27.4m |
---|---|
素材 | 不明 |
号数 | 不明 |
編み数 | 不明 |
釣種 | フライ、トラウト |
全長 | 27.4m |
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素材 | コア:ブレイデッドマルチフィラメント/コーティング:AST |
号数 | 不明 |
編み数 | 不明 |
釣種 | フライ |
全長 | 30.5m |
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素材 | コア:ダクロンのブレイド/コーティング:PVC |
号数 | 不明 |
編み数 | 不明 |
釣種 | フライ |
全長 | 30.5m |
---|---|
素材 | コア:ダクロンのブレイド/コーティング:PVC |
号数 | 不明 |
編み数 | 不明 |
釣種 | フライ |
フライラインはショックリーダーを連結し、リーダーにフライを結ぶためのティペットを結束させて使います。ラインの接続方法とメンテナンス・保管方法を解説するので、ぜひ参考にしてください。
ラインを接続するときは、まずフライリールにバッキングラインを下巻きします。次に下巻きしたバッキングラインに、フライラインを結束してください。フライラインを繋げたら、フライラインとショックリーダーをネイルノットといわれる結び方で連結しましょう。
連結したリーダーにフライを結んだティペットを結束すれば、ラインの準備が完成です。先端にループがついているフライラインを選べば、より簡単にリーダーを連結できます。熱伸縮チューブを使ってラインを溶着して先端にループを自作するのもおすすめです。
フライラインをより長く使用するために、釣りをするたびにメンテナンスして正しく保管しましょう。釣りが終わったらまずは、フェルトなどの柔らかい布にクリーナーをつけて、ラインに塗布します。クリーナーを拭き取ったらドレッシングを布につけて、フライラインに薄く伸ばしてください。
メンテナンス後のフライラインが劣化するのを防ぐため、ラインストッカーに巻いて直射日光が当たらない場所での保管を推奨します。ラインストッカーは、予備のラインを携帯するときにも便利です。
なお、ワインダーがあれば、リールに巻いたラインを簡単に巻き取れるので、ラインのメンテナンスが楽にできます。巻き取ったまま保管できるのもメリットです。フライラインは一般的な釣り用のラインに比べて高価な傾向があるので、しっかりメンテナンスして大事に使いましょう。
フライフィッシングにおいて、フライラインと同様に重要なアイテムがフライロッドです。自分にぴったりの使いやすいフライロッドを使えば、より快適にフライフィッシングを楽しめるでしょう。以下のコンテンツではフライロッドの人気モデルを紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてください。
1位: river peak|ウェイトフォワード フローティング
2位: ティムコ|SAエアセル フローティング
3位: ティムコ|3M Scientific Anglers スープラ EXPフローティング|0090108115004
4位: ティムコ|スープラ Jストリーム DTT
5位: ティムコ|SA OH&D ダブル
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