カレーや炒め物に香りを加えたり、ピクルスと一緒に漬けてカビや細菌の繁殖を抑えたりするのに使われるマスタードシード。からしの種子を原料にした粒マスタードやマスタードソースといった調味料は身近ですが、ホールのマスタードシードはなかなか使う機会がありませんよね。しかしその特徴や使い方を知れば、料理の幅が広がります。
そこで今回は、マスタードシードのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。ホワイト(イエロー)マスタードやブラウンマスタードなど、シーンによって使い分けられる種類が登場しますよ。おすすめの調理法もご紹介しますので、ぜひ自分に合った風味や辛さのマスタードシードを見つけて、料理に活用してみてください!
調味料ソムリエプロ・野菜ソムリエなどの資格を持つ食の専門家。 主婦目線で調味料との付き合い方を伝えるべく、ワークショップや食育講座などで活動中。キッチングッズにも精通しており、調味料関連アイテムの監修なども手がけている。 また、調味料メーカーのレシピ開発、食に関する執筆など活動内容は多岐にわたる。
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掲載商品は選び方で記載した効果・効能があることを保証したものではありません。ご購入にあたっては、各商品に記載されている内容・商品説明をご確認ください。
マスタードシードの最大の特徴は、独特の辛み。この辛みは種子に含まれる油成分によるものですが、生の状態の種子や乾燥した種子には辛みはありません。種子を潰して油成分と水分を混ぜ合わせ、油成分と水分が反応することによって初めて辛みが生まれます。反応しない油成分は苦みとして感じられるので、辛みを抑えて苦みを残すことも可能です。これを利用して作られるのが粒マスタードやマスタードソース、練りからしなどの調味料になります。
また、マスタードシードは油でよく熱すると、香ばしい香りが立ち上るのも魅力です。熱したフライパンに油と種子を入れ、パチパチ弾けるまでじっくり熱すると成分が油に移り、マスタードシード独特の香りと辛みが料理に加わって奥行きを与えます。ただし、辛みは水分と混ぜ合わせることによって発生するので、油で熱する場合はそこまで辛みが出てきません。
マスタードシードを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
スパイスとしてのマスタードシードに使われるのは、主にアブラナ科に属する3種類の種子です。国によっても異なりますが、それぞれブラック・マスタード、ブラウン・マスタード、ホワイト(イエロー)・マスタードと呼ばれています。色の違いとともに辛みや特徴にも違いがあるため、どんな料理に使うかによって選ぶべきマスタードの種類も異なります。
ブラック・マスタードは、外皮の黒いマスタードシードのことを指します。黒がらしとも呼ばれ、イギリスではこれをブラウン・マスタードと呼ぶことも。小粒で外皮が黒く、主にイタリアやエチオピアで生産されています。最も辛み成分が強く、わさびにも似た鼻を抜けるツーンとした辛さが特徴的で、粒マスタードなどの材料としても使われます。料理に強い辛みが欲しい時は、ブラック・マスタードを選んでくださいね。
和がらし、インディアン・マスタードとも呼ばれているのが、こちらのブラウン・マスタード。ブラック・マスタードに非常に近い品種で粒の大きさもほぼ同じですが、ブラック・マスタードよりも色の薄い、茶色の外皮を持っています。ブラック・マスタードより辛み成分はおだやかで、主な産地は中央アジア・中国・インドなどです。
和がらしと呼ばれていることからも分かるように、日本の調味料の練りからしなどに使われています。また、カレーなどのインド料理の香り・辛みつけにもよく使われます。それほど辛さは要らないけれどマスタードの香りが欲しいという時は、このブラウン・マスタードを選びましょう。
最後にご紹介するのは、白がらしとも呼ばれるホワイト・マスタードです。ホットドッグなどに入れる黄色いマスタードはこのマスタードシードを使っており、アメリカなどではその色から、ホワイト・マスタードをイエロー・マスタードと呼ぶこともあります。外皮の色が最も薄く、ほかの2つの種類に比べて大粒なのが特徴です。
ホワイト(イエロー)・マスタードは最も辛み成分がおだやかで、ナッツのような香り。他のマスタードと一緒に練って、辛みをまろやかにする際にも使われます。またカビや細菌を抑える成分が最も揮発しにくいという特徴を持っており、ピクルスなどを漬ける際にホワイト(イエロー)・マスタードシードを入れるのは、風味付けだけでなくカビ・細菌の繁殖を抑える目的もあってのこと。そのためピクルスを漬けたり、マリネ料理に使うならホワイト(イエロー)・マスタードがぴったりですよ。
マスタードシードの原産地はユーラシア大陸中央、中央アジアから地中海のエリアだと言われています。現在日本に輸入しているマスタードシードは主にカナダ・インド・タイ・オーストラリアなどで栽培されたもの。生産・輸出で有名な国では、その国の料理によくマスタードシードが使われています。家庭で外国の料理を作る際には、その国でよく使われるマスタードシードを選んで使えば、より本格的な料理が作れますね。
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商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||||
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種類 | 産地 | 容器 | 容量 | 原材料 | 無香料 | 着色料不使用 | 粒あり | |||||
1 | ギャバン GABAN|マスタードシードホール | ![]() | ジッパーつきで使い勝手良好! | マスタードシード | カナダ | チャック付き袋 | 100g | マスタード | ||||
2 | ヤスマ マスコット|マスコット マスタードシード ブラウン | ![]() | 香ばしい風味とほのかな辛味が特徴的 | マスタードシード | カナダ | 瓶 | 45g | ブラウンマスタードシード | ||||
3 | バシン・ホールディングス 神戸スパイス|ブラウンマスタードシード|AS013900250 | ![]() | 辛みと刺激の強さがポイント!ニーズに応じて容量を選べる | ブラウンマスタードシード | インド | 袋 | 250g | マスタードシード | ||||
4 | 甘利香辛食品 CA マスタードシード | ![]() | さまざまな料理に使える、イエローマスタードシード | イエローマスタードシード | カナダ、ネパール、アメリカなど | 袋 | 1kg | マスタード | ||||
5 | バシン・ホールディングス 神戸スパイス|イエローマスタードシード | ![]() | 旨味が強く、さまざまな料理に使えて便利 | マスタードシード | インド | パック | 100g | イエローマスタードシード | ||||
6 | 甘利香辛食品 CA ブラウンマスタードW | ![]() | たっぷり1kgの大容量サイズ | ブラウンマスタードシード | カナダ、ネパール、アメリカなど | 袋 | 1000g | マスタード | ||||
7 | 大山スマイルファーム 国産有機マスタードシード | ![]() | 有機栽培のブラウンマスタードシード | オーガニックブラウンマスタードシード | 日本 | チャック付き袋 | 30g | 有機マスタードシード(鳥取県) | ||||
8 | コウベグロサーズ ブラウンマスタードシード | ![]() | ほのかな辛味と香ばしさがポイント | ブラウンマスタードシード | カナダ、インド | チャック付き袋 | 100g | ブラウンマスタードシード | ||||
9 | ラグナ ブラウンマスタード | ![]() | インド産のブラウンマスタードシード | ブラウンマスタードシード | インド | 袋 | 50g | マスタードシード | ||||
10 | 朝岡スパイス マスタード原形 | ![]() | ピクルス・ソーセージ・インド料理・ステーキなどに | マスタードシード | カナダ | ボトル | 45g | マスタード |
マスタードシードの成分にはカビや殺菌の繁殖を抑える効果もあります。特にホワイト(イエロー)・マスタードの成分はブラック・マスタードやブラウン・マスタードに比べて揮発しにくく、その効果をより強く得られます。
ピクルスを漬ける際、ローリエやガーリックと一緒にマスタードシードが入れられることがありますが、これは香り付けだけでなく、長期間漬ける必要のあるピクルスのカビ・細菌の繁殖を抑えることも目的としています。辛みや香り以外にも効果を発揮してくれるマスタードシードを、ぜひ幅広く活用していきたいですね!
インド料理には頻繁にマスタードシードが使われています。インド料理の代表であるカレーにも、もちろんよく使われていますよ。カレーに使う際のポイントは最初に鍋に油を引き、マスタードシードを入れてパチパチと弾けるまで熱すること。他のホールスパイスに比べて少し時間がかかりますが、自宅でカレーを作る際も、きちんと熱すればより香りと辛みがカレーに加わり、一気に本格的な風味にしてくれますよ。
最もマスタードシードを使いやすいメニューがマリネ料理です。マリネ料理といえば、肉や魚をお酢・塩・スパイスなどのマリネ液に数時間漬け込んで作る料理のこと。マリネ液にもマスタードシードを使えば、香ばしい香りが加わってよりスパイシーになりますよ。
マリネと同様、液にマスタードシードを加えると香り高くなるのがピクルスです。ピクルスに入れる場合は、カビ・細菌の繁殖を抑える力の強いホワイト(イエロー)・マスタードシードがぴったり!スパイシーさも加わって、味わい深いピクルスに仕上げることができますよ。
1位: ギャバン|GABAN|マスタードシードホール
2位: ヤスマ|マスコット|マスコット マスタードシード ブラウン
3位: バシン・ホールディングス|神戸スパイス|ブラウンマスタードシード|AS013900250
4位: 甘利香辛食品|CA マスタードシード
5位: バシン・ホールディングス|神戸スパイス|イエローマスタードシード
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