塗装剥がしやサビ落としなどの作業で重宝するランダムサンダー。プロの現場だけでなくDIYでも役に立つ電動工具のひとつです。しかし、マキタやボッシュなどのメーカーからさまざまな商品が販売されているので、自分の作業にあったものを選ぶのが難しいですよね。
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のランダムサンダー10商品を比較して、最もおすすめのランダムサンダーを決定します。
比較検証は以下の5点について行いました。
果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?ランダムサンダーの選び方のポイントもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
モノづくりを軸としたフリーランス活動を行う、DIYアドバイザー。2013年から徳島県の家具メーカーで木工全般のノウハウを培ったあと、東京の体験型DIYショップで店長として勤務。その後、2023年3月まで神戸芸術工科大学にて実習助手としてデザインや設計指導に加え、工房にて工具や工作機械の指導をおこなった。現在は、DIYアドバイザーとして造作家具・木製グッズのデザイン製作やワークショップ、シェア工房の運営をしている。
株式会社ナックが運営しているDIY教室「DIYBASE」で、自分らしさを暮らしにというコンセプトのもと、DIYレッスンの企画運営や講師の育成などを行う。「DIYBASE」では初級者から上級者まで手ぶらで受講できるレッスンを用意し、認定講師が電動工具の使い方・木材の加工方法・塗装方法などの指導を行っている。
DIYアドバイザー・DIY工作アドバイザー・日曜大工士。乙種第4類危険物取扱者免状を取得しているほか、フォークリフト運転技能講習を修了。2023年まで、ホームセンターの資材館の販売員として電動工具・建築資材・農機具などの接客に従事。現在はマイベストにて、インパクトドライバーや丸ノコなどの電動工具を中心に徹底的に検証。メーカーや価格を問わず、ユーザーが「買ってよかった」と感じられるようなコンテンツ制作に日々努めている。
ランダムサンダーは動きにクセが出やすいため、できるだけ思い通りに操作しやすいものがおすすめです。そこで、実際に木材の研磨を行い、使いやすさの検証を実施しました。なお、サンディングディスクの粒度で感覚に差が出ないよう、番手は#120に統一して研磨しています。検証で評価した項目は、以下の3点です。動かしやすさ持ちやすさスイッチの押しやすさ
次に粉塵の舞いにくさの検証を行いました。サンドペーパーの番手を#120に統一し、黒いシートの上で1分間1×4材を研磨。その後、黒いシートに残った粉塵の少なさを目視で評価しました。なお、黒いシートに残った粉塵だけでなく、体感で判断した粉塵の舞いにくさも評価に加えています。
ランダムサンダーは回転と振動で研磨をするため、稼働音が大きくなりがちです。そこで、使用中の音の大きさを騒音計で測定し、音の静かさの検証を行いました。なお、変速機能があるものは回転数を最大にし、ランダムサンダーと騒音計の距離は、隣家との距離を想定した1.5mで統一しています。<使用した騒音計>RAMA11O08(サンコー株式会社 ICE651 TYPE2およびANSI S1.4 TYPE2に準拠)
次に、変速機能の有無や付属のサンディングディスクの豊富さといった、利便性に関わる付属品・付加機能の豊富さを検証しました。評価した項目は以下の4点です。吸塵パックにファスナーがついてるか変速機能があるかサンディングディスクのほかにバフが付属しているか電源を切ってから素早く回転が止まるか
ランダムサンダーは研磨力の高さが特徴ですが、本当に広い範囲をスピーディーに研磨できるのか気になりますよね。そこで、最後に研磨力の高さを検証しました。油性のカラーニスを塗った300mmの2×4材を10秒間研磨したあと、塗装の剥がれ具合を目視で評価。なお、サンドペーパーの番手は#120に統一し、研磨中は2×4材の両端50mmにGクランプを取り付けています。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
ランダムサンダーとは、円形のプレートが振動しながら回転する電動サンダーのこと。高い研磨力で効率的に作業を進められるため、時間と労力を大幅に削減できることが魅力です。
たとえば、木材を切断したあとの成形や塗装剥がし、サビ落としといったパワーが必要な場面でもラクに作業を進められます。一方で、塗装する前の下地作りや仕上げ作業を行うにはオービタルサンダーがおすすめ。
オービタルサンダーはランダムサンダーよりも研磨力が低いので、繊細さが求められる作業に向いています。また、動きのクセが少なく時間をかければ幅広い作業に対応できるため、初心者がはじめて電動サンダーを選ぶならオービタルサンダーが向いているといえるでしょう。
このように、電動工具は作業内容に合ったものを選ぶことが重要です。仕上げ作業を行う人や初心者は、以下の記事もチェックしてくださいね。
ランダムサンダーは動きが独特なため、均一な仕上がりになるよう木材を削るには慣れが必要です。
基本的には作業内容に合わせて適切な電動サンダーを選ぶことが重要ですが、初心者はオービタルサンダーで地道に研磨するのが無難な場合もありますよ。
ポリッシャーとは、車の表面を研磨して汚れやキズを取るアイテムのこと。ランダムサンダーは、パッドにサンディングディスク(円形状のサンドペーパー)ではなくバフを取り付ければポリッシャーのように車磨きも行えます。
一方で、ランダムサンダーの扱いに慣れていて力加減に自信がある人なら、木工・鉄工作業の研磨も車磨きも1台で行えて一石二鳥といえるでしょう。
ランダムサンダーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
ランダムサンダーの操作タイプは、大きく分けて両手操作型と片手操作型の2種類があります。両手操作型は、本体を両手で支えられるため安定感があり、広範囲を長時間研磨する際でも作業しやすいことが特徴です。
しかし、DIYで使うなら片手操作型で十分といえるでしょう。両手操作型は本体サイズが大きい傾向がある一方で、片手操作型はコンパクトで取り回しに優れていることが特徴です。
また、片手操作型であっても本体を両手で支えられるタイプもあるため、安定感を気にする必要はそれほどないといえるでしょう。
両手操作型は安定感がある一方で、本体サイズも重量も大きい傾向があるため、DIYで使うなら片手操作型が適しているといえます。
ただし、両手操作型は研磨する材料と接する面積が広いので、床やウッドデッキなど広範囲の平面を研磨するときは仕上がりにムラができにくいというメリットがありますよ。
ランダムサンダーに限らず、電動サンダーで研磨作業を行うと大量の粉塵が発生します。作業後の掃除がラクになるよう、粉塵が舞いにくいものを選ぶようにしましょう。
今回、#120のサンディングディスクで1分間研磨を行い粉塵の舞いにくさを検証したところ、商品によって吸塵能力に違いが出るという結果に。粉塵をしっかりと吸塵パックに吸引できていたものがあった一方で、粉塵が飛散してしまい作業場所が汚れやすいものもありました。
粉塵の飛散を抑えられると作業後の掃除がラクなだけでなく、粉塵が目や喉に入りづらく作業もスムーズに進めやすい印象。とはいえ、粉塵の舞いにくさは実際に使用しないとわからないため、ランキングを参考に粉塵の飛散が少ない商品を選んでくださいね。
なお、より粉塵の飛散を抑えるには、集塵機に接続できるようアタッチメントが付属しているものを選ぶのがおすすめ。集塵機とは、粉塵を吸引することに特化した掃除機のこと。集塵機に接続すると粉塵を直接吸引しながら研磨できるので、より粉塵の飛散を減らせますよ。
ランダムサンダーは研磨力が高いので、オービタルサンダーよりも粉塵が出ます。吸塵能力が優れていることはもちろん、集塵機に接続できるかも重要なポイントのひとつですよ。
変速機能とは、本体についているダイヤルを操作することで研磨力(回転数)を調節できる機能のこと。研磨力を調節することでシーンや習熟度に応じた使い方ができます。
たとえば、研磨力を落とすことで、本体の動きのクセが減って初心者でもコントロールがしやすくなったり、車磨きをする際にキズがつきにくくなったりします。また、集合住宅・ベランダなど騒音が気になる場所では、稼働音を抑えることも可能。
一方で、研磨力を上げれば広い範囲の研磨や荒削りなどを効率的に進められます。変速機能の有無は忘れずにチェックしてくださいね。
前述したように、ランダムサンダーはポリッシャーに比べて回転数が高いので、車磨き用にポリッシャーとして使うなら変速機能は必須といえるでしょう。
作業がよりスムーズに進められるよう、スイッチを切ってから回転が止まるまでの時間が短いものを選ぶのがおすすめです。今回の検証では、スイッチをOFFにしてから回転が止まるまでの時間を計測したところ、商品によって10秒以上の差があることがわかりました。
弊社のワークショップでも、回転が止まっていないままテーブルにランダムサンダーを置いてしまい、テーブルが削れたり本体が落下したりするケースがあります。スイッチを切ったあとは、サンディングディスクが止まっているかの確認を忘れないようにしましょう。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||||
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使いやすさ | 粉塵の舞いにくさ | 音の静かさ | 付属品・付加機能の豊富さ | 研磨力の高さ | 幅 | 長さ | 高さ | 重量 | 給電方式 | 定格使用時間 | 対応電圧. | 消費電力. | 回転数 | 電流 | 吸塵パック付き | 集塵機への取り付け可能 | パッドサイズ | 変速機能 | 3軸合成値 | コード長 | ペーパーサイズ | 吸塵パックにファスナーあり | バッテリー付属 | 充電器付属 | ケース付属 | 標準付属品 | |||||||
1 | ボッシュ 吸じんランダムアクションサンダー|GEX125-1AE | ![]() | 4.70 | 3位 | 粉塵の飛散がわずか。気になるポイントを押さえたベストバイ | 4.47 | 5.00 | 4.38 | 4.73 | 4.65 | 122mm | 227mm | 150mm | 1.3kg | コード式 | 不明 | AC100V(50/60Hz) | 250W | 7,500〜12,000min-1 | 不明 | 125mm | 5m/s2 | 2.5m | 不明 | マイクロフィルターユニット、ラバーパッド(ミディアム)※本体装着済み | ||||||||
2 | 京セラインダストリアルツールズ サンダポリッシャー|RSE-1250 | ![]() | 4.65 | 8位 | 持ったときのフィット感が良好で、幅広い作業に対応しやすい | 4.65 | 5.00 | 3.65 | 4.82 | 4.65 | 123mm | 226mm | 151mm | 1.5kg | コード式 | 不明 | AC100V(50/60Hz) | 300W | 6,000〜12,000min-1 | 3.3A | 123mm | 5.2m/s2 | 2m | 125mm | 不明 | 不明 | 不明 | ディスクペーパー 穴あき(#120)、ポリッシングスポンジ、集じん袋 | |||||
3 | マキタ 充電式ランダムオービットサンダ|BO180DZ | ![]() | 4.55 | 2位 | 集塵機なしでも、粉塵がほとんど舞わない吸塵能力が魅力 | 4.47 | 4.65 | 3.98 | 4.73 | 4.65 | 123mm | 175mm | 153mm | 1.7kg | バッテリー式 | 高速:約40分(6.0Ah)/約20分(3.0Ah)、中速:約44分(6.0Ah)/約22分(3.0Ah)、低速:約1時間20分(6.0Ah)/約40分(3.0Ah) | 18V | 不明 | 7,000/9,500/11,000min-1 | 6.0Ah/3.0Ah | 123mm | 2.5m/s2 | 不明 | 125mm | 不明 | サンディングディスク:#60、#120、#240(各2枚)/ダストバッグ | |||||||
4 | 工機ホールディングス HiKOKI|コードレスランダムサンダ|SV1813DA | ![]() | 4.44 | 9位 | 謳い文句通りの研磨力。やや飛散したが集塵能力もまずまず | 4.29 | 4.29 | 4.04 | 4.91 | 4.65 | 125mm | 320mm | 153mm(蓄電池装着時) | 1.9kg(集じんバッグ、蓄電池装着時) | バッテリー式 | 約35分 | 18V、36V | 不明 | 7,000~11,000min-1 | 18V:5.0Ah、36V:2.5Ah | 125mm | 6.6m/s2 | 不明 | 125mm | サンディングペーパー×2、集じんアダプタ(A)/(B)、集じんバッグ、電池カバー | ||||||||
5 | 工機ホールディングス HiKOKI|ランダムサンダ|FSV13YB | ![]() | 4.36 | 6位 | 変速機能はないが、初心者でも思い通りにコントロールしやすい | 4.61 | 4.29 | 3.82 | 4.29 | 4.65 | 125mm | 290mm | 145mm | 1.4kg | コード式 | 不明 | AC100V(50/60Hz) | 230W | 12,000min-1 | 2.4A | 125mm | 7.0m/s2 | 2.5m | 125mm | 不明 | 不明 | サンドペーパー(面ファスナー式丸形タイプ:#60/120/240)各2枚、ダストバッグ | ||||||
6 | マキタ ランダムオービットサンダ|BO5030 | ![]() | 4.34 | 4位 | 付加機能は物足りないが、研磨力が高く粉塵も飛散しにくい | 4.65 | 4.65 | 3.50 | 3.93 | 4.65 | 123mm | 153mm | 153mm | 1.3kg | コード式 | 不明 | AC100V(50/60Hz) | 300W | 12,000min-1 | 3.2A | 123mm | 4.5m/s2 | 2m | 125mm | 不明 | 不明 | 不明 | サンディングディスク(#60,120,240 各2枚)、ダストバッグ | |||||
7 | ポップリベット・ファスナー BLACK+DECKER|コードレスランダムオービットサンダー|BDCROS18B | ![]() | 4.11 | 7位 | 広範囲に対応しやすい研磨力はあるが、粉塵が舞いやすい | 4.47 | 3.75 | 4.13 | 3.93 | 4.65 | 190mm | 260mm | 140mm | 0.9kg | バッテリー式 | 不明 | 18V | 不明 | 12,000min-1 | 1.5Ah | 122mm | 3.4m/s2 | 不明 | 125mm | 集塵ダストバッグ×1、紙タイプサンドペーパー(#80/#120/#240)×各1、メッシュサンドペーパー(#80)×1 | ||||||||
8 | 藤原産業 E-Value|ランダムサンダー|EWS-220R | ![]() | 3.92 | 5位 | 研磨力は十分あるが、粉塵が舞いやすく動きにクセがある | 4.29 | 3.31 | 3.81 | 4.29 | 4.65 | 123mm | 170mm | 153mm | 1.3kg | コード式 | 30分 | AC100V(50/60Hz) | 220W | 12,500min-1 | 2.3A | 122mm | 不明 | 2m | 125mm | 不明 | 不明 | 不明 | サンドペーパー(#80、#120、#240/各2枚)、ダストパック | |||||
9 | グレートスター ジャパン WORKPRO 電動サンダー | ![]() | 3.83 | 1位 | 粉塵が空気中に舞いやすいうえ、振動が大きく手が疲れやすい | 3.93 | 3.31 | 4.03 | 4.73 | 3.93 | 125mm | 230mm | 155mm | 1.3kg | コード式 | 不明 | AC100V(50/60Hz) | 300W | 5,000〜12,000min-1 | 2.0A | 125mm | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | サンディングペーパー#80,120、集塵ボックス | |||||
10 | カインズ Kumimoku|14.4V 充電式 ランダムサンダー|KEC-05 | ![]() | 3.79 | 高さのある本体が安定感に欠け、操作に慣れが必要 | 4.29 | 3.31 | 4.15 | 3.48 | 4.65 | 131mm | 148mm | 164mm | 1kg | バッテリー式 | 12分 | 14.4V | 不明 | 8,500min-1 | 1.5Ah | 125mm | 不明 | 不明 | 125mm | ダストバッグ、サンディングペーパー#80・120・180×各1枚 |
給電方式 | コード式 |
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回転数 | 7,500〜12,000min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
ボッシュの「吸じんランダムアクションサンダー」は、マイクロフィルターシステムを内蔵した吸塵パックによって粉塵のない作業を実現できると謳っている、コード式のランダムサンダーです。
今回の検証では、謳い文句どおり発生した粉塵を吸塵パックにしっかり集めることができ、ほとんど飛散しませんでした。手元が汚れにくく、作業後の後片付けもラクに進められる印象です。
研磨中はやや本体がブレる場面があったものの、グリップ付きのハンドルのフィット感が良好。電源を入れる際はスイッチをワンタッチするだけなので、長時間の研磨でも手に負担がかかりにくいでしょう。
研磨力の高さの検証では、1×4材に塗装したカラーニスを10秒間で十分剥がすことができパワーもある印象。また、稼働音の大きさは75.2dBと検証した商品のなかで最も静音です。
さらに、変速機能を搭載しているため、研磨力を落とせば稼働音を抑えられる点がうれしいポイント。スイッチをOFFにしてから回転が停止するまでの時間は約2秒と短く、次の作業にスムーズに移れる点も好印象でした。
粉塵の舞いにくさや音の静かさといった、使ううえで気になるポイントをしっかりと押さえつつ、研磨力・機能性もカバーしているベストバイ・ランダムサンダーです。
幅 | 122mm |
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長さ | 227mm |
高さ | 150mm |
消費電力. | 250W |
電流 | 不明 |
3軸合成値 | 5m/s2 |
コード長 | 2.5m |
ペーパーサイズ | 不明 |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | |
ケース付属 | |
標準付属品 | マイクロフィルターユニット、ラバーパッド(ミディアム)※本体装着済み |
ボッシュ 吸じんランダムアクションサンダー GEX125-1AEをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
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回転数 | 6,000〜12,000min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
京セラインダストリアルツールズの「サンダポリッシャー」は変速機能を搭載し、回転数を6,000〜12,000min-1まで制御できるコード式のランダムサンダーです。
今回の検証では、片手でも両手でもハンドルの握りやすさが良好で操作がしやすい印象でした。グリップがなくやや滑りやすい傾向はあったものの、スイッチをワンタッチするだけで電源をONにできました。本体のブレや暴れは少なく、初心者でもコントロールがしやすいといえるでしょう。
また、研磨中の粉塵の飛散が少なく、作業後の掃除も手軽。吸塵パックにはファスナーがついているので、粉塵を簡単に排出できます。さらに、別売りのアタッチメントを使用すれば集塵機に接続できる点も魅力です。
10秒でカラーニスの塗装をしっかりと剥がすことができ、パワーも十分。一方で、稼働音は82.4dBと比較的大きかったため、使う時間帯や場所には配慮が必要です。変速機能を搭載しているので回転数を落として研磨すると、稼働音を抑えられるでしょう。
スイッチを切ってから回転が停止するまでの時間は約6秒と比較的長めですが、それほどストレスは感じませんでした。なお、サンディングディスクとポリッシングスポンジが付属しているので、購入後すぐ作業に取り掛かれます。
操作性が良好なうえ、必要な付加機能も搭載。最初の1台を探している人におすすめのランダムサンダーです。
幅 | 123mm |
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長さ | 226mm |
高さ | 151mm |
消費電力. | 300W |
電流 | 3.3A |
3軸合成値 | 5.2m/s2 |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 125mm |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | 不明 |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | ディスクペーパー 穴あき(#120)、ポリッシングスポンジ、集じん袋 |
京セラ サンダポリッシャー RSE-1250をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | バッテリー式 |
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回転数 | 7,000/9,500/11,000min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
マキタの「充電式ランダムオービットサンダ」は、コード式と同等の研磨力があるうえ、最適な重心位置で操作性も良好なことを謳っている、バッテリー式のランダムサンダーです。
今回の検証では、吸塵パックにしっかりと粉塵を集めることができ、研磨中に舞うことはほとんどありませんでした。ラクに掃除ができたうえ、目や喉に粉塵が入ることも少なく作業に集中できた印象。別売りのアタッチメントを使えば集塵機と接続できる点もうれしいポイントです。
研磨力の高さの検証では、しっかりとカラーニスの塗装を剥がすことができ、十分なパワーがありました。研磨中にやや本体がブレる感覚があったものの、手にフィットしやすい本体形状とワンタッチでON・OFFを操作できるボタン式の電源が扱いやすくて好印象です。
研磨中の稼働音は79.4dBと静音とはいえませんでしたが、3段階で回転数を調節できる変速機能を搭載していたため、稼働音を抑えた使い方ができました。
#60・#120・#240のサンディングディスクが各2枚付属しているので、購入後すぐに作業に取り掛かれます。また、ボタンをOFFにしてから回転が停止するまでの時間が約3秒と短く、素早く次の作業に移れた点も好印象でした。
すでにマキタのバッテリー式の電動工具を持っている人は、第一候補にしてほしいランダムサンダーです。
幅 | 123mm |
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長さ | 175mm |
高さ | 153mm |
消費電力. | 不明 |
電流 | 6.0Ah/3.0Ah |
3軸合成値 | 2.5m/s2 |
コード長 | 不明 |
ペーパーサイズ | 125mm |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | サンディングディスク:#60、#120、#240(各2枚)/ダストバッグ |
マキタ 充電式ランダムオービットサンダ BO180DZをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | バッテリー式 |
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回転数 | 7,000~11,000min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
工機ホールディングスの「コードレスランダムサンダ」は、同社初のバッテリー式のランダムサンダーです。バッテリー式ながらコード式と同等以上のパワフルな研削作業ができると謳っています。
今回の検証では、謳い文句通りの研磨力・研削力の高さを発揮。10秒でカラーニスの塗装をしっかりと剥がすことができました。材料の形を大きく変えたい場合でも、それほど苦労せずに研削できるといえるでしょう。
研磨中の稼働音は、78.8dBの騒音レベルを記録しました。掃除機よりも大きな音が出るため、使用する時間帯には配慮が必要。どうしても音が気になる人は、搭載されている変速機能を利用して回転数を落とすのがおすすめです。
研磨をして発生した粉塵は、完全に吸引できておらず多少空気中に飛散していたものの、付属しているアタッチメントを使用すれば集塵機と接続できる点が好印象。集塵機を持っている人であれば、飛散する粉塵の鬱陶しさは軽減できるでしょう。
研磨中の使い心地は、回転数を高速にすると本体が安定しづらい印象でした。また、握る部分のサイズがやや大きかったため、手が小さい人はフィット感に欠ける場合があるでしょう。その一方で、スイッチをOFFにすると1秒程度で回転が止まったので、作業はスムーズに進められました。
幅 | 125mm |
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長さ | 320mm |
高さ | 153mm(蓄電池装着時) |
消費電力. | 不明 |
電流 | 18V:5.0Ah、36V:2.5Ah |
3軸合成値 | 6.6m/s2 |
コード長 | 不明 |
ペーパーサイズ | 125mm |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | |
ケース付属 | |
標準付属品 | サンディングペーパー×2、集じんアダプタ(A)/(B)、集じんバッグ、電池カバー |
HiKOKI コードレスランダムサンダをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
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回転数 | 12,000min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
工機ホールディングスの「ランダムサンダ」は、滑りにくく手にフィットしやすい大型のグリップを採用し、安定した作業ができると謳っているコード式のランダムサンダーです。
今回の検証では、電源を入れるスイッチの固さがやや気になったものの、大型でグリップのついたハンドルの握り心地は良好。また、研磨中のブレや暴れが少なく、思い通りにコントロールしやすい印象でした。
発生した粉塵は、完全には吸引できずやや飛散しやすかったものの、ファスナー付きの吸塵パックで捨てやすかった点は好印象。アタッチメントを使用すれば集塵機と接続ができるので、可能であれば集塵機と併用することをおすすめします。
研磨力の高さの検証では、1分間でカラーニスの塗装を十分剥がすことができたため、パワーは申し分ないといえます。しかし、研磨中の稼働音は80.9dBと静音とはいえず、使う時間帯や場所の配慮が必要です。なお、変速機能を搭載していないので、これ以上稼働音は抑えられません。
一方で、スイッチを切ってから回転が停止するまでの時間は約4秒と短く、次の作業には移りやすい印象。また、#60・#120・#240のサンディングディスクが各2枚付属しているので、購入後すぐに作業に取り掛かれます。
幅 | 125mm |
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長さ | 290mm |
高さ | 145mm |
消費電力. | 230W |
電流 | 2.4A |
3軸合成値 | 7.0m/s2 |
コード長 | 2.5m |
ペーパーサイズ | 125mm |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | 不明 |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | |
標準付属品 | サンドペーパー(面ファスナー式丸形タイプ:#60/120/240)各2枚、ダストバッグ |
HiKOKI ランダムサンダ FSV13YBをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
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回転数 | 12,000min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
マキタの「ランダムオービットサンダ」は、消費電力が300Wとハイパワーで研磨力が高いことを特徴として謳っているコード式のランダムサンダーです。
今回の検証でも、謳い文句どおりの高い研磨力でカラーニスの塗装を剥がせました。広い範囲の研磨でも効率的に作業を進められるといえるでしょう。
また、研磨中の粉塵の飛散も少なく手元が汚れにくかった点も好印象。別売りのアタッチメントを使用すれば、集塵機と接続することも可能です。
電源のON・OFFはスイッチで簡単に操作できたうえ、グリップ付きのハンドルが握りやすく長時間の研磨でも腕が疲れにくい印象。研磨中は本体のブレや暴れが少なく、思い通りにコントロールできました。
一方で、研磨中の稼働音は83.6dBと比較的大きく、使用する時間帯や場所には配慮が必要です。そのうえ変速機能がついていないので、これ以上稼働音を抑えられない点に注意してください。
スイッチを切ってから回転が停止するまでの時間は約3秒と短く、作業の移行はスムーズに行えます。また、#60・#120・#240のサンディングディスクが各2枚付属しているので、購入後すぐに作業に取り掛かれる点も好印象です。
幅 | 123mm |
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長さ | 153mm |
高さ | 153mm |
消費電力. | 300W |
電流 | 3.2A |
3軸合成値 | 4.5m/s2 |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 125mm |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | 不明 |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | サンディングディスク(#60,120,240 各2枚)、ダストバッグ |
マキタ ランダムオービットサンダ BO5030をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | バッテリー式 |
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回転数 | 12,000min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
ポップリベット・ファスナーの「ブラック・アンド・デッカー コードレスランダムオービットサンダー」は、MultiEVOシリーズを含めた18Vのバッテリーを共用できるバッテリー式のランダムサンダーです。
今回の検証では、10秒間でカラーニスの塗装を剥がせた研磨力の高さが好印象でした。広範囲の研磨でも効率的に作業を進められるでしょう。
ハンドルが大きく手が小さい人は少し握りづらいと感じた一方で、グリップがあり手が滑りにくかった点は好印象でした。電源はワンタッチで操作できるスイッチ式。トリガーを握り続ける必要がなくてラクに作業できました。
一方で、研磨中に粉塵が舞いやすく、作業後の掃除が手間に感じる場面も。集塵機に接続することもできないので、研磨する際は汚れてもよい場所で作業するようにしましょう。
研磨中の稼働音の大きさは、77.8dBと静音といえるほどではありませんでした。夜間の使用は避け、できるだけ周囲に配慮して使うようにしましょう。また、変速機能がついていないため、音の大きさをコントロールできない点に注意が必要です。
その一方で、スイッチを切ってから回転が止まるまでの時間は約1秒と非常に短く、研磨後ほかの作業に取り掛かりやすかった点は好印象でした。また、紙タイプのサンディングディスクのほかに、耐久性のあるメッシュタイプのサンディングディスクが付属している点もうれしいポイントです。
幅 | 190mm |
---|---|
長さ | 260mm |
高さ | 140mm |
消費電力. | 不明 |
電流 | 1.5Ah |
3軸合成値 | 3.4m/s2 |
コード長 | 不明 |
ペーパーサイズ | 125mm |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | |
ケース付属 | |
標準付属品 | 集塵ダストバッグ×1、紙タイプサンドペーパー(#80/#120/#240)×各1、メッシュサンドペーパー(#80)×1 |
給電方式 | コード式 |
---|---|
回転数 | 12,500min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
藤原産業の「E-Value ランダムサンダー」は、ハンドル部分にラバーグリップを採用し、握り心地がよく手になじみやすいことを特徴として謳っているランダムサンダーです。
今回の検証では、カラーニスの塗装を剥がせる十分な研磨力があった一方で、粉塵が舞いやすく本体の動きにややクセがありました。
発生した粉塵を吸塵パックにしっかりと集められず、研磨中に飛散しやすい印象です。そのうえ、集塵機に接続することもできないので、研磨する際は汚れてもよい場所で作業する必要があります。
操作性は、一か所にとどまって研磨しようとすると抵抗感があり、本体のブレが気になります。動かしづらいと感じるほどではありませんが、慣れるまでに多少時間がかかるでしょう。
研磨中の稼働音も81dBの騒音レベルを計測し、静音とはいえない印象。使う時間帯や場所には配慮したほうがよいでしょう。また、変速機能は搭載していないので、研磨力(音の大きさ)をコントロールできません。
一方で、吸塵パックにファスナーがついていて、粉塵の排出がしやすかった点はうれしいポイント。スイッチを切ってから回転が停止するまでの時間も約4秒と短く、別の作業に移る際のストレスは少ない印象でした。
幅 | 123mm |
---|---|
長さ | 170mm |
高さ | 153mm |
消費電力. | 220W |
電流 | 2.3A |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 125mm |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | 不明 |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | サンドペーパー(#80、#120、#240/各2枚)、ダストパック |
給電方式 | コード式 |
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回転数 | 5,000〜12,000min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
グレートスター ジャパンの「WORKPRO 電動サンダー」は、6段階の変速機能を搭載した、コード式のランダムサンダーです。
粉塵の舞いにくさの検証では、研磨中に粉塵が飛散し作業に集中できなかったため、評価が伸び悩みました。しっかりと吸塵パックに粉塵を集められず、掃除に手間がかかる印象です。
また、研磨力の高さの検証でも、力が材料にしっかりと伝わらずややムラができやすい印象でした。研磨する際は、均一な仕上がりになるよう本体を満遍なく動かすことを意識しましょう。
さらに、使いやすさの検証でも評価が伸び悩む結果に。研磨中の振動と本体のクセが大きい印象でした。思い通りにコントロールするには多少慣れが必要といえるでしょう。
稼働音の騒音レベルは、78.9dBdBを計測し静音とはいえない音の大きさでした。ただし、変速機能を搭載しているため、稼働音を抑えた使い方ができる点は好印象です。
スイッチを切ってから回転が停止するまでの時間が約2秒と短く、次の作業に移行しやすかった点もうれしいポイント。また、#80と#120のサンディングペーパーが各5枚ずつ付属しているので、しばらくはサンディングペーパーを購入する必要がない点は便利といえます。
幅 | 125mm |
---|---|
長さ | 230mm |
高さ | 155mm |
消費電力. | 300W |
電流 | 2.0A |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 不明 |
ペーパーサイズ | 不明 |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | 不明 |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | サンディングペーパー#80,120、集塵ボックス |
給電方式 | バッテリー式 |
---|---|
回転数 | 8,500min-1 |
吸塵パック付き | |
変速機能 |
カインズの「Kumimoku e-cycle 14.4V 充電式 ランダムサンダー」は、軽量・コンパクトなバッテリー式のランダムサンダーです。
今回の検証では、10秒間でカラーニスの塗装をしっかりと剥がせる研磨力はあったものの、研磨中に粉塵が舞ってしまい評価が伸び悩みました。吸塵パックに粉塵をしっかり集められず、空気中に飛散。目や口に粉塵が入る感覚もあり、作業にあまり集中できませんでした。
また、本体に高さがあるため、やや操作中の安定感に欠ける印象。材料に対してしっかりと水平に当てないと、本体がブレやすい点に注意が必要です。一方で、電源はスイッチをワンタッチで操作できるため、長時間の作業でも手に負担はかかりにくいといえるでしょう。
音の静かさの検証では、78.9dBの騒音レベルを計測。静音といえるレベルの音の大きさではなかったうえ変速機能もないので、使用する時間帯や場所には配慮する必要があります。
また、スイッチを切ってから回転が止まるまでに約7秒の時間がかかり、ややわずらわしさを感じました。一方で、#80・#120・ #180のサンディングディスクが付属しているので、購入後すぐに荒削りから仕上げの研磨までできる点は好印象でした。
幅 | 131mm |
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長さ | 148mm |
高さ | 164mm |
消費電力. | 不明 |
電流 | 1.5Ah |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 不明 |
ペーパーサイズ | 125mm |
吸塵パックにファスナーあり | |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | |
ケース付属 | |
標準付属品 | ダストバッグ、サンディングペーパー#80・120・180×各1枚 |
今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のランダムサンダー10商品をすべて集め、検証を実施。どれが最も優れた商品かを決定しました。
なお、mybestでは力を均等に伝えられる研磨力があり、操作性が良好で粉塵や騒音のストレスが少なく、付属品・付加機能が充実している商品を優れたランダムサンダーと定義しています。
また、検証では最も一般的なサイズである125mmのもののみを選定し、すべてオプションなしで統一して公平に評価しました。
検証項目は以下の5項目としました。
検証①:使いやすさ
検証②:粉塵の舞いにくさ
検証③:音の静かさ
検証④:付属品・付加機能の豊富さ
検証⑤:研磨力の高さ
今回検証した商品
ランダムサンダーは動きにクセが出やすいため、できるだけ思い通りに操作しやすいものがおすすめです。そこで、実際に木材の研磨を行い、使いやすさの検証を実施しました。なお、サンディングディスクの粒度で感覚に差が出ないよう、番手は#120に統一して研磨しています。
次に粉塵の舞いにくさの検証を行いました。サンドペーパーの番手を#120に統一し、黒いシートの上で1分間1×4材を研磨。その後、黒いシートに残った粉塵の少なさを目視で評価しました。
なお、黒いシートに残った粉塵だけでなく、体感で判断した粉塵の舞いにくさも評価に加えています。
ランダムサンダーは回転と振動で研磨をするため、稼働音が大きくなりがちです。
そこで、使用中の音の大きさを騒音計で測定し、音の静かさの検証を行いました。なお、変速機能があるものは回転数を最大にし、ランダムサンダーと騒音計の距離は、隣家との距離を想定した1.5mで統一しています。
<使用した騒音計>
RAMA11O08(サンコー株式会社 ICE651 TYPE2およびANSI S1.4 TYPE2に準拠)
次に、変速機能の有無や付属のサンディングディスクの豊富さといった、利便性に関わる付属品・付加機能の豊富さを検証しました。評価した項目は以下の4点です。
ランダムサンダーは研磨力の高さが特徴ですが、本当に広い範囲をスピーディーに研磨できるのか気になりますよね。そこで、最後に研磨力の高さを検証しました。
油性のカラーニスを塗った300mmの2×4材を10秒間研磨したあと、塗装の剥がれ具合を目視で評価。なお、サンドペーパーの番手は#120に統一し、研磨中は2×4材の両端50mmにGクランプを取り付けています。
ランダムサンダーの使用方法は、基本的にオービタルサンダーと同じです。
まずは、ランダムサンダーを材料から離した状態で回転させて、回転が十分に安定してからランダムサンダーを材料に当てます。動かす際は、材料に対して水平に本体を当てて一か所にとどまらないようにしてください。
このとき、材料に押し付けず研磨することがポイントです。強く押し付けると回転数が落ち、しっかりと研磨できなくなってしまいます。また、モーターやパッドに余計な負荷がかかり消耗を早める原因につながることも覚えておきましょう。
ランダムサンダーは、本体に力をかけず手を添えるようにして動かすのが適切です。研磨していてモーターの回転音が籠ったような鈍い音に変化したら、押し付けすぎているサインですよ。
ランダムサンダーは、サンディングディスクで研磨するだけでなくバフを装着して車磨きや家具のツヤ出しも行えます。
たとえば、床や車にできた大きなキズや塗装のシミには、研磨力が高いウール(羊毛)バフがおすすめ。一方、最終仕上げで床や車のワックスがけをしたいときは、素材が柔らかいスポンジバフが適しています。
ほかにも、金属のサビ取りや家具のツヤ出しをしたいなら、タオルや不織布が素材の布バフを選ぶとよいでしょう。このように作業内容に合った適切なバフがあることを理解し、自分の理想の仕上がりに近づけられるものを選んでくださいね。
1位: ボッシュ|吸じんランダムアクションサンダー|GEX125-1AE
2位: 京セラインダストリアルツールズ|サンダポリッシャー|RSE-1250
3位: マキタ|充電式ランダムオービットサンダ|BO180DZ
4位: 工機ホールディングス|HiKOKI|コードレスランダムサンダ|SV1813DA
5位: 工機ホールディングス|HiKOKI|ランダムサンダ|FSV13YB
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