木材や金属を研磨する際に便利な「オービタルサンダー」。仕上げサンダーとも呼ばれ、研磨作業のなかでも繊細さが求められる場面で重宝します。しかし、マキタやボッシュなど、さまざまなメーカーから商品が販売されているため、どれを選べばよいか迷ってしまいますよね。
今回はAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のオービタルサンダー13商品を比較して、最もおすすめのオービタルサンダーを決定します。
比較検証は以下の5点について行いました。
果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?オービタルサンダーの選び方のポイントもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
モノづくりを軸としたフリーランス活動を行う、DIYアドバイザー。2013年から徳島県の家具メーカーで木工全般のノウハウを培ったあと、東京の体験型DIYショップで店長として勤務。その後、2023年3月まで神戸芸術工科大学にて実習助手としてデザインや設計指導に加え、工房にて工具や工作機械の指導をおこなった。現在は、DIYアドバイザーとして造作家具・木製グッズのデザイン製作やワークショップ、シェア工房の運営をしている。
株式会社ナックが運営しているDIY教室「DIYBASE」で、自分らしさを暮らしにというコンセプトのもと、DIYレッスンの企画運営や講師の育成などを行う。「DIYBASE」では初級者から上級者まで手ぶらで受講できるレッスンを用意し、認定講師が電動工具の使い方・木材の加工方法・塗装方法などの指導を行っている。
DIYアドバイザー・DIY工作アドバイザー・日曜大工士。乙種第4類危険物取扱者免状を取得しているほか、フォークリフト運転技能講習を修了。2023年まで、ホームセンターの資材館の販売員として電動工具・建築資材・農機具などの接客に従事。現在はマイベストにて、インパクトドライバーや丸ノコなどの電動工具を中心に徹底的に検証。メーカーや価格を問わず、ユーザーが「買ってよかった」と感じられるようなコンテンツ制作に日々努めている。
オービタルサンダーの購入がはじめての人は、ちゃんと使いこなせるか気になる人も多いのではないでしょうか。そこで、実際に木材の研磨を行い、使いやすさの検証を行いました。なお、サンドペーパーの粒度で感覚に違いが出ないよう、番手は#120に統一して研磨しています。検証で評価した項目は、以下の3点です。動かしやすさ持ちやすさスイッチの押しやすさ
オービタルサンダーを使ったことがある人は、研磨中に舞う粉塵で呼吸のしづらさや作業後の掃除の手間を感じたこともあるでしょう。そこで、次に粉塵の舞いにくさの検証を実施しました。サンドペーパーの番手を#120に統一し、黒いシートの上で1×4材を3分間研磨。その後、黒いシートに残った粉塵の少なさを目視で評価しました。なお、黒いシートに残った粉塵だけでなく、体感での粉塵の舞いにくさも評価に加えています。
オービタルサンダーを使用するうえで、音の大きさも気になるポイント。できるだけ、音が小さいもののほうが、住宅街でも使いやすいですよね。そこで、使用中の音の大きさを騒音計で測定し、音の静かさの検証を行いました。なお、変速機能があるものは回転数を最大にし、オービタルサンダーと騒音計の距離は、隣家との距離を想定した1.5mで統一しています。<使用した騒音計>RAMA11O08(サンコー株式会社 ICE651 TYPE2およびANSI S1.4 TYPE2に準拠)
続いて、サンドペーパーのセット方法や変速ダイヤルの有無といった、使い勝手のよさにつながる付属品・付加機機能の豊富さを検証しました。評価した項目は以下の4点です。サンドペーパーのセット方法変速ダイヤルの有無穴あけパンチプレートの有無集塵袋のファスナーの有無
オービタルサンダーは研磨力が高くないとはいえ、塗装剥がしなどパワーが必要な作業にも対応できる研磨力は可能であればほしいところ。そこで、研磨力の高さを検証しました。油性のカラーニスを塗った300mmの1×4材を30秒間研磨したあと、塗装の剥がれ具合を目視で評価しました。なお、サンドペーパーの番手は#120に統一。研磨中は1×4材の両端50mmにGクランプを取り付けて研磨しています。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
オービタルサンダーとは、四角形のプレートを小刻みに振動(偏芯運動)させて研磨する電動工具のこと。電動サンダーのなかでも研磨力が低いため、塗装前の下地作りや仕上げのツヤ出しなど、繊細さが求められる作業に向いています。また、研磨中の動きのクセが少なく、はじめて使う人でもコントロールしやすいことも特徴のひとつです。
オービタルサンダーと似た電動工具にランダムサンダーがあります。ランダムサンダーとは、円形のプレートを振動+回転運動で研磨する電動工具のこと。オービタルサンダーよりも研磨力が高いため、サビ取りや塗装剥がしなどのパワフルさが求められる作業に向いています。
ただし、研磨力が高く研磨中の動きにややクセがあるので、削りすぎに注意が必要。このように、基本的な違いを理解したうえで、作業内容に合った種類のものを選ぶことが重要です。とはいえ、とりあえず研磨できる電動工具がほしいという初心者は、使いやすさを重視してオービタルサンダーを選ぶのがおすすめですよ。
オービタルサンダーは研磨力が低いものの、時間をかければ塗装剥がしなどのある程度パワーが必要な作業にも対応できます。
初心者や作業内容が定まっていない人は、扱いやすく幅広い作業に対応できるオービタルサンダーを選ぶのがおすすめですよ。
オービタルサンダーを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
オービタルサンダーの形状は、主流の長方形タイプがおすすめ。長方形タイプとは、パッドサイズが92×182mm程度のもののことで、ほかには112×102mm程度の正方形タイプ(ミニサンダー)のものが販売されています。
長方形タイプは、細かい部分から広い面まで幅広い作業に対応できるうえ、正方形タイプよりも研磨中の安定感があることが特徴です。特別な理由がない限りは長方形タイプを購入すれば問題ありません。
ただし、小物の研磨だけを行うという人や力に自信がない人は、正方形タイプの購入も検討してください。広い面を研磨しないのであれば、片手でも簡単に操作できる正方形タイプを選ぶのもよいでしょう。
広い面を研磨する場合、オービタルサンダーを均等に動かさないとムラができてしまいます。長方形タイプはパッドが広く力が均等に伝わりやすいので、ムラができにくいというメリットもあるんです。
ちなみに、端や隅などを研磨することが多い人は、本体の形状が三角形のコーナーサンダー(デルタサンダー)もおすすめですよ。
オービタルサンダーに限らず、電動サンダーは研磨をすると細かい粉塵が大量に発生します。そのため、後片付けや掃除がラクになるよう、吸塵パック付きのものを選びましょう。吸塵パック付きのものなら、粉塵を吸塵パックに集めながら研磨できるので、手元が汚れにくく粉塵の片付けも簡単です。
しかし、今回の検証では、吸塵パック付きでも粉塵をしっかりと吸い込めなかったものがありました。なかには、吸塵パックがついていないものと同じくらい粉塵が舞っていた商品もあったため、吸塵パックがついていれば粉塵の発生を必ず抑えられるとはいえないでしょう。
粉塵は、吸い込むことで呼吸器系の症状につながる危険性もあるので、清掃面だけでなく健康面でも注意すべきポイントです。ランキングを参考に粉塵が舞いにくかった商品を選んでくださいね。
今回、実際に検証を行ったところ、本体よりも吸塵パックの性能によって粉塵の舞いにくさに違いがある印象でした。
オービタルサンダーは、ほかの電動サンダーと比較すると吸塵能力が低い傾向にあるため、粉塵の舞いにくさは重要なポイントです。
オービタルサンダーは、削りすぎを防げたり稼働音を抑えられたりする変速機能付きのものがおすすめです。変速機能とは、本体についているダイヤルを操作することで、低〜高の約6段階に研磨力を調節できる機能のこと。
木材を仕上げる際、力加減に慣れていないと研磨にムラができてしまう場合があります。そんなとき変速機能で研磨力を調節できると、削りすぎを防いで均一に仕上げやすくなります。
また、集合住宅やベランダで作業をする際、研磨力を落とせば稼働音を抑えることが可能。通常の研磨力で使用するときよりも、モーターの回転数を落とすことで比較的落ち着いた音の大きさで作業ができますよ。
今回の検証では、研磨力を最も高くしたときと最も低くしたときの騒音レベルが10dB以上の違いがあった商品もありました。体感としても音がしっかりと抑えられていた印象があったため、できるだけ静かに作業をしたいという人に自信を持っておすすめできる機能といえます。
ただし、一部の商品は研磨力を落としても稼働音を抑えられなかったため、ランキングも参考にして変速機能付きの商品を選んでみてくださいね。
オービタルサンダーは、市販の紙やすり・布やすりを装着できる「クランプ式」と専用のサンドペーパーを装着できる「面ファスナーテープ式」、両方を装着できる「兼用タイプ」の3種類があります。
なかでも、専用のサンドペーパーと紙やすり・布やすりを両方装着できる兼用タイプがおすすめです。面ファスナー式として使用すれば、パッドと専用のサンドペーパーがしっかりと密着するので、研磨する力を材料に伝えやすく効率的でムラのない研磨ができることがメリット。
クランプ式として使用すると、パッドと紙やすりの間に隙間ができやすいので、紙やすりの消耗が早く研磨する力を材料に完全に伝えるのが難しいことがデメリット。その一方で、100円ショップやホームセンターなどで簡単に手に入る安価な紙やすりや布やすりをセットできます。
兼用タイプなら、状況や作業内容に合わせた幅広い使い方ができるのでおすすめです。家具の塗装やツヤ出しなど本格的に使うときは専用のサンドペーパーを、バリ取りや目立たない部分の研磨など簡易的に使うときは紙やすり・布やすりを使うとよいでしょう。
クランプ式に市販のサンドペーパーを取り付ける際は、紙やすりよりも耐久性のある布やすりがおすすめです。
紙やすりだと1回の使用で消耗してしまうのに対し、布やすりならその3倍程度の耐久性がある印象です。
オービタルサンダーを選ぶ際に、付属品でチェックしてほしいポイントは「パンチプレート」の有無。オービタルサンダーは、本体のプレートに粉塵を吸い込むための穴があいており、研磨中の吸塵を妨げないよう、この穴に合った紙やすりを装着することが重要です。
専用のサンドペーパーはすでに穴があいた状態で販売されているので気にする必要はありませんが、市販の紙やすりの場合、吸塵用の穴に合わせて紙やすりにも穴をあける必要があります。
パンチプレートが付属したものなら、紙やすりを本体にセットしてパンチプレートを押し込むと簡単に穴をあけられます。パンチプレートが付属していないと、パンチプレートを別途購入したり、自力で穴をあけたりする必要があるので注意してください。
本体の吸塵用の穴の位置に合わせて紙やすりに穴をあける作業は、意外と手間がかかります。その点、パンチプレートがあれば簡単に穴の位置を合わせられて便利ですよ。
ちなみに、自力で穴をあける際ににカッターや穴あけパンチを使うと刃が傷んでしまうため、定規を当てながら手で割いて穴をあける方法がおすすめです。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||||||
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使いやすさ | 粉塵の舞いにくさ | 音の静かさ | 付属品・付加機能の豊富さ | 研磨力の高さ | 幅 | 長さ | 高さ | 重量 | 給電方式 | 対応電圧. | 定格使用時間 | 回転数 | 消費電力. | 電流 | サンドペーパーの交換方法 | 低振動設計 | 吸塵パック付き | 集塵機への取り付け可能 | 市販サンドペーパーの取り付け可能 | 変速機能 | パッドサイズ | 3軸合成値 | コード長 | ペーパーサイズ | バッテリー付属 | 充電器付属 | ケース付属 | 標準付属品 | |||||||
1 | ボッシュ 吸じんオービタルサンダー|GSS23AE/MF | ![]() | 4.78 | 9位 | 研磨中にほとんど粉塵が舞わない。振動が少なく使い心地も良好 | 4.82 | 5.00 | 4.50 | 4.98 | 4.65 | 93mm | 290mm | 160mm | 1.4kg | コード式 | AC100V(50/60Hz) | 不明 | 7,000~12,000min-1 | 190W | 不明 | クランプ式、面ファスナー式 | 92×182mm | 4.5m/s2(EN60745-2に準拠) | 2.5m | クランプ式:93×230mm、面ファスナー式:93×185mm | 不明 | 不明 | マイクロフィルターユニット、パンチングツール | |||||||
2 | 藤原産業 SK11|SK11 コード式オービタルサンダー|SWS-200AC | ![]() | 4.58 | 2位 | サンドペーパーの装着が簡単。研磨力があり粉塵の飛散も少ない | 4.56 | 4.47 | 4.31 | 4.97 | 4.65 | 300mm | 105mm | 170mm | 1.3kg | コード式 | AC100V(50/60Hz) | 30分 | 12,000min-1 | 200W | 不明 | クランプ式、面ファスナー式 | 92×185mm | 不明 | 2m | 面ファスナー式:93〜95×185mm | 不明 | 不明 | ダストバッグ、パンチングツール、サンディングペーパー#60・#120・#240 各2枚 | |||||||
3 | マキタ 仕上サンダ|BO3710 | ![]() | 4.55 | 1位 | 研磨中の音が控えめなうえ、粉塵をしっかりと吸引できた | 4.65 | 5.00 | 4.59 | 4.20 | 4.65 | 92mm | 253mm | 154mm | 1.5kg | コード式 | AC100V(50/60Hz) | 不明 | 11,000min-1 | 190W | 2A | クランプ式 | 93×185mm | 3.5m/s2(EN60745-2-4に基づく) | 2m | 93×228mm | 不明 | 不明 | サンドペーパー(#60、#120、#240/各2枚)、ダストバッグ | |||||||
4 | ポップリベット・ファスナー BLACK+DECKER|ブラック・アンド・デッカー コンパクトオービタルサンダー|KA320E | ![]() | 4.42 | 3位 | 稼働音は大きいが、研磨中の振動が少なく使いやすい | 4.82 | 4.82 | 3.69 | 4.98 | 4.65 | 92mm | 260mm | 135mm | 1.3kg | コード式 | AC100V(50/60Hz) | 不明 | 7,000~15,000min-1 | 240W | 不明 | クランプ式、面ファスナー式 | 90×187mm | 不明 | 3.0m | 93×230mm | 不明 | 不明 | 集塵ダストパック、サンドペーパー#80・120 各2枚、ペーパーパンチ | |||||||
5 | 高儀 EARTH MAN|吸じんオービタルサンダー|SD-100SC | ![]() | 4.24 | 6位 | 研磨中の動きにややクセはあるが、研磨力は十分 | 4.29 | 4.31 | 4.31 | 4.02 | 4.65 | 約90mm | 約250mm | 約165mm | 約1.7kg | コード式 | AC100V(50/60Hz) | 30分 | 5,000~11,000min-1 | 150W | 1.8A | クランプ式 | 90×186mm | 不明 | 1.8m | 93×233mm | 不明 | 不明 | サンディングペーパー#80,120,180、ダストバッグ | |||||||
6 | 工機ホールディングス HiKOKI|HIKOKI オービタルサンダ|FSV10SA | ![]() | 4.23 | 5位 | 仕上げには十分な研磨力があるが、やや粉塵が舞いやすい | 4.38 | 3.93 | 4.41 | 4.11 | 4.65 | 100mm | 200mm | 147mm | 1.3kg | コード式 | AC100V(50/60Hz) | 不明 | 10,000min-1 | 180W | 1.9A | クランプ式 | 92×184mm | 4.0m/s2(EN60745-2-4に基づく) | 1.8m | 93×228mm | 不明 | 不明 | 不明 | サンドペーパー(#60/100/150)各2枚、ダストバッグ、パンチプレート | ||||||
7 | DCMホールディングス DCMブランド|オービタルサンダー|T-OS-2 | ![]() | 4.20 | 12位 | 塗装を剥がすパワーはあるが、細かい振動がありやや扱いづらい | 4.11 | 4.47 | 4.31 | 3.86 | 4.65 | 約110mm | 約320mm | 約150mm | 約1.4kg | コード式 | AC100V(50/60Hz) | 不明 | 12,000min-1 | 150W | 1.6A | クランプ式 | 約90×186mm | 不明 | 約1.8m | 約93×230mm | 不明 | 不明 | 不明 | ダストバッグ・木工用サンディングペーパー(♯80・120・180×各1枚) | ||||||
8 | イトー WHATNOT|WHATNOT サンダー|SDS200WN | ![]() | 4.12 | クセが少なく動かしやすいが、粉塵が舞いやすい | 4.56 | 4.27 | 4.27 | 3.86 | 3.93 | 不明 | 不明 | 不明 | 1.3kg | コード式 | AC100V(50/60Hz) | 20分 | 12,000min-1 | 150W | 1.8A | クランプ式 | 90×187mm | 不明 | 2m | 90×230mm | 不明 | 不明 | 不明 | 日本製布ヤスリ(#60・#120・#240/各2枚) | |||||||
9 | コーナン商事 コーナン オリジナル オービタルサンダー|KM-150 | ![]() | 4.08 | 7位 | 持ち手のグリップで持ちやすいが、機能性が物足りない | 4.56 | 3.57 | 4.58 | 3.86 | 4.29 | 90mm | 250mm | 150mm | 1.3kg | コード式 | AC100V(50/60Hz) | 20分 | 約12,000min-1 | 150W | 不明 | クランプ式 | 不明 | 不明 | 2m | 90×240mm | 不明 | 不明 | 不明 | サンディングペーパー(#60,100,240) | ||||||
10 | アイリスオーヤマ 充電式サンダ 10.8V|JSD919 | ![]() | 4.06 | 8位 | 吸塵パックはついているが、粉塵の発生を抑えられなかった | 4.38 | 3.84 | 4.17 | 3.86 | 4.65 | 約92mm | 約256mm | 約165mm | 約1.4kg | バッテリー式 | 10.8V | 不明 | 0~7,600min⁻-1 | 不明 | 1.5Ah | クランプ式 | 92×183mm | 1.79m/s2 | 不明 | 93×228mm | 不明 | 充電式リチウムイオン電池、ACアダプター、充電器、ダストパック、サンドペーパー3種(60,80,120番) |
給電方式 | コード式 |
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サンドペーパーの交換方法 | クランプ式、面ファスナー式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
ボッシュの「吸じんオービタルサンダー」は、低振動設計が施されたコード式のオービタルサンダーです。サンドペーパーの取り付け方法は、クランプ式・面ファスナー式の2通りに対応。パンチプレートも付属しているので、市販の紙やすりも簡単に取り付けられます。
今回の検証でひときわ目を引いたのが、粉塵の舞いにくさ。吸塵パックに採用されたマイクロフィルターシステムによって、30秒程度の研磨ならほとんど粉塵が舞いませんでした。屋内で作業したい人でも部屋の汚れが気になりづらいといえるでしょう。
さらに、研磨中の使いやすさも良好。低振動設計が施されていることで、木材の表面を滑るような感覚で研磨できました。また、ソフトラバーのグリップが手に馴染みやすく、長時間使っても疲労を感じにくい印象です。
付加機能としては、6段階の変速ダイヤルを搭載。回転数を最大にしても騒音レベルが74dB程度と控えめな稼働音だったうえ、回転数を最小にするとかなり稼働音は抑えられている印象でした。
研磨力の検証では、30秒という少ない時間でも塗装したニスをそこそこ剥がせたため、パワーが必要な作業もある程度こなせるでしょう。研磨作業に必要な性能のレベルが高く、付加機能や付属品にまで配慮が行き届いたベストバイ・オービタルサンダーです。
幅 | 93mm |
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長さ | 290mm |
高さ | 160mm |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 不明 |
回転数 | 7,000~12,000min-1 |
消費電力. | 190W |
電流 | 不明 |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 92×182mm |
3軸合成値 | 4.5m/s2(EN60745-2に準拠) |
コード長 | 2.5m |
ペーパーサイズ | クランプ式:93×230mm、面ファスナー式:93×185mm |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | マイクロフィルターユニット、パンチングツール |
ボッシュ 吸じんオービタルサンダー GSS23AE/MFをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
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サンドペーパーの交換方法 | クランプ式、面ファスナー式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
藤原産業の「SK11 コード式オービタルサンダー」は、振動を抑えるためにシングルファンを採用しているコード式のオービタルサンダー。本体重量が1.3kgと、比較的軽量なことも特徴です。
今回の検証では、付属品・機能が充実していた点が好印象でした。変速機能がついておらず研磨力の微調整はできなかったものの、サンドペーパーの取り付け方法はクランプ式と面ファスナー式の2通りに対応。パンチプレートも付属しているので市販の紙やすりを簡単にセットできるでしょう。
使いやすさの面では、持ち手にグリップがついていないため多少滑りやすさを感じる場面はありましたが、動きのクセが少なく操作性は良好。また、ワンタッチで作動し続けるスライド式の電源ボタンがあることで、長時間の作業でも疲れにくい印象です。
研磨力の検証では、30秒間の研磨でカラーニスの塗装をある程度剥がせたため、パワーが必要なサビ落としなどの作業にも対応できる印象でした。一方で、研磨中の騒音レベルは約79dBと、やや大きめの稼働音。使用する場所や時間帯には配慮が必要です。
研磨中は粉塵がしっかりと吸塵パックに吸引され、作業スペースが汚れにくい印象でした。ただし、集塵機には接続できないため、大量に粉塵が出る広範囲の研磨よりも部分的な研磨に向いているといえます。
幅 | 300mm |
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長さ | 105mm |
高さ | 170mm |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 30分 |
回転数 | 12,000min-1 |
消費電力. | 200W |
電流 | 不明 |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 92×185mm |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 面ファスナー式:93〜95×185mm |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | ダストバッグ、パンチングツール、サンディングペーパー#60・#120・#240 各2枚 |
SK11 コード式オービタルサンダー SWS-200ACをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
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サンドペーパーの交換方法 | クランプ式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
マキタの「仕上サンダ」は、サンドペーパーの取り付け方法にレバータイプのクランプ式を採用。クランプを押さえ続ける必要がないため、簡単にサンドペーパーをセットできると謳っています。なお、面ファスナー式として使うには、別売りのパッドを購入する必要があります。
今回の検証では、研磨中にほとんど粉塵が舞わず、粉塵が目や口に入らなかった点が好印象でした。吸塵パックに溜まった粉塵はファスナーから捨てれます。別売りのアダプターを購入すれば集塵機にも取り付けできるので、粉塵によるストレスは軽減しやすいといえるでしょう。
使い心地に関しては、研磨中の振動が少なくなめらかに操作できた印象です。また、持ち手にグリップがあるので持っているときのフィット感がありました。電源ボタンはトリガータイプであるため、普段使用する電動工具と同じ感覚で操作できるでしょう。
研磨中の稼働音は、騒音レベルが約72dBと控えめで、それほどうるささは感じませんでした。変速機能がついていないので、研磨力を落としてこれ以上稼働音を抑えることはできませんが、音の大きさは気になりにくいといえるでしょう。
パンチプレートや面ファスナー式として使うパッドは別途購入する必要があり、付属品の充実度は物足りない印象。一方で、研磨力の検証ではカラーニスの塗装をある程度剥がせたため、パワーが必要な作業にもある程度対応できるでしょう。快適に作業でき、はじめてオービタルサンダーを買う人はもちろん、買い替え予定の人にもおすすめできる1台です。
幅 | 92mm |
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長さ | 253mm |
高さ | 154mm |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 不明 |
回転数 | 11,000min-1 |
消費電力. | 190W |
電流 | 2A |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 93×185mm |
3軸合成値 | 3.5m/s2(EN60745-2-4に基づく) |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 93×228mm |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | サンドペーパー(#60、#120、#240/各2枚)、ダストバッグ |
マキタ 仕上サンダ BO3710をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
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サンドペーパーの交換方法 | クランプ式、面ファスナー式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
ポップリベット・ファスナーの「ブラック・アンド・デッカー コンパクトオービタルサンダー」は、吸塵パックを搭載したコード式のオービタルサンダー。6段階の変速機能で回転数を調節できることが特徴です。
今回の検証では、研磨中の振動が少なく粉塵も舞いにくかった点が好印象。さらに、ワンタッチで作動し続けるスライド式の電源ボタンが採用されていることで、長時間の作業でも疲れにくいと感じました。
研磨力も最低限必要なパワーがあり、比較的幅広い作業に対応できるといえるでしょう。研磨中に発生した粉塵はしっかりと吸塵パックに吸引できており、作業後の掃除の手間があまりかかりません。ただし、集塵機に接続することはできないため、屋内で使用予定の人は注意が必要です。
また、研磨中の騒音レベルは約97dBと、検証した商品のなかで最も大きな稼働音でした。変速機能で回転数を落としても稼働音を抑えられなかったため、使用シーン・時間は限定したほうがよいでしょう。
サンドペーパーの取り付けは、クランプ式と面ファスナー式の2通りに対応し、作業内容に合わせて使い分けられます。穴あけ用のパンチプレートが付属しているので、市販の紙やすりも簡単に取り付けられるでしょう。
幅 | 92mm |
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長さ | 260mm |
高さ | 135mm |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 不明 |
回転数 | 7,000~15,000min-1 |
消費電力. | 240W |
電流 | 不明 |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 90×187mm |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 3.0m |
ペーパーサイズ | 93×230mm |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | 集塵ダストパック、サンドペーパー#80・120 各2枚、ペーパーパンチ |
ブラック・アンド・デッカー コンパクトオービタルサンダー KA320Eをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
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サンドペーパーの交換方法 | クランプ式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
高儀の「吸じんオービタルサンダー」は、パッドサイズが90×186mm、ペーパーサイズが93×233mmのコード式オービタルサンダー。ツヤ出しや鏡面仕上げをしたい人にはうれしい、専用のフェルトバフ・羊毛バフが別途販売されています。
今回の検証では、30秒間でカラーニスの塗装を最低限剥がすことができ、パワーが必要な作業にもある程度対応できる印象でした。また、吸塵パックと本体の接続の緩みが気になったものの、研磨中に粉塵が舞う量は少なく作業中のストレスはあまり感じませんでした。
一方、研磨中の動きにややクセがあり、思いどおりにコントロールするには多少慣れが必要。搭載している変速機能を利用して研磨力を落とせば、少し操作がしやすくなります。
研磨力が最大のときの騒音レベルは、約79dBで静音とはいえませんでしたが、研磨力を落とすと稼働音は十分抑えられている印象です。研磨力を最小にして短時間使うのであれば、集合住宅でも周りに迷惑がかかる可能性は低いでしょう。
サンドペーパーの取り付け方法はクランプ式なので、仕上がりを重視した作業や研磨する範囲が広い作業はやや効率が落ちる場合があります。また、紙やすりに穴を空けるパンチプレートが付属していないので、別途穴あけパンチを用意する必要がある点に注意してください。
幅 | 約90mm |
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長さ | 約250mm |
高さ | 約165mm |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 30分 |
回転数 | 5,000~11,000min-1 |
消費電力. | 150W |
電流 | 1.8A |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 90×186mm |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 1.8m |
ペーパーサイズ | 93×233mm |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | サンディングペーパー#80,120,180、ダストバッグ |
高儀 EARTH MAN 吸じんオービタルサンダー SD-100SCをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
---|---|
サンドペーパーの交換方法 | クランプ式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
工機ホールディングスの「HIKOKI オービタルサンダ」は、本体の重量が1.3kgと軽量なコード式のオービタルサンダー。本体の高さが147mmと低いので操作部と材料の距離が近く、安定した作業ができると謳っています。
今回の検証では、30秒間でカラーニスの塗装を最低限剥がせた研磨力の高さが高評価に。パワーが必要な作業にもある程度対応できる印象です。一方、使いづらいと感じるほどではなかったものの、多少動きのクセがありました。細かい部分より広い範囲の研磨に向いているといえるでしょう。
粉塵の舞いにくさの検証では、本体に吸塵パックを搭載しているものの、発生した粉塵を完全には吸い込めませんでした。作業量が多いときは後片付けの手間がかかる場合があるでしょう。ただし、集塵機と接続できるので、単体で使用するよりも吸塵性能の向上に期待できます。
研磨中の騒音レベルは約77dB。比較的稼働音の大きさは抑えられている印象ですが、集合住宅で使用する場合は、夜間の使用や長時間の使用は控えることをおすすめします。また、変速機能は搭載していないので、回転数を落としてこれ以上稼働音を抑えることはできません。
サンドペーパーの取り付け方法はクランプ式を採用しているので、サンドペーパーの取り付けがやや手間でした。一方、市販の紙やすりは付属のパンチプレートを使用すれば、スムーズに穴をあけられた点は好印象です。
幅 | 100mm |
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長さ | 200mm |
高さ | 147mm |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 不明 |
回転数 | 10,000min-1 |
消費電力. | 180W |
電流 | 1.9A |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 92×184mm |
3軸合成値 | 4.0m/s2(EN60745-2-4に基づく) |
コード長 | 1.8m |
ペーパーサイズ | 93×228mm |
バッテリー付属 | 不明 |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | サンドペーパー(#60/100/150)各2枚、ダストバッグ、パンチプレート |
HIKOKI オービタルサンダ FSV10SAをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
給電方式 | コード式 |
---|---|
サンドペーパーの交換方法 | クランプ式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
DCMホールディングスの「オービタルサンダー」は、パッドサイズが約90×186mm、ペーパーサイズが93×230mmのコード式のオービタルサンダー。握りやすく滑りにくいグリップ付きのハンドルを採用していることを特徴として謳っています。
今回の検証では、研磨中に粉塵がほとんど舞わなかった点が高評価に。作業量が少なければ、後片付けに苦労することは少ないといえるでしょう。ただし、集塵機には接続できません。
電源ボタンはスライド式で、ワンタッチで電源を入れられます。長時間の研磨でも手が疲れにくいといえるでしょう。その一方で、研磨中に細かい振動と動きのクセが少しあり、多少コントロールに慣れが必要な印象でした。
研磨力の検証では、30秒間でカラーニスの塗装を最低限剥がせたため、ある程度パワーが必要な作業にも対応しやすい印象です。研磨中の騒音レベルは約80dB。変速ダイヤルがついておらず稼働音は抑えられないので、夜間や長時間の使用は避けたほうがよいでしょう。
サンドペーパーの取り付け方法はクランプ式を採用。市販の紙やすりを装着できる手軽さはあるものの、パンチプレートが付属していないので、吸引する穴に合わせて紙やすりに穴をあける必要があります。
幅 | 約110mm |
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長さ | 約320mm |
高さ | 約150mm |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 不明 |
回転数 | 12,000min-1 |
消費電力. | 150W |
電流 | 1.6A |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 約90×186mm |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 約1.8m |
ペーパーサイズ | 約93×230mm |
バッテリー付属 | 不明 |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | ダストバッグ・木工用サンディングペーパー(♯80・120・180×各1枚) |
給電方式 | コード式 |
---|---|
サンドペーパーの交換方法 | クランプ式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
イトーの「WHATNOT サンダー」は、新興製作所と共同開発をしたコード式のオービタルサンダー。付属のサンドペーパーは紙やすりよりも耐久性のある布ヤスリを採用。#60・#120・#240が各2枚ずつ付属しています。
今回の検証では、研磨中の動きのクセが少なくコントロールのしやすさが良好でした。また、持ち手の部分にグリップがついているので手が滑りにくかった点も好印象。はじめて使う人でも、扱いにくさを感じることは少ないといえるでしょう。
一方で、吸塵パックがついておらず粉塵の舞いにくさは評価が伸び悩む結果に。研磨中に発生した粉塵を周囲に撒き散らしてしまうので、汚れてもよい場所で使うことをおすすめします。
肝心の研磨力に関しては、ややパワー不足を感じました。30秒間ではカラーニスの塗装をあまり剥がせなかったため、広い面の塗装剥がしには時間がかかるでしょう。研磨中は約81dBの大きさの稼働音が出るため、夜間・長時間の作業は控えることをおすすめします。
サンドペーパーの取り付け方法はクランプ式を採用していますが、パンチプレートは付属していません。そのため、市販の紙やすりを装着する際は、穴あけパンチが必要な点に注意してください。
幅 | 不明 |
---|---|
長さ | 不明 |
高さ | 不明 |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 20分 |
回転数 | 12,000min-1 |
消費電力. | 150W |
電流 | 1.8A |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 90×187mm |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 90×230mm |
バッテリー付属 | 不明 |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | 日本製布ヤスリ(#60・#120・#240/各2枚) |
給電方式 | コード式 |
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サンドペーパーの交換方法 | クランプ式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
コーナン商事の「コーナン オリジナル オービタルサンダー」は、重量が1.3kgと軽量で、使っていて疲れにくいことを特徴として謳っているコード式のオービタルサンダー。#60・#100・#240の3つの粗さのサンドペーパーが付属しています。
今回の検証では、トリガーを引く際にやや固さを感じたものの、持ち手にグリップがあることで研磨中に手が滑りづらかった点が印象的でした。変速機能はありませんが研磨中の動きに大きなクセはなく、初心者でも扱いやすいといえます。
研磨中の稼働音の騒音レベルは、約72dBと比較的落ち着いており、それほどうるささは感じませんでした。一方で、本体に吸塵パックがついていないため、研磨中は粉塵が舞いやすい傾向に。使用する際は汚れてもよい場所で作業するようにしましょう。
研磨力の高さの検証では、30秒ではカラーニスの塗装を十分に剥がせなかったため、パワーが必要な作業には時間がかかるといえるでしょう。
サンドペーパーの取り付け方法は、市販の紙やすりを装着できるクランプ式を採用。しかし、パンチプレートが付属していないため、市販の紙やすりを取り付ける際は穴あけパンチを使って穴を空ける必要がある点に注意しましょう。
幅 | 90mm |
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長さ | 250mm |
高さ | 150mm |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 20分 |
回転数 | 約12,000min-1 |
消費電力. | 150W |
電流 | 不明 |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 不明 |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 90×240mm |
バッテリー付属 | 不明 |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | サンディングペーパー(#60,100,240) |
給電方式 | バッテリー式 |
---|---|
サンドペーパーの交換方法 | クランプ式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
アイリスオーヤマの「充電式サンダ 10.8V」は、ほかの10.8Vの電動工具とバッテリーを併用できる、バッテリー式のオービタルサンダー。無負荷の状態なら約60分間の充電で52分程度の連続使用ができると謳っています。
今回の検証では、30秒間の研磨でもカラーニスの塗装をある程度剥がせたため、パワーが必要な作業でも時間をかければ対応できると感じました。
その一方、吸塵パックがついていたものの、粉塵の吸い込みが悪く作業場所が汚れやすい傾向に。集塵機に接続することもできないので、研磨したあとの掃除に手間がかかるでしょう。
本体が軽量で動きのクセが少なかった点は好印象でしたが、持ち手に窪みがなく両手で本体を握ったときのフィット感にやや欠けました。また、研磨中の騒音レベルが約83dBと稼働音は大きめ。変速機能がないので、研磨力を落として稼働音を抑えることはできない点に注意してください。
サンドペーパーの取り付け方法はクリップを使用するクランプ式。市販の紙やすりをセットできますが、パンチプレートは付属していないので、紙やすりの穴あけ作業にやや手間がかかるといえるでしょう。
幅 | 約92mm |
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長さ | 約256mm |
高さ | 約165mm |
対応電圧. | 10.8V |
定格使用時間 | 不明 |
回転数 | 0~7,600min⁻-1 |
消費電力. | 不明 |
電流 | 1.5Ah |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 92×183mm |
3軸合成値 | 1.79m/s2 |
コード長 | 不明 |
ペーパーサイズ | 93×228mm |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | 充電式リチウムイオン電池、ACアダプター、充電器、ダストパック、サンドペーパー3種(60,80,120番) |
給電方式 | コード式 |
---|---|
サンドペーパーの交換方法 | クランプ式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
京セラインダストリアルツールズの「サンダー」は、操作性のよい本体と握りやすいハンドル形状を特徴として謳っている、コード式のオービタルサンダー。付属品には、#100の木工用サンドペーパーが付属しています。
今回の検証では、30秒間でカラーニスの塗装をある程度剥がすことができ、時間をかければ多少研磨力が必要な作業でも対応できると感じました。しかし、本体に吸塵パックがついておらず、わずか30秒間の研磨でも発生する粉塵の量が多かった印象。別途アダプターを購入すれば集塵機に接続できるので、集塵機と一緒に使うことをおすすめします。
また、研磨中の騒音レベルが約83dBと大きく、静音とはいえないレベルの音の大きさでした。変速機能がついておらず、研磨力を落として稼働音を抑えることはできないので、夜間や長時間の使用は避けるのが無難といえるでしょう。
一方で、研磨している際の使用感はまずまず。持ち手にグリップがなくてやや滑りやすい印象はあったものの、本体の動きのクセは少なく操作性で困ることは少ないと感じました。
サンドペーパーの装着方法は、クランプ式を採用。面ファスナー式と比べると、サンドペーパーの交換にやや手間がかかりました。また、パンチプレートが付属していないので、市販の紙やすりを装着する際は自力で穴をあける必要があります。
幅 | 93mm |
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長さ | 243mm |
高さ | 154mm |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 不明 |
回転数 | 11,000min-1 |
消費電力. | 190W |
電流 | 2.3A |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 91×185mm |
3軸合成値 | 2.8m/s2 |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 93×228mm |
バッテリー付属 | |
充電器付属 | |
ケース付属 | |
標準付属品 | 木工用ペーパー(93×228mm)#100 |
給電方式 | コード式 |
---|---|
サンドペーパーの交換方法 | クランプ式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
山善の「Trybuil サンダー」は、本体重量が約1.3kgのコード式のオービタルサンダー。#60・#100・#240のサンドペーパーが3枚ずつ付属しており、購入してすぐに使用できることが特徴です。
今回の検証では、グリップのついた持ち手が握りやすく操作性は良好でした。研磨中の騒音レベルは約86dBと大きめだったものの、振動や動きのクセが少なく初心者でもコントロールがしやすい印象です。
その一方で、本体に吸塵パックが搭載されていないので、研磨中は大量の粉塵が空気中に舞ってしまいました。ただし、集塵機と接続するためのアダプターが付属しているため、集塵機と併用すれば粉塵の飛散は軽減できるでしょう。
また、今回の検証ではカラーニスの塗装を30秒間研磨してもあまり削れなかったため、塗装剥がし・サビ落としなどのパワーが必要な作業は根気強く行う必要があります。変速機能も搭載していないので、研磨力を調節できない点に注意してください。
サンドペーパーのセット方法はクランプ式を採用しており、付属品の紙やすりのほかに市販のものも取り付けられます。ただし、パンチプレートは付属していなかったので、紙やすりに穴を空けて取り付けるのがやや手間でした。
幅 | 不明 |
---|---|
長さ | 不明 |
高さ | 不明 |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 20分 |
回転数 | 12,000min-1 |
消費電力. | 150W |
電流 | 1.8A |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 90×187mm |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 90×240mm |
バッテリー付属 | 不明 |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | 集塵機接続パイプ、サンドペーパー(#60・#100・#240/各3枚) |
給電方式 | コード式 |
---|---|
サンドペーパーの交換方法 | クランプ式 |
吸塵パック付き | |
集塵機への取り付け可能 | |
変速機能 |
新興製作所の「サンダー」は、持ち手にラバーグリップが取り付けてあるコード式のオービタルサンダー。サンドペーパーは、#60・#100・#240の3つの粗さのものが付属しています。
今回の検証では、持ち手にあるラバーグリップによって、研磨中に手が滑りにくかった点は好印象でした。また、本体の動きのクセも少なく、初心者でも操作性の面で困ることは少ないでしょう。
一方で、本体に吸塵パックがついておらず、研磨中は粉塵が飛散。作業場所が木屑で汚れやすい傾向がありました。集塵機と接続もできないため、汚れてもよい場所で作業をする必要があるでしょう。
研磨中の騒音レベルは約80dBと、使う場所や時間帯には配慮が必要な音の大きさでした。また、カラーニスの塗装を30秒間研磨しても塗装があまり剥がせていなかったため、研磨力もやや物足りない印象。変速ダイヤルはついていないので、一定の研磨力で作業を行う必要がある点に注意しましょう。
サンドペーパーの取り付け方法は、紙やすりを取り付けられるクランプ式を採用。紙やすりの入手のしやすさは面ファスナー式に勝るものの、取り付けやすさはやや劣る印象です。なお、パンチプレートが付属していないため、市販の紙やすりの穴を空ける作業がやや手間でした。
幅 | 不明 |
---|---|
長さ | 不明 |
高さ | 不明 |
対応電圧. | AC100V(50/60Hz) |
定格使用時間 | 20分 |
回転数 | 12,000min-1 |
消費電力. | 150W |
電流 | 1.8A |
低振動設計 | |
パッドサイズ | 90×187mm |
3軸合成値 | 不明 |
コード長 | 2m |
ペーパーサイズ | 90×240mm |
バッテリー付属 | 不明 |
充電器付属 | 不明 |
ケース付属 | 不明 |
標準付属品 | サンドペーパー(#60・#100・#240/各6枚) |
今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のオービタルサンダー13商品をすべて集め、検証を実施。どれが最も優れた商品かを決定しました。
なお、mybestでは初心者でも簡単・効率的に研磨できて、粉塵や騒音によるストレスが少ない付加機能の充実した商品を優れたオービタルサンダーと定義しています。
また、今回の検証商品はサイズが92mm×182mm程度の長方形タイプを選定し、検証で使用した商品はすべてオプションなしで統一して公平に評価しました。
検証項目は以下の5項目としました。
検証①:使いやすさ
検証②:粉塵の舞いにくさ
検証③:音の静かさ
検証④:付属品・付加機能の豊富さ
検証⑤:研磨力の高さ
今回検証した商品
オービタルサンダーの購入がはじめての人は、ちゃんと使いこなせるか気になる人も多いのではないでしょうか。そこで、実際に木材の研磨を行い、使いやすさの検証を行いました。なお、サンドペーパーの粒度で感覚に違いが出ないよう、番手は#120に統一して研磨しています。
検証で評価した項目は、以下の3点です。
オービタルサンダーを使ったことがある人は、研磨中に舞う粉塵で呼吸のしづらさや作業後の掃除の手間を感じたこともあるでしょう。
そこで、次に粉塵の舞いにくさの検証を実施しました。サンドペーパーの番手を#120に統一し、黒いシートの上で1×4材を3分間研磨。その後、黒いシートに残った粉塵の少なさを目視で評価しました。
なお、黒いシートに残った粉塵だけでなく、体感での粉塵の舞いにくさも評価に加えています。
オービタルサンダーを使用するうえで、音の大きさも気になるポイント。できるだけ、音が小さいもののほうが、住宅街でも使いやすいですよね。
そこで、使用中の音の大きさを騒音計で測定し、音の静かさの検証を行いました。なお、変速機能があるものは回転数を最大にし、オービタルサンダーと騒音計の距離は、隣家との距離を想定した1.5mで統一しています。
<使用した騒音計>
RAMA11O08(サンコー株式会社 ICE651 TYPE2およびANSI S1.4 TYPE2に準拠)
続いて、サンドペーパーのセット方法や変速ダイヤルの有無といった、使い勝手のよさにつながる付属品・付加機機能の豊富さを検証しました。評価した項目は以下の4点です。
オービタルサンダーは研磨力が高くないとはいえ、塗装剥がしなどパワーが必要な作業にも対応できる研磨力は可能であればほしいところ。そこで、研磨力の高さを検証しました。
油性のカラーニスを塗った300mmの1×4材を30秒間研磨したあと、塗装の剥がれ具合を目視で評価しました。なお、サンドペーパーの番手は#120に統一。研磨中は1×4材の両端50mmにGクランプを取り付けて研磨しています。
まずは、本体にサンドペーパーを取り付けましょう。面ファスナー式は簡単に取り付けられますが、クランプ式はたるみがないようにセットすることが重要です。
たるみがあるとサンドペーパーが破れる原因につながるだけでなく、均一で平な仕上がりにできなくなってしまいます。たるみがないようにピンと張って取り付けるようにしましょう。
サンドペーパーの取り付けが完了したら、実際に木材を研磨します。ハンドル部分を軽く握り、ゆっくり一定の速さで本体を動かします。このとき、材料に押し付けず使うことが重要なポイント。
押し付けて使用するとサンドペーパーが摩耗するうえ、回転数が低くなり研磨力も落ちてしまいます。動かすときは本体を材料に押し付けず、本体の重さのみを利用して動かすことを心がけてください。
また、慣れないうちは片手でコントロールがしづらい場合もあるでしょう。慣れるまでは、材料を作業台や机にGクランプ等で固定し、両手を使って動かすと安定感が増して扱いやすくなりますよ。
動かすときは、本体を斜めに構えて木目に沿って動かすようにしましょう。オービタルサンダーは、粉塵を吸い込む穴が一列に並んでいて、プレートの中央には吸い込む穴がついていません。真っ直ぐ構えて動かすとプレートの中央部分が吸塵できず、目詰まりを起こして研磨力が落ちてしまいます。
サンドペーパーを選ぶときは、パッドサイズ・ペーパーサイズの違いを理解したうえで、サイズの合ったものを選ぶことが重要です。
パッドサイズとは、本体の底面の縦と横のサイズのこと。一方、ペーパーサイズとは、取り付けられるサンドペーパーの縦と横のサイズのこと。サンドペーパーを選ぶときは、このペーパーサイズと同じサイズのものを選びましょう。
とくにクランプ式の場合、パッドサイズと同じサイズのサンドペーパーを選んでしまうと、クランプで挟む部分の長さが足りず取り付けられません。市販のサンドペーパーを購入する際は、ペーパーサイズに注目するようにしてくださいね。
1位: ボッシュ|吸じんオービタルサンダー|GSS23AE/MF
2位: 藤原産業|SK11|SK11 コード式オービタルサンダー|SWS-200AC
3位: マキタ|仕上サンダ|BO3710
4位: ポップリベット・ファスナー|BLACK+DECKER|ブラック・アンド・デッカー コンパクトオービタルサンダー|KA320E
5位: 高儀|EARTH MAN|吸じんオービタルサンダー|SD-100SC
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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