短時間で大量の氷が作れる業務用製氷機。飲食店での業務効率化にうってつけのアイテムです。とはいえ、ホシザキ・パナソニックなど多くのメーカーから販売されており、小型から大型までサイズもいろいろ。卓上型などの種類も豊富で、どれを選べばよいのか迷う人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、業務用製氷機のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。あわせて新品や中古を買う方法、リースする方法の違いも解説しました。取りつけ方法や氷ができない場合の対処法も説明しているので、飲食店を開こうとしている人は参考にしてみてください。
日本野菜ソムリエ協会主催「ベジフルカルテコンテスト」にて、金賞を3度受賞。健康・美容・アスリートなどテーマに沿った野菜料理に定評があり、企業・自治体などへのレシピ提供多数。「楽しく、美味しく、健康な生活を!」をコンセプトに、主婦目線のアイデアを盛り込んだ料理教室「オレンジキッチンクッキングスタジオ」を主宰している。 野菜ソムリエ・アスリートフードマイスター・食生活アドバイザー等の資格多数。読売新聞ヨミドクターで今日の健康レシピ「田代由紀子のアスリートレシピ」を連載中。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
業務用製氷機を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
まずは、予算を考えて導入方法を検討しましょう。業務用製氷機は高額なものも多く、新品を購入する以外の選択肢もあります。かけられるコストはもちろん、予定する使用期間なども考慮しながら決めてください。
新しい機器を使いつつ初期費用を安くしたい人は、リース・レンタルをチェック。月々のコストは6,000~20,000円ほどで、購入費用がかからないため資金を別の部分に回せます。最新機器を使えることも魅力ですが、長く使うと新品で買うより総額が高くなりやすい点は覚えておきましょう。
客数や使う氷の量に合わせて、製氷能力も要チェックです。目安として、客数×1.5倍の製氷能力がある商品を選ぶのがポイント。たとえば30席あるお店なら、製氷能力が30×1.5=45kg以上のものを選ぶとよいでしょう。なお「製氷能力25kg」の表記は、1日に25kgの氷を作れるということです。
短時間で多くの客数が見込めるお店には、貯氷量が大きいものがおすすめ。氷を大量にストックできるため、氷不足のリスクを軽減できます。貯氷量には自然落下時貯氷量と、落下した氷をならした場合の最大ストック量があるので、店舗不在時に作り貯めしたい人は自然落下時貯氷量を重視しましょう。
業務用製氷機を選ぶなら、定番のメーカー品を押さえておきましょう。ここでは大手3社である、ホシザキ・パナソニック・フクシマガリレイの特徴をご紹介します。なお、ご紹介する情報は2023年6月時点のものです。
氷の形状にこだわるならホシザキを選びましょう。星形やハート型のアイス、三日月型のクレセントアイスを製造できる機器もバリエーション豊富に展開している点が特徴。定番のキューブ・フレーク・チップ・ホールインアイスを作れる機器も、もちろん取りそろえられています。
ホシザキは氷を大量に作りたい人にもぴったりです。1日の製氷能力が1,200kgのモデルもあり、氷を次々に使う居酒屋にも適しています。一方で、1日の製氷能力が12~25kgの小型モデルもあるなど、ニーズにぴったりのものを見つけやすいでしょう。
置き場所が限られる場合は、パナソニックの機器に注目しましょう。スリムタイプを展開していて、狭い場所でも省スペースで置けるのが魅力です。それでいながら、製氷能力はそのままなのがうれしいポイント。既存の製氷機が大きいために入れ替えを検討している人にもよいでしょう。
パナソニックは、遠隔で機器を監視して稼動状況を把握したい人にもうってつけです。店舗向け遠隔データサービスの「S-cubo」をオプションでつけることで、稼働状況・エラー状況がすぐにわかります。定期交換部品の交換時期も把握でき、突然の運転停止などのリスクを減らせるでしょう。
フクシマガリレイは、省エネ性能が高いモデルを選びたい場合にももってこいです。タンク内に水が残りやすい構造で、貯水した水を次回の製氷にリサイクルでき、節水しながら作れます。タンクの水温上昇も防げる仕組みで、消費電力を抑えられるのもポイントです。
製品によって作れる氷の種類に違いがあるので、求める氷の形状に合ったものを選びましょう。氷にはキューブアイス・フレークアイス・チップアイス・ホールインアイスなどの形状があります。
ファストフード店やドリンク店で使うなら、チップアイスを作れるモデルがぴったりです。粒状の氷を押し固めて作る、断面が扇型の小さな氷のことで、主にソフトドリンクや紙コップに入れる氷として使用されます。ドリンクに入れるとシャラシャラと軽快な音が鳴り、清涼感があるのが特徴です。
電気代を抑えながら使いたい人も、チップアイスを作れる製氷機をチェックしましょう。このタイプの製氷機は消費電力が少ない製氷方式を採用していて、電気代がほかより安く済む傾向があります。単価の低いドリンクを提供するなどで、コストを重視したい人は要注目です。
さまざまな用途に使うなら、キューブアイスを製造できる機器を選びましょう。オーソドックスな立方体の氷で、どんなドリンクにも使いやすいため、キューブアイスの製氷機はさまざまな場面で活躍します。水・ジュース・アイスコーヒー・アルコール飲料などに幅広く使用可能です。
キューブアイスより小さい氷を作りたいなら、ハーフキューブアイスを作れる機器を検討しましょう。子どもでも口に入れやすく、子連れのファミリーや女性をメインターゲットにしたお店に向いています。一般的に約32×28×28mmのキューブアイスに対し、ハーフサイズは約21×14×21mmです。
鮮度保持や冷却用として使うなら、フレークアイス(クラッシュアイス)を作れるものが向いています。製氷コストが安いうえ、小さくて隙間を埋めるのにも役立つため、食材をすばやく冷却可能です。スーパーマーケットや飲食店などで、食材の鮮度保持に使われるケースが多いでしょう。
ウイスキーなどのアルコールを出すなら、ホールインアイスを製氷できるとよいでしょう。ホールインアイスはゴルフボールサイズの丸い氷で、主にオン・ザ・ロックでお酒を飲む場合に使用されます。角氷より表面積が小さいため溶けにくく、お酒をゆったり楽しむバーやレストランにぴったりです。
用途や設置場所に応じて、適したタイプを選びましょう。ここでは卓上型・アンダーカウンター型・バーチカル型・スタックオン型・スライド扉型の5つに分けてご紹介します。
氷の使用頻度がそれほど多くない場合には、小型サイズの卓上型がおすすめです。製氷量は1日12kg程度と少ないものの、場所を取らずコンパクトに置けて、設置やお手入れの手間も少ないのがメリット。食事提供がメインで、お冷用に氷を使うお店などに合うでしょう。
厨房が狭い場合は、アンダーカウンター型の製氷機が適しています。腰ほどの高さで、天板を作業台として使えるため、厨房スペースを有効活用できるのが特徴です。製氷量は1日25~200kg程度まであり、氷の使用頻度が高い居酒屋やレストランなどでも活躍します。
仕事の効率を重視したい人は、バーチカル型をチェックしましょう。高さが1m程度の縦長の形状で、扉が胴から胸の辺りに位置するため、しゃがまなくてもスムーズに氷を取り出せて通路をふさぐことも防止できます。製氷量は1日55~240kgほどと、幅広い規模のお店に適したタイプです。
使う氷の量が多い場合は、スタックオン型を取り入れるとよいでしょう。製氷する部分と貯氷する部分を縦に積み上げて組み合わせられるため、使う氷の量に合わせて製氷部分を1台プラスするなどの柔軟な使い方が可能です。その分サイズも大型で、主に厨房が広いレストランやホテルで使われています。
狭いスペースに設置するなら、スライド扉を搭載した製氷機が向いています。扉を手前に開く必要がないので、取り出す際も省スペースなのがメリットです。スタッフがよく通るカウンター裏に置いても、動線を妨げにくくスムーズに使えるでしょう。
低コストで使いたい人は消費電力も確認しましょう。消費電力が大きいと電気代が高く、経営コストを圧迫するおそれも。電気代は、1時間あたりの消費電力(kW)×使用時間×料金単価(円/kWh)の式で計算できます。
消費電力が低いモデルがほしいなら、ホシザキやフクシマガリレイの製品を検討しましょう。いずれのメーカーも省エネ性にこだわっていて、節水や節電を実現したモデルも展開しています。また、チップアイスやフレークアイスを作れる製品も、消費電力が少なめです。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||||
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幅 | 奥行 | 高さ | 氷の形状 | 消費電力 | 種類 | 氷保存容量 | 製氷能力 | |||||
1 | ジェーシーエム 製氷機|JCMI-40 | ![]() | 丸みがあり透明度の高い上品な氷を、大量に低コストで安定製氷 | 幅50cm | 奥行45cm | 高さ80cm | キューブアイス | 不明 | 【50/60Hz】約39.9/42.3kg/24h(AT20℃ WT15℃)、約34.2/39.0kg/24h(AT30℃ WT25℃) | |||
2 | ジェーシーエム 製氷機|JCMI-25 | ![]() | コロンとした透明感のあるキューブアイスが魅力 | 幅39.5cm | 奥行45cm | 高さ80cm | キューブアイス | 不明 | 24個、【50/60Hz】約25.9/26.2kg/24h(室温20℃、水温15℃)、約19.0/20.6kg/24h(室温30℃、水温25℃) | |||
3 | ジェーシーエム 全自動製氷機|JCMI-55 | ![]() | 透明度が高く、丸みのある上品な氷ができる!節水も実現 | 幅63cm | 奥行52.5cm | 高さ80cm | キューブアイス | 不明 | 48個、約55kg/24h | |||
4 | XZDM 全自動高速製氷機 | ![]() | ボトル入りウォーターがそのまま使える | 幅35.7cm | 奥行42.3cm | 高さ45.2cm | 不明 | 不明 | 25kg/日 | |||
5 | SWSHUWAI 小型製氷機|ZB-10E | ![]() | 最短6分の高速製氷!1日最大15kgの氷を作れる | 37cm | 46cm | 43cm | キャップ型 | 不明 | 卓上型 | 700g | 15kg/日 | |
6 | FREE VILLAGE 新型高速自動製氷機|HZB-12/B | ![]() | 2STEPで簡単に製氷開始。最短6分でできあがる | 約22cm | 約28cm | 約28cm | キャップ型 | 120W | 卓上型 | 約700g | 12kg/日 | |
7 | ホシザキ キューブアイスメーカー|IM-20CM-2 | ![]() | 卓上サイズでコンパクト、省スペース設置が可能 | 45cm | 45cm | 63cm | キューブ型 | 170W | 不明 | 9000g | 20kg/日 | |
8 | Coodusu 業務用製氷機 | ![]() | 80kgの大容量と、2つの給水方法で業務用にぴったり | 不明 | 不明 | 不明 | キューブ型 | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | |
9 | CHLIYU 高速製氷機|ZB-10 | ![]() | S・M・Lの3つのサイズの氷が選べる。透明窓から氷の量を確認 | 不明 | 不明 | 不明 | 穴あきキャップ型氷 | 不明 | 10個 | |||
10 | NEOCHY 業務用製氷機|KJ-AT25F | ![]() | 22×22×22mmの寸法のアイスキューブを生成できる | 34.8cm | 34cm | 66.6cm | キューブ型 | 350W | バーチカル型 | 5kg | 31.75kg/日 |
丸みがありソフト感のある、透明度の高い上品な氷が製氷できます。24時間で40kg製氷できるパワフル性能はそのままに、製氷コストの削減が可能です。洗浄時に便利な排水栓や、ステンレス仕様の取手など、衛生面に配慮しています。
幅 | 幅50cm |
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奥行 | 奥行45cm |
高さ | 高さ80cm |
氷の形状 | キューブアイス |
消費電力 | |
種類 | |
氷保存容量 | 不明 |
製氷能力 | 【50/60Hz】約39.9/42.3kg/24h(AT20℃ WT15℃)、約34.2/39.0kg/24h(AT30℃ WT25℃) |
角のない丸みを帯びたキューブアイスが1つずつできあがる独自の製氷・離氷システムを搭載。取っ手には清掃しやすいステンレス素材を使用しているほか、洗浄モードも搭載しているので清潔に使い続けられるでしょう。また、節水能力が高いのもうれしいですね。
幅 | 幅39.5cm |
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奥行 | 奥行45cm |
高さ | 高さ80cm |
氷の形状 | キューブアイス |
消費電力 | |
種類 | |
氷保存容量 | 不明 |
製氷能力 | 24個、【50/60Hz】約25.9/26.2kg/24h(室温20℃、水温15℃)、約19.0/20.6kg/24h(室温30℃、水温25℃) |
水を注入し電源ボタンを押すだけで製氷開始。最短で6分で9個の氷ができあがります。S・Lサイズ2種類の製氷サイズが選べ、アイスコーヒー・お酒・ソーダなど簡単に冷たいドリンクが作れて便利ですよ。
幅 | 約22cm |
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奥行 | 約28cm |
高さ | 約28cm |
氷の形状 | キャップ型 |
消費電力 | 120W |
種類 | 卓上型 |
氷保存容量 | 約700g |
製氷能力 | 12kg/日 |
24時間で60kgの氷を作ることができる、業務用製氷機です。LCDディスプレイにより、外部および内部の温度と現在のマシンの状態を知ることができ、シンプルなボタンインターフェースにより、タイマー機能とユニットのセルフクリーニング機能を制御。12〜18分で40個の透明なアイスキューブを作成できます。
幅 | 35cm |
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奥行 | 43cm |
高さ | 64cm |
氷の形状 | 不明 |
消費電力 | 132W |
種類 | バーチカル型 |
氷保存容量 | 不明 |
製氷能力 | 60kg/日 |
幅 | 63cm |
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奥行 | 52.5cm |
高さ | 80cm |
氷の形状 | キューブ型 |
消費電力 | 260/285W |
種類 | アンダーカウンター型 |
氷保存容量 | 最大約27kg |
製氷能力 | 周囲温度20℃・水温15度・50/60Hz:約53/58kg/日/周囲温度30℃・水温25度・50/60Hz:約46/51kg/日 |
製氷機で氷が作れない場合は、自分でできる対処法もあるのでトライしましょう。氷ができないのは、フィルターが汚れて製氷効率が落ちている、給水・排水がうまくいっていないなどが原因です。フィルターを洗浄して掃除し、配管のナットがゆるんで水漏れしている場合は締めてください。
それでも氷が作れないなら、故障の可能性もあるでしょう。製氷機にエラーコードが出る場合は、メーカーのサイトや説明書で詳細を確認してください。そのうえでメーカーに修理を依頼するのがベターです。
業務用製氷機を自分で取りつけるには、コンセントや配線をつなぎ、水道や排水口と連結させます。ポイントは、床下にある排水口と連結させること。製氷機は排水量が多いため、床下に排水経路を備えるのが一般的です。配管を壁出しにすると排水が逆流して、庫内の底が水浸しになることもあります。
自力での設置は、工事費や設置費などのコストを抑えたい人にぴったりです。しかし、特に水道や排水口との取りつけは専門知識がないと難しいでしょう。失敗すると水漏れなどのリスクもあるので、不安な人は無理せず業者に依頼してください。
お店の商品バリエーションを豊かにする業務用製品は、ほかにもいろいろあります。こちらのコンテンツでは、業務用のかき氷機・ソフトクリームメーカー・エスプレッソマシンの人気ランキングをご紹介しているので、導入したい機器がある場合はぜひチェックしてみてください。
1位: ジェーシーエム|製氷機|JCMI-40
2位: ジェーシーエム|製氷機|JCMI-25
3位: ジェーシーエム|全自動製氷機|JCMI-55
4位: XZDM|全自動高速製氷機
5位: SWSHUWAI|小型製氷機|ZB-10E
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