首枕のおすすめ人気ランキング【2025年】

首枕をはじめとする枕の高さは、首のカーブの深さに2cm足したものが理想的です。首のカーブである頸椎弧の深さに加えて、枕の沈み込みも加味した高さのものを選べば、首のカーブを自然に保てるでしょう。合わない高さの枕を使うと、かえって首こりや首のシワ、たるみが発生する可能性もあるので要注意です。

首のカーブの深さは自宅でも簡単に測れます。壁に背中をつけて顎を引いた姿勢で直立し、壁から首のカーブの一番深い部分までを測るだけでOKです。カーブの平均的な深さは、男性が5～6cm程度、女性が3～4cm程度で、カーブが浅いほど低めの首枕を選ぶ必要があります。

市場の首枕は、高さ8～10cmのものが主流です。首のカーブが浅めで合う高さがない人は、詰め物を取り出して高さ調整できる商品に注目してください。ただしストレートネックが疑われる人は、短時間のストレッチ用なら首をしっかり伸ばせる少し高めの枕でもよいでしょう。

寝るときも首枕を使う場合は、寝返りしやすいように幅が60cm以上の商品を選択しましょう。枕の幅は、頭3つ分が収まる程度の長さがあれば、寝返り時にはみ出しにくいとされています。個人差はありますが、大抵は60cm以上の長さがあれば十分でしょう。

しかし、首枕は40～50cm程度と幅が小さめの商品が多く、60cm程度のものは少ない傾向があります。左右に寝返りしてもはみ出ずに首を支え続けられる商品を選ぶとなると、幅80～100cmの大きめのものが候補になるでしょう。

円筒型の枕を単独で長時間使用すると首に負担がかかり痛める可能性があるので、寝るときは頭側を支えるために一般的な枕も組み合わせて使うのが基本です。頭側は枕で支えられており、首枕が短くても頭が落ちる心配は少ないものの、就寝時用として探しているのであれば大きめの商品から選ぶのがよいでしょう。

首枕の素材には主にファイバー・パイプ・ウレタンなどがあり、素材によって硬さが異なります。それぞれの特徴を解説するので、使用感の好みに応じて選んでください。

首や頭皮の汗・皮脂がつく首枕を清潔に保つために、カバーが簡単に洗えるか確認しましょう。カバーの洗濯方法は商品によって異なり、洗濯ネットの使用が必要なものや、弱水流での洗濯を推奨するものもあります。洗濯時の手間が少ない商品を選べば、こまめに手入れしやすいでしょう。

加えて、丸洗いできるものなら、本体に染み込んだ汗や汚れも洗い流せてより衛生的です。首枕には丸洗いできるものが少ないものの、一部のファイバー製首枕にはカバーもクッションも水洗いできる商品があるのでチェックしてみてください。