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ニトリ?エアウィーヴ?“最高の寝起き”は枕が超重要だから、睡眠こだわり派は絶対コレ試してほしい【19商品比較】

ニトリ?エアウィーヴ?“最高の寝起き”は枕が超重要だから、睡眠こだわり派は絶対コレ試してほしい【19商品比較】

「世にあふれる数々の商品のなかから一体どれを選べばいいの?」という疑問に答えるべく、"1番いいもの"を探して日々検証している『マイベスト』。のべ3万2000点もの商品を使い比べたなかから、テーマ別にベストバイ・アイテムを紹介していくのが本特集です。


今回は「#快眠」をテーマに、まくら19商品の比較検証で1位になった特徴の異なる3商品をピックアップ。「8時間寝たのに疲れがとれない!」「寝るとかえって首や肩が痛くなる…」そんなすべての人に注目してほしいアイテムです。


本コンテンツの情報は公開時点(2025年4月7日)のマイベストの情報をもとに執筆しております。また、本コンテンツ内の価格情報はすべて税込みで表記しております。
2025.04.07
マイベマガジン編集部
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世の中には「まだ知らない良いもの」がたくさん。マイベマガジン編集部は、商品比較サービス「マイベスト」の情報をベースに、知ると暮らしがより便利になるアイテムや情報をお届けしていきます。

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まくら19商品を集めて徹底検証しました!

まくら19商品を集めて徹底検証しました!

寝るときに頭を支えてくれるまくら。形状や感触だけでなんとなく選んでいませんか?毎日長時間使うものだから、実は首への負担のかかりにくさが超大事なんです。


そこで人気のまくら19商品を集めて、「首・肩・頭への負担のかかりにくさ」「寝心地のよさ」「寝返りのしやすさ」など5項目を比較しました。


寝心地がいい、高さがあわせやすいなど特徴はさまざまですが、総合的な評価が高いほど自分にとって理想の寝姿勢を実現できるまくらだということ。


ここからは、そのポイントを深掘りしつつ、検証してわかった選び方のポイントをご紹介します

【ポイント①】「4段階以上でこまかく調整できる」まくらを選ぶのが正解です

【ポイント①】「4段階以上でこまかく調整できる」まくらを選ぶのが正解です

まくらは高すぎても低すぎても首に大きな負担がかかり、首こりや肩こりの原因になったり、呼吸がしにくくなったりします。


そのためには、自分にあった高さに調整できることが重要。上下で高さの異なるリバーシブルタイプやシートで高さ調整できるタイプなら、まくらの上下を変えたりシートを出し入れするだけで、手軽に高さを調整できます


より理想の寝姿勢に近づけるには、4段階以上でこまかく高さ調整できるまくらを選びましょう。


中素材の量を自分で調整できるタイプなら、さらにこまかく調整が可能。位置ごとに仕切りがあるタイプだと、狙った場所だけを調整できますよ。


加えて、首の負担を軽減するためには形状にも注目です。頭の位置よりも首に当たる部分が高くなっている波型がおすすめ。


まくらが首のカーブにフィットするため、首をしっかり支えて負担を軽減してくれるんです。


なお、マイベストでは「寝るときも朝起きたときも、首・肩に違和感がない」基準を頭圧分散値が2.5以上と定めて、首・肩・頭への負担のかかりにくさの測定も行いました。

奥冨舞
マイベスト へルスケアチームマネージャー
奥冨舞

まくらの硬さも気になるところですが、 硬さ自体は今回検証した「首・肩・頭への負担のかかりにくさ」「寝心地のよさ」「寝返りのしやすさ」への相関性がないことがわかりました。


また、商品によって硬さもさまざまで、水が入っているようなやわらかいものもあれば、しっかり硬めの寝心地の商品もあったため、硬さは好みで選ぶとよいでしょう。

【ポイント②】寝返りしやすいまくらを選ぶことも大切です

【ポイント②】寝返りしやすいまくらを選ぶことも大切です

寝返りには顏を左右に動かす程度の小さなものと、体ごと転がる大きなものがあり、1日に20~30回ほど行っています。


首・肩こりや寝違えの要因になったり、頭が落ちて目が覚めたりするため、できるだけ寝返りしやすいまくらを選ぶことも大切です。


まず、中央部とサイドの高低差。検証では、2.5cm未満だと頭を左右に動かしやすく、すんなり寝返りできました。逆に2.5cm以上だと、頭が固定されて寝返りしにくくなってしまいます。


まくらの幅にも注目です。横幅が51cm以下だと寝返りしたときにまくらから顔がはみ出すモニターが複数いました。小柄な人なら52cm、中柄な人は63cm、大柄な人は70cm以上を目安にしましょう。

【負担のかかりにくさNo.1】クルクル「GOKUMIN プレミアム低反発枕」(販売価格:4,498円)

【負担のかかりにくさNo.1】クルクル「GOKUMIN プレミアム低反発枕」(販売価格:4,498円)
  1. おすすめスコア:★4.52(1位/19商品中)
    1. 首・肩・頭への負担のかかりにくさ:★4.84(1位)
    2. 寝心地のよさ:★4.50(8位)
    3. 寝返りのしやすさ:★4.35(10位)
    4. 理想の高さへの調整のしやすさ:★4.44(5位)
    5. 手入れのしやすさ:★4.32(8位)

検証したまくらのなかで首・肩・頭への負担のかかりにくさがトップクラスだったのがウレタンフォームの低反発まくら、クルクル「GOKUMIN プレミアム低反発枕」(販売価格:4,498円)です。


厚さ2cmの調整シートで高さを変更できるのに加えて、高さの異なる上下を入れ替えることで4通りから寝姿勢にあった高さを選べます。


上下で形状も変わり、片側には首を支えるパーツやくぼみがありますが、反対側はシンプルな波型。寝姿勢にフィットする形状を選べるのはポイントです。


頭圧分散値は平均2.84を記録し、頭から肩にかけての圧力をまんべんなく分散できました。寝るときだけでなく、朝起きたときもほとんど違和感がないでしょう。


中央部とサイドの高低差は1.6cmほどで、寝返りもスムーズです。横幅が52.4cmとやや短めなので、大柄な人や大きく寝返りをする人だとはみ出してしまう可能性もあります。


寝心地は「頭から肩にかけてしっかりとフィットしており、何かに包まれているような感覚を覚えるほどです」「圧迫感なく、リラックスして寝そべることができました」とモニターから好評。


しっかり寝たのに朝起きると首や肩に違和感が残っている、そんな人に試してもらいたいまくらです。

【総合力No.1】ニトリ「横向き寝がラクなまくら ナチュラルフィット 7550641」(販売価格:3,790円)

【総合力No.1】ニトリ「横向き寝がラクなまくら ナチュラルフィット 7550641」(販売価格:3,790円)
  1. おすすめスコア:★4.52(1位/19商品中)
    1. 首・肩・頭への負担のかかりにくさ:★4.81(2位)
    2. 寝心地のよさ:★4.50(8位)
    3. 寝返りのしやすさ:★4.70(4位)
    4. 理想の高さへの調整のしやすさ:★4.17(8位)
    5. 手入れのしやすさ:★4.32(8位)

ニトリ「横向き寝がラクなまくら ナチュラルフィット 7550641」(販売価格:3,790円)は、首・肩・頭への負担のかかりにくさ、寝心地のよさ、寝返りのしやすさの3項目で高評価を得た、総合力の高さに注目です。


商品名は「横向き寝がラクなまくら」ですが、頭より首の位置が高い波型なのに加え、首の下を埋めるパーツの効果でフィット感がよく、仰向け寝でも負担があまりかかりません。無意識に力が入らず、自然な呼吸ができる点も高評価につながっています。


ウレタンフォームを使用した低反発まくらで、高さは上下で異なるほか、約2cmと約3cmの2枚のウレタンシートでこまかく調整が可能。最適な寝姿勢で測定した頭圧分散値は平均2.81を記録し、寝るとき同様、朝起きたときも違和感が少ないレベルの分散力を発揮しました。


横幅は57.6cm。中央部とサイドの高低差が0.2cmしかないため、寝返りもスムーズです。モニターも「頭が引っかかることなくスムーズに、左右どちらも無理なく楽に寝返りをうつことができました」と評価。両サイドに強度があるため、寝返りをしても首が沈み込まないのもポイントでしょう。


頭から首にかけてのフィット感が秀逸で、全体に支えられている感覚がほしい人に最適です。

【寝心地のよさNo.1】昭和西川「muatsu ムアツまくら MP2100」(販売価格:11,550円)

【寝心地のよさNo.1】昭和西川「muatsu ムアツまくら MP2100」(販売価格:11,550円)
  1. おすすめスコア:★4.52(1位/19商品中)
    1. 首・肩・頭への負担のかかりにくさ:★4.39(7位)
    2. 寝心地のよさ:★4.87(1位)
    3. 寝返りのしやすさ:★4.38(9位)
    4. 理想の高さへの調整のしやすさ:★4.54(2位)
    5. 手入れのしやすさ:★4.32(8位)

独自の凹凸構造によって点で支える特殊ウレタン素材で、寝心地のよさが19商品中1位となった昭和西川「muatsu ムアツまくら MP2100」(販売価格:11,550円)。


頭の部分のくぼみや首が当たる部分の盛り上がりが頭と首をほどよく支えてくれるため、モニターからも「頭から肩の安定感があり、しっかりと支えられている感じがしました」「非常にリラックスした状態で休むことができました」と、9割以上の項目で満足という回答を得ました。


上下で高さの異なる形状は、ひっくり返して首の部分を高め・低めから選ぶことで、理想の寝姿勢をサポート。さらに1cmと2cmの2枚のウレタンシートでまくら全体の高さも調整できます。1cm単位で簡単に調整できるので、自分にあう高さを見つけやすいでしょう。


頭圧分散値は、寝るときや起きたときに違和感を覚えにくいレベルの平均2.39を記録しました。平均2.5には届かなかったものの、負担を抑えながら快適に眠れそうです。


中心部分とサイドの高低差は0.6cmと、寝返りのしやすさも問題なし


理想の寝姿勢を実現するこまかな高さ調整と、ハマった際の寝心地のよさで決めるなら、3商品でもベストな選択肢になります。

全19商品を使い比べた検証コンテンツも要チェック!

全19商品を使い比べた検証コンテンツも要チェック!

「中身がパイプで高さが調整できるまくらがほしい!」「丸洗いできるまくらってないの?」と思ったら、検証コンテンツも要チェックです。全19商品を使い比べたランキングも掲載しています。

(執筆/マイべマガジン編集部・ハナゾノゴウ)


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