パンク修理・タイヤ交換といったメンテナンスに使用する、ロードバイク・クロスバイク用工具。基本工具の六角レンチ(アーレンキー)やドライバーから、スプロケットやワイヤーの手入れに使う工具まで豊富な種類があります。しかし、初心者のうちは一体どれをそろえればいいのか迷う人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ロードバイク・クロスバイク用工具のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介。工具セットとバラ売りのメリット・デメリットや、携帯工具の選び方もお伝えします。ぜひ本コンテンツを参考に工具をそろえ、愛車をメンテナンスしてくださいね。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
ロードバイク・クロスバイクの工具をそろえると、メンテナンスを自分で行える点がメリットです。パンク修理・タイヤ交換・チェーン交換などの簡単なメンテナンスをはじめ、技術を極めればパーツから自転車を組み上げられるようになります。
自分でメンテナンスを行えば、メンテナンス費用の節約ができるうえ、トラブルへの対応力が高くなることが魅力。些細なメンテナンスであっても自転車ショップに頼めばお金がかかります。ある程度自分でいじれるようになることで、出費を抑えられるでしょう。また、自分でメンテナンスをすれば自転車の構造に詳しくなれるので、出先でのトラブルに対応しやすくなることもメリットです。
また、自宅で使用する工具のほかに、携帯工具があるとライド中のトラブルにも対処できます。走行中にサドルのポジションに違和感を覚えたときや、自転車を倒してハンドルが曲がったときなどに便利です。毎回使用するものではありませんが、お守りとして持つことをおすすめします。
ロードバイク・クロスバイク用工具を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
ロードバイク・クロスバイク用の工具には、バラ売りとセット商品があります。それぞれのメリットやデメリットを解説するので、目的に合うほうを選んでください。
必要なものだけ準備して無駄を省きたいなら、バラ売りの工具を選ぶのがおすすめです。とくに初心者のうちは、必要な道具は限定的。セット商品はさまざまな道具が含まれる点が魅力ですが、使わない工具は宝の持ち腐れになることもあります。
一つひとつの品質にこだわれるのも利点です。例えば六角レンチのように使用頻度の高い工具はハイグレード、あまり使わない工具は安いものを選ぶのもあり。安いセット工具は強度が不十分だったり、壊れやすかったりすることもあるため、よく使う工具はバラ売りの丈夫なものを購入したほうがよい場合もあります。
ただし、買い足していくうちにトータルの出費がセット工具よりも高くなりやすい点に注意してください。すべての工具にこだわると金額が大きくなるため、取捨選択が必要です。また、バラ売りはケースがついていないので、工具をなくさないようにツールボックスの導入をおすすめします。
ケース内に工具をきれいにまとめたい人には、セットをおすすめします。工具ごとに収納場所が定まっており、工具箱の中で工具がごちゃつく心配がありません。いろいろなアイテムを一度に入手できるのもメリット。単品ですべての工具を購入するのに比べ、工具1点あたりの値段が安い傾向がある点も魅力です。
セット工具を選ぶ場合は、自分の使用しているギアと規格が合っているかを要チェック。駆動部分を支えるBBや、タイヤの回転に影響を与えるホイールハブの規格は複数あります。セット内の工具で修理できるか見極めましょう。使わない工具までセットに入っていると、無駄になってしまいます。
またセット商品のなかには、クオリティが低く壊れやすいものもあるので注意しましょう。心配な人は、シマノPRO・パークツールなど有名メーカーの商品を選択してください。
ロードバイクやクロスバイクに使用する工具はたくさんありますが、まずは基本の工具をチェック。初心者にも必要な工具を2点お伝えするので、参考にしてくださいね。
ロードバイクやクロスバイクのネジの多くが六角なので、六角レンチ(アーレンキー)は必ず購入しましょう。初心者の場合、使用頻度が高い4・5・6mmがセットに含まれているかを確認してください。変速機まわりやクランクなどもいじる予定なら、2〜10mmを用意しましょう。
六角レンチの長さや形状にも注目してください。L字型が一般的ですが、L字型にもロングタイプやショートタイプなどのバリエーションがあります。ロングタイプはテコの原理を利用して強い力をかけるのに適しており、ショートタイプは持ち運びやすいことがメリットです。基本的には通常の長さを選んで問題ありませんが、力に自信がない・持ち運びたいなどの理由があればロングタイプやショートタイプを検討しましょう。
L字型のほかにも、力を入れやすいT字型や、3種類の工具がまとまったY字型という選択肢も。最初からT字型やY字型レンチを選ぶ必要はありませんが、もしL字型のレンチで使いにくさを感じたら選択肢に入れましょう。
工具の先端の形状や、色も要チェック。先端が丸いボールポイントなら、レンチを斜めから差し込めるため使い勝手が大幅に向上します。また、サイズごとに色分けされていれば、ほしいサイズの工具を瞬時に選べるので便利ですよ。
ドライバーは、プラスドライバー0〜2番をそろえましょう。六角レンチほど出番は多くありませんが、一部のライトやディレイラー(変速機)の調整にはドライバーが必要。使用頻度は2番が一番高いので、2番だけをハイグレード品にして、残りはドライバーセットで対応するのもありです。
ディスクブレーキを自分でメンテナンスする人は、マイナスドライバーも用意しましょう。ブレーキパッド交換に、マイナスドライバーを使用することもあります。使用頻度は高くないので、家庭用のドライバーセットで代用するのもひとつの手です。
簡単なメンテナンスに慣れてきた人は、新しい工具を入手し、愛車に手を入れてみましょう!基本工具以外の代表的な工具を紹介するので、用途に応じて選んでください。
タイヤ交換やチューブ交換をするなら、タイヤレバーを購入してください。車体に傷がつきづらいため、樹脂製が狙い目。基本的には一般的な板状のタイヤレバーで問題ありませんが、硬いタイヤやチューブレスタイヤを使用している人には、通常よりはめやすいクリップ式がおすすめです。
ビンディングとフラットでよくペダルを替えるなら、ペダルレンチを要チェック。ペダルによっては六角レンチでも対応できますが、専用のペダルレンチのほうが力をかけやすく効率的に作業できます。
チェーンを自分で交換する人は、チェーンカッターを入手しましょう。商品によって使用可能なメーカーや変速段数が決まっているので、商品の箱を要確認。例えば「シマノ6〜11速用」などと表記されています。なお、チェーンは消耗品で使ううちに伸びて性能が低下するうえ、ほかのパーツの劣化を早めるので、定期的に交換してください。
リアディレイラーのワイヤーやシフトワイヤーの交換をするなら、ワイヤーカッターを購入しましょう。ロードバイクやクロスバイクには、たくさんのワイヤーが使用されています。ワイヤーは通常のペンチで切るのは困難なので、専用工具であるワイヤーカッターの使用がおすすめです。
効率的に作業するなら、エンドキャップを留める機能がついた商品に注目しましょう。ワイヤー末端を保護するエンドキャップはペンチでも閉じられますが、工具を持ち替えるのはひと手間に。ワイヤーカッターで切断後、そのまま端を留められると便利です。
チェーンとの摩擦で摩耗するスプロケットを自分で交換したり、取り外して洗ったりしたい人は、スプロケットリムーバーを用意しましょう。「5~12速用」・「8速以下用」といった表記を参考に、自転車に適合する商品を購入してください。
一般的なチェーン式のほかにクリップ式という形状の工具もあります。スプロケットを簡単に押さえられることがメリットですが、選択肢が少なく固定力に難がある商品もある点に注意。一概にはいえませんが、チェーン式が無難でしょう。
携帯工具がほしい人は、自分のメンテナンス技術・こだわり・走る場所をふまえて選びましょう。初心者なら、六角レンチとプラスドライバーのみのシンプルなもので十分作業可能です。六角レンチは2〜6mmがあると、乗車中に違和感を覚えてもハンドル周りからサドルレールの調整まで幅広く対応できるでしょう。
チェーントラブルが心配な人には、チェーンカッターつきがうってつけ。万が一、サイクリング中にチェーンが切れたときに活躍します。とはいえ、日々の整備をしていればチェーン切れはレアなケースなので、重量が気になる人は軽量なチェーンカッターなしを選んでください。
携帯工具は、アイテム数が多いほどさまざまなトラブルに対応できますが、そのぶん重量やサイズが増して持ち運びにくくなる点に注意。軽量化したいならば工具は最低限にし、万が一の際はロードサービスや近くのショップを利用しましょう。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
目的 | セット内容 | 材質 | |||||
1 | ミノウラ(MINOURA) ペダルスタンド付き携帯工具|HPS-9 | ![]() | 簡易スタンドとしても使えるから、ちょっとした外出に便利 | 自転車全体の調整、ペダルスタンド | タイヤレバー、ペダルスタンド、自画撮り用スタンド、2~6mmレンチ、プラスドライバー | スチール、樹脂 | |
2 | CYCLISTS ペダルレンチ|CT-W07 | ![]() | 滑り防止仕様のグリップで扱いやすい!収納も便利 | ペダル脱着 | 不明 | 不明 | |
3 | ごっつ ワイヤーカッター 自転車工具 | ![]() | ワイヤーカットはもちろん、カシメや穴整形にも | カシメ、ワイヤーカッター | 不明 | SK5炭素工具鋼、ABS | |
4 | 井上護謨工業 オリジナルタイヤレバー|99095H | ![]() | ラウンド形状とスクエア形状で使い分け可能 | 不明 | 不明 | ポリアセタール | |
5 | サンコスモ インナーワイヤープライヤー|GX-172 | ![]() | インナーワイヤーの調整を短時間で効率よく進められる | ワイヤー交換 | 不明 | 不明 | |
6 | ごっつ 5機能マルチ ミッシングリンク工具|GT-188 | ![]() | 1つ5役の優れもの!フィット感も魅力 | チェーンカット、ワイヤーカット、かしめ | 不明 | 不明 | |
7 | ごっつ 自転車タイヤレバー |GX-5577 | ![]() | 1本でタイヤの着脱ができる樹脂製のタイヤレバー | タイヤ着脱 | 不明 | 不明 | |
8 | ごっつ 自転車専用工具セット | ![]() | 初心者から上級者まで、幅広いユーザーにおすすめ | 自転車全体の調整 | カートリッジBB取付工具、ロックリング締付工具、ボスフリー工具ほか | 不明 | |
9 | ごっつ GORIX ペダルレンチ|SJ-C225 | ![]() | 握りやすく力を入れやすい高トルクペダルレンチ | ペダル脱着 | 不明 | 不明 | |
10 | ZETATEK 自転車チェーンカッター | ![]() | はばひろいチェーンに対応可能なチェーンカッター | チェーンカッター | 不明 | 不明 |
自転車用簡易スタンドとしても使える携帯工具セットです。レンチやプラスドライバーといった一般工具をはじめ、9種類の工具がコンパクトにまとまっています。自撮り用スタンドもついているので、撮影時はもちろん撮った画像の確認にも使いやすいでしょう。
目的 | 自転車全体の調整、ペダルスタンド |
---|---|
セット内容 | タイヤレバー、ペダルスタンド、自画撮り用スタンド、2~6mmレンチ、プラスドライバー |
材質 | スチール、樹脂 |
ロードバイクやクロスバイクには工具以外にも必要なアイテムがあります。空気圧を計測できる仏式対応空気入れや、防犯対策用ロック、2023年4月から着用が努力義務になったヘルメットもチェックしたいところです。以下のコンテンツを参考に、適したアイテムを選んでみてくださいね。
1位: ミノウラ(MINOURA)|ペダルスタンド付き携帯工具|HPS-9
2位: CYCLISTS|ペダルレンチ|CT-W07
3位: ごっつ|ワイヤーカッター 自転車工具
4位: 井上護謨工業|オリジナルタイヤレバー|99095H
5位: サンコスモ|インナーワイヤープライヤー|GX-172
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