デジタルゲージつきで空気圧を正確に測れると謳うロードバイク・クロスバイク用空気入れ、TOPEAK (トピーク) ジョーブロー スポーツデジタル。しかし、口コミが少なく実際の評判がわからないため、購入を迷っている人も多いのではないでしょうか。
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のロードバイク・クロスバイク用空気入れとも比較。検証したからこそわかった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、ロードバイク・クロスバイク用空気入れ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
自転車安全整備士・自転車技師の資格保持者。大手自転車店の販売員としてママチャリから子供車、スポーツ車にいたるまで幅広い車種の販売だけでなく、整備士として組立・修理を行っていた。さらに、CX・XCO全日本選手権のピットスタッフとしての経験を持ち、選手としても幅広く活動。ロードバイク・シクロクロス・マウンテンバイク・トライアスロンなど経験種目は多岐にわたる。現在はmybestにて、自転車に関わるジャンルのコンテンツを担当し、ユーザーに正確な情報を届けることを心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
良い
気になる
トピーク ジョーブロー スポーツデジタルは、フロアポンプタイプのクロスバイク・ロードバイク用空気入れを探しているすべての人におすすめです。1ストロークで充填できる空気量は320ccと多め。実際にタイヤに空気を入れると、7barに到達するまで44.25秒・ポンピング29.5回と速めでした。比較したなかには60秒前後・ポンピング40回近くの商品もあったことを思うと、空気入れスピードは申し分ありません。
安定感のある使い心地も魅力。ベースは金属製で、仮想接地面積(くびれを埋めた部分の面積を独自に算出)が297.76cm2と広めでした。比較した商品の全体平均191.25cm2(※執筆時点)より大きく、力を入れてもたわみづらいためスムーズにポンピングできるでしょう。
空気圧ゲージの数値を圧力計で測った数値と比べると、誤差±0.5%以下と非常に正確であることがわかりました。2%以上の誤差が出た商品もあったなか、こちらは細やかな空気圧調整が可能。「空気圧を正確に測れる」との謳い文句どおりといえます。デジタル表示式で、アナログ式に比べて数値が見やすいのも魅力です。
口金は、押し込んでレバーを立てる差し込み式。実際に使ったモニターから「レバーが大きくて持ちやすい」「着脱時に空気が漏れなかった」と好評でした。ただし、レバーが口金の側面についているのは惜しいところ。バルブの位置・利き手などにより扱いづらい可能性があります。
米式・仏式バルブに対応するツインヘッドを搭載しており、別売りのトンボ口金をセットすれば英式バルブにも対応可能。フロアタイプなため持ち運びには向きませんが、素早くスムーズに、かつ思ったとおりの空気圧にタイヤを調整できる一品です。乗り心地にこだわる人・レース用に調整したい人をはじめ、フロアポンプタイプを検討している人はこの機会に購入してみてください。
ロードバイク・クロスバイク用空気入れは、高い空気圧で空気を入れられるのが特徴。ママチャリ用空気入れが5bar前後に対応しているのに対し、ロードバイク・クロスバイク用空気入れは8bar以上の高圧に対応しています。ロードバイク・クロスバイクの多くが採用している仏式バルブに対応しているのも特徴です。
今回ご紹介するのは、正確な空気圧測定ができると謳うトピークのジョーブロー スポーツデジタル。最大160psiまでの充填・測定が可能です。
トピークは、台湾に本社を置く自転車アクセサリーブランド。1991年発売のサイクリングツールキットを筆頭に、ボトルケージ・自転車用ベビーシート・エアケージつきCO2インフレーターなど、ライドを快適にするアイテムを多数展開しています。
仏式・米式に対応したツインヘッドを搭載。1ストロークあたり318ccの空気充填が可能です。ハンドルには、大型・パッドつきを採用しています。
サイズは180×254×680mmで、重さは1.8kgです。
今回はトピーク ジョーブロー スポーツデジタルを含む、ロードバイク・クロスバイク用空気入れ全25商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まず、空気を入れる速さ・力の入れやすさを検証しました。
タイヤが7barに到達するまで空気を入れ、短時間で入ったものほど高く評価。また、力の入れやすさを歯rベルため、仮想接地面積(空気入れベースのくびれを埋めた部分の面積。mybestが独自に定義)の大きさ・ベースやシリンダーの素材などを調べました。
空気をいれる速さは申し分ありません。7barに到達するのにかかった時間は44.25秒。高評価の基準値として設定した60秒を大きく下回りました。
比較によると、タイヤ2本分の空気を入れた場合、充填速度が速い商品・遅い商品で2分近い差が出ることも。7barまでの充填にかかる時間が80秒以内だと、待ち時間が少なく済むため急いでいるときもサッと使えます。その半分近い時間で充填できたこちらの商品は、トップクラスの評価に輝きました。
1ストロークあたりの空気量が320ccと多く、 29.5ストロークで充填できたのもポイント。300ccに届かず35回以上ストロークする必要がある商品も複数あったことを思うと、こちらは時間・手間ともに抑えて速く空気を入れられる商品といえるでしょう。
力を入れやすい設計もプラス評価に。比較したなかにはベースがプラスチック製の商品もありましたが、こちらは金属製で安定感あり。仮想接地面積(空気入れベースのくびれを埋めた部分の面積)も297.76cm2と大きめでした。比較した200cm2未満の商品に比べて前後左右にたわみにくく、力を入れやすいですよ。
7barからのポンピングに必要な力を体重計で測ってみると50kgとやや数値が大きめでしたが、1ストロークの空気量が多いため納得のいく結果といえます。比較した一部商品が搭載していた圧力優先モードはありませんでした。
続いて、バルブへの着脱のしやすさを検証しました。
20歳以上の男女6人のモニターに協力を依頼。バルブへの着脱が簡単にできるかを実際に試してもらいました。
バルブへの着脱しやすさも、モニターから好評。「口金とロックレバーが大きくて操作しやすい」「片手で作業できた」といったプラスコメントが集まっています。
口金には主にワンタッチ式・差し込み式・ねじ込み式の3タイプあり、こちらは差し込み式。何周も回して取りつける必要があるねじ込み式に比べ、押し込んでレバーを立てるだけで取り付けができます。押し込むだけでOKのワンタッチ式ほどではないものの、比較的スムーズに作業ができるでしょう。
外す際も、レバーを倒して引き抜くだけでOK。「初心者でも簡単に扱える」と好評です。ただし、レバーが口金の側面についているため、バルブの位置・利き手などによって扱いづらい可能性も。感覚を掴むまで何回か試してみてください。
<バルブへの着脱のしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
次は、空気圧ゲージの正確さの検証です。
圧力計を使って測った空気圧と、商品の空気圧ゲージに表示される数値を比較。誤差が少ないものほど正確に測れる商品として評価しました。
空気圧ゲージと圧力計の誤差は、プラスマイナス0.5%以下。比較したなかには2%以上の誤差が出た商品もありましたが、こちらは高評価の基準として設定した1%も下回る結果に。「正確な空気圧測定が可能」との謳い文句どおり、空気圧ゲージが非常に正確であることがわかりました。
デジタル表示なのもポイント。比較したメモリ式の商品と比べて読みやすく、細かな空気圧管理がしやすいでしょう。正確さ・見やすさを兼ね備えており、乗り味にこだわる人・レースに出る人にもぴったりな商品といえます。
なお、空気を入れたあと1分ほど経つと、何もしなくても0.1barほど空気圧が下がることが検証によりわかりました。正確性を重視するなら、1分待ってから再調整するのがおすすめです。
種類 | フロアポンプ |
---|---|
口金のタイプ | 差し込みタイプ |
仮想接地面積 | 297.76cm2 |
1ストロークの空気量 | 320cc |
空気圧ゲージの誤差 | ±0.5%以下 |
良い
気になる
付属品 | 仏式高圧用アダプター、エアークッション・ボール用ニードル、モニター用コイン形リチウム電池1個(CR2032) |
---|---|
エアリリースボタン付き | |
圧力優先モード付き |
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最後に、バルブへの着脱がよりしやすく高評価を獲得した商品をご紹介します。
トピーク ジョーブロー スポーツ Ⅲは差し込みタイプで、レバーの固さがほどよいことからスムーズにバルブを着脱できました。1ストロークで315ccと多めに空気を入れられて、スピードも申し分なし。ベースが大きくずっしりしているため、安定感があるタイプを探しているなら要チェックです。
体重が軽い人・力に自信がない人には、パナレーサーのワンタッチポンプがおすすめ。1ストロークあたりの空気量が250ccと少ないためポンピング回数は多く必要ですが、弱い力で使えるのが特徴です。口金はワンタッチ式で、片手で簡単に操作可能。慣れれば効率よく空気入れが完了しますよ。
種類 | フロアポンプ |
---|---|
口金のタイプ | ワンタッチ式 |
仮想接地面積 | 288.98cm2 |
1ストロークの空気量 | 250cc |
空気圧ゲージの誤差 | ±2.5% |
良い
気になる
付属品 | 米英変換アダプター |
---|---|
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