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キャッシュレス決済とは?種類ごとのメリット・デメリットをわかりやすく解説

キャッシュレス決済とは?種類ごとのメリット・デメリットをわかりやすく解説

現金を使わずに支払いができて便利なキャッシュレス決済。利用開始する前に、キャッシュレス決済のデメリットや、現金決済との違いについて知りたいと思っている人も少なくないはずです。


そこで今回は、キャッシュレス決済のデメリットや問題点を、消費者側・店舗側の立場に分けてわかりやすく解説します。キャッシュレス決済を日本政府が進める理由や、各決済サービスのメリット・デメリットについても紹介するので、ぜひ最後までチェックしてみてください。

2025年01月05日更新
大島凱斗
ガイド
元銀行員/マイベスト クレジットカード・ローン・証券・保険担当
大島凱斗

大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。

大島凱斗のプロフィール
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目次

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キャッシュレス決済を利用する消費者側のデメリット

現金を使わずに支払いができるため、消費者にとってメリットの多いキャッシュレス決済ですが、場合によってはデメリットになる部分があります。

支払いに利用できない店舗がある

支払いに利用できない店舗がある
店舗によってはキャッシュレス決済が使えず、利用できるキャッシュレス決済も異なるため、クレジットカードやスマホ決済を持っていても無駄になってしまう場合があります。

コンビニ・スーパーマーケット・飲食店などの多くの店舗でキャッシュレス決済が使えるようになっており、キャッシュレス決済の利用頻度は年々増加していますが、昔ながらのお店や商店街の店舗では使えないケースも少なくないのが現状です。


はじめて利用するお店では、自分が使おうとしているキャッシュレス決済で支払いができるかどうかをチェックしましょう。キャッシュレス決済を利用するようになっても、数千~数万円の現金を用意しておけば、いざというときに対応できます

不正利用や詐欺の危険性がある

不正利用や詐欺の危険性がある

キャッシュレス決済では、アカウントを不正利用されたり、偽サイトに誘導されて詐欺にあったり、クレジットカードやスマホを盗難されて悪用されたりする危険性もあります。


IDとパスワードを不正利用されて通販サイトなどで勝手に使われてしまうと、多額の請求が来る可能性も。また、海外では偽物のQRコードを貼り付けた店頭の決済端末にスマホやクレジットカードを接触させ、電子マネーを抜き取る詐欺が起きたこともありました。


ネットショッピングでは、公式サイトに非常によく似た偽のサイトで消費者をだまし、クレジットカードの個人情報を盗むフィッシング詐欺に巻き込まれる可能性もあります。

トラブルにあったときは警察やカード会社に連絡して対処してもらう必要があり、現金の盗難よりも被害が拡大する危険性があるので注意が必要です。簡単には不正利用されないパスワードや、指紋認証・顔認証などの生体認証を設定して対策しましょう。

端末の故障や災害時に使用できない

端末の故障や災害時に使用できない
キャッシュレス決済は、スマホが故障したりクレジットカードが破損したりすると、決済端末で読み込めずに決済ができなくなってしまうのもデメリットです。

大きな災害で停電が続いたりすると、利用できなくなる可能性が高まります。電線などの電気系統が破損してしまうと、電気が送られずに決済システムが止まってしまうのは、現金決済にはない弱点です。


スマホアプリのキャッシュレス決済を使うときは、充電切れにも注意してください。スマホ自体が起動できないと、アプリでのキャッシュレス決済もできません。


万が一のトラブルに備えて、現金や2枚目のクレジットカードを財布に入れておく、モバイルバッテリーを準備して充電切れに対応するなどの対策をしておきましょう。

利用状況がキャッシュレス決済会社に伝わってしまう

利用状況がキャッシュレス決済会社に伝わってしまう

誰がどこでどのようにキャッシュレス決済を利用したかは、決済サービスの会社がデータとして把握しているので、保存された個人情報が漏洩する危険性がゼロではありません


決済サービスの会社が保存しているデータは、クレジットカードやアプリの決済履歴・所有者の氏名・住所・生年月日・暗証番号などです。クレジットカードの利用状況も、信用情報として各金融機関で共有されているといわれています。


現金決済なら個人情報を渡すこともないので、個人情報が流出するリスクも少ないのが現状です。キャッシュレス決済を利用する際は、クレジットカードを不用意に何枚も作らない、怪しい利用履歴がないか請求内容をチェックするなどの対策をしましょう。

キャッシュレス化についていけない人は利用できない

キャッシュレス化についていけない人は利用できない
高齢者やデジタル機器の利用に慣れていない人は、キャッシュレス化について行けず、クレジットカードやスマホ決済などの利用を諦めてしまう人が増えることも予想されます。

作成したクレジットカードをスマホアプリに登録したり、銀行口座をひもづけて引き落としの設定をしたりするなど、デジタルに慣れていないと操作するだけでも大変です。使い始めるのに時間がかかり、手続き自体ができない可能性もあります。

ただし、紙幣や硬貨で手軽に支払いができる現金のように、初期設定さえ終わらせてしまえばあとは気軽に利用できるのがキャッシュレス決済のメリット。実際に、シニア世代の約半数がクレジットカードで決済していると判明した調査もあります。


家族や詳しい人に教えてもらいながら、初期設定を済ませるのもおすすめです。

金銭感覚が狂いお金を使いすぎてしまう

金銭感覚が狂いお金を使いすぎてしまう
キャッシュレス決済は、現金での支払いに比べるとお金を使った感覚が薄く、金銭感覚が狂う可能性があるので注意が必要です。

引き落とし日にお金を用意できなくて支払いを延滞してしまうと、信用情報を傷つけてローンが組めなくなったり、返済の負担が増えてしまったりする危険性も。実際に、スマホ決済や毎月の支払いを一定額にできるリボ払いで、多重債務者になってしまった人も少なくありません

キャッシュレス決済のなかには、クレジットカードのように後払いにできるものも多いため、利用状況の把握が大切です。利用できる金額の上限を設定して買い物をしすぎない、高額な利息が発生するリボ払いは使わないなどの対策もしておきましょう。

キャッシュレス決済を導入する店舗側のデメリット

決済業務や売上の管理がしやすくなるキャッシュレス決済ですが、店舗側のデメリットも少なくないのが現状です。

キャッシュレス決済の導入や利用にお金がかかる

キャッシュレス決済の導入や利用にお金がかかる

キャッシュレス決済を店舗に導入するには、端末やシステムを用意するための初期費用や、決済手数料を負担する必要があるためお金がかかってしまいます。


今まで現金のみで決済をしていた店舗は、端末やシステムなどキャッシュレス決済の仕組みを導入する費用として、~10万円ほどが必要です。レジの端末をキャッシュレス決済に対応したものに交換すると、費用が10万円を超える場合も。

キャッシュレス決済を導入できても、決済手数料は店舗側が負担しないといけません。決済手数料は業種や決済会社で異なり、クレジットカードやデビットカードなら3~10%が相場だといわれています。


支出の増加を見越して、商品やサービス価格の検討が必要になるでしょう。

入金のタイミングが遅い

入金のタイミングが遅い
キャッシュレス決済で売り上げた分は、後日キャッシュレス決済業者から振り込まれるため、一時的に店舗の現金が不足する可能性があります。

入金日は多くの決済業者で決まっており、毎月20日・毎月15日・毎月月末などサイクルが決まっていたり、好きな日に振込依頼ができたりとさまざまです。


業者によっては最短翌日に入金される場合もありますが、振込手数料を求められたり、特定の金融機関の口座でしか振り込んでもらえなかったりするので気をつけてください。


店舗の支払いサイクルによっては、現金が必要なときにお金が用意できない危険性もあるため、キャッシュレス決済を導入するまえに資金を準備しておきましょう。

決済管理の手間が増える

決済管理の手間が増える

キャッシュレス決済を導入しても現金決済はなくさないことが多いので、キャッシュレス決済に加えて現金の管理も必要になり、負担が増えてしまうのもデメリットです。


銀行に行って両替分の小銭を用意したり、レジの現金を売上と照らし合わせて計算するレジ締めなどの作業も今までどおり行わないといけないので、単純に作業量が増えてしまいます。

店員が覚えるべきことが増える

店員が覚えるべきことが増える
キャッシュレス決済を店舗に導入すると、レジを担当するスタッフを教育したり、端末を操作するためのマニュアルを用意したりする手間がかかります

実際にレジ打ち担当者のなかには、キャッシュレス決済に対応したレジの操作方法が苦手だと感じる人もいるので、丁寧な教育を行わないとスタッフにストレスを与えてしまう可能性も。

マニュアルを作成すればスタッフの教育がスムーズになりますが、マニュアルを作るための時間が必要になるので、忙しい経営者には導入が難しいともいえます。

デメリットがあっても政府がキャッシュレス化を進める理由

デメリットがあっても政府がキャッシュレス化を進める理由

キャッシュレス決済に賛否両論あるなかでも政府が導入を進めている背景には、以下のような理由があります。


日本のキャッシュレス決済の利用比率は年々増えているものの、世界的に見ると低いのが現状です。2021年には過去最高の32.5%の決済比率を達成したものの、韓国94.7%・イギリス57.0%・アメリカ47.0%と、キャッシュレス社会になったとはいいにくい結果が出ています。

キャッシュレス決済の導入が進むと、紙幣の印刷やATM設置など現金を使うためのコストを削減できたり、お金の流れを把握できて脱税などの悪事を防げたりする可能性も。


政府がキャッシュレス社会を目指すことで、発展途上のキャッシュレス決済サービス市場を活性化させ、ベンチャー企業を中心に経済を盛り上げる意図があるともいわれています。

キャッシュレス決済の種類別に特徴を紹介

最後に、キャッシュレス決済の種類別の特徴と、メリットやデメリット、おすすめな人を紹介します。

クレジットカードの特徴とメリット・デメリット

クレジットカードの特徴とメリット・デメリット

クレジットカードは、多くの店舗で利用できる代表的なキャッシュレス決済で、利用金額を後払いにできる決済方法です。PayPayカード・dカード・楽天カードなどさまざまな種類があり、コンビニ・スーパー・ネットショッピング・公共料金などの支払いに使えます。


クレジットカードのメリットは、分割払いやリボ払いなど支払い方法が豊富で、旅行保険やお得なプレゼントなどの優待が充実しているところです。支払い金額に応じてポイントも貯まるので、買い物やサービスなどにお得に使えるのも利点といえます。

一方でデメリットは、支払い方法にリボ払いを選ぶと返済額が大きくなってしまう点です。ただし、自分の収入を考えて計画的に利用し、一括払いと分割払いで支払いをすれば、非常に便利な決済方法といえます。


クレジットカードはポイントを利用してお得に買い物をしたい人や、優待特典をもらいたい人、海外に行く機会が多く万が一のときに保険を利用したい人におすすめです。以下の記事で人気のクレジットカードを紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

デビットカードの特徴とメリット・デメリット

デビットカードの特徴とメリット・デメリット

デビットカードは、購入と同時に利用した金額が銀行口座から引き落とされる決済方法です。楽天銀行デビットカードやSony Bank WALLETなどさまざまなものがあり、一部にネットショッピングで利用できないJ-Debitという種類もあります。


デビットカードのメリットは、クレジットカードを作成するときのような審査がないため誰でも持ちやすいことです。銀行口座の残高がなくなると利用できないため、支払い金額が大きくなりすぎる心配もありません


一方で、クレジットカードのように分割払いやリボ払いができず、口座残高以上の支払いもできないのがデメリット。大きな金額の支払いが難しい決済方法といえます。


デビットカードがおすすめなのは、口座残高の範囲内で日々の支払いをしたい人や、クレジットカードの審査に通らない高校生などです。以下の記事で、雑誌やネットで人気のデビットカードを比較しているので、あわせて確認してみてください。

電子マネーの特徴とメリット・デメリット

電子マネーの特徴とメリット・デメリット
電子マネーは、専用のカードやアプリをダウンロードしたスマホを端末にかざすだけで支払いができる決済方法です。

主なブランドはSuica・nanaco・楽天Edy・iDなどで、事前にチャージして使うプリペイド型と、クレジットカードをひもづけて後払いにするポストペイ型があります。


電子マネーのメリットは、クレジットカードのように審査を受けなくても作れて、専用端末にカードやスマホをかざすだけで支払いができるところです。クレジットカードをひもづけておけば、残高不足になる心配もありません。

一方で、事前にチャージが必要なプリペイド型だと、残高がなくなるまえにチャージする手間があるのがデメリット。カード型の電子マネーだと、磁気不良で読み取りができなくなり使えなくなるリスクもあります。


電子マネーがおすすめの人は、クレジットカードが発行できない子どもや、日常的に交通機関を利用している人です。

QRコード決済の特徴とメリット・デメリット

QRコード決済の特徴とメリット・デメリット
QRコード決済は、スマホに専用アプリをダウンロードしておき、店舗のQRコードを読み取るかスマホのバーコードを専用端末で読み取らせて決済する方法です。主なブランドは、PayPay・d払い・LINEpay・楽天ペイなど。

QRコード決済のメリットは、スマホにアプリをダウンロードすれば利用できて、豊富なキャンペーンでお得になることです。支払い方法にクレジットカード・デビットカード・銀行口座をひもづけられたりと、選択肢が多いのも魅力といえます。


一方で、スマホのアプリを使うため、スマホの充電が切れてしまうと支払いができないのがデメリットです。スマホの通信状況が悪いと、QRコードの読み取りがスムーズにできない場合もあります。


QRコード決済がおすすめなのは、割引やポイント還元でお得に利用したい人や、財布を持たずにスマホだけで会計がしたい人です。以下の記事で人気のQRコード決済アプリを紹介しているので、一度チェックしてみてください。

クレジットカードおすすめTOP5

1

リクルート

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