マイナポイントがもらえるキャッシュレス決済サービスのPayPay。マイナポイントのキャンペーンを確認した人のなかには、PayPayでもらえるマイナポイント数やチャージする方法、使い道などを知りたいと思っている人も少なくないはずです。
そこで今回は、マイナポイントをPayPayでもらう方法について、わかりやすく解説します。マイナポイントのキャンペーン第2弾の内容やもらったポイントが使えるお店、マイナポイントの登録方法についても解説するので、ぜひ最後までチェックしてマイナポイントをお得に使ってみてください。
大学卒業後に銀行員として勤務、法人顧客の経営支援・融資商品の提案や、個人向け資産運用相談を担当。 2020年にマイベストに入社、自身の銀行員時代の経験を活かし、カードローン・クレジットカード・生命保険・損害保険・株式投資などの金融サービスやキャッシュレス決済を専門に解説コンテンツの制作を統括する。 また、Yahoo!ファイナンスで借入や投資への疑問や基礎知識に関する連載も担当している。
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マイナポイントは、指定された手続きを行って条件を達成すると、PayPayなどのキャッシュレス決済サービスでポイントを受け取れる国のプロモーションです。マイナンバーカードとキャッシュレス決済サービスを広めるために、マイナポイントは導入されたといわれています。
マイナポイントで指定された条件は3つで、もらえるポイントは最大で20,000円分です。1つ目の条件は、PayPay残高へのチャージか買い物などの支払いをすると25%の還元率でもらえるポイントで、上限が5,000ポイント。つまり、20,000円以上の決済をすると上限の5,000ポイントがもらえます。
2つ目の条件は、健康保険証としてマイナンバーカードの利用申請をすることです。そして3つ目は、給付金などの受け取りのために預貯金の口座を登録すること。2つ目と3つ目の条件を満たすと、それぞれ7,500ポイントずつもらえます。
上記3つのポイントに一度も登録したことがなければ、すべてのポイントの申請手続きが可能です。一方で、1つ目の5,000ポイントを、2021年12月までの第1弾キャンペーンですでにもらっていると、2つ目・3つ目の計15,000ポイントしか受け取れません。
最大で20,000円分のポイントがもらえるマイナポイントのキャンペーン第2弾は、2022年6月30日から2023年9月30日までに申し込み手続きをした人が対象です。
ただし、キャンペーン第2弾のマイナポイントをもらうには、2023年2月28日までにマイナンバーカードの申請手続きを完了しているのが条件になる点には注意してください。
次に、マイナポイントをPayPayでもらう4つのメリットを解説します。
PayPayアプリの画面に従ってマイナポイントの手続きをすると、最短1分で登録が完了します。
ほかの方法だと登録が完了するまで1~2日必要な場合もあるため、毎日忙しくてできるだけ早く手続きを終わらせたい人や、面倒な手続きをしたくない人にはPayPayの利用がおすすめです。
PayPayで還元率25%のチャージを行い、最大で5,000ポイントのマイナポイントをもらう手続きをすると、登録後まもなく反映され買い物などにすぐ使えます。申請したマイナポイントがいつ入るのか気にしなくてもいいのはうれしいですよね。
一方で、PayPay以外のキャッシュレス決済サービスでマイナポイントをもらう場合は、付与されるまで時間がかかるケースも少なくありません。できるだけ早めにポイントを受け取りたい人には適さないでしょう。
例えばnanacoなら申し込みが終わってから2~3日後、Suicaは翌月の中旬以降と、マイナポイントをもらうまで時間がかかってしまいます。
Suicaが利用できるのが2020年3月時点で約940,000か所、 nanacoが2022年6月末時点で約956,000か所といわれているので、PayPayはほかのキャッシュレス決済サービスよりも利用できる店舗が豊富だといえるでしょう。
例えば、ネットショップや実店舗での商品・サービスの購入が割引になるPayPayクーポンも魅力です。毎週月曜に更新されるので、定期的にチェックして普段使っているお店や気になっているショップが登録されていないか確認してみてください。
PayPayにはマイナポイントを申し込んだ際の独自特典はありませんが、キャッシュレス決済サービスによっては別途ポイントがもらえるなどのお得なキャンペーンを用意しているところもあります。
例えば、auのキャッシュレス決済サービスauPAYは、抽選で10万名に1,000円分のポイントが当たるキャンペーンに参加が可能です。イオンの電子マネーWAONでは、抽選で1,000名に15,000ポイント、1万名に1,500ポイントが当たるキャンペーンが実施されています。
続いて、マイナポイントをもらうためのPayPayの登録方法を解説します。
次の画面で、健康保険証としての利用申込みと公金受取口座の登録を選択します。利用規約を読んで同意したら、申し込みが完了します。PayPayを再起動し、ホーム画面で無事に手続きが完了したかチェックしましょう。
手続きスポットとは、マイナポイントの手続きができる専用の機械が置かれた、市役所やショッピングセンターなどのことです。最寄りの手続きスポットはマイナポイント公式サイトで確認できるので、チェックしてみましょう。
手続きスポットでマイナポイントの申請手続きを行うなら、普段から使っているスマートフォンにPayPayアプリを事前にインストールし、マイナンバーカードと一緒に持っていく必要があります。
また、決済サービスIDとセキュリティコードを打ち込む必要があるので、行く前にチェックしておくと手続きがスムーズです。
PayPayのホーム画面で「マイナポイント」を選び、「決済サービスIDを確認する」を押すと、決済サービスIDとセキュリティコードが表示されます。
支払いでの付与は決済した翌日から30日後ですが、チャージだと申し込んで即時にポイントがもらえるため、買い物などの決済にすぐ利用できるのがメリットです。
PayPayでマイナポイントをもらう際には、いくつか気をつけておきたいポイントがあります。
PayPay残高へのチャージか、買い物やサービスなどの支払い金額の25%を還元して最大5,000ポイントをもらうときは、いずれかの方法に決めるとあとで変更できません。
PayPayで20,000円以上利用する機会が多いなら支払いでの付与、ないのであればチャージでマイナポイントをもらうなど、よく検討してから手続きをしましょう。
マイナンバーカードの新規取得でもらえる最大5,000ポイントは、PayPay残高へのチャージ額か、買い物やサービスを利用して支払った額の25%が還元されます。5,000ポイント全額をもらうなら、20,000円分の決済が必要なので注意してください。
普段利用するお店でPayPayが使えないと20,000円分の支払いをするだけでも大変なので、事前にPayPayが使えるお店を公式サイトでチェックしておきましょう。もし周囲にPayPayを利用できる店舗が少なければ、チャージするのが無難です。
PayPayのチャージでもらったマイナポイントは、銀行口座への出金ができないPayPayマネーライトで付与されるため、使わなかったポイントを振り込んでもらうことはできません。
また、PayPay残高を送る機能・銀行口座への出金・ポイントの運用・寄付・一括でのPayPayあと払いの清算も対象外になるので気をつけてください。
子どもがスマートフォンを持っているなら、アプリをダウンロードして新規でアカウントを作成します。スマートフォンを持っていなくても、ショートメールが利用できる携帯電話ならPayPayアカウントを作成することが可能です。
自動追加機能とは、もらったPayPayのポイントを自動で運用できる機能のことです。設定しておけばポイント運用の手間がかかりませんが、付与されたポイントがすべて投資されてしまうデメリットもあります。
ここまで紹介してきた通り、PayPayでマイナポイントを受け取れば、洋服や家電、日用品の買い物にすぐ利用できます。
まだスマホにPayPayをインストールしていない人は、マイナポイント受け取りのために、以下のリンクからアプリをダウンロードしておきましょう。
PayPayの利用頻度が高い人は、マイナポイントの受け取りに加えて、「PayPayカード」を発行して決済方法に紐付けるのがおすすめです。
以下の記事では、PayPayカードを活用したPayPayの効率的な活用方法を紹介しています。PayPayを銀行口座からのチャージで利用している人や、ほかのクレジットカードを登録して使っている人は、さらなるポイント還元を狙えるので、ぜひチェックしてみてください。
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