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月収27万円の手取り額は?生活レベルや収入アップのコツを紹介

月収27万円の手取り額は?生活レベルや収入アップのコツを紹介

就職や転職を考えている人は、月収27万円でどの程度の生活ができるのか気になりますよね。一人暮らしはできる?出産・子育ては可能?など、生活設計の検討にあたって手取り額の把握は大事なポイントです。


そこで今回は、月収27万円の手取り額と生活レベルを詳しく解説します。貯金の目安や収入アップのコツも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

2024年03月01日更新
佐々木里緒
ガイド
マイベスト サービスチーム マネージャー
佐々木里緒

脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。

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月収27万円の手取り額の目安は約21万円

月収27万円の手取り額の目安は約21万円

月収27万円の手取り額の目安は約21万円です。給与は通常、税金や社会保険料が引かれて支給されるので、手取り額は額面の75〜85%程度になります。


20代・30代の東京在住の独身者を例に試算すると、健康保険料は約13,700円、厚生年金が約25,600円、雇用保険が1,680円、所得税が約5,200円、住民税が約11,000円。給与から天引きされる額の合計は57,000円、手取り額は21.3万円です。


ただ、控除額は会社や地域、扶養人数によって変わります。また、ふるさと納税をしている場合も控除額が変わるので、上記はひとつの目安ととらえてください。

月収27万円の年収はいくら?

月収27万円の年収はいくら?

年収はボーナスの有無や支給実績で大きく変わるので、就職先や転職先を選ぶ際は、月収だけでなくボーナスもチェックするようにしましょう。


月収27万円でボーナスのない会社の場合、27万円×12か月で年収は324万円です。一方、平均的なボーナス支給例として2か月分のボーナスが年に2回支給される場合は、27万円×16か月で年収は432万円です。このように324万円~432万円が年収の中心と考えられますが、ボーナスの多寡や、残業代や諸手当によっても年収は異なります。


ちなみに転職支援会社dodaのサービス登録者のデータをみると、25歳の平均年収が331万円、33歳が431万円です(参照:doda)。月収27万円で転職を希望しているのは、20代後半から30代前半の人が中心であることが分かります。

月収27万円は高い?低い?

月収27万円は高い?低い?

月収27万円は20代なら平均以上、30代前半なら平均と同程度と考えられます。厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」をみると30代前半の平均月収は28.1万円です。


ただ男女別でみると、男性の30代前半の平均月収は29.7万円なので、月収27万円は30代以上の男性にとっては低いといえます。今後もあまり昇給が見込めないようなら、転職を検討してみてもよいでしょう。


女性の平均月収は40代前半で27万円台に到達するので、20代・30代なら平均より高いといえます。ただこの金額はひとつの目安で、フルタイムで働く人だけの平均ではありません。女性の場合、結婚や出産で時短勤務や非正規雇用を選択する人も多いので、月収27万円が高いかどうかは働き方で変わります。

月収27万円(手取り21万円)の生活レベルは?

月収27万円の生活レベルを、生活費の内訳とともに解説します。

一人暮らしは十分可能

一人暮らしは十分可能

月収27万円(手取り21万円)での一人暮らしは十分可能です。ただ、ボーナスがない場合は、贅沢できるほどゆとりがあるわけではありません。


総務省「家計調査(2021年)」によると一人暮らしの平均的な1か月の支出は、民間賃貸の場合の家賃が5.1万円。そのほか、食費3.8万円、水道光熱費1.1万円、家事用品0.6万円、被服費0.5万円、保険医療0.8万円、交通・通信費1.9万円、教育娯楽費1.7万円、交際費や理美容サービスなどの支出が2.9万円。基礎的な生活費の合計は18.4万円で、この平均的な支出なら手元に2.6万円残る計算です。


ただし、管理費や共益費まで含めて家賃を5.1万円に収めるとなると、東京などの大都市では、都心部を離れた1ルームや1Kで、ある程度築年数のたった物件を探すなど工夫が必要です。


また冠婚葬祭や病気など急な出費があると、赤字になる可能性も考えられます貯金を増やしたい人や、趣味・自己投資にお金を使いたい人は、支出をしっかり把握し計画的に節約していくとよいでしょう。

二人暮らしはかなりの節約が必要

二人暮らしはかなりの節約が必要

月収27万円で二人暮らしをする場合、かなり節約する必要があります


先ほどと同じ家計調査で二人暮らしの平均的な生活費の内訳をみていくと、食費は6.6万円、水道光熱費が1.9万円、家事用品が1,1万円、被服費が0.7万円、保険医療が1.5万円、交通・通信3.5万円。これだけで合計15.3万円の支出になります。


これらに加えて、手取り21万円の残り、5.7万円で住居費や2人分の交際費や娯楽費などを賄っていかなければなりません。二人暮らしに十分な広さの部屋を借りたい、将来に向けた貯金もしたいという場合、ボーナスがなければかなり家計は苦しいといえます。


頑張って節約しても残せるお金には限界があるので、共働きや給料のよい会社への転職など、具体的な収入アップの手立てを考えることをおすすめします。

月収27万円でできることは?

月収27万円で子育てやマイホーム・マイカーの購入は可能なのかを解説します。

出産は無理ではないが子育ては厳しい

出産は無理ではないが子育ては厳しい

月収27万円でも出産は可能ですが、子育てはかなり厳しいといえます。


出産育児一時金制度により、妊娠週数22週以降に医療機関で出産した場合、子ども1人につき50万円が支給されます。これは医療機関が直接、支給申請を行えるので、利用者は高額な出産費用を立て替える必要がありません。また、出産費用が50万円を下回った場合は、差額を受け取ることができます。


ただし、家計調査にみる三人暮らしの平均的な1か月の支出は28.5万円。月の手取り額を大きく超えてしまうので、ボーナスがない人は生活費を賄えません。できるだけ貯金を増やしておくことをおすすめします。


産休・育休が十分に取れる会社を探して共稼ぎを始めたり、給料の高い会社に転職したりして、出産前に生活を安定させておくと落ち着いて子育てができるでしょう。

車の購入は新車なら軽、中古ならコンパクトカーを目安に

車の購入は新車なら軽、中古ならコンパクトカーを目安に

月収27万円で車を買う場合は、新車なら軽自動車、普通車なら中古のコンパクトカーを中心に選ぶとよいでしょう。


車は一般的に年収の半分程度の金額が目安といわれます。しかし、ボーナスがなく年収が300万円台の場合は、維持費のことを考えると予算は100万円程度に抑えたほうが無難です。ボーナスがあり年収が400万円程度ある人は、200万円を予算の上限と考えてみてください。


ただ、車を購入すると自動車税や自賠責保険、ガソリン代や駐車場代が発生します。先ほど紹介したとおり、月収27万円は一人暮らしでも決して贅沢ができるほど余裕があるわけではありません。二人暮らしの場合は生活費だけでもかなりの節約を強いられるので、購入後の維持費を生活費から捻出できるか慎重に検討してください


車の購入にローンを検討している人は、ローン選びのポイントを以下の記事で解説しているので、参考にしてください。

住宅購入は中古物件など選択肢が限られる

住宅購入は中古物件など選択肢が限られる

月収27万円で住宅を購入する場合は、かなり選択肢が限られると考えられます。


一般的にローンを組む場合の返済負担率は年収の30〜35%が上限とされますが、無理なく返済できる額を考えると、手取りの20〜25%程度におさめるとよいといわれます。これを月収27万円にあてはめると、月々の返済額は4.2万円〜5.3万円程度が理想的です。


仮にフラット35で35年ローンを組んだ場合を試算すると、金利1.8%で月々5万円ずつ返済していくなら、借入可能額は1,557万円。1,500万円台で物件を探すとなると、都市部を離れた中古物件など、エリアや築年数にかなりの制限が出るでしょう。


また、住宅の購入には契約手数料や売買契約印紙税など諸経費がかかります。さらに、マンションの場合は管理費や修繕積立費、駐車場代など毎月の出費も家計を圧迫。加えて、金利の上昇や病気で働けなくなるなどのリスクも考慮が必要です。


マイホームを検討中の人は、収入増や十分な頭金の用意などしっかりと準備することをおすすめします。フラット35については以下の記事で詳しく解説しているので、住宅購入を検討している人はぜひ参考にしてください。

月収27万円の人の貯金状況は?

月収27万円の人の貯金状況は?

各世代の貯金額を、金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(2022年)」をもとに紹介します。


年収300万〜500万円の人の貯金額の平均は20代で203万円、30代で479万円、40代で652万円、50代で783万円です。ただ、20代・30代では4分の1、40代・50代では3分の1程度の人が金融資産がないと回答しており、中央値は20代100万円、30代190万円、40代157万円、50代92万円となっています。


一般的に貯金の目安は手取りの2〜3割程度とされるので、毎月4.2万〜6.3万円貯金できると理想的です。しかし月々の支出を考えると、月収27万円(手取り21万円)では単身者でもこの額を毎月貯金にまわすのは難しいでしょう。二人暮らしや子育て世帯では、必要な生活費だけで赤字の場合が考えられます。


将来に備え少しでも資産を増やしたい人は、少額でも投資を始めてコツコツと運用していくとよいでしょう。なかでも毎月少ない額から投資ができて、税制優遇が受けられる「つみたてNISA」は初心者にもおすすめ。以下の記事で始め方などを詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

月収27万円の人が収入を増やすコツを紹介

月収27万円の人が収入を増やすためにできる具体的な方法を紹介します。

今の職場で頑張って、昇進・昇格による収入アップを目指す

今の職場で頑張って、昇進・昇格による収入アップを目指す

いまの会社で働きながら収入アップを目指すなら、昇進・昇格を狙うのが現実的な方法です。


まずは会社の評価基準を確認し、求められる人物像を把握しましょう。そのうえで昇進への意欲を上司に表明し、成果や働きぶりをしっかりアピールするのが有効です。明確な業績でなくても、仕事の効率化アップへの貢献などもプラス要素になると考えられます。


女性の場合は産休や育休後に職場復帰した際、もとのポジションに戻れるか、昇給できるかを確認しておきましょう。現在の昇給だけでなく、将来にわたる収入アップが見込めるかを確認しておくと、ライフプランを立てやすくなります。

資格を取得し手当による収入アップを狙う

資格を取得し手当による収入アップを狙う

資格制度のある会社なら、資格を取得して手当による収入アップを狙うのもおすすめの方法です。


資格がないとできない業務がある場合は、取得により活躍の場が広がり、基本給アップにもつながる可能性も。さらに、資格取得が昇進の早道になる場合もあります。資格の勉強費用を援助する企業も増えているので、会社に資格支援制度があるか確認してみてください。


とくに仕事につながる資格がない場合は、TOEICや簿記など汎用性の高い資格の取得がおすすめ。身につければプライベートにも役立つうえ、将来転職を考える際に履歴書に書くことができます。以下の記事に資格の選び方や勉強の進め方をまとめているので、ぜひ参考にしてください。

副業を始めて収入の入口を増やす

副業を始めて収入の入口を増やす

いますぐ収入をアップしたい人は、副業で収入の入口を増やすのがおすすめです。


休日を利用してアルバイトするほか、最近は自宅で隙間時間にできる副業が探しやすくなっています。クラウドソーシングなどのマッチングサービスを有効活用してください。副業することで会社とは違った能力に気付けたり人脈が広がったりと、生活に張り合いが出ることもあるでしょう。


ただし、本業に支障が出るほどのめり込むのは禁物です。休日に体を休めたり余暇を楽しむことも大切なので、働きすぎには注意してください。また、副業禁止の会社もあるので、始める前には必ず就業規則の確認が必要です。


副業とまではいかなくても、ちょっとした家計の足しが欲しい人は、アンケートへの回答や商品の感想を書くことでポイントや電子マネーがもらえるサービスがあります。以下の記事でおすすめのサイトや始め方を解説しているので、気になる人はぜひチェックしてください。

給料の高い会社に転職する

給料の高い会社に転職する

本業で収入を増やしたい人は、思い切って転職を検討してみるのもひとつの選択肢です。今の会社で頑張っても昇給は難しい場合はもちろん、マンネリ化を感じている場合なども、環境を変え心機一転して出直すことでエネルギーが生まれる場合があります。


転職支援サービス「doda」登録者の平均年収は403万円(参照:doda)。この年収の人が積極的に転職に乗り出しているということは、これよりも高い金額の求人が見つかる可能性があると考えられます。先に紹介したとおり、月収27万円では結婚・出産などライフステージの変化への対応が難しいので、年収アップを目指すなら早めに動き出すのがおすすめです。


なお、年収アップを目的に転職先を選ぶ際は、基本給の額だけでなく残業代や昇給制度、ボーナスの支給実績なども確認し、総合的に判断しましょう。以下の記事では、転職活動の進め方や転職サービスの上手な利用方法を解説しています。

転職エージェントおすすめTOP5

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