転職サイトに登録すると、会社にバレてしまう可能性があります。現職に勤めながら転職活動を考えている人のなかには、バレる理由や身バレを防ぐための対処法を知りたい人も多いのではないでしょうか。
今回は、ブロック機能設定漏れなどの転職サイトに登録して会社にバレる理由を解説し、あわせて対処法・注意点も紹介します。会社にバレるリスクを最小限にして転職活動を行いたい人は、ぜひ参考にしてみてください。
脱毛・病院クリニック・サブスクリプション・レンタル・買取業者などのサービス分野において、幅広いジャンルのコンテンツ制作に5,000本以上携わる。自身のモットーとして「選ぶのが難しいジャンルだからこそ、実際の検証や調査でしかわからない情報を届けること」を心掛け、情報発信を行っている。
転職活動のために転職サイトに登録すると、会社にバレてしまう可能性があります。転職サイトは求人側が転職者の情報を閲覧できるので、記載情報から個人を特定されるケースがあるからです。
会社にバレる原因は様々ですが、例えば企業が登録者情報を参照してスカウトするためのスカウト機能から勤め先に特定される場合があります。
とはいえ、転職サイトによってはレジュメ公開ブロック機能があり会社にバレるリスクを最小限に抑えられる工夫がなされていることも多いです。
以下のコンテンツではレジュメ公開ブロック機能がある転職サイトを紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
転職サイトへの登録が会社にバレてしまわないように、上述したスカウト機能や企業ブロック機能などの使い方に注意しましょう。ここからは転職活動が会社にバレてしまう理由と、リスクを抑えて転職活動をするための対処法を解説します。
スカウト機能がある転職サイトを利用している場合は、記載された情報から身元がバレてしまう可能性があるためスカウト機能のOFFや転職エージェントの活用を検討してみましょう。
上述したとおりスカウト機能は企業が登録者の情報を参照できるため、そこから本人が特定されることがあります。確認できる主な情報は、都道府県・年齢・性別・学歴・職歴・保有資格など。氏名・電話番号のような本人が確定する情報は閲覧できませんが、企業が特定するには十分な情報量だといえるでしょう。
スカウト機能がある転職をサイトを使う際には、上記の情報が閲覧する企業に表示されないようスカウト機能を非公開にすれば特定を防ぐことが可能です。ほかには、転職エージェントの利用を検討してみてもよいでしょう。転職エージェントなら、企業は担当者から求職者を紹介されない限り登録者の情報はわからないのが一般的です。
以下の記事では、人気の転職エージェントを求人数や使いやすさなどから比較検証しています。転職活動を会社にバレたくない人は、ぜひ参考にしてみてください。
転職サイトに登録する職務経歴書を作成する際は、個人が特定できるような記載はできるだけ避けましょう。勤め先や関連企業がひと目見てわかるような具体的な経歴が書かれていると、本人特定につながりやすいからです。
バレるリスクを抑えるには自社の商品名・プロジェクト名・専門用語などを具体的に挙げることは避け、抽象度を上げて記載しましょう。例えばソフトウェア開発の経歴を書く場合は「◯◯を開発」のようなソフトウェア名ではなく「自社開発のソフトウェア」と濁してみてください。
また会社規模や実績などの数値を記載する際は、数値に幅を持たせると特定されにくくなります。例えば「売上達成率113%」を「売上達成率約110%」にするだけでも効果的です。
ただし嘘の経歴は経歴詐称になり、内定を取り消されたり入社後にバレた場合は懲戒解雇される可能性もあったりするため、絶対に書いてはいけません。
情報を非公開にして企業からの閲覧を防ぐことのできるブロック設定は、勤め先に加えて関係会社も漏らさず設定しましょう。ブロック設定を適切に行わないと、勤め先や関係会社に登録していることがバレる可能性があるからです。
一般的に、ブロック設定はブロックしたい会社を検索して行います。ブロック対象は勤め先・子会社・グループ会社以外に取引先も入れておきましょう。取引先の人事担当者に見つけられてしまい、勤め先に情報が伝わる可能性もゼロではありません。
ちなみに、転職サイトに未登録の企業はブロックできない点に注意しましょう。登録時にブロック設定をしても、後々登録した企業はブロック対象になっていないため、自分の情報を閲覧できるからです。
会社のPCやスマホから転職サイトを利用するとバレる可能性があるため、貸与された端末で閲覧してはいけません。会社のPCやスマホはセキュリティの観点から、サイトへのアクセス履歴を監視しているケースがあります。
バレるリスクを抑えるために、転職サイトを利用する際は必ず自分の端末で行いましょう。転職サイトを閲覧中に後ろを通りがかった社員に見られてしまうケースもあることから、社内での利用は控えたほうが無難です。
例え個人の端末でも会社のWi-Fiに接続するとアクセス履歴からバレる可能性もあるため、転職サイトは必ず社外かつ自分の端末で利用しましょう。
転職サイトに登録した以外の原因でも、転職活動がバレてしまう可能性があるため注意しましょう。ここからは、主に自分の行動によって転職活動がバレてしまう理由や対処法を紹介します。
転職活動をしていることや転職サイトに登録したなどの情報は、同僚や上司に伝えてはいけません。転職の意思を誰かに伝えると、周囲に話が広がってしまう可能性が高まります。
例えば伝える相手が信頼関係のある同僚や上司でも、自分のいないところで転職活動をしていることを話されてしまうケースは十分に考えられるでしょう。また会社の愚痴をいうなかで、話した人がうっかり喋ってしまう場合もあり得ます。
また伝えた相手が秘密にしてくれていても、打ち明けているときに誰かに聞かれる可能性もあるでしょう。いずれにせよ、転職活動をしていることを他人に話すのは辞めておいたほうが無難です。
転職活動の際には転職エージェントや応募企業から電話やメール連絡が来ることが多くあるものの、社内で連絡を受けてはいけません。会話の内容やPC・スマホの画面から転職活動中だと周囲の人にバレる可能性があります。
例えば担当者からの電話で面接日を決めている最中に同僚が近くに居たら、転職活動をしているとバレてしまうでしょう。またメールを返信している最中に、隣席や後ろを通りがかった人に件名や差出人名を見られてしまってバレるケースも考えられます。
仮に休憩時間や周囲に関係者がいない場合でも、誰かが見聞きする可能性は捨てきれません。転職エージェントからへの連絡は、できるだけ家で行うとリスクを最小限に抑えられるでしょう。
転職エージェントの担当者や応募先の企業の担当者とSNSでつながるときは、バレるリスクを考慮して細心の注意を払いましょう。利用するSNSによるものの、同僚や上司とフォロー・フォロワー関係でなくとも自分の連絡先と連携しておすすめ表示される場合があるからです。
例えばFacebookでは、共通の友達・学校・職場などの共通点があると直接の知り合いでなくても「知り合いかも」に表示されるケースがあります。職場の人と転職候補先の人がつながっていれば、「新しい友だちを追加しました」などのアクティビティログからバレてしまう場合も。
転職エージェントや応募先企業の人とやり取りをする場合は、リスクを抑えるためにLINEやメールで連絡を取り合うとよいでしょう。
また自分が使っているSNSで会社関係者とのつながりがなくても、転職活動をしているなどの投稿は控えたほうが無難です。匿名や非公開アカウントの場合も、関係者に閲覧される可能性があることを理解しておきましょう。
転職活動が会社にバレてしまったときは、回答を控えるのではなく素直に転職する意思を前向きに伝えることが重要です。転職意思をしっかりと示し、転職する理由も上司が納得できるようなものであれば引き止めもされにくくなります。
前向きな転職だと伝えるには、ネガティブではなくポジティブな転職理由であることを示すと効果的です。例えば、「自身のスキルアップのため」「将来のキャリアプランを考えた結果」のような理由を伝えましょう。
ちなみに、万が一転職活動がバレても現職の仕事はしっかりとこなすこと。退職まで仕事をきっちりやりとおせば、同僚や上司から認めてもらえて円満に転職できる可能性が高まります。
マイベストは有料職業紹介事業の許認可を受けています。(13-ユ-315911)
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