バイクや原付に乗る人が雨に濡れないよう着用する、バイク用レインウェア。急な天候の変化や雨天時の走行用に備えておきたいアイテムです。ワークマン・モンベル・コミネ・ヤマハ・HONDAなど多くのメーカーから発売されているうえ、耐水性や透湿性は商品によってさまざま。おしゃれなデザインやコンパクトに収納できるものなどバリエーションも豊富なので、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のバイク用レインウェア12商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのバイク用レインウェアをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなバイク用レインウェアは「防水性に優れ、快適に使用でき持ち運びしやすい商品」。徹底検証してわかったバイク用レインウェアの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
16歳で免許取得後、バイクに魅了されツーリングにモトクロス、ミニバイクレースなどにも参加。自動車専門学校を卒業後、大手二輪販売店へ就職。入社年に新人賞を含むいくつかの賞を授与し、翌年過去最短で工場長へ就任。計4年半勤め2005年に27歳でオートバイ業として独立。その後、居酒屋・BARなどを出店し、現在は各分野の経営相談等にものっている。バイクの販売・整備をメインに、「バイクで楽しむ」をモットーとしたアクティビティの提供にも力を入れており、バイク×キャンプなどを推進している。ホームページにはキャンプBLOGも多数。 HP: https://www.moto-factory-ban.com/ ブログ: https://www.moto-factory-ban.com/blog/
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
耐水圧が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「普通の雨(1時間あたり5mm前後)時速80kmで走っても濡れない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
濡れにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「時速80kmで走行中に水が入ってくる可能性がある場所がほとんどない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
蒸れにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「夏にバイク走行中、1時間レインウェアを着ていても蒸れない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
走行時に快適な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「雨が降っている際レインウェアを着てバイクに乗っていても快適に走行できる」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「リュックやフロントボックスに入れても邪魔にならない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新たに以下の商品の検証を行い、2025年6月4日時点の検証結果に基づきランキングをアップデートしました。
8商品を検証し、2024年10月18日時点の検証結果に基づきランキングとコンテンツの内容を刷新しました。
雨の日でも快適にバイクに乗りたいなら、バイク用レインウェアがおすすめ。バイク走行時を想定して作られているので、一般的なレインウェアに比べて防水性能や快適性が高い点が特徴です。
バイク走行中はスピードを出した状態で雨水と接触するため、一般的なレインウェアよりも耐水圧が高く設計されていることがほとんど。さらに、首元まで隠れるものや裾が絞れるものなど、雨が侵入しにくいように工夫されているものが多い傾向があります。
風にあおられるのを軽減するために、体にフィットするデザインが採用されているのも特徴。脇や袖にアジャスターを搭載し、走行中のバタつきを抑える機能もあります。なかにはズボンの裾が拡張設計されていて、靴を履いたまま着用できるものもあり、着脱がスムーズに行えるでしょう。
また、反射板を搭載し安全性に配慮されているものが多い点も魅力。雨・霧・夜間などの視界が悪い状況でも、自分の存在をよりアピールしやすいでしょう。
バイク用レインウェアを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
時速80kmで走行した際の風速と、台風の風速(22m/s)は同程度。そのため、耐水圧が20,000mm以上あれば、時速80kmで普通の雨(1時間あたり5mm程度)の中を走っても水が浸透しにくいといえるでしょう。
今回の検証では公称値より低いものもありましたが、ほとんどの商品が耐水圧20,000mmを超えていました。なかでも「ワークマン イージス 3レイヤー透湿レインスーツ バイカーズ」は耐水圧がトップクラスだったため、高速道路などより速い速度で走行する際におすすめです。検証結果の数値がメーカーの公称値と異なることもあったので、ランキングを参考に選んでくださいね。
レインウェアの生地の耐水圧が高くても、防水加工されていない箇所や隙間があると、水が入ってしまいます。より防水性を高めるには、以下の4つの機能が備わっているものを選びましょう。
縫い目やファスナーは浸水しやすいポイントで、シームテープや止水ファスナーを使用し水が入らない機能があると便利です。縫い目がシームテープでふさがれていると、縫い目から水の侵入を抑えられる点がメリット。すべての縫い目にテープが貼ってあるものがおすすめです。ファスナーも縫い目と同様に水が入りやすいため、ファスナー部分が生地で覆われているかもチェックしましょう。
また、バイク走行中は風が強く、襟や袖口に隙間ができやすいもの。首まで覆えるものであれば、ヘルメットから滴る水が襟から入りにくいのが魅力です。袖口もマジックテープで絞ることで、水の侵入を防げますよ。
パンツのズリ上がりを防止する面ファスナーがついている商品もあります。バイクに乗った際も足首からの水の侵入を防げるので、少しでも濡れたくない人におすすめです。
透湿度とは、24時間で生地1m2あたり何gの水分を透過できたかを示す指標で、数値が高いほど蒸れにくいことを表しています。通常のレインウェアは5,000g/m2/24h以上で高性能といわれていますが、走行時に体を動かすことが少ないバイク用は2,500g/m2/24hで十分でしょう。
加えてベンチレーションがついているか、裏地がメッシュ素材かもチェックしましょう。ベンチレーションやメッシュがあるとウェアの通気性がよくなり、内部にこもった熱を逃がしやすくなります。とくに、夏場の使用が多い人や汗っかきな人におすすめですよ。
高い防水性・透湿性を両立した素材として、ゴアテックスが有名です。ゴアテックスは、水を通さず水蒸気のみを通す薄い膜(メンブレン)を使用した高性能素材。バイク用だけでなく登山用・釣り用などの幅広いレインウェアに用いられており、高い人気を博しています。
しかし、高価であることがデメリット。最近ではゴアテックスと同様の性質をもった安価な素材も増えているため、ゴアテックスにこだわる必要性はあまりないといえるでしょう。
快適に走行するためには使いやすさも重要です。以下の4つのポイントを押さえたものを選びましょう。優先度の高い順に記載しているので、参考にしてください。
脇と袖をアジャスターで絞れると、走行中のバタつきによる音やストレスを軽減できます。また、ズボンの裾が拡張設計されていると、靴を履いたまま着脱できるので便利です。
バイクに乗る際はヘルメットをかぶるため、レインウェアにフードは必要ありません。フードがあると風にあおられてバランスを崩したり視界を遮ったりする危険性があるので、フードを外せないものは避けたほうが無難です。
レインウェアの外側についているポケットはものが取り出しやすい一方、雨が入りやすい点がネック。内側にもポケットがついていると、スマホ・カギ・財布などを濡らさずに保管できますよ。
高速を走る際、バタつき防止機能がないとバタつく音が気になります。運転に集中するためにも、脇や袖を絞れるものを選びましょう。
また、小さいサイズを買うとレインウェアの下に重ね着できない可能性があります。サイズを選ぶ際は、詳細情報を参考にしてください。
収納しやすいものがほしいなら、重量が540g以下のものを選びましょう。濡れたレインウェアをきれいにたたむのは大変なので、雑に収納してもかさばらないことがポイントです。
検証した結果、540g以下のものはコンパクトにまとまり、バックパックやフロントボックスにも入れやすいサイズ感でした。一方、700g以上の商品はたたんでもかさばったため、ほかの荷物を圧迫する可能性があります。
また、収納袋がついているとより便利です。小さくまとめられるうえ、バックパックやフロントボックスの中が濡れにくくなりますよ。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||
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耐水圧の高さ | 濡れにくさ | 蒸れにくさ | 走行時の快適さ | 持ち運びやすさ | 重量 | 素材 | 耐水圧 | 透湿度 | プロテクター付き | フルシーム加工 | 首元まで覆える | ベンチレーション付き | 裏側メッシュ加工 | 収納バッグ付き | フード取り外し可能 | ポケットの数 | 反射板付き | 袖の絞りあり | 脇(腹部)の絞りあり | 身幅(実測値) | 裄丈(実測値) | 着丈(実測値) | 袖口の調整方法 | 裾口が広幅設計 | |||||||
1 | コミネ ブレスターレインウェア フィアート|RK-539 | ![]() | 4.59 | 4位 | 高耐水で激しい雨でも使いやすい。通勤ライダーにぴったり | 4.91 | 5.00 | 4.14 | 4.33 | 4.47 | 714g | ポリエステル、ナイロン | 28,246mm | 1,368g/m2/24h | 2個 | 56.5cm(Lサイズ) | 85cm(Lサイズ) | 76cm(Lサイズ) | マジックテープ | ||||||||||||
2 | ワイズギア ヤマハ|YAR30 サイバーテックスII ダブルガードレインスーツ|90792R055L00 | ![]() | 4.53 | 1位 | 耐⽔性の⾼さが特徴。⻑距離や泊りがけでのツーリングに | 4.65 | 5.00 | 4.04 | 4.58 | 4.35 | 760g | 表地:ナイロン(PUコーティング)/裏地:ポリエステル | 23,015mm | 1,176g/m2/24h | 1個 | 58.5cm(Lサイズ) | 92cm(Lサイズ) | 71cm(Lサイズ) | マジックテープ | ||||||||||||
3 | コミネ ブレスターレインウェア フィアート|RK-5393 | ![]() | 4.49 | 3位 | 濡れにくさと、豊富なカラーバリエーションが魅力 | 4.83 | 4.88 | 3.71 | 4.38 | 4.65 | 640g | ブレスター | 26,615mm | 984g/m2/24h | 0個 | 60cm(Lサイズ) | 91cm(Lサイズ) | 71cm(Lサイズ) | マジックテープ | ||||||||||||
4 | ラフアンドロードスポーツ デュアルテックスコンパクトレインスーツ|RR7811 | ![]() | 4.47 | 5位 | 軽量でコンパクト。持ち運びやすく、濡れにくい | 4.60 | 4.88 | 3.78 | 4.45 | 4.90 | 490g | ナイロン | 21,995mm | 1,008g/m2/24h | 1個 | 59cm(Lサイズ) | 89cm(Lサイズ) | 74cm(Lサイズ) | マジックテープ | ||||||||||||
5 | デイトナ ハイパフォーマンスレインウエア|DR-001 | ![]() | 4.43 | 大雨でも頼りになる高防水設計だが、持ち運びづらい | 4.68 | 4.75 | 4.60 | 4.58 | 3.25 | 1,201g | ジャケット:ポリエステル100%、TPUコート(裏地)/パンツ:ポリエステル100%、PVCコート(裏地) | 23,555mm | 2,832g/m2/24h | 1個 | 54cm(Lサイズ) | 81.5cm(Lサイズ) | 62.5cm(Lサイズ) | マジックテープ | |||||||||||||
6 | ワークマン AEGIS|3レイヤー透湿レインスーツ バイカーズ|BR002 | ![]() | 4.41 | 高い耐水圧で濡れにくい。蒸れやすく、夏場の使用には不向き | 5.00 | 4.88 | 3.41 | 4.38 | 4.20 | 820g | ナイロン/裏側:ポリエステル | 30,255mm | 672g/m2/24h | 0個 | 57cm(Lサイズ) | 87cm(Lサイズ) | 74cm(Lサイズ) | マジックテープ | |||||||||||||
7 | アールエスタイチ DRYMASTER レインスーツ|RSR048BK01S | ![]() | 4.39 | 2位 | 蒸れにくいものがほしい人向き。濡れにくい工夫も充実 | 4.13 | 4.88 | 4.49 | 4.63 | 4.35 | 760g | 表地:ナイロン(PUコーティング)/裏地:ポリエステル | 16,244mm | 2,328g/m2/24h | 2個 | 60cm(Lサイズ) | 94cm(Lサイズ) | 73cm(Lサイズ) | マジックテープ | ||||||||||||
8 | ホンダモーターサイクルジャパン アーバンレインスーツ|0SYTH-X41-RL | ![]() | 4.38 | 大雨対応の防水力。蒸れにくさと快適性は物足りない | 4.69 | 4.88 | 4.16 | 3.88 | 4.57 | 672g | ナイロン、ポリエステル | 23,657mm | 1,416g/m2/24h | 0個 | 60.5cm(Lサイズ) | 81cm(Lサイズ) | 61.5cm(Lサイズ) | マジックテープ | |||||||||||||
9 | 山城 ストレッチレインスーツ|MSR-02 | ![]() | 4.28 | 濡れにくい工夫が豊富だが、夏場は蒸れが気になることも | 4.15 | 5.00 | 4.40 | 4.20 | 4.24 | 804g | ポリエステル(裏面PUラミネート) | 16,519mm | 2,784g/m2/24h | 2個 | 59cm(Lサイズ) | 80.3cm(Lサイズ) | 65cm(Lサイズ) | マジックテープ | |||||||||||||
10 | 美津濃 MIZUNO|ベルグテックEXストームセイバーVI|A2MG8A01 | ![]() | 4.05 | 耐水圧と透湿性が高い。バイク走行に必要な機能は少なめ | 4.81 | 4.50 | 4.46 | 3.05 | 4.80 | 580g | 本体:ナイロン/内衿切替:ポリエステル | 26,207mm | 3,216g/m2/24h | 1個 | 58cm(Lサイズ) | 88cm(Lサイズ) | 67cm(Lサイズ) | マジックテープ |
耐水圧 | 28,246mm |
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透湿度 | 1,368g/m2/24h |
良い
気になる
1947年創業の老舗バイク用品メーカー「コミネ」が展開する「ブレスターレインウェア フィアート RK-539」は、同社独自の透湿防水素材「ブレスター」を採用したレインウェアです。高い防水性と透湿性を兼ね備えていると謳っています。
防水性能は高く、顔まで覆えるフード・フルシーム加工・ファスナーカバー・袖口と裾のマジックテープなど、細部まで水の侵入を防ぐ工夫が施されていました。耐水圧は28,246mmと非常に高く、激しい雨のなかでも走行できる性能です。通勤や短時間のツーリングなど、急な天候変化に備える用途に適しています。
一方で透湿度は1,368g/m2/24hと控えめで、蒸れやすい点はデメリットです。ベンチレーション機能があり、裏地にはメッシュ素材を使用しているため、通気性への配慮は見られますが、夏場や長時間の使用にはやや不向きといえるでしょう。また、裾の拡張機能がないためブーツの上から履きにくいところも気になります。
重量は714gと重めながら、専用の収納バッグが付属しているため、持ち運びしやすいでしょう。総じて激しい雨のなかでも濡れにくさを重視したい人や、バイク通勤で突然の雨に備えたい人に適した一着です。
重量 | 714g |
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素材 | ポリエステル、ナイロン |
プロテクター付き | |
フルシーム加工 | |
首元まで覆える | |
ベンチレーション付き | |
裏側メッシュ加工 | |
収納バッグ付き | |
フード取り外し可能 | |
ポケットの数 | 2個 |
反射板付き | |
袖の絞りあり | |
脇(腹部)の絞りあり | |
身幅(実測値) | 56.5cm(Lサイズ) |
裄丈(実測値) | 85cm(Lサイズ) |
着丈(実測値) | 76cm(Lサイズ) |
袖口の調整方法 | マジックテープ |
裾口が広幅設計 |
耐水圧 | 23,015mm |
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透湿度 | 1,176g/m2/24h |
良い
気になる
重量 | 760g |
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素材 | 表地:ナイロン(PUコーティング)/裏地:ポリエステル |
プロテクター付き | |
フルシーム加工 | |
首元まで覆える | |
ベンチレーション付き | |
裏側メッシュ加工 | |
収納バッグ付き | |
フード取り外し可能 | |
ポケットの数 | 1個 |
反射板付き | |
袖の絞りあり | |
脇(腹部)の絞りあり | |
身幅(実測値) | 58.5cm(Lサイズ) |
裄丈(実測値) | 92cm(Lサイズ) |
着丈(実測値) | 71cm(Lサイズ) |
袖口の調整方法 | マジックテープ |
裾口が広幅設計 |
耐水圧 | 26,615mm |
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透湿度 | 984g/m2/24h |
良い
気になる
しかし透湿性は実測で984g/m2/24hといまひとつで、蒸れが気になりやすいのはネック。裏地はメッシュ素材で肌に貼りつきにくいものの、ジャケット背面にベンチレーションがありません。蒸れやすい梅雨時などは、中にドライ素材のウェアを着用するなどして対策するほうがよさそうです。
重量 | 640g |
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素材 | ブレスター |
プロテクター付き | |
フルシーム加工 | |
首元まで覆える | |
ベンチレーション付き | |
裏側メッシュ加工 | |
収納バッグ付き | |
フード取り外し可能 | |
ポケットの数 | 0個 |
反射板付き | |
袖の絞りあり | |
脇(腹部)の絞りあり | |
身幅(実測値) | 60cm(Lサイズ) |
裄丈(実測値) | 91cm(Lサイズ) |
着丈(実測値) | 71cm(Lサイズ) |
袖口の調整方法 | マジックテープ |
裾口が広幅設計 |
耐水圧 | 21,995mm |
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透湿度 | 1,008g/m2/24h |
良い
気になる
重量 | 490g |
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素材 | ナイロン |
プロテクター付き | |
フルシーム加工 | |
首元まで覆える | |
ベンチレーション付き | |
裏側メッシュ加工 | |
収納バッグ付き | |
フード取り外し可能 | |
ポケットの数 | 1個 |
反射板付き | |
袖の絞りあり | |
脇(腹部)の絞りあり | |
身幅(実測値) | 59cm(Lサイズ) |
裄丈(実測値) | 89cm(Lサイズ) |
着丈(実測値) | 74cm(Lサイズ) |
袖口の調整方法 | マジックテープ |
裾口が広幅設計 |
耐水圧 | 23,555mm |
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透湿度 | 2,832g/m2/24h |
良い
気になる
バイクパーツやライディングギアを幅広く展開する日本の総合バイク用品メーカー、デイトナの「ハイパフォーマンスレインウエア DR-001」。収納袋が防水仕様であるため、ウェアの収納だけでなく、緊急時には貴重品や小物を守る防水バッグとしても活用可能です。
耐水圧は23,555mmと非常に高く、フルシーム加工・ファスナーカバー・袖口のマジックテープ調整といった水の侵入を防ぐ細かな工夫が施されています。顔まわりや裾の雨よけ機能は必要最低限といった印象ながら、総合的には優れた防水性能を発揮しており、豪雨や長時間の雨天走行にも安心して対応できる仕様です。
透湿性は2,832g/m2/24hと高水準。背面ベンチレーションやメッシュ裏地があるため、長時間の着用でも蒸れにくい快適な着心地です。また、上下ともにバタつきを防ぐ設計に加え、裾は靴を履いたままでも脱ぎ履きできる広めのつくりなのもうれしいポイント。さらに反射材があるので、安全性にも配慮されています。
唯一の難点は、その重さ。収納時の重量は1,201gとかなり重く、専用バッグが付属しているとはいえ、持ち運び時には負担を感じるでしょう。コンパクトさや軽さを重視する人には不向きですが、防水性と快適性を優先したい人には、有力な選択肢といえます。
重量 | 1,201g |
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素材 | ジャケット:ポリエステル100%、TPUコート(裏地)/パンツ:ポリエステル100%、PVCコート(裏地) |
プロテクター付き | |
フルシーム加工 | |
首元まで覆える | |
ベンチレーション付き | |
裏側メッシュ加工 | |
収納バッグ付き | |
フード取り外し可能 | |
ポケットの数 | 1個 |
反射板付き | |
袖の絞りあり | |
脇(腹部)の絞りあり | |
身幅(実測値) | 54cm(Lサイズ) |
裄丈(実測値) | 81.5cm(Lサイズ) |
着丈(実測値) | 62.5cm(Lサイズ) |
袖口の調整方法 | マジックテープ |
裾口が広幅設計 |
耐水圧 | 30,255mm |
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透湿度 | 672g/m2/24h |
良い
気になる
重量 | 820g |
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素材 | ナイロン/裏側:ポリエステル |
プロテクター付き | |
フルシーム加工 | |
首元まで覆える | |
ベンチレーション付き | |
裏側メッシュ加工 | |
収納バッグ付き | |
フード取り外し可能 | |
ポケットの数 | 0個 |
反射板付き | |
袖の絞りあり | |
脇(腹部)の絞りあり | |
身幅(実測値) | 57cm(Lサイズ) |
裄丈(実測値) | 87cm(Lサイズ) |
着丈(実測値) | 74cm(Lサイズ) |
袖口の調整方法 | マジックテープ |
裾口が広幅設計 |
耐水圧 | 16,244mm |
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透湿度 | 2,328g/m2/24h |
良い
気になる
重量 | 760g |
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素材 | 表地:ナイロン(PUコーティング)/裏地:ポリエステル |
プロテクター付き | |
フルシーム加工 | |
首元まで覆える | |
ベンチレーション付き | |
裏側メッシュ加工 | |
収納バッグ付き | |
フード取り外し可能 | |
ポケットの数 | 2個 |
反射板付き | |
袖の絞りあり | |
脇(腹部)の絞りあり | |
身幅(実測値) | 60cm(Lサイズ) |
裄丈(実測値) | 94cm(Lサイズ) |
着丈(実測値) | 73cm(Lサイズ) |
袖口の調整方法 | マジックテープ |
裾口が広幅設計 |
耐水圧 | 23,657mm |
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透湿度 | 1,416g/m2/24h |
良い
気になる
ホンダモーターサイクルジャパンは、二輪車メーカー・ホンダの純正用品を手がける日本のブランド。「アーバンレインスーツ 0SYTH-X41-RL」は、パンツのヒップ部分に縫い目のないシームレス構造を採用し、長時間の着用や雨天走行でもお尻からの水の侵入を効果的に防ぐ設計と謳っています。
耐水圧23,657mmという高い防水性能を備えており、豪雨でも水が染み込みにくいことがわかりました。ファスナー部分や袖口、裾にはしっかりと防水加工、縫い目にはシーム加工がされているため、たとえば通勤途中に急な雨に降られても、短時間の走行なら雨による浸み込みを気にせずに使えるといえます。
さらに、背中部分にはベンチレーションがあり、裏地にはメッシュ素材を使用しているため、内部の蒸れをある程度抑えられるでしょう。透湿性は1,416g/m2/24hとそれほど高くはありませんが、通勤や街乗りといった軽めのライディングであれば快適さを大きく損なうことなく使用できます。袖にはバタつき防止用のタブがありますが、裾にはそのような工夫がないため、高速走行時には裾のバタつきを感じることがあるでしょう。
持ち運びに困りにくい672gという重さで、専用の収納ポーチも付属しています。全体として、強い防水性を求めつつも、街乗りや通勤など、比較的短時間の使用を想定している人に向いたレインウェアといえるでしょう。
重量 | 672g |
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素材 | ナイロン、ポリエステル |
プロテクター付き | |
フルシーム加工 | |
首元まで覆える | |
ベンチレーション付き | |
裏側メッシュ加工 | |
収納バッグ付き | |
フード取り外し可能 | |
ポケットの数 | 0個 |
反射板付き | |
袖の絞りあり | |
脇(腹部)の絞りあり | |
身幅(実測値) | 60.5cm(Lサイズ) |
裄丈(実測値) | 81cm(Lサイズ) |
着丈(実測値) | 61.5cm(Lサイズ) |
袖口の調整方法 | マジックテープ |
裾口が広幅設計 |
耐水圧 | 16,519mm |
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透湿度 | 2,784g/m2/24h |
良い
気になる
山城は大阪に本社を構える、日本のバイク用品メーカー。「ストレッチレインスーツ MSR-02」は、裾から脇にかけて一枚布で仕立てられており、腕を上げても裾がずり上がりにくく、雨の侵入を防ぎやすい設計です。
防水面では、フルシーム加工やファスナーガード、袖口・裾のマジックテープによる調整機能を備え、細部まで水の侵入を防ぐ工夫が施されています。襟付きデザインで首元の防水性にも配慮されており、濡れにくさを重視する人には特におすすめです。また、靴を履いたまま着脱できるほど裾が広く、脱ぎ履きしやすいでしょう。
一方、耐水圧は16,519mmと必要十分なレベルではあるものの、嵐のような激しい雨の日の使用は難しい印象。透湿性は2,784g/m2/24hと比較的高めですが、ベンチレーションや裏地メッシュが搭載されていないため、蒸れが気になる人には不向きです。特に夏場や長時間の使用時には、少し不快感を覚える可能性もあります。
収納時の重さは804gで、専用の収納バッグが付属。軽量とはいえないものの、収納スペースに余裕があるなら負担には感じないでしょう。総じて、防水性と基本機能のバランスが取れており、街乗りや短距離移動を想定したライダーにとっては、実用性とコストパフォーマンスに優れた選択肢といえます。
重量 | 804g |
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素材 | ポリエステル(裏面PUラミネート) |
プロテクター付き | |
フルシーム加工 | |
首元まで覆える | |
ベンチレーション付き | |
裏側メッシュ加工 | |
収納バッグ付き | |
フード取り外し可能 | |
ポケットの数 | 2個 |
反射板付き | |
袖の絞りあり | |
脇(腹部)の絞りあり | |
身幅(実測値) | 59cm(Lサイズ) |
裄丈(実測値) | 80.3cm(Lサイズ) |
着丈(実測値) | 65cm(Lサイズ) |
袖口の調整方法 | マジックテープ |
裾口が広幅設計 |
耐水圧 | 26,207mm |
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透湿度 | 3,216g/m2/24h |
良い
気になる
重量 | 580g |
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素材 | 本体:ナイロン/内衿切替:ポリエステル |
プロテクター付き | |
フルシーム加工 | |
首元まで覆える | |
ベンチレーション付き | |
裏側メッシュ加工 | |
収納バッグ付き | |
フード取り外し可能 | |
ポケットの数 | 1個 |
反射板付き | |
袖の絞りあり | |
脇(腹部)の絞りあり | |
身幅(実測値) | 58cm(Lサイズ) |
裄丈(実測値) | 88cm(Lサイズ) |
着丈(実測値) | 67cm(Lサイズ) |
袖口の調整方法 | マジックテープ |
裾口が広幅設計 |
耐水圧 | 14,347mm |
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透湿度 | 960g/m2/24h |
良い
気になる
付属の収納バッグで持ち運びはしやすいものの、収納時の重量は900gと重め。レインウェアとして必要な防水性が低く、蒸れにくいとはいえないのは気になる点です。雨の日も快適に走行できるものがほしい人は、別の商品を選ぶほうがよいかもしれません。
重量 | 900g |
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素材 | ポリエステル |
プロテクター付き | |
フルシーム加工 | |
首元まで覆える | |
ベンチレーション付き | |
裏側メッシュ加工 | |
収納バッグ付き | |
フード取り外し可能 | |
ポケットの数 | 1個 |
反射板付き | |
袖の絞りあり | |
脇(腹部)の絞りあり | |
身幅(実測値) | 60cm(Lサイズ) |
裄丈(実測値) | 91cm(Lサイズ) |
着丈(実測値) | 69cm(Lサイズ) |
袖口の調整方法 | マジックテープ |
裾口が広幅設計 |
耐水圧 | 20,884mm |
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透湿度 | 48g/m2/24h |
良い
気になる
重量 | 1,170g |
---|---|
素材 | ポリエステル |
プロテクター付き | |
フルシーム加工 | |
首元まで覆える | |
ベンチレーション付き | |
裏側メッシュ加工 | |
収納バッグ付き | |
フード取り外し可能 | |
ポケットの数 | 1個 |
反射板付き | |
袖の絞りあり | |
脇(腹部)の絞りあり | |
身幅(実測値) | 56cm(Lサイズ) |
裄丈(実測値) | 89cm(Lサイズ) |
着丈(実測値) | 76cm(Lサイズ) |
袖口の調整方法 | マジックテープ |
裾口が広幅設計 |
マイベストではベストなバイク用レインウェアを「防水性に優れ、快適に使用でき持ち運びしやすい商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のバイク用レインウェア12商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。
検証②:濡れにくさ
検証③:蒸れにくさ
今回検証した商品
耐水圧が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「普通の雨(1時間あたり5mm前後)時速80kmで走っても濡れない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
外部専門機関でJIS L 1092 B法(高圧法)で布の耐水圧を測定し評価。30,000mmは最高スコアとし、耐水圧が高いものほどおすすめ度をスコア化しました。
濡れにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「時速80kmで走行中に水が入ってくる可能性がある場所がほとんどない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
蒸れにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「夏にバイク走行中、1時間レインウェアを着ていても蒸れない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
透湿性・蒸れにくい機能の2つの観点で検証を実施。それぞれに重みづけをし、持ち運びやすさの総合的なレーティングを算出しています。
・透湿性
外部専門機関でJIS L 1099 A-1法で布の透湿性を測定し評価。5,500g/m2/24h以上を最高スコアとし、透湿性が高いものほどおすすめ度をスコア化しました。
・蒸れにくい機能
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
走行時に快適な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「雨が降っている際レインウェアを着てバイクに乗っていても快適に走行できる」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「リュックやフロントボックスに入れても邪魔にならない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
レインウェアの下に着る服は、季節によって異なります。レインウェアは通気性が低いため、夏は汗を素早く吸収しつつ乾きやすいポリエステル素材のインナーがおすすめです。冬は薄手のダウンジャケットなど、軽くて保温性のあるものを重ね着すると寒さ対策になります。
レインウェアを使用していくと、汚れにより撥水性が低下する可能性があります。撥水性が落ちたと感じる場合は、専用洗剤で洗濯後乾燥機やアイロンで熱を加え、撥水スプレーを使用すると効果的です。商品によっては洗濯できないものもあるので、タグを確認してから洗濯・乾燥を行いましょう。
身軽な状態で荷物を運びたい場合は、バイク用シートバッグやリアボックスの購入を検討しましょう。バイク用レインウェアも収納できますよ。そのほか、バイク用のスマホホルダーやドライブレコーダーなど、便利なバイク用品もあります。以下のコンテンツで紹介しているので、ぜひチェックしてください。
1位: コミネ|ブレスターレインウェア フィアート|RK-539
2位: ワイズギア|ヤマハ|YAR30 サイバーテックスII ダブルガードレインスーツ|90792R055L00
3位: コミネ|ブレスターレインウェア フィアート|RK-5393
4位: ラフアンドロードスポーツ|デュアルテックスコンパクトレインスーツ|RR7811
5位: デイトナ|ハイパフォーマンスレインウエア|DR-001
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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