スキー・スノーボードでゲレンデを気持ちよく滑るために欠かせないワックス。板の滑走面を保護する役割もあり、スキー板・スノボ板のお手入れに役立つアイテムです。しかし、液体と固形タイプがあり、色の種類も豊富。商品によって配合成分もさまざまで、どのスキー・スノボワックスを選んだらよいのか悩みますよね。
そこで今回は、スキー・スノボワックスのおすすめ人気ランキングと、その選び方とワックスの塗り方をご紹介します。ガリウム・TOKO・SWIXなどの人気ブランドもランクイン。自分にぴったりの商品を見つけて、ウィンタースポーツを楽しみましょう!
京都府舞鶴市生まれ。日本体育大学卒。ロシニョール スノーボードチームライダー。日本プロスキー教師協会スノーボードデモコーチとして、力学に基づいたスノーボード理論を提唱する。人の骨格やバランスに応じたレッスンやバインディングのセッティング診断に定評あり。スノーシーズンは主に、神立スノーリゾート(新潟県)で自身のレッスンプログラム「超塾」を開催。夏場は地元舞鶴市にてスクーバダイビングとSUPのガイドを務める。著書として『もっとカッコよく滑る!スノーボード』(メイツ出版)、『はじめてでも絶対うまくなる!スノーボード』(主婦の友社)、e-book『もっと優雅にカッコ良く滑る!スノーボード』(Kindle)。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
スキー・スノボワックスは、スムーズな滑走を楽しむために必要なアイテムです。ワックスを塗ることで滑走面と雪の摩擦抵抗を低減し、なめらかな滑りを実現。傷や汚れも予防できるため、板のコンディションを良好に保つのにも有用です。
ワックスには滑走面の酸化を防止する効果もあるため、定期的に塗れば板を長持ちさせられます。スキー・スノボ板は、放っておくとどんどん劣化するため、ワックスでの手入れが必要不可欠です。お気に入りの板で快適な滑走を楽しむためにも、ワックスを正しく使ってメンテナンスしましょう!
スキー・スノボワックスを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
ワックスの持続性を重視する人には、ホットワックスがおすすめ。ただし湿布後、スクレイパーで削ってブラッシングをする必要があります。ホットワックスには、ベース作りや保護に使われる「ベースワックス」と、滑走性をよくするための「滑走ワックス」の2種類があります。それぞれの役割を押さえて使い分けましょう。
レジャーレベルでスキー・スノボを楽しむなら、パラフィン素材を使ったベースワックスを活用しましょう。通常は滑走ワックスの下地として使いますが、これだけでも滑走性は上がるため、短時間~1日ほど滑るときはベースワックスのみでも十分です。
なかには、滑走ワックスと兼用できるベースワックスも販売されています。できるだけ手間をかけずにメンテナンスを済ませたい人は、チェックしてください。
シーズン中に何度もスキー・スノボを楽しむ人には、ベースワックスと滑走ワックスの併用がおすすめです。アイロンでしっかりワクシングすることで、滑走性や保護効果が長く持続します。競技では不可欠なワックスなので、本格的に滑りたい中上級者は要チェックです。
春スキーを楽しむときにも、滑走ワックスが欠かせません。水分を多く含んだ雪の上を滑るとき、ベースワックスだけでは撥水性が追いつかないからです。水を弾く滑走ワックスを塗り込んで、快適な春スキーを楽しみましょう。
簡易ワックスは手軽に使えるのが利点。初心者でも扱いやすく、スキー場でササッと生塗りしたい人にぴったりです。リキッド・スプレー・ペースト・パウダーとさまざまなタイプが販売されているので、シーンに合わせて使い分けましょう。
リキッド・スプレータイプは、時間をかけず簡単に塗れるものがほしい人におすすめです。リキッドは塗り伸ばしやすく、ある程度の持続性も発揮します。
容器をよく振ってからフェルトやスポンジなどに染み込ませ、できるだけ薄く塗布するのがコツ。こぼれやすいので、注ぎ口から一気に流れ出てしまわないよう注意しましょう。
とにかく手軽なものを求める人には、スプレータイプがうってつけ。スポンジ部分を押し当てながら塗るだけなので、初心者でも簡単に扱えます。持続性は低めですが手間がかからないため、滑走前にササッとワックスをかけたいときにも便利です。
どちらも乾いたあとはコルクでこすり、ナイロンブラシをかけるのがおすすめ。滑走面がよりなめらかに仕上がります。
簡単で長持ちしやすい簡易ワックスを探しているなら、ペーストタイプに注目してください。ホットワックスよりも簡単に塗布でき、リキッド・スプレータイプより長持ちします。手軽さと持続性のバランスがよいものがほしい人は、要チェックです。
スキー・スノボワックスは、商品によって配合成分が異なります。滑り方やシーン適したものを選ぶと、快適さを一段とアップさせられるでしょう。ここでは代表的な2つの成分を紹介しますので、ニーズに合わせて選んでください。
高速滑走を楽しみたい人は、フッ素配合のワックスに注目しましょう。撥水性が高いため、スピードアップに役立ちます。水分を多く含む雪の上を滑るときにもおすすめです。
なおFIS・SAJ公認大会では、2022/2023シーズンよりフッ素を含むすべてのワックスの使用を禁止しています(参照:SAJ)。大会への出場を予定している人は注意が必要です。
国内でのレジャーでは使えますが、できるだけ人体や環境に影響の少ないものを選びましょう。環境への負荷が大きいといわれるPFOAやC8などの成分を含まない商品に注目してください。
春にスキーを楽しむなら、グラファイト(黒鉛)配合がおすすめです。雪解けがはじまると、土や黄砂などが滑走面に付着して静電気が発生するので、そのままにしているとどんどん板の滑りが悪くなります。
グラファイトには静電気を抑える性質があるため、ソールと雪面との摩擦を低減することが可能。快適な春スキーを楽しみたい人は試してみてください。
スキー・スノボワックスは、雪質・雪温に合ったものを選ぶ必要があります。パッケージや商品情報に対応する雪質・雪温が記載されているので、利用するゲレンデのコンディションに合わせて選びましょう。
固形ワックスは、対応する雪温によって色分けされていることが多いので、目安のひとつにしてください。一般的に低温用はグリーンやブルーなどの寒色系、高温用はピンクやイエローなどの暖色系に色付けされています。
コンディションの判断が難しい初心者には、全雪質に対応するオールラウンドタイプが便利。シーズンを通して、雪質の異なるさまざまなゲレンデで楽しむ人にもおすすめです。
ワックスをはじめて購入するなら、セット商品がおすすめです。ワックス・アイロン・クリーナー・ブラシなど、ホットワクシングに必要な道具が一度に入手できるのがメリット。個別に購入するよりお得なものが多く、何を買えばよいかわからない人にはもってこいです。
スキー場で手軽に使いたい人には、トラベルセットがうってつけ。簡易ワックス・ミニコルク・ミニブラシなどがコンパクトなケースに収まっているので、持ち運びに便利です。家族でのスキー旅行用にも適しています。飛行機に持ち込むなら、ワックスはスプレーではなく固形タイプを選びましょう。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|
種類 | 対応雪質 | 温度帯 | |||||
1 | ガリウム ユニバーサル ベースワックス |SW2132 | ![]() | ベース&クリーニング&滑走をこれひとつで | ホットワックス | 全雪質 | 29℃以下 | |
2 | ガリウム EXTRA BASE BLUE|SW2074 | ![]() | トップワックスの滑走性能を引き出す | ホットワックス | 全雪質 | -12~-3℃ | |
3 | ガリウム Trial Waxing Set|JB0015 | ![]() | 初心者におすすめなホットワックスセット、簡単ワクシング | ホットワックス | 不明 | 不明 | |
4 | ガリウム GENERAL・G 220|SX0012 | ![]() | アイロン不要で全雪質対応の大容量スプレーワックス | 簡易ワックス | 全雪質 | 不明 | |
5 | ガリウム EXTRA BASE VIOLET|SW2075 | ![]() | トップワックスの性能を引き出すベース作りに | ホットワックス | 全雪質 | -4℃~+3℃ | |
6 | ガリウム EXTRA BASE PINK|SW2076 | ![]() | 摩擦を軽減するから快適に滑りやすい | ホットワックス | 不明 | 0℃~10℃ | |
7 | ガリウム 滑走VIOLET|SW2125 | ![]() | 日本独特の湿雪で優れた滑走性を発揮 | ホットワックス | 全雪質 | -4~+3℃ | |
8 | エバニュー EVERNEW ザードス|ザードス ノットワックス ポケットパックG|PNW001 | ![]() | さっと塗るだけでウェットな雪上をスムーズに滑走 | 簡易ワックス | 全雪質 | 不明 | |
9 | マツモトワックス ワックス ANT BB|ANT BB | ![]() | マツモトワックスの高性能で簡単なスノボ用ワックスセット | 簡易ワックス | 全雪質 | ALL TEMP | |
10 | ガリウム フッ素低含有パラフィンワックス 滑走 BLUE|SW2124 | ![]() | 日本の雪を最優先に開発されたフッ素配合のワックス | ホットワックス | 全雪質 | 雪温:-12℃~-3℃ |
温度-4℃~+3℃の雪質に対応するベースワックスです。フッ素を含まないパラフィンを主成分としており、滑走面に十分染み込ませることでトップワックスの性能をしっかりと引き出します。100gのほかに200g・500gをラインナップしているので、必要に応じて選択可能です。
種類 | ホットワックス |
---|---|
対応雪質 | 全雪質 |
温度帯 | -4℃~+3℃ |
雪温-12度~-3度の範囲であらゆる雪質に対応し、日本の雪を最優先に開発されたワックス。フッ素を配合することにより、雪面との間に発生した水分を弾いて撥水性を向上させています。フッ素はホットワクシングしても滑走面に浸透しにくいので持続性が低いのも特徴です。
種類 | ホットワックス |
---|---|
対応雪質 | 全雪質 |
温度帯 | 雪温:-12℃~-3℃ |
アイロンいらずで手軽にワクシングできる、液体タイプのベースワックス。スムーズな滑りをサポートし、持続性も高い仕様です。内容量は100mLながら、1本で30本~40本に塗れるのでコストパフォーマンスにも優れています。
種類 | 簡易ワックス |
---|---|
対応雪質 | 不明 |
温度帯 | -3℃~暖かい日 |
ワックスの持ちは、種類や塗り方、滑る本数などによって異なります。ホットワックスで丁寧に仕上げても効力は長くて3〜4日ほど。可能なら滑る前に毎回塗り重ねるのがおすすめです。簡易ワックスは、休憩ごとに塗り直すとよいでしょう。正しくメンテナンスして快適な滑走を楽しんでください。
スキー場にワックスを持っていくなら、グッズをまとめて持ち運べるバックパックがあると便利です。以下の記事では、スキー・スノーボード用バックパックを紹介しています。あわせてチェックしてくださいね。
1位: ガリウム|ユニバーサル ベースワックス |SW2132
2位: ガリウム|EXTRA BASE BLUE|SW2074
3位: ガリウム|Trial Waxing Set|JB0015
4位: ガリウム|GENERAL・G 220|SX0012
5位: ガリウム|EXTRA BASE VIOLET|SW2075
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
各商品の紹介文は、メーカー・ECサイト等の内容を参照しております。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話・モバイル端末
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他