淡い色合いでインテリアにもなじみやすいフォームローラー、ニトリ ストレッチローラー。インターネット上では「硬さがほどよい」と評判ですが、本当に口コミどおりなのか気になる人もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、ニトリ ストレッチローラーを含むフォームローラー全32商品を実際に使って、親指の硬さとの近さ・肌なじみのよさ・転がしやすさを比較してレビューしました。購入を検討中の人はぜひ参考にしてみてくださいね!
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
すべての検証は
マイベストが行っています
ニトリ ストレッチローラーは、フォームローラー初心者でも使いやすいものをお探しの人におすすめです。実際に使ったモニターからは、「凹凸に適度な弾性があり転がしやすい」との声が多数聞かれました。比較した商品のなかには凹凸が鋭くヨガマットに引っかかるものがあったのに対し、表面に丸みがありスムーズに回転するのがよい点です。
幅33cm・直径14cmのちょうどよいサイズも魅力のひとつ。扱いやすい大きさの目安である幅30cm・直径15cmとほぼ同等の大きさで、体のさまざまな部位に当てやすいでしょう。デザインが派手すぎず、部屋で悪目立ちしない点もメリットです。
肌なじみのよさも良好。一部の人からは「凹凸の大きさが体に合わない」という意見がありましたが、「適度なクッション性で筋肉にフィットする」との声も寄せられました。柔らかすぎず硬すぎないやさしい質感で、口コミに「硬さがほどよい」との声があるのにも頷けます。
ただし、硬度計を使った計測ではやや硬さが気になる結果に。人にほぐされている感覚があるかを基準に、モニター6人の親指の硬さの平均値と本商品の表面の硬さを比べたところ、本品のほうが人の親指より硬いことがわかりました。筋膜リリースに慣れていない人はやや痛みを感じる可能性もあるでしょう。
比較したなかには、表面の硬さがモニターの親指の硬さとほぼ同等のものもありました。人の指で押されているような感覚にこだわる人は、ほかの商品もチェックしてみてください。
そもそもフォームローラーとは、体重をかけて気になる部位をさすったり圧迫したりすることで、筋膜リリースができるアイテム。筋膜がゆるむことで体が動かしやすくなるので、運動前後のウォーミングアップやクールダウンにおすすめです。
今回ご紹介するストレッチローラーは、「お、ねだん以上。」のキャッチコピーで知られるニトリが販売。合成樹脂製の凹凸がついた一品です。
重量は約820g。背中・おしり・脚など全身に使用可能です。主張しすぎないデザインなので、インテリアにもスッとなじむでしょう。
今回はニトリ ストレッチローラーを含む、フォームローラー全32商品を実際に用意して比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
まずは、親指の硬さとの近さの検証です。硬度計で各商品の表面と、モニターの親指の表面を計測し、より硬さが近いものほど高評価としました。
結果、本商品の表面硬度は21.5HAを記録。モニターの親指の平均硬度は10.6HAだったので、硬さの一致度は49%程度と低めです。比較した商品のなかでも70%以上のものを高評価としたため、基準値を下回った本品は上位に届きませんでした。
比較したなかには硬度が親指に近く、まるで人の指で体を押されている感覚を得られるものも。筋肉の状態によってはやや反発が強く、硬いと感じる可能性があるでしょう。
次は、肌なじみのよさの検証です。
男女6人のモニターに太ももと脇の下に実際に当ててもらい、評価しました。
硬度計を使った計測では若干硬さが気になったものの、実際に使ったモニターからは「クッション性があり、ほどよく筋肉にフィット」といった声が多数聞かれました。「変わった形の凹凸が筋肉になじむ」「凹凸の面が大きいからか刺激がやさしい」という意見も寄せられています。
比較したなかには凹凸が鋭く痛みを感じる商品があったのに対し、「痛い」とコメントした人はいませんでした。
<肌なじみのよさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
最後は、転がしやすさの検証です。
引き続き、男女6人のモニターが参加。ヨガマットの上で各商品を使用し、体重をかけたときの転がしやすさをチェックしました。
マットの上で使ってみると、モニター全員が「転がしやすい」と口をそろえました。凹凸がなめらかかつ適度に反発するので、体重をかけてもスムーズに転がります。
サイズは幅33cm・直径14cm。比較した商品を見比べると、幅30cm・直径15cm程度のものは転がしやすい傾向がありました。本商品も同じくらいのサイズで扱いやすく、高評価を獲得しています。
<転がしやすさについてのモニターコメント>
コメントは一部抜粋
ここでは、気になる人も多い太ももと肩回りへの使い方をご紹介します。ぜひ使用時の参考にしてみてくださいね。
<太もも>
1.床に肘をつき、膝をまっすぐ伸ばした体勢になる
2.床と太ももの間に本商品をはさみ、体を前後に動かして転がす
<肩回り>
1.仰向けになって、膝を直角に曲げる
2.手は頭の後ろに置き、肩甲骨と床の間に本商品をはさんで、太ももと同様に体を前後に動かして転がす
体や商品を傷める可能性があるので、使用時にはヨガマットなどを敷きましょう。
ニトリ ストレッチローラーは、公式サイトや楽天市場・Yahoo!ショッピングで購入可能です。
フォームローラーと一緒に使うマットをお探しなら、ニトリ ヨガマット 厚さ4mmもおすすめ。ほどよい厚みがあるので、快適にストレッチできるでしょう。
<販売価格>
価格は執筆時点・公式サイト参照
最後に、適度な硬さで肌なじみがよいほかの商品をご紹介します。
TRIGGER POINTのグリッドフォームローラーは、丸みのある凹凸が特徴。モニターからは、「クッション性のある素材が肌になじむ」と好評でした。表面硬度が親指とほぼ変わらない数値のため、人の指で圧迫されているのに近い感覚を得られそうです。毎日のケアに取り入れてみてはいかがでしょう。
同じくTRIGGER POINTのリサイクルグリットフォームローラーも、体にほどよくフィット。表面硬度が10.5HAと、モニターの親指の平均硬度である10.6HAとほぼ同じ数値でした。適度に弾力があり、体重をかけても痛みを感じにくいですよ。原料の80%がリサイクル素材なのもこだわりを感じます。
突起の形状 | 滑らか |
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突起の高さがそろっている | |
表面が指で押して凹む | |
表面の溝が小さい |
良い
気になる
重量 | 581g |
---|---|
表面素材 | EVA |
電動機能 |
トリガーポイント フォームローラーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
直径 | 14cm |
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幅 | 33cm |
重量 | 583g |
耐荷重 | 227kg |
表面素材 | EVA(40%)、再生PE(30%)、POE(30%) |
突起の形状 | 手のひらをイメージした平らな凹凸、指先をイメージした突起型の凹凸、指全体をイメージしたチューブ型の凹凸 |
電動機能 |
TRIGGER POINT リサイクルグリットフォームローラーをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
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