【徹底比較】ストロー付き水筒のおすすめ人気ランキング【大人にも！2025年】

サーモスは、ドイツで設立され日本でも高品質な真空断熱技術を展開する、世界的に知られたメーカーです。今回紹介する「真空断熱ストローボトル FKA-500」は、保冷性能に優れたモデルで、外出先でも冷たい飲み物を快適に楽しみたい人におすすめ。ストロータイプで飲みやすく、密閉性が高いため、バッグの中でも安心して持ち運べます。

実際の検証では、4.8℃の冷水を6時間放置してもわずか4.8℃の上昇に抑えられ、冷たさをしっかりキープしていました。暑い時期の持ち歩きでも、ぬるくなりにくい点が魅力です。保温力は、69.8℃のお湯を6時間後に測定したところ18.0℃の低下が見られました。ややぬるく感じる温度ではありますが、温かさは十分残っており、ホットドリンクもある程度楽しめます。手入れするパーツは4つと多めで、口径はやや狭いことは惜しい点。バッグに入れても中の水は漏れないので持ち運びには適しています。

保冷力を重視する人はもちろん、ストロータイプで小さな子どもにも使いやすい構造を求める人にも適した本商品。日常使いからレジャーまで、幅広いシーンで活躍するでしょう。

Hydro Flaskの「32 oz Wide Mouth Flex Straw」は、キャンプなどのアウトドアで使うことが多い人向きです。持ち手があるうえ、表面に特殊なパウダー加工が施されていて、濡れた手でも握りやすく滑りにくいので外でも使いやすいでしょう。ストロー付きなのでサッと飲みやすいこともうれしいポイントです。

冷水を入れて6時間放置しても5.0℃の上昇にとどまり、冷たい状態をキープしていました。保冷力に優れ、夏場に半日持ち歩いても、冷たくておいしいと感じられるでしょう。

70.2℃のお湯は6時間後に54.0℃と16.2℃の低下にとどめ、保温力も良好でした。若干ぬるくなるものの、寒い季節でも温かさを感じられますよ。

お手入れ時はパッキンの着脱が必要ですが、本体を含めて4パーツと多くはありません。食洗機に非対応な点は惜しいものの、口径は約6.9cmと広く洗いやすいつくりです。

バッグに入れて揺らしても漏れは見られず、ほかの荷物を濡らす可能性も低いでしょう。保温力は高いとはいえませんが、保冷力に優れ、ストロー付きで持ち運びやすい水筒です。アウトドア用を探している人は候補に入れましょう。

タイガー魔法瓶の「真空断熱ボトル MCS-A050」は、ストロータイプがほしい人は選択肢のひとつになるものの、洗う手間がネック。食洗機非対応なうえ、パーツが6つと多く、着脱に手間がかかります。また、ボトルの口径が約4.5cmと狭いので、底まで洗うにはボトルブラシがあるとよいでしょう。

一方で、保冷力は優秀。冷水を入れ6時間後の温度を測定したところ、3.6℃しか上昇しませんでした。保温機能はなく冷たいドリンク専用ですが、夏場もよく冷えた飲み物を楽しめるのは利点です。

横向きにした水筒をカバンの中で振ってもまったく漏れませんでした。カバンの中に入れて持ち運んでも周辺のものを濡らす心配は少なく、どこでもサッと水分補給できますよ。

サーモスの「真空断熱ストローボトル FJM-450」は、ストロータイプがほしいなら選択肢に入るものの、手入れには手間がかかります。パーツ数が5つと多いため、洗うたびにつけ外しを行う必要があるのがネック。また、食洗機に対応しているのは飲み口・パッキンのみで、ボトルやストローは手洗いしなければならないのも難点です。口径は約4.2cmと狭いので、内部を洗う際にスポンジを入れにくい点も気になります。

また、漏れにくさの検証で水筒を横向きにして振ったところ多少漏れました。持ち運ぶ際は縦向けにして、なるべく漏れないように工夫しましょう。

一方、保冷力は優秀です。6時間経過後の冷水の上昇温度は4.7℃で、冷たさが持続しました。保温機能がないため冷たい飲み物専用ですが、飲み頃の温度はキープできそうな印象。

スポーツドリンクにも対応しており、運動時の素早い水分補給も可能です。とはいえ、洗う手間を考えると使うのが億劫になる人もいるでしょう。よほどストロータイプにこだわりがある人以外には、あまりおすすめできません。