スケーター マグボトル STYL4 350をレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、飲むときのスムーズさの検証です。

スムーズに飲みやすい形状かをチェックし、さらに満水に入れた状態でトートバッグに横倒しに入れ、上下左右に10往復揺らしました。取り出して開閉したとき、水滴が飛び散らないか・漏れたりしないかを確認しています。

続いて水筒の軽さを調べるため、空の重量を計測したところ、実測値で113gと比較したなかで最も計量（※執筆時点）でした。

本体の重量は内容量と比例していましたが、本品と同じ350mLの商品にも200gを超えるものが複数。超軽量をアピールしているだけあり、少しでも軽いものがよい人にぴったりですよ。

続いて、保冷力の高さの検証です。冷蔵庫で一晩冷やした水を入れ、室温30°Cの部屋で6時間放置。温度変化の少ないものほど高評価としました。

保冷力は、比較した商品のなかでも非常に優秀です。6.9℃冷水は6時間経過してもわずか2.6℃しか上昇せず、9.5℃とかなり冷えた状態をキープしました。比較した商品には6.1℃上昇したものもあったのに対し、こちらは暑い夏場に持ち歩いても長時間冷たい飲み物を楽しめるでしょう。

続いて、保温力の高さの検証です。熱湯を入れ、室温24°Cの部屋に6時間放置。25°C以内の温度変化に抑え、飲みごろの熱さに感じられるかをチェックしています。

保温力も優秀です。94.5℃の熱湯は6時間後も72.2℃を維持し、21.6℃の低下に抑えました。比較した上位商品は15℃の低下に抑えていましたが、なかには27℃も下がったものもあります。本商品は熱々とまではいえないまでも、飲みごろの温度は保てていました。

「しばらく経っても熱々のままだった」と口コミにあるように、十分な保温力は備えています。冬場でもランチの時間くらいまでは、温かい状態を保てるでしょう。

最後は、洗う手間の少なさの検証です。フタのパーツ数の多さ・ボトルの口径・食洗機に対応しているかをチェックしました。

お手入れは、本体のほかにフタ・パッキンの2パーツのみです。比較したなかにはパーツが5つあり扱いに手間がかかるものもあったなか、シンプルな構造で分解や組み立てもしやすいですよ。

しかし、スリムな形状ゆえに口径が4.2cmと狭く、内部を洗いにくいのは気になりました。比較した上位商品とは異なり、パーツを食洗機で洗うこともできません。すべて手洗いする必要があるため、内部はボトルブラシなどを使ってしっかり洗いましょう。