スタンレー クラシック真空ボトル 0.59Lをレビュー！クチコミ・評判をもとに徹底検証

まずは、飲むときのスムーズさの検証です。

最初に飲みやすい形状なのかをチェック。続けて満水に入れた状態でトートバッグに横倒しに入れ、上下左右に10往復揺らしました。開閉した際に水滴が飛び散らないか・漏れたりしないかを確認しています。

続いて、水筒の軽さを調べるため、空の重量を計測しました。

その結果、本体重量は566gと比較したなかで最も重たいという結果に（※執筆時点）。比較した720mLの商品でも320gと軽いものがあったのに対し、こちらは0.59Lながら500gを超えます。飲み物を入れると、より負担を感じやすいでしょう。

サイズも大きいため、リュックなどゆとりのあるカバンに入れるのがおすすめです。

続いて、保冷力の高さの検証です。冷蔵庫で一晩冷やした水を入れ、室温30°Cの部屋で6時間放置しました。温度変化の少ないものほど高評価としています。

保冷力は優秀です。6時間経過後も3.4℃の上昇にとどまり、10.6℃をキープしました。比較したところ、保冷力はどの商品も高い傾向があり、平均値は4.1℃（※執筆時点）という結果に。2℃の上昇にとどめた上位商品には一歩及ばないとはいえ、夏場に半日持ち歩いても十分冷たさをキープできるしょう。

続いて、保温力の高さの検証です。熱湯を入れ室温24°Cの部屋に6時間放置し、25°C以内の温度変化に抑えられるか・また飲みごろの熱さに感じられるかをチェックしています。

保温力は非常に高く、「朝入れたお茶が夕方でも熱々のままで大満足」という口コミどおりの実力です。お湯を入れて6時間経過しても17.6℃しか低下せず、76.8℃と熱々な状態をキープできました。

比較したなかには約29℃も低下し、64.9℃と飲みごろとはいえないほど冷めてしまった商品も。対してこちらは冬場のアウトドアシーンなどで半日持ち歩いても、温かい飲み物が楽しめるでしょう。

最後は、洗う手間の少なさの検証です。フタのパーツ数・ボトルの口径・食洗機に対応しているかをチェックしました。

洗う手間負は少なく、高評価を獲得しました。分解して洗うパーツは、コップ・中栓・パッキンの3つだけ。パッキン一体型の商品よりは多いものの、比較したなかには5つとかなり多い商品もありました。全パーツ食洗機に対応しており、手洗いの手間を省きたい人にもぴったりです。

口径も実測値で5.5cmと広く、ボトルブラシで隅々まで洗いやすいですよ。