夜間や留守中などで使うことが多い「猫用ケージ」。キャットケージとも呼ばれ、主に一時的に猫を入れておく用途で使用されます。トイレやキャスターつきのものから、コンパクトなものまで種類はさまざま。アイリスオーヤマやタンスのゲンなど大手メーカーからも販売されているうえ、値段もさまざまでどれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の猫用ケージ17商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの猫用ケージをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな猫用ケージは「飼い主が安心して猫を入れておけて、手入れも簡単なうえ、中にいる猫も快適に過ごせる商品」。徹底検証してわかった猫用ケージの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
1998年からキャットシッターを始める。エリアは小田急沿線。愛玩動物飼養管理士、日本ホリスティック獣医師協会認定ホリスティックケア・カウンセラーの資格を持ち、社団法人日本動物病院福祉協会会員でもある。舞台俳優の夫と保護猫ミクシーと暮らす。著書は「猫が教えてくれた幸せレッスン」(文芸社)。Instagramでコミックエッセイ「キャットシッターがやってきた」も連載中。
掃除用品・衛生器具などの日用品から文房具・ファッション用品など身近な生活で使う幅広い商材のコンテンツ制作を3,000本以上担当。トイレットペーパーやスーツケースなど日常生活に関わる商材を比較検証してきた。「こだわって選ぶものではない生活雑貨こそ、実際に検証しなければわからない情報を届けること」を心がけ情報発信を行っている。
安定感に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「猫が中で上下運動をしてもまったく心配にならないほど、しっかりした作りの商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
猫が快適に過ごせる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「猫が中で十分な上下運動ができ、猫にとって快適な生活環境が整っている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
手入れしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ケージ周りもケージ内の掃除もとても楽で、日々のケージ清掃にストレスを感じにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
猫が脱走しにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「どんな猫でも脱走する心配がなく、安心して猫を入れておける商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
組み立てやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「組み立てに工具が不要で、時間をかけずに1人で組み立てられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新たに以下の商品の検証を行い、2025年05月16日時点の検証結果に基づきランキングをアップデートしました。
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猫の安全を確保するために必要な猫用ケージ。探している人のなかには「今は必要でも、今後は使わなくなるのでは?」「そもそも猫はケージに入れたほうがよいの?」と購入を迷っている人も多いですよね。猫用ケージのメリットはたくさんあり、猫を飼ううえで必要なアイテムといえます。
まず飼い主の不在時に、いたずらや誤飲を防止できるのが最大のポイント。とくに生後3〜6か月の子猫は誤飲する可能性が高いためケージを使用することが理想です。また、災害時のケージ生活に備えて事前に慣らしておけるのも大きなメリットといえます。成猫になってからでは、ケージに入れたときに戸惑ったり不安になったりして慣れるまでに時間がかかるため、積極的に使用するのがベターでしょう。
また飼い始めから猫用ケージを使用することで、慣れない環境下でも猫が誰からも干渉されない安心できるスペースを用意できます。また、病気の猫の療養時や先住猫との隔離など、一時的な使用にも対応が可能。ケージは、猫を飼ううえで持っておくと非常に便利なアイテムです。
用が済んだら片づける人も多いものの、猫用ケージは猫の居場所にもなります。スペースに余裕があれば、収納せずそのままにしてあげるのがおすすめです。
扉を開けたままにして、猫が自由に出入りできる場所にしておけば、災害が発生した際ケージ生活になっても猫のストレスになりづらいといえます。
猫をケージに入れる場合、トイレと食器(水飲み器・フードボウル)を必ず設置しましょう。猫はきれい好きな生き物なので、トイレと食事場はできる限り離れた位置に設置することもポイントですよ。
また、似たような商材に猫用サークルという天井が開いたものもありますが、上下運動を得意とする猫にはあまり向きません。四方を囲われたケージを用意したほうが猫のためにも安心といえます。
猫用ケージを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
猫用ケージはサイズが大きく、場所を取るものが多い傾向があります。猫にとってはケージ内が大きく広いほうが好ましいといえますが、飼い主の居住スペースが圧迫されてしまう可能性も。平均的なケージの大きさは幅80cm・奥行50cm・高さ115cmほどで、一人暮らし用の部屋ではかなり存在感があるでしょう。
部屋のスペースや置きたい場所と照らし合わせ、小さめが好ましい場合はコンパクトタイプやスリムタイプを選ぶのがベターといえます。なお、猫にとっての理想のケージサイズは幅100cm以上・奥行50cm以上・高さ120cm以上。しかしこれもあくまで目安なので、飼い主の居住スペースに合ったサイズのものを選んでくださいね。
基本的に1人で組み立てられるものがほとんどですが、一部の商品は2人いないと組み立てが不可能なものも。一人暮らしの人は用意する前に「組み立てやすさ」の評価やコメントもあわせてチェックしてみてくださいね。
ケージ内に棚板やハンモックなど猫がくつろぐためのグッズがそろっていれば、猫が自分の気分に合わせて移動でき、居心地がよい空間に仕上げられます。
棚板が多いほど、寝る場所を増やせるのはもちろん、より活発に上下運動を楽しめるでしょう。ハンモックが備わっていれば、自分の体にフィットする柔らかいベッドで休めます。猫は半日以上を寝て過ごすといわれているので、くつろげるスペースが多いことは重要なポイントですよ。
検証で確認したところ棚板は2段ついているものが多いですが、ハンモックがついているものは少ない印象がありました。ハンモックを好む猫は多いので、ない場合は別途用意してあげてもよいかもしれません。
さらに快適空間にするには、棚板に猫用ベッドを設置したり、爪とぎポールやおもちゃをケージ内に設置したりするのもおすすめ。退屈な時間が減りストレスも軽減されるでしょう。
いくら快適な空間を作ったとしても、半日以上入れることは猫にとって大きなストレスになります。ケージに入れるのは長くても10時間以内に抑え、飼い主がいる間は室内を自由に移動させてあげてくださいね。
棚板のサイズによって置けるベッドのサイズは変わるので、置きたいベッドがある場合はランキングの「棚板サイズ」を参照してください。
また、以下のコンテンツでは猫用ベッドやおもちゃを比較検証しているので気になる人はチェックしてくださいね。
ケージの安定性に最も大きく関係するのは、猫の上下運動の踏み台となる棚板の耐久性といえます。猫が棚板に飛び乗ったときに壊れたり、ケガをしたりしないようできるだけ丈夫な棚板のものを選ぶのがベターといえるでしょう。
まず、棚板の耐荷重が愛猫に適正かを確認することは安全面においてとても重要です。猫の種類にもよりますが成猫の平均体重は約4kgで、大型猫の代表とされるメインクーンの平均体重は6kgほど。また、猫は8kg以上が肥満とされています。そのため、猫が成長しても耐えられるように、棚板の耐荷重は8kg以上の表記があるものがベストといえるでしょう。
実際に猫用ケージの耐荷重を確認したところ、多くの商品は8kg以上でしたが、なかには6kgほどのものもありました。愛猫の体重を確認して、適正なものを選ぶようにしてくださいね。
さらに、棚板がしっかり固定されているかも大事なポイント。ねじで固定されていたり、差し込みパーツで数か所から固定されていたりするものなど、棚板がフレームに固定され安定しているものを選ぶようにしましょう。検証ではねじで止められたものや、フレームと一体化しているものが最も安定感がありました。差し込みパーツで固定するものもある程度の安定感はあるので、選んでも問題はないといえるでしょう。
猫が上下運動する音が気になる場合は、ケージの素材がプラスチック製のものがおすすめ。プラスチック製だと軽いので動かしやすく、全体を水洗いしやすいのも特徴です。
また、子猫はケージの柵の間から脱走する懸念があります。子猫に用意する場合は子猫の頭が通らない2cm以内の柵の間隔のケージを選ぶと安心ですよ。気になる人は、ランキングの「柵の間隔」の項目をチェックしてくださいね。
ケージの周りは猫の毛・ほこり・猫砂で汚れやすいため、手入れのしやすさも大切な要素。キャスターつきのものなら、サッと動かせてケージ周辺を楽に掃除できるのでおすすめですよ。キャスターがついていないと重いケージを持ち上げたり、動かしたりする必要があり手入れが大変に。こだわりがない場合はキャスターつきを選ぶのが無難といえます。
また、ケージの底トレー部分の掃除のしやすさも重要です。散らばった猫砂を回収しやすいように、底トレーをそのまま引き出せたり、下段扉が大きくトレーを掃除しやすかったりするものがおすすめ。トレーの掃除がしにくいと、掃除中低い姿勢を保たなくてはならなかったり、細かい猫砂を一粒一粒回収する必要があったりと手間がかかる印象です。
ケージ内に必ず設置するトイレですが、使いたいトイレの種類やサイズによって選ぶべきケージが異なります。ケージ内で使いたい特定のトイレがある場合は、ケージ下段の扉のサイズをチェックし、そこから出し入れできるかを事前に確認することが重要です。
これからトイレを用意する人は、使いたいトイレの種類を確認しましょう。固まらない猫砂を使用するシステムトイレを使用したい場合は、トイレとケージ下段の扉のサイズ、ケージ内の幅と奥行をチェックし、自分にあったケージを選ぶのがおすすめ。今回検証したなかでシステムトイレを使う人におすすめの商品は、PETTOMの「キャットケージ」。底のトレーを引き出せて、散らばった猫砂や溜まったほこりなどの掃除を楽に行えるのが魅力です。
固まる猫砂を使用するノーマルトイレを使用したい場合、トイレ一体型のケージを選ぶのがおすすめ。トイレを別途用意する必要がないうえ、掃除のたびに扉の開け閉めをしなくてよいので毎回のトイレ掃除も楽々ですよ。今回検証したなかでおすすめのケージは、ネオリードの「CAT TOWER STADIUM トイレ付きキャットケージ にゃん箱1号 NL-CGT2」。トイレの横に便利な収納箱があるのが特徴の商品です。猫や飼い主の好みに合わせて、最適なケージを選んでくださいね。
商品 | 画像 | おすすめ スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||
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安定感 | 猫の快適さ | 手入れのしやすさ | 脱走のしにくさ | 組み立てやすさ | 幅(内寸) | 奥行(内寸) | 高さ(内寸) | 幅(外寸) | 奥行(外寸) | 高さ(外寸) | 扉サイズ | 棚板サイズ | 本体重量 | 棚板耐荷重 | 棚板の数 | 柵の間隔 | キャスター付き | トイレ付き | 扉のロック種類 | 棚板の固定方法 | |||||||
1 | PETTOM キャットケージ | ![]() | 4.55 | 使うトイレが決まっているならコレ!快適性が高く手入れも楽 | 4.50 | 4.52 | 4.70 | 4.63 | 4.00 | 75.0cm | 53.5cm | 110.5cm | 80.0cm | 57.0cm | 123.0cm | 上段:幅33×高さ49.5cm/下段:幅39.5×高さ42.5cm | 幅31.5×奥行48.5cm | 16kg | 25kg | 2つ | 3.1cm | スライド式 | 差し込み | ||||
2 | ネオリード CAT TOWER STADIUM|トイレ付きキャットケージ にゃん箱1号|NL-CGT2 | ![]() | 4.51 | 固まるタイプの猫砂を使う人に!飼い主も猫も快適 | 4.60 | 4.40 | 4.70 | 4.38 | 3.80 | 76.0cm | 51.0cm | 110.0cm | 81.0cm | 56.0cm | 133.0cm | 上段:幅34×高さ47cm/下段:幅41×高さ43cm | 幅34×奥行51cm | 18kg | 8kg | 2つ | 3.2cm | スライド式 | 差し込み | ||||
3 | Amazon Basics 猫用ケージ 大型|9050 | ![]() | 4.41 | 5位 | 上下に動き回る活発な猫に!底面トレーは引き出せて掃除が楽 | 4.00 | 4.55 | 4.80 | 4.63 | 4.00 | 89.5cm | 56.0cm | 120.0cm | 91.0cm | 57.0cm | 128.0cm | 上段/下段:幅44.5×高さ48.5cm | 幅32×奥行53cm | 17kg | 12kg | 3つ | 3.5cm | スライド式 | 乗せるだけ | |||
4 | タンスのゲン キャットケージ 2段|52800000 | ![]() | 4.38 | 組み立ても手入れも簡単!安定性が高く揺れが少ない | 4.80 | 3.92 | 4.30 | 4.63 | 4.84 | 75.0cm | 49.0cm | 118.0cm | 81.0cm | 55.0cm | 126.0cm | 上段/下段:幅35×高さ42cm | 幅37×奥行49.5cm | 14kg | 20kg | 1つ | 4.2cm | つまみ式 | フレームと一体型 | ||||
4 | ギガクラウド・テクノロジー・ジャパン OSJ|キャットケージ | ![]() | 4.38 | 2位 | トイレ・収納つきの多機能ケージ。手入れや組み立ても簡単 | 4.17 | 4.38 | 4.74 | 3.90 | 4.92 | 81.0cm | 51.0cm | 103.5cm | 88.0cm | 57.5cm | 130.5cm | 下段:45×33cm/上段:35×33cm | 40×52cm | 不明 | 10kg | 1つ | 4.0cm | スライド式 | 引っかけ | |||
6 | ギガクラウド・テクノロジー・ジャパン キャットケージ | ![]() | 4.37 | 3位 | 猫の快適さを重視する人におすすめ。4種のカラー展開も魅力 | 4.70 | 4.57 | 3.90 | 4.63 | 4.25 | 92.2cm | 56.0cm | 116.8cm | 101.0cm | 65.5cm | 119.0cm | 上段:幅32×高さ50cm/下段:幅39×高さ51cm | 幅37×奥行55.5cm | 16kg | 8kg | 2つ | 2.8cm | スライド式 | 差し込み | |||
7 | PETEPELA キャットケージ | ![]() | 4.33 | 多頭飼いや広々空間を求める人向き。幅広でのびのび過ごせる | 4.17 | 4.64 | 4.50 | 3.90 | 3.90 | 120.0cm | 58.3cm | 118.5cm | 125.0cm | 62cm | 124.5cm | 上段/下段:幅51.5×高さ49.8cm | 幅50.5×奥行58.5cm | 20kg | 不明 | 2つ | 3.4cm | スライド式 | 差し込み | ||||
8 | タンスのゲン トイレ一体型 キャットケージ|52800016 | ![]() | 4.31 | 引き出し式のトイレつき。安定感が高く揺れにくいのも魅力 | 4.50 | 4.25 | 4.38 | 3.90 | 4.00 | 77.8cm | 52.0cm | 90.0cm | 80.7cm | 55.4cm | 111.7cm | 上段:幅36×高さ33.5cm/下段:幅45.7×高さ33.7cm | 幅39.5×奥行51.5cm | 16kg | 20kg | 1つ | 2.8cm | スライド式 | 差し込み | ||||
8 | アイリスオーヤマ 隠れ家キャットランドケージ|PKC-800 | ![]() | 4.31 | 快適な環境づくりにもってこい。ハンモックや爪とぎつき | 4.60 | 4.72 | 3.94 | 4.38 | 3.50 | 76.0cm | 55.0cm | 143.5cm | 80cm | 63.0cm | 153.0cm | 上段/下段:幅31×高さ45cm | 幅30×奥行53cm | 38kg | 6kg | 2つ | 3.2cm | スライド式 | ねじ | ||||
10 | 泰 RAKU|大型キャットケージ | ![]() | 4.25 | 多頭飼いにも!頑丈で安定感がありサイズ展開が豊富 | 4.70 | 3.80 | 4.38 | 4.13 | 4.00 | 63.0cm | 38.0cm | 90.0cm | 70.0cm | 45.0cm | 101.0cm | 上段:幅26.5×高さ33cm/下段:幅40×高さ35 | 幅31×奥行39cm | 不明 | 8kg | 2つ | 2.7cm | スライド式 | 差し込み |
幅(外寸) | 80.0cm |
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奥行(外寸) | 57.0cm |
高さ(外寸) | 123.0cm |
棚板耐荷重 | 25kg |
良い
気になる
PETTOMの「キャットケージ」は猫用ケージを探す人におすすめのベストバイ。システムトイレを設置しても掃除がしやすいうえ、中の広さや安定感も十分で、猫も飼い主も快適に使いやすい商品といえます。
特筆すべきは手入れのしやすさで、底面のトレーが引き出し式になっており、飛び散った猫砂も掃除がしやすいのが魅力。上段扉の面積はそれほど大きくないものの、下段扉の面積が非常に大きく、トイレの出し入れもスムーズに出し入れできます。キャスターもついているため、ケージ周りもサッと掃除できますよ。
ケージの奥行は十分にあり、ハンモックや2段の棚板がついていて猫が快適に過ごしやすい点も魅力。棚板は猫が丸まって寝られるほど大きく高さもあり、猫が気分に合わせてくつろげるでしょう。また、棚板はネジで打ち込む仕様なのでしっかりと固定でき、安定感にも優れています。8kg以上のペットに対応していてキャスターストッパーもあるので、成猫でもぐらつく心配は少ないでしょう。
ストッパーつきの横スライド式ドアを採用しているので中からは開けられにくく、脱走されにくい構造です。しかし、網目の間隔は3.1cmと大きめで、子猫の頭が入る可能性がある点は押さえておきましょう。図説が丁寧で工具も不要なので組み立てに手間はかかりづらい印象ですが、接続パーツが42個と多い点はやや気がかりといえます。
幅(内寸) | 75.0cm |
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奥行(内寸) | 53.5cm |
高さ(内寸) | 110.5cm |
本体重量 | 16kg |
棚板の数 | 2つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | スライド式 |
幅(外寸) | 81.0cm |
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奥行(外寸) | 56.0cm |
高さ(外寸) | 133.0cm |
棚板耐荷重 | 8kg |
良い
気になる
ネオリードの「CAT TOWER STADIUM トイレ付きキャットケージ にゃん箱1号 NL-CGT2」は、固まるタイプの猫砂を使用するならまず検討したい商品です。引き出し式のトイレが備えつけられているのが特徴で、トイレ掃除の手間をぐっと減らせます。トイレ周りに隙間がないうえ、底面トレーの取り外しもでき、手入れのしやすさを重視したいすべての人に向いているでしょう。
棚板は差し込み式で接続パーツの数も多く、安定感も申し分なし。キャスターストッパーもついていて、猫が飛び乗ってもぐらつきを抑えられます。下の引き出しにもぐりこんで脱走する可能性はあるものの、ロックは横スライド式で下段ロックにはストッパーもあるので、脱走はおおむねしにくいといえます。ただし網目の隙間が3.2cmと大きいので、子猫の頭が出て挟まらないように注意しましょう。
ケージの内寸は幅76×奥行51cmと十分に大きいのもポイント。ハンモックや隠れる場所はないものの、2個ある棚板は猫が余裕を持って丸まって寝られるほど大きく、のびのびと過ごせそうです。
一方、接続パーツが47個と多いため、組み立てがやや大変な点が気になりました。とはいえ、パネルの表裏やパネルジョイントの取りつけ方が図入りで書かれた説明書つきで工具も不要なので、そこまで難しくはないでしょう。
幅(内寸) | 76.0cm |
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奥行(内寸) | 51.0cm |
高さ(内寸) | 110.0cm |
本体重量 | 18kg |
棚板の数 | 2つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | スライド式 |
幅(外寸) | 91.0cm |
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奥行(外寸) | 57.0cm |
高さ(外寸) | 128.0cm |
棚板耐荷重 | 12kg |
良い
気になる
棚板がぐらつきやすく、安定感の評価は少し伸び悩む結果に。棚板を抑えるパーツはあるものの、ほとんど乗せるだけの構造で、乗る位置や飛び出す角度によっては外れる可能性があります。棚板を設置する際には紐で固定するといった工夫をするのがベターです。とはいえ、フレーム同士は元々接続されている部分が多く、耐荷重も12kgと十分なので、本体の安定感は良好といえるでしょう。
幅(内寸) | 89.5cm |
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奥行(内寸) | 56.0cm |
高さ(内寸) | 120.0cm |
本体重量 | 17kg |
棚板の数 | 3つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | スライド式 |
幅(外寸) | 81.0cm |
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奥行(外寸) | 55.0cm |
高さ(外寸) | 126.0cm |
棚板耐荷重 | 20kg |
良い
気になる
タンスのゲンの「キャットケージ 2段 52800000」は、設置や手入れが簡単で気軽に取り入れやすいケージを求めている人におすすめです。本体がプラスチック製で軽く、接続パーツも20個しかないので、組み立てやすさの検証で高評価を獲得しました。写真入りの説明書も付属していて、組み立てに迷う心配は少ないでしょう。
安定感も比較したなかでトップクラス。棚板の耐荷重は20kgと非常に丈夫で、上段と下段をつなぐフレームそのものが棚板と一体化しているので、猫の上下運動による揺れはかなり少ないといえます。ジョイントパーツの数も十分にあり、キャスターストッパーもついているので、猫が飛び乗った際のぐらつきを抑えられるでしょう。そのうえ上段・下段ともに内側からは開けられない構造で、脱走リスクも低め。しかし網目の隙間が4.2cmと広いため、子猫の場合は頭を挟まれないよう注意が必要です。
また、棚板が1つしかなく、ケージの内寸の奥行は49cmと若干小さいため、猫の快適さの評価は伸び悩みました。棚板自体は猫が余裕を持って丸まって寝られる大きさですが、1つしかないうえハンモックや隠れる場所もなく、活動量が多い猫は少し物足りなさを感じる可能性があります。
とはいえ、組み立てや手入れが簡単で、安定感に優れているのは大きな魅力。扱いやすさ重視で選びたい人や、猫が上下運動するときのフレームのガチャガチャという音が気になる人はぜひ検討してください。
幅(内寸) | 75.0cm |
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奥行(内寸) | 49.0cm |
高さ(内寸) | 118.0cm |
本体重量 | 14kg |
棚板の数 | 1つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | つまみ式 |
幅(外寸) | 88.0cm |
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奥行(外寸) | 57.5cm |
高さ(外寸) | 130.5cm |
棚板耐荷重 | 10kg |
良い
気になる
ギガクラウド・テクノロジー・ジャパンの「OSJ キャットケージ」は、ケージ・トイレ・収納が一体化したケージがほしい人におすすめ。引き出し式のトイレが付属しており、わざわざ別で購入する手間がかかりません。検証では脱走のしにくさ以外の項目で良好な結果を残しました。
トイレや収納と付属品が多いうえに、組み立てやすさもトップクラス。写真や図説つきの説明書があるため手順がわかりやすく、パーツ数が12個と少ないため、簡単に組み立てられるでしょう。工具も不要なので、購入したらすぐに使えます。
手入れも簡単で、パーツを外せば上部の開閉が可能。全面プラスチック製なので丸洗いができ、きれいに保ちやすいでしょう。ストッパーつきキャスターもついているので、掃除中にぐらつくこともなく、移動したいときは楽に扱えます。
ハンモックや爪とぎはないものの、横幅81.0×奥行き51.0×高さ103.5cmのスペースがあり、猫がゆったり過ごしやすいのも魅力です。ただし、大きめサイズで一人暮らしや狭い部屋には不向き。設置場所は事前に考えておきましょう。上段・下段のどちらのロック部分にもストッパーがないため、脱走のリスクもあります。そのうえ網目の間隔が4cmと大きめなので、子猫の頭が出て挟まらないように注意が必要です。
幅(内寸) | 81.0cm |
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奥行(内寸) | 51.0cm |
高さ(内寸) | 103.5cm |
本体重量 | 不明 |
棚板の数 | 1つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | スライド式 |
幅(外寸) | 101.0cm |
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奥行(外寸) | 65.5cm |
高さ(外寸) | 119.0cm |
棚板耐荷重 | 8kg |
良い
気になる
猫の快適さの検証では、本体サイズが大きい点や、猫が丸まって寝られるほど大きな棚板が2つある点が評価されました。ハンモックや隠れる場所はないものの、活発な猫にとっても十分なスペースがあるといえます。また、上段・下段ともにストッパーつきの横スライド式のドアを採用していて、脱走リスクが低め。網目の間隔は2.8cmあるので子猫の頭が挟まらないよう注意が必要ですが、ほかに脱走の可能性がある場所は見当たりませんでした。
棚板の耐荷重は8kgと丈夫なうえ差し込み式なので、揺れにくさも良好。ジョイントパーツの数が十分にあり、直置き式で滑り止めもついているので、本体がぐらつく心配は少ないでしょう。棚板の差し込み方法をはじめ、組み立て手順は写真入りの説明書で確認できて、組み立てやすさも十分です。パーツは44個とやや多いものの、工具不要で組み立てられて気軽に設置できるでしょう。
評価を下げたのは、手入れがしづらい点。上段の扉が小さめで、2段目の棚板と扉が離れているため手が入りにくく、掃除がしにくい印象です。底面のトレー部分とフレームに隙間がないので猫砂が挟まらないのは魅力ですが、キャスターがないのでケージを動かしづらく、周囲を掃除する際も手間がかかります。
とはいえ、サイズが大きく猫がくつろぎやすい環境を作りやすいのは大きな魅力。カラーにこだわりたい人や手入れの手間が気にならない人はぜひ検討してみてください。
幅(内寸) | 92.2cm |
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奥行(内寸) | 56.0cm |
高さ(内寸) | 116.8cm |
本体重量 | 16kg |
棚板の数 | 2つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | スライド式 |
幅(外寸) | 125.0cm |
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奥行(外寸) | 62cm |
高さ(外寸) | 124.5cm |
棚板耐荷重 | 不明 |
良い
気になる
PETEPELAの「キャットケージ」は、多頭飼いの家庭や猫に余裕のある広いスペースを提供したい人におすすめです。内寸の幅は120cmとトップクラスに大きく、猫が快適に過ごせる十分な空間が確保されています。2個ある棚板もそれぞれ猫が丸まって寝られるほど大きくくつろぎやすいため、ケージを設置する広めのスペースが確保できれば選択肢のひとつになるでしょう。
棚板は差し込み式で、接続パーツはフレームの上下左右を固定する仕様なので、安定感も期待できます。キャスターストッパーもついていて、猫が動き回っても揺れを防止できるでしょう。ただし、耐荷重に関する記載がないのが懸念点。猫が成長しても長く使いたい場合や肥満気味の猫を飼っている場合は、選びにくいでしょう。また、扉は横スライド式ですがストッパーがないため、脱走リスクが低いとはいえません。
本体が大きく組み立てにくい点も気になりました。写真入りの説明書があるため手順は迷いにくいものの、接続パーツは65個と非常に多く手間がかかりそうです。
幅(内寸) | 120.0cm |
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奥行(内寸) | 58.3cm |
高さ(内寸) | 118.5cm |
本体重量 | 20kg |
棚板の数 | 2つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | スライド式 |
幅(外寸) | 80.7cm |
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奥行(外寸) | 55.4cm |
高さ(外寸) | 111.7cm |
棚板耐荷重 | 20kg |
良い
気になる
タンスのゲンの「トイレ一体型 キャットケージ 52800016」は、トイレ一体型の猫用ケージがほしいなら候補になる商品です。検証したなかでは珍しく本体に引き出し式のトイレが備わっており、狭い扉から取り出す手間なく引き出すだけで簡単にトイレ掃除ができます。上段の扉が小さいため棚板は届きにくく、ケージフレームを差し込む窪みに猫砂やほこりが溜まりやすいのは懸念点ですが、とにかくトイレの掃除を楽にしたい人にはよいでしょう。
幅と奥行は十分にあり、1段の棚板とハンモックが備わっています。棚板は猫用ベッドが置けるほど大きく、猫のくつろげる場所をしっかり用意できるでしょう。ただしケージの内寸の高さは90cmとやや低く、上下運動が好きな活動的な猫には高さが物足りない可能性があります。
組み立てやすさも悪くなく、わかりやすい図説を見ながら工具不要で設置できました。パーツの数も45個ほどと多すぎず、パネルの差し込み方も詳しく書かれているので、組み立てに迷う心配は少ないでしょう。
総合的に見ると、耐久性や手入れのしやすさ、猫の居住性など、長期的に使うのにもある程度の性能を備えた商品といえます。上がったり下がったりする動きが特に好きな猫でなければ、猫・飼い主ともに満足できそうです。
幅(内寸) | 77.8cm |
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奥行(内寸) | 52.0cm |
高さ(内寸) | 90.0cm |
本体重量 | 16kg |
棚板の数 | 1つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | スライド式 |
幅(外寸) | 80cm |
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奥行(外寸) | 63.0cm |
高さ(外寸) | 153.0cm |
棚板耐荷重 | 6kg |
良い
気になる
幅(内寸) | 76.0cm |
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奥行(内寸) | 55.0cm |
高さ(内寸) | 143.5cm |
本体重量 | 38kg |
棚板の数 | 2つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | スライド式 |
幅(外寸) | 70.0cm |
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奥行(外寸) | 45.0cm |
高さ(外寸) | 101.0cm |
棚板耐荷重 | 8kg |
良い
気になる
泰の「RAKU 大型キャットケージ」は、サイズ展開が豊富な猫用ケージを探している人に向いています。M~Lサイズのみならず、高さも1~3段から選べるため、小型の猫から多頭飼いの人まで種類を問わずおすすめです。基本的に大きめで、扉が大きく開く点も特徴。しかしハンモックや隠れられるスペースはなく、猫が落ちつけるような工夫が別途必要です。
棚板の耐荷重は8kgと頑丈なつくりであるうえ、本体の縦のジョイントパーツは上下左右をしっかり固定するため、安定感は高いでしょう。重くても動かしやすいキャスター付きですが、ストッパーもついており、必要なときにしっかり固定できます。猫が飛び乗っても揺れるリスクは低い印象です。
底面のトレーは単体で取り外せて、掃除もしやすい設計。棚板や底面がプラスチック製なので拭き取りも簡単にできます。しかし、開け閉めできるのは扉のみでケージ下部分は全開にできません。
上段・下段ともにハンドルスライド式で、簡易的ではありますがロックができます。しかし、網目の間隔が2.7cmと大きめなので、子猫の頭が通らないように注意が必要です。組み立てやすさは悪くなく、動画での説明があるので視覚的に理解しやすいでしょう。工具は基本的に不要ですが、接続パーツが50個と多いため、組み立てに時間がかかる点には注意が必要です。
幅(内寸) | 63.0cm |
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奥行(内寸) | 38.0cm |
高さ(内寸) | 90.0cm |
本体重量 | 不明 |
棚板の数 | 2つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | スライド式 |
幅(外寸) | 112.0cm |
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奥行(外寸) | 56.0cm |
高さ(外寸) | 111.0cm |
棚板耐荷重 | 不明 |
良い
気になる
TUIYIDUOが展開する「猫ケージ」は、木製素材を活かした据え置き型モデルです。シリーズの中でも中型クラスに位置づけられ、シンプルな構造と手に取りやすい価格帯で販売されています。
フレームとねじの一体型構造に加え、重さのある木製素材の本体とストッパー付きのキャスターの組み合わせで、据え置きでも移動時でもしっかり固定されていたのが魅力。また広さもある程度確保されており、猫用ベッドの設置にも対応していた点から、快適性も一定の評価を得ています。全体的にシンプルながらも、安定性と居住空間に配慮されたモデルといえるでしょう。
一方で、手入れのしやすさでは水洗い不可能な素材なうえ狭い隙間が掃除の手間となり、評価が伸び悩みました。ストッパーのない扉や簡易チェーンロックに加え、2cm以上の隙間が空いていたため、猫の脱走リスクが高い構造な点も気になります。
しっかりとした作りで安定性を求める人や、設置スペースを抑えつつ最低限の快適性を確保したい人におすすめです。
幅(内寸) | 106.0cm |
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奥行(内寸) | 50.0cm |
高さ(内寸) | 102.0cm |
本体重量 | 不明 |
棚板の数 | 1つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | 打掛式 |
幅(外寸) | 70.5cm |
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奥行(外寸) | 54.5cm |
高さ(外寸) | 75.0cm |
棚板耐荷重 | 不明 |
良い
気になる
DINGHANGの「2段 猫ケージ」は、コンパクトな猫用ケージを探している人におすすめ。奥行54.5×幅70.5×高さ75.0cmとスリムなサイズで、置くスペースが限られている人におすすめです。
上段・下段ともに扉が大きく開くうえ、キャスターもついており、お手入れはしやすいでしょう。付属のトイレも引き出して掃除できます。ただし説明書はざっくりとした図説のみで、工具の使い方なども書かれていません。とはいえネジの個数が少なく工具も付属されているため、はじめて組み立てるわけでなければ、手こずる心配も少ないでしょう。
パーツ自体はしっかりしていますが、2段目のトレイは引っかけるだけで不安定さも気になるところ。猫が暴れたら外れそうな構造で、やんちゃな猫の飼い主さんには向かないでしょう。上下の窓のカギも簡易的なつくりに見え、脱走リスクが低いとはいえない印象です。そもそも耐荷重の記載がなく、大きい猫だと破損させる可能性も0ではありません。
ケージ内にはハシゴと段しかなく、猫の快適さの評価も伸び悩みました。ハンモックは付属されていたものの、公式サイトでは記載されておらず、隠れるスペースもないので眠りたいときにも落ち着けないかもしれません。本体サイズも控えめなので体の大きさによっては窮屈に感じるでしょう。
とはいえ、コンパクトさとお手入れのしやすさは魅力。猫用ケージを購入したことがある人なら組み立ても難しくはないでしょう。部屋が狭く十分なスペースが確保できない人は選択肢に加えてみてはいかがでしょうか。
幅(内寸) | 68.0cm |
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奥行(内寸) | 48.0cm |
高さ(内寸) | 73.0cm |
本体重量 | 不明 |
棚板の数 | 1つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | スライド式 |
幅(外寸) | 69cm |
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奥行(外寸) | 48.0cm |
高さ(外寸) | 106.0cm |
棚板耐荷重 | 20kg |
良い
気になる
棚板の耐荷重は20kgと大きく、本体にはキャスターストッパーもついていて、安定感の検証では高評価を獲得。プラスチック製で木製には劣るものの、棚板フレームは差し込み式で4方向に固定する仕組みでしっかり安定するでしょう。猫が飛び乗ったり動き回ったりしても棚板が外れにくいといえます。さらに、開閉ドアや網目の間隔が1.8cmとトップクラスに狭く、横スライド式ドアのため、脱走しづらい構造。子猫でも網目から頭が出て挟まれる心配が少ないでしょう。
幅(内寸) | 64.5cm |
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奥行(内寸) | 43.5cm |
高さ(内寸) | 98.0cm |
本体重量 | 10kg |
棚板の数 | 2つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | スライド式 |
タンスのゲン キャットケージ ハンモック付きをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
幅(外寸) | 69cm |
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奥行(外寸) | 54.5cm |
高さ(外寸) | 112cm |
棚板耐荷重 | 6kg |
良い
気になる
アイリスオーヤマの「アイリスプラザ コンパクトキャットケージ」は、コンパクトなケージを探している人の候補になるでしょう。アイリスオーヤマブランドのなかでもコンパクトな設計で、場所を取らずに設置できるシンプルなケージ。そのぶん内部は狭いため、小さな猫向きです。ハンモックや爪とぎポールなどのアイテムもありません。
棚板の耐荷重は6kg。棚板はメラミン樹脂製でねじで固定するため、安定感は良好といえます。ただし、本体の縦のジョイントパーツは左右のみの固定で、上下には動く仕様。底面の滑り止めもなく、猫が勢いよく動くと多少のぐらつきが懸念されます。
底面のトレーは取り外し可能ですが、上段扉の面積が小さいうえに棚板や底面以外はプラスチック製ではないので、お手入れに手間がかかる印象です。キャスターもなく、移動は難しいでしょう。上段のロック部分の内側にはストッパーがついていますが、下段にはなく脱走リスクも気になるところ。脱走グセがある愛猫には使いづらいでしょう。
説明書に記載の断面図で組み立て手順がわかるものの、36個ものパーツを組み立てる必要があるのも惜しいポイント。棚板の設置にはプラスドライバーが必要で付属もしていないので、自分で用意する必要があります。
手入れや組み立てが大変で脱走リスクもありますが、設置場所に困りにくいコンパクトなサイズにこだわるなら候補にしてもよい商品。3段タイプも販売されているので、高さのあるタイプがほしい人はそちらをチェックしてみてください。
幅(内寸) | 61.6cm |
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奥行(内寸) | 47.1cm |
高さ(内寸) | 112cm |
本体重量 | 9.9kg |
棚板の数 | 2つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | スライド式 |
幅(外寸) | 69.5cm |
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奥行(外寸) | 42.0cm |
高さ(外寸) | 133.5cm |
棚板耐荷重 | 6kg |
良い
気になる
Amazonの「by Amazon Wag スリム キャットケージ 2段 ホワイト」は、狭い部屋に置けるコンパクトなケージを探している人におすすめです。幅69.5×奥行き42cmとスリムな設計で、置き場所を選びにくいといえます。
しかし、上段のロックは簡易的なもので、内側にストッパーもないため、脱走リスクが気になりました。下段のロックにもストッパーがありません。耐荷重が6kgで底面に滑り止めがないため、安定感もやや物足りない印象です。棚板は引っ掛けるだけなので、ネジ固定に比べてぐらつくリスクがあります。猫が勢いよく飛び乗ると、本体が動く可能性があるでしょう。
高さは確保されていますが、スリムなぶん棚板も小さめで、猫が丸まって寝られない可能性があるのも懸念点。棚板が2個あるのは魅力ですが、特に大きめの猫は窮屈に感じるかもしれません。
一方、底面のトレーは単体で取り外し可能なので、楽に掃除ができます。キャスターがないので移動は大変ですが、棚板や底面がプラスチック製なのもお手入れしやすいポイント。パーツを外せば上部開閉もできます。図説つきで組み立ての手順がわかりやすく、工具も基本的には不要なので組み立てがしやすいでしょう。
幅(内寸) | 66.0cm |
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奥行(内寸) | 39.0cm |
高さ(内寸) | 132.0cm |
本体重量 | 13.7kg |
棚板の数 | 2つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | チェーン |
幅(外寸) | 71.5cm |
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奥行(外寸) | 45.5cm |
高さ(外寸) | 106.5cm |
棚板耐荷重 | 8kg |
良い
気になる
Topzooの「トイレ付キャットケージ」はトイレと一体型になっているコンパクトタイプの室内ケージです。シリーズの中でも省スペース設計を特徴とするモデルで、同カテゴリ内では比較的軽量で取り回しやすい製品として展開されています。
下段には引き出し式のトイレが付属しており、ケージ上部を開けることなく簡単にトイレ掃除が可能。本体はスチール素材で、安定感を重視した設計ながら素材が軽く取り回しやすい点も魅力。差し込み式でしっかりと固定できる構造で、移動時でも本体がぐらつきにくいでしょう。また、各段に扉があるので猫や猫グッズも出し入れしやすそうです。
一方で、ハンモックなどは付属していないため別途購入のが必要があります。また、ドアのロック部分は簡易的なもので、内側にストッパーもなく剥き出しの状態なことから、脱走のリスクが高そうな印象でした。またコンパクト設計な分、猫の居住スペースがやや狭いのも気になりました。キャスターもついていないので、移動の際は手間取るかもしれません。
省スペースや掃除のしやすさを重視する人には実用性のある選択肢ですが、猫の快適さや脱走対策を最優先する場合には注意が必要です。
幅(内寸) | 70.0cm |
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奥行(内寸) | 44.5cm |
高さ(内寸) | 106.0cm |
本体重量 | 不明 |
棚板の数 | 1つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | ワンタッチロック |
幅(外寸) | 75.0cm |
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奥行(外寸) | 47.0cm |
高さ(外寸) | 133.5cm |
棚板耐荷重 | 6kg |
良い
気になる
アイリスオーヤマの「スリムキャットケージ 2段 PSCC-752」は、商品名のとおりスリムながら安定感に優れているのが魅力。ジョイントパーツの数が十分にあるうえ、棚板はねじ・フレーム一体型なので、ぐらつきを防止できます。省スペースで設置できて、ぐらつきによる音も気になりにくく、一人暮らしの人や部屋のスペースが限られている人は選択肢に入るでしょう。
本体を組み立てやすい点も魅力。注釈入りの図説がわかりやすく、部品点数も40個程度と多すぎません。本体の組み立てには工具不要で、気軽に設置できるでしょう。
一方、スリムなぶん猫の快適さの評価は伸び悩みました。ケージの内寸の高さは133cmと十分ですが、奥行や幅が小さめなうえ、棚板も小さく丸まって寝るのが難しく窮屈に感じる可能性があります。ハンモックや隠れるスペースなどもなく、猫が快適に過ごすためのグッズも物足りない印象です。
スリムでコンパクトなうえ、安定感に優れており組み立てもしやすい本商品ですが、窮屈なサイズで脱走リスクも高いうえ、手入れがしづらい点はネック。万人向けの商品とはいえません。
幅(内寸) | 67.5cm |
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奥行(内寸) | 40.0cm |
高さ(内寸) | 133.0cm |
本体重量 | 14kg |
棚板の数 | 2つ |
トイレ付き | |
扉のロック種類 | チェーン式、スライド式 |
マイベストではベストな猫用ケージを「飼い主が安心して猫を入れておけて、手入れも簡単なうえ、中にいる猫も快適に過ごせる商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の猫用ケージ17商品を集め、以下の5個のポイントで徹底検証しました。
検証①:安定感
検証②:猫の快適さ
検証③:手入れのしやすさ
検証④:脱走のしにくさ
検証⑤:組み立てやすさ
今回検証した商品
安定感に優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「猫が中で上下運動をしてもまったく心配にならないほど、しっかりした作りの商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
猫が快適に過ごせる商品としてユーザーがとても満足できる基準を「猫が中で十分な上下運動ができ、猫にとって快適な生活環境が整っている商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
手入れしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「ケージ周りもケージ内の掃除もとても楽で、日々のケージ清掃にストレスを感じにくい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
猫が脱走しにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「どんな猫でも脱走する心配がなく、安心して猫を入れておける商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
組み立てやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「組み立てに工具が不要で、時間をかけずに1人で組み立てられる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
ケージは温度管理がしやすい場所に置くのがポイント。ケージ内の猫が快適に過ごせるよう、直射日光が当たる場所やエアコンの風が直で当たる場所などは避けましょう。
また、できるだけ背面がしっかり壁に接する位置を心がけるのも大切。揺れにくく転倒のリスクも少ないうえ、猫も背面を気にする必要がないのでよりリラックスした状態で過ごせますよ。さらに、新しい環境にスムーズに慣れてもらうためには、家族が活動するリビングの隅に置くのがおすすめですが、猫にストレスを与えないようある程度距離を取るように注意が必要です。
もし臆病な性格の猫を受け入れる場合は、最初は使っていない部屋や人の出入りが激しくない部屋の隅に設置するのもひとつの手。猫の様子を見ながら、新しい環境に早く慣れてもらえるよう工夫してみてくださいね。
カーテンやソファーなど布類の近くに置くと、爪とぎの道具に使われる可能性も。ほかにも誤飲につながるものが置かれている棚周りは避け、周囲はできるだけ空間をとることもポイントです。
猫用ケージのほかにも、猫のお迎えグッズはたくさん。下のコンテンツではあわせてチェックしてほしい猫用アイテムを紹介しているので、気になる人はチェックしてくださいね。
1位: PETTOM|キャットケージ
2位: ネオリード|CAT TOWER STADIUM|トイレ付きキャットケージ にゃん箱1号|NL-CGT2
3位: Amazon Basics|猫用ケージ 大型|9050
4位: タンスのゲン|キャットケージ 2段|52800000
4位: ギガクラウド・テクノロジー・ジャパン|OSJ|キャットケージ
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
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