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【徹底比較】キャットフードのおすすめ人気ランキング65選【カリカリ・猫缶】

【徹底比較】キャットフードのおすすめ人気ランキング65選【カリカリ・猫缶】

猫のいる家庭に欠かせない、キャットフード。定番のドライタイプと、猫缶とも呼ばれるウェットタイプの2つがあります。ロイヤルカナン・ニュートロ・オリジンなどブランドも豊富で、穀物を使わないグレインフリーや無添加の商品も非常に人気です。これだけ選択肢があると、一体どれを選んだらいいのか迷ってしまいますよね。


今回はAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のキャットフード65商品を比較して、最もおすすめのキャットフードを決定したいと思います。


比較検証は以下の3点について行いました。

  1. 原材料の信頼度とこだわり
  2. 食いつき
  3. 価格の手頃さ

果たしてどの商品が最強のベストバイ商品なのでしょうか?キャットフードの選び方のポイントもご説明しますので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。

  • 2020年07月13日更新
  • 56,948 views

検証のポイント

売れ筋のキャットフード65商品をすべて集めて、徹底的に比較検証しました
  • 原材料の信頼度とこだわり

    検証① 原材料の信頼度とこだわり

    1つ目は「原材料の信頼度とこだわり」です。まずは各商品の原材料がどれだけ詳しく記載されているかを確認していきます。「等」「類」「家禽」などの記載の後に説明がなく、原材料の詳細が書かれていない箇所が1つでもあった場合は、信頼度に欠けるとして減点を行います。逆に、以下にあたる記載は信頼度が高いとして加点の対象に設定します。各原材料のパーセンテージやグラム数原材料の産地「生」「乾燥」など肉・野菜等の加工前の状態や保存方法「骨を含まない」「副産物を含まない」「ホルモン剤不使用」など、肉に関する詳細その他「遺伝子組み換え食材不使用」「人間でも食べられる食材のみを使用」などの原材料に関する説明また、各商品に独自性やこだわりがどれだけあるかをチェックしました。パッケージや公式サイトを確認し、以下などの説明があるごとに、加点を行います。●●を使用しました●●製法で作りました●種類の豊富なバリエーション鮮度を保つパッケージ1つあるごとに+0.5点となりますが、添加物が1つも入っていない商品の場合は、安全性へのこだわりとして特別に1.0点の加点となります。逆に、根拠のない効果の記載など、表記のガイドラインに明らかに違反している表現があった場合は-1.0点とします。

  • 食いつき

    検証② 食いつき

    次は猫がどれだけ好んで食べるかという「食いつき」です。保護猫カフェに協力いただき、実際に猫にフードを与えます。猫の前にドライ3〜4商品、またはウェット3〜4商品を同じ分量ずつセットします。1商品につき3匹の猫に与えて食べる順番・量・スピード等を観察し、他の商品と比較して明らかに食いつきのいいものは加点、逆に悪いものは減点します。ですが、味の好みは個体差が大きいため、食いつきのヒントとなる匂いの強さもチェックしていきます。強いほど高得点とし、与えた際の様子もふまえて総合的に評価を行います。

  • 価格の手頃さ

    検証③ 価格の手頃さ

    最後は価格の手頃さです。ドライフードは猫の体重を4kgとした場合の1日のコストを算出し、複数サイズがある場合は各サイズの平均を1日のコストとしました。ウェットフードは一般食も含まれるため、100kcalあたりのコストで比較を行いました。

  • すべての検証はmybest社内で行っています

    自社施設

    ペットの専門家と保護猫カフェが検証協力!

    ペットの専門家と保護猫カフェが検証協力!
    <取材協力:彦坂 道子先生>
    獣医師。東京出身。日本獣医生命科学大学卒業。都内の動物病院にて勤務後、ペットフードメーカーにて約1,000件の動物病院を担当。動物病院スタッフと飼い主によるチーム医療を提唱。vetコンサルタント。動物専門学校非常勤講師。
    Blog:http://animalclinic.life/

    <検証協力:保護猫カフェたまゆら>
    人形町駅徒歩1分の保護猫カフェ。様々な事情で保護された猫たちが、新しい家族との出会いを待っている。ネコヨガなどのイベントも開催。
    http://tamayura.nyanko.org/
    Twitter:@CatcafeTamayura

    キャットフードの選び方

    キャットフードを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。

    ① タイプで選ぼう

    キャットフードの形状には主に2つのタイプがありますので、それぞれの特徴を捉えていきましょう。

    コスパ・保存性重視ならドライフード

    コスパ・保存性重視ならドライフード

    コストの低さや扱いやすさを優先したいのであれば、カリカリとも呼ばれるドライフードを選びましょう。比較的安価なので毎日与えても家計の負担になりにくく、開封後も常温で長い期間保存することが可能です。


    また、1粒に素材がぎゅっと詰まっており、少量で必要な栄養を摂取できるというメリットもあります。その分食べすぎになりやすいので、目分量で与えず記載されたカロリーや給与量を参考にしてください。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    「ドライフードはいつから与えていいのですか?」という質問をされる方が多くいらっしゃいます。答えは、いい加減なようですが「その子が食べられるようになったら」です。一般的に生後2ヶ月前後が目安となります。


    母猫が側にいる場合には、その頃になるとお母さんが食べているものに興味を持ち始め、同じキャットフードを食べてみたりします。

    水分補給や食べやすさ重視ならウェットフード

    水分補給や食べやすさ重視ならウェットフード

    食べやすさや食いつきの良さを求める場合や、水分補給も行いたい場合はウェットタイプのキャットフードを選びましょう。ドライフードの水分含有量が10%程度であるので対し、ウェットフードは80%近くもの水分が含まれています。食感や香りがよくて好まれやすく、水を飲まない猫ちゃんにもおすすめできるタイプです。


    「猫缶」とも言われますが、缶詰だけでなくパウチやトレイなど容器の形状も豊富で、無数の選択肢の中から商品を選ぶことができます。ただし、開封後にすぐ傷んでしまうことと、コストが高いことがデメリットです。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    ウェットフードのデメリットを挙げるとしたら、開封後の劣化が早く長期保存ができないことです。また、栄養素が詰まったドライフードとは違い、水分で嵩を増している状態なので、必要な栄養を摂取するには多くの量を食べる必要があります

    両タイプの併用もおすすめ!

    両タイプの併用もおすすめ!

    毎日ウェットフードをあげるのはコスト的に難しいけど、ドライフードだけだと食べてくれない……という場合は、2つを併用することもおすすめです。


    ドライフードにウェットフードをトッピングしたり、一日のうちの1食をウェットに置き換えるなど飽きない工夫をしてあげましょう。その際、栄養不足や食べすぎにならないようカロリーをきちんと計算してくださいね。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    ドライフードのみを与えていても、お水を飲むことで水分を摂取することができます。ただ、泌尿器系の病気を持っている猫やそのリスクがある猫には、少しでも多く水分を摂ってもらうためにウェットフードを勧める場合があります。

    ② 目的で選ぼう

    キャットフードには「総合栄養食」「食事療法食」「一般食」という3つの種別があります。愛猫の体調や与える目的に合わせて、適切なものを選びましょう。

    健康維持のために与えるなら「総合栄養食」

    健康維持のために与えるなら「総合栄養食」

    健康な猫に、毎日の主食としてフードを与える場合は「総合栄養食」を選びましょう


    総合栄養食とは、そのフードと水のみの摂取で、生きていていくために必要な成分・栄養素を得ることができるというものです。ペットフード公正取引協議会が定める基準を満たした商品のみが「総合栄養食」の記載をすることができます。


    ドライ・ウェットのどちらにも総合栄養食の商品がありますが、栄養学的には違いがありません。与える場面や猫の好みに合わせたタイプを選ぶことが可能です。

    病気の予防・体調の改善が目的なら「食事療法食」

    病気の予防・体調の改善が目的なら「食事療法食」

    食事を管理することで疾患の予防や体調の改善をサポートしたいのであれば、「食事療法食」を選びましょう


    食事療法食は店頭やネットショップでも購入できますが、原則として動物病院等で購入し、獣医師から指導を受けた上で与えるものです。正しい知識のない飼い主の判断だけで食べさせてしまった場合、効果がないだけでなく症状が悪化する可能性もあるので注意しましょう。


    泌尿器系・腎臓・肝臓など臓器機能のサポートをするフードの他、体重のコントロールをするフードなど豊富な種類の療法食が販売されています。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    療法食は病気の治療・予防のために作られた特別なキャットフードです。治療用のためあえて栄養バランスを崩している製品もありますので、体調によっては症状を悪化させてしまうことがあります。与える時には獣医師への相談が必須です。また、療法食を使っている間は他のフードをあげるのは控えましょう。


    ですが、薬をあげる時に他のごはんを使いたい場合や、「どうしてもおやつをあげたい!」という方は獣医師にご相談ください。体調に応じて与えても良いものなど、アドバイスをしてくれますよ。

    トッピング・ご褒美用に使うなら「一般食」

    トッピング・ご褒美用に使うなら「一般食」

    総合栄養食の基準を満たさない「一般食」は、ドライフードのトッピングとして、または低い頻度で与えるご褒美・ご馳走として使うことができます。一般食の取り扱いがあるのはウェットフードのみです。


    栄養バランスを重視した総合栄養食のウェットフードよりも嗜好性が高く、食欲の落ちてしまった猫ちゃんに食べさせるには最適です。ただし、食いつきがいいとはいえ一般食だけを与え続けると必要な栄養素を摂取できません。総合栄養食をメインで与えることが必須です。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    「1回の食事で」一般食のみを与えるのは〇ですが、 「1日の食事で」一般食のみを与えるのは×です。人の食べ物にたとえるなら一般食はナゲットやポテトやアイスで、総合栄養食は一汁三菜です。一般食は栄養学的なバランスを考えられていないので、健康を考えた時にはやはり総合栄養食をメインで与えるべきです。


    一般食は「その他の目的食」に分類され、その通りなにかの目的のために作られたフードです。巷で人気の一般食は「食いつきを良くする」を目的にしたものがほとんどです。飼い主さんが「総合栄養食よりも食いつきがいいから一般食だけあげたい」とお感じになるのは自然な事かもしれません。

    ③ 年齢で選ぼう

    キャットフードは、猫の年齢ごとに様々な商品が販売されています。各フードの特徴も捉えた上で、ライフステージに合わせた最適なフードを食べさせてあげましょう。

    離乳期〜1歳までの猫には、栄養価の高い「子猫用」

    離乳期〜1歳までの猫には、栄養価の高い「子猫用」

    ミルクを卒業した猫には徐々に子猫用のフードを与えていきましょう。まずはペースト状の離乳食に切り替えていき、次にドライフードをふやかして与え慣れさせていくという方法が一般的です。


    子猫用のフードは成長期の猫のためにタンパク質やカルシウムが多く配合され、消化の良さも重視されています。以下の記事では、離乳期に与えるおすすめの子猫用離乳食を紹介していますので、こちらもぜひ参考にしてくださいね。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    成長とともに自然にキャットフードを食べる子猫もいますが、離乳食からの切り替えが難しい子もいます。特に、保護した場合など人工的に育てている時は母猫の代わりに教えてあげなければいけません。


    ウェットフードやふやかしたドライフードををミルクに混ぜたり、そっと口元にあげてなめさせてみると良いでしょう。おすすめなのは柔らかくしたキャットフードを少し詰まんでチクビの形に整えてあげることです。チクビを吸うようにキャットフードを口に含む事を覚えてくれます。

    1歳以上の猫には健康維持が目的の「成猫用」

    1歳以上の猫には健康維持が目的の「成猫用」

    成猫には、健康維持を目的とした成分配合の成猫用フードを与えましょう。猫の成長スピードには差がありますが、一般的に1歳を迎えると成猫として扱われます。


    もっとも対象が広いため、豊富な選択肢の中から商品を選ぶことができます。

    7歳以上の猫には低カロリー&病気予防効果のある「シニア猫用」

    7歳以上の猫には低カロリー&病気予防効果のある「シニア猫用」

    高齢の猫には、カロリーが低く病気の予防にも配慮したシニア猫用のキャットフードを与えましょう。高齢になると運動量が減りカロリー消費量も少なくなります。また病気のリスクも増加しますので、7歳を目安に成猫用のフードから切り替えることをおすすめします。


    今回の検証では成猫用のフードのみを扱っていますので、高齢の猫ちゃんを飼っている方は以下の記事を参考にしてくださいね。

    ④ 体調とライフスタイルで選ぼう

    年齢だけでなく、体調やライフスタイルに合わせた商品も豊富に取り揃えられています。愛猫の健康状態などを把握して、ぴったりのものを選んでいきましょう。

    運動量の少ない猫や肥満の猫には「インドア用」「ダイエット用」

    運動量の少ない猫や肥満の猫には「インドア用」「ダイエット用」

    室内で暮らすために運動量の少ない猫には「インドア用」のフード、肥満傾向のある猫には「ダイエット用」のフードを与えましょう。どちらもカロリーを低く調整したものですが、インドアは体重維持、ダイエットは減量を目的としています


    体調や個体差がありますので、体重の変化を見ながら与える量を調整していきましょう。

    手術後の猫には低カロリーの「避妊・去勢手術後用」

    手術後の猫には低カロリーの「避妊・去勢手術後用」

    避妊手術や去勢手術を受けたあとの猫には、同じく低カロリーに設計された手術後用のフードを選んであげましょう。猫は初めての発情期を迎える生後6ヶ月頃に手術を受ける場合が多く、術後はホルモンバランスの崩れによって体重が増えやすくなります。太りにくいフードを食べさせて肥満を予防してください。


    ただし、術後に一気にフードを変えると食べてくれない可能性が高いので、以前のフードに混ぜながら少しずつ切り替えていきましょう。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    避妊・去勢手術のあとは肥満になりやすい体質に変化します。この種のフードは、カロリーを抑え、肥満予防のために繊維質を多めにした製品が多いです。

    毛玉を吐きやすい猫には食物繊維が豊富な「毛玉ケア」のフード

    毛玉を吐きやすい猫には食物繊維が豊富な「毛玉ケア」のフード

    長毛種など、毛玉をよく吐いてしまう猫には「毛玉ケア」の効果があるフードがおすすめです。食物繊維を多く配合することによって体の中の毛を絡めとり、便と一緒に体外に排出する効果が期待できます。


    ただし商品によっては、他メーカーの毛玉用ではないフードよりも繊維分が少ないものも。気になる方は成分表の表記をチェックしてみてもいいですね。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    猫はグルーミングした際に体内に溜まってしまった毛を吐き出す習性があります。「毛玉ケア」などと書かれたフードは、不溶性線維を配合することによって、毛を口から出すのではなく便から排泄しやすいよう工夫された製品が多いです。

    「おしっこの問題」が気になる猫には泌尿器系に効果があるフード

    「おしっこの問題」が気になる猫には泌尿器系に効果があるフード

    腎臓や膀胱、尿管など、尿に関連する臓器の問題が気になる場合は、泌尿器系への効果が期待できるフードを選びましょう。猫は少ない水でも生きられる体の構造になっているため、どうしても泌尿器系の負担が大きくなってしまいます。


    このタイプのフードは、尿路結石などの疾患を防ぐためマグネシウム等の成分量が調整されているものが多いです。体調や罹患歴を考慮した上で、あくまで予防として与えてください

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    猫で特に多いのは、膀胱炎や尿石症、腎不全など泌尿器系の疾患です。飼い主さんの間では「おしっこの問題」と言われているところです。


    肥満体型の場合やストレスの多い環境にいる場合は、おしっこ関連のトラブルを起こしやすいと言われていますので予防的にあげることをおすすめします。健診で「おしっこに注意した方がいい」と言われたり、もしくは膀胱炎や尿石症などを経験したことがある猫には特におすすめなので、担当の獣医師に相談してみてください。

    ⑤ 原材料で選ぼう

    愛猫の健康のため、キャットフードにどんな原材料が使われているかは非常に気になるところですよね。ですが消費者がその表記から品質や危険性を判断するのは難しく、誤った情報も多く流れています。


    以下の2つのポイントを参考にして、正しく原材料をチェックしていきましょう。

    アレルギーのある食材を避ける

    アレルギーのある食材を避ける

    原材料において第一に考える必要があるのは、愛猫がアレルギーを持つ食材が使われていないかということです。キャットフードに多く使われる牛肉や鶏肉などもアレルギーの代表格ですので、原材料の表記を隅々まで確認してください。


    また最近は穀類を全く使用していない「グレインフリー」のフードが人気で、穀物アレルギーのある猫には非常に有効です。また消化がしやすく血糖値の上昇を抑える効果もあると言われ、アレルギーを持っていない猫にもニーズがありますが、アメリカの政府機関が心筋症との関係性を指摘しているという懸念点もあります。

    添加物や副産物が入っていてもOK!

    添加物や副産物が入っていてもOK!

    食品添加物が入った商品を避ける方も多いと思いますが、市場に出ているのは安全性の基準を満たした商品のみです。そのため店頭やネットで購入できるものに「絶対に危険なフード」はありません


    常温で保存するドライフードにとって、保存料・酸化防止剤などは逆に欠かせないものです。添加物の量や種類を過度に意識する必要はなく、「気になる場合は可能な範囲で避ける」という考え方でいいでしょう。


    また、よく危険と指摘される「副産物」「家禽類」などが含まれているフードも、避けずに選択肢の中に入れて問題なし。上記の原材料が書かれていると粗悪なフードである、という話もありますが、必ずしもそうではありません。むしろコラーゲンやミネラルなどが豊富に含まれており、有用な栄養源となります。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    色素の中にはポリフェノールなどの抗酸化剤も含まれているため、着色料や発色剤の役割は色をつけることだけではありません。絶対的な悪ではないので、極端な情報に惑わされないようにしてください。


    ちなみに、ペットフードの原産国は「最終的に加工した国」を表しています。つまり、輸入した肉を日本国内で加工すれば「国産」と表記することができてしまうということです。原産国にこだわりを持っている場合には、原材料についてメーカーに問い合わせてみることをおすすめします。

    ⑥ 食いつきで選ぼう

    猫は味に飽きやすく、食いムラも出やすい生き物です。必要な栄養を摂るためには、残さずに完食してくれるフードを選ばなければいけません。味の好みは個体差が大きく判断が難しいですが、以下の2点を参考に食いつきのいいフードを探しましょう。

    匂いの強いフードが比較的食いつきやすい

    匂いの強いフードが比較的食いつきやすい

    動物は何かを食べる際、その匂いを大きな判断材料にします。特に匂いの強いものに反応しやすいので、肉や魚など、猫が好む匂いがしっかりとついたフードを選ぶのがおすすめです。


    近年人気の自然派系のフードの中には、嗜好性よりも「無添加」や素材の安全性を重視した商品が多く見られます。原材料を優先すると、匂いが弱く全く興味を持ってくれないというケースもあるので、注意が必要です。

    味のバリエーションが多い商品がおすすめ!

    味のバリエーションが多い商品がおすすめ!

    猫は味に飽きやすいため、一袋に複数の味が入っているタイプや、シリーズで様々な味のバリエーションがある商品を買うといいでしょう。


    毎日与える味を変えるなどして、必要な量を食べ続けられるように工夫してあげましょう。また初めて与えたものを好まない可能性もあるので、新しいフードを購入する際は小さいサイズから試してみることをおすすめします。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    猫の嗜好性は明確な基準がなく、どこのフードメーカーも苦戦しているところです。猫はもともと味を感じる「味蕾」の数が人間に比べ少ない上に、最も敏感に感じるのは「酸味」です。


    これは肉などのタンパク質を構成しているアミノ酸を「味」として認識している可能性が高いということ、つまり簡単に言うと「味」というよりは「新鮮な肉」かどうかだけを判断していることになります。「キャットフードを開けた時だけ食べる」といった証言が飼い主さんから多く聞かれるのも、このためだと推測されます。

    売れ筋の人気キャットフード全65商品を徹底比較!

    キャットフードの検証

    ここからは、Amazon・楽天・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のキャットフード65商品を全て購入し、種類ごとに、どの商品が最も優れているのかを検証していきます。


    <今回検証したキャットフードの商品数>

    • ドライフード 30商品
    • ウェットフード 35商品

    検証項目は以下の3項目としました。

    検証①:原材料の信頼度とこだわり

    検証②:食いつき

    検証③:価格の手頃さ

    検証① 原材料の信頼度とこだわり

    原材料の信頼度とこだわり

    1つ目は「原材料の信頼度とこだわり」です。まずは各商品の原材料がどれだけ詳しく記載されているかを確認していきます。


    「等」「類」「家禽」などの記載の後に説明がなく、原材料の詳細が書かれていない箇所が1つでもあった場合は、信頼度に欠けるとして減点を行います。


    逆に、以下にあたる記載は信頼度が高いとして加点の対象に設定します。

    • 各原材料のパーセンテージやグラム数
    • 原材料の産地
    • 「生」「乾燥」など肉・野菜等の加工前の状態や保存方法
    • 「骨を含まない」「副産物を含まない」「ホルモン剤不使用」など、肉に関する詳細
    • その他「遺伝子組み換え食材不使用」「人間でも食べられる食材のみを使用」などの原材料に関する説明


    また、各商品に独自性やこだわりがどれだけあるかをチェックしました。


    パッケージや公式サイトを確認し、以下などの説明があるごとに、加点を行います。

    • ●●を使用しました
    • ●●製法で作りました
    • ●種類の豊富なバリエーション
    • 鮮度を保つパッケージ

    1つあるごとに+0.5点となりますが、添加物が1つも入っていない商品の場合は、安全性へのこだわりとして特別に1.0点の加点となります。


    逆に、根拠のない効果の記載など、表記のガイドラインに明らかに違反している表現があった場合は-1.0点とします。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    原材料のパーセンテージはメーカー独自の基準になっていることが多く、一概に数字を比較することはできません。ですが、細かい原材料名等の表記からそのフードを作ったメーカーのフードに対する誠意を読み取ることができます。

    【検証結果ハイライト】プレミアムフードのこだわりと安心感が抜群!

    【検証結果ハイライト】プレミアムフードのこだわりと安心感が抜群!

    この項目で高い評価となったのは、ドライ・ウェットともにいわゆるプレミアムフードと呼ばれる高級な商品たちでした。お値段は張ってしまうものの、原材料の表記が非常に細かく、製法や素材にも大変なこだわりと安心を感じることができました


    ペットフードにおいては「国産」と表記されたものがいいとは限らず、むしろ曖昧な表記をしている商品も多かったので、産地で判断せずパッケージの記載をよく読むようにしてください。

    検証② 食いつき

    食いつき

    次は猫がどれだけ好んで食べるかという「食いつき」です。


    保護猫カフェに協力いただき、実際に猫にフードを与えます。猫の前にドライ3〜4商品、またはウェット3〜4商品を同じ分量ずつセットします。


    1商品につき3匹の猫に与えて食べる順番・量・スピード等を観察し、他の商品と比較して明らかに食いつきのいいものは加点、逆に悪いものは減点します。


    ですが、味の好みは個体差が大きいため、食いつきのヒントとなる匂いの強さもチェックしていきます。強いほど高得点とし、与えた際の様子もふまえて総合的に評価を行います。

    【検証結果ハイライト】わずかな差だがドライは匂い強めのプレミアムフード、ウェットは一般食が人気

    【検証結果ハイライト】わずかな差だがドライは匂い強めのプレミアムフード、ウェットは一般食が人気

    ドライフードで、非常に食いつきがよく加点となった5商品のうち、3商品は匂いの強いプレミアムフードでした。原材料において肉や魚が占める割合が多いため、猫が誘われる香りがしっかりと香っていました。


    ウェットフードで加点対象となったもので多かったのは、やはり食いつきのよさを目的とした一般食。ウェットの場合匂いの違いはほとんどなく、どれもツナ缶のような匂いがしっかりするという結果になりました。


    ドライは原材料における肉類の割合とそれによる匂いの強さが食いつきのヒントになりますが、ウェットは猫が好む形状などを購入前の参考にした方がよさそうです。

    検証③ 価格の手頃さ

    価格の手頃さ

    最後は価格の手頃さです。ドライフードは猫の体重を4kgとした場合の1日のコストを算出し、複数サイズがある場合は各サイズの平均を1日のコストとしました。


    ウェットフードは一般食も含まれるため、100kcalあたりのコストで比較を行いました。

    【検証結果ハイライト】ドライ・ウェットともにPB商品が圧倒的に低コスト!

    【検証結果ハイライト】ドライ・ウェットともにPB商品が圧倒的に低コスト!

    ドライ・ウェットの双方で、プライベートブランドの商品の値段が低いという結果になりました。特にイオンのトップバリュの商品は、ドライは1日あたり約17円、ウェットは100kcalあたり約45円と、どちらもNo.1の安さでした。


    家の近くに店舗がないと手に入れくいケースもありますが、コストを抑えることを優先したいのであればPBの商品をおすすめします。

    猫用ドライフードのおすすめ人気ランキングBEST3

    猫用ドライフードのおすすめ人気ランキングBEST3を発表します。

    なお猫用ドライフードの選び方・検証については、以下記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
    No.1

    レティシアンカナガンキャットフード

    3,960円(税別)

    総合評価

    4.41
    • 食いつき: 4.1
    • 原材料の信頼度とこだわり: 4.8
    • 価格の手頃さ: 3.0

    評価項目のどれをとっても文句なし。マイベストが最もおすすめするドライフードはこれ!

    見事ランキング1位となったのは、プレミアムフードの中でも知名度の高い、カナガンでした!批判的な意見を見かけることも多い商品ですが、表記をチェックしてみるとメーカーの誠意・こだわりがよくわかりました


    原材料の半分以上がチキンで、それ以外の食材も全て人間が食べられるもの厳選しているという徹底ぶり。色の濃い粒は旨味がぎゅっと詰まった強い香りがするので、食欲をしっかり誘ってくれそうです。実際に与えてみると、どの猫もあっという間に完食し、他のフードよりも明らかに食いつきが良いという結果に。検証とは別にカナガンを食べさせていた偏食の猫ちゃんも、何日も飽きずに食べ続けていました。


    プレミアムフードでありながら、1日あたりのコストが182.2円と意外に低かったのも高評価。グレインフリーなので、穀物アレルギーのある場合でも安心して食べることができます。食いつきに悩む飼い主さん、質の良いフードを探している飼い主さんのどちらにもおすすめの商品です!

    対象年齢全年齢
    100gあたりのカロリー390kcal
    原産国イギリス
    味のバリエーション1種類
    種類のバリエーションなし
    主原料乾燥チキン
    サイズバリエーション1.5kg
    1日あたりのコスト182.2円
    No.2

    チャンピオンペットフーズオリジン キャット&キトゥン 340g

    968円(税込)

    総合評価

    4.30
    • 食いつき: 4.0
    • 原材料の信頼度とこだわり: 5.0
    • 価格の手頃さ: 1.0

    どの猫も最初に平らげる見事な食いつき。安全性と嗜好性を兼ね備えた理想のフード

    プレミアムフードの筆頭であるオリジンは、期待を裏切らない結果を残して2位にランクイン。鶏などの原材料はパーセンテージや加工前の状態まで詳しく記載されており、信頼感は抜群です。また、原産国がアメリカでありながら、日本の気候に合わせて水分を調整したという点も高評価の要因になりました。


    信頼感・こだわりもさることながら、食いつきの評価も4.0と文句のない結果に。検証に参加した3匹とも真っ先にこのフードを食べ始め、美味しそうに完食しました。肉の匂いがしっかり香っていることもあり、非常に反応がよかったです。


    ただしアカナ同様、値段が高いことがネック。食べてくれない場合も想定して、まずは最も小さいサイズから購入することをおすすめします。

    対象年齢全年齢
    100gあたりのカロリー406kcal
    原産国アメリカ
    味のバリエーション1種類
    種類のバリエーションレジオナルレッドキャット/6フィッシュキャット/キャット&キトゥン/フィット&トリムキャット(低脂肪)
    主原料新鮮骨なし鶏肉
    サイズバリエーション340g/1.8kg/5.5kg
    1日あたりのコスト510.6円
    No.3

    アカナアカナ ワイルドプレイリーキャット 340g

    727円(税込)

    総合評価

    4.06
    • 食いつき: 3.6
    • 原材料の信頼度とこだわり: 4.8
    • 価格の手頃さ: 1.0

    高価格が難点であるものの、鮮度の高い肉を無冷凍で使用するなどこだわりが満載

    原材料の約70%が肉という、大変豪華でタンパク質が豊富なドライフード。また使用している肉のうち、半分が無冷凍の新鮮な肉を加工したものです。


    匂いを嗅いでみると、肉の旨味が凝縮されたようなしっかりと香りが。検証での食いつきも非常によく、全猫が完食、そのうち2匹は並んだ商品の中で一番最初に勢いよく食べ始めました


    また製造の全ての工程を自社キッチンで行う、穀物不使用などのこだわりも見られました。その分、1日あたりのコストは約520円とかなりお高めで価格の評価は1.0。コストを抑えたい方には合いませんが、「値段を気にせずいいものを与えたい!」という飼い主さんにおすすめのフードです。

    対象年齢全年齢
    100gあたりのカロリー410kcal
    原産国カナダ
    味のバリエーション1種類
    種類のバリエーションワイルドプレイリーキャット/パシフィカキャット/グラスランドキャット
    主原料新鮮鶏肉
    サイズバリエーション340g/1.8kg/5.4kg
    1日あたりのコスト521.4円

    猫用ウェットフードのおすすめ人気ランキングBEST3

    猫用ウェットフードのおすすめ人気ランキングBEST3を発表します。

    なお猫用ウェットフードの選び方・検証については、以下記事で詳しく解説しているので参考にしてみてください。
    No.1

    アイシアMiawMiawジューシー おにくプラス

    81円(税込)

    総合評価

    4.00
    • 食いつき: 3.5
    • 原材料の信頼度とこだわり: 4.2
    • 価格の手頃さ: 4.0

    室内猫のために「a-iペプチド」を配合した、ユニークな総合栄養食!

    見事おすすめのウェットフード1位となったのは、数あるキャットフードメーカーの中でも特に多くの商品を展開する、アイシアのミャウミャウでした!室内で暮らす猫のストレスを改善するため、「a-iペプチド」という成分を配合した点が特徴のウェットフードです。北里大学獣医学部と共同研究した成分で、これを配合しているものはミャウミャウのみです。「日中家を開けているからストレスが溜まっているかも……」という場合はぜひお試しあれ。


    食いつきも良く、すべての猫が残さず食べきりました。魚と鶏肉の香りに誘われたのか、1匹は瞬時に完食。また別の1匹は、全商品の匂いを確認してからこのフードを選んで食べ始めました。原材料の表記で不明な点もなく、丁寧に記載されています


    味のバリエーションが豊富でドライフードとしても人気の高いシリーズなので、選びやすさは抜群です。メジャーな商品であるため、急に切らした時でも店頭で手に入れやすいのも嬉しいポイントですね。

    対象年齢1歳~
    内容量70g
    原産国タイ
    種別総合栄養食
    中身の形状や硬さなどミンチ状・柔らかめ
    味のバリエーション12種類(あじわいまぐろ/おさかなミックス/おにくプラス/シーフードブレンド/とりももほぐしみ/ふっくらしらす/香るおかか/しっとりサーモン/ごちそうたい/ぜいたく舌平目/ベジタブルプラス/やわらかビーフ)
    種類のバリエーション子ねこ(2種)/15歳頃(2種)/18歳頃(2種)
    50gあたりのカロリー30kcal
    100kcalあたりのコスト192.9円
    No.2

    はごろもフーズ無一物パウチ かつお

    85円(税込)

    総合評価

    3.93
    • 食いつき: 3.2
    • 原材料の信頼度とこだわり: 4.2
    • 価格の手頃さ: 4.0

    原材料はかつおのみ!まさに「無一物」なウェットフード

    ペットフードの大手ではなく、人間用の缶詰・レトルト食品のメーカーとして有名なはごろもフーズの商品が2位にランクイン。


    使用しているのは「かつお」のみという潔さで、検証商品の中で最も原材料がシンプルでした。同じシリーズで他の魚や鶏肉などを使った商品もあるので、保存料や着色料が入っていない一般食を探している場合は、このシリーズをローテーションするといいでしょう。


    安心感があるだけでなく、猫たちの食いつきも◯。匂いの強さは標準的で、当然ながら何の変哲もないかつおの香りでしたが、3匹の猫すべてが完食。特別に嗜好性が高いわけではありませんが、くせがなく好みが分かれにくいフードと言えます。価格も比較的安いので、毎日のトッピング用ウェットフードとして非常におすすめです!

    対象年齢-
    内容量50g
    原産国日本
    種別一般食
    中身の形状や硬さなどフレーク状・水分多め
    味のバリエーション5種類(かつお/まぐろ/鶏むね肉/ぶり/鶏ささみ&なんこつ)
    種類のバリエーション無一物パウチ/贅沢無一物パウチ(2種)/やんわか仕立て(3種)/寒天ゼリー(3種)
    50gあたりのカロリー37kcal
    100kcalあたりのコスト300.0円
    No.3

    アニモンダアニモンダ 猫用 カーニー オーシャン アダルト ツナ・シーフード

    431円(税込)

    総合評価

    3.85
    • 食いつき: 3.5
    • 原材料の信頼度とこだわり: 4.5
    • 価格の手頃さ: 1.0

    最も高い商品だが、添加物を一切使用していない安心・安全の一級品

    使用されている原材料はツナ・煮汁・エビ・イカの4種類のみ!添加物を避けたい飼い主さんにぴったりの猫缶です。


    アニモンダは「総合栄養食というものは存在しない」という独自のスタンスをとっており、この商品は一般食にも総合栄養食にもあたりません。ですが、成分表を見る限り総合栄養食の基準を満たしていないので一般食と同じように扱うのがいいでしょう


    加点のレベルには届かなかったものの食いつきは悪くなく、すべての猫が完食しました。そのうち1匹はとても好みのようで、ハイスピードでがっついていました。ですが、価格の手頃さに関しては検証商品の中でワーストという結果に。価格を考えても、一般食としてトッピング用に使うのが現実的でしょう。

    対象年齢1歳~
    内容量80g
    原産国ドイツ
    種別-
    中身の形状や硬さなどフレーク状・適度な柔らかさ
    味のバリエーション4種類(ツナ・シーフード/サーモン・サーディン/ツナ・エビ/ツナ・レッドスナッパー/ツナ・牛肉)
    種類のバリエーションオーシャン/ミート(20種)
    50gあたりのカロリー31.5kcal
    100kcalあたりのコスト1353.2円

    獣医師の先生にキャットフードに関するお話を伺いました!

    獣医師の彦坂先生に、キャットフードに関わる様々なお話を伺いました。ためになる知識がたっぷりと詰まっていますので、ぜひ参考にしてください。

    キャットフードの正しい与え方

    せっかくいいフードを選んでも、与え方が間違っていると健康や食いつきに悪影響が出てしまいます。最適な給餌方法や、保存方法もしっかりと確認してください。

    子猫は1日3〜4回、成猫は1〜2回与えるのがベスト

    子猫は1日3〜4回、成猫は1〜2回与えるのがベスト

    年齢によって最適な食事の頻度は異なります。成猫は、ライフスタイルに合わせて1日1回~2回を目安にあげるのが基本です。


    離乳期~成長期の子猫は非常に活発で食欲も旺盛なので、成猫よりも回数を増やすといいでしょう。1日3回~4回に分けて食べさせるのがベストです。成長の様子を見ながら与え方を変えてあげてくださいね。

    置き餌は食べた時間と量を把握できれば問題なし

    置き餌は食べた時間と量を把握できれば問題なし

    日中家を空けてしまう家庭だと、猫が自由に食事を摂れるよう置き餌をする場合もありますよね。フードを置きっ放しにしていても、その管理がしっかりできているなら問題ありません。


    「1日〇gを、△時~□時まで置く」と決めるなどして、食べた量と時間を必ず把握し、フードが悪くなったり見た目や食感が変化するほど長時間は放置しないようにしましょう。下記のリンクでは給餌量や時間を調節できる自動給餌器をご紹介していますので、ぜひご覧ください。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    置き餌のデメリットになるのは「いつどれくらい食べているのかわからない」「フードが劣化する」の2点です。あくまで目安ですが、ドライフードなら湿気を吸ってベタベタしてきたら替えどきです。猫は歯に当たった感触が大事なので、少しでもしなっとしたら食べません。


    逆にウェットフードは、外気に触れている部分が乾燥してきたら片付けるサインです。2つを同時に与える場合は、ウェットの水分をドライが吸ってしまうので、食べないなと思ったらすぐに下げましょう

    ドライフードは1ヵ月以内、ウェットフードはできる限り早く食べきる

    ドライフードは1ヵ月以内、ウェットフードはできる限り早く食べきる

    キャットフードを与える際は、開封後の期限に注意してください。ドライフードは1ヵ月以内に食べきるのが基本です。大きすぎるサイズは酸化が進行する原因になり、食いつきも悪くなってしまう可能性があります。


    ウェットフードは傷みが早いため、開封後は冷蔵庫で保存してできる限り早く与えきりましょう。ただし、猫は新鮮さに敏感で開けたてのフードを好む傾向があるため、一食分が小分けになった商品の購入をおすすめします。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    「ウェットフードは開けてからどれくらいまで食べられるのか」という質問は良く聞かれますが、開封後の期限についてはっきりとした基準はありません。そのため、「飼い主さんが許せるまで」という答えになります。人間用の缶詰を食べるのと同じ感覚で扱ってください


    缶のウェットフードの場合、保存料がほとんど入っていないものが一般的です。早く食べるに越したことはありませんが、どこまで許せるかは飼い主さんのお考え次第です。

    食事に関する猫の生態を知ろう

    キャットフードを与えるにあたって、猫の生態を知ることも重要です。思い込みや勘違いをしている飼い主さんも少なくありませんので、正しい知識を学びましょう。

    「猫=魚好き」は必ずしも正しくない!

    「猫=魚好き」は必ずしも正しくない!

    「猫は魚が好き」というイメージがありますが、実際には個体差が大きく、必ずしもそうではありません。海を渡ったヨーロッパやアメリカでは、魚ではなくレバーが好きというイメージが強く根付いています。


    鶏のささみなどの肉類も、猫の大好物です。フードの原材料や味を選ぶ際には、「魚が好き」という思い込みを捨てた上で、愛猫が好むものや体質に合ったものを選んであげてくださいね。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    日本で「猫=魚好き」のイメージが定着したのはアニメ「サザエさん」の影響という説があります。ご年配の方ほどその印象があるらしく、まぐろやカツオなどをお刺身であげている方がいますが、海の魚は塩分が多いので尿石症などの病気に注意が必要です。


    魚がいいのか肉がいいのかは、育ってきた環境やその地域の人が食べてきた食事など文化的な要素が強いので、栄養学的にもどちらの方が優れているとは言えません。

    食べる量や頻度は気分で変化するのが普通

    食べる量や頻度は気分で変化するのが普通

    ネコ科の動物は、「食べたいときに、食べたいものを、食べたいだけ食べる」生き物です。昨日勢いよく食いついたフードなのに、今日はあまり食べてくれない……なんてことも珍しくありません。


    そのため急いで一気に食べないからといって、そのフードを気に入っていないわけではないのです。この生態を理解した上でフードの購入を検討し、適切な量とあげ方で食べさせてあげましょう。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    飼い主さんが期待する食事姿は、犬のようにガツガツごっくん、食べ終わったお皿をペロペロ、といった具合ですが、猫は元々そのような食べ方をする動物ではありません。


    「うちの猫は食いムラが激しい」「好き嫌いが多い」という話もよく聞きますが、飼い主側の願望を叶えられていないだけであって、猫は満足しているというギャップが存在していることもよくあります。

    食いつきが悪い時の対処法

    フードを食べてくれないという悩みは、多くの飼い主さんが経験するもの。食いつきが悪い時は以下の方法を試してみてくださいね。

    ふやかしたり、温めたりして食べやすくする

    ふやかしたり、温めたりして食べやすくする

    ドライフードの場合は、お湯でふやかして与えるのが有効です。食感が柔らかくなるのはもちろん、温めることで匂いが強まり猫の反応が良くなります。


    ウェットフードの場合も少し温めることで食いつきアップの効果が期待できます。特に食欲が落ちてしまった高齢の猫などは、毎食温めて与えてあげると良いでしょう。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント
    ごはんを食べてくれない場合は、まずは健康上の問題がないか獣医師にご相談を。何も問題がないのであれば「新鮮なお肉」「新鮮なフード」に反応する傾向があるので新しい袋を開けて与えてみる、少し温めて与えてみるなどの工夫をしてみてください。

    ヒゲが当たりにくく、体格に合った食器に変える

    ヒゲが当たりにくく、体格に合った食器に変える

    フードを入れる食器も食いつきに影響を与える場合があります。まずは食べている際にヒゲが食器に当たっていないかチェックしましょう。


    また、体に対して食器が大きく、フードまでの距離が遠くなってしまっていないか、高すぎたり低すぎたりしないかという部分も重要なポイントです。以下の記事では猫の食器10種を実際に使用してランキングにまとめていますので、気になる方はぜひ参考にしてくださいね。

    彦坂 道子
    獣医師
    彦坂 道子さんのコメント

    猫は食事をする時にヒゲが当たることを嫌う傾向があるので、なるべく浅い食器がよいでしょう。また、舌を使って口の中にすくいとるという行為が苦手なので、フードボールの中で食べやすいところだけを食べたり、わざと周囲に散らかすような食べ方をする事があります。


    食べやすいように突起がついていたり、猫の体格に合わせて絶妙な大きさに調整してあるフードボールもありますので、思い当たる方は試してみてください。

    好みのおやつをトッピングする

    好みのおやつをトッピングする

    お気に入りのおやつがある場合は、それをフードに混ぜたりトッピングしたりしてあげましょう。カロリーのバランスを計算していれば、ごはんと一緒におやつを与えても問題はありません。


    以下の記事では猫のおやつ27商品を実際に購入し、検証しています。トッピングに最適なフリーズドライのおやつなども紹介していますので参考にしてください。

    食後の口内ケアも忘れずに!

    食後の口内ケアも忘れずに!

    キャットフードは猫が元来食べてきた食べ物と比べて歯垢が溜まりやすい形状です。食事のあとは歯磨きをして、お口の健康を保ってあげましょう。


    以下の記事ではおすすめの猫用歯ブラシ・歯磨きシートをご紹介していますのでぜひご覧ください。

    キャットフードの売れ筋ランキングもチェック!

    なお、ご参考までに、キャットフードのAmazon・楽天・Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングは、以下のリンクから確認してください。

    まとめ

    今回はおすすめのキャットフードをご紹介しましたが、いかがでしたか?ペットの食べ物は良し悪しの判断が難しく、種類も山ほどあってとても選びにくいですよね。でも特徴や原材料の表記をじっくり比べてみると、各商品のコンセプトや違いが見えてきます。


    とはいえ、ベストなキャットフードというものは猫ちゃんごとに異なるもの。体調や好みをしっかりと把握して、良い商品を選んであげてくださいね。


    文:伊東遼子、写真:三浦晃一・芝崎哲治・佐々木歩、撮影・検証協力:保護猫カフェたまゆら

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