猫用おもちゃのおすすめ人気ランキング【2025年10月】

飼い主がはじめておもちゃを使うなら、猫じゃらしや釣り竿タイプがぴったりです。猫の性格や様子を見ながらいろいろな動かし方を試せるので、走る・ジャンプ・焦らすといった猫の好きな遊び方や動きを模索できます。

活発に遊んでほしい場合は、棒の先端から紐でおもちゃを吊るしたものがおすすめです。棒を振ったときに紐から吊るされたおもちゃが不規則に揺れるので、自然な獲物のような動きに猫が食いつくでしょう。紐が長いほど広範囲に動かせるので、紐の長さにも注目してください。ただし、紐が猫の体に巻き付かないよう注意して使いましょう。

自分の近くだけで遊んでほしいなら、紐なしで棒の先端に直接おもちゃがついたものもあり。棒が届く範囲のみでおもちゃが動くので、お迎えしたばかりでまだ家に慣れていない猫や、おもちゃの遊び方がわからない子猫の様子を見ながら遊べます。

猫の好みを探るときは、先端のおもちゃの素材や形状にも注目しましょう。鳥の羽根やセロファンなどさまざまな素材がありますが、それぞれ感触や音が異なるので猫の好みも分かれます。また、ネズミや虫のように手で叩きやすい小さな形状や、長い芋虫のようにくねくねした形が好きな猫もいるので、いくつか試してください。

猫の運動不足解消目的で走らせたいなら、ボールやネズミタイプがおすすめです。猫が自分で転がしたり、飼い主が投げて追いかけさせたりと、走り回って遊べる点が魅力。特にネズミタイプは獲物を追いかけている気分になり、猫の狩猟本能がくすぐられるので運動不足を解消しやすいでしょう。

素材は毛糸とプラスチック製が多く、獲物を捕まえた気分を味わわせたいなら、やわらかい毛糸製がおすすめ。爪をひっかけて抱えられるので、獲物を捕獲した満足感が強いでしょう。プラスチック製は内部に鈴が入ったものなど猫の興味を引く工夫がされたものが多く、猫が自分で転がしても飽きにくい点がメリットです。

猫が遊んでいるときは、できるだけ目を離さないように注意しましょう。活発な猫や子猫の場合、夢中で追いかけていて家具の隙間に入り込み出てこれなくなる可能性があります。

走ったりジャンプさせたりしたいなら、光で遊ぶおもちゃもありです。光に夢中になって追いかけるので、床に当てれば走る、壁に当てればジャンプなどの動きを誘えます。

猫の興味をひきたいなら、点滅機能がついたものがおすすめです。獲物が突然消えたように見えるので、焦らされている気分になり猫の狩猟本能がくすぐられます。ビーム形状がネズミや虫など獲物を模したものなら、さらに興奮して追いかけるでしょう。

猫や人の目に光が当たってもダメージが少ないように、レーザー光線ではなくLEDタイプがおすすめです。また、人間がプレゼンで使うレーザーポインタではなく、猫用のものを選んでください。LEDタイプや猫用でも、猫のデリケートな網膜に直接光が当たると失明の危険もあるので、動かし方に注意して遊びましょう。

猫は薄暗いところでも明瞭に見える目を持っているので、部屋を暗くして光るおもちゃを使うと反応がアップすることもあります。ただし、光のおもちゃは実体がなく、捕まえられないと達成感が味わえずに猫のストレスが溜まるので、実体のおもちゃに誘導する使い方がおすすめです。

遊びだけでなく猫のくつろぎ場所もほしいなら、トンネルがおすすめです。猫は暗い場所や狭い空間に入り込むことが好きなので、トンネルの中でくつろいだり走り抜けたりといった2パターンの使い方ができます。

トンネルおもちゃはカシャカシャした素材が多く、猫が通るたびに音が鳴るので飽きにくい点が特徴です。猫の遊び心をくすぐりたいなら、枝分かれしたものや連結パーツで形状を変えられるものがおすすめ。さらに狩猟本能を刺激するには、鈴やボールが吊り下げられたものを選ぶとよいでしょう。

飼い主がいるときは、猫じゃらしやボールで音を鳴らしながら誘導する遊び方もおすすめです。小窓つきのものなら、楽しそうな猫が顔を出すかわいい姿が見られる可能性もあります。

トンネルの多くは折りたたんで小さくまとめられるため、もし猫が遊び終わったときや部屋が狭くなったときも収納しやすいでしょう。

部屋のスペースが限られるなら、爪とぎ一体型のおもちゃがうってつけです。爪とぎは猫のリラックスや気分転換、グルーミングやマーキングに欠かせませんが、場所をとってしまいます。爪とぎの設置を優先するとおもちゃが置けない場合でも、爪とぎ一体型なら設置しやすいでしょう。

一体型にもさまざまなサイズや形状があるので、置き場所のスペースを測ったうえで、商品のサイズを確認してください。できるだけ省スペースに設置したいなら、麻の爪とぎポールにボールや猫じゃらしがついたものがおすすめです。縦の空間を有効活用できるので、部屋の面積を消費しにくいでしょう。ただし小さすぎると猫が使いづらいため、猫の体を十分に伸ばせる長さ・高さがあるもの、体重に耐えられるもの、安定しているものを選んでください。

床に置けるスペースがあるなら、平形のダンボール爪とぎにボールが転がるレーンがついたものもあり。ボールが飛び出さない工夫がされているので、猫が走り回る広さがない場合でも、爪とぎの周りだけで獲物を追いかけている気分を味わえます。

すでにダンボールの爪とぎを持っているなら、隙間に差し込むだけで設置できるアタッチメントタイプを検討してください。わずか4cm程度の土台を差し込むだけと、省スペースに設置可能です。バネの先におもちゃがついており、猫が触れるとゆらゆら動いて興味を引きます。

猫の遊び場を省スペースにまとめたい場合は、爪とぎやおもちゃが一体になったキャットタワーもおすすめです。以下のコンテンツで詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてください。

猫の蹴りたい欲発散には、ぬいぐるみが便利です。猫がキックするのは狩猟本能による攻撃行動で、じゃれつきたいときなどに後ろ足でキックをします。

前足で抱え込んで後ろ足で蹴れるように、猫の体格に合ったサイズをチョイスしましょう。成猫用サイズのものが多く販売されていますが、体が小さい子猫に与える場合は子猫用と記載されたコンパクトなものがおすすめです。

あまり遊ばないときは、内側の仕掛けでカシャカシャ音が鳴るものや、またたび入りなど猫の興味をひく工夫があるものを選ぶのも手ですよ。

エビ・ワニ・イカなど動物を模した形のものも多く、猫のけりけり姿がより一層かわいらしく見えるでしょう。以下のコンテンツで詳しく紹介しているので、気になる人はぜひチェックしてください。

猫の狩猟本能を刺激したいなら、獲物のように猫じゃらしが動くタイプがぴったりです。猫じゃらしつきの機械が逃げ回るものや、カシャカシャしたシートの下を猫じゃらしが回りながら出入りするものなどがあります。速度調整機能つきであれば、動きと焦らしの緩急をつけることが可能です。

猫の遊びすぎや飽きを防止するには、自動で電源が切れるタイマー機能つきがおすすめ。猫がじゃれた衝撃で再起動するものや、30分動作後に休憩を挟んで再度動くものなどがあります。動かない時間によって緩急がつくので飽きにくく、長く遊んでくれるでしょう。

電池式と充電式の2種類ありますが、電池のコストが気になる人は充電式がベター。一度の充電で何時間使えるか、商品仕様欄で確認しておきましょう。電池式の場合は、使用頻度や使う電池の種類によっても持ち時間が変わります。電池の持ちに関する口コミは多いので、ひとつの参考としてチェックしておくのもよいでしょう。

なお、猫が電動おもちゃに慣れるまでは、飼い主がいるときに遊ばせましょう。はじめはモーター音や動きにびっくりして、近寄らない可能性があります。慣れているおもちゃやおやつなどで誘導し、猫が遊ぶようになったらお留守番時に活用してください。