
フィルムカメラのおすすめ人気ランキング【専門家監修!2026年9月】
粒状感のある写りや、デジタルとは異なる色合いが楽しめるフィルムカメラ。しかし、いざ探そうとすると、手軽さを取るか写りを自分で作るか、費用をどこまで抑えるかで、選び方はさまざまです。新品で買える現行モデルもあれば、中古でしか出会えない往年の名機もあり、選択肢が豊富。自分が本当に求める1台を見つけるのは難しいですよね。
今回は、写真家の西尾豪さんに伺った選び方とともに、おすすめのフィルムカメラをAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの売れ筋から人気ランキング形式でご紹介します。機能や価格を比較してみて、ぜひ購入の際の参考にしてください。

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チェキは富士フイルム株式会社の登録商標です。ただし、より知名度の高い一般的な名称で表現するために、本記事ではインスタントカメラのことをすべて「チェキ」と表記しています。
専門家は選び方について監修しています。ランキングに掲載している商品は専門家が選定したものではなく、mybestが独自に集計・ランキング付けしたものです。
更新 ランキングを更新しました。
フィルムカメラとは?

フィルムカメラは、レンズから入った光を銀塩フィルムに記録するカメラです。デジタルが光を信号に変えて画像処理で色を組み立てるのに対し、フィルムでは、光を受けた乳剤に化学変化が起こり、現像によって画像として現れます。粒の粗さや色の転び方が、デジタル処理を経ずに写真へ残るわけです。入れるフィルムで同じ場所でも雰囲気が変わり、現像するまで結果は分かりません。撮れる枚数は決まっていて、確認して撮り直すこともできない、その不確かさごと楽しむカメラです。
今からはじめるなら、選べるのは4タイプ。買ってすぐ撮れる「レンズ付きフィルムカメラ」、ピントも露出も任せられる「コンパクトフィルムカメラ」、そしてレンズを交換して撮る「一眼レフ」と「レンジファインダー」です。手軽さを取るか、操作する楽しさを取るかで選ぶ範囲が変わります。
実際にフィルムで撮った写真は、スマホアプリのフィルム風エフェクトとは仕上がりの印象が大きく異なります。アプリのエフェクトは、撮影した画像に色味やコントラストなどの加工を加えるものです。一方、フィルムは光が当たることでフィルム上に潜像が記録され、現像によって像が現れます。フィルムの種類や現像処理によって色味や階調が変わるでしょう。
結局いくらかかる?本体代のほかにフィルム代と現像代が毎回必要
フィルムカメラは、本体代だけでなく撮るたびに費用がかかります。35mmカラーネガの36枚撮りを1本撮り切る場合の目安は以下のとおりです。
- フィルム:1,500〜2,500円
- 現像:950円
- データ化:880円
- プリント:1枚63円〜(Lサイズ)
撮影後は、まず現像。そのうえで、スマホで見るならデータ化、紙で残すならプリントを選びましょう。1,800円のフィルムなら、現像とデータ化まで含めて1本3,630円。36枚で割ると1枚あたり約100円です。
現像代とデータ化はコマ数に関係なく定額なので、24枚撮りより36枚撮りのほうが1枚あたりは割安。フィルム代は値上げが続いているため、何本も撮るなら本体以上にここが効いてくるでしょう。
フィルムカメラとチェキは何が違う?現像を待たずその場で手渡したいなら、チェキがおすすめ

フィルムカメラとチェキ(インスタントカメラ)の違いは、撮った写真がその場で形になるかどうかです。チェキは撮影直後にプリントが出てくる一方、フィルムカメラは撮り切ってから現像に出すため、手元に届くまで数日かかります。その場で渡したいならチェキですが、チェキは基本的にネガが残らないため、フィルムカメラのようにネガから焼き増しすることはできません。後から見返して残したいなら、フィルムカメラを選びましょう。
チェキのよさは、世界に1枚しか存在しない写真が残ることです。スマホでは出せない独特の色味や空気感も大きな強み。撮ってから考えるのではなく、撮る前に整えるしかありません。その一発勝負がチェキの楽しさだと思います。
フィルムカメラの選び方
フィルムカメラを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
まずは、用途に合わせてタイプを選ぼう!フィルムカメラは主に4種類!
フィルムカメラは形状ごとに得意なことが違います。手軽さを取るか、写りを自分で作り込むかで、次の4タイプから選び分けましょう。
とにかく手軽に1本試すなら、買ってすぐ撮れる「写るんです」のようなレンズ付きフィルムを

レンズ付きフィルムカメラは、フィルムが入った状態で売られており、本体を用意する必要がありません。ピントは約1m先から無限遠までをカバーする固定式で、絞りやシャッタースピードも変えられないので、構図を決めてシャッターを押すだけ。覚える操作は1枚ごとの巻き上げとフラッシュくらいで、旅行やイベントに1本だけ持っていく使い方にも向いています。撮り終えたらそのまま店に出せるため、フィルムの写りを試すなら最短の入口です。
ただし、露出を自分で決められないため、逆光では明暗差をそのまま受け止めることになります。暗い場所はフラッシュで補えますが、光が届くのは3m前後まで。撮り切ったら本体ごと現像に出すタイプが基本なので、繰り返し使いたくなった時点で次のカメラを検討するとよいでしょう。
レンズ付きフィルムは設定が一切ないぶん、被写体との距離で仕上がりが決まります。フラッシュを使うときは、被写体との距離を1〜3mに収めましょう。近づきすぎるとフラッシュが強く当たって白く飛び、離れすぎると光が届かず暗く沈みます。
毎日持ち歩いてスナップを撮るなら、ポケットに入るコンパクトフィルムカメラ

コンパクトフィルムカメラには、レンズを交換できない代わりに、ピントや露出はカメラが判断してくれる機種が多くあります。シャッターを押すだけで撮れる手軽さはレンズ付きフィルムと変わりません。違うのは、フィルムを入れ替えて何度でも使えることです。
ポケットに入る大きさのものが多く、毎日持ち歩いて日常のスナップを撮る使い方に向いています。使い切りと違ってフィルムを選べるので、銘柄を変えて写りの印象を試したくなったときにも応えられるでしょう。
そのぶん、レンズは交換できず、絞りやシャッタースピードを自分で決められる機種は限られます。電池が切れると撮影できない機種がほとんどな点にも注意が必要です。一部機種を除いて、新品はほとんど流通しておらず中古が中心になるので、動作の保証や状態を確認したうえで選びましょう。
写りとレンズ交換を楽しむならフィルム一眼レフ。大きさと重さには注意が必要
写りにこだわりたい、レンズを替えて表現を変えたい、と思ったら一眼レフを選ぶ段階です。レンズを通った光をミラーで反射させてファインダーに導く構造なので、見たままの構図で撮影できます。
広く写せる広角レンズから遠くを大きく写せる望遠レンズまで付け替えられるので、1台で撮れる幅が大きく拡大。絞りやシャッタースピードを自分で決められる機種も多く、好みの明るさに設定したり、ボケのコントロールができたりします。
ただしミラーとプリズムのぶん本体は厚く重くなり、操作を覚えるまでは1本撮り切るのに時間がかかりがちです。ふだん用のかばんに入れて気軽に撮影することを想定しているなら、コンパクトタイプのほうが結局よく使うことになるでしょう。
操作そのものを楽しみたいなら、二重像を重ねてピントを合わせるレンジファインダー
撮る操作そのものを味わいたいなら、ミラーを使わず距離計でピントを合わせるレンジファインダーがおすすめです。ファインダーをのぞき、被写体の像がぴったり二重に重なって見えたらピントが合った合図。目で測って合わせる手順が、1枚ずつ丁寧に撮る感覚につながります。
ミラーがないぶん、シャッターの音や振動が小さいのも特徴です。静かな場所や、人にカメラを向ける場面でも構えやすくなります。人前でも、シャッター音を気にせず、日常の表情を残すような撮り方と相性がよいタイプです。
ただし、ピント合わせに慣れるまでは時間がかかり、比較的高価なモデルも多く最初の1台には選びにくいでしょう。まずコンパクトや一眼レフで撮り方をつかんでから、2台目として検討するのが現実的です。
フィルムのサイズは35mmが基本。コストを抑えたいならハーフサイズも

これから始めるなら、フィルムも現像もいちばん手に入りやすい35mm判が基本です。取り扱う店が豊富で、選べる銘柄が多く、現像の窓口も広いので、困る場面がまずありません。費用を抑えたいなら、1コマの面積を半分にして使うハーフサイズも候補に入れましょう。同じ1本で撮れる枚数が倍近くになります。
35mm判は情報や作例も多く、うまく撮れなかったときに調べやすいのも利点。ハーフサイズなら1枚あたりの費用が下がるので、枚数を気にせず撮って練習できます。どちらを選んでも、まずは撮る回数を増やせる環境を作るのが上達の近道です。
ただしハーフサイズは1コマが小さいぶん、引き伸ばしたときの粗さが出やすくなります。また、現像に出す際は、ハーフサイズで撮影したことを必ず伝えましょう。
ペンタックスやマミヤなどの中判カメラはフォーマットがまったく違い、120フィルムというフィルムを使います。まずは35mm判から始めて、中判に興味を持ったり、挑戦してみたくなったりしたら検討すれば十分でしょう。
ピント・露出の操作方法も要チェック。初心者には両方オートがおすすめ
ピントと明るさをカメラに任せるか自分で決めるかという2点は、使い勝手を大きく左右します。どちらを優先すべきか、先に確かめておきましょう。
ピント合わせは迷ったらAF(オートフォーカス)。MF(マニュアルフォーカス)は慣れが必要だが、狙い通りに撮れる

ピント合わせで迷ったら、カメラが自動で合わせてくれるAFの機種を選びましょう。シャッターボタンを半押しすれば、AFが作動してピントが被写体に合うので、動いている相手でも外しにくくなります。一方で狙った位置に合わせたい人には、手で合わせるMFがおすすめです。慣れが必要なものの、合わせる位置を自分で完全に決められます。
AFなら構図に集中できるので、撮る枚数が増えても疲れません。MFはピントを合わせる感覚が身につき、柵の向こう側など、AFでは意図した位置にピントを合わせにくい状況でも、自分でピントを合わせて撮影できます。
ただし、AFは合わせたい場所と違うところに合うことがあり、MFは慣れるまでピントを外した写真が増えがちです。いずれもやっかいなのは、現像するまで結果が分からないこと。ピントを外していても撮り直せないので、慣れないうちはAFに任せておくほうが失敗が減るでしょう。
露出モードは、フルオートならシャッターを押すだけ

明るさの設定に迷いたくないなら、絞りとシャッタースピードの両方をカメラが決めてくれるフルオートの機種を選びましょう。フィルムは撮った直後に明るさを確かめられないので、設定を外すと1枚がそのまま無駄になります。そんな失敗をまとめて避けられるのが、フルオートの機能です。
シャッターボタンを押すだけで撮れるので、光の条件が変わりやすい旅先や室内でも構図に集中できるようになります。絞りかシャッタースピードの片方だけ自分で決められる機種なら、慣れてからボケ方や動きの写り方を調整する余地も残るでしょう。
しかし、露出を自分で調整できない機種では、逆光や夜景など、明るさを意図的に調整したい場面で思い通りの仕上がりにしにくくなります。また、露出計が入っていない機種では、明るさを別に測る道具が必要です。中古カメラを見るときは、露出計が入っているか確かめておきましょう。
古い機種では、現在のカメラとは測光方式や自動露出の制御が異なる場合があります。中古で選ぶ際は、どのような測光方式・露出モードを搭載しているか確認し、比較的新しい機種を選ぶと扱いやすいでしょう。

チェキは富士フイルム株式会社の登録商標です。ただし、より知名度の高い一般的な名称で表現するために、本記事ではインスタントカメラのことをすべて「チェキ」と表記しています。
専門家は選び方について監修しています。ランキングに掲載している商品は専門家が選定したものではなく、mybestが独自に集計・ランキング付けしたものです。
フィルムカメラ全13商品
おすすめ人気ランキング
一部の商品情報はAIが自動で入力しており、誤りを含む可能性があります。ご購入の際は必ず事前に各商品の公式サイト等で最新の情報をご確認ください。
商品 | 画像 | 最安価格 | 人気順 | 詳細情報 | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
種類 | フィルムサイズ | 露出方法 | フォーカス | 露出計付属 | 搭載モード | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | レンズ交換可能 | |||||
1 | PENTAX|PENTAX 17 リコーイメージング | ![]() | 1位 | コンパクトカメラ | 35mm | 自動 | MF | プログラムAEモード | 127mm | 52mm | 78mm | 290g | |||
2 | トリップ|35 オリンパス | ![]() | 2位 | コンパクトカメラ | 35mm | 自動 | MF | プログラムAEモード、マニュアルモード | 116mm | 57mm | 70mm | 410g | |||
3 | FUJIFILM 写ルンです|Active 富士フイルム | ![]() | 3位 | レンズ付きフィルム | 35mm | 不明 | 不明 | 不明 | 不明 | 133mm | 42mm | 73mm | 約170g | ||
4 | 一眼レフカメラ|F4 Nikon | ![]() | 4位 | 一眼レフ | 35mm | 手動、自動 | AF/MF | プログラムAEモード、マニュアルモード、シャッタースピード優先モード、絞り優先モード | 約168.5mm | 約76.5mm | 約117.5mm | 約1090g(ボディ単体・電池なし) | |||
5 | M35 Kodak | ![]() | 5位 | コンパクトカメラ | 35mm | 手動 | フォーカスフリー | 不明 | 114mm | 35mm | 63.0mm | 約100g(フィルム、電池含まず) | |||
6 | ULTRA|F9S Kodak | ![]() | 6位 | コンパクトカメラ | 35mm | 自動 | フォーカスフリー | 不明 | 117.9mm | 36.7mm | 64.2mm | 約110g(フィルム、電池含まず) | |||
7 | ULTRA|F8 Kodak | ![]() | 7位 | コンパクトカメラ | 35mm | 自動 | フォーカスフリー | 不明 | 117.9mm | 36.7mm | 64.2mm | 約110g(フィルム、電池含まず) | |||
8 | Leica|MP 0.72 Leica Camera | ![]() | 8位 | レンジファインダーカメラ | 35mm | 手動 | MF | マニュアルモード、ドライブモード | 約138mm | 約38mm | 約77mm | 約585g | |||
9 | ULTRA|F9 Kodak | ![]() | 9位 | コンパクトカメラ | 35mm | 自動 | フォーカスフリー | 不明 | 119mm | 44mm | 67mm | 約170g(フィルム、電池含まず) | |||
10 | KODAK EKTAR|H35N RETO | ![]() | 10位 | コンパクトカメラ | 35mm | 自動 | 不明 | 不明 | 110mm | 39mm | 62mm | 110g | |||

リコーイメージングPENTAX | PENTAX 17
| 種類 | コンパクトカメラ |
|---|---|
| フィルムサイズ | 35mm |
| 露出方法 | 自動 |
| フォーカス | MF |
人が操作する余地を残すことで、撮影者の個性や創造性を存分に発揮できるハーフサイズフィルムカメラです。手動巻き上げレバーや6段階のゾーンフォーカス機能を搭載し、アナログならではの操作感を堪能。本体重量約290gの軽量設計に加え、通常の2倍の枚数が撮影できるため、気軽に日常を記録したい人におすすめです。
| 露出計付属 | |
|---|---|
| 搭載モード | プログラムAEモード |
| 幅 | 127mm |
| 奥行 | 52mm |
| 高さ | 78mm |
| 重量 | 290g |
| レンズ交換可能 |

現像は自分でもできる?
自分で現像できるのはモノクロフィルムまでで、カラーは店に出すのが現実的。カラーは使う薬品の種類が多く、処理中の温度をきっちり保たなければいけません。道具をそろえても仕上がりを安定させにくいので、無理に自分でやる意味が薄いといえます。
モノクロなら、現像タンクと薬品を用意すれば自宅でも現像可能です。明暗の強さまで、自分の手で決められるのは大きな魅力。とはいえ温度管理と薬品の扱いがつきまとうので、誰でもすぐできるものではありません。
気をつけたいのは薬品の管理と洗浄の工程です。扱いが不適切だとフィルムに跡が残り、撮った写真ごと駄目になってしまうこともあります。1本失うと撮り直しはできないので、大事な写真が入っているフィルムは店に任せるのが安全です。
自分で現像するのは、基本的に現実的ではないと思います。温度管理が必要かつ薬品も扱うため、液体の管理を人に習わないと難しいんです。やってみたい場合は、貸しラボで現像してみるのがよいでしょう。
長く使うための保管・メンテのコツは?
保管は、基本的には乾燥剤を入れたケースか防湿庫にしまっておきましょう。またときどきシャッターを切っておけば、次に使うときも動きが渋りません。使う予定が空くとつい棚に置いたままにしがちですが、月に一度触るだけでも状態は変わります。
電池を入れたまま長期間しまっておくと、液漏れで内部を傷つけてしまうため要注意。しばらく使わない場合は、しまう前に電池を抜く習慣をつけておきましょう。
買う段階から、メンテナンスされた個体を選ぶことが前提です。30年以上経つ機種は部品提供が終わっていて、修理できないものもあるためです。
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