NASとは「Network Attached Storage」の略で、文字通りネットワークに接続された記憶装置のこと。複数の端末間で簡単にファイルを共有できるのが特徴で、QNAPやSynologyといったメーカーから家庭向けのものも多く販売されています。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のNAS14商品を集め、7個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのNASをランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストなNASは「アクセス機能やクラウド連携機能などが充実し、自宅のあらゆるデータを一括で管理できる拡張性に優れたNAS」。徹底検証してわかったNASの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
ベンチマークテストに関する豊富な経験を活かし、PC本体・PCパーツのレビューを中心に活動。元々はMYCOM PC WEB編集部(現マイナビニュース)の編集・記者で、編集時代に検証の楽しさを知り、フリーランスに転向。ニッチなネタを得意とし、比較検証、作例やアップグレード指南などの企画に携わることも多い。 現在はマイナビにかぎらずインプレス、アスキー、ITMedia等でライター、記者として活動。紙媒体ではライターとしてだけでなく編集としても参加するほか、台湾メーカーを中心に、取材やインタビューも数多くこなしている。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
転送速度が高速な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「最適な環境であれば重いデータの転送がすぐに終わり、作業効率が向上する商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
転送速度が高速な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「最適な環境であれば2.5GbE下で理論値に近い転送速度を実現できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
冷却性能が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「SSD・HDDの内部温度が上昇せず、故障リスクが小さい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
動作音が静かな商品としてユーザーがとても満足できる基準を「動作時もファンの音が静音で、作業に支障をきたさない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
対応RAID数が多い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「RAIDの選択肢が多く最適なRAIDが組める商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
データ管理がしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「メーカーのサービスが充実し、多角的にデータの管理ができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
拡張性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「あらゆる外部デバイスと連携でき、自宅・出先問わずNAS上のデータにアクセスできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
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新商品の発売情報をリサーチし、以下の商品の検証を行うこととしました。5月中にランキングに追加します。
NASとは、Network Attached Storageの略称。ネットワークに繋がったストレージのことを指します。
同じネットワークに繋がっていれば、複数の機器で同時に使うことが可能。リモートアクセスの設定をすれば、外出先からも自宅のNASのデータにアクセスできます。
書類の管理や、動画データ保存先など用途に合わせて容量を選べることも魅力。一度設置すれば、ディスクや本体が故障しない限りクラウドのような月額料金はかかりません。
ファイルの保存先がバラバラで管理に困っている人や、クラウドストレージのプラン変更に振り回されたくない人にとくにおすすめですよ。
2003年頃からNASを運用しており、5~7年サイクルで買い換えています。NAS導入以前はUSB外付けHDDに検証用ソフト、検証データ等を入れて運用していました。たとえば2台のPCを検証しなければならない時は、コピーなどの完了を待ち2台目に繋ぎ換えるといったことをしていましたが、NAS導入後はそれぞれネットワークに繋いでコピーも同時に行えるようになりました。USBのほうが高速でもNASのほうが手軽で、インターネット経由でアクセスできるなど利便性では大きく勝っています。
2023年4月にGoogle Workspaceのプランが改定され、最大20%の値上げが行われました。それ以前にも、2021年にはGoogleフォトの容量無制限が有料化されています。
また、ドライブにアップロードしたファイルが不適切なコンテンツと判断され、アクセスが制限された事例も。オンラインの導入が急激に進む時代だからこそ、自分だけのクラウドストレージを持つべきといえるでしょう。
NASを自宅で使うメリットは、用途に合わせて大容量のストレージを組み、データを一括で管理できること。PCやスマホのバックアップデータ・撮影データ・レコーダーの録画データなどを1台でまとめて管理できます。
ただし、複数台のHDDを1台のストレージとして管理するNASのシステムである「RAID」の種類によっては、実際に使える容量が減る場合があるので注意しましょう。RAIDについて詳しくはこのコンテンツ内で説明します。
レコーダーの録画データをNASに保存するためには、NASやレコーダーがDLNAに対応している必要があります。DLNAとは、メーカーや機器を問わず、映像・音楽・画像などのメディアをやりとりできるようにするためのガイドラインのことです。今回検証したNASはほとんどが対応していました。
NASは、一度設定すれば、指定したデバイスのフォルダをGoogleフォトのように自動的に同期できます。事前に同期しておけば、スマホやPCの買い替え時に慌ててバックアップを取る必要はありません。
また、ファイルをオンラインで共有するときは、共有フォルダのリンクを送るだけ。動画データなどの重いファイルを、ドライブやギガファイル便に時間をかけてアップロードする必要はありません。
本体前面にボタンがあるNASなら、USBメモリのデータを取り込む際もワンタッチで完了。NASによってはコピーモードをミラーリングやマルチバージョンなどに設定を変更できるので、オフラインのデータのやり取りも簡単ですよ。
NASは基本的に365日24時間動かすものなので、PCの電源をONにしないとアクセスできない共有フォルダや外部ストレージと違い、いつでもフォルダにアクセスが可能です。フリーランスで仕事をしている人なら、出先から作業ファイルにアクセスしたり、比較的安全にクライアントにファイルを共有したりしたい場合などに重宝するでしょう。
NASは「完成品」と「NASキット」の2つのタイプがあります。
「完成品」はHDDが内蔵されており、買ってネットに繋ぐだけで設定が完了します。HDDの増設・交換はできず、使用できる機能が限られるので、仕事で長期的にデータを管理するための保守性が高いとはいえません。
「NASキット」は、「NASケース」とも呼ばれます。HDDを別途購入し、組み込みや設定を自分で行う必要がありますが、容量やHDDを選択できアプリをインストールすることであとから機能を増やすこともできます。HDDが交換可能であることと、RAIDやスナップショットに対応しているものが多いためデータトラブルを救済しやすいでしょう。
今回は長期的に運用していくうえで、拡張性に優れているNASキットを紹介します。
NASキットのメリットは、複数人で使ったりホームサーバーとして使ったりといった目的に応じて、好きな性能や容量のHDDを選べること。商品によっては企業サーバーのような大容量化も可能ですよ。
NASを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「7つのポイント」をご紹介します。
データを効率的に管理するためには、本体の処理性能に加え、OSやサービスの使いやすさも重要。今回の検証でとくに性能が高く、使いやすいサービスが充実していたのはQNAPのTS-464でした。
NASの性能によって転送速度が変わるのかを実測したところ、ランダムアクセス・シーケンシャルアクセスの読み書きがそれぞれ高速。ローカルネットワーク上での5GBのデータコピーも30秒ほどで完了しました。USB Type-A端子を4つ搭載しているので、外付けHDDなど外部ストレージへのアクセスも柔軟に行えます。
また、メーカー提供のアプリも豊富。ファイルマネージャーをはじめ、写真・音楽・メールアプリがあり、NASと連携することでスマホから操作を行えます。加えて、メーカー独自のクラウドサービスは16GBまで利用が無料。足りない場合の有償プランも50GB・500GB・1TB・2TB・5TB・10TB・20TB・50TBの中から選べます。 iCloudやGoogleドライブより若干料金は上がりますがプランの選択肢は豊富。既存のクラウドサービスごと乗り換えたい人にも有効な選択肢といえますよ。
今回評価はしていませんが、ガイドが丁寧でスムーズに初期設定ができたのはQNAPとSynologyでした。設定に不安がある人は、この2社から選ぶとよいでしょう。
NASキットの大手メーカーと言えばQNAP、Synology、ASUSTORがあります。QNAPは昔からネットワーク機器などハードウェアの開発を行っており、企業向けに強いメーカーです。安全性を求めるならQNAPがよいでしょう。
Synologyも同様に企業向けに強いメーカーですが、個人向けにも普及モデルを展開しており人気です。とくにソフトが充実しており、さまざまな機能を追加したい方にオススメです。QNAP、Synologyについては日本法人もありサポート体制が整っていると言えます。
RAID(Redundant Array of Inexpensive/Independent Disks)とは、NASの複数のストレージを仮想的に1つのドライブとして表示させる技術のこと。RAIDを組むことによって、1台のHDDに障害が起きても復旧できたり、処理を高速化できたりするメリットがあります。
RAIDにはいくつか種類がありますが、ベイ数によって組めるRAIDが異なることに注意。ベイ数とは、NASに取り付けられるHDDのスロット数のこと。ベイ数が増えるほど、構成できるRAIDの選択肢が増えます。ベイ数ごとの一般的なRAIDは以下の通りです。
2ベイ以上
3ベイ以上
4ベイ以上
RAIDを組む場合、基本的に同じ型番の同じ容量のディスクを使う必要があります。容量の異なるHDDを組み合わせても、実際に使える1台当たりの容量は最も小さいHDDの容量までしか使えないためです。
ただし、SynologyのSHR(Synology Hybrid RAID)という独自のRAIDシステムは、容量の異なるディスクを組み合わせてRAIDを組むことが可能。途中から容量の拡張をした際も、効率的に容量を割り当ててくれます。RAIDを使いこなす自信がない人は、Synologyを選ぶとよいでしょう。
初めてNASを使うなら、導入コストが比較的低く、冗長性があるRAID1の構築が可能な2ベイのものがおすすめ。IT用語における冗長性とは、「余裕がある」という意味で使われ、予期しない障害や負荷に備え予備やスペアを用意しておくことを指します。
RAID1は、2つのHDDに同じデータを同時に書き込みミラーリングを行うRAIDです。どちらか一方のHDDが故障しても内部のデータが完全に消失したり、システムが停止したりすることを防ぎます。
ただし、その仕組み上、実際に使える容量は半分に。内蔵HDDの容量を選ぶ際は留意しましょう。
RAID1はミラーリングであり、バックアップとは異なります。2台のディスクで同じ書き込みが同時に行われるので、データを消去・上書きすると両方のディスクからデータが消えるので注意しましょう。
NAS本体の予算は、個人向けだと2〜5万、個人事業主向けなら5〜10万が目安。4ベイだと本体だけで10万くらいかかります。中小企業で使うとしても、全部門一括で1台で管理するとダウンしたときにリスクがあるので、部門ごとに必要な容量のNASを分散運用するのがおすすめです。必要な容量や冗長性を考えれば構成が決まってきますよ。
動画データなど容量が大きいサイズのデータを扱ったり、多数のクライアントが自由にアクセスできるファイルサーバーを作りたい場合、耐障害性や応答速度が気になるところですよね。4ベイのNASであれば、2ベイより組めるRAIDの選択肢が増えます。
RAID10は、RAID0とRAID1を組み合わせた方式です。2つのディスクに分散して書き込みを行い、その2つのディスクと同じデータをさらに2つのディスクに書き込むことで処理が高速に。ミラーリングによって冗長性も担保できます。
RAID5は、3つ以上のHDDそれぞれに別のHDDを修復するための符号を格納することで、1台に障害が起きても稼動を続けることができます。実質使用できる容量が半分になるRAID10と異なりHDDの台数-1台分の容量が使えるので、容量効率に優れているのが特徴。ただし、1台の故障に気づくのが遅れ2台以上のHDDが故障すると、データの復旧が困難に。
設置するHDDの台数分コストが上がり運用の難易度が上がりますが、RAIDが柔軟に組める点はメリット。RAID10やRAID5の処理性能や冗長性に魅力を感じるのであれば、4ベイのNASを選ぶべきといえます。
冗長性の高いRAIDを組んだり、外付けHDDで二重三重にバックアップをとったとしても、火災や落雷などの物理的損傷でデータが消失することは避けられません。そういった事態を避けるためにも、NASのデータをクラウドにも同期しておくことは必須。
GoogleドライブやMicrosoftが提供しているOneDriveと同期させることも可能ですが、アカウントに問題が生じたとき問い合わせに苦労しますよね。なにかあったときスムーズに対応を受けられるよう、メーカー独自のクラウドサービスの利用がおすすめです。SynologyとQNAPが提供しています。
とくにQNAPは、無料で16GBのクラウドストレージを提供しているので、試しに使ってみるのもあり。使っているうちに容量が足りなくなれば、有料プランに変更できますよ。
対策をしても、人為的なミスや悪意のある第三者からの攻撃でデータが失われてしまうことも。うっかりデータの消去や上書きをしてしまったり、ランサムウェア攻撃をされた場合に備え、スナップショット機能があるものを選びましょう。
スナップショットとは、ファイルやディスクのある時点の状態を切り取って保存したものを指します。データを意図せず削除・変更してしまったり、ランサムウェアによって暗号化されてしまっても、過去の無事な時点の状態に戻すことが可能です。
対応機種はランキングの商品情報で確認できるので参考にしてくださいね。
ランサムウェアとは、身代金を意味するRansomと、Softwareを組み合わせた造語のこと。ファイルを暗号化し利用不可能な状態にしたうえ、ファイルを戻すための身代金を請求してくる悪意のあるソフトウェア(マルウェア)の一種です。
警察庁による統計では、2023年上半期のランサムウェアの被害件数は103件。潜在的な件数を含めると、実際の被害件数はもっと多いといえます。誰にでも起こりうる被害なので、対策しておくに越したことはありませんよ。
出先で資料の編集をしたり、クライアントと共同編集をする場合、Googleドライブのように、スプレットシートやドキュメントをクラウド上で編集できたら便利ですよね。
Synology・QNAP・ASUSTORはNAS上でOfficeファイルの編集が可能。わざわざファイルをダウンロードして編集し、またアップロードする必要はありません。
Synologyは、Synology Officeという独自の互換アプリを提供。QNAPはWeb版OfficeをNAS上で使用できます。ASUSTORはアプリを2つ使用すれば編集が可能です。
SynologyはMicrosoft365のアカウントのデータを一元的にバックアップできるActive Backup for Microsoft 365という無償アドオンを提供しています。Microsoft製のOfficeとの利便性を重視するなら、Synologyがおすすめですよ。
スマホからのアクセスのしやすさも重要。写真や音楽など、メディアごとにアプリケーションがあればスマホとの同期や操作も簡単です。
スマホのアプリが充実していたのはQNAPとSynologyの2社。ファイルマネージャー・写真・音楽・メールなど、用途別にアプリが提供されていました。一方で、TerraMasterはファイルマネージャーのサポートのみ。スマホの写真だけを同期し確認したり、同期したメールだけ確認したりといった使い方には不向きです。
スマホからのアクセス手段が多いほど、出先でスマホからデータを確認したり、家族や友人間で特定のフォルダを共有したりするのにも便利。NASをGoogleドライブやiCloudの代わりに使うのであれば、アプリが充実しているQNAPやSynologyがおすすめです。
動画の編集データや3Dデータなど、サイズが大きく転送に時間がかるデータを扱うなら、LAN端子が2.5GbE対応のものを選びましょう。
ローカルネットワーク上でPCからNASにデータを転送して転送速度を計測した今回の検証では1GbEと2.5GbEで5GBのデータの転送速度に2倍の差が生じました。
ただし、PC側のLANポートやLANケーブルが2.5GbEに対応している必要があるので注意。有線LANアダプタを使えば拡張できる場合があるので、高速転送が必要な場合は検討しましょう。
NASに搭載されているCPUの性能も転送速度に影響します。ディスク上で行われるデータのアクセスには、連続したデータを順番に読み書きするシーケンシャルアクセスと、特定のデータを指定して直接アクセスするランダムアクセスの2種類があります。CPUの性能に左右されるのはランダムアクセスです。
ランダムアクセスはOSの処理や画像のプレビューの読み込みの速さに関わるので、自宅サーバーとしてNASを使うならCPU性能が高いものが向いているでしょう。
LANポートが2つ搭載されているNASは、リンクアグリゲーション(LACP)に対応しているものがあります。NAS側の複数のLAN端子をスイッチングハブを介し1つのネットワークとして束ねて制御が可能に。1GbEを2つ組み合わせると単純に2GbEに帯域が広がり高速化ができます。
また、一部の接続部分に障害が起きても残りの接続部分で通信ができたり、ネットワークの負荷を分散できることもメリット。運用する際にはPC側の規格を確認すると同時に、適したLANケーブルを選ぶようにしましょう。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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コピー速度 | ベンチマークスコア | 冷却性能の高さ | 動作音の静かさ | 対応RAID数の多さ | データ管理のしやすさ | 拡張性の高さ | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | ドライブベイ | RAID機能 | DLNA対応 | CPU | メモリ容量 | ドライブの互換性 | LAN規格 | スナップショット機能 | LANポート数 | USB 2.0ポート数 | USB 3.2 Gen 1 ポート数 | HDMI端子数 | アイドル時消費電力 | アクセス時消費電力 | 標準保証年数 | 監視システムあり | SSDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | SSDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | SSDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | SSDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | HDDの最高温度 | 5GBのデータ転送時間 | 稼動音の最大値 | |||||||
1 | QNAP QNAP|TS-464|TS-464-8G | ![]() | 4.59 | 初心者から玄人まで使いやすいオールラウンド4ベイNAS | 4.46 | 4.90 | 4.32 | 4.33 | 4.50 | 5.00 | 4.69 | 170mm | 226.5mm | 165mm | 2.26kg | 4ベイ | RAID0、RAID1、RAID5、RAID6、RAID10、JBOD | Intel Celeron N5095 | 8GB | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD、M.2 2280 NVMe | 2.5GbE(*1) | 2個 | 2個 | 2個 | 1個 | 21.618W | 40.536W | 3年 | 平均257.46MB/s | 平均236.25MB/s | 平均208.26MB/s | 平均211.60MB/s | 平均292.43MB/s | 平均179.18MB/s | 平均211.01MB/s | 平均35.05MB/s | 30℃ | 平均33秒 | 42.1dB | |||||
2 | QNAP QNAP|TS-262|TS-262-4G | ![]() | 4.54 | 家庭用におすすめ。写真・映像処理に優れたNAS | 4.54 | 4.99 | 4.19 | 4.45 | 4.13 | 5.00 | 4.50 | 105mm | 226.5mm | 165mm | 2.68kg | 2ベイ | RAID0、RAID1 | Intel Celeron N4505 | 4GB | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD、M.2 2280 NVMe | 2.5GbE(*1) | 1個 | 0個 | 2個 | 1個 | 8.198W | 12.448W | 2年 | 平均292.75MB/s | 平均291.89MB/s | 平均210.57MB/s | 平均189.41MB/s | 平均233.90MB/s | 平均164.75MB/s | 平均205.25MB/s | 平均43.33MB/s | 32℃ | 平均29秒 | 40.6dB | |||||
2 | QNAP NASキット|TS-462-4G | ![]() | 4.54 | 映像を楽しむのにぴったり。4Kビデオ対応高性能NAS | 4.70 | 4.99 | 4.13 | 4.17 | 4.25 | 5.00 | 4.62 | 170mm | 226.5mm | 168mm | 2.88kg | 4ベイ | RAID0、RAID1、RAID5、RAID6、RAID10、global hot spare | Intel Celeron N4505 | 4GB | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD、M.2 2280 NVMe | 2.5GbE | 2個 | 2個 | 2個 | 1個 | 20.33W | 32.4W | 2年 | 平均292.43MB/s | 平均292.16MB/s | 平均236.17MB/s | 平均230.14MB/s | 平均230.14MB/s | 平均292.40MB/s | 平均235.34MB/s | 平均5.26MB/s | 27℃ | 平均22秒 | 44.0dB | |||||
4 | Synology DiskStation DS923+ | ![]() | 4.52 | 3位 | 最大9ベイまで拡張可。SOHOや小規模法人におすすめ | 4.23 | 4.24 | 4.56 | 4.34 | 4.75 | 5.00 | 4.48 | 199mm | 223mm | 166mm | 2.24kg | 4ベイ | RAID0、RAID1、RAID5、RAID6、RAID10、SHR、JBOD | AMD Ryzen R1600 | 2GB(*2) | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD、M.2 2280 NVMe | 1GbE(*1) | 2個 | 0個 | 2個 | 0個 | 11.52W | 35.51W | 3年 | 平均116.96MB/s | 平均116.89MB/s | 平均114.08MB/s | 平均112.07MB/s | 平均116.99MB/s | 平均116.91MB/s | 平均113.39MB/s | 平均5.08MB/s | 26℃ | 平均46秒 | 42.0dB | ||||
4 | ASUSTOR Lockerstor 4|AS6604T | ![]() | 4.52 | 9位 | Adobeと相性抜群。転送速度が高速でクリエイター向け | 4.79 | 4.67 | 4.25 | 4.47 | 4.50 | 4.54 | 4.49 | 170mm | 230mm | 185.5mm | 2.96kg | 4ベイ | RAID0、RAID1、RAID5、RAID6、RAID10、JBOD、Single | Intel Celeron J4125 | 4GB(*2) | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD、M.2 2280 NVMe | 2.5GbE(*1) | 2個 | 0個 | 3個 | 1個 | 0.75W | 27.6W | 3年 | 平均292.30MB/s | 平均288.22MB/s | 平均127.63MB/s | 平均103.54MB/s | 平均296.44MB/s | 平均208.23MB/s | 平均123.73MB/s | 平均50.11MB/s | 31℃ | 平均19秒 | 40.4dB | ||||
6 | Synology Synology DiskStation|DS220+ | ![]() | 4.50 | 6位 | わかりやすさと性能を両立。2台目としてもおすすめ | 4.21 | 4.20 | 4.50 | 4.49 | 4.44 | 5.00 | 4.48 | 108mm | 232.2mm | 165mm | 1.3kg | 2ベイ | RAID0、RAID1、SHR、JBOD | Intel Celeron J4025 | 2GB(*1) | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD | 1GbE | 2個 | 0個 | 2個 | 0個 | 4.41W | 14.96W | 2年 | 平均116.95MB/s | 平均116.89MB/s | 平均112.40MB/s | 平均100.72MB/s | 平均116.96MB/s | 平均116.86MB/s | 平均10.32MB/s | 平均2.60MB/s | 27℃ | 平均48秒 | 40.1dB | ||||
7 | ASUSTOR NIMBUSTOR 2|AS5202T | ![]() | 4.43 | 5位 | ゲームプレイに影響を与えず配信。ストリーマーに最適なNAS | 4.63 | 4.43 | 4.19 | 4.39 | 4.13 | 4.64 | 4.49 | 114mm | 230mm | 170mm | 1.6kg | 2ベイ | RAID0、RAID1、JBOD、Single | Intel Celeron N4005 | 2GB(*1) | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD | 2.5GbE | 2個 | 0個 | 3個 | 1個 | 1.3W | 17W | 3年 | 平均296.45MB/s | 平均262.20MB/s | 平均86.00MB/s | 平均65.03MB/s | 平均296.32MB/s | 平均167.02MB/s | 平均84.67MB/s | 平均26.14MB/s | 32℃ | 平均25秒 | 41.3dB | ||||
7 | QNAP TS-462|TS-433-4G | ![]() | 4.43 | データ管理が得意。写真・映像をすっきり整理できる | 4.59 | 4.32 | 4.50 | 3.85 | 4.25 | 5.00 | 4.45 | 160.2mm | 220.5mm | 165mm | 3.5kg | 4ベイ | RAID0、RAID1、RAID5、RAID6、RAID10、global hot spare | ARM Cortex-A55 | 4GB | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD | 1GbE、2.5GbE | 2個 | 2個 | 1個 | 0個 | 8.45W | 22.54W | 2年 | 平均252.79MB/s | 平均286.37MB/s | 平均59.96MB/s | 平均41.26MB/s | 平均256.47MB/s | 平均175.30MB/s | 平均64.55MB/s | 平均5.79MB/s | 27℃ | 平均26秒 | 48.8dB | |||||
9 | Synology DiskStation|DS224+ | ![]() | 4.42 | 2位 | セキュリティ性の高さが魅力のビジネス向け2ベイNAS | 4.22 | 4.17 | 4.25 | 4.41 | 4.44 | 5.00 | 4.33 | 108mm | 232.2mm | 165mm | 1.3kg | 2ベイ | RAID0、RAID1、JBOD、SHR、Basic | Intel Celeron J4125 | 2GB | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD | 1GbE | 2個 | 0個 | 2個 | 0個 | 4.41W | 14.69W | 2年 | 平均118.61MB/s | 平均118.50MB/s | 平均115.67MB/s | 平均88.00MB/s | 平均118.61MB/s | 平均118.50MB/s | 平均115.67MB/s | 平均88.00MB/s | 31℃ | 平均47秒 | 41.1dB | ||||
10 | Synology DiskStation|DS223j | ![]() | 4.38 | 1位 | コンパクトなサイズに必要十分な性能・機能。家庭用におすすめ | 4.25 | 3.98 | 4.32 | 4.17 | 4.44 | 5.00 | 4.36 | 100mm | 225.5mm | 165mm | 0.88kg | 2ベイ | RAID0、RAID1、SHR、JBOD | Realtek RTD1619B | 1GB | 3.5インチSATA HDD、2.5インチSATA SSD | 1GbE | 1個 | 0個 | 2個 | 0個 | 4W | 16.31W | 2年 | 平均118.53MB/s | 平均118.47MB/s | 平均81.10MB/s | 平均39.83MB/s | 平均91.59MB/s | 平均91.66MB/s | 平均0.05MB/s | 平均17.23MB/s | 30℃ | 平均45秒 | 44.0dB |
ドライブベイ | 4ベイ |
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RAID機能 | RAID0、RAID1、RAID5、RAID6、RAID10、JBOD |
LAN規格 | 2.5GbE(*1) |
標準保証年数 | 3年 |
良い
気になる
QNAPの「TS-464」は使いやすさ・性能に優れた万人におすすめできる商品です。
CrystalDiskMarkで測定したランダムアクセス(RND4KQ32T1)・シーケンシャルアクセス(SEQ1MQ8T1)の転送速度はどちらも平均200MB/s以上と高速。2.5GbEのLAN端子が2つあり、5GBのデータのコピーが平均33秒で完了しました。キャッシュ用のM.2 SSDを2台取り付ければ、さらに高速化が可能です。
50GBのデータを書き込んだ直後のディスク温度は30℃で、ほとんど上昇は見られませんでした。稼動中のファンの騒音の最大値は42.1dBと、静音性は図書館や静かな住宅街の昼レベル。作業中や日常生活で気になることはないといえます。
QNAP共通のOSはわかりやすく、ガイドに従えば簡単に初期設定ができました。GoogleやMicrosoftのクラウドの同期に加え、QNAPの提供するクラウドサービスが16GBまで無料で利用可能。二重三重にデータの冗長性を高めます。
HDMI端子が搭載されており、モニターと繋げればVirtualization StationというシステムによってWindowsもしくはLinuxの仮想マシンの実行が可能。搭載している4つのUSBポートにマウスやキーボードを繋ぎ、PCのように操作できます。
4ベイのNASでRAIDを柔軟に組むことができ、設定やOSもシンプルでわかりやすいのが魅力。 内蔵GPUが搭載しているので、動画のストリーミングもスムーズに行えます。初めての人にも買い替えを検討している人にもおすすめのNASです。
幅 | 170mm |
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奥行 | 226.5mm |
高さ | 165mm |
重量 | 2.26kg |
DLNA対応 | |
CPU | Intel Celeron N5095 |
メモリ容量 | 8GB |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD、M.2 2280 NVMe |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 2個 |
USB 2.0ポート数 | 2個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 2個 |
HDMI端子数 | 1個 |
アイドル時消費電力 | 21.618W |
アクセス時消費電力 | 40.536W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均292.43MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均179.18MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均211.01MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均35.05MB/s |
稼動音の最大値 | 42.1dB |
QNAP TS-464を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
ドライブベイ | 2ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、RAID1 |
LAN規格 | 2.5GbE(*1) |
標準保証年数 | 2年 |
良い
気になる
QNAPの「TS-262」はエントリーモデルのなかでもメモリとCPUの性能が一回り高く、動画や音楽などのコンテンツを保管・鑑賞したい人におすすめの商品です。
CrystalDiskMarkで測定した結果、シーケンシャルアクセスは読み書きともに平均290MB/sを超え、ランダムアクセスは読み書きどちらも200MB/s近く高速でした。5GBのデータのコピーが平均29秒で完了し、転送速度は上位モデルであるTS-464に匹敵。2.5GbELAN端子はひとつだけですが、必要であればオプションのモジュールで5GbE・10GbEに拡張できます。
稼動中の内部温度は32度でほぼ変化なし。ファンの騒音は40.6dBで、図書館のような静かな環境と同程度です。4K対応のHDMI出力端子でテレビまたはモニターと繋げれば、NASだけでブラウザの閲覧・映画や音楽などの鑑賞が可能。USBメモリを挿入しボタンを押すことで、ワンタッチでデータのコピーも行えます。
QNAP独自のサービスが一通り使えるほか、AIを使って写真の自動整理と保存を行えるQuMagieに対応。ホームオフィス用としてはもちろん、たくさんのコンテンツを家中でも出先でも楽しむ用途としてもおすすめなNASです。
幅 | 105mm |
---|---|
奥行 | 226.5mm |
高さ | 165mm |
重量 | 2.68kg |
DLNA対応 | |
CPU | Intel Celeron N4505 |
メモリ容量 | 4GB |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD、M.2 2280 NVMe |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 1個 |
USB 2.0ポート数 | 0個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 2個 |
HDMI端子数 | 1個 |
アイドル時消費電力 | 8.198W |
アクセス時消費電力 | 12.448W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均233.90MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均164.75MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均205.25MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均43.33MB/s |
稼動音の最大値 | 40.6dB |
QNAP TS-262を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になる点は?
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
ドライブベイ | 4ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、RAID1、RAID5、RAID6、RAID10、global hot spare |
LAN規格 | 2.5GbE |
標準保証年数 | 2年 |
良い
気になる
QNAPの「TS-462-4G」は、映像・音楽を一括でNASで管理してエンタメを楽しみたい人におすすめです。HDMIケーブルで繋げば外部ディスプレイから映像出力が可能。QmediaというQNAP専用のストリーミングアプリからテレビでデータを直接再生できるうえ、4Kビデオにも対応しています。
CrystalDiskMarkで測定したベンチマークスコアは、シーケンシャルアクセスは読み込み平均292.43MB/s・書き込み平均292.16MB/s、ランダムアクセスは読み込み平均236.17MB/s・書き込み平均230.14MB/s。大容量のメディアファイルの読み書きでもスムーズにできるでしょう。またLANポートは2.5GbEですが、拡張パーツの購入で10GbEまで高速化できます。
データ管理のしやすさも申し分なく、Google DriveやiCloudなどへの自動同期が可能。また、メーカー独自のクラウドサービスを利用することで停電や火災などでデータを失うリスクを軽減できます。
処理中の内部温度も27度と温度上昇は小さめ。また、稼働音は44dBと静かで作業の妨げになりにくいでしょう。
性能が高くビジネス用としても使えますが、特にメディアファイルの管理や運用に長けており、個人で保存した映像や音楽を楽しむ用としておすすめです。
幅 | 170mm |
---|---|
奥行 | 226.5mm |
高さ | 168mm |
重量 | 2.88kg |
DLNA対応 | |
CPU | Intel Celeron N4505 |
メモリ容量 | 4GB |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD、M.2 2280 NVMe |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 2個 |
USB 2.0ポート数 | 2個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 2個 |
HDMI端子数 | 1個 |
アイドル時消費電力 | 20.33W |
アクセス時消費電力 | 32.4W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均230.14MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均292.40MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均235.34MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均5.26MB/s |
稼動音の最大値 | 44.0dB |
QNAP TS-462-4Gを徹底レビュー!実際に使ってみてわかったメリット・デメリットは?
ドライブベイ | 4ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、RAID1、RAID5、RAID6、RAID10、SHR、JBOD |
LAN規格 | 1GbE(*1) |
標準保証年数 | 3年 |
良い
気になる
Synologyの「DiskStation DS923+」は、拡張性と使いやすさに優れたビジネスで長期的にデータを運用したい人におすすめのNASです。
CrystalDiskMarkで測定した結果、シーケンシャルアクセス・ランダムアクセスの読み書きともに平均110MB/s前後と安定したスコアでした。5GBのデータ転送は平均46秒で完了。1GbEのLAN端子を2つ搭載しており、リンクアグリゲーション機能によって2GbEまで高速化ができます。別売りのモジュールで10GbEまで拡張が可能です。
50GBのデータを書き込んだ直後のディスク温度は26℃で、ほとんど上昇なし。ファンが2基搭載されていますが、稼動時の騒音は最大42.0dBと静かでした。
OSがわかりやすく、初めてNASを使う人でもスムーズに設定できるでしょう。Synology独自のRAIDであるSHRは、将来的にベイ数を拡張しても自動で最適なRAIDを構成できるので、長期的な運用に適しているといえます。ベイ数はオプションの拡張ユニットを使つことで最大9ベイで運用が可能で、4GBのメモリも最大32GBまで拡張できますよ。
2段階認証やアプリでのログインなど、パスワードレスの認証にも対応。3年のハードウェア保証に加え、延長保証を同時購入すれば最長5年に保証を延長できます。ホームオフィスや小規模法人など、より信頼性が求められる環境でNASを運用したい人におすすめです。
幅 | 199mm |
---|---|
奥行 | 223mm |
高さ | 166mm |
重量 | 2.24kg |
DLNA対応 | |
CPU | AMD Ryzen R1600 |
メモリ容量 | 2GB(*2) |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD、M.2 2280 NVMe |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 2個 |
USB 2.0ポート数 | 0個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 2個 |
HDMI端子数 | 0個 |
アイドル時消費電力 | 11.52W |
アクセス時消費電力 | 35.51W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均116.99MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均116.91MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均113.39MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均5.08MB/s |
稼動音の最大値 | 42.0dB |
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
ドライブベイ | 4ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、RAID1、RAID5、RAID6、RAID10、JBOD、Single |
LAN規格 | 2.5GbE(*1) |
標準保証年数 | 3年 |
良い
気になる
ゲーミング機器やPCパーツで有名なASUSグループの関連企業であるASUSTORの「Lockerstor 4」。ベイ数は4ベイで、本体でシステム設定の操作ができるディスプレイが搭載されています。
CrystalDiskMarkの測定結果は、ランダムアクセスの転送速度が103〜127MB/sと平均的なスコアだったものの、シーケンシャルアクセスの読み出しは平均292.30MB/sと高速。5GBのデータのコピーは平均19秒で完了し、写真・動画ファイルをストレスなく扱えるでしょう。2.5GbEのLAN端子を2つ搭載しており、リンクアグリゲーション下で最大5Gbpsの転送速度が使用可能。さらに、オプションのモジュールを使用すれば10GbEにアップグレードできます。
処理中の内部温度は31度と変化は小さく正常な範囲で懸念なし。ファンの騒音も40.4dBと静音で、仕事の気が散ることは少ないといえます。HDDの取り付けはトレイに嵌めるだけなので、非常に簡単。ネットワーク内のNASをサーチするControl Centerをインストールし、画面に従って進めば初期設定は難しくありません。
ASUSTORは独自のクラウドストレージを提供していないものの、Amazon S3・Dropbox・Googleドライブ・OneDriveなどのサービスと連携が可能。Adobe Creative Cloudとも同期できるので、デザインや動画編集などの共同制作が円滑に行えるでしょう。
転送速度が高速で、Adobeのソフトウェアとの相性のよさが抜群。リモートで作業を行うデザインチームや、共同で動画作品を制作するクリエイターにおすすめの4ベイNASです。
幅 | 170mm |
---|---|
奥行 | 230mm |
高さ | 185.5mm |
重量 | 2.96kg |
DLNA対応 | |
CPU | Intel Celeron J4125 |
メモリ容量 | 4GB(*2) |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD、M.2 2280 NVMe |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 2個 |
USB 2.0ポート数 | 0個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 3個 |
HDMI端子数 | 1個 |
アイドル時消費電力 | 0.75W |
アクセス時消費電力 | 27.6W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均296.44MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均208.23MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均123.73MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均50.11MB/s |
稼動音の最大値 | 40.4dB |
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
ドライブベイ | 2ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、RAID1、SHR、JBOD |
LAN規格 | 1GbE |
標準保証年数 | 2年 |
良い
気になる
台湾で設立され、NASの専業メーカーとして世界的シェアを誇るSynologyの「Synology DiskStation DS220+」。ドライブベイ数は2ベイで、2GBのメモリを搭載しており最大6GBまで拡張が可能です。
CrystalDiskMarkで計測したランダムアクセスとシーケンシャルアクセスの速度は、高速ではありませんが読み書きどちらも110MB/s前後と安定していました。5GBのデータのコピーは平均48秒で完了。動画データのやり取りも不便なく行えるでしょう。
処理中の内部温度は27度でほとんど上昇なし。稼動時のファンの音は40.1dBで、図書館の中や閑静な住宅街と同程度と静音です。今回検証したメーカーのなかでもとくに日本語へのローカライズが丁寧でわかりやすく、OSの操作が直感的に行えました。
異なる容量のHDDで構成した場合にも、容量を無駄にせず最適化するSynology独自のRAIDのSHR(Synology Hybrid RAID)に対応。サードパーティ製のアプリが充実しており、有料ですが独自のクラウドサービスも提供しています。
エントリーモデルにはないスナップショット機能を搭載。使い方がわかりやすく、初心者はもちろん高性能な2ベイNASに買い替えたい人にもおすすめですよ。
幅 | 108mm |
---|---|
奥行 | 232.2mm |
高さ | 165mm |
重量 | 1.3kg |
DLNA対応 | |
CPU | Intel Celeron J4025 |
メモリ容量 | 2GB(*1) |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 2個 |
USB 2.0ポート数 | 0個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 2個 |
HDMI端子数 | 0個 |
アイドル時消費電力 | 4.41W |
アクセス時消費電力 | 14.96W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均116.96MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均116.86MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均10.32MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均2.60MB/s |
稼動音の最大値 | 40.1dB |
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
ドライブベイ | 2ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、RAID1、JBOD、Single |
LAN規格 | 2.5GbE |
標準保証年数 | 3年 |
良い
気になる
ASUSTORの配信者・クリエイター向けモデルである「NIMBUSTOR 2」。Lockerstor 4と同じくAdobe Creative Cloudとの同期に対応しています。メモリは2GBですが、最大8GBまで拡張が可能です。
CrystalDiskMarkで測定した結果、シーケンシャルアクセスは読み書きともに300MB/s近く高いスコアを出した一方、ランダムアクセスは読み込み平均86.00MB/s・書き込み平均65.03MB/sとやや低速な結果に。動画など連続したデータの読み出しは高速ですが、NAS上にあるソフトウェアの処理などは少々時間がかかるかもしれません。搭載された2つの2.5GbELAN端子を使い、リンクアグリゲーションとして扱うことで5GbEの通信が可能です。
50GBのデータをコピーした直後のディスク温度は31℃とほぼ上昇なし。ファンの稼動音の最大は41.3dBで、作業の気が散ったり、配信に影響したりするほどのうるささではありません。
ASUSTOR Liveという独自のストリーミングセンターを介しTwitchやYouTubeなどのプラットフォームに配信が可能。配信からアーカイブの管理まで一括で行えるので、アップした動画が削除されることを防げます。ゲームパフォーマンスに影響を与えずに配信を行いたいストリーマーに最適なNASといえますよ。
幅 | 114mm |
---|---|
奥行 | 230mm |
高さ | 170mm |
重量 | 1.6kg |
DLNA対応 | |
CPU | Intel Celeron N4005 |
メモリ容量 | 2GB(*1) |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 2個 |
USB 2.0ポート数 | 0個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 3個 |
HDMI端子数 | 1個 |
アイドル時消費電力 | 1.3W |
アクセス時消費電力 | 17W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均296.32MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均167.02MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均84.67MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均26.14MB/s |
稼動音の最大値 | 41.3dB |
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
ドライブベイ | 4ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、RAID1、RAID5、RAID6、RAID10、global hot spare |
LAN規格 | 1GbE、2.5GbE |
標準保証年数 | 2年 |
良い
気になる
QNAPの「TS-433-4G」は、写真や映像を大量に扱う個人事業主におすすめです。NPUによる高度な画像認識が可能で、写真や映像を自動で整理してくれます。今回検証した商品のなかでもコンパクトで、自宅でも場所を取らずに使いやすいでしょう。
CrystalDiskMarkで測定したベンチマークスコアは、ランダムアクセスは読み込み平均59.96MB/s・書き込み平均41.26MB/sだったものの、シーケンシャルアクセスは読み込み平均252.79MB/s・書き込み平均286.37MB/sと高め。動画など連続したデータの読み込みはスピーディにできるでしょう。
QNAP独自のクラウドサービスも利用可能。メーカー独自のクラウドサービスがついていない商品に比べて、火災や落雷などの予期せぬトラブルから守りやすいでしょう。また、16GBまでなら無料で利用できますよ。
冷却性能も高く、50GBのデータを書き込んだ直後のディスク温度は27℃で温度上昇はほとんどなし。しかし、稼働音は48.8dBとやや大きめなので、人によっては作業に集中しにくいかもしれません。
稼働音の大きささえ気にならなければ、ビジネス用として使っても問題のない十分なスペックで、写真や映像の管理を効率化したい人におすすめの商品です。
幅 | 160.2mm |
---|---|
奥行 | 220.5mm |
高さ | 165mm |
重量 | 3.5kg |
DLNA対応 | |
CPU | ARM Cortex-A55 |
メモリ容量 | 4GB |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 2個 |
USB 2.0ポート数 | 2個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 1個 |
HDMI端子数 | 0個 |
アイドル時消費電力 | 8.45W |
アクセス時消費電力 | 22.54W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均256.47MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均175.30MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均64.55MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均5.79MB/s |
稼動音の最大値 | 48.8dB |
ドライブベイ | 2ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、RAID1、JBOD、SHR、Basic |
LAN規格 | 1GbE |
標準保証年数 | 2年 |
良い
気になる
「DiskStation DS224+」はビジネスで扱うデータを安全に一括管理したい人におすすめの商品です。
CrystalDiskMarkで測定した結果、シーケンシャルアクセスは読み込み平均118.61MB/s・書き込み平均118.50MB/s、ランダムアクセスは読み込み平均115.67MB/s・書き込み平均88.00MB/s。どれも高速とはいえませんが、動画の読み書きの待ち時間やNAS内のアプリの動作にストレスを感じることはないでしょう。また、リンクアグリゲーション機能によって2GbEまで高速化できますよ。
50GBのデータを書き込んだ直後のディスク温度は31℃でほぼ変化はなし。ファンの騒音も41.1dBで図書館と同程度の静かさでほとんど気になりませんでした。
独自の互換アプリであるSynology Officeを使うことでNAS上でOfficeファイルを編集できるうえ、スマートフォンの専用アプリも充実。ファイルマネージャー・写真・音楽・メールのそれぞれ4つのアプリが提供されており、スマートフォンから手軽にデータをチェックできますよ。
3台目からライセンスの購入は必要ですが、ネットワークカメラを複数台モニタリングできます。また、スナップショット機能を搭載しているため、ランサムウェアや人為的なミスによるデータの損失があっても復旧できるのがメリット。ビジネスにNASを導入したい人にぴったりの商品です。
幅 | 108mm |
---|---|
奥行 | 232.2mm |
高さ | 165mm |
重量 | 1.3kg |
DLNA対応 | |
CPU | Intel Celeron J4125 |
メモリ容量 | 2GB |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 2個 |
USB 2.0ポート数 | 0個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 2個 |
HDMI端子数 | 0個 |
アイドル時消費電力 | 4.41W |
アクセス時消費電力 | 14.69W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均118.61MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均118.50MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均115.67MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均88.00MB/s |
稼動音の最大値 | 41.1dB |
ドライブベイ | 2ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、RAID1、SHR、JBOD |
LAN規格 | 1GbE |
標準保証年数 | 2年 |
良い
気になる
「DiskStation DS223j」は家庭用にNASを初めて導入したい人にぴったりの1台。今回検証した商品のなかでも比較的コンパクトなサイズと安めの価格から、初めての1台として手に取りやすいでしょう。
CrystalDiskMarkで測定したスコアは、シーケンシャルアクセスは読み込み平均118.53MB/s・書き込み平均118.47MB/s、ランダムアクセスは読み込み平均約81.10MB/s・書き込み平均39.83MB/s。ランダムアクセスのスコアが比較的低めで、NAS上でのアプリ動作や画像のプレビューの読み込みなどがほかの商品に比べるとやや遅いといえるでしょう。しかし、シーケンシャルアクセスのスコアは上位機種と比べても遜色はなく、5GBのデータのコピーは平均45秒で完了しています。
50GBのデータをコピーした直後のディスク温度は30℃で温度上昇はほとんどなし。ファンの稼動音の最大値は44.0dBで人によっては動作音が気になるでしょう。
Synology独自のRAIDのSHR(Synology Hybrid RAID)に対応しているため、異なる容量のHDDで構成した場合にも容量が無駄になりません。また、安めの価格ながらスナップショット機能に対応しており、初心者でもデータを安全に保管しやすいのもうれしいポイントです。
設定手順が記載されたガイドブックが同封されていたり、OSが日本人が使いやすいようにローカライズされていたりと初心者でも初期設定・操作がしやすいのがメリット。データ管理用に初めてNASを購入する人におすすめの商品です。
幅 | 100mm |
---|---|
奥行 | 225.5mm |
高さ | 165mm |
重量 | 0.88kg |
DLNA対応 | |
CPU | Realtek RTD1619B |
メモリ容量 | 1GB |
ドライブの互換性 | 3.5インチSATA HDD、2.5インチSATA SSD |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 1個 |
USB 2.0ポート数 | 0個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 2個 |
HDMI端子数 | 0個 |
アイドル時消費電力 | 4W |
アクセス時消費電力 | 16.31W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均91.59MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均91.66MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均0.05MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均17.23MB/s |
稼動音の最大値 | 44.0dB |
ドライブベイ | 2ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、RAID1、JBOD、Single |
LAN規格 | 1GbE |
標準保証年数 | 2年 |
良い
気になる
QNAPのホーム向けエントリーモデルである「TS-233」。ベイ数は2ベイで、2GBのメモリが搭載されていますが拡張は不可です。
CrystalDiskMarkで測定したスコアは、シーケンシャルアクセス・ランダムアクセスともに比較的低速な結果に。5GBのデータコピーは平均48秒で、2.5GbELAN接続の他商品に比べると差が開きますが、写真数枚や文書ファイル程度の軽いやり取りに支障はないでしょう。1GbEのLAN端子が1つのみで、アップグレードできるモジュールはありません。
50GBのデータをコピーした直後のディスク温度は32℃でほぼ上昇なし。ファンの稼動音の最大値は41.0dBと静音で、同メーカーの上位モデルと静音性に遜色はありません。クラウド連携はもちろん、Office互換アプリも使用可能です。
機能や拡張性に制限があるものの、ランサムウェア対策ができるスナップショット機能やUSBデバイスのワンタッチコピー機能など、必要十分な機能は備えている商品。初めてNASを使う人や、自宅サーバ用に使いやすいシンプルなNASを探している人におすすめです。
幅 | 91.7mm |
---|---|
奥行 | 157.6mm |
高さ | 186mm |
重量 | 1.69kg |
DLNA対応 | |
CPU | ARM Cortex-A55 |
メモリ容量 | 2GB |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 1個 |
USB 2.0ポート数 | 2個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 1個 |
HDMI端子数 | 0個 |
アイドル時消費電力 | 3.43W |
アクセス時消費電力 | 10.81W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均116.53MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均116.67MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均37.88MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均7.99MB/s |
稼動音の最大値 | 41.0dB |
ドライブベイ | 2ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、RAID1、JBOD、Single |
LAN規格 | 2.5GbE |
標準保証年数 | 3年 |
良い
気になる
ASUSTORのコストパフォーマンスを重視したモデルである「Drivestor 2」。ベイ数は2ベイで、1GBのメモリを搭載。動画の再生・デコードのために512MBぶんのメモリを確保する独自機能のメディアモードに対応しています。外側のカバーを引き出し、工具を使わずHDDを設置し簡単に組み立てられますよ。
CrystalDiskMarkで測定した結果、ランダムアクセスのスコアが読み込み平均58.44MB/s・書き込み平均48.06MB/sと他商品に比べ低いスコアでした。シーケンシャルアクセスのスコアは読み書きともに200MB/sを超え、5GBのデータコピーは平均31秒で完了。ランダムアクセスは速くないものの、NAS上の動画を楽しむぶんには不便を感じないでしょう。
50GBのデータをコピーした直後のディスク温度は32℃で、ほとんど温度の上昇はなし。稼動時のファンの騒音は41.5dBで、日常生活のノイズになる可能性は低いでしょう。各種モバイルアプリに対応し、Googleドライブをはじめとしたサードパーティ製のクラウドサービスとも連携が可能です。
HDMI出力端子はないため直接モニターに繋いでは使えませんが、エントリーモデルで2.5GbE LANポートが搭載されているのは魅力。スマホやカメラで撮影した大量の写真・動画の管理を中心に行いたいなら選択肢のひとつになるでしょう。
幅 | 102mm |
---|---|
奥行 | 218mm |
高さ | 165mm |
重量 | 1.14kg |
DLNA対応 | |
CPU | Realtek RTD1296 |
メモリ容量 | 1GB |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 1個 |
USB 2.0ポート数 | 0個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 2個 |
HDMI端子数 | 0個 |
アイドル時消費電力 | 5.97W |
アクセス時消費電力 | 11.6W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均204.29MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均152.71MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均11.12MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均5.86MB/s |
稼動音の最大値 | 41.5dB |
ドライブベイ | 2ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、RAID1、SHR、JBOD |
LAN規格 | 1GbE |
標準保証年数 | 2年 |
良い
気になる
Synologyのホーム向けエントリーモデルである「Synology DiskStation DS220j」。ベイ数は2ベイで、512MBのメモリを搭載。初心者用のガイドブックが同梱しています。ディスクの取り付けにはドライバーが必要です。
1GbEのLAN端子を1つ搭載。シーケンシャルアクセスの読み書きのスコアは110MB/s前後で、5GBのデータのコピーが平均58秒で完了しました。大量の写真や動画などの転送には時間がかかるかもしれませんが、軽い文書ファイルくらいなら扱いに困らないといえます。
50GBのデータを書き込んだ直後のディスク温度は26℃と、まったく温度の上昇は見られませんでした。初期状態でファン設定は低ノイズモードになっており、ファンの稼動音の最大値は40.2dB。冷却性能と静音性を両立した設計であることがうかがえます。
Synology独自のRAIDであるSHRはRAIDが難しいと感じる人にもわかりやすく、設定手順が詳細に記載されたガイドブックが付属。性能は他の上位商品に比べ控えめですが、初めて使う人でも親切で使いやすいNASですよ。ただし、スナップショットには対応していないので注意しましょう。
幅 | 100mm |
---|---|
奥行 | 225.5mm |
高さ | 165mm |
重量 | 0.88kg |
DLNA対応 | |
CPU | Realtek RTD1296 |
メモリ容量 | 512MB |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 1個 |
USB 2.0ポート数 | 0個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 2個 |
HDMI端子数 | 0個 |
アイドル時消費電力 | 5.06W |
アクセス時消費電力 | 12.46W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均111.31MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均115.59MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均3.60MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均9.32MB/s |
稼動音の最大値 | 40.2dB |
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
ドライブベイ | 4ベイ |
---|---|
RAID機能 | RAID0、JBOD、Single、RAID1 |
LAN規格 | 2.5GbE |
標準保証年数 | 2年 |
良い
気になる
Google DriveやDropboxなどの基本的なクラウドサービスの同期に対応しているうえ、スナップショットにも対応。人為的なミスやランサムウェアの対策ができます。
CrystalDiskMarkで測定したスコアは、シーケンシャルアクセスは読み込み平均287.26MB/s・書き込み平均296.09MB/s、ランダムアクセスは読み込み平均185.83MB/s・書き込み平均121.91MB/s。基本的な読み書きが高速でできます。
使用時の温度上昇はほとんどありませんでしたが、稼働音は56.9dBと役所の窓口相当の騒がしさ。置き場所によっては作業の妨げになる可能性があるので、静音性にもこだわるなら40dB程度の商品がおすすめです。
ほかにもTerraMasterのOSが直感的には使いにくいこと、アプリの提供数が少ないなどのデメリットはありますが、高速のデータ転送とRAIDの選択肢の多さが魅力。初心者向けの商品とは言えないものの、サーバー運用をしてみたいなど専門知識を一定備えた人におすすめです。
幅 | 225mm |
---|---|
奥行 | 136mm |
高さ | 227mm |
重量 | 3.6kg |
DLNA対応 | |
CPU | Intel Celeron N4505 |
メモリ容量 | 32GB |
ドライブの互換性 | 3.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA HDD、2.5インチ SATA SSD、M.2 2280 NVMe |
スナップショット機能 | |
LANポート数 | 2個 |
USB 2.0ポート数 | 0個 |
USB 3.2 Gen 1 ポート数 | 2個 |
HDMI端子数 | 1個 |
アイドル時消費電力 | 13.9W |
アクセス時消費電力 | 35.2W |
監視システムあり | |
HDDの転送速度(Read・シーケンシャルアクセス) | 平均296.45MB/s |
HDDの転送速度(Write・シーケンシャルアクセス) | 平均181.32MB/s |
HDDの転送速度(Read・ランダムアクセス) | 平均195.73MB/s |
HDDの転送速度(Write・ランダムアクセス) | 平均87.38MB/s |
稼動音の最大値 | 56.9dB |
mybestではベストなNASを「アクセス機能やクラウド連携機能などが充実し、自宅のあらゆるデータを一括で管理できる拡張性に優れたNAS」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの売れ筋上位のNAS14商品を集め、以下の7個のポイントで徹底検証しました。
検証①:コピー速度
検証②:ベンチマークスコア
検証③:冷却性能の高さ
検証④:動作音の静かさ
検証⑤:対応RAID数の多さ
検証⑥:データ管理のしやすさ
検証⑦:拡張性の高さ
今回検証した商品
転送速度が高速な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「最適な環境であれば重いデータの転送がすぐに終わり、作業効率が向上する商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
30秒以内で5GBのデータコピーが終わるものをとても満足の基準とし、コピーにかかる時間が短いものほど高評価としました。
今回は理想の条件下でNASの性能を一律に比べるためSSDを使用。参考値としてHDDでも測定を行う
使用機器
デスクトップPC:Intel Core i7-12700F・16GB RAM・MZVL21T0HCLR-00B00
SSD:BX500
HDD:ST1000VN002
2.5GbEスイッチングハブ:ETQG-ESH05
転送速度が高速な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「最適な環境であれば2.5GbE下で理論値に近い転送速度を実現できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
2.5GbE通信の理論上の最大値を上限に、270MB/sに近いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
ただし、PCの性能が転送速度に影響するため、理論値より高い数値が出る場合もあるものとします。
冷却性能が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「SSD・HDDの内部温度が上昇せず、故障リスクが小さい商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
データをコピーした直後のHDD・SSDの温度をNASの管理画面上で確認し、温度の上昇が小さいものほど高評価としました。
動作音が静かな商品としてユーザーがとても満足できる基準を「動作時もファンの音が静音で、作業に支障をきたさない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
環境省の一般環境騒音 を基準として、作業に支障をきたさない静音なものほど高評価としました。
対応RAID数が多い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「RAIDの選択肢が多く最適なRAIDが組める商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
データ管理がしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「メーカーのサービスが充実し、多角的にデータの管理ができる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
拡張性が高い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「あらゆる外部デバイスと連携でき、自宅・出先問わずNAS上のデータにアクセスできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
RTSP(Real Time Streaming Protocol)に対応したペットカメラや見守りカメラなどのネットワークカメラとNASを連携すれば、カメラが壊れてもデータをNASに残せます。また、複数台のネットワークカメラを1台のNASで確認・管理することも可能。ただし、機種によって無料で連携できるカメラのライセンス数が違う場合があるので、事前に確認が必要です。
1位: QNAP|QNAP|TS-464|TS-464-8G
2位: QNAP|QNAP|TS-262|TS-262-4G
2位: QNAP|NASキット|TS-462-4G
4位: Synology|DiskStation DS923+
4位: ASUSTOR|Lockerstor 4|AS6604T
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
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