USBメモリのおすすめ人気ランキング【容量の選び方も紹介！2025年10月】

USBメモリを選ぶときは、自分の用途に適した容量のものを選びましょう。一般的な文書や画像を保存するなら16GB以下のUSBメモリでも十分ですが、容量の大きな動画などを多く保存したい場合には64GB以上が必要です。なかには、512GBや1TBといった大容量のUSBメモリもあります。

たとえば写真をUSBメモリで保存する場合、16GBには約4,750枚、32GBには約9,500枚、64GBには約19,000枚の保存が可能です。フルHD動画なら、16GBで約2時間半、32GBで約5時間、64GBで約10時間記録できます。USBメモリの容量を選ぶときの1つの目安にするとよいでしょう。

USBメモリを利用して効率よく作業したいなら、規格や転送速度も要チェック。USBの規格の違いにより、データを読み込んだり書き込んだりするときの速度が変わります。基本的には新しい規格のほうが転送速度が速くなるので、作業性を重視するならこだわりたいところです。

2023年1月現在、USBの規格は7種類あり、2019年に発表されたUSB4が最新タイプ。多くの商品がUSB2.0以上ですが、なかでも動画などの大容量ファイルを記録したい場合は、USB3.0以上のUSBメモリを選びましょう。理論上、USB3.0はUSB2.0より10倍速いといわれ、大容量のデータもスムーズに転送できます。

なお、USB3.x系のUSBメモリの場合、規格表記に注意が必要です。何度か表記方法を変更したことにより、USB3.1 Gen2よりもUSB3.2 Gen1のほうが転送速度が遅いといったことも。USB3.x系のUSBメモリは、「5Gbps」のように併記された転送速度を確認することをおすすめします。

USBメモリの接続端子の種類は、使用機器に合わせて選びましょう。パソコンやカーオーディオなどでUSBメモリを使う場合は、一般的なUSB Type-A端子のものを選ぶとベター。最新のスマホやMacBookなどで使う場合は、上下左右対称のUSB Type-C端子を備えたものが必要です。

また、一部のAndroidスマホやプリンタなどの周辺機器には、台形の形をしたMicroUSB端子を使用します。iPhone・iPadに使う場合は、Lightning（ライトニング）端子を備えたUSBメモリを選びましょう。ただし、Lightningを使用する場合には事前に専用のアプリのインストールが必要で、少し手間がかかる点には注意しましょう。

いろいろな機器で1つのUSBメモリを使用したい場合は、複数種類の端子を備えた製品も選択肢に入れましょう。2種類の端子がついたデュアルコネクタタイプや、4種類の端子が使える4in1タイプのUSBメモリなどもあるので、必要に応じて検討してみてください。

USBメモリの端子の収納方式は、スライド式・回転式・キャップ式・ノック式の4種類。また、端子を収納しないミニタイプのUSBメモリもあります。それぞれの特徴をチェックして、使いやすいものを選びましょう。

USBメモリのデータをしっかり保護し、安全に転送できるかどうかも重要です。次のポイントをチェックして、より安全性の高いものを選びましょう。

USBメモリを頻繁に持ち運ぶ場合は、耐久性の高いものを選ぶことが大事です。持ち運びの際の衝撃やホコリの混入、飲み物をこぼしたことなどによるデータの破損を避けたければ、耐衝撃・防塵・防水仕様のUSBメモリがおすすめです。

記録したデータを長期保存したい場合には、より耐久性の高い記憶方式を採用しているUSBメモリにも注目。USBメモリに使われる記憶装置にはSLC・MLC・TLCといった種類があり、SLCが最も寿命が長いといわれています。大事なデータを長期間保存する場合には、SLC方式のUSBメモリを選びましょう。