太いタイヤで雪道から荒れた山道まで走れるファットバイクに電動アシストが搭載され、よりパワフルに楽しめる「電動アシストつきファットバイク」。アシストの力があれば、ファットバイクが苦手とする坂道もスイスイ登れます。また、迫力のある見た目でファッション性も高い自転車です。しかし、バッテリー容量やタイヤ幅などモデルによってスペックはさまざまで、選び方に迷っている人も多いでしょう。
そこで今回は、電動アシストつきファットバイクのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。変速機は有名メーカーがよいのかや、折りたたみ式電動ファットバイクについての情報も解説。ぜひ本コンテンツを参考に、街乗りからアウトドアまで活躍する愛車と出合ってくださいね。
アウトドア用品・自転車・スポーツ用品・PC本体・PC関連用品など、幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」をモットーに、コンテンツ制作を行なっている。
電動アシストつきファットバイクとは、走行時に電動モーターの補助を受けられるタイヤの太い自転車のことです。モーターが適切なアシストをするため通常よりも軽いペダリングで走行できるうえに、太いタイヤで走破性が高くオフロードでもスイスイと走れるでしょう。
重量があるファットバイクが苦手な漕ぎ出しをサポートし、登り坂を軽々漕げるようになるのが電動アシストつきの魅力です。買いものやツーリングで積載量が多くなったときや、悪路などペダルが重くなりがちな場面でも安定して走行可能。アシスト機能を活かすことで、サイクリングがより楽しくなるでしょう。また、太いタイヤは街乗りでも目を惹く存在に。ファッションアイテムの一部としても人気の自転車ですよ。
なお、アシストのないファットバイクは、以下のコンテンツで紹介しています。電動アシストつきを購入する前にファットバイク自体の魅力や情報を知りたい人は、ぜひチェックしてください。
必ず型式認定のTSマークを取得している電動アシストつきファットバイクを選びましょう。型式認定とは、電動アシストが道路交通法の基準に適合していることを示すもの。認定を受けていない商品のなかには、電動アシストと謳いながら日本の法律では原動機付自転車に該当し、ナンバーの取得や保安部品の装着が必要なものがあります。そのような車両を自転車として乗ることは違法なうえ、大変危険です。
型式認定を受けていないものが100%違法というわけではありませんが、自転車屋で修理を断られたりあらぬ疑いをかけられたりする可能性があるため、避けたほうが無難。なお、型式認定取得済みかどうかは、日本交通管理技術協会でチェックできるので、商品情報やサイトに情報が見つからないときは自分で確認しましょう。
電動アシストつきファットバイクを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
街乗りからラフな道でのサイクリングまで多用途に使う場合は、モード数が多いものを選びましょう。モードが多いほど細かくアシスト力を調整するので、道や走り方に合わせて快適なアシストを得られるうえ、電池のムダをなくしバッテリーを長持ちさせられます。一方、街乗りのみの使用で漕ぎ出しや軽い坂道の走行をラクにしたいだけなら、モード数は2~3モードでも十分です。
強いアシスト感を望む人は、ペダルを押す力である最大トルクの大きいものをチェック。アシスト機能はアシストユニットによって、力強さが異なります。強さはNmで表されるので、商品情報を確認しましょう。感覚的な好みもあるため、可能であれば口コミを参考にしたり、試乗したりするのがおすすめです。
アクティブに使うなら、7段以上と変速数が多いものを選択。ケイデンス(1分間のペダル回転数)に合うギアの重さを探しやすいのが利点です。変速ギアは、日本製のシマノのような有名メーカーをおすすめします。型番がすぐわかり修理する際にスムーズです。シマノと互換性のあるマイクロシフトを視野に入れてもよいでしょう。
電動ファットバイクはバッテリーの容量により、走行距離や性能が変わります。用途にあった容量を選びましょう。あわせてバッテリーの充電方法や設置位置も解説するので、参考にしてください。
バッテリーの容量は、街乗りのみで使用する場合は300~400Wh台がおすすめ。舗装路でのちょっとしたアシストはもちろん、長めの坂でもしっかりアシスト力を得られます。大容量のモデルと比較して安い商品が多く、はじめての1台にもうってつけです。
舗装路の長距離走行に使う人や凸凹した道を走りたい人には、500Wh以上がぴったりといえます。例えば、626Whを積んだWICKED THUMBのファットバイクは、約60〜80km走行可能。休日のサイクリングやアクティビティに使いやすい容量帯です。100km以上乗りたい人は、予備バッテリーの導入を検討しましょう。
なお、バッテリーの容量は電力量を表すWh表記のほか、V(電圧)・Ah(アンペア時)の複合表記が使用されていることもあります。V×AhでWhの値が算出できるので、用途にあった容量を選んでください。
ペダリングを重視する人は、シートポストやサドル下にバッテリーが配置されたモデルを選択しましょう。トップチューブの上にバッテリーがあると、ペダリング時に気になることがあります。安定感がほしい人にもダウンチューブやシートポストにバッテリーがあり、重心が下がるモデルがおすすめです。
充電方法は、特別な理由がないなら取り外し式がベター。バッテリーを外して屋内で充電でき、盗難予防にもつながります。なお、サドルを取ってバッテリーをつけ外すモデルは、その都度サドルのポジション調整が必要です。スムーズにバッテリーを外せるか、仕様やレビューで確認しましょう。
一方で、見た目にこだわるならバッテリー一体型をおすすめします。バッテリーが悪目立ちせず、デザインを損ないません。ただし、充電のために車体を屋内へ持ち込むスペースが必要な点に注意。外コンセントの使用もひとつの手ですが、バッテリーは暑さ・寒さに弱いので屋内での保管を推奨します。
ディスプレイは、ひと目で多くの情報が見られるものを選びましょう。アシストモードや速度のほか、走行距離・バッテリー残量の情報が表示されていると便利。アクティブなライドをする人には、より個別の情報を判別しやすいカラー液晶がおすすめです。
林道や森林などの陰った場所や暗い夜道を走るなら、必ずバックライト搭載モデルを選択しましょう。視認性が高まり、より安全かつスピーディに情報を確認できます。
なかには、ディスプレイ付近にUSBポートがありスマホを充電できるモデルも。山道や林の中といった人気が少ない場所で乗る機会が多い人は、特に狙い目の機能です。
悪路の走行が得意なファットバイクの乗り心地は、タイヤの太さやホイール径に影響されます。使うシーンに応じて、それぞれのサイズを選んでください。
街乗りと未舗装路でのサイクリング用には、4インチタイヤがおすすめです。ファットバイクのタイヤは4インチと5インチの2種類が中心。5インチと比較して約3cm細い4インチは、その分軽量で取り回しのしやすさが魅力です。はじめてファットバイクに乗る人にも向いています。
一方、雪上・砂上なども走りたいなら5インチがぴったり。接地面が大きく路面にタイヤが沈みにくいので、ハンドルを取られにくくグリップも向上します。舗装路の走行がメインのときは、空気圧を高くし転がりをよくするとよいでしょう。
なお、2インチ以下のタイヤのバイクは、ファットバイクと呼べない点に注意。3インチはセミファット、2インチはマウンテンバイクに用いられるタイヤ幅です。タイヤが細いと価格も下がるのでお手頃に感じますが、ファットバイクがほしいなら4インチ以上を選びましょう。
日常使いの電動ファットバイクには、20〜24インチの小径が適しています。小回りがきき、曲がり角の多い道でも快適に操作できる点が魅力。20~24インチなら、信号での停車・発進で漕ぎ出しに負担が少ないのもうれしいポイントです。
一方で、アウトドア環境でもグイグイ走りたい人には、26インチ以上が狙い目。26インチ以上のものは車体は重いものの、電動アシストが弱点をカバーします。パワフルな走破性があるため、ツーリングキャンプで荷物をたくさん持ちたい人、河原のように石が多く凸凹した場所で遊びたい人にぴったりのサイズです。
ファットバイクを持ち運ぶ場合は、折りたたみ機能つきモデルや重量の軽いモデルが選択肢に入ります。各モデルについて解説するので、運びやすいものを選びましょう。
車載してキャンプやコースまで運ぶなら、折りたたみできるバイクをおすすめします。たたむとコンパクトになるので車載用ツールを使用せず、荷物と一緒に車に積み込めるでしょう。玄関先などの狭いスペースに保管したい人にも、折りたたみ式が向いています。
ただし、ファットバイクは折りたたんでもある程度の大きさがある点に要注意。一般的な折りたたみ自転車ほどには、コンパクトになりません。あらかじめ、車載・保管のための十分なスペースがあるかを計測してから購入しましょう。
持ち運ぶ機会が多い場合、重量25kg以下を目安に選びましょう。ファットバイクはもともと重い自転車で、電動アシストなしでも15kgはあります。電動アシストつきでは、折りたたみ式でコンパクトを謳うものでも20kg以上が大半。25kg程度なら軽量といえるでしょう。
重量を気にする場合は、バッテリー容量の少ないものを選択してください。ほかのスポーツバイクと同じくフレームの素材もさまざまですが、重さへの影響は大きくありません。フレーム素材よりも、バッテリーや電動ユニットのほうが重量に影響を与えます。
初期不良や故障に備えて、保証やサポートが充実したメーカーを選択しましょう。保証期間・内容は、ショップやメーカーごとに異なります。初期不良があった場合、交換対応をしてくれるメーカーがよいでしょう。無料保証期間が終わったあとに、有償修理できるかも確認してください。
なお、バッテリーは数年の使用で劣化します。乗り続ければ買い替えが必要になるので、バッテリーのみの購入ができるメーカーがおすすめです。海外メーカーや新興メーカーでは車体を工場に送る必要があることも。車体のやり取りは送料や時間的な負担が大きいので、バッテリーのみをスムーズに購入できると便利です。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
タイヤサイズ | フレーム素材 | 折りたたみ可能 | 重量 | 保証付き | ギア段数 | |||||
1 | HACHIKO 20インチマウンテンバイク | ![]() | 20インチ折り畳み電動自転車で快適な移動体験 | 20インチ | アルミニウム合金 | 不明 | 6段 | |||
2 | ユニバイ OUXi アシストのみ|V8 | ![]() | 液晶ディスプレイと一体型したサドルが特徴 | 20インチ | アルミ合金 | 不明 | 不明 | |||
3 | サイクルロード イロンデール|assist-20fat | ![]() | 坂道も楽に走れるスタイリッシュなファットバイク | 20インチ | アルミ | 約20kg | 不明 | 7段 | ||
4 | ユニバイ Shengmilo Mx01 アシストのみ | ![]() | 迫力ある4インチの極太タイヤが魅力の自転車 | 26インチ | アルミニウム合金 | 約32kg(バッテリー込み) | 7段 | |||
5 | TDトレーディング 電動アシスト自転車 | ![]() | 軽量で折り畳める!液晶モニター付きの自転車 | 14インチ | 航空アルミ合金 | 約17.5kg | 3段 | |||
6 | Zhejiang QJmotor Benelli|ZERO N2.0 FAT | ![]() | 折りたたみ可能で、高い制御力のブレーキも搭載したe-bike | 20インチ | ALUMINUM 6061 | 19kg(バッテリーを含む) | 不明 | 7段 | ||
7 | Acalie COSWHEEL MIRAI|NAGOYA GRAMPUS Edition | ![]() | 名古屋グランパスとのコラボレーションモデル | 20インチ | アルミ合金A6061 | 約36kg(バッテリーを含む) | 7段 |
簡単な操作で折りたたみができるe-bikeです。電動アシストのパワーに対応するため、メカニカルディスクブレーキを前後に搭載しており、制御力が高いのもポイント。約4~6時間の充電で最長90kmを走行でき、イタリアブランドであるセラロイヤル製のコンフォートサドルが座り心地もサポートしてくれます。
タイヤサイズ | 20インチ |
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フレーム素材 | ALUMINUM 6061 |
折りたたみ可能 | |
重量 | 19kg(バッテリーを含む) |
保証付き | 不明 |
ギア段数 | 7段 |
日々の買いものや軽いサイクリング用に使うなら、電動クロスバイクもおすすめです。電動アシストの力で坂や長距離も快適にこなせます。以下のコンテンツでは電動クロスバイクの選び方を紹介しているので、気になる人はチェックしてみてくださいね。
安全な走行のためには、法律で定められた付属品も準備しましょう。電動アシストつきファットバイクに義務づけられている装備も購入前に必ずチェックしてください。
1位: HACHIKO|20インチマウンテンバイク
2位: ユニバイ|OUXi アシストのみ|V8
3位: サイクルロード|イロンデール|assist-20fat
4位: ユニバイ|Shengmilo Mx01 アシストのみ
5位: TDトレーディング|電動アシスト自転車
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