モノラルスピーカーのおすすめ人気ランキング【2025年12月】

まずは接続方法をチェックしましょう。モノラルスピーカーには、無線で接続するワイヤレスタイプと、ケーブルを使う有線タイプの2種類があります。接続する機器がどちらに対応しているかや、使い方に合わせて選びましょう。

電源方式にも注目しましょう。電源の取り方には主に内蔵バッテリー（充電池）・ACアダプタ・乾電池があります。ワイヤレスタイプのスピーカーに多い内蔵バッテリー式は、コンセントがない場所でも使える点がメリット。充電がなくなると使えないので、自分が使う時間に合った連続使用時間のものを選びましょう。

ACアダプタ式はコンセントに挿して使えるので充電切れの心配がなく、長時間使える点が魅力。ただし、コンセントがない場所では使えないので持ち運びには適していません。乾電池式は内蔵バッテリー式同様にどこでも使えるほか、電池が切れても入れ替えるだけなので手軽です。一方、ほかの方式よりランニングコストが高い傾向があります。

音量の大きさは出力を目安にしましょう。W（ワット）で表示され、数値が大きいほど大きな音が出せる傾向があります。屋外や広い室内など、音が拡散しやすい場所で使う場合は、20W以上のものならはっきりと聞き取りやすい音量をキープできるでしょう。

手元で使うなら5W程度、一般的な広さの部屋に置いて使うなら10W程度でも十分が音量が得られます。出力が大きいほど大音量でもクリアな音が出せますが、大きすぎると逆に音がゆがむ原因になる場合があるので、使用場所に合ったものを選びましょう。

大きさや形状もチェック。モノラルスピーカーにはコンパクトなサイズから据え置き型まで、さまざまなサイズのラインナップがあります。メインとなる設置場所に置きやすいサイズのものを選べば、より使いやすくなるでしょう。

たとえば、机や棚の上に置いて使う場合は、箱型や底面が広いものなど安定性の高いモデルがおすすめ。倒したり落としたりしにくく、うっかり壊してしまう心配が少なくなります。

頻繁に移動させて使う場合や、キャンプやアウトドアに持っていくなら、持ち運びしやすいコンパクトなモデルがぴったりです。ストラップやカラビナが付いていると、壁のフックやバッグの肩ひも、木の枝などに吊るして使えるので置き場所を選びません。

機械の操作が苦手な人やお年寄りが使う場合、操作が簡単なものを選ぶのも手です。たとえば、電源ボタンと音量調節ノブ（つまみ）のみが付いたモデルなら、だれでも迷わずにスムーズな操作が可能です。

なかには、電源スイッチ一体型の音量調節ノブだけで操作するシンプルなモデルも。ボリュームを最小まで回すことで電源が切れるので、再度電源を入れたときに大音量が響き渡るという失敗もありません。

また、起動のたびに面倒な設定の必要がないモデルもおすすめ。有線接続タイプはケーブルを挿すだけで手軽に使えます。ワイヤレスタイプの場合は、一度機器とペアリングすれば、次回からは自動で接続するBluetoothスピーカーを選びましょう。

お風呂や屋外など、水がかかる可能性のある環境で使うなら防水性能付きのモデルを選びましょう。シャワーの水しぶきや突然の雨で濡れても故障する心配が少ないので、場所を問わず音楽や音声を楽しめます。

どの程度の防水性能があるかは、「IPコード」をチェック。ホコリや水からの保護の程度を表す指標で、防水性能はIPX0～IPX8の9段階で表示されます。屋外や浴室で使う場合は、あらゆる方向からの噴流水に耐えられるIPX5以上のモデルを選びましょう。

浴槽のふちに置く場合や、プールサイドや河原で使う場合はIPX7以上がおすすめ、一時的な水没にも耐えられるので、万一水中に落としてもすぐに回収すれば故障の心配はないでしょう。ただし、防水性能はお湯や水蒸気、海水など、常温の水以外にさらされることは想定していないので、濡れやすい環境で使う場合は注意が必要です。