超指向性スピーカーのおすすめ人気ランキング【2025年】

超指向性スピーカーを選ぶなら、音を届けたい範囲に最適な指向角度のものを選びましょう。指向角度とは音が広がる範囲を示す数字。角度が狭すぎると聴く人が少し動いただけで音が聞こえなくなってしまい、広すぎると周囲の人にも音が漏れてしまいます。

たとえば、美術館で1人の来館者に作品解説を届けたいケースでは、指向角度±10°〜±15°程度の狭いモデルが理想です。店舗内で家族連れに商品説明をしたい場合は±20°程度の広めのモデルを選ぶと、グループ全員に均等に音を届けられるでしょう。

効果的に音を届けるには、設置場所や設置角度も重要な要素です。できれば天井に設置でき、角度調整が可能なものを選んでください。ターゲットとなるエリアにスピーカーを向けやすくなるでしょう。

スピーカーの性能で特に重要なのが最大音圧レベルと再生周波数帯域の2つの指標です。これらは音の大きさと明瞭さを左右するため、設置環境や用途に合わせて選んでください。

手軽にスマホやPCとつなぎたい場合は、ケーブル接続の手間がないBluetooth対応の超指向性スピーカーがおすすめです。超指向性スピーカーを天井に取り付ける際は、ケーブルが不要なので見た目がすっきりとする点も魅力です。

ただし、Bluetooth接続は有線に比べると若干の音質劣化や遅延が生じる場合があります。また、周囲の電波環境によっては接続が不安定になることもあるため、音楽や映像を厳密に同期させたい場合や、絶対に途切れてはいけない状況では有線接続の方が安心でしょう。