スマホやGPS発信機よりも手軽に身につけて持ち運べる、子ども用スマートウォッチ。スマホと連動させて、子どもの位置情報を把握できたり通話できたりする防犯向け機能が充実したもの・簡単な学習ゲームを楽しめる教育機能が搭載されたもの・健康管理ができるものなどがあります。機能性も商品によってさまざまで、「位置情報は正確に把握できるの?」「小さな子でも使いやすいのはどれ?」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の子ども用スマートウォッチ7商品を集め、6個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの子ども用スマートウォッチをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな子ども用スマートウォッチは「子どもの位置情報が常に正確にわかる安心して使いやすい商品」。徹底検証してわかった子ども用スマートウォッチの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
『日本初の女性防犯アナリスト』。防犯界の第一人者で予知防犯提唱者の「梅さん」こと梅本正行氏の一番弟子として数多くの事件現場の検証と取材に携わる。女性・母親・高齢者の親を持つ立場で皆様と同じ目線に立ち、自分自身で出来る防犯対策を始め、子供と高齢者・女性を守る防犯対策を分かりやすく解説。子育て経験がある目線で、弱者を犯罪被害から守る予知防犯を提唱する活動を展開している。また、YouTubeにて防犯に特化した「梅と桜の防犯チャンネル」を運営し、正しい防犯知識の普及に尽力中。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
マイベストでは「道のどちら側に寄って歩いているのかまでわかるもの」をユーザーが満足できる商品とし、その基準を位置情報をたどれば本人を視認することができるものと定めて以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「通知機能があり、アプリを開いてすぐに子どもの位置情報を把握できる商品」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
マイベストでは「子どもが充電をしているかまったく気にする必要がないくらいに動く商品」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
サポート対応が充実している商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「いつでもその場ですぐに解決できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
連絡手段が豊富な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「対面で行うようなコミュニケーションが取れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
防水・防塵性が高い商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「水や砂が掛かっても全く壊れない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
新たに7商品を検証し、ランキング・コンテンツの内容を刷新しました。
子ども用スマートウォッチ(キッズスマートウォッチ)の魅力は、GPS発信機と同じ機能をもちつつ親と子どもが相互で連絡を取れること。GPS発信機は連絡手段がないものが多いなか、子ども用スマートウォッチなら電話・ビデオ通話・メッセージ・SOS機能などを利用して子どもと連絡が取れます。
一方、正確な居場所や経路を把握しにくい点はネック。GPS発信機が位置情報が1〜2分程度で更新され、移動履歴も確認できるのに対し、子ども用スマートウォッチはリアルタイムでの位置情報の更新が難しいものや移動履歴を把握できないものもありました。
連絡手段としても使用したい人は子ども用スマートウォッチ、位置情報を正確に把握したい人はGPS発信機のがおすすめです。
近年は子どもが巻き込まれる犯罪が増加し、認知件数×100が実際の犯罪件数ともいわれています。自宅の庭やマンションの敷地内で1人で遊ばせることが増えていますが、そういった場所でも油断しないようにしましょう。
子ども用スマートウォッチとして売られているもののなかには、通信機能やGPS機能のないおもちゃもありますが、見守り用として使うことを想定して、このコンテンツではGPS機能・通信機能を持つものを紹介しています。おもちゃを探している人はスマートウォッチ風おもちゃを見てくださいね。
また、最近ではGPS発信機の導入を進めている学校や、子どもにGPSを持たせる家庭が増えており、子どもに対する防犯意識が高まっているように感じます。
購入時の注意点は主に2つあります。1つ目は、SIMカードが必須であること。スマホと同じく、GPS機能・通話機能・メッセージ機能などを使う場合にはSIMの契約が必要です。本体とセット売りされていることもありますが、基本的には自分でSIMカードを用意する必要があり、月額で1000円~3000円ほど掛かります。
2つ目は、技適マークがないものの使用は絶対にNGであること。技適マークとは、電波法令で定めている技術基準に適合した無線機であることを証明するマークです。技適マークのない商品を使うと、電波法違反になるので注意が必要。電波法違反をした場合、1年以下の懲役または100万円以下の罰金の対象になります(参照:総務省)。
しかし、技適マークがない商品も販売されているため、日本製のものでも購入前に必ず確認することが重要です。実質、通信機能がある子ども用スマートウォッチで技適マークがある商品は、myFirst FoneかApple Watchしかありません(※2024年9月時点)。なお、本コンテンツで扱っている商品はすべて技適マークを取得しています。
技適マークがないものは、国内でちゃんと通信ができるか確認されていないともいえます。仮にSIMカードを入れても通信できない可能性もあるので、実用面でもおすすめできません。
子ども用スマートウォッチを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
万が一のときに迅速な対応ができるよう、子どもの位置情報をリアルタイムでトラッキングできるものがおすすめ。常にトラッキングしているので、子どもが迷子になっても正確な居場所を把握できる点がメリットです。
検証した結果、Apple Watchのみリアルタイムでトラッキングが可能でした。「探す」アプリを開くだけで、ファミリー共有したスマートウォッチの位置をリアルタイムで確認できます。どこで道を曲がったかも正確に表示され、精度が高いこともわかりました。しかし、移動履歴を見る機能はなく、経路までは把握できません。
myFirst Foneシリーズは位置情報の更新が5分ごとに行われるため、リアルタイムでの把握ができませんでした。大きなズレはないものの、道1本分程度のズレが発生することがあり精度が高いとはいえません。事前に子どもの行く場所を把握している場合は問題ない程度の誤差ですが、正確に位置情報を把握したい人には不向きでしょう。通信環境によってある程度の誤差は生じますが、myFirst Foneシリーズは移動履歴の確認が可能。経路を把握できるため、通学や帰宅途中に危ない場所を通っていないかを確認できる点はメリットです。
また、事前に保護者が決めたエリアへの入出があると通知がくる通知機能があるかもチェック。myFirst Foneシリーズは300〜1,000m、Apple Watchは100〜241,401mの範囲でセーフエリアを細かく設定できます。受動的に通知がくるので、確認する手間が時省けますよ。
子どもにスマートウォッチを渡すときには、位置情報機能が備わっていることをしっかり伝えましょう。一方的に持たせるのではなく、なぜ持たせるのかを理解してもらい、普段から話し合えるような環境づくりをしていくことが大切です。
Apple WatchのGPS+Cellularモデルであれば、家族で位置情報を共有できるファミリー共有モードが使用可能です。使っていないApple Watchを子どもに与えて再利用できます。また、ほかの位置情報アプリを導入することで、子ども用スマートウォッチだけでは把握できない移動履歴をより詳しく把握できますよ。
子ども用スマートウォッチにはさまざまな連絡手段があります。文字を打てるかどうか、機能を使いこなせるかどうかは年齢や能力によって異なるので、子どもに合わせて選ぶのがおすすめです。
小学生高学年で文字入力ができて、メッセージ中心でやりとりができる子どもにはApple Watchがおすすめ。Apple Watchの連絡手段は、電話・ビデオ通話・メッセージ・メール・SOS機能・Walkie-Talkieの6つあります。メッセージ機能は、音声入力・手書き入力・絵文字・定型文から選べます。メール機能があるため、長い文章を送りたいときにも便利ですよ。
文字入力ができない子で、電話中心のやりとりをしたい子におすすめのスマートウォッチはmyFirst Foneシリーズです。myFirst Foneシリーズの連絡手段は、電話・ビデオ通話・メッセージ・SOS機能の4つ。メッセージ機能は、スタンプとテンプレ文のみです。なかには、日本語のテンプレ文がないモデルも。親からの連絡に子どもが反応する程度のやり取りや、電話ならできますよ。
また、ワンタッチで通話できるものだと便利。複雑な手順がなく、簡単に電話をかけられます。Apple Watchは、Siriのショートカット機能を使えばワンタッチで通話が可能。一方myFirst Foneシリーズは、操作は複雑ではないものの、ワンタッチではかけられない点を留意しておきましょう。
小さい子どもにスマートウォッチを持たせるなら、耐久性が気になる人もいるでしょう。しかし、今回検証した商品はどれも防水性が高かったので、遊んでいる最中に濡らしても故障する心配は少ないといえます。
また、万が一本体に不具合が起こっても、Apple社・myFirst Fone社ともにサポート対応が充実していたので、電話やチャットなどで問い合わせても丁寧に対応してくれますよ。
SOS機能は、緊急連絡先に電話を掛けられたり通知を飛ばせたりする機能のことです。緊急SOS時の位置情報の共有ができるものや、機種によっては周囲の音を録音し親のスマホに共有する機能を搭載しているものもあります。
位置情報や周囲の録音があれば、子どもの状況をすぐ把握できるうえ、万が一の際の捜索に役立てられるのがメリット。SOS機能については、事前に子どもにしっかり説明しておくことが大切です。子どもが何か違和感を覚えたタイミングで、躊躇なく押すように伝えておきましょう。
子どもを1日中見守るなら、バッテリーが最低6時間持つものを選びましょう。登校から下校までは基本的に6時間ほどなので、6時間未満しか持たないものは途中で使えなくなる可能性があります。
検証の結果、Apple Watchは90分で約13%バッテリーが減少したため、約12時間の持続力があることが判明。低電力モードをオンにすることで、さらに持続するでしょう。なお、残量が10%のときに、バッテリー残量の通知が届きます。
myFirst Foneシリーズは90分で約10%バッテリーが減少したので、約15時間持続可能。検証では位置情報の更新頻度を最短の5分に設定しましたが、更新頻度を低くすればより長持ちするでしょう。バッテリー残量の通知は15%・5%になったときに両方届くものと、5%のときにだけ届くものがあります。
また、フル充電までにかかる時間もチェックしておきましょう。Apple Watchは、設定からバッテリーの最適化をオンにした場合、フル充電までに約2時間30分かかりました。最適化をオフにすればより短い時間で充電できますが、毎日忘れずに充電することが大切です。
一方、myFirst Foneシリーズは1~2時間以内でフル充電が完了しました。比較したなかで充電時間が最速だったのは、「myFirst Fone R1s」で65分。ただし、myFirst Foneシリーズはメーカー独自の充電器しか使えません。シリーズごとに互換性があるものとないものがあるので、注意しましょう。
商品 | 画像 | おすすめ
スコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | 発売時期 | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||
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バッテリー性能の高さ | 位置情報の正確さ | 位置情報の把握のしやすさ | サポート対応の充実さ | 連絡手段の豊富さ | 防水・防塵性の高さ | 対応OS | SIMフリー対応 | 日本語対応 | 本体高さ | 本体幅 | 本体厚さ | メッセージ機能 | ビデオ通話機能 | SOS機能 | SIMカード付き | 対応するSIMの種類 | SIMの月額料金 | 問い合わせ方法 | 本体重量 | 充電時間 | 防水性 | 防塵性 | 通話機能 | ||||||||
1 | Apple Japan Apple Watch|Apple Watch SE | ![]() | 4.78 | 子どもの安全を守りたい人に。位置情報を正確に把握できる | 2022/09/16 | 4.18 | 5.00 | 4.81 | 4.68 | 5.00 | 5.00 | iOS | 40mm | 34mm | 10.7mm | Rakuten モバイル、ahamo、au、docomo、SoftBank、irumo | 385~1078円 | 電話、チャット | 27.8g | 141分 | |||||||||||
2 | myFirst Japan myFirst Fone S3 | ![]() | 4.25 | 3位 | 移動履歴を残せて、位置情報や移動経路を把握しやすい | 4.11 | 3.98 | 4.53 | 4.50 | 4.48 | 5.00 | iOS、Android | 43mm | 41mm | 14.75mm | IIJmio、Y!mobile、y.uモバイル、ビッグローブ、LINEMO、eximo(Docomo)、Softbankシンプルスタイル4G、BiC SIM | 850円~ | 電話、メール、チャット | 55g | 107分 | |||||||||||
3 | myFirst Japan myFirst Fone R2 | ![]() | 4.22 | 画面の見やすさを重視する人に。丸型の1.3インチ画面採用 | 4.29 | 3.87 | 4.50 | 4.50 | 4.42 | 5.00 | iOS、Android | 44mm | 45mm | 12mm | IIJmio、BiC SIM、Y!mobile、y.uモバイル、ビッグローブ、LINEMO、eximo(Docomo)、Softbankシンプルスタイル4G | 850円~ | 電話、メール、チャット | 48g | 96分 | ||||||||||||
4 | myFirst Japan myFirst Fone R1c | ![]() | 4.17 | 1位 | バッテリー性能を重視する人に。90分以内にフル充電ができる | 4.72 | 3.66 | 4.50 | 4.50 | 4.40 | 4.67 | iOS、Android | 43mm | 46mm | 14mm | IIJmio、BiC SIM、Y!mobile、y.uモバイル、ビッグローブ、LINEMO、eximo(Docomo)、Softbankシンプルスタイル4G | 850円~ | 電話、メール、チャット | 53g | 88分 | |||||||||||
5 | myFirst Japan myFirst Fone R1s | ![]() | 4.10 | アクティブな子どもに。バッテリー・防塵・防水性能が高い | 4.95 | 3.49 | 4.50 | 4.50 | 4.40 | 5.00 | iOS、Android | 44mm | 45mm | 15mm | IIJmio、BiC SIM、Y!mobile、y.uモバイル、ビッグローブ、LINEMO、eximo(Docomo)、Softbankシンプルスタイル4G | 850円~ | 電話、メール、チャット | 53g | 65分 | ||||||||||||
6 | myFirst Japan myFirst Fone R1 | ![]() | 4.08 | 2位 | 着脱時にも居場所を通知。ただし位置情報は正確に記録できず | 4.75 | 3.42 | 4.65 | 4.50 | 4.48 | 4.67 | iOS、Android | 57mm | 48mm | 14mm | IIJmio、BiC SIM、Y!mobile、y.uモバイル、ビッグローブ、LINEMO、eximo(Docomo)、Softbankシンプルスタイル4G | 850円~ | 電話、メール、チャット | 53g | 81分 | |||||||||||
7 | myFirst Japan myFirst Fone S3+ | ![]() | 3.74 | アプリの機能は充実しているが、位置情報の精度が低め | 4.53 | 3.00 | 4.53 | 4.50 | 4.48 | 5.00 | iOS、Android | 45mm | 41mm | 14.75mm | IIJmio、BiC SIM、Y!mobile、y.uモバイル、ビッグローブ、LINEMO、eximo(Docomo)、Softbankシンプルスタイル4G | 850円~(*1) | 電話、メール、チャット | 55g | 107分 |
2022/09/16 発売
メッセージ機能 | |
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ビデオ通話機能 | |
SOS機能 | |
SIMカード付き | |
問い合わせ方法 | 電話、チャット |
通話機能 |
良い
気になる
Apple Japanの「Apple Watch SE」。Apple Watchシリーズのなかでエントリーモデルに位置づけられる商品で、位置情報の精度や連絡手段の豊富さは比較した商品のなかでもトップクラス。子どもの安全を守りたいすべての人におすすめ。しかし、GPS + CellularモデルかつSIMを挿入しないと外出時に位置情報の把握と連絡ができない点は注意が必要。
位置情報はリアルタイムの更新かつ、精度も優秀で子どもの位置情報を正確に把握できます。一方で標準の機能では移動履歴を把握できないため、子どもの移動履歴を把握したい人はほかのGPSアプリをダウンロードしましょう。
位置情報の把握のしやすさの検証では、iPhoneの探すアプリからエリアの指定を行うと、指定した場所に到着・出発したときに通知を受け取れます。エリアの範囲設定も可能で、子どもの居場所を確認しやすいのが魅力です。
連絡手段は、電話・ビデオ通話・メッセージ・メール・SOS機能・トランシーバーの6種類と豊富。手書きキーボードによるテキスト入力や音声入力にも対応しています。場所やシーンに限定されず、子どもと連絡が取れますよ。
サポート対応も非常に充実しており、オペレーターとの通話やチャットが可能。バッテリー性能は0%からフル充電にするまでに141分かかり、90分の使用では13%の減少でした。低電力モードをうまく活用して子どもの外出時間に合わせて使用しましょう。
通学や遊びのときにつけていくのはもちろん、防犯の観点からも心強いスマートウォッチといえます。
対応OS | iOS |
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日本語対応 | |
本体高さ | 40mm |
本体幅 | 34mm |
本体厚さ | 10.7mm |
本体重量 | 27.8g |
充電時間 | 141分 |
防水性 | |
防塵性 |
メッセージ機能 | |
---|---|
ビデオ通話機能 | |
SOS機能 | |
SIMカード付き | |
問い合わせ方法 | 電話、メール、チャット |
通話機能 |
良い
気になる
myFirst Japanの「myFirst Fone S3」は、子どもの移動経路を比較的把握しやすく、子どもの移動経路を細かく把握したい保護者にとくにおすすめです。画面サイズが1.4インチと大きく、200万画素の広角レンズを搭載しているのが特徴。IP68の高い防水性能で、水深2mでも使えるほか、1年・2年の延長保証をつけられます。
位置情報の精度は、比較した同社のモデルのなかではトップクラス。曲がり角には弱かったものの、まっすぐな道であればほぼ正確にトラッキングができました。
位置情報の把握しやすさは優秀で、位置情報の更新を5~60分間隔で設定可能。通知範囲のエリア設定が可能で、家や学校などよく行き来するエリアを設定すれば、子どもが学校から帰宅するタイミングを通知で確認できます。
連絡手段は電話・ビデオ通話・チャット・SOS機能の4種類。チャットはテキスト入力ができないものの、スマホのアプリでテンプレ文のカスタマイズが可能です。対応連絡先に登録されていない番号は自動で着信拒否される機能があり、子どもにも安心して持たせられます。
バッテリー性能は、比較したmyFirst Fone商品のなかで低め。0%からフル充電までに107分かかり、90分の使用でバッテリーを17%消費したので、こまめな充電が必要です。不具合がある際は電話・LINE・メールで問い合わせれば、24時間以内に折り返しの連絡があります。
対応OS | iOS、Android |
---|---|
日本語対応 | |
本体高さ | 43mm |
本体幅 | 41mm |
本体厚さ | 14.75mm |
本体重量 | 55g |
充電時間 | 107分 |
防水性 | |
防塵性 |
マイファーストフォン S3の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
メッセージ機能 | |
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ビデオ通話機能 | |
SOS機能 | |
SIMカード付き | |
問い合わせ方法 | 電話、メール、チャット |
通話機能 |
良い
気になる
myFirst Japanの「myFirst Fone R2」は、1.3インチと大きめの丸型スクリーンを備える子ども用スマートウォッチです。スマートボタンを搭載し、長押しとダブルクリックにそれぞれに好きな機能を割り当て可能。IP68の防水・防塵性能を備え、水中3mで5分間の水没にも耐えられます。子どもの安全を見守りながら、アウトドアでのびのび遊ばせたい人におすすめです。
位置情報の精度はいまひとつ。位置情報の更新が5分ごとで、道が1本分ずれることも。曲がり角では飛び飛びになってしまい、子どもの位置情報を正確に把握するのに、物足りない性能といえるでしょう。
位置情報の把握のしやすさの検証では、アプリのホーム画面から3タップで子どもの現在地を確認できました。エリア設定機能を使えば、指定したエリアから子どもが移動するとスマホに通知が送られるように設定できます。
連絡手段は電話・ビデオ通話・チャット・SOS機能があります。チャットはテキスト入力機能がないものの、アプリで好きなようにテンプレ文を設定可能。電話機能では知らない番号からの着信を拒否できるため、トラブルに巻き込まれるリスクを減らせますよ。
サポート対応は電話・LINE・メールで問い合わせが可能で、折り返しの対応も24時間以内にあります。一方で、バッテリー性能は物足りず0%からフル充電までに96分かかりました。90分の使用で15%バッテリー消費したため、1日つけっぱなしの場合はバッテリー切れに注意が必要です。
対応OS | iOS、Android |
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日本語対応 | |
本体高さ | 44mm |
本体幅 | 45mm |
本体厚さ | 12mm |
本体重量 | 48g |
充電時間 | 96分 |
防水性 | |
防塵性 |
myFirst Fone R2の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
メッセージ機能 | |
---|---|
ビデオ通話機能 | |
SOS機能 | |
SIMカード付き | |
問い合わせ方法 | 電話、メール、チャット |
通話機能 |
良い
気になる
myFirst Japanの「myFirst Fone R1c」は、子ども用SNSアプリの「myFirst Circle」・約500曲を楽しめるMP3機能・ワンタッチSOS機能など、子どもの遊び心と安全性に配慮した機能を搭載するエントリーモデル。IP67の防水・防塵性能を備えているのに加え、バッテリー性能も同社のなかでは高め。充電を忘れがちな人におすすめです。
位置情報の正確さはいまひとつ。5〜60分単位の間隔でしか位置情報を送信できないため、精度は振るわず、おおよその位置が把握できる程度でした。子どもの行先を事前に把握していれば居場所の目星として活用できるでしょう。
位置情報の把握のしやすさでは、300mから1kmの範囲でエリア設定ができ、家や学校などエリアごとに色わけして位置情報を把握可能。エリアから子どもが移動したタイミングで、スマホに通知が来るように設定もできます。
連絡手段は電話・ビデオ通話・チャット・SOS機能に対応。テキスト入力ができず、テンプレの返信は英語しかありませんが、スマホに近い感覚で気軽にやりとりが可能。もし不具合があった場合は電話・LINE・メールで問い合わせができ、24時間以内に対応してもらえます。
対応OS | iOS、Android |
---|---|
日本語対応 | |
本体高さ | 43mm |
本体幅 | 46mm |
本体厚さ | 14mm |
本体重量 | 53g |
充電時間 | 88分 |
防水性 | |
防塵性 |
メッセージ機能 | |
---|---|
ビデオ通話機能 | |
SOS機能 | |
SIMカード付き | |
問い合わせ方法 | 電話、メール、チャット |
通話機能 |
良い
気になる
myFirst Japanの「myFirst Fone R1s」は充電の手間を減らしたい人にぴったり。丸型の1.3インチの画面とIP68の防水・防塵性能を備えており、今回行ったバッテリー性能の検証ではトップクラスの評価を得ました。
位置情報の精度は、前モデルの「R1」よりは高いものの高精度とはいえません。位置情報は5~60分間隔でしか送信できないため、実際の位置情報とズレがありました。
一方で、位置情報の把握しやすさは優秀。移動履歴の確認が可能で、エリア設定機能があるため、子どもの行動をしっかり把握できました。
連絡手段は、電話・ビデオ通話・メッセージ・SOS機能の利用が可能。しかし、テキスト入力がなく、テンプレ返信機能は英語メッセージしか送信できないため注意が必要です。サポート体制は充実しており、電話・LINE・メールでの連絡に対応し、折り返しの連絡も24時間以内と迅速でした。
バッテリーは0%からフル充電するのに65分しかかからず、90分間使用した際のバッテリー消費はわずか9%でした。充電を忘れがちな人でもバッテリー切れを気にせず使えるでしょう。
「R1」に比べると価格はあがるものの、バッテリー残量が15%・5%のタイミングで通知が来るため、突然バッテリーが切れる心配も少ないのが魅力です。
対応OS | iOS、Android |
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日本語対応 | |
本体高さ | 44mm |
本体幅 | 45mm |
本体厚さ | 15mm |
本体重量 | 53g |
充電時間 | 65分 |
防水性 | |
防塵性 |
メッセージ機能 | |
---|---|
ビデオ通話機能 | |
SOS機能 | |
SIMカード付き | |
問い合わせ方法 | 電話、メール、チャット |
通話機能 |
良い
気になる
位置情報の精度は今回検証したなかでも低く、子どもの大まかな位置を捉えることも難しい結果となりました。通知自体はこまめに来るものの、肝心の位置が誤っていることもあるかもしれません。
位置情報の把握のしやすさは、着脱・移動のたびに通知を送信する機能があり、位置情報を5~60分ごとに通知する機能も搭載。トラッキング記録の確認もほかのモデルと比較しても簡単に行えます。
連絡手段は通話・ビデオ通話・チャット機能:SOS機能が搭載。テキスト入力はできないものの、テンプレ返信では日本語のメッセージが送信可能。目的やシーンに合わせた使い分けをしましょう。
位置情報の精度は低めですが、移動通知・着脱通知機能を搭載しているので、連絡手段や子どもの見守り用として子ども用スマートウォッチを検討している人なら候補に入れてもよいでしょう。
対応OS | iOS、Android |
---|---|
日本語対応 | |
本体高さ | 57mm |
本体幅 | 48mm |
本体厚さ | 14mm |
本体重量 | 53g |
充電時間 | 81分 |
防水性 | |
防塵性 |
メッセージ機能 | |
---|---|
ビデオ通話機能 | |
SOS機能 | |
SIMカード付き | |
問い合わせ方法 | 電話、メール、チャット |
通話機能 |
良い
気になる
myFirst Japanの「myFirst Fone S3+」は、通知で子どもの居場所を確認したい人におすすめです。位置情報を把握するための機能が充実。家・学校周辺をエリア設定しておき、エリアを越えた場合に通知する機能や、移動履歴を表示する機能もついています。
位置情報の検証では、子どもが向かっている方向はわかるものの、経路が飛び飛びに表示されるため、正確な居場所はわかりにくいでしょう。
位置情報の把握のしやすさでは、エリア設定機能が搭載されており、指定したエリアから子どもが移動すると連携したスマホに通知が飛ぶように設定できます。
電話・ビデオ通話・チャット・SOS機能での連絡が可能。グループチャット機能も搭載しており、家族やクラスメイト全体での連絡にも便利でしょう。防水・防塵性能はIP68と高く、プールや川でも装着したまま遊べます。
万が一のときでも、電話・LINE・メールで問い合わせれば24時間以内に対応。1・2年の延長保証をつけられるので、サポート体制は十分です。
バッテリー性能の検証では、90分の使用で9%に抑えられたものの、0%からフル充電までに107分かかりました。位置情報の精度の低さと充電時間の長さをふまえると、ほかの商品を選ぶのがベターでしょう。
対応OS | iOS、Android |
---|---|
日本語対応 | |
本体高さ | 45mm |
本体幅 | 41mm |
本体厚さ | 14.75mm |
本体重量 | 55g |
充電時間 | 107分 |
防水性 | |
防塵性 |
本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
マイベストではベストな子ども用スマートウォッチを「子どもの位置情報が常に正確にわかる安心して使いやすい商品」と定義。
ベストな商品を探すために人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の子ども用スマートウォッチ7商品を集め、以下の6個のポイントで徹底検証しました。
検証①:位置情報の正確さ
検証②:位置情報の把握のしやすさ
検証③:バッテリー性能の高さ
検証④:サポート対応の充実さ
検証⑤:連絡手段の豊富さ
検証⑥:防水・防塵性の高さ
今回検証した商品
小学校への登下校を想定し、全長1kmのルートを設定。子ども用スマートウォッチを持ってルートを3回歩き、測定された移動履歴と実際に歩いたルートを比較しました。
上記の観点を基にルートを50m四方の枠で22個に分割し、それぞれの枠内ごとに評価。より実際に歩いたルートに近い測定結果となったものが高評価となるように、スコアリングを実施しました。なお、3回行ったうえで平均点を出し、公平に評価をしています
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「子どもが充電をしているかまったく気にする必要がないくらいに動く商品」ものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
検証軸①位置情報の正確さの際に消費したバッテリー量と実際に0%から100%に充電する際にかかる時間を比較しました。
検証軸①位置情報の正確さの検証の際に100%の状態から約90分歩き、消費したバッテリーを計測。その後、バッテリーを0%にして100%に充電されるまでの時間を電流電圧チェッカーで計測し、その様子を撮影しました。
検証軸①の際の消費量が0%かつ0%からフル充電までの時間が10分~30分のものを最高スコアとし、おすすめ度をスコア化しました。
サポート対応が充実している商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「いつでもその場ですぐに解決できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
実際に問い合わせを行い、初回問い合わせから返答があるまでの日数を計測しスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
連絡手段が豊富な商品として、ユーザーがとても満足できる基準を「対面で行うようなコミュニケーションが取れる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
公式サイトに表記のあるIP規格をチェックしてスコア化しました。
子ども用スマートウォッチ以外にも、子どもの防犯に活用できるアイテムはたくさんあります。以下のコンテンツで詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。
1位: Apple Japan|Apple Watch|Apple Watch SE
2位: myFirst Japan|myFirst Fone S3
3位: myFirst Japan|myFirst Fone R2
4位: myFirst Japan|myFirst Fone R1c
5位: myFirst Japan|myFirst Fone R1s
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
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