音楽プレーヤーや広角カメラが搭載された子ども用スマートウォッチ、マイファーストフォン(myFirst Fone) S3。ネット上では「子どもと連絡がとりやすい」と評判です。しかし、なかには「あまりバッテリーが持たない」という口コミもあるため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の6つの観点検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気の子ども用スマートウォッチとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、子ども用スマートウォッチ選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
良い
気になる
位置情報は、ホーム画面から3タップでチェックできます。5分単位で情報が更新されるうえ、比較したApple製品は非対応だった移動履歴も見れるため、どこへ行ったかの追跡も可能です。日本語表記に対応しているのもポイント。操作中に広告が表示されることもなく、快適に使えますよ。
「子どもと連絡がとりやすい」との口コミどおり、電話やビデオ通話などコミュニケーション手段も充実しています。Apple製品のように文字での入力はできませんが、チャットでのやりとりも可能です。緊急時に役立つSOS機能も搭載されているので、防犯グッズとして使用したい人にもおすすめです。
防水防塵性能は、最高等級のIP68に準拠しています。泳げるほどの防水性能なので、急な雨や水遊び時でも故障しにくいですよ。バッテリー持ちも十分です。90分歩いた際の消費量は平均11.33%(※2024年9月時点)でした。「あまりバッテリーが持たない」との口コミどおり、消費量6%程度に抑えた上位商品には及ばないものの、フル充電なら15時間近く持つので困らないでしょう。
電話やチャットでの問い合わせに対応しており、サポート体制も整っていました。営業時間内であれば24時間以内に返信がもらえるため、万が一トラブルがあってもその日のうちに対応できますよ。値段は公式サイトで24,800円(※2024年9月時点)と中価格帯。特別安くはありませんが、myFirst Foneのどのモデルにするか迷っている人にぜひおすすめしたい商品です。
<おすすめできない人>
子どもの学習や遊びを促す教育機能や、心拍数のモニタリング機能も搭載。防水性能はIP68に準拠しており、本体をつけたまま泳ぐことも可能です。スクリーン周辺にはラバー製のフチを設け、耐衝撃性を高めています。
カラーは、コットンキャンディとスペースブルーの2色。シリコーンケースや時計バンドなど、つけ替えができる別売り品も充実しています。
なお、詳細なスペックは以下を参照してください。
販売元は、子ども向けスマートデバイスとサービスを提供する、myFirst Japanです。スマートウォッチやカメラ、イヤホンなど子どもが安全に楽しく使用できるアイテムを手掛けています。
S3+は、本商品をマイナーチェンジして新たにeSIMに対応したモデルです。公式アプリでSIM開通の手続きができ、4G音声通話を楽しめます。S3は公式サイトからSIM開通手続きを行わなければならなかったのに対し、よりスムーズに使い始められるでしょう。ただし、S3とは異なりデータ音声通話はできません。
旧モデルR1sとの違いは、文字盤の形状・電池容量・カメラ機能など。S3はより大画面に進化しましたが、文字盤の厚みは薄型化しています。バンドのサイズも小さく、コンパクトなつくりです。電池容量は580mAhから650mAhへ、カメラは2MPから広角2MPへと機能の向上が図られました。
また、通知で子供の居場所を確認したい人は、エリア設定が可能なS3+も候補になりますよ。
今回はマイファーストフォン S3を含む、子ども用スマートウォッチを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証の内容は以下のとおりです。
時間や曜日ごとにエリアの設定も行えます。家や学校など、場所ごとに色分けしておけば、ひと目で居場所を見分けられますよ。設定したエリアを出た場合は通知が来るため、習い事をしている子どもに持たせるのにもよいでしょう。
比較した商品には日本語に対応していないものもあったのに対し、ひらがな表記に対応しているのも便利な点。広告がなく、操作中にわずらわしく感じないのもうれしいところです。
検証結果の詳細は以下をご参照ください。
バッテリーの持ちは十分です。家から学校まで登校すると想定して90分歩いた際のバッテリー消費量は、平均11.33%にとどまりました。フル充電での持続時間に換算すると15時間ほど持つ計算です。
比較した商品には6%程度の消費にとどまったものもあり、「あまりバッテリーが持たない」との口コミにも頷けますが、15時間も持てば困らないでしょう。バッテリーの消費量を減らしたいときは、位置情報の更新頻度を減らしてみてくださいね。
充電は平均107分とやや遅めだったので、寝る前に充電し忘れないようにしましょう。
比較したApple製品とは異なり、電話をしてもすぐにオペレーターにはつながりませんが、返信は24時間以内としています。万が一トラブルがあってもその日のうちに対応できますよ。なお、問い合わせ可能時間は、平日10:00~13:00と14:00~18:00です。
本体は1年間、アクセサリには6か月の保証がついています。保証書や領収書などをなくさないように保管しておきましょう。詳細な検証結果は、以下を参照してください。
なお、詳細な検証結果は、以下のとおりです。
Apple製品のように文字の入力はできませんが、スタンプやテンプレ・ボイスメッセージを使えばチャットでのやり取りも可能です。複数人で使用できるチャットルームを作成できるので、グループチャットを手軽に楽しめます。
ボタンを押すだけで緊急信号を送れる、SOS機能も搭載。同時に周囲の音を約30秒間録音できるので、緊急時にも役立ちますよ。
水深2m以内であれば最大1時間耐えることが可能。比較した大半の商品がIPX8に準拠していましたが、泳げるほどの防水性能でアクティブに使えるのはうれしい点です。
正確に位置情報を把握したい人には不向きです。移動している道はおおむね把握できますが、比較したほかの商品と同様に曲がり角の認識は苦手でした。
実際にGPSを持ち歩きルートを測定したところ、精度は96.67%を記録。まっすぐの道ではかなり正確にトラッキングできました。ただし、曲がり角が多いとズレが生じます。出かける際は行き先を確認し、子どもの動きを事前に把握しておくと安心でしょう。
メッセージ機能 | |
---|---|
ビデオ通話機能 | |
SOS機能 | |
SIMカード付き | |
問い合わせ方法 | 電話、メール、チャット |
通話機能 |
良い
気になる
対応OS | iOS、Android |
---|---|
日本語対応 | |
本体高さ | 43mm |
本体幅 | 41mm |
本体厚さ | 14.75mm |
本体重量 | 55g |
充電時間 | 107分 |
防水性 | |
防塵性 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
22,320円
(最安)
販売価格:24,800円
ポイント:2,480円相当
送料無料
(98件)
22,546円
(+226円)
販売価格:24,800円
ポイント:2,254円相当
送料無料
24,575円
(+2,255円)
販売価格:24,800円
ポイント:225円相当
送料無料
24,575円
(+2,255円)
販売価格:24,800円
ポイント:225円相当
送料無料
24,575円
(+2,255円)
販売価格:24,800円
ポイント:225円相当
送料無料
24,800円
(+2,480円)
販売価格:24,800円
ポイント:0円相当
送料無料
(207,022件)
24,800円
(+2,480円)
販売価格:24,800円
ポイント:0円相当
送料無料
(50,773件)
ここでは位置情報が正確な商品や、購入コストを抑えられるアイテムをご紹介します。マイファーストフォン S3の気になった点をカバーできるので、ぜひチェックしてみてください。
多彩な通信手段を備えており、電話・ビデオ通話(FaceTime)・メッセージ・メール・SOS機能・トランシーバー機能を搭載。テキストの入力も可能です。
充電時間は少し長めですが、消費電力量は少なめに抑えられていました。バッテリー残量が10%以下になると通知が来るので、充電のタイミングを逃しません。
万が一の際には、電話での問い合わせが可能です。サポートサイト上に対応までにかかる時間が表示されるので、待ち時間の目安になりますよ。サポート対応時間が、平日と祝日は9:00~21:00・土日は9:00~18:00と長いのもポイント。困ったときでもスムーズに問い合わせができます。
防水防塵性能がIP67に準拠しており、雨やホコリに強い点も魅力です。充電時間は88分と比較的短く、バッテリー消費量も平均6%と少なめでした。バッテリー持ちを重視する人にもおすすめです。
電話・チャットでの問い合わせに対応しており、24時間以内に返信があるのも便利な点。万が一のときもスムーズに対処できるでしょう。位置情報の正確さには欠けますが、おおまかな居場所を把握できればよいという人であれば、十分候補になりますよ。
続いては、マイファーストフォン S3のSIMの開通方法をチェックしてみましょう。
<SIMの開通手順>
➀開通方法の紙に記載されたQRコードをスマホでスキャンする
②ブラウザに表示された「SIMカードを開通する」ボタンを押す
③メールアドレスとパスワードを入力する
④外箱に記載されている端末のIMEI番号を入力する
⑤画面下部にある「購入する」ボタンを押す
⑥クレジットカード情報を入力すし、「申し込む」ボタンを押して完了
なお、SIMカードは、4Gの「Nanoタイプ」のみに対応しています。マイファーストフォンシリーズ専用の「myFirst FreeSIM」が付属していますが、タイプD(ドコモ回線)とタイプS(ソフトバンク回線)のSIMカードを入れ替えることも可能です。
Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどの大手ECサイトや、コジマやビッグカメラなどの家電量販店でも販売されています。お得に購入できるよう、事前に価格を比較してみましょう。
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。