新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」を心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2024/07/31 発売
53,980円
おすすめスコア
ヘルスケア機能の高さ
フィットネス機能の高さ
便利な機能の豊富さ
操作性の高さ
バッテリー性能の高さ
対応OS | Android |
---|---|
連続稼動時間 | AOD未使用時:40時間/AOD使用時:30時間 |
電子決済の種類 | Suica、iD、QUICPay、一部のクレジットカードのタッチ決済 |
良い
気になる
画面はタッチ操作でき、サイドボタンを押すとホーム画面に戻るため、直感的に使えるでしょう。サイドボタンを連打すると好きなアプリを起動する機能もありました。また、画面の自動調光機能・常時点灯機能があることも魅力。比較した一部商品は手動で操作が必要だったのに対し、いつでも画面を見やすい設計です。
健康管理に役立つ機能も豊富でした。心拍数・血中酸素濃度・ストレスの測定に対応し、異常な心拍数・高ストレスを検知できます。比較した一部の上位商品が備えていた心電図・血圧測定には非対応ですが、睡眠測定の精度は良好でした。アプリでは測定データの説明・睡眠の質を向上させるためのヒントも見られます。
歩数計・消費カロリー・距離の記録など、フィットネス機能もかなり充実していました。ウォーキング・ランニング・サイクリングの自動検出に対応しているので、操作の手間が少なめ。アプリには消費カロリーについての解説も表示されます。日常的な運動量を把握しやすく、モチベーション維持にもつながるでしょう。
しかし、バッテリー持続時間の公称値は、通常使用時で最大40時間です。口コミに「バッテリーの持ちはよくない」とあったとおりでした。日常生活でも運動・健康管理にも役立つ多機能なアイテムですが、バッテリーが長持ちな商品を探している人はほかの商品をチェックしてみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
Apple Japan
iPhoneユーザーならこれ。機能性や利便性はトップクラス
Samsung Galaxy Watch 7は、「AIがパートナーとなり、毎日をサポートする」と謳うスマートウォッチです。日本での発売日は2024年7月31日。Galaxy AIを搭載しており、睡眠・心拍数などのデータを元に体の状態を数値化したエナジースコアを表示(※)し、体調管理をサポートします。
Androidデバイス(Android11以降)・Samsung Healthアプリ(v6.27以降)と同期し、Samsungアカウントへのログインが必要
画面サイズは1.5インチで、ディスプレイにはSuper AMOLED(有機EL)を採用。IP68の防水・防塵性能を備え、水深50mに耐えられる作りです。米軍規格のMIL規格に準拠し、耐久性にも配慮されています。本体カラーはグリーン・シルバーの2色から好みに合わせて選択可能です。
Samsungは、1969年に韓国で設立した電子機器メーカー。メモリ半導体・TV・スマートフォンなど、幅広い製品をグローバル市場で販売中です。なかでもスマートデバイスはGalaxyブランドとして展開しており、スマートフォン・タブレット・イヤホンなどを豊富に取りそろえています。
Galaxyシリーズのスマートウォッチには、全4種類のラインナップがあります(※2025年6月時点・公式サイト参照)。ここではおおまかな特徴をご紹介するので、モデル選びで迷っている人は参考にしてくださいね!
<ラインナップ>
Galaxy Watch Ultraは、本品の上位モデルにあたります。IP68の防水・防塵性能を備え、最大100mに耐えられる仕様。チタングレード素材を採用し、米軍規格のMIL規格にも準拠しています。トレッキング・水泳・トライアスロンなどの本格的なスポーツをする人向きのモデルです。
電子決済にこだわりがある人は、Galaxyシリーズ初のFeliCa対応モデルであるGalaxy Watch6 Classicに注目。名前のとおり本体もクラシカルにデザインされています。逆に決済機能が必要ない人は、Galaxy Fit3を候補に。1.6インチの長方形型ディスプレイを採用し、バッテリーは最大13日持つと公称しています。
Googleが開発したwear OSを基盤に、Samsung独自のカスタマイズを加えたWear OS Powered by Samsungを搭載しています。同じくSamsungのスマホであるGalaxyシリーズとの相性がよく、アプリや機能の連携がしやすい点が魅力です。
今回はSamsung Galaxy Watch 7を含む、人気のスマートウォッチを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
人気のスマートウォッチを比較検証したところ、Samsung Galaxy Watch 7には4つのよい点がありました。1つずつ解説していくので、購入を検討している人はぜひチェックしてみてください。
便利な機能を豊富に搭載していました。Androidスマホとの連携に対応しており、すべてのアプリ通知を本商品で受け取れます。アプリごとに個別で通知をオンオフ設定できるので、必要な通知だけを手元で確認できて便利ですよ。着信通知もあり、確認・応答までできるため、スマホが手元になくても連絡に気づきやすいでしょう。
スマホのカレンダーと同期が可能なので、予定の確認も手軽に行えます。また、比較した半数以上の商品にはなかった決済機能を搭載している点も魅力。Suica・iD・QUICPayに対応し、Google Walletで使用できる一部のクレカのタッチ決済も利用できます。財布やスマホを取り出さなくても、手元でサッと支払いが可能です。
評価には含んでいませんが、AIがチャットの返信を提案する機能も備わっていました。過去のやり取りをもとに雰囲気の合う文章を生成するため、返信内容を考えたり、文章入力したりする手間を軽減できるでしょう。
操作性の検証結果も上々です。使い方はAndroidスマホに近く、画面上で右スワイプすると戻る操作が行えます。サイドボタンをワンプッシュするとホーム画面に戻るので、直感的に使いこなせるでしょう。ボタンにはショートカット機能があり、2回連続で押したときに好きなアプリを起動するように設定することも可能です。
画面の自動調光機能があるため、周囲が明るくても暗くても自動的に見やすい明るさに調整されます。比較した一部商品では非搭載だった画面の常時点灯機能があり、画面をつけっぱなしにできることもポイント。ふと目を向けたときに画面が点かなかったり、タイムラグが気になったりするのがいやな人にも使いやすいでしょう。
ヘルスケア機能も充実しています。血中酸素濃度の測定や心拍数の自動測定が可能で、異常な心拍数を検知する機能も搭載。ストレスの測定機能・高ストレス時の検知機能もあるので、心身の異変に気づきやすいといえます。睡眠時のみですが、皮膚温度の測定も可能です。
測定したデータは、Samsung Healthアプリから確認できます。データは年ごとに集計され、データの説明も記載されていました。データを元にしたアドバイスはないものの、スマートウォッチ初心者にも見やすく、データを活かしやすいでしょう。
評価には含んでいませんが、転倒検出機能も搭載しています。転倒を検知すると画面が変わり、救急サービスへの電話をサポートするため、万が一のときでも心強いでしょう。比較した一部の上位商品が備えていた心電図・血圧・血糖値の測定には非対応ですが、健康管理に役立ちます。
睡眠モニタリング機能があり、測定精度の評価も良好です。実際に本品と脳波デバイスMuseSを装着し、5日分の睡眠測定を行った結果、合計睡眠時間の誤差は少なめ。就寝・起床時間のズレは最大でも19分しかなく、ほぼ正確に記録できました。目覚めの回数のズレも少なく、睡眠サイクルを把握するのに役立ちます。
評価には含みませんが、いびきの検出機能も付いていました。一方で、睡眠時の呼吸状態の検知機能はありません。また、5日中4日はレム睡眠時間・深い睡眠時間に30~60分の誤差が出ました。比較したほかの商品でも細かなデータの誤差は大きい傾向があったため、あくまでも目安としたほうがよさそうです。
比較した約半数は非搭載だった睡眠分析機能がある点は魅力。アプリに睡眠コーチング機能があり、睡眠記録・睡眠の質を向上させるためのヒントまで表示されます。
フィットネス機能が豊富に備わっている点でも高評価に。歩数計・消費カロリー・距離の測定が可能です。ウォーキング・ランニング・サイクリングは自動検出できるので、都度測定操作を行う手間もかかりません。日常的な運動量を把握しやすいので、運動不足が気になっている人でもモチベーションを維持しやすいでしょう。
測位システムのGNSSに対応し、GPS・Glonass・Beidou・Galileoによる高精度な位置情報取得に期待できます。屋外トレーニングでコースを把握しながら本格的にトレーニングしたい人にもぴったりです。筋トレ系を含む豊富なワークアウトに対応しており、水中での運動も記録できます。
アプリを確認すると、記録データの分析・アドバイスは見当たりませんでした。比較した商品の多くが同じ結果だったため、データを元に自分で考えて改善していく必要があります。しかし、消費カロリーの解説はありました。評価には含みませんが、食事の質をチェックするAGEs指数を測定する機能があるので、食生活にも気を配れそうです。
Samsung Galaxy Watch 7にはたくさんのよい点がある反面、気になった点もありました。購入を考えている人は、しっかりリサーチしておきましょう。
バッテリー性能の評価はいまひとつです。メーカーが公称するバッテリー持続時間は、通常使用時で最大40時間でした。比較したなかには200~400時間程度持つものもあったことをふまえると、口コミで「バッテリーの持ちはよくない」とあったとおりです。
2日に1回程度の頻度で充電が必要であるうえに、満充電には1時間30分かかります。毎日お風呂に入っている間などに充電したほうがよいでしょう。
ただし、比較した結果、本商品のように決済機能が付いている商品はバッテリー持ちも短い傾向がありました。決済機能を求めるなら、現状ではバッテリー性能にはある程度の妥協が必要かもしれません。
2024/07/31 発売
対応OS | Android |
---|---|
連続稼動時間 | AOD未使用時:40時間/AOD使用時:30時間 |
電子決済の種類 | Suica、iD、QUICPay、一部のクレジットカードのタッチ決済 |
良い
気になる
OS | Wear OS Powered by Samsung |
---|---|
GPS内蔵 | |
本体高さ | 44.4mm |
本体幅 | 44.4mm |
本体厚さ | 9.7mm |
搭載センサー | 加速度センサー、気圧計、ジャイロスコープ、気温計、コンパス、方位計、環境光センサー、電気心拍センサー、高度計 |
画面の大きさ | 37.3mm |
本体重量 | 33.8g |
充電時間 | 90分 |
防水性 | |
防塵性 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
物理ボタンあり | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
通話機能 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
転倒検出 | |
衝突事故検知機能 | |
医療機器番号 |
※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。
53,980円
(最安)
販売価格:53,980円
ポイント:0円相当
送料別
(128件)
55,770円
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販売価格:55,770円
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Samsung Galaxy Watch 7は、Samsungオンラインショップで購入できます。Bluetooth・44mmモデルは62,700円、LTEモデル・44mmは79,640円(※2025年6月時点)です。LTEモデルはスマホのように通信契約を結べば、スマホが近くになくても単体で通信できます。なお、公式サイトの特典は以下のとおりです。
<特典>
そのほかの取扱店舗は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどです。ポイントやセール期間を活用することでお得に手に入る場合もあるので、ぜひリサーチしてみてはいかがでしょうか。
コスパで選ぶなら、Xiaomi Watch S3も候補に。ECサイトで約2万円(※2025年6月時点)と手頃な価格帯ながら、ヘルスケア機能・フィットネス機能が充実しています。多彩なワークアウトの自動検出機能にも対応していました。バッテリーは360時間持続するうえ、満充電は70分で行えるので、日常使いしやすいでしょう。
対応OS | iOS、Android |
---|---|
連続稼動時間 | 通常使用:336時間/ヘビーユース:216時間/常時点灯機能使用時:120時間 |
電子決済の種類 |
良い
気になる
OS | HarmonyOS |
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GPS内蔵 | |
本体高さ | 46.3mm |
本体幅 | 46.3mm |
本体厚さ | 10.9mm |
搭載センサー | 加速度センサー、気圧計、ジャイロスコープ、気温計、光学式心拍センサー、環境光センサー、コンパス |
画面の大きさ | 36.3mm |
本体重量 | 53g |
充電時間 | 60分 |
防水性 | |
防塵性 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
物理ボタンあり | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
通話機能 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
転倒検出 | |
衝突事故検知機能 | |
医療機器番号 | 30600BZI00035000(心電図アプリ) |
対応OS | iOS、Android |
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連続稼動時間 | Androidシステムでの標準使用モード:360時間/iOSシステムでの標準使用モード:348時間/AOD(常時画面表示)使用時:120時間 |
電子決済の種類 |
良い
気になる
OS | Xiaomi HyperOS |
---|---|
GPS内蔵 | |
本体高さ | 47.0mm |
本体幅 | 47.0mm |
本体厚さ | 12.0mm |
搭載センサー | 加速度センサー、気圧計、ジャイロスコープ、コンパス、環境光センサー、心拍センサー(血中酸素センサー付属)、磁気センサー |
画面の大きさ | 36.32mm |
本体重量 | 44g |
充電時間 | 70分 |
防水性 | |
防塵性 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
専用アプリ | |
物理ボタンあり | |
メール返信 | |
SMS返信 | |
LINE返信 | |
通話機能 | |
カメラ操作 | |
スマホ探知機能 | |
音声アシスタント | |
転倒検出 | |
衝突事故検知機能 | |
医療機器番号 |
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