普段使いしやすい機能に加え豊富なヘルスケア機能を備えた、Apple Watch Series 10。「画面が大きく見やすい」「充電時間が短い」と評判です。しかし「充電がすぐなくなる」という口コミも存在するため、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか?
今回はその実力を確かめるため、以下の7つの観点で検証した結果をふまえたレビューをご紹介します。
さらに、各メーカーの新商品や売れ筋上位など人気のApple Watchとも比較。検証したからこそわかった、本当のよい点・気になる点を詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、Apple Watch選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。
新卒でPC周辺機器・スマホアクセサリー・カーアクセサリーを取り扱うメーカーに入社。法人営業・広報を担当し、商品開発にも携わる。2023年2月にマイベストに入社し、モバイルバッテリーやビデオカメラなどガジェットやカメラの比較・コンテンツ制作を経験。現在では、家電・カーバイク用品など幅広いジャンルのコンテンツ制作に携わる。「専門性をもとにした調査・検証を通じ、一人ひとりに合った選択肢を分かりやすく提案すること」ことを心がけて、コンテンツ制作を行っている。
すべての検証は
マイベストが行っています
目次
2024/09/20 発売
62,470円
おすすめスコア
ヘルスケア機能の高さ
ワークアウト機能の豊富さ
連絡の対応のしやすさ
着用のしやすさ
支払い機能の豊富さ
画面の見やすさ
バッテリー持ちの良さ
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー計算、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、皮膚温度測定、心拍数異常の警告、月経周期モニタリング、歩数計測、心電図計測、移動距離測定、睡眠時無呼吸の通知 |
---|---|
連続稼動時間 | 18時間(低電力モード:最大36時間) |
電子決済の種類 | Suica、PASMO、iD、QUICPay、PayPay |
LINE返信 | |
LINEの返信方法 | テキスト、音声入力、定型文 |
良い
気になる
Apple Watch Series 10は、日常生活のさまざまなシーンに対応できる高機能なものがほしい人におすすめです。各種連絡への対応がしやすく、メール・電話に加えてSNSやカレンダーなど通知機能が豊富。メールやLINEへの返信時は、テキスト・定型文・音声が使えます。メールへの返信機能がなかったApple Watch SEと比べて、スマホを出せない状況でもスムーズな連絡確認・返信が可能ですよ。
支払機能は、Suica・Pasmo・PayPay・iD・QuickPayなど幅広く対応。手首をお店の端末にかざすだけで楽に支払いが完了します。本体の厚みは9.7mm、重量は36.4gと比較したApple Watchのなかでも薄型軽量で、装着時の負担も少ないでしょう。最大輝度は2,000ニトと明るく画面サイズも46mmと大きめで、日中の屋外で見やすいのも魅力です。
ワークアウト機能が24種類以上と多いのもうれしい点。ウォーキングなど日常の運動から、スキー・ヨガ・ダンスなど多彩なエクササイズに利用できます。ウォーキング・ランニング・サイクリングは、心拍・距離・消費カロリーを自動検出できるため、運動管理のサポートとしても活躍しますよ。
ヘルスケア機能も優秀な評価を獲得。睡眠測定や月経周期トラッキングのほか、血中酸素濃度や心電図・手首皮膚温の計測に対応しています。前モデルのSeries9や最上位モデルのUltra 2にしかなかった睡眠時の呼吸状態の検知機能も搭載し、自分ではわかりにくい健康状態にも気づける可能性があるでしょう。
一方で「充電がすぐなくなる」との口コミ同様、バッテリー持ちが18時間と短いのはネック。なお、比較したApple Watch Seriesの商品はどれも同じでした。ただ高速充電や36時間持つ低電力モードを活用すれば、困るほどではないでしょう。毎日の買い物から運動・健康管理までマルチに使いたいなら、ぜひ検討してみてくださいね。
<おすすめな人>
<おすすめできない人>
そもそもApple Watchとは、Apple社が開発したスマートウォッチのこと。iPhoneと連携することで、通知の確認・返信やキャッシュレスでの買い物ができるほか、健康や運動の管理が可能です。ほかのメーカーのスマートウォッチと比べると機能が充実しており、毎日の生活がより便利になりますよ。
今回ご紹介するApple Watch Series 10は、Apple Watch史上最も薄く、大きなディスプレイを搭載した最新モデル(※2025年1月時点)。厚みは従来モデルよりも約10%薄型に、ディスプレイは最大9%広くなり(※)、快適な着け心地と読みやすさ・使いやすさの向上が期待できる設計です。
Apple Watch Series 7・Series 8・Series 9との比較
これまでのヘルスケア機能に加えて、睡眠時の呼吸状態を検知する機能も新搭載。背面には大きく効率的な充電コイルが組み込まれ、「Apple Watch史上最も高速な充電を実現」と謳っています。なお対応デバイスは、iOS 18をインストールしたiPhone Xs以降のモデルなので覚えておきましょう。
通信方式は、GPSとGPS+Cellularの2タイプから選択可能。GPS+Cellularモデルはスマホとは別に通信契約を結ぶ必要がありますが、Apple Watch単体で通信できるのが利点です。山や海などに行く際の遭難・事故対策としても重宝しますよ。
対してGPSモデルは自分のスマホと接続して使用する仕組み。Cellularモデルと違って月額料金がかからないうえ購入費用も抑えられるので、日常生活で使うならGPSモデルがよいでしょう。
<スペック>
画面の大きさは46mm・42mmの2種類を展開。ケースの素材は鏡面仕上げのアルミニウムまたはチタニウムから選べます。カラーは、アルミニウムがジェットブラック・ローズゴールド・シルバー、チタニウムはスレート・ゴールド・ナチュラルの各3色が用意されていますよ。なお検証では、46mm・アルミニウム素材のモデルを使用しました。
公式サイトでケース・バンド・サイズをカスタマイズできるのもうれしいポイント。好きな素材やカラーを組み合わせて自分だけのデザインに仕上げられます。エルメスやNikeとコラボしたモデルもあるので、興味がある人はあわせてチェックしてください。
なおApple Watchには3つのシリーズがあり、基本的な機能を搭載したエントリーモデルの「SE」、本品を含むスタンダードモデルの「Series」、ハイエンドモデルの「Ultra」がラインナップ。価格・バランスのよさ・対応ワークアウトの種類などを確認し、目的に合わせて選んでくださいね。
今回はApple Watch Series 10を含む人気のApple Watchを実際に用意して、比較検証レビューを行いました。
具体的な検証内容は以下のとおりです。
通知への対応のしやすさは非常に優秀で、仕事でもプライベートでもあらゆる連絡にすぐに返信可能です。通知機能はメールや電話のほかSNS・SMS・カレンダーにも対応しており、大事な用事も見逃しにくいですよ。
LINEやメールの返信には、音声や定型文だけでなくテキスト入力も使えます。テキスト入力はフリックに対応し、直感的に打ち込めるのも魅力。エントリーモデルのApple Watch SEには、メールの返信機能やLINEのテキスト入力機能がないため、現在SEを使っていて物足りなさを感じている人にもよいでしょう。
本体で着信を切ることもでき、スマホを取り出せない状態で電話がかかってきても対処できます。Cellularモデルなら単体での通話も可能なので、山や海など屋外でのワークアウトに使いたい人はチェックしてみてください。
電車や会議中などスマホを取り出せない際に、緊急の連絡も手元で確認・返信ができますよ。
支払い機能も充実。Suica・Pasmo・ICOCAをAppleウォレットアプリに追加すれば、自動改札にかざすだけで電車を利用できます。PayPay・iD・QuickPayにも対応し、アプリで初期設定を行うことで、スマホを取り出さなくてもお店での支払いがスムーズに済みますよ。
なお、比較したすべてのApple Watchが上記の支払い方法に対応していました。Apple Watchを比較検討するうえで、支払い機能の有無はとくに気にしなくてもよいでしょう。
ちょっとした買い物や散歩の際にはスマホや財布を持ち歩く必要なく、買い物ができます。
ワークアウト機能の豊富さも高評価です。ウォーキング・ランニングはもちろん、スキー・ピラティス・ヨガ・ダンスなど24種類以上の項目に対応。50mの耐水性能があるうえ水温センサー・深度センサーも搭載し、水中でのアクティビティにも活躍します。
ウォーキング・ランニング・サイクリングは自動検出に対応し、心拍・距離・消費カロリーを測定可能。月別や週別の運動量も分析できるので、目標設定やモチベーション維持にも役立てやすいでしょう。
なお比較したすべてのApple Watchが、上記3つのワークアウトに対応していました。ほかのメーカーのスマートウォッチにはワークアウトに非対応の商品もあるため、毎日の運動管理に役立てたいならApple Watchがおすすめです。
ヘルスケア機能の高さも高評価です。比較した商品内でも数少ない睡眠時の呼吸状態の検知が可能で、アルゴリズムが呼吸の乱れのデータを分析します。
計測できる項目は、心拍数・歩数・消費カロリーなど基本的なものから、SEにはなかった血中酸素濃度・心電図・手首皮膚温の計測までかなり充実。前モデルのSeries 9や最上位モデルのUltra 2と同じ項目に対応し、毎日の細かな健康管理に役立ちますよ。
なお比較したほかの商品と同様に、血糖値や血圧の測定、AIからのアドバイス機能は非搭載。ストレス測定も、質問に答えてストレスをチェックする機能のみでした。アプリ「StressWatch」を使えば、心拍変動などを分析して体力疲労と心理的ストレスレベルを分析できるため、気になる人は利用してみましょう。
画面が明るく屋外で見やすいのも注目ポイントです。明るさを左右する輝度は最大2,000ニトと比較したなかでも優秀。Ultra 2の3,000ニトには届きませんが、常時点灯・自動調光機能もあるので環境にあわせて視認性を高められます。
「画面が大きく見やすい」との口コミどおり、画面サイズは46mmとApple Watch Seriesのなかでは最大(※2025年1月時点)でした。画面が広いぶん細かな操作が行いやすく、メッセージの送受信もしやすいでしょう。
メーカーが「大いなる薄さ」と謳っているように、本体の薄さは比較したなかでもトップクラス。Ultraシリーズは14.4mm、SEやSeriesのほかのモデルは10.7mmだったのに対し、本品は9.7mmと10mmを切る薄さです。
重さも比較したSeriesの商品のなかでは最軽量の36.4g(※2025年1月時点)でした。SEの32.9gには届かないものの、Ultraシリーズは60g以上だったことを思うと、着用中の負担は少ないといえます。
実際にほかのモデルと比べてみると見た目でわかるほど薄くなっており、装着感もストレスに感じません。
「充電がすぐなくなる」との口コミどおり、バッテリー性能は高いとはいえません。比較したほかのSeriesの商品と同様に、連続使用時間の目安は18時間と短め。36時間だったUltraシリーズと並ぶと、1日中使いたい人は充電がなくならないよう注意しながら使う必要があります。
一方で「充電時間が短い」との口コミがあったように、約30分で0%から80%まで充電できる高速充電に対応しているのは利点です。低電力モードに設定すれば36時間持つので、睡眠中などに活用してみてくださいね。
1日に1回は充電が必要ですが、急速充電に対応しているため入浴中や食事の際に充電すれば問題なく使用できますよ。
2024/09/20 発売
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー計算、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、皮膚温度測定、心拍数異常の警告、月経周期モニタリング、歩数計測、心電図計測、移動距離測定、睡眠時無呼吸の通知 |
---|---|
連続稼動時間 | 18時間(低電力モード:最大36時間) |
電子決済の種類 | Suica、PASMO、iD、QUICPay、PayPay |
LINE返信 | |
LINEの返信方法 | テキスト、音声入力、定型文 |
良い
気になる
モデル | Series 10(GPSモデル) |
---|---|
CPU | S10 SiP |
画面サイズラインナップ | 46mm、42mm |
最大輝度 | 2000ニト |
自動調光機能 | |
充電方法 | Apple Watch磁気高速充電 |
低電力モードあり | |
高速充電 | 約30分で0%から80%まで充電 |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
通知機能 | |
通話機能 | |
ワークアウトの自動検出 | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
衝突事故検知機能 |
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Apple Watch Series 10は、公式サイトのほかAmazonや楽天市場・Yahoo!ショッピングといったECサイトで購入できます。ポイントや送料などを考慮してお得に手にいれてくださいね。
価格は59,800円から(※2025年1月時点・公式サイト参照)。フリマサイトでは中古品の取扱いもあるため、気になる人はチェックしてみましょう。
最後に、Apple Watch Series 10とはまた異なる魅力がある、ほかの高性能な商品をご紹介します。
Series 9は、Series 10にも引けを取らない多機能さが魅力の商品です。ヘルスケア・ワークアウト機能はSeries 10とほぼ同等で、毎日の健康管理に役立てたい人にもぴったり。通知機能もSNS・メール・電話と豊富で、急な連絡にも対応しやすいでしょう。画面性能はSeries 10に劣りますが、中古品を整備したものなら安く購入できる場合もありますよ。
屋外のタフな環境で使うなら、Ultra 2も要チェック。水深40メートルに対応した水深計や、緊急時に周囲に異常を知らせらるサイレン機能があり、ダイビングや登山などタフな環境下で使いたい人に向いています。本体サイズが大きい点は気になりますが、バッテリー性能は36時間とApple Watchのなかでは長く、長時間の外出にも持っていきやすいでしょう。
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー計算、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、皮膚温度測定、心拍数異常の警告、月経周期モニタリング、歩数計測、心電図計測、移動距離測定、睡眠時無呼吸の通知 |
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連続稼動時間 | 通常使用時:最大18最大18時間(低電力モード:最大36時間)時間/低電力モード:最大36時間 |
電子決済の種類 | Suica、PASMO、iD、QUICPay、PayPay |
LINE返信 | |
LINEの返信方法 | テキスト、定型文 |
良い
気になる
モデル | Series 9(GPSモデル) |
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CPU | S9 SiP |
画面サイズラインナップ | 45mm、41mm |
最大輝度 | 2000ニト |
自動調光機能 | |
充電方法 | Apple Watch磁気高速充電 |
低電力モードあり | |
高速充電 | 約45分で0%から80%まで充電 |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
音楽保存 | |
通知機能 | |
通話機能 | |
ワークアウトの自動検出 | |
SOS発信 | |
転倒検出 | |
衝突事故検知機能 |
Apple Watch Series 9の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
ヘルスケア機能の種類 | 心拍数測定、消費カロリー計算、睡眠トラッキング、血中酸素濃度計測、ストレス値測定、皮膚温度測定、心拍数異常の警告、月経周期モニタリング、歩数計測、心電図計測、移動距離測定、睡眠時無呼吸の通知 |
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連続稼動時間 | 最大36時間(低電力モード:最大72時間) |
電子決済の種類 | Suica、PASMO、iD、QUICPay、PayPay |
LINE返信 | |
LINEの返信方法 | テキスト、音声入力、定型文 |
良い
気になる
モデル | Ultra 2(GPS+Cellularモデル) |
---|---|
CPU | S9 SiP |
画面サイズラインナップ | 49mm |
最大輝度 | 3000ニト |
自動調光機能 | |
充電方法 | Apple Watch磁気高速充電 |
低電力モードあり | |
高速充電 | 約1時間で0%から80%まで充電 |
防水性 | |
防塵性 | |
GPS内蔵 | |
音楽再生 | |
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