人が水に潜らなくても陸上から海や川の中を探索できる水中ドローン。操作に特別な資格を必要としないため、水中の調査・点検などだけでなく、釣りなどのレジャーシーンでも気軽に使えます。しかし、CHASING・Powervisionなどのメーカーがあり、機能性もさまざまなのでどれを選べばよいか迷いますよね。
そこで今回は、水中ドローンのおすすめ人気ランキングと、その選び方を紹介します。使用場所に関する規制や民間資格についても簡単に解説。機能性に優れたモデルや、近未来的なデザインがおしゃれなドローンも登場します。ぜひ本コンテンツを参考に、用途に合う水中ドローンを見つけて仕事や趣味に役立てましょう。
学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、20歳の時にメーカーヘルパーとして家電量販店にアルバイトとして入社、家電の世界へ飛び込む。 その後2年で家電販売員として個人で年商2億円を突破、入社5年目で年商3億円を経験、「法人ナンバーワン販売員」として表彰される。 その後15年以上家電販売員として活動し、現在はプロの家電販売員としてだけでなく、家電ライターとして様々なメディアで執筆・監修を行っているほか、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を自ら運営し、家電製品のレビュー・批評を行っている。また、家電アドバイザーの資格も有し「家電」と名の付く物全てに精通、「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力している。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
水中ドローンとは、水中での撮影に特化した小型無人機です。モニターやスマートフォンにより遠隔操作することで、潜らずにリアルタイムで水中を観察できます。釣りやマリンスポーツなどのレジャーから、水中点検・調査のような業務まで幅広く活用できて便利です。
水中ドローンでの撮影は、基本的に特別な許可をとる必要はありません。しかし、海や川によっては、使用が規制されている場合があります。撮影を希望する場合は、海上保安署・自治体の湾岸局・漁業共同組合・河川の管理事務所などに事前に連絡を入れてから行うのがおすすめです。
2023年9月現在、水中ドローンを操作するための資格は不要なので、誰でも水中撮影が可能。ただし、本格的な撮影を行うなら、水中ドローン協会の「水中ドローン安全潜航操縦士」という民間資格を取得するのもひとつの手です。操作方法・法令・基礎知識を学べるので、事業に活用したい人などは検討してみてください。
水中ドローンを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「6つのポイント」をご紹介します。
水中ドローンはモデルによって、画質や搭載できるアイテムなどの機能性に違いがあります。釣りのサポート・水中調査といった用途に合わせて、必要な機能が搭載されたモデルを選びましょう。
魚群探知機を搭載した水中ドローンは、釣りやダイビングで使用したい人におすすめ。魚群探知機とは、センサーを使って水中の地形・水深・水温を把握したり、魚群の探知・追跡をしたりできる機能です。魚が集まるポイントを正確に把握できるため、釣りのポイントやダイビングスポットを素早く見つけられます。
より効率的に釣りを楽しみたい人は、給餌機能に注目しましょう。給餌機能はコンテナに入れた餌を、見つけた魚群に向かって撒く機能のこと。餌を撒いて魚を集めれば、釣りがしやすくなります。養殖場の点検や水中の観察などに活用したい人にもおすすめです。
ロボットアームつきの水中ドローンは、水中調査や船などの点検にぴったりです。部品・遺失物の回収や運搬、海底サンプルの検出など、水中で行うさまざまな業務で活躍します。たとえば「CHASING M2 PRO」のアームは、握力(クランプ力)が最大6kgで保持力は12kg。養殖場のへい死魚の回収もできます。
ロボットアームつきは、水中調査のコストを抑えたい人にもおすすめです。水中ドローンを自社で保有すれば、外注の手間や費用を減らせる可能性があります。水中ドローンは資格不要で操縦できるため、国家資格を持った潜水士がいなくても作業にあたれるのは大きなメリット。事業に活用したい人にはうってつけです。
より高画質で映像を確認したい場合は、解像度が高い水中ドローンを選びましょう。画質のよさを示す解像度の数値が大きいモデルほど、細部まで鮮明に確認が可能。高精細な映像を求めるなら、4K撮影対応モデルがおすすめです。解像度を確認する際は、以下を参考にしてください。
水深100m以下などの深い場所を撮る際は、1,000ルーメン以上のLEDライトつきモデルに注目しましょう。水深100mを超えると太陽の光が届きにくく、水中の様子をきれいに確認するのが困難です。ライトがあれば光量を足せるため、確認しやすくなります。手ブレ補正機能もあると、画面揺れも軽減できて便利です。
水中ドローンを選ぶ際は、潜水可能な距離と時間を確認することも重要です。使うシーンに適したモデルを選べば、スムーズに撮影を進められます。
マリンスポーツや釣りで活用するなら、潜水可能距離が30m程度のモデルを検討しましょう。水圧は水深約10mごとに1気圧ほど増加します。水圧に耐えられないと故障や破損につながる恐れがあるので、撮影時は使用場所の状況を事前に確認しましょう。2023年9月現在、水深30mのモデルは10万円以下で手に入ります。
水中調査には、潜水可能距離が100m程度のモデルを選択しましょう。ダムや海中の点検では、深い場所まで水中ドローンを潜水させる可能性があります。水中調査用はレジャー目的で使うものより、潜水可能距離に余裕をもって選ぶのがベター。価格帯は2023年9月現在、10〜100万円以上とモデルによって様々です。
水中での調査や点検など、本格的な撮影には潜水可能時間2時間以上を目安に選びましょう。水中ドローンの潜水時間は、1〜6時間程度です。充電切れに備えたい場合は、予備バッテリーと交換できる機種に注目。CHASINGの「CHASING M2 PRO」なら、バッテリー交換をして最大5時間程度の潜水が可能です。
高頻度で長時間撮影する人は、急速充電できるモデルも検討しましょう。QYSEAの「FIFISH V6EXPERT」などが該当します。レジャーでの撮影なら、潜水可能時間が1時間程度でも十分。「CHASING DORY」は、フル充電で最大1時間探索可能です。なお潜水可能時間は、稼働状況による点は認識しておきましょう。
操作しやすいモデルがほしいなら、360度姿勢制御ができる機種が狙い目です。姿勢制御とはドローンを水平に保ち安定させる機能のこと。トラブルが起きたとき、前後左右しか動かせないと体勢を戻すのが大変ですが、全方向に動かせると操作が楽です。プロペラ数が6〜8枚と多いモデルも、方向を操作しやすくなります。
水の流れが強い場所で使う場合は、移動スピードが速いモデルがぴったり。2〜8m/秒のハイスピードモデルがおすすめです。1秒間に進める距離が大きなものほど速く、水の流れの影響を受けにくくなります。
操作の安定感を求めるなら、有線接続モデルを選んでください。水中ドローンは有線が主流で、無線接続のような操作のズレが起こりにくい点が魅力。Wi-Fi通信速度を速める「MC100」という通信装置もありますが、2023年9月時点での価格は1,500万円とかなり高価です。特別な理由がないなら有線モデルがよいでしょう。
水中映像をリアルタイムで確認したい人は、スマートフォンやVRゴーグルに対応にした機種を選びましょう。FPV機能対応と表記のあるモデルがおすすめです。スマートフォン対応だと、撮った映像をすぐにSNSなどにアップできる点がメリット。VRゴーグル対応なら、頭の動きでドローンの方向操作が可能です。
スマートフォンの防水性に不安がある人は、モニターとコントローラーが一体化したモデルに注目。CHASINGの「CHASING WSRC」なら、防水防塵機能つきの7インチモニターがコントローラーについています。明るい屋外でも画面が見やすいよう、ディスプレイが明るいのも魅力です。
水中ドローンは種類が多いため、メーカーごとの特徴をみてから商品を絞り込むのもよいでしょう。今回は、Powervision(パワービジョン)・CHASING(チェイシング)・水中ドローン社の3社を紹介するので、参考にしてください。
機能やデザインに優れたモデルを求めるなら、Powervisionに注目しましょう。2017年に創立した中華メーカーです。水中ドローンのほか、空中ドローン・防水ドローン・自立式パーソナルAIカメラなどを展開。近未来的なデザインのモデルが多い点も魅力です。
機能性の高さを求める人には、「PowerDolphin」がうってつけです。最大速度が4.5m/秒とハイスピードで、撮影がスムーズに進みます。独自の4Kダブルジョイント式可動カメラを搭載しているため、水中-150度〜水上70度と広い角度で撮影が可能。イルカのようなフォルムもユニークです。
マリンスポーツなどのアクティビティで活用したいなら「PowerRay」をチェック。潜水撮影距離30mまでの範囲で、4Kの水中撮影を楽しめます。Powervisionの商品の価格帯は、2023年9月現在8〜9万円程度。「PowerSeeker」という水中ドローン用魚群探知機も販売されており、釣り用に使いたい人にも狙い目です。
水中ドローンの初心者には、CHASINGをおすすめします。水中ドローンを中心に展開する、2016年創立の中華メーカー。産業用の高性能なモデルから、初心者向けのモデルまで幅広く販売しています。水中ドローンは、M2シリーズを展開しておりバリエーション豊富です。
日本水中ドローン協会認定の機種を探しているなら、「CHASING M2」を選びましょう。2020年の認定モデルで、総務省の技術適合認証や経済産業省の定める電気用品安全法をクリアしています。360度移動や、バッテリー交換による2〜4時間の長時間運用に対応。価格は2023年9月現在、35万円ほどで購入可能です。
水中ドローンをはじめて使う人は、「CHASING DORY」に着目しましょう。価格が2023年9月現在、9万円弱と安価な傾向です。ドローン操作とカメラ操作を2人でわけられる機能もあるので、複数人でも楽しめます。サイズも247×188×92mmと片手で持てる大きさで、持ち運びやすいモデルがよい人にもぴったりです。
業務用モデルがほしい人は、水中ドローン社(株式会社SIX VOICE)に注目。2013年創立の国内メーカーです。水中ドローン・測位・通信機器を中心に販売。音響モデムなどを手がけるWaterLiked社や、アメリカのBlue Robotics社の製品を取り扱っている会社です。
水中調査用なら「BlueROV2」に注目しましょう。水深100mまで潜水でき、ロボットアームやLEDライトなど追加オプションも豊富。用途に合わせてカスタマイズできます。完成形のセット商品の価格帯は2023年9月現在、100〜150万円前後です。BlueROV2は日本水中ドローン協会の2020年認定モデルでもあります。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
重量 | 製造国 | |||||
1 | Powervision PowerDolphin | ![]() | 魚群探知・撒き餌機能で、全く新しい釣り体験が可能に | 不明 | ||
2 | QYSEA FIFISH V6 EXPERT | ![]() | 水中でのブレを低減する安定化システムを搭載 | 不明 | ||
3 | CHASING INNOVATION CHASING M2 PRO | ![]() | すべてがパワフル。アクセサリも充実 | 不明 | ||
4 | THOR roboTiCS マリアナミニ潜水艦 | ![]() | 水中で静止動画やビデオを撮影でき、リアルタイムで視聴可能 | 800g(バッテリー除く) | ||
5 | CHASING INNOVATION CHASING M2|C200619002 | ![]() | 揺れを抑えた動画が撮影でき、対応アタッチメントも豊富 | 不明 |
水中ドローンを使用したあとは、基本的に真水で洗い十分に乾燥させましょう。海塩が付着したままだったり、水分が残っていたりすると、サビる可能性があるので気をつけてください。細かな注意点は機種によって異なるため、メーカーが推奨するメンテナンス方法や注意事項を確認しましょう。
例としてCHASINGの「CHASING M2」の大まかなクリーニング方法を紹介します。
空中から撮影を楽しめるドローンは、風景撮影にぴったりです。一眼レフやミラーレスカメラとは一味違った画角で撮影できます。撮影表現の幅を広げられるので、ぜひ空撮向きのドローンにも着目してみてください。まず試してみたい人は、レンタルサービスもチェックしておきましょう。
1位: Powervision|PowerDolphin
2位: QYSEA|FIFISH V6 EXPERT
3位: CHASING INNOVATION|CHASING M2 PRO
4位: THOR roboTiCS|マリアナミニ潜水艦
5位: CHASING INNOVATION|CHASING M2|C200619002
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